JP6504684B1 - スクリーン印刷版 - Google Patents

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【課題】版離れを良好にすることができるスクリーン印刷版を提供する。【解決手段】スキージSで刷り込まれたインクIで被印刷物Pに画像パターンを印刷するスクリーン印刷版11であって、インクIの通過を規制する版膜部21と、画像パターンに応じた形状に形成されインクIの通過を許容するインク通過部22と、を有し、版膜部21は、スキージS側の表面15aと被印刷物P側の裏面15bとの間でインクIの通過を規制しつつ空気の通過を許容する。このように版膜部21が表面15aと裏面15bとの間で空気の通過を許容するため、版離れが良好となる。【選択図】図3

Description

本発明は、スクリーン印刷版に関する。
支持体と、支持体に支持される多孔質層と、を有し、多孔質層が、スキージ側の表面からスキージとは反対側の裏面まで連なる連続気孔を有するスクリーン印刷版がある。このスクリーン印刷版では、インクをスキージで多孔質層の表面に刷り込むと、インクが多孔質層の多数の連続気孔を透過して裏面側に至るようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−78319号公報
ところで、スクリーン印刷版では、被印刷物への印刷後に被印刷物から離れる、いわゆる版離れを良好にする要望がある。
本発明は、版離れを良好にすることができるスクリーン印刷版の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、スキージで刷り込まれたインクで被印刷物に画像パターンを印刷するスクリーン印刷版であって、インクの通過を規制する版膜部と、前記画像パターンに応じた形状に形成されインクの通過を許容するインク通過部と、を有し、前記版膜部は、前記スキージ側の表面と前記被印刷物側の裏面との間でインクの通過を規制しつつ空気の通過を許容することを特徴とする。このように版膜部が表面と裏面との間で空気の通過を許容するため、版離れが良好となる。
前記版膜部は、前記表面から前記裏面まで連なってインクの通過を規制しつつ空気の通過を許容する連続気孔を有する多孔質層を含んでも良い。これにより、インクの通過を規制しつつ空気の通過を許容する版膜部を容易に形成することができる。
前記多孔質層は撥水撥油加工が施されていても良い。これにより、良好に、インクの通過を規制しつつ空気の通過を許容する性質にすることができる。
前記版膜部は、前記インク通過部を囲む周囲部と、該周囲部以外の主体部とを有し、前記主体部がインクの通過を規制しつつ空気の通過を許容しても良い。これにより、インク通過部を囲む周囲部の強度を向上することができる。
本発明によれば、版離れを良好にすることができる。
本発明に係る第1実施形態のスクリーン印刷版を概略的に示す平面図である。 本発明に係る第1実施形態のスクリーン印刷版を概略的に示す図1のX−X断面図である。 本発明に係る第1実施形態のスクリーン印刷版で印刷を行っている状態を示す断面図である。 本発明に係る第2実施形態のスクリーン印刷版を概略的に示す断面図である。
[第1実施形態]
本発明に係る第1実施形態のスクリーン印刷版を図1〜図3を参照して以下に説明する。
図1に示すように、第1実施形態のスクリーン印刷版11は、金属製で高剛性の四角枠状の版枠材12と、伸長された緊張状態で版枠材12に貼り付けられて固定される金属製のスクリーンメッシュ13とを有する紗張り品である支持体14と、支持体14のスクリーンメッシュ13に支持される多孔質層15とを有している。多孔質層15は、スクリーンメッシュ13の版枠材12から離れた内側範囲に形成されている。
図2に示すように、スクリーンメッシュ13は、多孔質層15に埋め込まれた状態で多孔質層15を支持している。多孔質層15は、その厚さ方向の一側に偏った位置がスクリーンメッシュ13に支持されている。言い換えれば、スクリーンメッシュ13は、多孔質層15の厚さ方向一側に偏って埋設されている。多孔質層15の厚さ方向において支持体14に近い側の端面を表面15aとし、支持体14から遠い側の端面を裏面15bとする。表面15aと裏面15bとは略平行をなしている。表面15aはスキージ側に配置され、裏面15bは被印刷物側に配置される。
スクリーン印刷版11は、多孔質層15と、スクリーンメッシュ13のうち多孔質層15に埋設された埋設部20とで構成される版膜部21と、版膜部21に囲まれて形成され、多孔質層15がなくスクリーンメッシュ13のみで構成されるインク通過部22と、を有している。版膜部21とインク通過部22とが画像形成部23を構成している。
