JP6497239B2 - 金属管の曲げ加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、金属管の曲げ加工装置に関する。
原子力発電用熱交換器等に用いられるUベンド管には、曲げ形状・管断面形状について厳しい仕様が要求される。この仕様を実現する加工法として従来、金型曲げ法が用いられている。しかし、金型曲げ法では1つの金型で基本的に1サイズの曲げ加工しかできないため、すべてのサイズに対応するためには、多くのローラを保有する必要がある。また、ローラの段取り替えに長時間を要する。
特許第3214339号公報には、金属管を複数対の支持ローラとクランプで把持して、支持ローラとクランプのどちらか一方、又は双方を所定の半径で旋回することにより、均一な曲率半径でU字状に曲げ加工する方法が開示されている。
特許第3240912号公報には、被加工管材を軸長方向不動に固定把持する管材クランプ手段と、この管材クランプ手段を旋回中心に対して離間距離可変に搭載した駆動旋回架台と、被加工管材を軸長方向に移動可能に把持して管材送り出し速度を制御する複数対の孔型ローラ群からなり、そのうちの管材クランプ手段に対向する側のローラ対の各ローラの回転中心を、駆動旋回架台の旋回中心を通る直線上に設置した管材支持手段と、この管材支持手段を旋回中心に対して離間距離可変に搭載した固定架台とを具備することを特徴とする金属管の曲げ加工装置が開示されている。
特許第3214339号公報 特許第3240912号公報
上記の特許文献に開示された金属管の曲げ加工方法又は曲げ加工装置によれば、金属管を様々な曲げ形状に加工することができる。一方、曲げ加工時の断面形状の変形を抑制して、断面形状がより真円に近いベンド管を製造できる金属管の曲げ加工装置が求められている。
本発明の目的は、断面形状がより真円に近いベンド管を製造できる金属管の曲げ加工装置を提供することである。
本発明による金属管の曲げ加工装置は、金属管を軸方向と垂直な方向から挟持するとともに軸方向に搬送する搬送装置と、前記金属管の軸方向と平行な平面内で旋回し、前記金属管からオフセットされた位置に軸支された旋回アームと、前記旋回アームに取り付けられ、前記金属管を把持するチャックと、前記金属管の外周面に接し、曲げの支点に配置されるベンディングローラとを備える。前記ベンディングローラは、前記金属管の外周面と接する部分が樹脂で形成され、周面に形成されかつ周方向に延びる溝を有する基部と、前記基部の前記溝以外の周面を覆って形成された一対の張出部とを含む。前記溝の断面形状は、前記金属管の曲げ加工前の外径の98〜100%の直径を有する半円であり、前記一対の張出部の各々は、0.02mm以上の厚さを有する。
本発明によれば、断面形状がより真円に近いベンド管を製造できる金属管の曲げ加工装置が得られる。
図1は、本発明の一実施形態にかかる金属管の曲げ加工装置の斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態にかかる金属管の曲げ加工装置の平面図である。 図3は、ベンディングローラを、ベンディングローラの回転軸を含む面で切断した断面図である。 図4は、曲げ加工中の金属管の様子を模式的に示す断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[全体の構成]
図1は、本発明の一実施形態にかかる金属管の曲げ加工装置1の斜視図である。図2は、金属管の曲げ加工装置1の平面図である。金属管の曲げ加工装置1は、定盤10と、旋回架台(旋回アーム)20と、固定架台30と、送りローラユニット(搬送装置)40と、チャック50と、ベンディングローラ60とを備えている。
金属管の曲げ加工装置1には、被加工材である金属管Pが装着される。金属管Pは、軸方向が水平になるように装着される。以下では説明の便宜のため、金属管Pの軸方向と平行な方向をy方向、鉛直方向をz方向と呼び、これらと垂直な方向をx方向と呼ぶ。
定盤10は、一部が切り欠かれた円盤状の形状を有している。定盤10は、上面が水平になるように設置されている。旋回架台20及び固定架台30は、定盤10の上に配置されている。
旋回架台20は、金属管Pからオフセットされた位置に軸支されている。旋回架台20は、正面視(xz面視)において倒L字型の形状を有している。旋回架台20は、定盤10に向かって突出した部分の底面に取り付けられたキャスター21(図1)と、平面視において定盤10の中心に重なる位置に取り付けられた回転軸22とを備えている。回転軸22は、モータ23(図2)によって駆動される。モータ23を制御することによって、回転軸22を中心として旋回架台20を水平面内で旋回させることができる。
