JP6497402B2 - 突極形回転子の界磁巻線支え部材 - Google Patents

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Description

本発明は、突極形回転子の界磁巻線支え部材に関する。
従来、突極形回転電機において、回転子の界磁巻線の各層間の絶縁物が経年変化により縮小することにより不具合が発生することを防止するため、突極形回転電機の回転子の界磁巻線を押上装置により支えることが公知となっている(例えば、下記特許文献1,2等参照)。
このような押上装置は、界磁巻線の下面にそれぞれ高強度のフェノール板、ベークライト板、ガラスエポキシ積層板等の絶縁板を配設し、この絶縁板を介して界磁巻線を径方向外側へ押圧することにより、界磁巻線を支える構造となっている。
実開平3−77251号公報 実開昭61−126757号公報
しかしながら、界磁巻線の下面に絶縁板を配置すると、この絶縁物が断熱材として作用し、通風冷却による冷却を妨げてコイルの発熱につながるおそれがあるという問題があった。
そこで、絶縁板を廃止し、押上装置の回転子界磁巻線に当接する部分を絶縁材により構成して、押上装置により直接界磁巻線を支えることが考えられる。
一方で、一般的にIEC60664−1などの規格によれば、回転子界磁巻線は低電圧回転機に相当する実効電圧630V以下で駆動され、その絶縁沿面距離は、材料や絶縁物の表面汚損度によっても異なるが、最小沿面距離は10mmが推奨されている。そのため回転子界磁巻線に対しての沿面距離は通常この最小沿面距離に安全率を加味した絶縁距離が確保されている。
このようなことから本発明は、回転子界磁巻線の下面の絶縁板を廃止した場合であっても、所望の絶縁沿面距離を確保しつつ回転子界磁巻線を支えることが可能な突極形回転子の界磁巻線支え部材を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係る突極形回転子の界磁巻線支え部材は、
回転子継鉄と磁極突部と磁極頭部からなる回転子鉄心が、回転軸に備えられており、前記磁極突部の周面に界磁巻線が配置されている突極形回転子の、周方向に隣接する前記界磁巻線を径方向外側へ押圧する突極形回転子の界磁巻線支え部材であって、
絶縁材からなり、隣接する前記界磁巻線の径方向内側面にそれぞれ直接当接する当接面、及び、前記回転軸の径方向に沿って形成された挿通孔が設けられたコイル支え本体部と、
基端部が前記回転子継鉄に固定され先端部が径方向外側へ突出するとともに前記先端部が前記コイル支え本体部の挿通孔に挿通された頭部を有さないボルトと、
前記回転子継鉄と前記コイル支え本体部との間に介在して前記コイル支え本体部を前記界磁巻線側へ押圧する弾性体と
を備え、
前記コイル支え本体部が、前記挿通孔の前記回転軸径方向外側の部分に、前記挿通孔に比較して大径に形成され、前記界磁巻線と前記ボルトとの間の沿面距離を確保するためのザグリ部を有し、
前記ザグリ部は、前記界磁巻線から当該ザグリ部の開口端までの距離が、前記界磁巻線から前記挿通孔の開口端までの距離に比較して短い
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第2の発明に係る突極形回転子の界磁巻線支え部材は、
前記絶縁材が樹脂である
ことを特徴とする。
本発明に係る突極形回転子の界磁巻線支え部材によれば、回転子界磁巻線の下面の絶縁板を廃止した場合であっても、所望の絶縁沿面距離を確保しつつ回転子界磁巻線を支えることができる。
突極形回転電機を示す概略構成図である。 本発明の実施例に係る突極形回転子の界磁巻線支え部材の正面図である。 図2に示すコイル支え本体部の断面図である。 図2に示すコイル支え本体部の上面図である。 本発明の実施例に係る突極形回転子の界磁巻線支え部材を適用した場合の沿面距離を示す説明図である。 コイル支え本体部がザグリ部を有しない場合の沿面距離を示す説明図である。
以下、図面を用いて本発明に係る突極形回転子の界磁巻線支え部材について説明する。
図1から図6を用いて本発明の一実施例に係る突極形回転子の絶縁板の詳細を説明する。
図1に示すように、突極形回転電機1は、図示しないフレーム等に固定された略円筒状の固定子10と、固定子10の内周側に回転自在に保持された突極形回転子20を有している。
突極形回転子20の回転軸21,回転子継鉄22及び磁極突部23は、一体的に形成されており、例えば、塊状の磁性材料から切り出されて成形されたものである。回転軸21は、突極形回転子20の回転中心となるものであって、その軸方向両端部が軸受(図示省略)により、回転可能に支持されている。回転軸21の軸方向の中央部分には、回転子継鉄22が、回転軸21の周囲を覆いつつ軸方向に延在する状態で、一体的に形成されている。回転子継鉄22の外周部のうち周方向に90°ずれた位置には、磁極突部23が一体的に形成されている。つまり、磁極突部23は、回転子継鉄22の外周部から径方向外側に向けて突出すると共に、周方向において等間隔で配置されている。
磁極突部23の周面には、絶縁板(図示省略)を介して、界磁巻線(界磁コイル)24が配置されている。界磁巻線24は、板状をなす導体と板状をなす絶縁部材を径方向に交互に積層することによって構成されている。
磁極突部23の頂面(径方向外側端面)には、磁極頭部25が複数のボルト(図示省略)により固定されている。磁極頭部25の外周面と固定子10の内周面との間には隙間(径方向に数mmの隙間)が確保されている。
なお、磁極突部23と磁極頭部25により、磁極鉄心が形成されている。また、回転子継鉄22と磁極突部23と磁極頭部25により、回転子鉄心が形成されている。
また、界磁巻線24の頂面(径方向外側端面)と磁極頭部25の内周側面(径方向内側端面)との間には、絶縁板27が設けられている。
そして、本実施例において周方向に隣り合う二つの界磁巻線24間には、その内周面側(径方向内側端面)に直接当接して界磁巻線24を押し上げるコイル支え(界磁巻線支え部材)28が配設されている。
図2に示すように、コイル支え28は、樹脂(絶縁材)からなるコイル支え本体部281と、その先端部がコイル支え本体部281に設けられた挿通孔281a(図3参照)に挿入されるとともにその基端部が回転子継鉄22に固定された六角穴付ボルト282と、六角穴付ボルト282を挿通し回転子継鉄22とコイル支え本体部281との間に介装された皿バネ(弾性体)283とを含んで構成されている。なお、本実施例において皿バネ283は、コイル支え本体部281との間に介装されたワッシャー284と、回転子継鉄22との間に介装されたスプールリテーナ285とにより支持されている。
図3及び図4に示すように、コイル支え本体部281は、側面視概ね台形状に形成され、その脚に相当する面が、周方向に隣接する界磁巻線24の径方向内側面にそれぞれ当接する当接面281c,281dとなっている。
また、上述した挿通孔281aは、コイル支え本体部281の中心部分に回転軸21の径方向に沿って設けられている。そしてこの挿通孔281aの上底側(回転軸21の径方向に対して外側)に、挿通孔281aよりも大径に形成されたザグリ部281bが設けられている。なお、本実施例において挿通孔281aは、図4に示すように界磁巻線24等の製造上の誤差を吸収することができるよう長穴となっている。これに伴い、ザグリ部281bも長穴となっている。
このように構成される本実施例に係る突極形回転子の界磁巻線支え部材によれば、ザグリ部281bを設けたことにより、図5に示すように界磁巻線24等の製造上の誤差により六角穴付ボルト282がコイル支え本体部281の挿通孔281aの端部に当接した場合であっても、図5中に太線で示すように、界磁巻線24と六角穴付ボルト282との間の沿面距離を十分に確保することが可能となる。
すなわち、ザグリ部281bを設けずに界磁巻線24の下面の絶縁板を廃止した場合は、図6に示すコイル支え28’のように、六角穴付ボルト282がコイル支え本体部281の挿通孔281aの端部に当接すると、図6中に太線で示すように、界磁巻線24から六角穴付ボルト282までの沿面距離を十分に確保することが困難となる。これに対し、本実施例に係る突極形回転子の界磁巻線支え部材を用いれば、界磁巻線24の下面の絶縁板を廃止した場合であっても、上述した通り、所望の絶縁沿面距離を確保することができる。
1 突極形回転電機
10 固定子
20 突極形回転子
21 回転軸
22 回転子継鉄
23 磁極突部
24 界磁巻線
25 磁極頭部
25a 外周面
27 絶縁板
28,28’ コイル支え
281 コイル支え本体部
281a 挿通孔
281b ザグリ部
281c,281d 当接面
282 六角穴付ボルト
283 皿バネ
284 ワッシャー
285 スプールリテーナ

