JP6494935B2 - 検査情報提供装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、入力に応じて最適な検査を提示する検査情報提供装置に関する。
現在、膨大な医療データの活用が盛んになってきており、自動診断システムもその一つである。自動診断システムは、医師の診断プロセスに基づき、診断情報(SOAP情報)をデータ化し、患者が入力または選択した症状を元に、想定される病気および対処法を提示するものである。
しかしながら、従来の自動診断システムは、患者の主観的情報のみで診断を行っているため、診断の精度が低い。上記課題の解決策として、過去の健診情報や問診結果から、実施すべき検査を提示するためのシステムが提供されている。
特開2008−117177号公報
しかしながら、上記過去の健診情報や問診結果から、実施すべき検査を提示するためのシステムは、患者が忙しくて病院に行けない、患者の近くに提示された検査を実施可能な病院がない等、特定された検査が実施できない場合について考慮していない。
本実施形態の目的は、患者の状況および入力された症状に応じて最適な情報を提示することができる検査情報提供装置を提供することにある。
実施形態に係る検査情報提供装置は、複数の情報端末に接続される検査情報提供装置であって、多数の患者に関する過去の診断情報を蓄積するデータベースと、前記情報端末から症状に関するデータを受信する受信部と、前記症状をキーワードとして前記データベースに蓄積された過去の診断情報を検索し、前記症状に関連する過去の診断情報に含まれる複数の検査候補を抽出する検査候補抽出部と、検査実施の容易さの尺度を表す検査実施可能度と、検査結果に応じた処置による症状改善効果の程度を表す検査有効度、前記患者のスケジュールと病院の検査予約状況とを用いた、前記抽出された複数の検査候補各々について推奨スコアを算出する推奨スコア算出部と、前記複数の検査候補各々の推奨スコアに基づいて、前記抽出された複数の検査候補から1つの検査候補を前記検査として選択する検査選択部と、前記選択された検査に応じた提示情報を発生する提示情報発生部と、前記提示情報を前記症状の送信元としての情報端末に送信する送信部とを具備する。
実施形態に係る検査情報提供装置の構成と、公衆通信網を介して検査情報提供装置と接続されるクライアント端末の構成とを示すブロック図。 図1に示すSOAP情報データベースシステムに蓄積される過去の診断情報(SOAP情報)を示す図。 図1に示す緊急判定部に記憶される判定テーブルの一例を示す図。 図1に示す検査情報記憶部に記憶される検査情報の一例を示す図。 図1に示す検査情報記憶部に記憶される購入先情報の一例を示す図。 本実施形態に係る検査情報提供装置による提示処理の流れを示すフローチャート。 図1に示す表示部に表示される症状選択画面の一例を示す図。 図1に示す表示部に表示される症状選択画面の一例を示す図。 図6に示す緊急時処理の流れを示すフローチャート。 図6に示す第1提示処理の流れを示すフローチャート。 図6に示す第1提示処理の流れを示すフローチャート。 図1に示す表示部に表示される、選択された検査と病院名と検査日時との表示画面の一例を示す図。 図1に示す表示部に表示される、検査キットによる検査結果の入力を促す表示画面の一例を示す図。 図1に示す表示部に表示される、購入先情報の表示画面の一例を示す図。 図10に示す推奨スコア算出処理の流れを示すフローチャート。 図14に示す推奨スコア算出処理により算出される、患者が通院可能、かつ検査キットを所持していない場合の推奨スコア算出結果の一例を示す図。 図14に示す推奨スコア算出処理により算出される、患者が通院不可、かつ検査キットを所持している場合の推奨スコア算出結果の一例を示す図。 図14に示す推奨スコア算出処理により算出される、患者が通院不可、かつ検査キットを所持していない場合の推奨スコア算出結果の一例を示す図。 図6に示す第2提示処理の流れを示すフローチャート。 図6に示す第2提示処理の流れを示すフローチャート。
以下、本実施形態に係る検査情報提供装置について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能および構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図1は、実施形態に係る検査情報提供装置100の構成と、公衆通信網を介して検査情報提供装置100と接続されるクライアント端末200の構成とを示すブロック図である。なお、図1では、一例として、検査情報提供装置100が、3つの病院(A、B、C)の病院情報システム301、401、501と接続されている場合について示す。
図1に示す検査情報提供装置100は、公衆通信網を介してクライアント端末200と接続されている。また、検査情報提供装置100は、A病院300の病院情報システム301、B病院400の病院情報システム401およびC病院500の病院情報システム501と、公衆通信網を介して接続されている。検査情報提供装置100、クライアント端末200、上記病院情報システム301、401、501は、インターフェイス(I/F)101、201、302、402、502を介して公衆通信網と接続される。すなわち、検査情報提供装置100、クライアント端末200および上記病院情報システム301、401、501間でのデータのやり取りは、インターフェイス101、201、302、402、502を介して行われるものとする。