多孔質層15にスクリーンメッシュ13が埋設されていることから、多孔質層15の表面15aは、版膜部21の表面でもあり、多孔質層15の裏面15bは、版膜部21の裏面でもある。多孔質層15におけるインク通過部22との境界の内壁面15cは、インク通過部22を囲む壁面となっている。
版膜部21は、画像形成部23においてインクの通過を規制する部分であって、インクの通過が不可となっている。版膜部21は、多孔質層15を含んでいる。
インク通過部22は、画像形成部23を、厚さ方向において版膜部21の表面15a側から裏面15b側に直線状に貫通しており、画像形成部23において、インクの通過を許容する部分である。言い換えれば、インク通過部22は、インクの通過が可能となっている。インク通過部22は、版膜部21に囲まれて形成されており、被印刷物に印刷される画像パターンに応じた形状に形成されている。
多孔質層15には、表面15aから裏面15bまで連なる連続気孔25が多数形成されている。言い換えれば、版膜部21には、表面15aから裏面15bまで連なる連続気孔25が多数形成されている。多孔質層15の多数の連続気孔25にはインク通過部22に開口するものも多数存在している。よって、版膜部21には、その表面15aから多孔質層15の内壁面15cまで連なる連続気孔25があり、その裏面15bから多孔質層15の内壁面15cまで連なる連続気孔25がある。各連続気孔25は、非直線状であり、直線状のインク通過部22よりも通路面積が小さい。
連続気孔25は、インクの通過を規制しつつ空気の通過を許容する。よって、版膜部21は、表面15aと裏面15bとの間でインクの通過を規制しつつ空気の通過を許容する。また、版膜部21は、その表面15aと多孔質層15の内壁面15cとの間でインクの通過を規制しつつ空気の通過を許容する。さらに、版膜部21は、その裏面15bと多孔質層15の内壁面15cとの間でインクの通過を規制しつつ空気の通過を許容する。
多孔質層15は、感光性樹脂材を主体として形成されており、その連続気孔25の内面に撥水撥油加工が施されている。
スクリーン印刷版11は、画像形成部23の裏面15bが、図3に示す被印刷物Pから所定距離離間して対向するように配置される。そして、スクリーン印刷版11は、版膜部21の表面15a側に配置されたスキージSで刷り込まれたインクIで被印刷物Pに画像パターンを印刷する。具体的に、スクリーン印刷版11は、スキージSで、版膜部21の表面15a側に置かれたインクIが画像形成部23に摺り込まれる。すると、スキージSは、画像形成部23の接触位置を被印刷物Pに押し付け、画像形成部23を弾性変形させながら被印刷物Pに沿って移動する。これにより、インクIが、版膜部21ではスキージS側の表面15aから被印刷物P側の裏面15bへの通過が規制された状態で、インク通過部22を表面15a側から裏面15b側に通過する。これにより、インク通過部22を通過したインクIが、版膜部21のスキージSとは反対側の裏面15bに配置された被印刷物Pに、インク通過部22の形状を転写した画像パターンとなって印刷される。
なお、画像形成部23は、スキージSで被印刷物Pに押し付けられる部分が、スキージSの移動にともなって、画像形成部23の広がる方向に移動することになる。そして、画像形成部23のスキージSで被印刷物Pに押し付けられていた部分は、スキージSの移動による離間で、画像形成部23の弾性によって被印刷物Pから離間する。
次に、第1実施形態のスクリーン印刷版11の製造方法について工程順に説明する。
露光により固化・硬化する感光剤である感光性樹脂乳剤に、感光性樹脂乳剤の露光による固化・硬化後に除去可能となる微粒子を混入して攪拌する混入工程を行う。ここで、感光性樹脂乳剤としては、例えば、ポリビニルアルコールとアクリルモノマーとを所定の比率で混合しエマルジョン化したものを使用する。また、露光後に除去可能な微粒子としては、例えば、流動パラフィンを使用する。
上記のように微粒子が混入された多孔質層形成用の感光性樹脂乳剤を、支持体14のスクリーンメッシュ13の内側所定範囲に塗布する塗布工程を行う。その際に、多孔質層形成用の感光性樹脂乳剤を、スクリーンメッシュ13が厚さ方向一側に偏って配置されるようにして所定の略一定の厚さとなるように塗布する。多孔質層形成用の感光性樹脂乳剤の塗布は必要に応じ、塗布・乾燥を繰り返すことで、要求する厚みを得ることができるとともに、表面形状を平滑にすることができる。
上記のように支持体14に塗布された多孔質層形成用の感光性樹脂乳剤に、インク通過部22の形成位置を遮光するフォトマスクを介して光を照射して露光処理する露光工程を行う。これにより、感光性樹脂乳剤のうち、インク通過部22の形成位置以外の部分が、微粒子が混入された状態で感光し固化して、微粒子を含む感光性樹脂材となる。他方、インク通過部22の形成位置は未露光部分となる。
