JP6497776B2 - リング締結装置、当該リング締結装置により製造されるコネクタ付ホース、および当該コネクタ付ホースに用いられるリング部材 - Google Patents
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Description
図1は、本発明にかかるリング締結装置の一実施形態を模式的に示す上面図であり、図2は、本発明にかかるリング締結装置の一実施形態を模式的に示す側面図である。本実施形態のリング締結装置1は、コネクタが挿入されたホースに外嵌されている環状のリング部材をかしめ機構50により縮径させることで、ホースとコネクタとを互いに固定して、コネクタ付ホースを製造する装置である。なお、本明細書における「外嵌」とは、リング部材がホースに対して相対移動可能な程度に、ホースの外周面とリング部材の内周面との間に若干の隙間がある場合をも含む概念である。
以上のように構成されたリング締結装置1を用いて、ホースとコネクタとをリング部材で互いに固定したコネクタ付ホースを製造する手順について説明する。図5は、コネクタ付ホースの製造工程を示すフローチャートであり、図6は、コネクタ付ホースの製造工程を模式的に示す上面図である。
図8は、リング部材Rの詳細な形状を示す側面図である。本実施形態で用いるリング部材Rの外周面には、端に向かうほど径方向外側に広がる形状となっている端部R1と、両側の端部R1に挟まれた中央部R2とが形成されている。ここで、かしめ機構50は、リング部材Rに対して、例えば、四方平行かしめ等のかしめを行うための締結爪51を複数有している。締結爪51は、リング部材Rの周方向に沿って配置されており、リング部材Rの外周面に対向する押圧部51aでリング部材Rを径方向内側に押圧することで、リング部材Rを縮径させることができる。
以上のように、本実施形態のリング締結装置1によれば、リング位置決め部30が、ホースHの内側に向かって付勢される付勢片31を有しており、リング部材Rが付勢片31の端面に当接することで位置決めされる。付勢片31がホースHの内側に向かって付勢されていることで、付勢片31の内周面とホースHの外周面との間にはほとんど隙間が生じず、リング部材Rがその隙間に入り込む余地を大きく低減することができる。したがって、リング部材Rを狙い通りの姿勢で付勢片31(リング位置決め部30)に当接させることができ、ひいてはリング部材Rを適切に位置決めすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、上記実施形態の要素を適宜組み合わせまたは種々の変更を加えることが可能である。
10:第1ステージ
20:第2ステージ
22:導電部材
24:移動量検出センサ
25:電流検出センサ
30:リング位置決め部
31:付勢片
40:駆動機構
50:かしめ機構
51:締結爪
51a:押圧部
60:制御手段
H:ホース
C:コネクタ
R:リング部材
R1:端部
R2:中央部
HC:コネクタ付ホース
Claims (6)
- コネクタが挿入されたホースに外嵌されている環状のリング部材を縮径させることで、前記ホースと前記コネクタとを互いに固定するリング締結装置であって、
前記コネクタが挿入された前記ホースの一方側が載置される第1ステージと、
前記第1ステージから離間して配置され、前記コネクタが挿入された前記ホースの他端側が載置される第2ステージと、
前記第1ステージと前記第2ステージとの間において前記ホースの周りに配置され、前記リング部材の位置決めを行うリング位置決め部と、
前記第2ステージと前記リング位置決め部との間に前記リング部材が位置する状態で、前記第2ステージを前記リング位置決め部に向かって移動させる駆動機構と、
前記駆動機構により移動させられる前記第2ステージの先端部に押され、前記リング位置決め部に当接することで位置決めされた前記リング部材を縮径させるかしめ機構と、
を備え、
前記リング位置決め部は、前記ホースの内側に向かって付勢される付勢片を有しており、前記リング部材が前記付勢片に当接することで位置決めされることを特徴とするリング締結装置。 - 前記付勢片は少なくとも2つ設けられており、前記少なくとも2つの付勢片で前記ホースを挟み込むように構成されている請求項1に記載のリング締結装置。
- 前記第2ステージの先端部に、導電性を有する複数の導電部材が互いに離間して設けられるとともに、前記リング部材および前記付勢片が導電性の材料で構成されており、
前記リング部材を前記付勢片に当接させることで、前記複数の導電部材のすべてが通電状態となった場合に、前記かしめ機構を作動させる制御手段をさらに備える請求項1または2に記載のリング締結装置。 - 前記第2ステージの移動量を検出する移動量検出センサが設けられており、
前記制御手段は、前記複数の導電部材のすべてが通電状態になるとともに、前記移動量検出センサにより検出された前記第2ステージの移動量が所定の範囲内である場合に、前記かしめ機構を作動させる請求項3に記載のリング締結装置。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のリング締結装置を用いて、前記ホースと前記コネクタとを前記リング部材で互いに固定させたコネクタ付ホース。
- 請求項5に記載のコネクタ付ホースに用いられるリング部材であって、
外周面の両端部は端に向かうほど径方向外側に広がる形状となっており、前記両端部に挟まれた中央部の幅が、前記リング部材を縮径させる前記かしめ機構の押圧部の幅と同等であることを特徴とするリング部材。
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