検査情報提供装置100は、送受信部102、処理部103、SOAP情報収集部104、SOAP情報データベースシステム105、表示画面記憶部106、検査情報記憶部107および装置制御部108を備える。
送受信部102は、クライアント端末200から症状に関するデータを受信する。また、送受信部102は、提示情報を症状の送信元としてのクライアント端末200に送信する。また、送受信部102は、後述する装置制御部108の動作に応じて、対応する表示画面情報をクライアント端末200へ送信する。送受信部102は、例えば、上記クライアント端末200への初期的問診情報、基本的情報、患者の位置情報および患者のスケジュール情報の入力画面情報を後述する表示画面記憶部106から読み出し、送信する。また、送受信部102は、例えば、クライアント端末200へ検査特定部1により特定された検査に応じた提示情報を提示するための定型画面情報を後述する表示画面記憶部106から読み出し、送信する。
処理部103は、検査特定部1、緊急判定部5、提示情報収集部6、病院特定部7、検査日時特定部8、購入先抽出部9および提示情報発生部10を有する。
検査特定部1は、後述するSOAP情報データベースシステム105に蓄積されている、多数の患者に関する過去の診断情報(SOAP情報)を検索し、症状に関連する過去の診断情報に含まれる検査を特定する。
ここで、SOAP情報とは、一般的に、医師が電子カルテを作成する際に入力する、患者への問診情報、客観的情報、今後の治療方針等を関連付けた情報のことである。図2は、後述するSOAP情報収集部104により収集されるSOAP情報の一例を示す図である。図2に示すSOAP情報は、次のように分類される。
・主観的情報(図2中のS):患者からの問診情報(例えば、患者の症状)
・客観的情報(図2中のO):他の誰が見ても同じ情報、検査値や理学的所見
・アセスメント(図2中のA):当該SおよびOにより医師がどのように判断したか
・プランニング(図2中のP):当該Aにより今後どうするべきか
・結果:検査結果に応じた当該AおよびPによる症状改善効果の程度、例えば、良好または再検査で表記
検査特定部1は、検査候補抽出部2、推奨スコア算出部3および検査選択部4を有する。
検査候補抽出部2は、上記症状に関連する過去のSOAP情報に含まれる検査候補を抽出する。検査候補抽出部2は、初期的問診情報に対する回答情報から生成したキーワードにより、蓄積された過去のSOAP情報を検索する。また、検査候補抽出部2は、基本的情報から生成した除外ワードにより、蓄積された過去のSOAP情報を検索する。なお、回答情報とは、患者の症状等の主観的情報のことである。基本的情報は、患者の性別、年齢、体格等の患者固有の情報のことである。
推奨スコア算出部3は、検査候補抽出部2により抽出された検査候補が複数ある場合、検査実施の容易さの尺度を表す検査実施可能度と、検査結果に応じた処置による症状改善効果の程度を表す検査有効度とに基づく、複数の検査候補各々の推奨スコアを算出する。推奨スコア算出部3は、第1定量化処理部31、第2定量化処理部32およびスコア加算処理部33を有する。
第1定量化処理部31は、上記検査実施可能度を複数の検査候補各々の第1スコアとして定量化する。第1定量化処理部31で定量化される第1スコアは、例えば、検査実施のための通院可能性および検査キットによる患者自身での検査実施可能性により変化する。
第2定量化処理部32は、上記検査有効度を複数の検査候補各々の第2スコアとして定量化する。第2定量化処理部32で定量化される第2スコアは、例えば、過去のSOAP情報に含まれる検査結果に応じた処置による症状改善効果の程度により変化する。
スコア加算処理部33は、第1定量化処理部31で定量化された複数の検査候補各々の第1スコアと、第2定量化処理部32で定量化された複数の検査候補各々の第2スコアとを各々加算し、複数の検査候補各々の推奨スコアを算出する。
検査選択部4は、推奨スコア算出部3により算出された複数の検査候補各々の推奨スコアを比較し、最高スコアの検査候補を最適な検査として選択する。
ここで、検査特定部1は、検査候補抽出部2により抽出された検査候補が1つの場合、当該1つの検査候補を最適な検査として特定する。
緊急判定部5は、想定される症状の緊急性の有無を判定する。すなわち、緊急判定部5は、検査候補抽出部2により抽出された検査候補に緊急検査が含まれるかを判定する。図3は、緊急判定部5に記憶される判定テーブルの一例を示す図である。緊急判定部5は、図3に示す判定テーブルにより、当該検索された過去のSOAP情報から想定される症状の緊急性の有無を判定する。
提示情報収集部6は、検査特定部1により特定された検査に応じた提示情報を後述する提示情報発生部10で発生するため、後述する病院特定部7、検査日時特定部8、購入先抽出部9および各病院情報システム301、401、501から提示に必要な情報を収集する。