旋回架台20の上面には、2条のレール24がx方向と平行に設置されている。レール24の上には、直方体形状の可動ステージ25が配置されている。可動ステージ25は、モータ26によって駆動されるネジ軸27に連結されている。モータ26を制御することによって、可動ステージ25をx方向と平行に移動させることができる。
固定架台30は、旋回架台20に隣接して配置されている。固定架台30は、定盤10に固定されている。固定架台30は、正面視(xz面視)において倒L字型の形状を有し、旋回架台20が回転したときに干渉しないように構成されている。
固定架台30の上面には、2条のレール31がx方向と平行に設置されている。レール31の上には、平板状の可動ステージ32が配置されている。可動ステージ32は、モータ33によって駆動されるネジ軸34に連結されている。モータ33を制御することによって、可動ステージ32をx方向と平行に移動させることができる。
送りローラユニット40は、可動ステージ32の上に設置されている。送りローラユニット40は、図2に示すように、固定部材41と、可動部材42と、アクチュエータ43とを備えている。固定部材41は、可動ステージ32に固定されている。可動部材42は、x方向に移動できるように可動ステージ32に取り付けられている。固定部材41と可動部材42との間隔は、アクチュエータ43によって調整される。
固定部材41及び可動部材42のそれぞれは、y方向に沿って整列した複数の送りローラ44を備えている。複数の送りローラ44のそれぞれは、モータ45によって駆動される。固定部材41に支持されている送りローラ44と、可動部材42に支持されている送りローラ44とは、互いに反対方向に回転する。
この構成によって、送りローラユニット40は、金属管Pをx方向の両側から挟持しつつ、金属管Pをy方向に搬送する。
チャック50は、可動ステージ25の上に設置されている。チャック50は、図2に示すように、固定部材51と、可動部材52と、アクチュエータ53とを備えている。固定部材51は、可動ステージ25に固定されている。可動部材52は、x方向に移動できるように可動ステージ25に取り付けられている。固定部材51と可動部材52との間隔は、アクチュエータ53によって調整される。
固定部材51と可動部材52とは、金属管Pをx方向の両側から挟み込む。この構成によって、チャック50は、金属管Pを把持する。
ベンディングローラ60は、可動ステージ42の上に設置されている。ベンディングローラ60は、金属管Pの外周面に接している。ベンディングローラ60は、金属管Pとの摩擦によって、z方向を回転軸として回転するように構成されている。
[金属管の曲げ加工装置1による曲げ加工]
図2を参照して、金属管の曲げ加工装置1による曲げ加工を説明する。まず、送りローラユニット40の固定部材41と可動部材42との間隔、及びチャック50の固定部材51と可動部材52との間隔を広げた状態で、金属管Pをこれらの間にy方向に沿って挿入する(材料挿入作業)。金属管Pを挿入した後、アクチュエータ43及び53を操作して、固定部材41と可動部材42との間隔、及び固定部材51と可動部材52との間隔を狭める(曲げ加工準備)。これによって、金属管Pは、送りローラユニット40によってx方向の両側から挟持されるとともに、チャック50によって把持される。この状態で、モータ23を操作して旋回架台20を所定の速度で旋回させるとともに、モータ45を操作して金属管Pをy方向に所定の速度で搬送させる(曲げ加工)。
チャック50は、旋回架台20の回転軸22とは離れた位置で、金属管Pを把持する。図2に二点鎖線で示すように、チャック50が金属管Pを把持した状態で旋回架台20を旋回させることによって、ベンディングローラ60を支点として金属管Pを曲げることができる。換言すれば、ベンディングローラ60は、金属管Pの曲げの支点に配置される。
金属管の曲げ加工装置1の構成によれば、可動ステージ25,32のx方向の位置を変更することによって、チャック50の旋回半径を変更することができる。これに加えて、旋回架台20の旋回速度及び旋回角度、並びに送りローラユニット40による金属管Pの搬送速度を調整することによって、金属管Pを様々な曲げ形状に加工することができる。
[ベンディングローラ60の構成]
図3を参照して、ベンディングローラ60の構成を詳しく説明する。図3は、ベンディングローラ60を、ベンディングローラ60の回転軸Cを含む面で切断した断面図である。ベンディングローラ60は、回転軸Cを中心にこの断面形状を回転させた回転体の形状を有している。すなわち、ベンディングローラ60は、回転軸Cを含む面であればどのような面で切断しても同一の断面形状を有している。
