JP6494242B2 - 印刷装置の制御装置、制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
最近では、紫外線(UV)で硬化するUV硬化インクを用いるUV硬化型プリンタが提案されている。このUV硬化型プリンタで印字をする場合、被印字媒体にUV硬化インクをドット単位で付着させた後、被印字媒体上のUV硬化インクに紫外光(UV光)を照射することにより、インク成分中のUV硬化樹脂が硬化することにより、UV硬化インクが被印字媒体に定着する。このUV硬化インクを使用すると、被印字媒体上に凹凸の形成が可能となる。例えば、このUV硬化インクを使用するUV硬化型プリンタにおいては、UV硬化インクを被印字媒体上に吐出及び硬化を繰り返すことにより厚塗りして、平面の被印字媒体から例えば数mm〜数cm程度の盛り上がりを形成することにより、手で触っても、または目視でも十分わかる程度の表面凹凸を表現することも可能である。
UV硬化型プリンタの一例が特許文献1に記載されている。特許文献1では、テーブルの上に被印字媒体が置かれ、印字を行う際に、当該テーブルに対する印字ヘッドの相対的移動速度を調節している。当該テーブルに対する印字ヘッドの相対的移動速度を調節することにより、被印字媒体に着弾したUV硬化インクの硬化タイミング(照射タイミング)を制御して、所望のインクのレベリング(平滑化)を得ている。印字ヘッドの相対的移動速度は、使用されるインクの種類や温度により調節(制御)される。インクは液体であるので、被印字媒体に着弾すると、時間の経過と共に被印字媒体上で広がる。特許文献1では、UV硬化のタイミングを遅くすることにより、インクの広がりを調節し、表面を平滑化している。
ここで、UV硬化インク等のインクは液体であるため、被印字面が平坦な場合(傾斜していない場合)と傾斜している場合とを比較すると、その挙動は異なる。図15(a)は、被印字媒体16の被印字面16aが平坦な場合に、被印字面16aに着弾したインク(インクドット)17aの断面形状を示しており、図15(c)は被印字面16bが傾斜している場合の着弾インク17bの断面形状を示している。図15(b)は図15(a)の平面図(上面図)であり、図15(d)は図15(c)の平面図(上面図)である。
このように、従来は、被印字媒体の被印字面が凹凸形状を有する等平坦でない場合に、所望の発色、光沢性、表面形状等の画像、すなわち所望の質感の画像を形成することができなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の1つの目的は、凹凸形状を有する等平坦でない被印字面への画像形成においても、所望の質感を有する画像を形成することが可能な画像形成装置、画像形成方法およびコンピュータプログラムを提供することである。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
実施形態1においては、当初平面の被印字媒体に対してUV硬化インクを厚塗りして、凹凸形状を有する印字物を形成する処理を例として説明する。しかしながら、実施形態1に係る画像形成装置により画像形成可能な被印字媒体はこれに限定されず、当初から例えば凹凸形状等平坦でない被印字面を有する被印字媒体に対しても同様に適用することができる。
実施形態1に係る画像形成装置は、例えば油彩画等、表面に凹凸形状を有する物体(再現対象物)を、その再現対象物の質感を再現した画像を形成することができる。この再現対象物の質感の情報は、画像入力装置に入力され、画像入力装置は、画像形成装置における画像形成に必要な画像形成用情報を生成して、画像形成装置へ出力する。
ここで、再現対象物の質感とは、少なくとも再現対象物の凹凸形状、発色(変角色)、光沢のうち、1つまたは複数を含む。例えばこの再現画像における凹凸形状は、再現対象物の凹凸形状と同一であるか、少なくとも近似した形状(または擬似的な形状)に再現される。
図1は、本実施形態に係る画像形成システムの構成の一例を示すブロック図であり、画像形成装置22がホスト装置21に接続される構成を示す。画像形成装置22は、例えば、UV硬化型プリンタであってよい。以下、画像形成装置を代表してUV硬化型プリンタとして説明するが、実施形態1における画像形成装置はこれに限定されない。ホスト装置21は、例えば、パーソナルコンピュータ21であってよい。
UV硬化型プリンタ22は、色分解部203、ハーフトーニング204、重ね回数決定部205、照射時間仮設定部206、パス分解処理部207、UV照射プロセス設定部208および印字ヘッド(記録ヘッド)209を備える。
ハーフトーニング部204は、色分解部203から入力される色分解データ(CMYKデータ)を量子化して量子化データ(CMYKデータ)へ変換し、変換された量子化データ(量子化CMYKデータ)をパス分解処理部207へ出力する。