露光工程後、現像工程を行う。この現像工程で、感光性樹脂乳剤は、露光工程では硬化しなかったインク通過部22の形成位置にあった部分が洗い流され除去されると共に、露光工程で硬化した多孔質層15すなわち版膜部21に対応する部分が残る。これにより、インク通過部22が形成される。
現像工程後、上記のように固化した感光性樹脂材から微粒子を除去して連続気孔25を形成する除去工程を行う。例えば、感光性樹脂材を有機溶剤で洗浄することで微粒子を洗い流す。これによって、図2に示すように表面15aから裏面15bまで連なる連続気孔25が多数形成された多孔質層15が形成される。連続気孔25は、スクリーンメッシュ13の隙間よりも通路面積が小さく、密度も大きい。表面15aおよび裏面15bは、除去工程により形成された孔および連続気孔25を除いては、平坦な形状をなしている。
上記のように形成された多孔質層15をフッ素系の撥水撥油溶剤に含浸させて、連続気孔25の内面に撥水撥油加工を施す。
以上のようにして、スクリーン印刷版11が得られる。
以上に述べた第1実施形態のスクリーン印刷版11によれば、インクIの通過を規制する版膜部21が表面15aと裏面15bとの間で空気の通過を許容するため、版膜部21には、スキージSが通過した後の隙間からの流れに加えて、版膜部21の表面15a側から裏面15b側に空気が流れ、版膜部21の弾性により被印刷物Pから離れる版離れが良好となる。
また、版膜部21は、表面15aから裏面15bまで連なってインクIの通過を規制しつつ空気の通過を許容する連続気孔25を有する多孔質層15を含んでいる。これにより、インクIの通過を規制しつつ空気の通過を許容する版膜部21を容易に形成することができる。
また、多孔質層15は撥水撥油加工が施されているため、良好に、インクIの通過を規制しつつ空気の通過を許容する性質にすることができる。
[第2実施形態]
本発明に係る第2実施形態のスクリーン印刷版を主に図4を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
図4に示すように、第2実施形態のスクリーン印刷版11は、スクリーンメッシュ13を含む第1実施形態と同様の支持体14と、スクリーンメッシュ13に支持される第1実施形態とは形状が異なる多孔質層15(主体部)と、スクリーンメッシュ13に支持される遮蔽部31(周囲部)と、を有している。遮蔽部31は、多孔質層15よりも厚さが厚くなっており、多孔質層15の裏面15bよりも表面15aとは反対側に突出している。
スクリーン印刷版11は、多孔質層15と、遮蔽部31と、スクリーンメッシュ13の多孔質層15および遮蔽部31に埋設された埋設部20とで構成される版膜部21と、版膜部21の遮蔽部31に囲まれて形成され、多孔質層15および遮蔽部31がなくスクリーンメッシュ13のみで構成されるインク通過部22と、を有している。言い換えれば、版膜部21は、インク通過部22を囲んで形成する厚肉の遮蔽部31と、遮蔽部31に対しインク通過部22とは反対側にあって遮蔽部31よりも薄い薄肉の多孔質層15とを有している。版膜部21とインク通過部22とが画像形成部23となっている。遮蔽部31と、遮蔽部31以外の多孔質層15とを同等の厚さにしても良い。
多孔質層15の表面15aと遮蔽部31の表面31aとは面一であり、これらが版膜部21の表面21aを構成している。多孔質層15の裏面15bは、遮蔽部31の裏面31bよりも表面21a側にある。多孔質層15の裏面15bと、遮蔽部31の裏面31bと、遮蔽部31の裏面15bおよび裏面31b間の側面31cとが、版膜部21の裏面21bを構成している。遮蔽部31のインク通過部22との境界の内壁面31dは、インク通過部22を囲む壁面となっている。
版膜部21は、画像形成部23においてインクの通過を規制する部分であって、インクの通過が不可となっている。版膜部21は、多孔質層15および遮蔽部31を含んでいる。
インク通過部22は、画像形成部23を、厚さ方向において版膜部21の表面21a側から裏面21b側に直線状に貫通している。インク通過部22は、画像形成部23において、インクの通過を許容する部分であって、インクの通過が可能となっている。インク通過部22は、版膜部21に囲まれて形成されており、被印刷物Pに印刷される画像パターンに応じた形状に形成されている。
