JP6496219B2 - 貯湯タンク - Google Patents
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Description
貯湯タンク本体110にヒーター固定板120を固定する際には、ヒーター取付孔121に、ヒーター取付ネジ111を挿通させて、ヒーター取付ネジ111にナット130をワッシャ140を介して締結させる(図7(a))。この際に、更にナット130を強く締めこむと、ヒーター取付ネジ111の溶接部分がヒーター取付ネジ111の軸方向に引っ張られて、ヒーター取付ネジ111の溶接部分に応力がかかる(図7(b))。ナット130を強く締めこむことで応力のかかる溶接部分は、電気温水器で使用する水の水圧が高い場合に応力がかかる部分でもあり、金属疲労によって亀裂が生じやすい。従って、ヒーター取付ネジ111へのナット130の締結においては、厳密なトルク管理が必要となり、ヒーター固定板120を貯湯タンク本体110に取り付ける際の作業工程が煩雑になる。
まず、図1により、貯湯タンク30を有する電気温水器1について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る貯湯タンク30を有する電気温水器1の透過斜視図である。
また、第2給水管24の延長端の近傍には、ケーシング6のX1側の側面に一部が露呈するようにして、後述する逃がし弁52が設けられる。
給湯口43には、後段で図2を参照して詳述するように出湯管74が接続される。これにより、貯湯タンク本体31の内部空間39に貯められた湯が、第1配管81、第2配管82及び出湯管74を通して、水栓金具7の湯側に供給される。
なお、第2給水管24の末端の水抜き栓411は、メンテナンスや凍結防止のために貯湯タンク本体31内の水を抜く際に用いられる。
なお、逃がし弁52は、ケーシング6の外側に設けられたテストピン521を備え、メンテナンス時にはこのテストピン521を操作することで強制的に開閉可能となっている。
膨張水排出口53は、ケーシング6の上面に設けられ、その開口は略水平方向に向いている。膨張水排出口53の下流側には、後述する排水器具76に接続された膨張水排出ホース75が接続される。これにより、ヒーター32による加熱の際に生じた膨張水が、外部に排出される。
貯湯タンク30については、後段で詳述する。
図2に示すように、電気温水器1は、水栓金具7が設けられた洗面器70の下方に配置される。このように、電気温水器1は、狭い空間に据え置き又は壁掛け固定されて使用される。また、電気温水器1は、壁コンセント9に電源コード90を接続し、ケーシング6の前面に設けられた電源スイッチ(不図示)をONすることで運転状態になる。
図3に示すように、貯湯タンク30は、貯湯タンク本体31と、ヒーター取付け部310と、ヒーター32と、ヒーター固定板33と、押さえ板40と、を備える。
貯湯タンク給水口315は、円筒形状の側面である環状面31aにおける下方側に形成される。貯湯タンク給水口315は、第2分岐部222に接続される。貯湯タンク給水口315を介して、第2分岐部222からの水が内部空間39に給水される。
貯湯タンク給湯口316は、環状面31aにおける上方に形成される。貯湯タンク給湯口316は、出湯管74に接続される。貯湯タンク給湯口316を介して、内部空間39に貯湯された湯が出湯管74に給湯される。
鍔部313は、上述の通り、ネジ部312の一端側に形成され、ネジ部312よりも径が大きい部分である。鍔部313は、ネジ部312の軸方向において所定高さの薄型の円筒形状の部分である。鍔部313は、ネジ部312側の面である受け部313aを有する。受け部313aは、平面視で円形である。受け部313aは、貯湯タンク本体31の外面から所定距離だけ離間して配置される。
ヒーター32は、ヒーターパイプで構成される。ヒーター32は、U字状に形成されたヒーターパイプであって、所定位置で屈曲されて形成される。また、ヒーター32は、貯湯タンク本体31の外部に配置される端部321,321を有する。ヒーター32は、端部321,321において図示しない電源に接続される。ヒーター32は、通電されることにより昇温され、貯湯タンク本体31内の水を加熱する。
ヒーター固定板33の厚さは、ヒーター取付け部310における鍔部313の高さと同じか少し厚くなるよう形成される。即ち、ヒーター固定板33の厚さは、ネジ部312の軸方向における鍔部313の高さに対して、同等以上である。
また、ヒーター固定板33は、鍔部313におけるネジ部312側の面である受け部313aに当接しないように配置される。
ここで、ヒーター固定板33の垂直方向上側に2つの円状の第2位置決め部335a、335bが形成され、垂直方向下側に1つの長孔状の第2位置決め部336が形成されているので、後述する押さえ板40に対する上下の向きを間違えて配置されることも抑制される。
