JP6500620B2 - 作業機械のジャッキアップ装置 - Google Patents

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本発明は、作業機械のジャッキアップ装置に関する。
従来、クレーンやショベル等の作業機械に設けられて、その作業機械をジャッキアップするジャッキアップ装置が知られている。例えば、下記特許文献1には、このようなジャッキアップ装置の一例が示されている。
特許文献1には、ジャッキアップ装置の一例として、トラッククレーンに設けられたアウトリガが示されている。このアウトリガは、トラッククレーンの車体フレームから側方へ張り出すように設けられた伸縮梁と、その伸縮梁の先端部に伸縮方向が上下方向となるように設けられた伸縮脚と、ジャッキアップ時に接地するフロートと、伸縮脚の下端部にフロートを取り付けるための取付装置とを備えている。
伸縮脚の下端部には、その下端部から下方へ突出するように小径部が設けられており、その小径部からさらに下方へ突出するように小径部よりも大径の球状大径部が設けられている。フロートは、上下方向に延びる竪筒を有しており、その竪筒の頂端部には、球状大径部を受ける凹面が形成されている。
取付装置は、フロートの竪筒の頂端部のブラケットに取り付けられた一対の操作レバー付係合爪を有する。この一対の操作レバー付係合爪は、伸縮脚の下端部の球状大径部がフロートの竪筒の頂端部の凹面に当接した状態で伸縮脚の下端部の小径部の外周にその小径部を挟んで互いに反対側から係合することにより伸縮脚の下端部にフロートが装着された状態を保持するようになっている。各係合爪は、水平方向に延びる軸を介してフロートのブラケットに取り付けられている。各係合爪は、フロートの竪筒の径方向内側へ突出して伸縮脚の下端部の小径部の外周に係合する係合位置とその小径部の外周から離脱して伸縮脚の下端部の外側へ退避する退避位置との間で、前記軸を中心として回動可能となっている。
また、各係合爪とフロートのブラケットとの間には、引張ばねが架設されている。各係合爪は、この引張ばねのバネ力によってフロートの竪筒の径方向内側へ突出する回動位置側(係合位置側)へ常時付勢されている。伸縮脚が下向きに伸長して球状大径部が各係合爪の先端部近傍を下向きに押したときには、各係合爪が引張ばねのバネ力に抗しながら退避位置側へ回動し、球状大径部がさらに降下して係合爪を越えたときには、各係合爪が引張ばねのバネ力によって係合位置へ回動して伸縮脚の下端部の小径部の外周に係合する。以上のような構成により、特許文献1のアウトリガでは、各係合爪がジャッキシリンダの下端部に確実に係合してジャッキシリンダとフロートが相互に連結された状態を強固に保持できるようになっている。
実開昭63−73290号公報
しかしながら、特許文献1のアウトリガでは、各係合爪が回動可能となるように各係合爪をそれぞれ支持する2つの軸をフロートのブラケットに取り付ける必要があるとともに、各係合爪を付勢するための引張ばねを各係合爪とフロートのブラケットとの間にそれぞれ架設する必要があるため、構成が複雑化するという問題点がある。
本発明の目的は、簡素な構成で、ジャッキシリンダとフロートとが相互に連結された状態を強固に保持可能な作業機械のジャッキアップ装置を提供することである。
本発明は、作業機械をジャッキアップするために当該作業機械に設けられるジャッキアップ装置を提供する。このジャッキアップ装置は、前記作業機械のジャッキアップ時に接地するフロートと、前記フロートと着脱可能であり、前記フロートが下端部に装着された状態で上下方向に伸長することにより前記フロートを基点として前記作業機械をジャッキアップするジャッキシリンダと、前記フロートの上端部と前記ジャッキシリンダの下端部とのうちの一方の部位に設けられた一対の保持レバーと、を備え、前記フロートの上端部と前記ジャッキシリンダの下端部とのうちの前記一方の部位に対する他方の部位は、水平方向である特定方向において所定の幅を有する小幅部と、その小幅部の前記一方の部位側に位置して前記小幅部の前記所定の幅よりも大きい前記特定方向の幅を有する大幅部と、前記特定方向における前記小幅部の両側面のうちの前記大幅部側の端縁から前記特定方向における前記大幅部の両側面のうちの前記小幅部側の端縁に繋がり、前記一方の部位側と反対側を向く係合面とを有し、前記一対の保持レバーは、水平軸回りに回動可能となるように前記一方の部位に設けられたレバー部と、前記レバー部とともに回動可能となるように前記レバー部に設けられた係合部とをそれぞれ有していて、当該一対の保持レバーの前記係合部が前記特定方向において前記小幅部を両側から挟むように配置されるとともに前記係合面に係合して前記他方の部位を前記一方の部位に拘束する回動位置である拘束位置と、その拘束位置よりも当該一対の保持レバーが互いに離反する回動位置であって当該一対の保持レバーの前記係合部同士の間に前記大幅部が通過可能な間隔が形成される回動位置である退避位置との間で回動可能であり、前記レバー部は、当該レバー部の回動の軸となる軸部と、前記軸部から当該レバー部の回動の半径方向の外側へ延びるとともに前記係合部に繋がり、前記保持レバーが前記退避位置に配置されたときにその保持レバーを前記拘束位置側へ向かわせるバネ力を発するような弾性変形を生じるアーム部とを有する(請求項1)。
このジャッキアップ装置では、各保持レバーのレバー部が、その保持レバーの回動の軸となる軸部を有するため、各保持レバーが回動可能となるようにその保持レバーを支持する支持軸を別途設ける必要がない。このため、ジャッキアップ装置の構成を簡素化できる。また、このジャッキアップ装置では、各保持レバーのレバー部が、その保持レバーが前記退避位置に配置されたときに当該保持レバーを前記拘束位置側へ向かわせるバネ力を発するような弾性変形を生じるアーム部を有するため、このアーム部が発するバネ力により、各保持レバーを前記拘束位置に強固に保持できる。このため、一対の保持レバーでフロートの上端部とジャッキシリンダの下端部とのうちの一方の部位に対して他方の部位を強固に拘束してそれらが互いに連結された状態を強固に保持できる。しかも、各保持レバーの一部であるレバー部のアーム部が前記バネ力を発するため、このバネ力を各保持レバーに付与するためのバネ部材等を別途設ける必要がない。従って、このジャッキアップ装置では、簡素な構成で、ジャッキシリンダとフロートとが相互に連結された状態を強固に保持できる。
