JP6500398B2 - コンベヤベルト - Google Patents

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Description

本発明は、コンベヤベルトに関し、さらに詳しくは、上カバーゴムの耐摩耗性および耐衝撃性の両性能を向上させることができるコンベヤベルトに関するものである。
コンベヤベルトは一般的に、帆布層やスチールコード層からなる心体の外周側に上カバーゴムが積層され、心体の内周側に下カバーゴムが積層された構造になっている。上カバーゴムには搬送物が投入され、搬送物は上カバーゴムに載置されて搬送される。そのため、上カバーゴムは投入される搬送物によって最も衝撃を受ける。この衝撃によって上カバーゴムでは経時的に損傷が進行する。表面に鋭利な突起形状を有する搬送物の場合は、上カバーゴムの損傷は顕著になる。
また、コンベヤベルトの搬送速度と、投入される搬送物のベルト搬送方向速度とに差異があるため、上カバーゴムと搬送物との間に摩擦が生じる。また、搬送中にも上カバーゴムと搬送物との間には摩擦が生じる。この摩擦によって上カバーゴムでは経時的に摩耗が進行する。
このような衝撃による損傷や摩耗が心体にまで達すると、コンベヤベルトを使用することができなくなる。そのため、上カバーゴムの耐衝撃性および耐摩耗性が向上すれば、コンベヤベルトの耐用期間を延ばすことができる。
従来、耐摩耗性および耐衝撃性を両立させるコンベヤベルトが種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1をはじめ従来提案されているのは、耐摩耗性および耐衝撃性の両方に優れた特別なゴム組成物を上カバーゴムに用いるという内容である(特許文献1の段落0145)。しかしながら、単独のゴム組成物で耐摩耗性および耐衝撃性を両立させることは難しく、一方の性能がそれ程向上しない、或いは、両性能がそれ程向上しないという中途半端な傾向があった。
特開2013−107729号公報
本発明の目的は、上カバーゴムの耐摩耗性および耐衝撃性の両性能を向上させることができるコンベヤベルトを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のコンベヤベルトは、上カバーゴムと下カバーゴムとの間に心体を埋設したコンベヤベルトにおいて、上カバーゴムを外周側から耐摩耗層と耐衝撃層とを順に積層した構成して、前記耐摩耗層の20℃における損失係数が0.03以上0.25以下かつ損失弾性係数が0.20MPa以上6.50MPa以下であり、JIS K 6264−2で規定するDIN摩耗試験(A法)の23℃の温度下での測定結果から算出される比摩耗体積が50mm 3 以下であり、前記耐衝撃層の20℃における損失係数が0.15以上0.70以下かつ損失弾性係数が1.5MPa以上30.0MPa以下であり、前記耐摩耗層および前記耐衝撃層の層厚がそれぞれ2mm以上30mm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、損失係数および損失弾性係数を特定範囲に設定した耐摩耗層を上カバーゴムに配置することにより、この耐摩耗層によって搬送物との間に生じる摩擦に起因する摩耗を生じ難くすることができる。また、損失係数および損失弾性係数を特定範囲に設定した耐衝撃層を上カバーゴムに配置することにより、この耐衝撃層によって搬送物から受ける衝撃に起因する損傷を生じ難くすることができる。
そして、耐衝撃層は、より外周側に配置される耐摩耗層によって、搬送物に起因する摩耗から保護されるので、その優れた耐衝撃性を長期に渡って発揮するには有利になる。一方、耐摩耗層は、より内周側に配置される耐衝撃層が長期に渡って優れた耐衝撃性を発揮して、投入される搬送物に起因する衝撃を吸収するので、衝撃に起因する損傷が生じ難くなる。このように、耐摩耗性に優れた耐摩耗層と耐衝撃性に優れた耐衝撃層とを別々に設け、これらの相乗効果によって上カバーゴムの耐摩耗性および耐衝撃性の両性能が大きく向上し、コンベヤベルトの耐用期間を延ばすには有利になっている。