病院特定部7は、検査特定部1で特定された検査をキーワードとして検査情報記憶部107に記憶されている検査情報を検索し、当該検査特定部1により特定された検査を実施可能な病院を特定する。さらに、病院特定部7は、特定された検査を実施可能な病院であって、患者の位置と近い病院を特定する。図4は、図1に示す検査情報記憶部107に記憶される検査情報の一例を示す図である。図4に示す検査情報は、検査の種類と、患者自身での当該検査の実施可否と、当該検査を実施可能な病院とが関連付けられている。
検査日時特定部8は、患者のスケジュールと特定された検査を実施可能な病院の予約状況とから病院の最も早い検査日時を特定する。
なお、患者のスケジュールは、患者が入力するか、患者が使用しているカレンダーアプリ(例えば、Googleカレンダー(登録商標)やOutlook(登録商標)等)から取得してもよい。
購入先抽出部9は、検査特定部1で特定された検査をキーワードとして検査情報記憶部107に記憶されている購入先情報を検索し、特定された検査の検査キット購入先情報を抽出する。図5は、図1に示す検査情報記憶部107に記憶される購入先情報の一例を示す図である。図5に示す購入先情報は、検査キットの種類と、購入先と、検査キットの値段と、納品日と、検査キットの特徴と、住所やURL等の付加情報とが関連付けられている。
提示情報発生部10は、提示情報収集部6により収集された情報を元に、検査特定部1により特定された検査に応じた提示情報を発生する。発生した提示情報は、送受信部102により、クライアント端末200に送信される。
SOAP情報収集部104は、各病院情報システム301、401、501にアクセスし、多数の患者に関するSOAP情報を収集する。SOAP情報収集部104は、例えば、夜間等の所定の期間において、各病院情報システム301、401、501にアクセスし、各病院情報システム301、401、501各々で入力されたSOAP情報を収集する。
SOAP情報データベースシステム105は、SOAP情報収集部104により収集された多数の患者に関するSOAP情報を蓄積する。ここで、SOAP情報データベースシステム105は、各病院情報システム301、401、501から収集された膨大なSOAP情報を蓄積するため、例えば、比較的大容量のデータを記憶可能なHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等を複数使用する。
表示画面記憶部106は、後述するクライアント端末200の表示部205に表示させる表示画面を複数種記憶する。表示画面記憶部106は、例えば、上記クライアント端末200への初期的問診情報、さらなる問診情報、基本的情報、患者の位置情報および患者のスケジュールの入力画面を記憶している。また、表示画面記憶部106は、例えば、クライアント端末200へ検査特定部1により特定された検査に応じた提示情報を提示するための定型画面を記憶している。
検査情報記憶部107は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等である。検査情報記憶部107は、提示情報発生部10で特定された検査に応じた提示情報を発生するために必要な情報を複数種記憶する。検査情報記憶部107は、例えば、上記検査情報および購入先情報等を記憶している。なお、検査情報記憶部107は、HDD等の磁気ディスク以外にも、光磁気ディスクやCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク(Blu-ray(登録商標) Disc)等の光ディスクを利用してもよい。
装置制御部108は、処理部103、SOAP情報収集部104、SOAP情報データベースシステム105、表示画面記憶部106および検査情報記憶部107の動作を制御する。
クライアント端末200は、操作部203、操作制御部204、表示部205、表示制御部206、端末制御部207および送受信部202を備える。
送受信部202は、検査情報提供装置100に症状に関するデータを送信する。送受信部202は、症状に関するデータを、操作制御部204を介して操作部203から受信する。また、送受信部202は、検査情報提供装置100から当該検査に応じた提示情報を受信する。送受信部202は、受信した提示情報を、表示制御部206を介して表示部205へ送信する。
操作部203は、操作者の操作に応じたコマンド等を入力するインターフェイスである。操作部203は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、トラックボールおよび各種ボタン等を含む。操作部203には、上記初期的問診情報に対する回答情報と、さらなる問診情報に対する回答情報と、基本的情報と、患者の位置情報と、患者のスケジュール情報とが入力される。操作制御部204は、操作部203の動作を制御する。
表示部205は、送受信部102から送信された、上記初期的問診情報、さらなる問診情報、基本的情報、患者の位置情報および患者のスケジュール情報の入力画面を表示デバイスに表示する。また、表示部205は、送受信部102から送信された、特定された検査に応じた情報を提示するための定型画面および検査情報提供装置100から送信された提示情報を表示デバイスに表示する。表示デバイスとしては、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro Luminescence Display)あるいはプラズマディスプレイ等が適宜利用可能である。表示制御部206は、表示部205の動作を制御する。