前記ジャッキアップ装置において、前記一対の保持レバーは、前記一方の部位から前記他方の部位側へ突出するととともに前記拘束位置よりも互いの側に寄った回動位置であって前記アーム部の前記弾性変形が復元した状態となる回動位置であるニュートラル位置に回動可能であり、前記他方の部位は、前記大幅部の前記一方の部位側に位置して前記一方の部位側を向く先端面を有し、前記先端面は、前記ニュートラル位置にある前記一対の保持レバーの前記係合部に対して前記一方の部位と反対側から押し付けられた場合に、その一対の保持レバーの前記係合部を当該先端面に沿って前記特定方向における当該先端面の両外側へ分かれるように移動させて前記特定方向における前記大幅部の両外側へ導く形状を有することが好ましい(請求項2)。
この構成では、ジャッキシリンダの下端部にフロートの上端部を連結する時に、ニュートラル位置にある一対の保持レバーの係合部に対して前記一方の部位と反対側から前記他方の部位の先端面を押し付けるだけで、一対の保持レバーの係合部を前記特定方向の両側へ分かれて移動させて大幅部の両外側へ導き、一対の保持レバーを退避位置へ回動させることができる。そして、一対の保持レバーの係合部が係合面を越える位置まで前記他方の部位を前記一方の部位側へさらに接近させることで、一対の保持レバーをアーム部のバネ力で拘束位置へ回動させてその一対の保持レバーにジャッキシリンダの下端部とフロートの上端部とを相互に連結させることができる。すなわち、本構成では、ジャッキシリンダの下端部とフロートの上端部とのうちの一方の部位に対して他方の部位を接近させるだけでジャッキシリンダの下端部とフロートの上端部とを相互に連結することができる。このため、ジャッキシリンダの下端部に対するフロートの上端部の連結作業を簡略化できる。
この場合において、前記係合部は、軸方向が前記水平軸と平行となる姿勢でその軸回りに回転可能となるように前記アーム部に支持されたローラ部であって、前記先端面が押し付けられた場合にその先端面上をその先端面の外側へ転動し、前記他方の部位が前記一方の部位側へさらに近づけられることにより前記大幅部の側面上を転動して前記係合面に係合するローラ部であることが好ましい(請求項3)。
この構成によれば、前記他方の部位の先端面がニュートラル位置にある一対の保持レバーの係合部に押し付けられたときに、その係合部としてのローラ部が先端面上を転動することで先端面の外側へスムーズに移動することができる。このため、前記他方の部位の先端面を一対の保持レバーの係合部に押し付ける動作に伴う一対の保持レバーの前記退避位置への回動をスムーズに行うことができる。また、一対の保持レバーが前記退避位置に回動するとともに一対の保持レバーのローラ部が大幅部の両外側に導かれ、その各ローラ部がアーム部のバネ力によって大幅部の側面に押し付けられた状態で前記他方の部位が前記一方の部位側へさらに近づけられるときに、各ローラ部が大幅部の側面上を転動することで係合面側へスムーズに移動してその係合面に係合することができる。
前記ジャッキアップ装置において、前記一方の部位は、当該一方の部位の外側面のうち前記水平軸の延びる方向において互いに反対側を向く位置に分かれて設けられた第1取付穴及び第2取付穴と、上下方向及び前記水平軸の延びる方向と直交する所定の方向において前記第1取付穴及び前記第2取付穴から離間して配置されるとともに当該一方の部位の外側面のうち前記水平軸の延びる方向において互いに反対側を向く位置に分かれて設けられた第3取付穴及び第4取付穴とを有し、前記第2取付穴は、前記所定の方向において前記第1取付穴に対して前記一方の部位の外側寄りに偏心して配置され、前記第4取付穴は、前記所定の方向において前記第3取付穴に対して前記一方の部位の外側寄りに偏心して配置され、前記一対の保持レバーのうちの一方の保持レバーである第1保持レバーの前記レバー部は、前記第1取付穴に挿嵌された第1軸部と前記第2取付穴に挿嵌された第2軸部とを前記軸部として有し、前記第1保持レバーの前記アーム部は、前記第1軸部から前記第1保持レバーの前記レバー部の回動の半径方向の外側へ延び、前記第1保持レバーを前記拘束位置側へ向かわせる第1バネ力を発するような捩れ変形を生じる第1アーム部と、前記第2軸部から前記第1保持レバーの前記レバー部の回動の半径方向の外側へ延び、前記第1保持レバーを前記拘束位置と反対側へ向かわせる第2バネ力を発するような捩れ変形を生じる第2アーム部とを有し、前記第1保持レバーが前記退避位置に配置されたときに前記アーム部に生じる弾性変形は、前記第1バネ力が前記第2バネ力よりも大きくなるように前記第1アーム部と前記第2アーム部に生じる捩れ変形であり、前記一対の保持レバーのうちの他方の保持レバーである第2保持レバーの前記レバー部は、前記第3取付穴に挿嵌された第3軸部と前記第4取付穴に挿嵌された第4軸部とを前記軸部として有し、前記第2保持レバーの前記アーム部は、前記第3軸部から当該第2保持レバーの前記レバー部の回動の半径方向の外側へ延び、当該第2保持レバーを前記拘束位置側へ向かわせる第3バネ力を発するような捩れ変形を生じる第3アーム部と、前記第4軸部から当該第2保持レバーの前記レバー部の回動の半径方向の外側へ延び、当該第2保持レバーを前記拘束位置と反対側へ向かわせる第4バネ力を発するような捩れ変形を生じる第4アーム部とを有し、前記第2保持レバーが前記退避位置に配置されたときに前記アーム部に生じる弾性変形は、前記第3バネ力が前記第4バネ力よりも大きくなるように前記第3アーム部と前記第4アーム部に生じる捩れ変形であることが好ましい(請求項4)。
この構成によれば、第1保持レバーが退避位置に配置されたときに、第2アーム部の捩れ変形による第2バネ力とその第2バネ力よりも大きい第1アーム部の捩れ変形による第1バネ力との差分によって、第1保持レバーを拘束位置側へ向かわせる当該第1保持レバーのアーム部のバネ力を生じさせることができる。また、第2保持レバーが退避位置に配置されたときに、第4アーム部の捩れ変形による第4バネ力とその第4バネ力よりも大きい第3アーム部の捩れ変形による第3バネ力との差分によって、第2保持レバーを拘束位置側へ向かわせる当該第2保持レバーのアーム部のバネ力を生じさせることができる。よって、各保持レバーが退避位置に配置されたときにその保持レバーを拘束位置側へ向かわせるバネ力を発するアーム部を備えた各保持レバーの具体的な構成を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、簡素な構成で、ジャッキシリンダとフロートとが相互に連結された状態を強固に保持可能な作業機械のジャッキアップ装置を提供することができる。
