JP6497207B2 - リンク確立方法及び伝送装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明の一実施形態に係る重畳通信システム1の概略構成を示す模式図である。
図2は本実施形態に係る重畳通信システム1の構成を説明するための模式図である。
システム管理装置2は、複数の室内空調ユニット30の運転データを包括的に管理するものである。「運転データ」とは、運転履歴に関するデータ及び運転状態に関するデータである。「運転履歴に関するデータ」とは、室内空調ユニット30等の電源のオン・オフ、サーモオン・オフ、運転モード、設定温度等に関する情報をいう。「運転状態に関するデータ」とは、空調機10に取り付けられている各種センサで検知された値等である。また、システム管理装置2は、ビル等の建物を管理するユーザからの指令を受け付ける機能や、ユーザに対して空調運転に関する各種報告書を出力する機能を有する。さらに、システム管理装置2は、室内空調ユニット30に設けられた監視カメラ51で撮像された撮像データ及びセンサ52で計測された計測データを蓄積したり、無線データ送信機53を介して室内の人々が携帯する携帯端末に有用情報を配信したりする機能を有する。
空調通信線5は、システム管理装置2、空調機10(室外空調ユニット20、室内空調ユニット30)及び重畳伝送装置40を接続する通信線である。図1,2では、空調通信線5の配線形態としてバス型が示されているが、スター型などの他の配線形態を採用することもできる。空調通信線5としては、ツイストペアケーブルあるいは同軸ケーブルを用いることができる。
空調機10は、マルチタイプの空調機であり、1台の室外空調ユニット20と、それに接続される複数の室内空調ユニット30とから構成される。室外空調ユニット20には電源が接続されており、この電源からの電力が電力供給線を経由して室内空調ユニット30にも供給される。
室外空調ユニット20は、建物の屋上や地下に設置される熱源ユニットであり、後述する室内空調ユニット30とともに運転制御されて室内空間の空気調和を行なうものである。室外空調ユニット20は、室外通信部21、室外空調制御部22及び室外機23を備える。また、室外空調ユニット20には、重畳伝送装置40が着脱可能に設置される。
室内空調ユニット30は、施設内の各部屋の天井に設置され、室内空間に向かって空気吸込口や空調空気吹出口が露出し、室内空間の空気調和を行なう。ここで、室内空調ユニット30は、室内通信部31、室内空調制御部32及び室内機33を備える。また、室内空調ユニット30には、重畳伝送装置40が着脱可能に設置される。
重畳伝送装置40は、空調通信線5を介して低周波信号の空調データ(以下、「低周波空調データ」ともいう)に重畳する高周波信号の非空調データ(以下、「高周波非空調データ」ともいう)を送受信して、他の重畳伝送装置と相互に通信するものである。ここでは、重畳伝送装置40は、空調通信線5を介して低周波空調データにより空調制御信号を伝達する室外空調ユニット20又は室内空調ユニット30に対応して配備される。例えば、重畳伝送装置40は、室外空調ユニット20又は室内空調ユニット30に着脱可能に設置されて、一体化される。重畳伝送装置40は、図3に示すように、重畳通信部41、非空調制御部42及び初期設定部43を備える。
非空調機器50は、空調以外の非空調機能を備えた機器である。ここでは、非空調機器50は、室外空調ユニット20又は室内空調ユニット30に着脱可能に設置される。非空調機器50は、室外空調ユニット20又は室内空調ユニット30に設置されると、重畳伝送装置40に接続し、重畳伝送装置40により構築される重畳通信ネットワーク上で非空調データの送受信を行なう。非空調機器50としては、室内を監視する監視カメラ51、センサ52、及び無線データ送信機53等がある。監視カメラ51は、防犯用の画像を撮影し、撮像データをシステム管理装置2に送出する。センサ52は、各種計測データをシステム管理装置2に送出する。無線データ送信機53は、室内の人々が携帯する携帯端末に有用情報(例えば、商業テナントビルにおけるテナント商品の広告情報)を配信する。
図4は本実施形態に係る複数の重畳伝送装置間の初期のリンク確立を説明するためフローチャートである。
(4−1)
以上説明したように、本実施形態に係るリンク確立方法は、重畳通信システム1における複数の重畳伝送装置の間で実行される。重畳伝送装置40は、空調通信線5を介して低周波空調データ(低周波伝送データ)により空調制御信号を伝達する空調ユニット20,30に対応して配備され、空調通信線5を介して低周波空調データに重畳する高周波非空調データ(高周波伝送データ)を送受信する。この重畳伝送装置40は、親子設定部43Aと子機存在確認部43Bとリンク確立部43Cとを備える。親子設定部43Aは、重畳伝送装置40を親機40P又は子機40Cとして設定する。重畳伝送装置40が親機40Pとして設定された場合、親機40Pの子機存在確認部40Bが、親機40P以外の重畳伝送装置を子機40Cと認識し、高周波伝送データとは異なる通信手段を用いて子機40Cの存在確認を行なう。親機40Pのリンク確立部43Cは、子機存在確認部43Bにより子機40Cの存在確認ができた場合、子機40Cに対して高周波非空調データによりリンク確立を行なう。
本実施形態では、親機40Pの子機存在確認部43Bが、異なる通信手段として、低周波空調データ(低周波伝送データ)の通信内容に基づいて、子機40Cの存在確認を行なう。これにより、既存の空調制御信号等を用いて子機40Cの存在確認ができるので、重畳通信システムを各種施設の建物等に容易に導入できる。例えば図6に示すように、既存の空調通信線5を用いることで、各重畳伝送装置間のIP通信を実現できる。
(5−1)変形例1A
