JP6497508B2 - 防爆電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉型の蓋部を備えた防爆電気機器に関し、特に、蓋部側の基板と本体側の基板とをフラットケーブルで電気的に接続する防爆電気機器に関する。
爆発性のガスや液体を取扱う危険場所で使用する計装機器等の電気機器では、正常動作時のみならず回路の短絡や断線等により発生した火花や温度上昇等が爆発の点火源とならないように対策を施した本質安全防爆構造の防爆電気機器であることが要求される。
防爆電気機器は、種々の構造が採用されているが、例えば、信号変換器等の防爆電気機器では、開閉型の蓋部を備え、蓋部側の基板と本体側の基板とをフラットケーブルで電気的に接続する構造のものが実用化されている。
図4は、開閉型の蓋部を備え、蓋部側の基板と本体側の基板とをフラットケーブルで電気的に接続する従来の防爆電気機器の構造を示す図である。本図に示すように、防爆電気機器500は、本体510と蓋部520とがヒンジ部550により連結されており、蓋部520が開閉可能となっている。本図において、図4(a)が、蓋部520が開いた状態を示しており、図4(b)が、蓋部520が閉じた状態を示している。
防爆電気機器500は、本体510、蓋部520とも金属で形成されている。このため、本体510と蓋部520とを総称して金属筐体と称する。
本体510側には電源基板511が備えられ、蓋部520側にはCPU基板521が備えられている。電源基板511とCPU基板521とは、それぞれの基板上に設けられたコネクタ512とコネクタ522とをフラットケーブル530で繋ぐことにより電気的に接続されている。フラットケーブル530は、開閉時の移動距離が少なくなるようにヒンジ部550側に配置されている。
また、防爆電気機器500は、外部配線610と接続するためのモジュール600を収容するようになっており、電源基板511とモジュール600の収容室とを仕切るための仕切り板513が配置されている。仕切り板513は、安全のため電源基板511を覆う役割も担っている。
本質安全防爆構造の規格では、ケーブルが他の回路等と混触しないように所定の離隔距離を取ることが要求される。従来の防爆電気機器500においては、この要求を満たすために、金属筐体の内壁とフラットケーブル530との間にゴムあるいは樹脂で形成された可撓性仕切り材540を挟むことで、フラットケーブル530と金属筐体との離隔距離を確保していている。可撓性仕切り材540は、一方の端部が蓋部520に取り付けられている
また、外部配線610を囲み部材514で囲うことにより、フラットケーブル530と外部配線610との離隔距離を確保している。
特開2001−203481号公報
従来の防爆電気機器500では、フラットケーブル530の離隔距離を確保するため、可撓性仕切り材540と囲み部材514とを用いている。これらの部材は隔離距離を確保するためだけに用いられるものであり、防爆電気機器500の本来的な機能とは直接的には関係がない。一般に、部品点数は少ない方がコスト面や組み立て容易性等の観点から好ましい。
そこで、本発明は、防爆電気機器において、ケーブルの離隔距離を確保するための部材点数を削減することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の防爆電気機器は、箱形状の本体にヒンジ部で連結された開閉型の蓋部を備え、前記蓋部に備えられる一方の基板と前記本体に備えられる他方の基板とをフラットケーブルで電気的に接続する防爆電気機器であって、前記フラットケーブルを前記一方の基板近傍から前記他方の基板付近まで通すための筒部を有し、前記他方の基板を覆う形状のインナーハウジングを備えたことを特徴とする。
ここで、前記インナーハウジングは、外部配線と接続するモジュールを収容可能なものであり、前記他方の基板と前記モジュールとを仕切る機能を有する仕切りが、前記筒部における前記他方の基板側の口に、形成されて成るようにしてもよい。
また、前記筒部は、前記他方の基板に向かって広がっているようにしてもよい。
た、前記フラットケーブルの前記筒部と接触する箇所に可撓性シートを貼り付けてもよい。

