JP6503180B2 - テーブル - Google Patents

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Description

本願発明は、後端部に配線空間を備えると共に、背中合わせ状に配置できるテーブルに関するものである。
商談用や執務用などに、棒脚タイプのテーブルが多用されている。この種のーブルは、一般に、平面視で正方形や長方形のような四角形になっていることが多く、2つのテーブルを背中合わせ状に配置することも広く行われている。
2つのテーブルを背中合わせ状に配置した場合、テーブルの使用者は相対向することになるので、2つのテーブルの合わせ面の箇所に目隠し用の机上パネルを配置することがあるが、この点について従来は、一方のテーブルの背面に机上パネルを固定して、他方のテーブルを机上パネルの片面に当てるという構成が採用されていた。しかし、この構成では、2つのテーブルのテーブル同士を当接させることができないのみならず、机上パネルの着脱に手間が掛かるという問題がある。
他方、特許文献1には、テーブルの縁に固定されるクランプ体に支柱を立設し、この支柱に机上パネルを上から嵌め込むことが開示されている。また、本願出願人は、天板に配線空間を設けているテーブルにおいて、配線空間に装着した枠体に支柱を立設し、この支柱に机上パネルを取り付けることを開示した(特許文献2)
特開2013−103038号公報(図21、段落0044) 特開2014−97203号公報
特許文献1のクランプ体は、テーブルに水平方向の外側から嵌まるものであるため、テーブルを左右に併設しつつ背中合わせ状に配置する場合は、左右のテーブルの間にクランプ体の板厚の空間が空いてしまうという問題がある。これに対して特許文献2では、机上パネルは天板に設けた枠体で支持されるため、テーブルを前後や左右に密着した状態に併設しつつ、机上パネルを配置できる利点がある。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、配線空間の箇所を机上パネル支持用支柱の配置場所に利用する点は特許文献2と共通しつつ、支持強度のアップや、単体で使用する場合の美感の悪化を招来することなく、背中合わせ使用状態で机上パネルを配置できるようにすること等を目的とするものである。
本願発明のテーブルは、天板の外周のうち少なくとも後端面平面視で直線形状に形成することにより、2つの天板を背中合わせ状に配置することが可能になっていて、前記両天板の合わせ面上に机上パネルを配置可能な基本構成になっており、前記天板の後部に、後端面に向けて開口した配線空間が切り開き形成されており、前記配線空間は、2つの天板を背中合わせに配置すると互いの配線空間が相対向するように配置されている。
そして、前記配線空間には、その内周に沿って延びる枠体を装着しており、前記枠体のうち後方に露出した部位に、前記机上パネルを支持する支柱の下端部が半分だけ嵌まる切欠き部を形成しており、前記枠体に、前記切欠き部を塞ぐキャップ着脱自在に設けられている
本願発明は様々に展開できる。その例として請求項2では、前記支柱は、背中合わせ状に配置された2つの天板の下面に跨がった状態で重なる支持金具に立設されており、前記支持金具を2つの天板に固定することにより、2つの天板の高さが同一に保持されるようになっている。
また、請求項3は、請求項1又は2において、前記枠体には、蓋体を回動自在又は着脱自在に取り付けており、2つの天板を背中合わせ状に配置した状態で、前後の枠体に装着した蓋体の端面同士が互いに近接又は当接している。更に、請求項4では、請求項1〜3のうちのいずれかにおいて、前記キャップは、テーブルの後ろから水平動させることによって前記枠体に着脱されるようになっている。
本願発明では、机上パネルを支持する支柱の下端部はテーブルに切り開き形成した配線空間に配置されているため、複数のテーブルを、前後に背中合わせ状に配置したり、テーブルの左右端面を当接させた状態で左右に併設したりしつつ、前後のテーブルの合わせ面の箇所に机上パネルを配置できる。従って、テーブル体裁良く併設しつつ、目隠し用等の机上パネルを配置できる。
そして、枠体の後面に切欠き部を形成しているため、机上パネルを使用しない状態で2つのテーブルを背中合わせ状に配置した場合は、前後のテーブルの枠体を互いに当接又は密接させることができて、美感に優れている。しかも、1つのテーブルを独立して使用する場合や、前後背中合わせ状に配置しつつも机上パネルを使用しない状態では、切欠き部はキャップで塞がれているため、机上パネルを使用しない状態でも、美感が悪化したり小物が机上から切欠き部に落ち込んだりする不具合は生じない。