Claims (2)

  1. 回転子継鉄と磁極突部と磁極頭部からなる回転子鉄心が、回転軸に備えられており、前記磁極突部の周面に界磁巻線が配置されている突極形回転子の、周方向に隣接する前記界磁巻線を径方向外側へ押圧する突極形回転子の界磁巻線支え部材であって、
    絶縁材からなり、隣接する前記界磁巻線の径方向内側面にそれぞれ直接当接する当接面、及び、前記回転軸の径方向に沿って形成された挿通孔が設けられたコイル支え本体部と、
    基端部が前記回転子継鉄に固定され先端部が径方向外側へ突出するとともに前記先端部が前記コイル支え本体部の挿通孔に挿通された頭部を有さないボルトと、
    前記回転子継鉄と前記コイル支え本体部との間に介在して前記コイル支え本体部を前記界磁巻線側へ押圧する弾性体と
    を備え、
    前記コイル支え本体部が、前記挿通孔の前記回転軸径方向外側の部分に、前記挿通孔に比較して大径に形成され、前記界磁巻線と前記ボルトとの間の沿面距離を確保するためのザグリ部を有し、
    前記ザグリ部は、前記界磁巻線から当該ザグリ部の開口端までの距離が、前記界磁巻線から前記挿通孔の開口端までの距離に比較して短い
    ことを特徴とする突極形回転子の界磁巻線支え部材。
  2. 前記絶縁材が樹脂である
    ことを特徴とする請求項1記載の突極形回転子の界磁巻線支え部材。
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