本発明の一実施形態によるジャッキアップ装置が設けられた作業機械を前方から見た図である。 ジャッキシリンダのロッドの下端部とフロートの上端部との連結部近傍を側方から見た状態で部分的に示す一部断面図である。 ジャッキシリンダのロッドの下端部とフロートの上端部との連結部近傍を図2で見た方向と直交する方向から見た状態で部分的に示す一部断面図である。 フロート及びそれに設けられた一対の保持レバーを上から見た状態で部分的に示す一部断面図である。 ジャッキシリンダのロッドにフロートを装着するときのジャッキアップ装置の動作を示す図である。 ジャッキシリンダのロッドにフロートを装着するときのジャッキアップ装置の動作を示す図である。 ジャッキシリンダのロッドにフロートを装着するときのジャッキアップ装置の動作を示す図である。 ジャッキシリンダのロッドにフロートを装着するときのジャッキアップ装置の動作を示す図である。 ジャッキシリンダのロッドにフロートを装着するときのジャッキアップ装置の動作を示す図である。 ジャッキシリンダのロッドにフロートを装着するときのジャッキアップ装置の動作を示す図である。 ジャッキシリンダのロッドからフロートを取り外すときのジャッキアップ装置の動作を示す図である。 ジャッキシリンダのロッドからフロートを取り外すときのジャッキアップ装置の動作を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による作業機械のジャッキアップ装置2について、図1〜図12を参照して説明する。
本実施形態によるジャッキアップ装置2は、図1に示すように作業機械100の下部走行体102に設けられ、その下部走行体102及び上部旋回体104を含めた作業機械100全体をジャッキアップするためのものである。本実施形態では、作業機械100は、クローラクレーンであり、クローラ式の下部走行体102を備えている。下部走行体102は、作業機械100の上部旋回体104を下から支持するとともに、左右一対のクローラ式の走行装置106のクローラフレームを支持するトラックフレーム110を備えている。
トラックフレーム110の前端には、図1に示すように2つのジャッキアップ装置2が設けられている。また、トラックフレーム110の後端(図略)にも同様に2つのジャッキアップ装置(図略)が設けられている。トラックフレーム110の前端に設けられた2つのジャッキアップ装置2は、左右対称に構成されている。また、トラックフレーム110の後端に設けられた2つのジャッキアップ装置は、左右対称に構成されているとともにトラックフレーム110の前端に設けられた2つのジャッキアップ装置2と前後対称となるように構成されている。以下、トラックフレーム110に設けられた合計4つのジャッキアップ装置2を代表して、そのうちの1つのジャッキアップ装置2の構成について説明する。
ジャッキアップ装置2は、ビーム4と、ジャッキシリンダ6と、フロート8と、一対の保持レバー10(図2参照)とを備える。
ビーム4(図1参照)は、トラックフレーム110に取り付けられており、そのトラックフレーム110から張り出してジャッキシリンダ6を支持するものである。
ジャッキシリンダ6は、油圧シリンダであり、その伸縮方向が上下方向(鉛直方向)となる姿勢でビーム4の先端部によって支持されている。ジャッキシリンダ6は、フロート8と着脱可能であり、フロート8が下端部に装着された状態で上下方向に伸長することによりフロート8を基点として下部走行体102(トラックフレーム110)をジャッキアップする。なお、このジャッキアップは、下部走行体102上に上部旋回体104が搭載された状態で行われる。ジャッキシリンダ6は、図1に示すように、シリンダ本体12と、ロッド13とを有する。
シリンダ本体12は、筒状に構成されており、ロッド13がその軸方向に進退自在となるように挿入されている。シリンダ本体12及びロッド13は、同軸状に配置されており、それらの軸方向が上下方向となる姿勢で配置されている。シリンダ本体12は、ビーム4の先端部によって支持されており、このシリンダ本体12から下向きにロッド13が進出するようになっている。ロッド13は、図略の作動油供給装置からシリンダ本体12へ作動油が供給されることにより、シリンダ本体12に対して進退するようになっている。
ロッド13は、直棒状でシリンダ本体12内に挿入されたロッド本体15(図1参照)と、そのロッド本体15の下端から下方へ延びる小径部16(図2参照)と、小径部16の下端からさらに下方(フロート8側)へ延びる大径部17(図2参照)と、その大径部17の下端から下側(フロート8側)へ突出する先端部18(図2参照)とを有する。ロッド本体15、小径部16、大径部17及び先端部18は、一体に形成されている。また、ロッド本体15、小径部16、大径部17及び先端部18は、それらの軸方向(上下方向)に直交する断面が円形となるように形成されているとともに、同軸状に配置されている。小径部16は、本発明における小幅部の一例であり、大径部17は、本発明における大幅部の一例である。
小径部16は、水平方向である特定方向において所定の幅を有する。換言すれば、小径部16は、当該小径部16の軸方向と直交する特定方向において当該小径部16の直径に相当する所定の幅を有する。この小径部16の幅(直径)は、ロッド本体15の同方向の幅(直径)よりも小さい。
大径部17は、前記特定方向における小径部16の幅よりも大きい同方向の幅を有する。換言すれば、大径部17は、当該大径部17の軸方向と直交する前記特定方向において、小径部16の直径よりも大きい直径を有する。
また、ロッド13の下端部は、前記特定方向における小径部16の両側面のうちの大径部17側の端縁から前記特定方向における大径部17の両側面のうちの小径部16側の端縁に繋がり、上側(フロート8側と反対側)を向く係合面19(図2参照)を有する。換言すれば、係合面19は、大径部17の小径部16側の端面であって、小径部16の外周面のうちの大径部17側の端縁から径方向外側に広がり、大径部17の外周面のうちの小径部16側の端縁に繋がる面である。小径部16の周りには、この係合面19とロッド本体15の下端面と小径部16の外周面とで囲まれた溝部20が形成されている。
先端部18は、大径部17の下側(フロート8側)に位置して下側を向く先端面18aを有する。先端面18aは、後述のニュートラル位置にある一対の保持レバー10の係合部28,38に対して上側から押し付けられた場合に、その一対の保持レバー10の係合部28,38を当該先端面18aに沿って前記特定方向における当該先端面18aの両外側へ分かれるように移動させて前記特定方向における大径部17の両外側へ導く形状を有する。具体的には、先端面18aは、その中央部が最も下側に位置するとともに前記特定方向における両外側(径方向外側)へ向かうにつれて大径部17側へ漸次近づき且つその外縁が大径部17の外周面の下端に繋がる球面状となっている。
フロート8は、下部走行体102(トラックフレーム110)のジャッキアップ時にロッド13の下端部に装着された状態で接地し、ジャッキアップの基点となるものである。このフロート8がロッド13の下端部に装着されることにより大きな接地面積を確保することができ、下部走行体102を安定的にジャッキアップして支持できるようになっている。