支柱を枠体で支持することも可能であるが、この場合は、枠体の構造が複雑化するおそれがある。また、枠体は樹脂製であることが多いため、支柱の支持安定性にも限度がある。これに対して請求項2のように支持金具に支柱を立設すると、枠体の構造の複雑化を防止できると共に、支柱を倒れ難い状態に保持できる。しかも、前後の天板が1つの支持金具で同一面状に保持されるため、テーブルの安定性向上できると共に、テーブル群としての美感のアップにも貢献できる。
配線空間はその全体が開口したままでもよいが、請求項3のように蓋体を設けると、物品の段落を防止できる利点がある。そして、2つのテーブルを背中合わせ状に配置すると、前後の蓋体も背面同士が互いに当接又は近接することになり、このため、枠体の内側には支柱を配置できないが、枠体の後端部を切欠くことにより、蓋体による閉じ機能や蓋体の着脱・開閉を阻害することなく、支柱を設けることができるのである。
また、キャップは、上下動させることによって枠体に着脱する方式を採用することも可能であるが、この場合は、キャップの保持手段としては、例えばキャップの上端にフランジを形成して、枠体にはフランジが重なる段部を形成するなどせねばならず、すると、キャップを外した状態で段部が見えて美感の悪化につながるおそれがある。
これに対して請求項4のように、キャップを後ろからの水平移動で着脱する方式を採用すると、装着状態を保持するキャッチ部を、上から視認できない(或いは目立たない)状態にできるため、美感に優れている利点がある。また、例えば、机上パネルを使用することなく天板を背中合わせ状に配置した場合や、テーブルの背面に幕板又は幕板兼用の机上パネルを配置した場合に、キャップの脱落を確実に防止できる利点もある。
実施形態に係るテーブルを背中合わせ状に配置にした状態の図であり、(A)は机上パネルを取り付けた状態の斜視図、(B)は机上パネルを分離した状態の図である。 (A)は要部の上方斜視図、(B)は要部の下方斜視図である。 (A)は要部の部分平面静、(B)は蓋体を分離した状態の斜視図である。 (A)は背中合わせ状に配置した状態での分離斜視図、(B)は要部の一部分離背面図である。 (A)は要部を上方から見た分離斜視図、(B)は枠体を少し後ろにずらした状態での側面図、(C)は要部を下方から見た分離斜視図である。 (A)は幕板兼用机上パネルを取り付けた単体使用状態での斜視図、(B)は幕板兼用机上パネルを外して下方から見た斜視図である。 (A)はキャップを装着した状態での斜視図、(B)は枠体とキャップとの一部分離斜視図である。 (A)は枠体とキャップとの分離斜視図、(B)はキャップの拡大斜視図、(C)は枠体の後端部の部分拡大図である。 配線受けの斜視図である。 他の発明に係る天板支持ブラケットの平面図である。 (A)〜(C)とも、他の発明に係る天板支持ブラケットの斜視図である。 (A)は、ビームを対角方向に配置した状態での図9の XII-XII視断面図、(B)は別例の要部断面図である。
(1).第1実施形態
次に、本願発明の実施形態を説明する。まず、図1,2に基づいて概要を説明する。テーブル1は、平面視左右横長長方形(四角形)の天板2と、これをコーナー部において支持する4本の脚3とを備えている。脚3の下端にはキャスタを設けている。このため、移動が容易であり、頻繁に作業グループや作業場所を変更するようなワーキングスタイルにも好適である。天板2は木製であるが、スチール製やハニカム構造品製とすることも可能である。
天板2の後端部のうち左右中間部には、後ろ向きに開口した平面視四角形の配線空間2aが形成されている。配線空間2aには、その内周縁に沿って延びる平面視コ字形の枠体4が装着されており、枠体4には、蓋体5が、その後部を中心にして跳ね上げ回動自在でかつ着脱自在に装着されている。
天板2の後面は平面視で直線形状なので、2つのテーブル1を前後背中合わせ状に配置することができる。この状態では、前後の天板2の合わせ面の上に、天板2の左右全長にわたって延びる机上パネル6を配置している。机上パネル6は、配線空間2aの箇所に配置した左右2本の支柱(ロッド)7で倒れ不能に保持されている。支柱7は丸棒を使用しており、その軸心が、前後天板2の境界線上に位置するようにして配置されている。
従って、支柱7は、平面視で半分ずつが前後の配線空間2aに位置している。また、支柱7は、前後の天板2の下面に固定された支持金具8に固定されている。机上パネル6は、例えば芯枠の前後両面に板材を張った構造であり、内部には、支柱7が嵌まる下向き開口の穴9が形成されている。従って、机上パネル6は、支柱7に対して上から自在に嵌脱できる。
(2).要部の詳細
