JP2005235632A - ストップランプスイッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】 可動接点および固定接点間の電気的な接続状態の悪化を防止すること。
【解決手段】 コンタクトケース1の底板には突部13が設けられている。この突部13はコンタクトスプリング9の伸張方向をプッシャロッド6の移動方向に対して傾斜させるものであり、コンタクトスプリング9の伸張時には可動接点11が完全対向方向に対して傾斜する傾斜方向に移動する。この構成の場合、可動接点11が固定接点15に接触するときに摺動する。従って、可動接点11および固定接点15に付着した異物・酸化皮膜が払拭されるので、可動接点11および固定接点15間の電気的な接続状態の悪化が防止される。
【選択図】 図1
【解決手段】 コンタクトケース1の底板には突部13が設けられている。この突部13はコンタクトスプリング9の伸張方向をプッシャロッド6の移動方向に対して傾斜させるものであり、コンタクトスプリング9の伸張時には可動接点11が完全対向方向に対して傾斜する傾斜方向に移動する。この構成の場合、可動接点11が固定接点15に接触するときに摺動する。従って、可動接点11および固定接点15に付着した異物・酸化皮膜が払拭されるので、可動接点11および固定接点15間の電気的な接続状態の悪化が防止される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車のブレーキペダルが踏込み操作されることに連動して状態が変化するストップランプスイッチに関する。
上記ストップランプスイッチには可動接点および固定接点を操作子の操作方向に沿って対向配置し、可動接点を操作子の操作方向に沿って移動操作することに基いて固定接点に対して接離する構成のものがある。
実開昭62−59924号公報
上記従来構成の場合、可動接点および固定接点の相手側に対する接離面に異物が付着したり、酸化皮膜が形成されるので、可動接点および固定接点間の電気的な接続状態が悪化する虞れがある。
請求項1に係る発明は可動接点および固定接点間の電気的な接続状態の悪化を防止することを課題とするものであり、課題を解決するための手段は請求項1に記載した通りである。以下、請求項1に係る発明を用語の意義と共に説明する。
1)圧縮コイルスプリング:可動接点を固定接点に押付けることで両者を接触状態に保持するものである。
2)操作子:圧縮コイルスプリングを圧縮することに基いて可動接点を固定接点から離間した状態に移動操作するものであり、可動接点および固定接点は操作子の操作方向に沿って配列されている。
3)伸張方向制御部:圧縮コイルスプリングの伸張方向を操作子の移動方向に対して傾斜させ、可動接点の移動方向を完全対向方向に対して傾斜する傾斜方向に規制するものであり、可動接点に固定接点の接離面に沿う分力を作用させることに基いて可動接点を固定接点に沿って摺動させるものである。この伸張方向制御部は圧縮コイルスプリングの端末部を受ける座面に設けられたものであり、例えば端末部を傾斜させる突部および凹部が伸張方向制御部に該当する。
1)圧縮コイルスプリング:可動接点を固定接点に押付けることで両者を接触状態に保持するものである。
2)操作子:圧縮コイルスプリングを圧縮することに基いて可動接点を固定接点から離間した状態に移動操作するものであり、可動接点および固定接点は操作子の操作方向に沿って配列されている。
3)伸張方向制御部:圧縮コイルスプリングの伸張方向を操作子の移動方向に対して傾斜させ、可動接点の移動方向を完全対向方向に対して傾斜する傾斜方向に規制するものであり、可動接点に固定接点の接離面に沿う分力を作用させることに基いて可動接点を固定接点に沿って摺動させるものである。この伸張方向制御部は圧縮コイルスプリングの端末部を受ける座面に設けられたものであり、例えば端末部を傾斜させる突部および凹部が伸張方向制御部に該当する。
可動接点が固定接点に接触するときに可動接点の接離面が固定接点の接離面に沿って摺動する。このため、可動接点の接離面および固定接点の接離面に付着した異物・酸化皮膜が払拭されるので、可動接点および固定接点間の電気的な接続状態の悪化が防止される。
<第1実施例>
コンタクトケース1は、図1に示すように、合成樹脂を円筒状に形成してなるものであり、コンタクトケース1の外周面には複数の係合爪部2が一体形成されている。このコンタクトケース1の外周面には円筒状のケースカバー3が嵌合されている。このケースカバー3は合成樹脂を材料に形成されたものであり、ケースカバー3には貫通孔状をなす複数の係合孔部4が形成されている。これら各係合孔部4内にはコンタクトケース1の係合爪部2が係合しており、ケースカバー3は係合爪部2および係合孔部4間の係合力でコンタクトケース1に分解不能に一体化されている。
コンタクトケース1は、図1に示すように、合成樹脂を円筒状に形成してなるものであり、コンタクトケース1の外周面には複数の係合爪部2が一体形成されている。このコンタクトケース1の外周面には円筒状のケースカバー3が嵌合されている。このケースカバー3は合成樹脂を材料に形成されたものであり、ケースカバー3には貫通孔状をなす複数の係合孔部4が形成されている。これら各係合孔部4内にはコンタクトケース1の係合爪部2が係合しており、ケースカバー3は係合爪部2および係合孔部4間の係合力でコンタクトケース1に分解不能に一体化されている。