フロート8は、図10に示すように当該フロート8がロッド13の下端部に装着されるときにそのロッド13の下端部を受ける受部21をその上端部に有する。受部21は、円板状に形成されており、その板面が上下方向を向き且つその外周面が側方を向くように配置されている。受部21の上側を向く板面(上面)には、ロッド13の先端面18aの形状に対応した凹状の湾曲面である凹面部22が形成されている。凹面部22は、図4に示すように上から見て円形の凹状となっており、その中心が受部21の軸心O及びフロート8の軸心と一致するように配置されている。受部21がロッド13の下端部(先端部18)を受けるときには、ロッド13の先端面18aが凹面部22に嵌まり込んで接触する(図10参照)。
受部21の外周面には、一対の保持レバー10のうちの第1保持レバー10a(後述)を取り付けるための第1取付穴23a及び第2取付穴23bと、一対の保持レバー10のうちの第2保持レバー10b(後述)を取り付けるための第3取付穴23c及び第4取付穴23dとが形成されている(図2〜図4参照)。
第1及び第2取付穴23a,23bと第3及び第4取付穴23c,23dとは、受部21の軸心Oを挟んで両側に分かれて配置されている。すなわち、第1取付穴23aと第3取付穴23cが、フロート8の軸方向(上下方向)及び各保持レバー10a,10bの回動の軸方向と直交する水平方向において互いに離間して配置されているとともに、第2取付穴23bと第4取付穴23dが、第1取付穴23aと第3取付穴23cとの離間方向と同方向において互いに離間して配置されている。第1及び第2取付穴23a,23bは、図4のようにフロート8を上から見て受部21の軸心Oに対して右側の領域に設けられており、第3及び第4取付穴23c,23dは、同様にフロート8を上から見て受部21の軸心Oに対して左側の領域に設けられている。
第1取付穴23aと第2取付穴23bは、受部21の外周面の前記右側の領域において互いに反対側を向く位置にそれぞれ配置されている。第1取付穴23aと第2取付穴23bは、第1取付穴23aと第3取付穴23cとの離間方向と同方向において、距離e(図2参照)だけ互いに偏心して配置されている。換言すれば、第1取付穴23aと第2取付穴23bは、フロート8の軸方向(上下方向)と第1及び第2取付穴23a,23bの延びる方向とに対して垂直な水平方向において距離eだけ互いに偏心して配置されている。
第3取付穴23cと第4取付穴23dは、受部21の外周面の前記左側の領域において互いに反対側を向く位置にそれぞれ配置されている。第3取付穴23cと第4取付穴23dは、第1取付穴23aと第3取付穴23cとの離間方向と同方向において、距離e(図2参照)だけ互いに偏心して配置されている。換言すれば、第3取付穴23cと第4取付穴23dは、フロート8の軸方向(上下方向)と第3及び第4取付穴23c,23dの延びる方向とに対して垂直な水平方向において、第1取付穴23aと第2取付穴23bとの偏心距離eと等しい偏心距離eだけ互いに偏心して配置されている。第3及び第4取付穴23c,23dは、当該第3及び第4取付穴23c,23dと第1及び第2取付穴23a,23bとの間のちょうど中間を通り且つ受部21の軸心Oを通る中間面に対して第1及び第2取付穴23a,23bと対称となるように構成されている。
一対の保持レバー10(図2参照)は、フロート8の上端部の受部21に設けられている。一対の保持レバー10は、フロート8の上端部(受部21)をジャッキシリンダ6のロッド13の下端部に取り付けるためのものである。一対の保持レバー10は、第1保持レバー10aと第2保持レバー10bからなる。
第1保持レバー10aは、水平軸回りに回動可能となるように受部21の第1及び第2取付穴23a,23bに取り付けられたレバー部27と、そのレバー部27とともに回動可能となるように当該レバー部27に設けられた係合部28とを有する。また、第2保持レバー10bは、水平軸回りに回動可能となるように受部21の第3及び第4取付穴23c,23dに取り付けられたレバー部37と、そのレバー部37とともに回動可能となるように当該レバー部37に設けられた係合部38とを有する。
第1保持レバー10aと第2保持レバー10bは、それらの係合部28,38が水平方向である特定方向においてロッド13の下端部の小径部16を両側から挟むように配置されるとともに係合面19に係合してフロート8の上端部をロッド13の下端部に拘束する回動位置である拘束位置(図9参照)と、その拘束位置よりも第1保持レバー10aと第2保持レバー10bが互いに離反する回動位置であって第1保持レバー10aの係合部28と第2保持レバー10bの係合部38との間にロッド13の大径部17が通過可能な間隔が形成される回動位置である退避位置(図7及び図8参照)との間で回動可能となっている。
また、第1保持レバー10aと第2保持レバー10bは、フロート8の上端部(受部21)から上側(ロッド13側)へ突出するとともに拘束位置よりも互いの側に寄った回動位置であるニュートラル位置(図5参照)に回動可能となっている。また、第1保持レバー10aと第2保持レバー10bは、ニュートラル位置から互いに離反する方向へそれぞれ90°回動したデッドセンター位置(図11参照)に回動可能となっている。
第1保持レバー10aのレバー部27は、丸鋼(バネ鋼)を略C字状に曲げ加工したものである。レバー部27は、図3に示すように、第1軸部30aと、第2軸部30bと、アーム部31とを有する。
第1軸部30aと第2軸部30bは、第1保持レバー10aのレバー部27の回動の軸となるものである。第1軸部30aと第2軸部30bは、互いに離間し且つ互いに向き合うように配置されたレバー部27の両端部に相当する部分であり、それらの軸方向が同方向となるように配置されている。第1軸部30aは、その軸心回りに回転可能となるように第1取付穴23aに挿嵌されており、第2軸部30bは、その軸心回りに回転可能となるように第2取付穴23bに挿嵌されている。これにより、レバー部27は、第1及び第2軸部30a,30bを軸として受部21に対して回動可能となっている。また、第1軸部30aと第2軸部30bは、第1取付穴23aと第2取付穴23bに挿嵌された状態で第1取付穴23aと第2取付穴23bとの偏心距離に相当する距離だけ偏心している。
アーム部31は、第1及び第2軸部30a,30bからレバー部27の回動の半径方向の外側へ延びるとともに係合部28に繋がっている。アーム部31は、第1及び第2軸部30a,30bが第1及び第2取付穴23a,23bから取り外された状態では、第1軸部30aの軸心と第2軸部30bの軸心とが互いに一致するような形状を有する。この形状のアーム部31を、第1軸部30aと第2軸部30bが第1取付穴23aと第2取付穴23bとの偏心方向にその偏心距離eに相当する分だけ偏心するように弾性変形させ、その状態で、第1軸部30aと第2軸部30bがそれぞれ第1取付穴23aと第2取付穴23bの対応するものに挿嵌されている。