次に、図3以下の図面も参照して要部を構造を説明する。まず、枠体4について説明する。囲い枠8及び蓋9は樹脂製であり、囲い枠8は、既述のとおり、配線空間2aの内周を覆うように平面視コ字の形態であり、上端と下端とには、天板2に重なるフランジ10を設けている。例えば図4,5に示すように、枠体4の下端には前向きに突出した突片11を設けており、突片11を天板2の下面にビス(図示せず)で固定している。
図3(B)に示すように、蓋体5は下向き開口のトレー状に形成されており、左右両側面の後端寄り部位に、湾曲状の枢支突起12を形成しており、かつ、左右両側面で前面寄りの部位には、半球状のストッパー凹所13を設けている。詳細は省略するが、枢支突起12は舌状片の先端に設けており、舌状片が変形することにより、枢支突起12は左右内側に後退する。
枠体4の左右内側面には、蓋体5を水平状に支持する内向きリブ14を設けており、かつ、内向きリブ14と一体に設けた内向き突出部15に、蓋体5の枢支突起12に嵌まる球面状の枢支凹所16と、蓋体5のストッパー凹所13が嵌まる半球状のストッパー突起17とを設けている。既述のように、蓋体5の枢支突起12は弾性に抗して後退するため、蓋体5は回動自在であるのみならず、枠体4に対して着脱することができる。
また、ストッパー突起17は、撓み変形する舌状片に設けている。このため、蓋体5のストッパー凹所13をストッパー突起17に嵌脱させることができる。蓋体5を装着した状態でも、内向き突出部15よりも手前の部位には、ケーブル類を挿通できる空間が空いている。
例えば図5(C)に示すように、支持金具8は、天板2の下面に重なる上水平片8aと、上水平片8aの端から垂下した鉛直部8bと、鉛直部8bに繋がって上水平片8aの下方に位置した下水平片8cとを備えており、このため、側面視コ字形の形態を成している。
そして、上水平片8aには、これを天板2に固定するための前後のビス穴19が空いており、また、上水平片8a設けた上貫通穴20に支柱7の下端部が上から挿通されて、支柱7の下端面は下水平片8bに当接しており、下水平片8bに空けた下貫通穴20′に下方からビスを挿入し、これを支柱7の下端面に設けたタップ穴にねじ込んでいる。机上パネル6の取り付けは、天板2への支持金具8の固定、支持金具8への支柱7の取り付け、支柱7へ机上パネル6の嵌め込み、という手順で行えるが、予め支持金具8に支柱7を固定していてもよい。また、支柱7は支持金具8に溶接しておいてもよい。
支柱7は、前後の枠体4で挟まれるように配置されている。このため、図3(A)や図5(A)に示すように、枠体4の後端部には、当該枠体4が支柱7に当たらないようにするために、切欠き部21が形成されている。切欠き部21は、内向き突出部15の後端部を全体的に切除した状態になっているが、支柱7の半分が嵌まる平面視半円状の溝の形状と成すことも可能である。
支持金具8の上水平片8aは天板2に重なっているので、例えば図5(A)(C)に示すように、枠体4における下フランジ10も、上水平片8aと干渉しないように切欠かれている。この切欠き部を符号22示している。
図6〜8では、テーブル1を単独で使用する状態を表示している。この例では、テーブル1の背面に、天板2の上下に取り出した幕板兼用パネル23を配置している。幕板兼用パネル23の取り付けには、図6(B)に示す逆L形のブラケット24を使用している。そして、机上パネル6を使用しない場合は、枠体4の切欠き部21はキャップ25で塞がれている。
図7,8に示すように、枠体4の内向き突出部15は後ろ向きに開口した中空構造になっており、このため、配線空間2aに向けて露出した内側板26と、その上端に繋がった上面板27と、内側板26の下端に繋がった下面板28とを有している。そして、内側板26に、後ろ向きに開口したU形の係合溝29を形成している一方、キャップ25には、係合溝29に嵌まるU形の係合突起30を形成している。図8(C)に明示するように、係合溝29の開口縁には、配線空間2aの側に突出した補強突起29aを形成している。
係合突起30には、内向き突出部15の内側板26に内側から重なるフランジ部30aを形成しており、このため、係合突起30が係合溝29に嵌まった状態が安定的に保持される。また、キャップ25は、上水平リブ31と下水平リブ32とを有しており、これら上下水平リブ31,32に、相対向する方向に開口した内向き段部33を形成している一方、枠体4における内向き突出部15の上面板7と下面板28との後端には、キャップ25の内向き段部33が嵌合する外向き段部34を形成している。