ここで、前記耐摩耗層が前記上カバーゴムの最外周側に配置された仕様にすることもできる。この仕様によれば、搬送物が直接接触する位置に耐摩耗層が配置されるので、上カバーゴムの摩耗を抑制するには最も有利になる。
前記耐摩耗層の層厚、2mm以上30mm以下である仕様にする。この仕様によれば、耐摩耗層の層厚を過大にすることがなく、コンベヤベルトの耐屈曲性の悪化を回避しつつ、十分な耐摩耗性を得ることができる。
前記耐衝撃層の層厚、2mm以上30mm以下である仕様にする。この仕様によれば、耐衝撃層の層厚を過大にすることがなく、コンベヤベルトの耐屈曲性の悪化を回避しつつ、十分な耐衝撃性を得ることができる。
前記耐衝撃層の層厚がベルト幅方向両端部よりもベルト幅方向中央部で厚くなっている仕様にすることもできる。搬送物が上カバーゴムに投入されるベルトキャリア側では、コンベヤベルトがトラフ形状になっている。そのため、ベルト幅方向両端部は、ベルト幅方向中央部に比して、投入される搬送物から受ける衝撃力が小さくなる。そのため、この仕様によれば、ベルト幅方向両端部の耐衝撃層の層厚が無駄に厚くならないので、コンベヤベルトの耐屈曲性が向上し、軽量化にも有利になる。これにより、コンベヤベルトを走行させるために必要なエネルギーを低減させることができる。
本発明のコンベヤベルトの実施形態をプーリ間に張設した状態を例示する説明図である。 図1のA−A断面図である。 図1のコンベヤベルトを平坦にした状態でのベルト幅方向断面図である。 コンベヤベルトの別の実施形態を平坦にした状態でのベルト幅方向断面図である。
以下、本発明のコンベヤベルトを図に示した実施形態に基づいて説明する。図中の一点鎖線CLはベルト幅方向中心を示している。
図1、図2に例示する本発明のコンベヤベルト1の実施形態は、心体2と、心体2の外周側に積層される上カバーゴム3と、心体2の内周側に積層される下カバーゴム4とを備えている。即ち、上カバーゴム3と下カバーゴム4の間に心体2が埋設されてこれらが加硫接着されて一体化している。詳述すると、心体2のベルト幅方向両端側は上カバーゴム3および下カバーゴム4とは異なるゴム種の耳ゴムになっていることもある。
コンベヤベルト1は、ベルトコンベヤ装置の駆動プーリ5と従動プーリ6との間に張設される。心体2はコンベヤベルト1を張設した際の張力を負担する部材である。心体2は、帆布等の繊維層により構成される。或いは、ベルト幅方向に並列した長手方向に延びる複数のスチールコード(スチールコード層)により構成される。心体2の材質や積層数はコンベヤベルト1に対する要求性能(剛性、伸び等)により決定される。繊維層の場合は単層または複数層、多層となり、スチールコード層の場合は単層になる。その他に必要に応じてコンベヤベルト1には補強層が埋設される。
コンベヤベルト1のキャリア側は、下カバーゴム4に接触して転動する支持ローラ7によって、ベルト幅方向両端部が水平方向に対して所定のトラフ角度G1に傾斜してトラフ形状に支持される。一方、コンベヤベルト1のリターン側はベルト幅方向で概ね平坦な状態で支持ローラ7によって上カバーゴム3が支持される。搬送物Cはコンベヤベルト1のキャリア側で上カバーゴム3に投入される。
図3に例示するように上カバーゴム3は、外周側から耐摩耗層3aと耐衝撃層3bとを順に積層して構成されている。この実施形態では、耐摩耗層3aが上カバーゴム3の最外周側に配置されている。この耐摩耗層3の内周面に耐衝撃層3bの外周面が加硫接着している。耐衝撃層3bの内周面は心体層2の外周面に接着ゴムを介して加硫接着している。耐摩耗層3aの層厚ta、耐衝撃層3bの層厚tbはそれぞれベルト幅方向で一定になっている。