アーム部31は、第1保持レバー10aが退避位置(図7及び図8参照)に配置されたときにその第1保持レバー10aを拘束位置側(ニュートラル位置側)へ向かわせるバネ力(A方向へのバネ力)を発するような弾性変形を生じるようになっている。このアーム部31が発するバネ力は、第1軸部30aと第2軸部30bとの偏心距離が大きいほど大きくなり、また、レバー部27を形成する丸鋼の直径が大きいほど大きくなる。アーム部31は、図3に示すように、第1アーム部31aと、第2アーム部31bと、支持部32とを有する。
第1アーム部31aは、第1軸部30aに対して折り曲げられてその第1軸部30aからレバー部27の回動の半径方向の外側へ延びている。第2アーム部31bは、第2軸部30bに対して折り曲げられてその第2軸部30bからレバー部27の回動の半径方向の外側へ延びている。第1アーム部31aと第2アーム部31bは、概ね同方向に延びている。
前記のように第1軸部30aと第2軸部30bを第1取付穴23aと第2取付穴23bに挿嵌するためにアーム部31に生じさせる弾性変形は、第1アーム部31aと第2アーム部31bの各々の軸心回りの捩れ変形に相当する。この第1アーム部31aの捩れ変形は、第1保持レバー10aを退避位置側から拘束位置側(ニュートラル位置側)へ向かわせる第1バネ力を発する捩れ変形であり、第2アーム部31bの捩れ変形は、第1保持レバー10aを拘束位置側(ニュートラル位置側)から退避位置側へ向かわせる第2バネ力を発する捩れ変形である。第1保持レバー10aがニュートラル位置(図5参照)にある状態では、第1アーム部31aの捩れ変形による第1バネ力と第2アーム部31bの捩れ変形による第2バネ力とが吊り合っている。このため、第1保持レバー10aがニュートラル位置にある状態では、アーム部31全体としては、第1保持レバー10aをニュートラル位置から一方側又は他方側のいずれの回動方向へ向かわせるバネ力をも発しない安定した状態となっている。
また、第1保持レバー10aが退避位置(図7及び図8参照)に配置されたときにアーム部31に生じる弾性変形、すなわち、第1保持レバー10aを拘束位置側(ニュートラル位置側)へ向かわせるバネ力を発するようなアーム部31の弾性変形は、第1アーム部31aの第1バネ力が第2アーム部31bの第2バネ力よりも大きくなるように第1アーム部31aと第2アーム部31bに生じる捩れ変形に相当する。具体的には、第1保持レバー10aがニュートラル位置から退避位置側へ回動するにつれて、第1アーム部31aの捩れ変形が大きくなる一方、第2アーム部31bの捩れ変形が小さくなる。その結果、第1保持レバー10aをニュートラル位置側へ向かわせる第1アーム部31aの第1バネ力が第1保持レバー10aを退避位置側へ向かわせる第2アーム部31bの第2バネ力よりも大きくなる。この第1アーム部31aの第1バネ力と第2アーム部31bの第2バネ力との差分が、第1保持レバー10aを拘束位置側(ニュートラル位置側)へ向かわせるアーム部31のバネ力として発するようになっている。第1保持レバー10aがニュートラル位置にある状態では、第1保持レバー10aが退避位置に配置されたときにアーム部31に生じる前記弾性変形は復元した状態となっている。
また、第1保持レバー10aがデッドセンター位置(図11参照)にある状態では、第1及び第2軸部30a,30bの軸方向に沿ってレバー部27を見た場合に、第1軸部30aと第2軸部30bと支持部32とが水平方向に延びる一直線上に並ぶように配置される。また、この状態では、第1保持レバー10aは、受部21から側方へ突出する。第1保持レバー10aがデッドセンター位置にある状態では、レバー部27の第1アーム部31a及び第2アーム部31bが第1保持レバー10aをデッドセンター位置から上下いずれの回動方向へ向かわせるバネ力も発しないが、不安定な均衡を保った状態となっている。そして、第1保持レバー10aがデッドセンター位置から僅かでも上下いずれかの方向へ回動した場合には、前記均衡が崩れ、アーム部31がその回動した方向へのバネ力を発するようになっている。
すなわち、第1保持レバー10aがデッドセンター位置とニュートラル位置との間の回動位置(退避位置)にある状態では、アーム部31は、第1保持レバー10aをニュートラル位置側へ向かわせるバネ力を発する。また、第1保持レバー10aがデッドセンター位置に対してニュートラル位置と反対側の回動位置にある状態では、アーム部31は、第1保持レバー10aをニュートラル位置側と反対側へ向かわせるバネ力を発する。
支持部32(図3参照)は、係合部28としてのローラ部28a(後述)がその軸回りに回動可能となるようにそのローラ部28aを支持するものである。支持部32は、第1及び第2アーム部31a,31bに対して直交する方向に直線的に延びており、第1アーム部31aのうちの第1軸部30aと反対側の端部と第2アーム部31bのうちの第2軸部30bと反対側の端部とに繋がっている。支持部32は、レバー部27が第1及び第2軸部30a,30bを軸として回動するときにその回動の半径方向においてレバー部27の中で最も外側を通る。
係合部28は、第1保持レバー10aが拘束位置(図9参照)に配置された状態でロッド13の下端部の係合面19に当接して係合するものである。本実施形態では、係合部28は、円筒状のローラ部28aである。ローラ部28aは、その軸方向がレバー部27の回動の軸となる水平軸と平行となる姿勢でその軸回りに回動可能となるようにアーム部31の支持部32によって支持されている。具体的には、支持部32が円筒状のローラ部28aに挿通されることで、ローラ部28aは、その軸回りに回転可能となるように支持部32によって支持されている。ローラ部28aは、ロッド13の軸方向(上下方向)における溝部20の幅よりも小さく且つロッド13の径方向における小径部16の外周面から大径部17の外周面までの距離(ロッド13の径方向における溝部20の深さ)以下の直径を有する。ローラ部28aは、ロッド13の先端面18aが押し付けられた場合にその先端面18a上をその先端面18aの外側へ転動し、ロッド13の下端部がフロート8の上端部側へさらに近づけられることにより大径部17の外周面上(側面上)を転動して係合面19に係合するようになっている。
第2保持レバー10bは、図2及び図4に示すように、受部21の第3及び第4取付穴23c,23dに取り付けられている。第2保持レバー10bは、第1及び第2取付穴23a,23bと第3及び第4取付穴23c,23dとの間のちょうど中間を通り且つ受部21の軸心Oを通る中間面に対して第1保持レバー10aと対称となるように構成されている。第2保持レバー10bは、前記中間面に対して第1保持レバー10aの拘束位置、退避位置、ニュートラル位置及びデッドセンター位置と対称となる拘束位置、退避位置、ニュートラル位置及びデッドセンター位置に回動可能となっている。