押さえ板40は、4つのネジ部312それぞれに挿通される4つのネジ孔431を有する。ネジ孔431は、ヒーター固定板33の四方の角に形成される。押さえ板40は、ネジ孔431にネジ部312が挿通された状態においてネジ部312にナット35が締結された場合、ヒーター固定板33をヒーター挿入孔311側に押圧する。
これにより、押さえ板40により貯湯タンク本体31側に押圧固定されたヒーター固定板33は、ヒーター挿入孔311を封止する。また、これにより、ヒーター32は、内部空間39において固定される。
押さえ板40には、正しい位置及び向きでヒーター固定板33が位置決めされている。そして、押さえ板40は、第3位置決め部407により、正しい向きで貯湯タンク本体31に取り付けられる。これにより、ヒーター32は、正しい位置及び向きで内部空間39に配置される。
また、ヒーター固定板33は、押さえ板40とは別部材で構成されているので、貯湯タンク本体31側に接近配置されると共に、撓むことなく配置される。これにより、ヒーター挿入孔311に対する封止性が良好となる。
また、ヒーター固定板33が平板なので、その厚さを調整することで、押さえ板40、鍔部313、Oリング34の位置関係を簡易且つ高精度で調整することができる。
(1)本実施形態の貯湯タンク本体31は、貯湯可能な内部空間39を有し、外部空間と前記内部空間39とを連通させるヒーター挿入孔311が形成される貯湯タンク本体31と、ネジ部312と、前記ネジ部312の一端側に形成され前記ネジ部312よりも径が大きい鍔部313とを有し、前記鍔部313側の端部が前記貯湯タンク本体31の外面における前記ヒーター挿入孔311の周辺に溶接されるヒーター取付け部310と、前記ヒーター挿入孔311を介して前記内部空間39に挿入配置され、前記内部空間39内の水を加熱するヒーター32と、前記ヒーター32を支持して固定し、前記ヒーター挿入孔311を封止すると共に、前記鍔部313における前記ネジ部312側の面(受け部313a)に当接しないように配置されるヒーター固定板33と、前記ネジ部312に挿通されるネジ孔431を有し、前記ヒーター固定板33における前記貯湯タンク本体31と反対側に配置される押さえ板40と、を備え、押さえ板40は、前記ネジ孔431に前記ネジ部312が挿通された状態において前記ネジ部312にナット35が締結された場合、前記ヒーター固定板33を前記ヒーター挿入孔311側に押圧すると共に、前記ネジ孔431の周縁が前記鍔部313における前記ネジ部312側の面(受け部313a)に当接して配置される。
上記実施形態では、第1位置決め部405a、405b、406は突部であり、第2位置決め部335a、335b、336は孔部であるが、これに限定されず、第1位置決め部405a、405b、406は孔部であり、第2位置決め部335a、335b、336は突部であってもよい。
30…貯湯タンク
31…貯湯タンク本体
311…ヒーター挿入孔
310…ヒーター取付け部
312…ネジ部
313…鍔部
131a…受け部
32…ヒーター
33…ヒーター固定板
39…内部空間
40…押さえ板
431…ネジ孔
Claims (4)
- 貯湯可能な内部空間を有し、外部空間と前記内部空間とを連通させるヒーター挿入孔が形成される貯湯タンク本体と、
複数のネジ部と、前記ネジ部の一端側に形成され前記ネジ部よりも径が大きい鍔部とを有し、前記鍔部側の端部が前記貯湯タンク本体の外面における前記ヒーター挿入孔の周辺に溶接される複数のヒーター取付け部と、
前記ヒーター挿入孔を介して前記内部空間に挿入配置され、前記内部空間内の水を加熱するヒーターと、
前記ヒーターを支持して固定し、前記ヒーター挿入孔を封止すると共に、前記鍔部における前記ネジ部側の面に当接しないように配置されるヒーター固定板と、
前記複数のネジ部それぞれに挿通されるネジ孔を有し、前記ヒーター固定板における前記貯湯タンク本体と反対側に配置される押さえ板と、を備え、
前記押さえ板は、前記複数のネジ孔それぞれに前記複数のネジ部が挿通された状態において前記ネジ部にナットがそれぞれ締結された場合、前記貯湯タンクとは非接触のままで前記ヒーター固定板を前記ヒーター挿入孔側に押圧すると共に、前記ネジ孔の周縁が前記鍔部における前記ネジ部側の面に当接して配置される貯湯タンク。 - 前記押さえ板は、樹脂製である請求項1に記載の貯湯タンク。
- 前記ヒーター固定板の厚さは、前記ネジ部の軸方向における前記鍔部の高さに対して、同等以上である請求項1又は2に記載の貯湯タンク。
- 前記押さえ板は、1又は複数の第1位置決め部を有し、
前記ヒーター固定板は、前記1又は複数の第1位置決め部に係合し、又は、係合され、前記ヒーター固定板における前記ネジ部の軸方向に直交する平面方向における位置決めをする1又は複数の第2位置決め部と、を有する請求項1から3いずれかに記載の貯湯タンク。
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