下カバーゴム4の内周面は心体層2の外周面に接着ゴムを介して加硫接着している。下カバーゴム4は公知の仕様を用いることができる。
耐摩耗層3aは他の部分よりも耐摩耗性に優れた仕様になっている。この耐摩耗層3aは20℃における損失係数Tanδが0.03以上0.25以下に設定されている。また、耐摩耗層3aの損失弾性係数が0.2MPa以上6.5MPa以下に設定されている。さらに、耐摩耗層3aの比摩耗体積が50mm3以下であることが望ましい。
この損失係数Tanδが0.03未満であると、十分な耐摩耗性能及び常態物性を確保できない。また、損失係数Tanδが0.25超であると最適耐摩耗性能を確保できない。この損失弾性係数が0.2MPa未満であると十分な耐摩耗性能及び常態物性を確保できない。また、損失弾性係数が6.5MPa超であると最適耐摩耗性能を確保できない。
耐衝撃層3bは他の部分よりも耐衝撃性に優れた仕様になっている。この耐衝撃層3bの20℃における損失係数Tanδは0.15以上0.70以下に設定されている。また、耐衝撃層3bの損失弾性係数が1.5MPa以上30.0MPa以下に設定されている。
この損失係数Tanδが0.15未満であると十分な耐衝撃性能を確保できない。また、損失係数Tanδが0.70超であるとゴム表面に傷がつき易く、耐用期間(使用寿命)が短くなる恐れがある。この損失弾性係数が1.5MPa未満であると十分な耐衝撃性能を確保できない。また、損失弾性係数が30.0MPa超であるとゴム表面に傷がつき易く、耐用期間(使用寿命)が短くなる恐れがある。
本発明で規定する損失係数Tanδおよび損失弾性係数は、耐摩耗層3a、耐衝撃層3bを形成する加硫ゴムシートから切り抜いた短冊状の試験片(長さ20mm×幅5mm×厚み2mm)を用いて、JIS K 6394に規定されている粘弾性スペクトロメータ(例えば、東洋精機製作所製スペクトロメータ)によって測定して得られた値である。この測定は20℃の測定温度下で、試験片を10%伸張させ(初期歪み)、振幅±2%の振動を振動数10Hzで与えて行なう。
本発明で規定する比摩耗体積は、耐摩耗層3aを形成する加硫ゴムシートから打ち抜いた試験片(直径16mm、厚さ6mm)を用いて、JIS K 6264−2:2005(ISO4649)で規定するDIN摩耗試験(A法)に準拠して得られた値である。この測定は23℃の温度下で、試験片の摩耗体積を測定する。
本発明によれば、損失係数Tanδおよび損失弾性係数を特定範囲に設定した耐摩耗層3aを上カバーゴム3に配置することにより、耐摩耗層3aが、投入される搬送物Cとの間に生じる摩擦に起因する摩耗を生じ難くする。また、損失係数Tanδおよび損失弾性係数を特定範囲に設定した耐衝撃層3bを上カバーゴム3に配置することにより、この耐衝撃層3bが、投入される搬送物との摩擦に起因する摩耗を生じ難くする。
そして、耐衝撃層3bは、より外周側に配置される耐摩耗層3aによって、搬送物Cに起因する摩耗から保護されるので、その優れた耐衝撃性を長期に渡って発揮するには有利になる。一方、耐摩耗層3aは、より内周側に配置される耐衝撃層3bが長期に渡って優れた耐衝撃性を発揮して、投入される搬送物Cに起因する衝撃を吸収するので、衝撃に起因する損傷が生じ難くなる。そのため、耐摩耗層3aは長期に渡ってその優れた耐摩耗性を発揮できる。
このように、耐摩耗性に優れた耐摩耗層3aと耐衝撃性に優れた耐衝撃層3bとを別々に設けて、耐摩耗層3aと耐衝撃層3bとの相乗効果によって、両性能を大きく向上させている。これにより、コンベヤベルト1の耐用期間を延ばすには有利になる。
この実施形態のように耐摩耗層3aが上カバーゴム3の最外周側に配置された仕様であれば、搬送物Cが直接接触する位置に耐摩耗層3aが配置されるので、上カバーゴム3の摩耗を抑制するには最も有利になる。