照射時間仮設定部206は、ホスト装置21のアプリケーション部201から入力される光沢データGから、照射時間Tを仮に設定し、UV照射プロセス設定部208へ仮に設定された照射時間Tを出力する。
UV照射プロセス設定部208は、パス分解処理部207から入力されるパス分解データから、UV照射用プロセス用データを設定し、設定されたUVプロセス用データを用いて、印字ヘッド209に供給される画像形成用データ(CMYKデータ)へのUV照射を制御する。
前述の構成により、UV硬化型プリンタ22は、入力されたデータを処理してUV硬化インクの厚塗り工程を決め、凹凸形状を被印字媒体の上に印字する。印字される凹凸形状は、前述のとおり、再現対象物の凹凸形状と同一であるか、少なくとも近似した形状(または擬似的な形状)となる。
ホスト装置21のオペレーティングシステム(OS)で動作するプログラムは、各種アプリケーションプログラムやカラーマッチング(色変換)プログラム等を含む。実施形態1において、カラーマッチングは、ホスト装置21のディスプレイ上に表示される画像の色と、当該画像をUV硬化型プリンタ22で印刷した色とが異ならないようにするための色の再現性の調整処理である。
ホスト装置21のカラーマッチング部202で生成されたRGB画像データは、UV硬化型プリンタ22の色分解部203に入力される。なお、実施形態1では、色分解部203、ハーフトーニング部204、重ね回数決定部205、照射時間仮設定部206、パス分解処理部207、UV照射プロセス設定部208の処理を実行する機構及び機能をUV硬化型プリンタ22内に設ける例を説明するが、実施形態1はこれに限定されず、例えばこれらの全部または一部をUV硬化型プリンタ22の外部の装置により実現してもよい。
ハーフトーニング部204は、色分解部203から入力されるCMYK色分解データを、C,M,Y,Kそれぞれについて、例えば3ビットのデータに変換する量子化を実行する。具体的には、この量子化では、例えば誤差拡散法や、ブルーノイズ/グリーンノイズなど周波数特性を有する閾値マスクなどの周知の技術を用いることで、8ビットデータを3ビットデータに変換することができる。
図2は、照射時間仮設定部206が参照可能な、インク着弾からUV照射までの時間と、印字画像表面の鏡面光沢度との関係を示している。図2のグラフの縦軸が鏡面光沢度を示し、横軸がインク着弾からUV照射までの時間を示す。図2に示されるように、UVインクの被印字面への着弾からUV照射までの時間を長くすると、印字画像表面の鏡面光沢度はより高くなる。なお、図2において時間t0は、印字ヘッド209の構造に依存して着弾からUV照射まで必要な最小時間であり、時間tnは本実施形態の印字制御において標準とされる照射時間である。
なお、このインク着弾からUV照射までの時間tnは、前述のカラーマッチング処理において平坦な平面被印字媒体に色パッチ(例えば確認用のCMYK)を印字する際にも使用される照射時間であってよい。
UV照射プロセス設定部208の傾き算出部208aは、照射時間仮設定部206から入力される仮に設定されたUV照射時間Tから、被印字面のインク吐出方向に対する傾きの量を取得し、この傾きの量を考慮して補正されたUV照射時間tを設定する。
図3は、UV照射プロセス設定部208による処理の概要を説明する図である。図3を参照して、媒体支持部26の上に被印字媒体16が載置され、この被印字媒体16の上に2つの断面三角形状のインク堆積層(積層)27および28が形成されている。この状態において、印字ヘッド209の任意の走査回数Z(Z<Mn)において吐出される2つのインクドロップ(インク滴)Drop1とDrop2とが、Z−1回目までの走査において形成されたインク堆積層(積層)27および28の被印字面27aおよび28aにそれぞれ着弾する様子を示している。例えば、中間層の上に最表層を形成するためのインクドロップがDrop1とDrop2であってよい。図3では、インクドロップDrop1は傾きθ1をもつ被印字面27aに着弾し、一方、インクドロップDrop2は傾きθ2をもつ被印字面28aに着弾する。ここで、θ1はθ2より小さな角度である。
図5のグラフは、縦軸がインク着弾からUV照射までの時間(t)を示し、横軸が被印字面の傾き量(θ)を示す。図5においては、インクドロップ径(ドット径)を例えば、40μmから90μmの間で選択することができ、10μm単位で代表的なドット径についての等ドット曲線が一例として示されている。
UV照射プロセス設定部208は、これに替えて、予め定められている等ドット径曲線を用いてUV照射時間tを求めてもよい。
