JP6505489B2 - 加工装置 - Google Patents

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本発明は、例えば加工工具としてのドリルを回転させるスピンドルを有する基板穴明けけ装置の如き加工装置において、スピンドルの工具保持部であるコレットチャックを清掃することができるようにした加工装置に関する。
基板穴明け装置において、コレットチャック内部に付着した切粉を清掃する技術として、コレットチャックの下方からノズルを挿入し、単純にそこから清掃液を噴射する方式が特許文献1に開示されている。
特開平11−347881号公報
この方式においては、コレットチャックの内部形状によっては清掃液が届かず、切粉が清掃しきれない欠点がある。このため、切粉が蓄積することでスピンドルシャフトのバランス悪化によるスピンドルの故障、コレットチャックの開閉不良やグリップ力低下等のコレットチャック不良が発生し、加工が正常にできないケースが起きる欠点がある。
そこで、本発明は、コレットチャックの清掃が確実にできるようにし、スピンドルの故障やコレットチャック不良を防止することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の加工装置においては、加工テーブルに載置された被加工物に複数のチャック片を有するチャック部が内部に挿入されたコレットチャックを取付けたスピンドルに保持した加工工具により加工を行うようにした加工装置において、前記加工テーブルの上部に設置されたノズルであって圧縮空気の吹き出し口が複数個設けられたものと、前記コレットチャックの下方に存在する切粉を吸い込む集塵器と、前記コレットチャックを前記ノズルに位置合わせて前記コレットチャックの内部に前記ノズルを挿入させるように前記スピンドルと前記加工テーブルの相対移動を行う制御と前記挿入の後に圧縮空気を前記吹き出し口から吹き出させるとともに前記集塵器を作動させる制御を行わせる制御部とを備え、前記吹き出し口から前記圧縮空気を吹き出させる状態において前記チャック片の外周に設けられた切欠き部に対応する位置に前記吹き出し口が位置することを特徴とする。
また請求項2に記載の加工装置においては、請求項1に記載の加工装置において、前記切欠き部は遠心力の影響を抑える目的で形成されたものであることを特徴とする。
本発明によれば、コレットチャックの清掃が確実にでき、スピンドルの故障やコレットチャック不良を防止することができる。
本発明の一実施例において、コレットチャックが清掃される様子を示す図である。 本発明の一実施例となる基板穴明け装置の概略構成図である。 図2におけるスピンドルの先端側を示す図である。 図2における清掃ユニットの構成を示す図である。 図2におけるコレットチャックの詳細を示す図である。 本発明の一実施例において、清掃ユニットのノズルをコレットチャックに挿入した状態を示す図である。
以下、本発明の一実施例について説明する。
図2は本発明の一実施例となる基板穴明け装置の概略構成図である。図2において、1は装置のベースとなる装置基台、2は装置基台1上で図示しない駆動機構によりX方向に駆動される加工テーブルである。被加工物となるプリント基板3は加工テーブル2の上に載置される。4は装置基台1の上に据え付けられた門型コラムで、加工テーブル2を跨ぐように配置され、これの垂直面の一つには図示しない駆動機構によりY方向に駆動されるクロススライド5が搭載されている。このクロススライド5には、図示しない駆動機構によりZ方向に駆動されるスピンドル6が搭載されており、スピンドル6は門型コラム4に可動的に搭載されている。7はスピンドル6に保持されてプリント基板3を加工するためのドリルである。
8、9、10はそれぞれ供給用ツールポスト、排出用ツールポスト、新しいドリルと古いドリルが区別して収納されるドリルカセットで、それぞれ加工テーブル2の上の加工すべきプリント基板3の近くに設置されている。11はスピンドル6に取付けられ、スピンドル6と共にZ方向に移動するサブチャックであり、スピンドル6と供給用ツールポスト8、排出用ツールポスト9あるいはドリルカセット10間のドリル授受を行うためのものである。加工テーブル2の上には、さらにスピンドル6のコレットチャックを清掃するための清掃ユニット12が設置されている。
13は装置各部の制御を行う全体制御部で、例えばプログラム制御の処理装置によって実現されるものである。
図3は、図2におけるスピンドル6の先端側を示す図である。スピンドル6の先端側にはドリル7を保持するためのコレットチャック14が取付けられており、また周辺には図示を省略するシリンダを介してプレッシャフット15が係合している。このプレッシャフット15は、スピンドル6が降下する場合、途中までは共に移動し、それ以後はスピンドル6とは独立に垂直方向に移動できるようになっている。図3はスピンドル6が降下した位置での状態を示している。プレッシャフット15の下端には、加工すべきプリント基板の上面を押し付けるためのブッシュ16が保持されている。17は集塵器であり、コレットチャック14の外側下方部周辺に存在する切粉を、スピンドル6とプレッシャフット15との間隙に繋がったパイプ18を通して吸い込めるようになっている。なお、集塵器17は、加工によって生じた切粉もパイプ18を通して吸い込むようになっている。