本発明によれば、防爆電気機器において、ケーブルの離隔距離を確保するための部材点数を削減することができる。
本実施形態の防爆電気機器の構造を示す図である。 インナーハウジング140の斜視図である。 フラットケーブルに保護シートを貼り付けた状態を示す図である。 開閉型の蓋部を備え、蓋部側の基板と本体側の基板とをフラットケーブルで電気的に接続する従来の防爆電気機器の構造を示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の防爆電気機器の構造を示す図である。本図に示すように、防爆電気機器100は、箱形状の本体110と蓋部120とがヒンジ部150により連結されており、蓋部120が開閉可能となっている。本図において、図1(a)が、蓋部120が開いた状態を示しており、図1(b)が、蓋部120が閉じた状態を示している。本体110、蓋部120とも金属で形成されている。このため、本体110と蓋部120とを総称して金属筐体と称する。
本体110側には電源基板111が備えられ、蓋部120側にはCPU基板121が備えられている。電源基板111とCPU基板121とは、それぞれの基板上に設けられたコネクタ112とコネクタ122とをフラットケーブル130で繋ぐことにより電気的に接続されている。フラットケーブル130は、開閉時の移動距離が少なくなるようにヒンジ部150側に配置されている。また、防爆電気機器100は、外部配線210と接続するためのモジュール200を収容するようになっている。
本質安全防爆構造の規格では、ケーブルが他の回路等と混触しないように所定の離隔距離を取ることが要求される。本実施形態の防爆電気機器100においては、この要求を満たすために、インナーハウジング140を用いている。
インナーハウジング140は、本体110の電源基板111の上方で固定され、モジュール200を収容するための部材であり、さらに電源基板111を覆って電源基板111とモジュール200の収容室とを仕切る機能と、フラットケーブル130と金属筐体との離隔距離を確保する機能と、フラットケーブル130と外部配線210との離隔距離を確保する機能とを有している。
インナーハウジング140は、フラットケーブル130を通すための筒部141が形成されている。本実施形態では、筒部141の断面を矩形状としているが他の形状であってもよい。
筒部141の蓋部120側の口はCPU基板121上のコネクタ122に近接する位置に形成されている。筒部141の他方の口には、蓋部120が閉じられた際に撓んだフラットケーブル130が収容されるように広がった収容空間142が形成されている。収容空間142は、蓋部120側から本体110の底方向に向かって徐々に広がるように形成されている。
なお、筒部141は、フラットケーブル130と金属筐体との離隔距離を確保でき、フラットケーブル130と外部配線210との離隔距離を確保できるように、一方の口をCPU基板121近傍に形成し、他方の口を電源基板111付近に形成する。
フラットケーブル130は、筒部141を通る状態で電源基板111とCPU基板121とに接続されるため、フラットケーブル130と金属筐体との離隔距離およびフラットケーブル130と外部配線210との離隔距離とを確実に確保することができる。
インナーハウジング140を用いることにより、フラットケーブル130と金属筐体との離隔距離を確保するためだけの部材と、フラットケーブル130と外部配線210との離隔距離を確保するためだけの部材とが不要となるため、フラットケーブル130の離隔距離を確保するための部材点数を削減することが可能となる。
図2は、インナーハウジング140の斜視図である。本図に示すようにインナーハウジング140は、モジュールを収容する収容室143a、143bが形成され、さらに、フラットケーブル130を通す筒部141が形成されている。また、筒部141には、蓋部120が閉じられた際に撓んだフラットケーブル130を収容するための収容空間142が形成されている。
インナーハウジング140の下には、電源基板111が配置されるため、インナーハウジング140により、電源基板111が覆われることになり、安全性が確保される。
フラットケーブル130は、蓋部120の開閉の際に筒部141内をスライドする。このとき、筒部141内を円滑にスライドさせるとともに、フラットケーブル130を保護するために、図3に示すように、フラットケーブル130の筒部141との接触箇所に可撓性シート132を貼り付けてもよい。可撓性シート132により、フラットケーブル130の剛性を高め、筒部141の口付近でフラットケーブル130が折れ曲がることを防ぐこともできる。
100…防爆電気機器、110…本体、111…電源基板、112…コネクタ、120…蓋部、121…CPU基板、122…コネクタ、130…フラットケーブル、132…可撓性シート、140…インナーハウジング、141…筒部、142…収容空間、143…収容室、150…ヒンジ部、200…モジュール、210…外部配線

Claims (4)

  1. 箱形状の本体にヒンジ部で連結された開閉型の蓋部を備え、前記蓋部に備えられる一方の基板と前記本体に備えられる他方の基板とをフラットケーブルで電気的に接続する防爆電気機器であって、
    前記フラットケーブルを前記一方の基板近傍から前記他方の基板付近まで通すための筒部を有し、前記他方の基板を覆う形状のインナーハウジングを備えたことを特徴とする防爆電気機器。
  2. 前記インナーハウジングは、
    外部配線と接続するモジュールを収容可能なものであり、
    前記他方の基板と前記モジュールとを仕切る機能を有する仕切りが、前記筒部における前記他方の基板側の口に、形成されて成る
    ことを特徴とする請求項1に記載の防爆電気機器。
  3. 前記筒部は、前記他方の基板に向かって広がっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防爆電気機器。
  4. 前記フラットケーブルの前記筒部と接触する箇所に可撓性シートを貼り付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の防爆電気機器。
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