多孔質層15には、第1実施形態と同様、表面15aから裏面15bまで連なる連続気孔25が多数形成されている。言い換えれば、版膜部21には、その多孔質層15に、表面15aから裏面15bまで連なる連続気孔25が多数形成されている。連続気孔25は、インクの通過を規制しつつ空気の通過を許容する。よって、版膜部21は、多孔質層15の表面21aと裏面21bとの間でインクの通過を規制しつつ空気の通過を許容する。多孔質層15は、感光性樹脂材を主体として形成されており、その連続気孔25の内面に撥水撥油加工が施されている。
インク通過部22を囲む遮蔽部31は、無孔質の感光性樹脂材であり、インクの通過を規制し、空気の通過も規制する。遮蔽部31は、多孔質層15よりも強度が高い。遮蔽部31は、インク通過部22と多孔質層15との間に設けられている。薄肉の多孔質層15と厚肉の遮蔽部31とからなる版膜部21は、多孔質層15のみがインクの通過を規制しつつ空気の通過を許容する。
第2実施形態においても、スクリーン印刷版11は、版膜部21の裏面21bが、被印刷物Pから所定距離離間して対向するように配置される。そして、スクリーン印刷版11は、版膜部21の表面21a側に配置されたスキージSで刷り込まれたインクIで被印刷物Pに画像パターンを印刷する。具体的に、スクリーン印刷版11は、スキージSで、版膜部21の表面21a側に置かれたインクIが画像形成部23に摺り込まれる。すると、スキージSは、画像形成部23の接触位置を被印刷物Pに押し付け、画像形成部23を弾性変形させながら被印刷物Pに沿って移動する。これにより、インクIが、版膜部21ではスキージS側の表面21aから被印刷物P側の裏面21bへの通過が規制された状態で、インク通過部22を表面21a側から裏面21b側に通過する。これにより、インク通過部22を通過したインクIが、版膜部21のスキージSとは反対側の裏面21bに配置された被印刷物Pに、インク通過部22の形状を転写した画像パターンとなって印刷される。
なお、第1実施形態と同様、画像形成部23は、スキージSで被印刷物Pに押し付けられる部分が、スキージSの移動にともなって移動することになる。そして、画像形成部23のスキージSで被印刷物Pに押し付けられていた部分は、スキージSの移動による離間で、画像形成部23の弾性によって被印刷物Pから離間する。その際に、版膜部21には、多孔質層15の表面15a側から裏面15b側に空気が流れ、その弾性により被印刷物Pから離れる版離れが良好となる。
以上に述べた第2実施形態のスクリーン印刷版11によれば、版膜部21は、インクの通過を規制しつつ空気の通過を許容する多孔質層15と、インクの通過を規制しつつ空気の通過を規制する遮蔽部31とからなり、インク通過部22を囲んで形成する遮蔽部31が多孔質層15よりも強度が高いため、インク通過部22の形状を良好に維持することができる。したがって、印刷精度を向上できる。
なお、支持体14としては、版枠材12にスクリーンメッシュ13を緊張状態で貼り付けた紗張り品以外にも、例えば、全面に細孔が形成された金属の薄板を版枠材12に緊張状態で貼り付けたものを用いることができる。また、支持体14は、金属製の版枠材12にポリエステル等の合成樹脂製の支持メッシュを張り、この支持メッシュの中央側にステンレス等の金属製のスクリーンメッシュを張ったコンビネーションマスクであっても良い。
11 スクリーン印刷版
21 版膜部
22 インク通過部
15 多孔質層(主体部)
15a,21a 表面
15b,21b 裏面
25 連続気孔
31 遮蔽部(周囲部)
I インク
P 被印刷物
S スキージ

Claims (4)

  1. スキージで刷り込まれたインクで被印刷物に画像パターンを印刷するスクリーン印刷版であって、
    インクの通過を規制する版膜部と、
    前記画像パターンに応じた形状に形成されインクの通過を許容するインク通過部と、を有し、
    前記版膜部は、前記スキージ側の表面と前記被印刷物側の裏面との間でインクの通過を規制しつつ空気の通過を許容することを特徴とするスクリーン印刷版。
  2. 前記版膜部は、前記表面から前記裏面まで連なってインクの通過を規制しつつ空気の通過を許容する連続気孔を有する多孔質層を含むことを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷版。
  3. 前記多孔質層は撥水撥油加工が施されていることを特徴とする請求項2記載のスクリーン印刷版。
  4. 前記版膜部は、前記インク通過部を囲む周囲部と、該周囲部以外の主体部とを有し、前記主体部がインクの通過を規制しつつ空気の通過を許容することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のスクリーン印刷版。
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