端末制御部207は、操作制御部204および表示制御部206の動作を制御する。
ここで、本実施形態に係る検査情報提供装置100による提示処理について、具体例を挙げて説明する。
図6は、本実施形態に係る検査情報提供装置100による提示処理の流れを示すフローチャートである。
図6に示すように、装置制御部108の制御により、クライアント端末200へ、初期的問診情報(症状等)と基本的情報(性別/年齢/体格等)とを問い合わせるための画面情報が送受信部102を介して送信される(ステップST11)。具体的には、送受信部102にて、上記初期的問診情報と基本的情報とを入力させるための表示画面情報がI/F101を介してクライアント端末200へ送信される。当該初期的問診情報と基本的情報とを入力させるための表示画面情報を受信した表示部205にて、送受信部202で受信した表示画面が表示される。操作者により操作部203を使用して、初期的問診情報に対する回答情報と基本的情報とが入力もしくは選択される。送受信部202にて、初期的問診情報に対する回答情報と基本的情報とがI/F201を介して検査情報提供装置100へ送信される。
図7および図8は、図1に示す表示部205に表示される症状選択画面の一例を示す図である。図7に示すように、表示部205に具合が悪い部位を選択する画面が表示される。さらに、図8に示すように、具合が悪い部位を選択後、表示部205に、どのような痛みか選択する画面が表示される。なお、図7に示す一例では、具合が悪い部位として、腹部が選択されている。
送受信部102を介して、クライアント端末200から、操作者により入力された初期的問診情報に対する回答情報と基本的情報とが受信される(ステップST12)。
検査候補抽出部2にて、当該回答情報から生成したキーワードおよび基本的情報から生成した除外ワードにより、SOAP情報データベースシステム105に蓄積されている、多数の患者に関する過去のSOAP情報が検索される。その結果、過去のSOAP情報の検索結果に対応する検査候補が抽出される(ステップST13)。
当該検査候補が適正数以下であるか判定する(ステップST14)。検査候補が適正数より大きい場合(ステップST14のNo)、クライアント端末200へ、さらなる問診情報を問い合わせるための画面情報が送受信部102を介して送信される(ステップST15)。送受信部102を介して、クライアント端末200から、操作者により入力された、さらなる問診情報に対する回答情報が受信される(ステップST16)。ここで、ステップST13に戻り、処理を繰り返す。
なお、本実施形態では、検査候補の適正数を3つとして記載しているが、これに限らない。
ここで、具体例として胆嚢に不具合が生じている場合について問診の流れを記載する。
1.問診:どのような症状か?−回答:腹痛
回答(腹痛)に応じて抽出された検査候補数:40
2.さらなる問診:腹痛の他に痛みはないか?−回答:背中痛
回答(腹痛−背中痛)に応じて抽出された検査候補数:26
3.さらなる問診:痛みの種類は?−回答:刺すような痛み
回答(腹痛−背中痛−刺すような痛み)に応じて抽出された検査候補数:5
4.さらなる問診:右下横臥にすると特に痛みを感じる?−回答:激しく感じる
回答(腹痛−背中痛−刺すような痛み−右下横臥にすると激しく痛む)に応じて抽出された検査候補数:1
問診結果から想定される症状:胆嚢に不具合あり(胆嚢炎の可能性)
抽出された検査候補:超音波検査
本実施形態では、上記のような手順で階層的に患者の問診を進める。
検査候補が適正数以下の場合(ステップST14のYes)、緊急判定部5にて、抽出された検査候補に緊急検査が含まれるかを判定する(ステップST17)。検査候補に緊急検査が含まれる場合(ステップST17のYes)、処理部103にて、当該緊急検査を実施するための緊急時処理が実行される(ステップST18)。その結果、当該緊急検査情報に応じた提示情報がクライアント端末200へ送信される。ここで、処理を終了する。
抽出された検査候補に緊急検査が含まれない場合(ステップST17のNo)、上記検査候補が複数あるか判定する(ステップST19)。検査候補が複数ある場合(ステップST19のYes)、処理部103にて、第1提示処理を実行される(ステップST110)。その結果、特定された検査情報に応じた提示情報がクライアント端末200へ送信される。ここで、処理を終了する。上記検査候補が複数ない(検査候補が1つ)場合(ステップST19のNo)、処理部103にて、第2提示処理が実行される(ステップST111)。その結果、特定された検査情報に応じた提示情報がクライアント端末200へ送信される。ここで、処理を終了する。
図9は、図6に示す緊急時処理の流れを示すフローチャートである。