本実施形態における印字ヘッド209の一例を図6(a)に示す。図6(a)に示されるように、印字ヘッド209はUV硬化インクを吐出するインクノズル群(複数のインクノズル)209aと、これの両端側に位置するUV−LEDアレイ209bおよび209cとを具備する。UV−LEDアレイ209bおよび209cは、紫外線照射部(光照射部)の一例である。インクノズル群209a、UV−LEDアレイ209bおよび209cは、キャリッジ部25の横方向(キャリッジ走査方向、図6中左右方向)に所定間隔で搭載されている。パス分解処理部207で設定されたパス分解CMYKデータに対応するUV硬化インクが、インクノズル群209aから被印字面に吐出される。また、UV照射プロセス設定部208で設定されたインク着弾からUV照射までの時間tに応じて、キャリッジ部25の走査速度の調整とUV−LEDアレイ209b、209c中の発光すべき紫外線発光素子の選択との少なくとも一方、或いは両方が行われてよい。
なお、UV−LEDアレイ209bおよび209cの双方を設ければ、キャリッジ走査方向が双方向の場合に対応することができるが、キャリッジ走査方向が一方向の場合には、これに替えて、UV−LEDアレイ209bおよび209cのいずれか一方が設けされればよい。
印字ヘッド209には、UV照射プロセス設定部208から、画像形成用のCMYK画像データ、UV照射タイミングtおよびパス分解データ等(UV照射プロセスに必要なパラメータデータUVp)が入力される。
図8において、UV−LEDアレイ309bは、印字ヘッド309の左側端近傍に縦4列×横7列のアレイで設けられ、UV−LEDアレイ309dは印字ヘッド309の右側端近傍に縦4列×横7列のアレイで設けられている。そして、左側UV−―LEDアレイ309bと右側UV−LEDアレイ309dの間には、インクノズル群309aのノズル列N1〜N5とUV−LEDアレイ(複数のLED素子列)309cが交互に設けられている。インクノズル列N1〜N5は所定間隔で設けられ、UVLEDアレイ309cが当該所定間隔内に位置している。この印字ヘッド309を使用した場合も、UV硬化インクがインクノズル群309aから被印字面に吐出され、UV−LEDアレイ309b、309c、309dの中から発光すべきLED素子が選択され、選択されたLED素子からのUV光の照射によりUV硬化インクが照射・硬化される。
なお、上記説明においては印字ヘッド209、309のキャリッジ部25が被印字媒体16に対して相対的に移動するものとしたが、実施形態1はこれに限定されない。例えば、これに替えて、あるいはこれに加えて、被印字媒体16を載置した媒体支持部26(図3)がキャリッジ部25に対して相対的に移動するように構成されてもよい。この場合であっても、どのインクノズル(ノズル列)を使用して、どのUV−LEDアレイ(どのLED素子)を使用するかに応じて、インクの吐出およびUV照射のタイミングの調整が可能である。
図9は、図1の画像形成システムにおける動作を示すフローチャートである。以下、図9のフローチャートに従って実施形態1における画像形成装置(UV硬化型プリンタ22)が実行する画像形成処理を説明する。
先ず、ステップS1001において、UV硬化型プリンタ22は、画像形成のための画像データをホスト装置21のアプリケーション部201およびカラーマッチング部202から取得する。この画像形成のための画像データとは、前述のとおり、色再現のためのRGB画像データ、凹凸形状再現のための高さデータH、および光沢再現のための光沢データG等の質感データを含む画像データであり、入力画像データ20に基づいて生成される。画像形成用のデータが取得されるとステップS1002に進む。
ステップS1003において、色分解部203は、色分解処理を行う。ここで行われる色分解処理は、前述のとおり、カラーマッチング部202から色分解部203に入力されたRGB画像データを、3次元LUTを利用してUV硬化型プリンタ22で出力可能なCMYKのデータに変換する処理である。色分解処理が終了するとステップS1004に進む。
ステップS1007において、パス分解処理部207は、マルチパス印刷を用いる場合、マルチパス印刷における各パスへの分解を行う。
ステップS1009において、ステップS1008で選択された1パス分のデータに対して、UV照射プロセス設定部208は、UV照射プロセスの設定を行う。具体的には、ここで行われるUV照射プロセスの設定では、図3で説明したように、先行のパスにより形成された形状の傾きθ(例えば、図3の被印字面27aの傾きθ1)を傾き算出部208aにより取得(検知ないし算出)する。そして、形状の算出は、ステップS1008において選択される積層順のパスデータ毎に吐出されるインクドロップの高さを積分していくことにより算出することができる。算出した形状データ(高さの積分値)と現在処理中のパス印字によりプラスされる高さとを例えば積算値として記憶しておけば、次の処理における形状データの算出をより高速に行うことが可能である。
ステップS1010において、UV照射プロセス設定部208で設定された1パス分のインクと各ドロップの照射時間tに応じて印字ヘッド209を駆動し、印字を行う。照射のタイミングの変更(調節)は、例えば、キャリッジ部25の走査速度を変更することにより行うことができる。被印字面の傾きが大きいほど、キャリッジ部25の走査速度は増大するように調整されてよい。