第2保持レバー10bは、第1保持レバー10aのレバー部27及び係合部28と同様のレバー部37及び係合部38を有する。本実施形態では、第2保持レバー10bの係合部38は、第1保持レバー10aの係合部28としてのローラ部28aと同様に構成されたローラ部38aである。第2保持レバー10bのレバー部37は、第1保持レバー10aのレバー部27の第1軸部30a、第2軸部30b及びアーム部31と同様の第3軸部40a、第4軸部40b及びアーム部41を有する。
第3軸部40aと第4軸部40bは、レバー部37(第2保持レバー10b)の回動の軸となるものである。第3軸部40aは、第1軸部30aが第1取付穴23aに挿嵌されたのと同様の形態で第3取付穴23cに挿嵌されている。第4軸部40bは、第2軸部30bが第2取付穴23bに挿嵌されたのと同様の形態で第4取付穴23dに挿嵌されている。これにより、レバー部37は、第3及び第4軸部40a,40bを軸として受部21に対して回動可能となっている。
アーム部41は、第1保持レバー10aのアーム部31の第1アーム部31a、第2アーム部31b及び支持部32と同様の第3アーム部41a、第4アーム部41b及び支持部42を有する。
次に、図5〜図12を参照して、ジャッキシリンダ6のロッド13にフロート8を着脱する時のジャッキアップ装置2の動作について説明する。なお、図5〜図12では、ロッド13の下端部及びフロート8をそれらの軸方向に沿った断面で示している。
まず、ロッド13へのフロート8の装着時には、ジャッキシリンダ6が収縮した状態、すなわちロッド13がシリンダ本体12内に退入した状態で、ジャッキシリンダ6の直下にフロート8を接地した状態で置く。この時、第1及び第2保持レバー10a,10bは、ニュートラル位置にある。
次に、ジャッキシリンダ6が伸長してロッド13をシリンダ本体12から下方へ進出させる。これにより、図5及び図6に示すようにロッド13の下端部が降下し、先端面18aがニュートラル位置にある第1及び第2保持レバー10a,10bの係合部28,38(ローラ部28a,38a)に押し付けられる。これにより、ローラ部28a,38aが先端面18aに沿ってその先端面18aの両外側へ分かれるようにその先端面18a上を転動し、図7に示すように大径部17の両外側へ導かれる。それにより、第1及び第2保持レバー10a,10bが、ニュートラル位置から互いに離反する方向へ回動し、拘束位置を越えて退避位置に達する。
そして、図8に示すように、ロッド13の下端部がフロート8の上端部側へさらに近づくようにロッド13がさらに下方へ進出し、それに伴って、ローラ部28a,38aが大径部17の両外側でその大径部17の外周面上を転動する。このとき、ローラ部28a,38aは、各保持レバー10a,10bを拘束位置側(ニュートラル位置側)へ向かわせるアーム部31,41のバネ力(A方向へのバネ力)により大径部17の外周面に押圧されている。
そして、ローラ部28a,38aがロッド13の係合面19よりも上側に配置される相対位置、すなわち、ローラ部28a,38aがロッド13の溝部20の上下幅の範囲内に入る相対位置までロッド13の下端部とフロート8の上端部が接近すると、ローラ部28a,38aは、対応するアーム部31,41のバネ力により溝部20内に嵌まり込み、係合面19に係合する(図9参照)。これにより、第1及び第2保持レバー10a,10bが拘束位置に配置される。その結果、第1及び第2保持レバー10a,10bによって、フロート8の上端部がロッド13の下端部に対して拘束され、ロッド13にフロート8が連結される。その後、ロッド13の下端部は、先端面18aがフロート8の受部21の凹面部22に嵌まり込む位置まで降下し(図10参照)、ロッド13に対するフロート8の装着作業が完了する。
一方、ロッド13からのフロート8の取り外し時には、拘束位置にある第1及び第2保持レバー10a,10bを各々のアーム部31,41のバネ力に抗しながら退避位置を越えてデッドセンター位置側へ回動させる(図11参照)。この際、第1及び第2保持レバー10a,10bをデッドセンター位置を越えた位置まで回動させる。これにより、アーム部31,41は、第1及び第2保持レバー10a,10bをデッドセンター位置からニュートラル位置と反対側へ向かわせるバネ力(B方向へのバネ力)を発し、このバネ力により、第1及び第2保持レバー10a,10bは、図12に示すように各々のローラ部28a,38aが受部21の下側に位置するフロート8の側面に当接する位置まで回動する。この状態で、ジャッキシリンダ6が収縮してロッド13を上昇させることにより、ロッド13の下端部がフロート8から分離する。以上のようにして、ロッド13からのフロート8の取り外し作業が行われる。
本実施形態では、第1保持レバー10aのレバー部27が、その第1保持レバー10aの回動の軸となる第1軸部30a及び第2軸部30bを有し、第2保持レバー10bのレバー部37が、その第2保持レバー10bの回動の軸となる第3軸部40a及び第4軸部40bを有するため、第1及び第2保持レバー10a,10bが回動可能となるようにその第1及び第2保持レバー10a,10bをそれぞれ支持する支持軸を別途設ける必要がない。このため、ジャッキアップ装置2の構成を簡素化できる。
また、本実施形態では、第1及び第2保持レバー10a,10bのレバー部27,37が、その第1及び第2保持レバー10a,10bを退避位置側から拘束位置側(ニュートラル位置側)へ向かわせるバネ力を発するような弾性変形を生じるアーム部31,41を有する。このため、第1及び第2保持レバー10a,10bが拘束位置に配置された時に、その第1及び第2保持レバー10a,10bをアーム部31,41のバネ力により拘束位置に強固に保持できる。このため、ジャッキシリンダ6のロッド13の下端部に対してフロート8の上端部を第1及び第2保持レバー10a,10bで強固に拘束してロッド13の下端部とフロート8の上端部とが互いに連結された状態を強固に保持できる。しかも、第1及び第2保持レバー10a,10bの一部であるレバー部27,37のアーム部31,41が前記バネ力を発するため、このバネ力を第1及び第2保持レバー10a,10bに付与するためのバネ部材等を別途設ける必要がない。従って、本実施形態では、簡素な構成でジャッキシリンダ6のロッド13とフロート8とが相互に連結された状態を強固に保持可能なジャッキアップ装置2を得ることができる。