従って、キャップ25は、枠体4の内向き突出部15を構成する内側板26と上面板27と下面板28との三者に対して嵌合している。このため、安定した状態に保持されている。係合溝29は配線空間2aの方向に向いているため、キャップ25を外しても目立つことはない。また、内向き突出部15における上面板27の外向き段部34は僅かの面積であるため、これも目立つことはない。このため、キャップ25を外した状態で美感が悪化するようなことはない。
枠体4の後端部の内側面には、キャップ25の端面に当たる突起35を設けている。キャップ25の端面が突起35に当たることにより、キャップ25の係合突起30が枠体4の内側板26に裏側から突っ張った状態が保持される。このため、キャップ25は、枠体4の弾性力によって、ある程度の力をかけないと取り外しできない状態に保持されている(キャップ25と枠体4とに形成した凹部と突部との嵌まり合いによって、装着状態を保持してもよい。)。
キャップ25の形状は任意に設定できる。例えば、中空状の内向き突出部15に後ろから入り込む足部を設けるといったことも可能である。また、枠体4を四角形に形成して、その後部のコーナー部に切欠き部を形成することも可能である。或いは、天板2が左右に長い場合、天板2の後部に左右複数箇所の配線空間を形成して、1つの配線空間の箇所に1本の支柱を配置するといったことも可能である。
天板2における配線空間2aの下方には、図9に示す配線受け36が配置されており、ケーブル類はこの配線受け36に載置できる。配線受け36は板金加工品であり、底板36aとその左右両端から立ち上がった側板36bとを備えている。左右側板36bの上端には水平状のフランジ片36cが曲げ形成されており、フランジ片36cには、これをビスで天板2の下面に固定するためのビス穴36dが空いている。
また、底板36aの前端縁には堰片36eを立設している一方、底板36aの後端縁には、後ろに行くに従って高さが高くなった傾斜部36fを曲げ形成している。傾斜部36fにコンセントやテーブルタップを取り付けることができる。人が配線空間2aから手を差し込むと、手の先に傾斜部36fが位置するため、コンセントやテーブルタップへのプラグの抜き差しを容易に行える。
底板36aの左右両側部には、キャップ25の係合突起30が上から嵌まるスリット36gを形成している。従って、机上パネル6を取り付ける場合は、取り外したキャップ25は、配線受け36の底板36aに取り付けおくことができる。このため、紛失を防止できる。キャップ25の係合突起30をスリット36gに嵌め込むと、係合突起30と反対側の端面が配線受け36の側板36bに当接又は密接するように設定している。このため、キャップ25にケーブル類が触れても簡単に外れるようなことはない。
(3).他の発明の説明
図10〜12では、中空状の脚を天板2に取り付けるためのブラケット装置40の例を示している。このブラケット装置40は、既述のテーブル1に適用できるものである。従って、ブラケット装置40を本願発明の実施形態の一部として捉えることも可能である。
ブラケット装置40は、天板2のコーナー部の下面にボルトで固定される本体41と、隣り合った本体41を補強ビーム42で連結するためのジョイント部材43とから成っている。本体41は、脚3が嵌まるボス部44を備えており、図12(A)に示すように、脚3の上端部の内部に溶接で固定した板材45にボルト46をねじ込むことにより、ボス部44が脚3に固定される。
本体41は、ボス部44の軸心を中心にして60度の範囲で天板2の対角方向に広がっている。従って、コーナー部の平面視角度が60°以上の天板2に対応している。そして、本体41のうちボス部44から遠い部位には、平面視半円状の連結部47が形成されており、連結部48の近傍に、ボルトで天板2に固定するための一対の取り付け穴48が空いている。また、本体41の下面には、ボス部44に連続して連結部47に向けて延びるアーム状リブ49が形成されている。アーム状リブ49の先端面は、連結部47と同心の円弧状に形成されている。
ジョイント部材43は、中空角形の補強ビーム42が嵌まる基部43aと、本体41の連結部47に下方から重なる重合部43bとを有しており、全体的には細長いブロック状の形態を成している。基部43aの下面には、その長手方向に長い長溝50を形成しており、長溝50の箇所に、補強ビーム42を固定するためのタップ穴51と、補強ビーム42を位置決めするための位置決め穴52とを形成している。補強ビーム42には、皿ビス60が嵌まる第1バーリング部53と、位置決め穴52に嵌まる第2バーリング部54とを形成している。
ジョイント部材43の重合部43bは、ボルト55で本体41に固定される。このため、本体41の連結部47は、ボルト55が螺合するタップ穴56を形成しているが、5つのタップ穴56を、平面視で本体41を二分する中心線の箇所と、その両側の2箇所の部位とに振り向けて形成している。各タップ穴56は連結部47と同心の円弧線上に配置されており、かつ、隣り合ったタップ穴56の成す角度θを30度に設定している。