本実施形態に係るリンク確立方法は、各空調ユニット20,30のうち、一の空調ユニットが「親空調ユニット」として設定されており、親空調ユニットが、親空調ユニット以外の空調ユニットである「子空調ユニット」の存在情報を有している場合に実行されるものでもよい。この場合は、親機40Pが、低周波の空調データを用いて親空調ユニットから子空調ユニットの存在情報を取得する。そして、親機40Pが、子空調ユニットの存在情報に基づいて子機40Cの存在確認を行なう。このような方法によれば、親機40Pが、子空調ユニットの存在情報も利用してリンク確立を行なうので、リンク確立の確実性を高めることができる。
本実施形態に係るリンク確立方法は、親機40Pの子機存在確認部43Bが、異なる通信手段として、低周波空調データよりさらに低い周波数の伝送データを用いて、子機40Cの存在確認を行なうものでもよい。この場合、親機40Pが、空調制御信号を伝達する低周波空調データよりさらに低い周波数の伝送データを用いて子機40Cの存在確認を行なうので、外部環境に起因するノイズが生じる状況でも、リンク確立の確実性を高めることができる。
本実施形態に係るリンク確立方法は、各重畳伝送装置40が相互に無線通信可能な無線通信部をさらに備える場合に実行されるものでもよい。この場合は、親機40Pの子機存在確認部43Bが、異なる通信手段として、無線通信により子機40Cの存在確認を行なう。このような方法によれば、親機40Pが、無線通信により子機40Cの存在確認を行なうので、有線の空調通信線5にノイズが生じる状況でも、リンク確立の確実性を高めることができる。
上述の説明では、親子設定部43Aを備える同一仕様の重畳伝送装置40によりリンク確立が実行されていたが、本実施形態に係るリンク確立方法は、これに限られるものではない。例えば、各重畳伝送装置は、親機40P又は子機40Cに予め設定された上で出荷されるものでもよい。この場合は、ユーザによる親機40Pを設定する処理が省略される。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではない。本発明は、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、本発明は、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できるものである。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素は削除してもよいものである。さらに、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよいものである。
2 システム管理装置
5 空調通信線
10 空調機
20 室外空調ユニット
21 室外通信部
22 室外空調制御部
23 室外機
30 室内空調ユニット
31 室内通信部
32 室内空調制御部
33 室内機
40 重畳伝送装置
40C 子機
40P 親機
41 重畳通信部
42 非空調制御部
43 初期設定部
43A 親子設定部
43B 子機存在確認部
43C リンク確立部
50 非空調機器
51 監視カメラ
52 センサ
53 無線データ送信機
Claims (6)
- 通信線(5)を介して低周波伝送データを相互に通信して空調制御信号を伝達する複数の空調ユニット(20,30)と、前記各空調ユニットに対応して配備され、前記通信線を介して前記低周波伝送データに重畳する高周波伝送データを相互に通信する複数の伝送装置(4)と、を備えた重畳通信システム(1)における、前記各伝送装置間の初期のリンク確立を行なうためのリンク確立方法であって、
前記各伝送装置のうちの一の伝送装置を親機(40P)として設定する親機設定ステップと、
前記親機が、前記高周波伝送データとは異なる通信手段を用いて、前記通信線に接続された前記親機以外の伝送装置である子機(40C)の存在確認を行なう子機存在確認ステップと、
前記親機が、前記子機の存在確認ができた場合、前記子機に対して前記高周波伝送データにより前記リンク確立を行なうリンク確立ステップと、
を備える、リンク確立方法。 - 前記子機存在確認ステップにおいて、前記異なる通信手段として、前記低周波伝送データの通信内容に基づいて、前記子機の存在確認を行なう、
請求項1に記載のリンク確立方法。 - 前記各空調ユニットのうち、一の空調ユニットが親空調ユニットとして設定されており、
前記親空調ユニットが、前記親空調ユニット以外の空調ユニットである子空調ユニットの存在情報を有している場合、前記子機存在確認ステップにおいて、
前記親機が、前記低周波伝送データを用いて前記親空調ユニットから前記子空調ユニットの存在情報を取得し、
前記子空調ユニットの存在情報に基づいて前記子機の存在確認を行なう、
請求項2に記載のリンク確立方法。 - 前記子機存在確認ステップにおいて、前記異なる通信手段として、前記低周波伝送データよりさらに低い周波数の伝送データを用いて、前記子機の存在確認を行なう、
請求項1に記載のリンク確立方法。 - 前記各伝送装置は相互に無線通信可能な無線通信部をさらに備えており、
前記子機存在確認ステップにおいて、前記異なる通信手段として、無線通信により前記子機の存在確認を行なう、
請求項1に記載のリンク確立方法。 - 通信線(5)を介して低周波伝送データにより空調制御信号を伝達する空調ユニットに対応して配備され、前記通信線を介して前記低周波伝送データに重畳する高周波伝送データを送受信する伝送装置(40)であって、
前記伝送装置を親機(40P)又は子機(40C)として設定する親子設定部(43A)と、
前記親機として設定された場合、前記親機以外の伝送装置を子機と認識し、前記高周波伝送データとは異なる通信手段を用いて前記子機の存在確認を行なう子機存在確認部(43B)と、
前記子機存在確認部により前記子機の存在確認ができた場合、前記子機に対して前記高周波伝送データによりリンク確立を行なうリンク確立部(43C)と、
を備える、伝送装置。
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