ケースカバー3には円筒状の軸受5が一体形成されており、軸受5の内周面には操作子に相当するプッシャロッド6がスライド可能に嵌合されている。このプッシャロッド6の内周面にはロッドスプリング7の一端部が嵌合されており、ロッドスプリング7の他端部はスプリング受け8の内周面に嵌合されている。このスプリング受け8はコンタクトケース1の底板に一体形成されたものであり、スプリング受け8とロッドスプリング7とプッシャロッド6の三者は同心状に配置されている。このプッシャロッド6は自動車のブレーキペダルが踏込み状態および踏込み解除状態になることに連動して直線的に移動するものであり、ブレーキペダルの踏込み解除状態では、図1に示すように、ロッドスプリング7のばね力で軸受5から突出した押圧解除状態に移動し、ブレーキペダルの踏込み状態では、図2に示すように、ブレーキペダルの踏込み力で軸受5内に収納された押圧状態に移動する。
スプリング受け8の外周面には、図1に示すように、コンタクトスプリング9が嵌合されている。このコンタクトスプリング9は圧縮コイルスプリングからなるものであり、コンタクトスプリング9の一端部には円環状のコンタクトベース10が固定されている。このコンタクトベース10はロッドスプリング7が非接触状態で挿入されたものであり、プッシャロッド6が押圧解除状態から押圧状態に移動したときには、図2に示すように、プッシャロッド6によって押圧されることに基いて同方向へ移動し、プッシャロッド6が押圧状態から押圧解除状態に移動したときには、図1に示すように、コンタクトスプリング9のばね力で同方向へ移動する。このコンタクトベース10には可動接点11が固定されている。この可動接点11は突状をなす一対の接点部12を有するものであり、コンタクトベース10と一体的に移動する。
コンタクトケース1の底板には、図3に示すように、スプリング受け8の外周部に位置して突部13が一体形成されている。この突部13はスプリング受け8に比べて高さ寸法が小さく設定されたものであり、コンタクトスプリング9の端末部は、図1に示すように、部分的に突部13に乗上げている。この突部13はコンタクトスプリング9の伸張方向をプッシャロッド6のスライド方向に対して傾斜させるものであり、コンタクトスプリング9の伸張時には可動接点11がプッシャロッド6のスライド方向に対して傾斜する傾斜方向へ移動する。尚、突部13は伸張方向制御部に相当するものである。
ケースカバー3内には、図1に示すように、円環状のコンタクトベース14が固定されており、プッシャロッド6はコンタクトベース14の内周部に非接触状態で挿入されている。このコンタクトベース14はプッシャロッド6のスライド方向に対して垂直な板状をなすものであり、コンタクトベース14には一対の固定接点15が固定されている。これら両固定接点15はプッシャロッド6のスライド方向に対して垂直な同一面上に配置されたものであり、プッシャロッド6の押圧状態では、図2に示すように、コンタクトベース10がプッシャロッド6によって押圧されることに基いて同方向へ移動し、可動接点11の両接点部12が両固定接点15から離間することに基いて両固定接点15間が電気的に遮断されたオフ状態になる。また、プッシャロッド6の押圧解除状態では、図1に示すように、可動接点11の両接点部12がコンタクトスプリング9のばね力で両固定接点15に接触し、両固定接点15間が可動接点11を介して電気的に導通したオン状態になる。
プッシャロッド6が押圧状態から押圧解除状態にスライドするときにはコンタクスプリング8がプッシャロッド6のスライド方向に対して傾斜する傾斜方向へ伸張する。従って、両接点部12が両固定接点15に接触することに基いて両接点部12にプッシャロッド6のスライド方向に対して直交する分力が作用するので、両接点部12が両固定接点15の表面に沿って摺動する。
コンタクトケース1には円筒状のコネクタ16が一体形成されている。このコネクタ16は対のコネクタが着脱可能に装着されるものであり、コンタクトケース1にはコネクタ16内に位置して一対のコネクタ端子17が固定されている。これら両コネクタ端子17は両固定接点15に個別に接続されたものであり、両固定接点15間の導通遮断はコネクタ端子17を介して電気的に検出される。
上記第1実施例によれば、コンタクトスプリング9の端末部を受ける座面に突部13を設け、コンタクトスプリング9の伸張方向をプッシャロッド6の移動方向に対して傾斜させた。このため、コンタクトスプリング9の伸張時に可動接点11が完全対向方向に対して傾斜する傾斜方向へ移動するので、可動接点11が固定接点15に接触するときに固定接点に沿って摺動する。従って、可動接点11および固定接点15に付着した異物・酸化皮膜が払拭されるので、可動接点11および固定接点15間の電気的な接続状態の悪化が防止される。
<第2実施例>
コンタクトケース1の底板には、図4の(a)に示すように、スプリング受け8の外周部に位置して伸張方向制御部21が設けられている。この伸張方向制御部21はスプリング受け8の中心を挟んで径方向に対向する2個の突部22と両突部22に対して周方向に90°離間する1個の突部23とから構成された突部群からなるものであり、両突部22の高さ寸法は同一値に設定され、突部23の高さ寸法は両突部22に比べて大きく設定されている。この突部群21には、図4の(b)に示すように、コンタクトスプリング9の端末部が乗上げており、突部群21はコンタクトスプリング9をプッシャロッド6のスライド方向に対して傾斜する傾斜方向に伸張させる。