このため、1つの本体41に2つのジョイント部材43を連結するにおいて、2つのジョイント部材43(或いは2本の補強ビーム42)の成す角度を、60度、90度、120度に選択することができる。従って、図10の実線で示すように、コーナー部の広がり角度が90度の天板2(実線で表示した天板2)、60度の天板2(一点鎖線で表示した天板2)、120度の天板2(二点鎖線で表示した天板2)のいずれにおいても、隣り合った本体41を補強ビーム42で連結することができる。このため、直角四辺形の天板2はもとより、異形天板を有するテーブル1にも対応できる。
図12(A)に示すように、本体41におけるアーム状リブ49の先端部のうち、下面と外周面とが繋がった角部は傾斜面49aになっている。そこで、ジョイント部材43の重合部43bには、傾斜面49aに重なる庇状部57を形成している。
また、図12(A)に示すように、ジョイント部材43の重合部には、ボルト53と同心の筒体58を一体に形成している一方、本体41には、筒体54がきっちり嵌まる座繰り穴55を形成しており、座繰り穴55の上側の部分をタップ穴52と成している。このため、ジョイント部材43は、庇状部54と筒体54とにより、正確な姿勢に保持される。
図12(B)に示すように、本体41の連結部47に底面視円弧状の嵌合溝56を形成する一方、ジョイント部材43の重合部に、嵌合溝56に嵌まる鉤状部57を形成することも可能であり、この場合は、本体41とジョイント部材43との嵌合関係は一層強固なものにある。
さて、脚が取り付くブラケット装置において、補強ビームを連結するためのジョイント部材の姿勢を変更可能とすることによって、異形天板においても隣り合ったブラケットを補強ビームで連結可能とすることは、例えば、特許4285739号公報に開示されている。
この特許4285739号では、ジョイント部材は本体に下方から重なっているが、両者の固定手段としては、本体に上から挿通したボルトをジョイント部材にねじ込んでいる。従って、テーブルの組み立てに際しては、予め本体とジョイント部材とをボルトで固定しておらねばならず、このため、ボルトに緩みが生じた場合や、ボルトの締め込みが弱かった場合の対応が面倒であるという問題があった。
これに対して本例のように、ボルト53を下方から本体41にねじ込む構造を採用すると、ボルト53が緩んだときの対応が楽であるのなみならず、本体41とジョイント部材43との位置の微調整も容易になる。また、図12(B)のように、ジョイント部材43の鉤状部57を嵌合溝56に嵌め込む構造を採用すると、上記のとおり、ジョイント部材は本体との連結が強固になるため好適である。
本願発明は、実際にテーブルに適用できる。従って、産業上利用できる。
1 テーブル
2 天板
2a 配線空間
3 脚
4 枠体
5 蓋体
6 机上パネル
7 支柱
8 支持金具
21 切欠き部
25 キャップ
15 枠体の内向き突出部

Claims (4)

  1. 天板の外周のうち少なくとも後端面平面視で直線形状に形成することにより、2つの天板を背中合わせ状に配置することが可能になっていて、前記両天板の合わせ面上に机上パネルを配置可能な構成であって、
    前記天板の後部に、後端面に向けて開口した配線空間が切り開き形成されており、前記配線空間は、2つの天板を背中合わせに配置すると互いの配線空間が相対向するように配置されており、
    かつ、前記配線空間には、その内周に沿って延びる枠体を装着しており、前記枠体のうち後方に露出した部位に、前記机上パネルを支持する支柱の下端部が半分だけ嵌まる切欠き部を形成しており、前記枠体に、前記切欠き部を塞ぐキャップ着脱自在に設けられている
    テーブル。
  2. 前記支柱は、背中合わせ状に配置された2つの天板の下面に跨がった状態で重なる支持金具に立設されており、前記支持金具を2つの天板に固定することにより、2つの天板の高さが同一に保持される、
    請求項1に記載したテーブル。
  3. 前記枠体には、蓋体を回動自在又は着脱自在に取り付けており、2つの天板を背中合わせ状に配置した状態で、前後の枠体に装着した蓋体の端面同士が互いに近接又は当接している、
    請求項1又は2に記載したテーブル。
  4. 前記キャップは、テーブルの後ろから水平動させることによって前記枠体に着脱される、
    請求項1〜3のうちのいずれかに記載したテーブル。
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