ベンディングローラ60は、金属管Pの表面に傷が付くのを防止するため、樹脂で形成されている。ベンディングローラ60の硬度は、好ましくはロックウェル硬度のRスケール(JIS K722−2)において100〜150である。
なお、本実施形態ではベンディングローラ60の全体が樹脂で形成されているが、金属管Pの外周面と接する部分が樹脂で形成されていれば良い。
ベンディングローラ60は、基部61と、張出部62A,62Bとを含んでいる。
基部61は、周面に形成され、かつ周方向に延びる溝61aを有している。溝61aの断面形状は、図3に示すように、直径Dの円をz方向に平行に二等分した半円である。直径Dは、金属管Pの曲げ加工前の外径の98〜100%である。
張出部62A,62Bは、基部61の溝61a以外の周面を覆って形成されている。すなわち、張出部62A,62Bのそれぞれは、内径が基部61の外径と等しい円筒形状を有している。
張出部62Aは基部61の溝61aよりもz方向のプラス側の周面を覆って形成され、張出部62Bは基部61の溝61aよりもz方向のマイナス側の周面を覆って形成されている。張出部62Aと張出部62Bとが対向する端面62Aa及び62Baは、互いに平行に形成されている。
図4は、曲げ加工中の金属管Pの様子を模式的に示す断面図である。図4に示すように、金属管Pの外周面は、溝61aの表面と、端面62Aa及び62Baとに接する。金属管Pには、溝61aの表面から水平方向に力が加わる。その結果、金属管Pは水平方向に圧縮され、水平方向の径が小さくなるとともに、鉛直方向(z方向)の径が大きくなる。すなわち、金属管Pの断面形状が楕円になる。
以下、金属管Pの断面のz方向の寸法をG寸法と呼ぶ。さらに、金属管Pの断面形状の楕円率を次の式(1)のように定義する。
楕円率=(長径の寸法−短径の寸法)/曲げ前の外径寸法 式(1)
再び図3を参照して、説明を続ける。張出部62A、62Bの各々は、0.02mm以上の厚さΔXを有する。厚さΔXを0.02mm以上にすることによって、曲げ加工によって金属管Pの楕円率が増加するのを抑制する。換言すれば、曲げ加工後の金属管Pの断面をより真円に近づけることができる。一方、厚さΔXが0.02mm未満の場合、拘束力が弱く曲げ中に扁平が生じ、扁平の抑制が困難となる。また、ベンディングローラ60の加工精度及び温度によるベンディングローラ60の変形代を考慮した場合、厚さΔXは0.03mm以上とすることが望ましい。なお、厚さΔXはより詳しくは、張出部62A又は62Bの周面から基部61の周面までの距離である。厚さΔXはまた、端面62Aa又は62Baの、ベンディングローラ60の径方向に平行な寸法でもある。
張出部62A,62Bの各々は、好ましくは5mm以上の幅Hを有する。幅Hを5mm以上にすることによって、曲げ加工によって金属管PのG寸法が増加するのを抑制することができる。なお、幅Hはより詳しくは、張出部62A,62Bの、ベンディングローラ60の軸方向に平行な寸法である。なお、張出部62A及び62Bの幅Hは、等しいことが好ましい。
ベンディングローラ60はさらに、回転軸Cに沿って形成された孔60aを有している。本実施形態では、孔60aはベンディングローラ60を貫通しているが、孔60aは少なくとも一方が開口していれば良い。
孔60aの表面と溝61aの表面との間の最小の距離Δdは、好ましくは5mm以上である。距離Δdは、換言すれば、溝61aの最も深い部分における基部61の厚さである。距離Δdを5mm以上にすることによって、金属管Pの表面に打込傷が発生するのを抑制することができる。また、距離Δdを5mm以上にすることによって、ベンディングローラ60を長寿命化することができる。
以下、実施例に基づいて本発明をより具体的に説明する。この実施例は本発明を限定するものではない。
ベンディングローラの形状を変えて、複数の金属管の曲げ加工を実施した。より具体的には、溝の径D、張出部の厚さΔX、張出部の幅H、及び距離Δdをそれぞれ変化させたベンディングローラを用いて、複数の金属管の曲げ加工を実施した。
金属管は材質がAlloy690、曲げ加工前の外径が17.48mm、厚さが1.01mmのものを用いた。この金属管を、曲げ半径1300mmのU字状に曲げ加工した。
曲げ加工後の各金属管の曲げ部の寸法を測定し、楕円率及びG寸法を求めた。より具体的には、U字状に曲げた金属管の平行な部分となす角度が、45,90、135°の箇所の寸法を測定し、楕円率及びG寸法の各々の平均値を求めた。また、曲げ加工後の各金属管の外周面の観察及び内面渦流探傷によって、打込傷の有無を確認した。なお、「観察」は、目視確認及び触感検査の両方を含む。