また、本実施形態では、ジャッキシリンダ6のロッド13の下端部にフロート8の上端部を連結する時に、ニュートラル位置にある第1及び第2保持レバー10a,10bの係合部28,38に対して上側からロッド13の先端面18aを押し付けるだけで、係合部28,38を前記特定方向の両側へ分かれて移動させて大径部17の両外側へ導き、第1及び第2保持レバー10a,10bを退避位置へ回動させることができる。そして、係合部28,38が係合面19を越える位置までロッド13の下端部をフロート8の上端部側へさらに接近させることで、第1及び第2保持レバー10a,10bをアーム部31,41のバネ力で拘束位置へ回動させてその第1及び第2保持レバー10a,10bにロッド13の下端部とフロート8の上端部とを相互に連結させることができる。すなわち、本実施形態では、上下方向においてロッド13の下端部をフロート8の上端部に接近させるだけでロッド13の下端部とフロート8の上端部とを相互に連結することができる。このため、ロッド13の下端部に対するフロート8の上端部の連結作業を簡略化できる。
また、本実施形態では、第1及び第2保持レバー10a,10bの係合部28,38がローラ部28a,38aであることから、ロッド13の先端面18aがニュートラル位置にある第1及び第2保持レバー10a,10bの係合部28,38に押し付けられたときに、ローラ部28a,38aが先端面18a上を転動することで先端面18aの両外側へスムーズに移動することができる。このため、ロッド13の先端面18aを第1及び第2保持レバー10a,10bの係合部28,38に押し付ける動作に伴う第1及び第2保持レバー10a,10bの退避位置側への回動をスムーズに行うことができる。
また、第1及び第2保持レバー10a,10bが退避位置に回動するとともにローラ部28a,38aが大径部17の両外側に導かれ、その各ローラ部28a,38aがアーム部31,41のバネ力によって大径部17の外周面(側面)に押し付けられた状態でロッド13の下端部がフロート8の上端部側へさらに近づけられるときに、各ローラ部28a,38aが大径部17の外周面上を転動することで係合面19側へスムーズに移動して係合面19に係合することができる。
また、ローラ部28a,28bとしてロッド13の溝部20の上下幅に対応した直径のものを用いれば、第1及び第2保持レバー10a,10bの全体が溝部20の上下幅に対応した大きな直径を有する必要はなく、レバー部27,37を比較的小径の丸鋼で形成することができる。このため、アーム部31,41のバネ力が過大になるのを防ぐことができ、アーム部31を弾性変形させてフロート8の第1及び第2取付穴23a,23bに装着する作業にかかる負担、及び、アーム部41を弾性変形させてフロート8の第3及び第4取付穴23c,23dに装着する作業にかかる負担を軽減することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含む。
前記実施形態では、第1及び第2保持レバー10a,10bがフロート8の上端部に設けられるとともに、小径部16、大径部17、先端面18a及び係合面19がロッド13の下端部に設けられているが、第1及び第2保持レバー10a,10bが設けられる部位と小径部16、大径部17、先端面18a及び係合面19が設けられる部位とを互いに入れ替えてもよい。すなわち、フロート8の上端部に小径部、大径部、先端面及び係合面を設けるとともに、ロッド13の下端部に第1及び第2保持レバーを設けてもよい。この場合には、小径部、大径部、先端面及び係合面の構成を前記した小径部16、大径部17、先端面18a及び係合面19の構成と上下逆にするとともに、第1及び第2保持レバーの構成を前記した第1及び第2保持レバー10a,10bの構成と上下逆にすればよい。
また、第1取付穴23aと第2取付穴23bは、上下方向及び第1保持レバー10aの回動の軸方向と直交する特定方向(水平方向)において互いに偏心して配置されるのに加えて、上下方向においても互いに偏心して配置されてもよい。また、第3取付穴23cと第4取付穴23dは、上下方向及び第2保持レバー10bの回動の軸方向と直交する特定方向(水平方向)において互いに偏心して配置されるのに加えて、上下方向においても互いに偏心して配置されてもよい。
また、第1及び第2保持レバー10a,10bの係合部28,38は、必ずしもローラ部28a,38aでなくてもよい。すなわち、第1及び第2保持レバー10a,10bの各係合部28,38は、ロッド13の先端面18a及び大径部17の外周面に対して摺接しながらその先端面18a及び大径部17の外周面に沿って移動するものであってもよい。
また、前記実施形態では、ロッド13の下端部が、本発明における小幅部の一例として軸方向に直交する断面が円形の小径部16を有するとともに、本発明における大幅部の一例として軸方向に直交する断面が円形の大径部17を有するが、必ずしもこの構成に限定されるものではない。すなわち、ロッドの下端部は、軸方向に直交する断面が円形以外の形状である小幅部と大幅部を有していてもよい。換言すれば、小幅部は、前記特定方向における幅と前記特定方向以外の水平方向における幅とが異なるような形状を有していてもよい。また、大幅部は、前記特定方向における小幅部の幅よりも大きい同方向の幅を有していれば、その幅と前記特定方向以外の水平方向における幅とが異なるような形状を有していてもよい。この場合、係合面は、前記特定方向における小幅部の側面のうちの大幅部側の端縁と前記特定方向における大幅部の対応する側面のうちの小幅部側の端縁との間に形成されていればよく、それ以外の部分には必ずしも形成されていなくてもよい。
また、ロッドの下端部の小幅部は、その上側のロッド本体の前記特定方向における幅以上の同方向における幅を有していてもよい。具体的には、ロッドの下端部の小幅部としての小径部が、その上側のロッド本体の直径以上の直径を有していてもよい。
また、先端面18aの形状は、必ずしも球面に限定されない。例えば、先端面は、円錐面であってもよい。また、先端面は、前記特定方向における当該先端面の中央から両外側へ向かうにつれて大径部側へ漸次近づくような斜面状又は曲面状に形成されていてもよい。
また、アーム部31は、第1及び第2軸部30a,30bが第1及び第2取付穴23a,23bから取り外された状態で、必ずしも第1軸部30aの軸心と第2軸部30bの軸心とが互いに一致するような形状になるものでなくてもよい。すなわち、アーム部31は、第1軸部30aが第1取付穴23aに挿嵌されるとともに第2軸部30bが第2取付穴23bに挿嵌された状態で前記バネ力を発し得るのであれば、第1及び第2軸部30a,30bが第1及び第2取付穴23a,23bから取り外された状態で第1軸部30aの軸心と第2軸部30bの軸心とが互いにずれた形状になるものであってもよい。
2 ジャッキアップ装置
6 ジャッキシリンダ
8 フロート
10 保持レバー
10a 第1保持レバー