i=1とする(ステップST21)。なお、iは、検査を実施可能な病院に付加された病院番号である。病院番号は、患者の位置から近い順に付加されている。装置制御部108の制御により、病院特定部7にて、当該緊急検査をキーワードとして、検査情報記憶部107に記憶されている検査情報が検索される。その結果、当該緊急検査を実施可能な病院が特定される(ステップST22)。クライアント端末200へ、患者の位置情報および患者のスケジュール情報を問い合わせるための画面情報が送受信部102を介して送信される(ステップST23)。具体的には、送受信部102にて、上記患者の位置情報と患者のスケジュール情報とを入力させるための表示画面情報がI/F101を介してクライアント端末200へ送信される。当該患者の位置情報と患者のスケジュールとを入力させるための表示画面情報を受信した表示部205にて、送受信部202で受信した表示画面が表示される。操作者により、操作部203を使用して、当該患者の位置情報と患者のスケジュール情報とが入力もしくは選択される。クライアント端末200は、患者の位置情報と患者のスケジュール情報とがI/F201を介して検査情報提供装置100へ送信される。
送受信部102を介して、クライアント端末200から、操作者により入力された当該患者の位置情報および患者のスケジュール情報が受信される(ステップST24)。
検査日時特定部8にて患者の位置からi番目に近い病院H(i)の病院情報システムにアクセスして、当該緊急検査の予約状況が入手される(ステップST25)。検査日時特定部8にて受信した患者のスケジュール情報と当該検査予約状況とからi番目に近い病院H(i)の最も早い検査日時が特定される(ステップST26)。
特定された検査日時を元に、現時刻から当該検査の検査時刻までの時間が、所定の時間内であるか判定する(ステップST27)。所定の時間内でない場合(ステップST27のNo)、i=i+1とし(ステップST28)、ステップST25に戻り、処理を繰り返す。
所定の時間内である場合(ステップST27のYes)、患者の位置情報、病院の位置情報および特定した検査日時情報を元に、患者の位置から病院までの移動時間が、現時刻から検査時刻までの時間内か判定する(ステップST29)。当該移動時間が現時刻から検査時刻までの時間以上かかる場合(ステップST29のNo)、i=i+1とし(ステップST210)、ステップST25に戻り、処理を繰り返す。
当該移動時間が現時刻から検査時刻までの時間内の場合(ステップST29のYes)、提示情報収集部6にて当該緊急検査情報とi番目に近い病院H(i)の位置情報と検査日時情報とが収集され、提示情報発生部10にて提示情報収集部6により収集された当該緊急検査情報とi番目に近い病院H(i)の位置情報と検査日時情報とを提示する提示情報が発生される(ステップST211)。送受信部102にて、クライアント端末200へ当該緊急検査情報とi番目に近い病院H(i)の位置情報と検査日時情報とを提示する提示情報が送信される(ステップST212)。ここで、緊急時処理を終了する。なお、上記所定の時間は、緊急検査の緊急レベルにより変化する。
図10Aおよび図10Bは、図6に示す第1提示処理の流れを示すフローチャートである。
装置制御部108の制御により、クライアント端末200へ、検査キットの有無情報、患者の位置情報および患者のスケジュール情報を問い合わせるための画面情報が送受信部102を介して送信される(ステップST31)。送受信部102を介して、クライアント端末200から、操作者により入力された検査キットの有無情報、患者の位置情報および患者のスケジュール情報が受信される(ステップST32)。
病院特定部7にて、当該複数の検査候補をキーワードとして、検査情報記憶部107に記憶されている検査情報が検索される。その結果、複数の検査候補ごとに抽出された検査候補を実施可能な病院が特定される(ステップST33)。
検査日時特定部8にて、特定された病院の病院情報システムにアクセスして、当該検査の予約状況が入手される(ステップST34)。推奨スコア算出部3にて、上記検査キットの有無情報、患者の位置情報、患者のスケジュール情報、特定された病院の位置情報および検査予約状況を用いて、推奨スコア算出処理を実行する(ステップST35)。その結果、検査候補各々の推奨スコアが算出される。検査選択部4にて、当該推奨スコアを比較し、最高スコアの検査候補が選択される(ステップST36)。当該検査情報に基づいて、選択された検査は、通院が必要な検査か判定する(ステップST37)。通院が必要な検査である場合(ステップST37のYes)、病院特定部7にて、当該患者の位置情報と病院の位置情報とから、選択された検査を実施可能な病院であって、患者の位置と最も近い病院が特定される(ステップST38)。検査日時特定部8にて、当該患者のスケジュール情報と当該検査予約状況とから検査日時が特定される(ステップST39)。
提示情報収集部6にて、当該選択された検査情報と病院の位置情報と検査日時情報とが収集され、提示情報発生部10にて、提示情報収集部6にて収集された当該選択された検査情報と当該検査が実施可能な病院の位置情報と検査日時情報とを提示する提示情報が発生される(ステップST310)。送受信部102にて、クライアント端末200へ当該選択された検査情報と病院の位置情報と検査日時情報とを提示する提示情報が送信される(ステップST315)。ここで、第1提示処理を終了する。
図11は、図1に示すクライアント端末200の表示部205に表示される、選択された検査と病院名と検査日時との表示画面の一例を示す図である。図11に示すように、選択された検査(超音波検査)、病院情報(A病院およびA病院までの地図)、検査日時(10:00予約可能)が表示部205に表示される。