結果を表1、表2に示す。条件1〜34、及び条件Aのベンディングローラは、樹脂製のものを使用した。条件Bでは、ステンレス製のものを使用した。なお、「D/D」は、加工前の金属管の外径Dに対する溝の径Dの比率(%)である。
Figure 0006497239
Figure 0006497239
表1、2の「材料挿入不具合」の欄は、材料挿入作業において、金属管を溝にスムーズに挿入できたかを示す。「○」はスムーズに挿入できたことを示し、「×」はスムーズに挿入できなかったことを示す。
「楕円率」の欄には、曲げ加工後の金属管の、式(1)で定義した楕円率の値が記載されている。楕円率は、1.60%以下を合格とした。「楕円率判定」の欄の「○」は、楕円率が1.60%以下であったことを示し、「×」は1.60%を超えていたことを示す。
「G寸法」の欄には、曲げ加工後の金属管のG寸法の値が記載されている。G寸法は、17.44〜17.56mmを合格とした。「G寸法判定」の欄の「○」は、G寸法が
17.44〜17.56mmであったことを示し、「×」はこの範囲から外れていたことを示す。
「打込有無」の欄は、曲げ加工後の金属管の外周面の打込傷の有無を示す。「○」は打込傷が存在しなかったことを示し、「×」は打込傷が存在したことを示す。
「総合評価」の欄の「◎」は全項目良好であったことを示す。「◇」は楕円率が合格で打込傷が存在しなかったことを示し、「○」は楕円率及びG寸法が合格であったことを示す。「□」は楕円率のみ良好であったことを示し、「×」は材料挿入不具合があったこと又は楕円率が不合格であったことを示す。
条件1〜6では、材料をスムーズに挿入できなかった。これは、D/Dが小さすぎたためと考えられる。
条件30〜34で曲げ加工された金属管は、楕円率が1.60%を超え、G寸法が17.56mmよりも大きかった。これは、D/Dが大きすぎたためと考えられる。
条件1,2,7〜9,19〜21で曲げ加工された金属管は、楕円率が1.60%を超えた。これは、張出部の厚さΔXが小さすぎたためと考えられる。
一方、D/Dが98〜100%で、かつ、張出部の厚さΔXが0.02mm以上である条件10〜18及び22〜29並びに条件Aでは、材料をスムーズに挿入でき、かつ、曲げ加工された金属管の楕円率が1.60%以下であった。なかでも、条件13,15,18,23,28,29は、全項目良好であった。
条件1〜3,5,7〜11,14,17,19〜22,25,26で曲げ加工された金属管は、G寸法が17.56mmよりも大きかった。これは、張出部の幅Hが小さすぎたためと考えられる。
条件1〜3,7,10,12,14,16,19〜22,24,25,27,30〜32で曲げ加工された金属管は、外周面に打込傷が発生した。これは、距離Δdが小さすぎたためと考えられる。
条件Bでは、材料をスムーズに挿入できず、曲げ加工された金属管に打込傷が発生した。これは、ベンディングローラの接触部が硬すぎたためと考えられる。
1 金属管の曲げ加工装置
10 定盤
20 旋回架台
30 固定架台
40 送りローラユニット
50 チャック
60 ベンディングローラ
60a 孔
61 基部
61a 溝
62A,62B 張出部

Claims (1)

  1. 金属管を軸方向と垂直な方向から挟持するとともに軸方向に搬送する搬送装置と、
    前記金属管の軸方向と平行な平面内で旋回し、前記金属管からオフセットされた位置に軸支された旋回アームと、
    前記旋回アームに取り付けられ、前記金属管を把持するチャックと、
    前記金属管の外周面に接し、曲げの支点に配置されるベンディングローラとを備え、
    前記ベンディングローラは、前記金属管の外周面と接する部分が樹脂で形成され、
    周面に形成されかつ周方向に延びる溝を有する基部と、
    前記基部の前記溝以外の周面を覆って形成された一対の張出部とを含み、
    前記溝の断面形状は、前記金属管の曲げ加工前の外径の98〜100%の直径を有する半円であり、
    前記一対の張出部の各々は、0.02mm以上の厚さと、5mm以上の幅とを有し、
    前記ベンディングローラは、回転軸に沿って形成された孔を有し、
    前記孔の表面と前記溝の表面との間の最小の距離が5mm以上であり、
    前記基部及び前記張出部の全体が前記樹脂で形成され、
    前記樹脂の硬度が、ロックウェル硬度のRスケールにおいて100〜150である、金属管の曲げ加工装置。
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