尚、耐摩耗層3aの外周側には別の層を設けることできる。また、耐摩耗層3aと耐衝撃層3bとの間にも別の層を設けることもできる。耐摩耗層3aの内周側に耐衝撃層3bが配置されて、耐摩耗層3aと耐衝撃層3bとが互いの優れた性能による影響を与え合って相乗効果を発揮させることができればよい。
耐摩耗層3aの層厚taが例えば、2mm以上30mm以下である仕様にする。この仕様によれば、耐摩耗層3aの層厚taを過大にすることがないので、コンベヤベルト1の耐屈曲性の悪化を回避することができ、コンベヤベルト1の走行に要するエネルギーを低減するにも有利になる。また、層厚taが2mm以上あるので十分な耐摩耗性を得ることができる。
耐衝撃層3bの層厚tbが例えば、2mm以上30mm以下である仕様にする。この仕様によれば、耐衝撃層3bの層厚tbを過大にすることがないので、コンベヤベルト1の耐屈曲性の悪化を回避することができ、コンベヤベルト1の走行に要するエネルギーを低減するにも有利になる。また、層厚tbが2mm以上あるので十分な耐衝撃性を得ることができる。
図4に例示するように、耐衝撃層3bのベルト幅方向両端部の層厚tb2よりもベルト幅方向中央部の層厚tb1が厚くなっている仕様にすることもできる。搬送物Cが上カバーゴム3に投入されるベルトキャリア側では、コンベヤベルト1がトラフ形状になっている。そのため、ベルト幅方向両端部は、ベルト幅方向中央部に比して、投入される搬送物Cから受ける衝撃力が小さくなる。
したがって、ベルト幅方向両端部はベルト幅方向中央部よりも耐衝撃層3bを薄くすることが可能になる。この実施形態によれば、ベルト幅方向両端部の耐衝撃層3bの層厚tbを無駄に厚くすることがないので、コンベヤベルト1の耐屈曲性が向上し、軽量化にも有利になる。これにより、コンベヤベルト1を走行させるために必要なエネルギーを低減させることができる。
この実施形態では、耐摩耗層3aの層厚taはベルト幅方向で一定になっているが、耐衝撃層3bと同様に、ベルト幅方向両端部はベルト幅方向中央部に比して、搬送物Cとの摩擦が小さくなる。そのため、層厚taをベルト幅方向両端部よりもベルト幅方向中央部で厚くすることもできる。
1 コンベヤベルト
2 心体
3 上カバーゴム
3a 耐摩耗層
3b 耐衝撃層
4 下カバーゴム
5 駆動プーリ
6 従動プーリ
7 支持ローラ
C 搬送物

Claims (4)

  1. 上カバーゴムと下カバーゴムとの間に心体を埋設したコンベヤベルトにおいて、上カバーゴムを外周側から耐摩耗層と耐衝撃層とを順に積層した構成して、前記耐摩耗層の20℃における損失係数が0.03以上0.25以下かつ損失弾性係数が0.20MPa以上6.50MPa以下であり、JIS K 6264−2で規定するDIN摩耗試験(A法)の23℃の温度下での測定結果から算出される比摩耗体積が50mm 3 以下であり、前記耐衝撃層の20℃における損失係数が0.15以上0.70以下かつ損失弾性係数が1.5MPa以上30.0MPa以下であり、前記耐摩耗層および前記耐衝撃層の層厚がそれぞれ2mm以上30mm以下であることを特徴とするコンベヤベルト。
  2. 前記耐摩耗層が前記上カバーゴムの最外周側に配置された請求項1に記載のコンベヤベルト。
  3. 前記耐摩耗層の層厚がベルト幅方向で一定であり、前記耐衝撃層の層厚がベルト幅方向両端部よりもベルト幅方向中央部で厚くなっている請求項1または2に記載のコンベヤベルト。
  4. 前記耐摩耗層の層厚がベルト幅方向両端部よりもベルト幅方向中央部で厚くなっていて、前記耐衝撃層の層厚がベルト幅方向両端部よりもベルト幅方向中央部で厚くなっている請求項1または2に記載のコンベヤベルト。
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