通院が不要な検査である場合(ステップST37のNo)、検査キットを所持しているか判定する(ステップST311)。検査キットを所持している場合(ステップST311のYes)、提示情報発生部10にて、検査キットによる検査結果の入力を促す提示情報が発生される(ステップST312)。送受信部102にて、クライアント端末200へ当該検査キットによる検査結果の入力を促す提示情報が送信される(ステップST315)。ここで、第1提示処理を終了する。
図12は、図1に示す表示部205に表示される、検査キットによる検査結果の入力を促す表示画面の一例を示す図である。図12に示すように、検査キットによる検査結果の入力を促す画面が表示部205に表示される。
検査キットを所持していない場合(ステップST311のNo)、購入先抽出部9にて、当該選択された検査をキーワードとして、検査情報記憶部107に記憶されている購入先情報が検索される。この結果、選択された検査の検査キット購入先情報が抽出される(ステップST313)。提示情報収集部6により当該検査キット購入先情報が収集され、提示情報発生部10にて提示情報収集部6により収集された当該検査キット購入先情報を提示する提示情報が発生される(ステップST314)。送受信部102にて、クライアント端末200へ当該検査キット購入先情報を提示する提示情報が送信される(ステップST315)。ここで、第1提示処理を終了する。
図13は、図1に示す表示部205に表示される、購入先情報の表示画面の一例を示す図である。図13に示すように、購入先と、検査キットの種類(商品名)と、検査キットの値段と、納品日と、検査キットの特徴とが表示部205に表示される。
図14は、図10に示す推奨スコア算出処理の流れを示すフローチャートである。
n=1、T_SCORE(n)=0、SCORE_OP=0、SCORE_EF=0とする(ステップST41〜ST44)。なお、nは検査番号、T_SCORE(n)はn個の検査候補各々の推奨スコア、SCORE_OPは第1定量化処理部31で定量化される検査実施可能度を定量化したスコア、SCORE_EFは第2定量化処理部32で定量化される検査有効度を定量化したスコアを表す。
n番目の検査候補EC(n)は通院が必要な検査か判定する(ステップST45)。通院が必要な検査である場合(ステップST45のYes)、上記患者のスケジュールと病院の検査予約状況とを考慮して患者のスケジュール変更は不要か判定する(ステップST46)。患者のスケジュール変更が不要な場合(ステップST46のYes)、第1定量化処理部31にて、SCORE_OPは0.6とされる(ステップST47)。患者のスケジュール変更が必要な場合(ステップST46のNo)、第1定量化処理部31にて、SCORE_OPは0.3とする(ステップST48)。通院が不要な検査である場合(ステップST45のYes)、検査キットを所持しているか判定する(ステップST49)。検査キットを所持している場合(ステップST49のYes)、第1定量化処理部31にて、SCORE_OPは0.7とされる(ステップST410)。検査キットを所持していない場合(ステップST49のNo)、第1定量化処理部31にて、SCORE_OPは0.5とされる(ステップST411)。
過去のSOAP情報を参照して、EC(n)の検査結果に応じた処置による症状改善効果はあったか判定する(ステップST412)。有効であった場合(ステップST412のYes)、第2定量化処理部32にて、SCORE_EFは1.0とされる(ステップST413)。有効でなかった場合(ステップST412のNo)、第2定量化処理部32にて、SCORE_EFは0.3とされる(ステップST414)。
スコア加算処理部33にて、T_SCORE(n)=SCORE_OP+SCORE_EFが算出される(ステップST415)。
n=抽出された検査候補数であるか判定する(ステップST416)。n=抽出された検査候補数でない場合(ステップST416のNo)、n=n+1とし(ステップST417)、ステップST42に戻り、処理を繰り返す。n=抽出された検査候補数である場合(ステップST416のYes)、推奨スコア算出処理を終了する。
なお、上記SCORE_OPおよびSCORE_EFは一例であり、設定等で変更可能とする。例えば、第1定量化処理部31は、患者のスケジュールと病院の検査予約状況とを考慮して通院可能であれば、SCORE_OPを、通院のために患者のスケジュールを変更する必要がある場合より高い値としてもよい。また、第1定量化処理部31は、抽出された検査候補が通院不要な検査であり、かつ抽出された検査候補の検査キットを所持している場合、SCORE_OPを、検査キットを所持していない場合より高い値としてもよい。また、第2定量化処理部32は、過去のSOAP情報を参照して、検査結果に応じた処置による症状改善効果があった場合、SCORE_EFを、検査結果に応じた処置による症状改善効果がなかった場合より高い値としてもよい。
ここで、図14に示す推奨スコア算出処理により算出される推奨スコアの一例について記載する。なお、検査候補抽出部2にて抽出された検査候補が胃カメラ、超音波検査および血液検査である場合の推奨スコアについて記載する。