10b 第2保持レバー
16 小径部(小幅部)
17 大径部(大幅部)
18a 先端面
19 係合面
23a 第1取付穴
23b 第2取付穴
23c 第3取付穴
23d 第4取付穴
27、37 レバー部
28、38 係合部
28a、38a ローラ部
30a 第1軸部(軸部)
30b 第2軸部(軸部)
31 アーム部
31a 第1アーム部
31b 第2アーム部
32 支持部
40a 第3軸部(軸部)
40b 第4軸部(軸部)
41 アーム部
41a 第3アーム部
41b 第4アーム部
42 支持部
100 作業機械

Claims (4)

  1. 作業機械をジャッキアップするために当該作業機械に設けられるジャッキアップ装置であって、
    前記作業機械のジャッキアップ時に接地するフロートと、
    前記フロートと着脱可能であり、前記フロートが下端部に装着された状態で上下方向に伸長することにより前記フロートを基点として前記作業機械をジャッキアップするジャッキシリンダと、
    前記フロートの上端部と前記ジャッキシリンダの下端部とのうちの一方の部位に設けられた一対の保持レバーと、を備え、
    前記フロートの上端部と前記ジャッキシリンダの下端部とのうちの前記一方の部位に対する他方の部位は、水平方向である特定方向において所定の幅を有する小幅部と、その小幅部の前記一方の部位側に位置して前記小幅部の前記所定の幅よりも大きい前記特定方向の幅を有する大幅部と、前記特定方向における前記小幅部の両側面のうちの前記大幅部側の端縁から前記特定方向における前記大幅部の両側面のうちの前記小幅部側の端縁に繋がり、前記一方の部位側と反対側を向く係合面とを有し、
    前記一対の保持レバーは、水平軸回りに回動可能となるように前記一方の部位に設けられたレバー部と、前記レバー部とともに回動可能となるように前記レバー部に設けられた係合部とをそれぞれ有していて、当該一対の保持レバーの前記係合部が前記特定方向において前記小幅部を両側から挟むように配置されるとともに前記係合面に係合して前記他方の部位を前記一方の部位に拘束する回動位置である拘束位置と、その拘束位置よりも当該一対の保持レバーが互いに離反する回動位置であって当該一対の保持レバーの前記係合部同士の間に前記大幅部が通過可能な間隔が形成される回動位置である退避位置との間で回動可能であり、
    前記レバー部は、当該レバー部の回動の軸となる軸部と、前記軸部から当該レバー部の回動の半径方向の外側へ延びるとともに前記係合部に繋がり、前記保持レバーが前記退避位置に配置されたときにその保持レバーを前記拘束位置側へ向かわせるバネ力を発するような弾性変形を生じるアーム部とを有する、作業機械のジャッキアップ装置。
  2. 前記一対の保持レバーは、前記一方の部位から前記他方の部位側へ突出するととともに前記拘束位置よりも互いの側に寄った回動位置であって前記アーム部の前記弾性変形が復元した状態となる回動位置であるニュートラル位置に回動可能であり、
    前記他方の部位は、前記大幅部の前記一方の部位側に位置して前記一方の部位側を向く先端面を有し、
    前記先端面は、前記ニュートラル位置にある前記一対の保持レバーの前記係合部に対して前記一方の部位と反対側から押し付けられた場合に、その一対の保持レバーの前記係合部を当該先端面に沿って前記特定方向における当該先端面の両外側へ分かれるように移動させて前記特定方向における前記大幅部の両外側へ導く形状を有する、請求項1に記載の作業機械のジャッキアップ装置。
  3. 前記係合部は、軸方向が前記水平軸と平行となる姿勢でその軸回りに回転可能となるように前記アーム部に支持されたローラ部であって、前記先端面が押し付けられた場合にその先端面上をその先端面の外側へ転動し、前記他方の部位が前記一方の部位側へさらに近づけられることにより前記大幅部の側面上を転動して前記係合面に係合するローラ部である、請求項2に記載の作業機械のジャッキアップ装置。
  4. 前記一方の部位は、当該一方の部位の外側面のうち前記水平軸の延びる方向において互いに反対側を向く位置に分かれて設けられた第1取付穴及び第2取付穴と、上下方向及び前記水平軸の延びる方向と直交する所定の方向において前記第1取付穴及び前記第2取付穴から離間して配置されるとともに当該一方の部位の外側面のうち前記水平軸の延びる方向において互いに反対側を向く位置に分かれて設けられた第3取付穴及び第4取付穴とを有し、
    前記第2取付穴は、前記所定の方向において前記第1取付穴に対して前記一方の部位の外側寄りに偏心して配置され、
    前記第4取付穴は、前記所定の方向において前記第3取付穴に対して前記一方の部位の外側寄りに偏心して配置され、
    前記一対の保持レバーのうちの一方の保持レバーである第1保持レバーの前記レバー部は、前記第1取付穴に挿嵌された第1軸部と前記第2取付穴に挿嵌された第2軸部とを前記軸部として有し、
    前記第1保持レバーの前記アーム部は、前記第1軸部から前記第1保持レバーの前記レバー部の回動の半径方向の外側へ延び、前記第1保持レバーを前記拘束位置側へ向かわせる第1バネ力を発するような捩れ変形を生じる第1アーム部と、前記第2軸部から前記第1保持レバーの前記レバー部の回動の半径方向の外側へ延び、前記第1保持レバーを前記拘束位置と反対側へ向かわせる第2バネ力を発するような捩れ変形を生じる第2アーム部とを有し、
    前記第1保持レバーが前記退避位置に配置されたときに前記アーム部に生じる弾性変形は、前記第1バネ力が前記第2バネ力よりも大きくなるように前記第1アーム部と前記第2アーム部に生じる捩れ変形であり、
    前記一対の保持レバーのうちの他方の保持レバーである第2保持レバーの前記レバー部は、前記第3取付穴に挿嵌された第3軸部と前記第4取付穴に挿嵌された第4軸部とを前記軸部として有し、
    前記第2保持レバーの前記アーム部は、前記第3軸部から当該第2保持レバーの前記レバー部の回動の半径方向の外側へ延び、当該第2保持レバーを前記拘束位置側へ向かわせる第3バネ力を発するような捩れ変形を生じる第3アーム部と、前記第4軸部から当該第2保持レバーの前記レバー部の回動の半径方向の外側へ延び、当該第2保持レバーを前記拘束位置と反対側へ向かわせる第4バネ力を発するような捩れ変形を生じる第4アーム部とを有し、
    前記第2保持レバーが前記退避位置に配置されたときに前記アーム部に生じる弾性変形は、前記第3バネ力が前記第4バネ力よりも大きくなるように前記第3アーム部と前記第4アーム部に生じる捩れ変形である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業機械のジャッキアップ装置。
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