図4は、図2における清掃ユニット12の構成を示す図である。清掃ユニット12は、スピンドル6のコレットチャックの内部に挿入される円形のノズル21、加工テーブル2に取付けられてノズル21を垂直に保持する台座22を有する。ノズル21には、5つの高さ位置のそれぞれに2個、合計10個の吹き出し口23が設けられている。各高さ位置にある2個のうちの一方は紙面の表側、他方は裏側に向いていて、円周方向に互いに180度離れている。また高さ位置が隣接するもの同士は、互いに90度ずつ離れている。各吹き出し口23からは、加工テーブル2と台座22の各々に設けられた図示していない通路を経由して取り込んだ圧縮空気を吹き出すようになっている。
図5は、図2におけるスピンドル6のコレットチャックの詳細を示す図である。コレットチャック14の内部には、上下方向に移動可能な円形のチャック部24が挿入されている。チャック部24の内部にはドリルを下側から挿入するための円形のドリル挿入部25が形成され、上部を残して十字方向に形成したスリット26により円周方向に4分割されている。27は4分割されたうちの一つであるチャック片を示す。チャック部24が上下方向に移動することにより、ドリル挿入部25に挿入されたドリルを4個のチャック片27で締め付けたり、緩めたりすることができるようになっている。図5はチャック部24を一方向のスリット26側からとらえた断面図である。28はチャック片27の外周に設けられた切欠き部であり、遠心力の影響を抑える目的で形成したものである。従来の清掃方式では、特にこの切欠き部28に入った切粉29が除去できず、蓄積してスピンドルの故障やコレットチャック不良の原因となっていた。
図2において、スピンドル6のコレットチャックを清掃する場合、全体制御部20は以下のように各部を動作させる。
全体制御部13は、スピンドル6の駆動時間をカウントしているものとし、それが一定時間に達した時点において、先ず、スピンドル6がドリル7を保持していない状態にする。この状態においては、図5に示すコレットチャック14のチャック部24は緩んだ状態となっている。その後、スピンドル6のコレットチャックが清掃ユニット12の位置に来るよう、加工テーブル2をX方向に移動させ、クロススライド5をY方向に移動させる。しかるのち、スピンドル6を下降させ、図1及び図6に示すように、清掃ユニット12のノズル21をコレットチャック14のドリル挿入部25に下側から挿入させる。ここで、ノズル21がきちんと挿入された状態においては、中間の高さ位置にある吹き出し口23は、切欠き部28が設けられる高さと対応する高さ位置に設けられている。
しかる後、前述したルートで圧縮空気をノズル21に送り込み、ノズル21に設けられた複数の吹き出し口23から吹き出させるのと同時に集塵器17も動作させる。これにより、ノズル21から吹き出した圧縮空気は、チャック片27の内側には直接に、また切欠き部28があるチャック片27の外側には隙間を形成する図示していないスリットを介して循環し、それらに蓄積した切粉29は、チャック片27と台座22の間、すなわちコレットチャック14の下方に落下し、図6から理解されるように、パイプ19を通して集塵器17に吸い込まれ、コレットチャック14の清掃が完了する。
なお、以上の清掃動作において、ノズル21からの圧縮空気の吹き出し動作と集塵器17の吸い込み動作は、1回だけでなく、複数回行っても良い。
上記実施例においては、スピンドル6の駆動時間が一定時間に達した時点においてコレットチャックの清掃動作を行うようにしたが、加工動作の前後とか、ドリルの交換時期とか、これらの組合せ時期で行うようにしても良い。
1:装置基台、2:加工テーブル、3:プリント基板、4:門型コラム
5:クロススライド、6:スピンドル、7:ドリル、8:サブチャック
9:供給用ツールポスト、10:排出用ツールポスト、11:ドリルカセット
12:清掃ユニット、13:全体制御部、14:コレットチャック
15:プレッシャフット、16:ブッシュ、17:集塵器、18:パイプ
21:ノズル、22:台座、23:吹き出し口、24:チャック部
25:ドリル挿入部、26:スリット、27:チャック片、28:切欠き部
29:切粉

Claims (2)

  1. 加工テーブルに載置された被加工物に複数のチャック片を有するチャック部が内部に挿入されたコレットチャックを取付けたスピンドルに保持した加工工具により加工を行うようにした加工装置において、前記加工テーブルの上部に設置されたノズルであって圧縮空気の吹き出し口が複数個設けられたものと、前記コレットチャックの下方に存在する切粉を吸い込む集塵器と、前記コレットチャックを前記ノズルに位置合わせて前記コレットチャックの内部に前記ノズルを挿入させるように前記スピンドルと前記加工テーブルの相対移動を行う制御と前記挿入の後に圧縮空気を前記吹き出し口から吹き出させるとともに前記集塵器を作動させる制御を行わせる制御部とを備え、前記吹き出し口から前記圧縮空気を吹き出させる状態において前記チャック片の外周に設けられた切欠き部に対応する位置に前記吹き出し口が位置することを特徴とする加工装置。
  2. 請求項1に記載の加工装置において、前記切欠き部は遠心力の影響を抑える目的で形成されたものであることを特徴とする加工装置。
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