<第3実施例>
コンタクトケース1の底板には、図5の(a)に示すように、スプリング受け8の外周部に位置して突部24が一体形成されている。この突部24は伸張方向制御部に相当するものであり、表面が平坦な傾斜状をなしている。この突部24には、図5の(b)に示すように、コンタクトスプリング9の端末部が乗上げており、突部24はコンタクトスプリング9をプッシャロッド6のスライド方向に対して傾斜する傾斜方向に伸張させる。
<第2実施例>
コンタクトケース1の底板には、図4の(a)に示すように、スプリング受け8の外周部に位置して伸張方向制御部21が設けられている。この伸張方向制御部21はスプリング受け8の中心を挟んで径方向に対向する2個の突部22と両突部22に対して周方向に90°離間する1個の突部23とから構成された突部群からなるものであり、両突部22の高さ寸法は同一値に設定され、突部23の高さ寸法は両突部22に比べて大きく設定されている。この突部群21には、図4の(b)に示すように、コンタクトスプリング9の端末部が乗上げており、突部群21はコンタクトスプリング9をプッシャロッド6のスライド方向に対して傾斜する傾斜方向に伸張させる。
<第3実施例>
コンタクトケース1の底板には、図5の(a)に示すように、スプリング受け8の外周部に位置して突部24が一体形成されている。この突部24は伸張方向制御部に相当するものであり、表面が平坦な傾斜状をなしている。この突部24には、図5の(b)に示すように、コンタクトスプリング9の端末部が乗上げており、突部24はコンタクトスプリング9をプッシャロッド6のスライド方向に対して傾斜する傾斜方向に伸張させる。
6はプッシャロッド(操作子)、9はコンタクトスプリング(圧縮コイルスプリング)、11は可動接点、13は突部(伸張方向制御部)、15は固定接点、21は伸張方向制御部、24は突部(伸張方向制御部)を示している。
Claims (1)
- 固定接点と、
前記固定接点に対向配置された可動接点と、
前記可動接点を前記固定接点に接触した状態に保持する圧縮コイルスプリングと、
前記圧縮コイルスプリングを圧縮することに基いて前記可動接点を前記固定接点から離間した状態に移動操作する操作子とを備え、
前記圧縮コイルスプリングの端末部を受ける座面には、前記圧縮コイルスプリングの伸張方向を前記操作子の移動方向に対して傾斜させる伸張方向制御部が設けられていることを特徴とするストップランプスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004044668A JP2005235632A (ja) | 2004-02-20 | 2004-02-20 | ストップランプスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004044668A JP2005235632A (ja) | 2004-02-20 | 2004-02-20 | ストップランプスイッチ |
Publications (1)
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JP2005235632A true JP2005235632A (ja) | 2005-09-02 |
Family
ID=35018355
Family Applications (1)
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JP2004044668A Pending JP2005235632A (ja) | 2004-02-20 | 2004-02-20 | ストップランプスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005235632A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE102009008735A1 (de) | 2008-02-12 | 2009-09-03 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Schaltervorrichtung |
US7750771B2 (en) | 2007-04-23 | 2010-07-06 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Switching device |
JP2015118864A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 大塚工機株式会社 | 検知スイッチ |
-
2004
- 2004-02-20 JP JP2004044668A patent/JP2005235632A/ja active Pending
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US7932796B2 (en) | 2007-10-03 | 2011-04-26 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Switch device |
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