図15は、図14に示す推奨スコア算出処理により算出される、患者が通院可能、かつ検査キットを所持していない場合の推奨スコア算出結果の一例を示す図である。図15に示すように、胃カメラの推奨スコアは0.6、超音波検査の推奨スコアは1.6、血液検査の推奨スコアは1.5となる。よって、検査選択部4にて、最高スコアの検査候補である超音波検査が選択される。
図16は、図14に示す推奨スコア算出処理により算出される、患者が通院不可、かつ検査キットを所持している場合の推奨スコア算出結果の一例を示す図である。図16に示すように、胃カメラの推奨スコアは0.6、超音波検査の推奨スコアは1.3、血液検査の推奨スコアは1.7となる。よって、検査選択部4にて、最高スコアの検査候補である血液検査が選択される。
図17は、図14に示す推奨スコア算出処理により算出される、患者が通院不可、かつ検査キットを所持していない場合の推奨スコア算出結果の一例を示す図である。図17に示すように、胃カメラの推奨スコアは0.6、超音波検査の推奨スコアは1.3、血液検査の推奨スコアは1.5となる。よって、検査選択部4にて、最高スコアの検査候補である血液検査が選択される。
図18Aおよび図18Bは、図6に示す第2提示処理の流れを示すフローチャートである。
装置制御部108の制御により、特定された検査は、通院が必要な検査か判定される(ステップST51)。装置制御部108は、通院が必要な検査である場合(ステップST51のYes)、クライアント端末200へ、患者の位置情報および患者のスケジュール情報を問い合わせるための画面情報が送受信部102を介して送信される(ステップST52)。送受信部102を介して、クライアント端末200から、操作者により入力された当該患者の位置情報および患者のスケジュール情報が受信される(ステップST53)。病院特定部7にて、当該特定された検査をキーワードとして、検査情報記憶部107に記憶されている検査情報が検索される。この結果、特定された検査を実施可能な病院が特定され、さらに患者の位置情報と病院の位置情報とから患者の位置と最も近い病院が特定される(ステップST54)。検査日時特定部8にて特定された病院の病院情報システムにアクセスして、当該検査の予約状況が入手される(ステップST55)。検査日時特定部8にて患者のスケジュール情報と当該予約状況とから検査日時が特定される(ステップST56)。
提示情報収集部6にて当該選択された検査情報と病院の位置情報と検査日時情報とが収集され、提示情報発生部10にて当該提示情報収集部6で収集された選択された検査と病院の位置情報と検査日時情報とを提示する提示情報が発生される(ステップST57)。送受信部102にて、クライアント端末200へ当該選択された検査情報と病院の
位置情報と検査日時情報とを提示する提示情報が送信される(ステップST514)。ここで、第2提示処理を終了する。
通院が不要な検査である場合(ステップST51のNo)クライアント端末200にて、検査キットの有無情報を問い合わせるための画面情報が送信される(ステップST58)。送受信部102にて、操作者により入力された検査キットの有無情報が受信される(ステップST59)。検査キットを所持しているか判定する(ステップST510)。検査キットを所持している場合(ステップST510のYes)、提示情報発生部10にて当該検査キットによる検査結果の入力を促す提示情報が発生される(ステップST511)。クライアント端末200へ当該検査キットによる検査結果の入力を促す提示情報が送信される(ステップST514)。ここで、第2提示処理を終了する。
検査キットを所持していない場合(ステップST510のNo)、購入先抽出部9にて、特定された検査をキーワードとして検査情報記憶部107に記憶されている購入先情報が検索される。この結果、検査キットの購入先情報が抽出される(ステップST512)。提示情報発生部10にて当該検査キットの購入先情報を提示する提示情報が発生される(ステップST513)。送受信部102にて、クライアント端末200へ当該検査キットの購入先情報を提示する提示情報が送信される(ステップST514)。ここで、第2提示処理を終了する。
上記構成によれば、本実施形態に係る検査情報提供装置100では、SOAP情報データベースシステム105は、多数の患者に関する過去の診断情報を蓄積する。送受信部102は、クライアント端末200から症状に関するデータを受信する。検査特定部1は、当該症状をキーワードとして上記蓄積された過去の診断情報を検索する。この結果、検査特定部1は、症状に関連する過去のSOAP情報に含まれる検査を特定する。提示情報発生部10は、特定された検査に応じた提示情報を発生する。送受信部102は、当該提示情報を症状の送信元としてのクライアント端末200に送信する。これにより、検査情報提供装置100は、クライアント端末200に最適な検査に応じた当該提示情報を提示することが可能になる。また、検査特定部1は、検査実施の容易さの尺度を表す検査実施可能度と、検査結果に応じた処置による症状改善効果の程度を表す検査有効度とに基づく、複数の検査候補各々の推奨スコアを算出する推奨スコア算出部3を備える。これにより、患者の状況に応じて最適な検査に応じた当該提示情報を提示することが可能になる。
したがって、検査情報提供装置100は、患者の状況および入力された症状に応じて最適な情報を提示することができる。
なお、クライアント端末200と検査情報提供装置100は同じ装置内に搭載してもよいし、別装置上に搭載されネットワークで接続されたシステムでもよい。なお、別装置上に搭載する場合は、検査情報提供装置100は、Webサービスのように、複数のクライアント端末200からのアクセスを可能とする。
また、SOAP情報データベースシステム105は、検査情報提供装置100内に設けられているが、これに限らない。SOAP情報データベースシステム105は、外部の大容量データ記憶サービス等を利用してもよい。
また、当該検査キットは、患者または操作者の少なくともいずれかが所持していればよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100…検査情報提供装置、101…インターフェイス(I/F)、102…送受信部、103…処理部、1…検査特定部、2…検査候補抽出部、3…推奨スコア算出部、31…第1定量化処理部、32…第2定量化処理部、33…スコア加算処理部、4…検査選択部、5…緊急判定部、6…提示情報収集部、7…病院特定部、8…検査日時特定部、9…購入先抽出部、10…提示情報発生部、104…SOAP情報収集部、105…SOAP情報データベースシステム、106…表示画面記憶部、107…検査情報記憶部、108…装置制御部、200…クライアント端末、201…インターフェイス(I/F)、202…送受信部、203…操作部、204…操作制御部、205…表示部、206…表示制御部、207…端末制御部、300…A病院、301…インターフェイス(I/F)、302…A病院の病院情報システム、400…B病院、401…インターフェイス(I/F)、402…B病院の病院情報システム、500…C病院、501…インターフェイス(I/F)、502…C病院の病院情報システム。

Claims (9)

  1. 複数の情報端末に接続される検査情報提供装置において、
    多数の患者に関する過去の診断情報を蓄積するデータベースと、
    前記情報端末から症状に関するデータを受信する受信部と、
    前記症状をキーワードとして前記データベースに蓄積された過去の診断情報を検索し、前記症状に関連する過去の診断情報に含まれる複数の検査候補を抽出する検査候補抽出部と、
    検査実施の容易さの尺度を表す検査実施可能度と、検査結果に応じた処置による症状改善効果の程度を表す検査有効度、前記患者のスケジュールと病院の検査予約状況とを用いた、前記抽出された複数の検査候補各々について推奨スコアを算出する推奨スコア算出部と、
    前記複数の検査候補各々の推奨スコアに基づいて、前記抽出された複数の検査候補から1つの検査候補を検査として選択する検査選択部と、
    前記選択された検査に応じた提示情報を発生する提示情報発生部と、
    前記提示情報を前記症状の送信元としての情報端末に送信する送信部と
    を具備する検査情報提供装置。
  2. 前記検査選択部は、前記複数の検査候補各々の推奨スコアを比較し、最も高い推奨スコアの検査候補を前記検査として選択する請求項記載の検査情報提供装置。
  3. 前記推奨スコア算出部は、
    前記検査実施可能度を前記複数の検査候補各々の第1スコアとして定量化する第1定量化処理部と、
    前記検査有効度を前記複数の検査候補各々の第2スコアとして定量化する第2定量化処理部と、
    前記第1スコアと前記第2スコアとに基づいて、前記推奨スコアを算出するスコア加算処理部と
    をさらに有する請求項記載の検査情報提供装置。
  4. 前記第1定量化処理部は、前記患者のスケジュールと病院の検査予約状況とを考慮して通院可能であれば、前記第1スコアを、通院のために前記患者のスケジュールを変更する必要がある場合より高い値とする請求項記載の検査情報提供装置。
  5. 前記第1定量化処理部は、前記抽出された検査候補の検査キットを所持している場合、前記第1スコアを、前記検査キットを所持していない場合より高い値とする請求項記載の検査情報提供装置。
  6. 前記第2定量化処理部は、前記過去の診断情報を参照して、検査結果に応じた処置による症状改善効果があった場合、前記第2スコアを、検査結果に応じた処置による症状改善効果がなかった場合より高い値とする請求項記載の検査情報提供装置。
  7. 前記提示情報発生部は、前記特定された検査が通院が必要な検査である場合、前記選択された検査を受診可能な病院情報および検査日時を提示する提示情報を発生する請求項1記載の検査情報提供装置。
  8. 前記提示情報発生部は、前記特定された検査が通院不要な検査であり、かつ前記特定された検査の検査キットを所持している場合、前記検査キットによる検査結果の入力を促す提示情報を発生する請求項1記載の検査情報提供装置。
  9. 前記提示情報発生部は、前記特定された検査が通院不要な検査であり、かつ前記特定された検査の検査キットを所持していない場合、前記検査キットを購入可能な店舗またはオンラインショップを検索し、前記検索された店舗またはオンラインショップを提示する提示情報を発生する請求項1記載の検査情報提供装置。
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