なお、ステップS1005において、ドロップサイズと重ね回数の関係が予め分っている場合には、重ね回数を決定するドロップサイズは最小のドロップサイズでなくてもよい。例えば最大のドロップサイズで計算してもよいし、様々なドロップサイズの組み合わせとしてもよい。また、ステップS1002〜S1006は図9に示された順序以外で実行してもよい。
CPU31は、UV硬化型プリンタ22における動作を統括的に制御するものであり、システムバス19を介して各構成部(32〜38)を制御する。CPU31は、図1の色分解部203、ハーフトーニング部204、重ね回数決定部205、照射時間仮設定部206、パス分解処理部207およびUV照射プロセス設定部208等の機能を実装する。
RAM33は、CPU31の主メモリ、ワークエリア等として機能する。よって、CPU31は、処理の実行に際してROM32から必要なプログラム等をRAM33にロードし、当該プログラム等を実行することで各種の機能動作を実現する。
印刷部35は、印字ヘッド209を搭載したキャリッジ部25、媒体支持部26、CMYKインクカートリッジ(図示せず)、キャリッジ部25の駆動部(図示せず)等を含む。印刷部35は、CPU31による制御の下で、印字を実行する。
表示部37は例えば液晶ディスプレイ等からなり、UV硬化型プリンタ22が生成した画像、外部から入力された画像および入力部36から入力された数値・指示等を表示する。
通信I/F38は、外部装置と通信するためのインターフェースである。通信I/F38は例えば、LANインターフェースである。
システムバス19は、CPU31、ROM32、RAM33、外部メモリ34、印刷部35、入力部36、表示部37及び通信I/F38を通信可能に接続する。
なお、上記した実施形態1の説明において、ホスト装置21に入力される入力画像20は、編集等の処理をした後にホスト装置21に入力されるようにしてもよい。
さらに、上記では紫外線(UV)で硬化するインクを用いた例を説明したが、実施形態1のインクは、光の照射により硬化する特性を有するものであればよく、したがって、照射される光もインクを硬化させることが可能な波長ないし強度を有するものであれば、紫外光に限定されない。
さらに、実施形態1ではUV照射タイミングを変更することによりインクの硬化のタイミングを制御するとしたが、本発明はこのような態様に限定されない。例えば、UV−LEDアレイ209b、209cから照射されるUVの光強度や周波数を変更することによりインクへのUV照射(UV光照射)のタイミングを制御してもよい。
実施形態1においては、被印字媒体16上に形成する凹凸形状を構成する複数層の全てをUV硬化型プリンタ22で印字したが、本発明はこのような実施形態に限定されない。例えば、最表層以外の層を、例えば3次元プリンタ等の外部の形状形成装置で形成し、この形状形成装置で出力した立体の表面に、UV硬化型プリンタで着色や光沢を付与してもよい。この場合を実施形態2として以下に、図11を参照して説明する。
図11は、実施形態2に係る画像形成システムの構成例を示す機能ブロック図である。実施形態1(図1)と同様な構成要素については同様な参照符号を用いている。
実施形態2では、ホスト装置(パーソナルコンピュータ)21および(または)UV硬化型プリンタ22に形状形成装置(例えば、3次元プリンタ。以下、単に、「3次元プリンタ」という。)が接続され得るものとする。この接続は、データ授受が可能な接続であればよく、有線接続でも無線接続でもよい。
3次元プリンタが使用するデータ(3Dデータ)は、外部から3次元プリンタに入力される。この3Dデータは、例えば、STL(STereoLithography)フォーマットで記述されてよい。3次元プリンタは、当該3Dデータを例えばSTLフォーマットのデータ(3D−CADデータ)に変換する。あるいは、このSTLフォーマットのデータが3次元プリンタに入力されてもよい。3次元プリンタは、STLフォーマットのデータに基づいて、被印字媒体16上に下地層を造形する。下地層は実施形態1の最下層と中間層を1つの層としたものであると考えてよい。下地層は、色と光沢を考慮せずに形成してよい。
例えば、図12に示すのは3次元プリンタで一般用的に使用されるSTLフォーマットのデータの一例である。このSTLフォーマットは例えばバイナリ形式である。STLは、三次元形状を多数の小さな三角形の集合体(ファセットの集合)として捉え、各三角形(3つの頂点)の座標と法線ベクトルにより当該三次元形状を定義するものである。図12に示すように、バイナリ形式のSTLフォーマットは、80バイトの任意の文字列から始まり(ヘッダ)、4バイトの整数で三角形の個数が記述される。その後、50バイトで各三角形の情報が記述されていく(最後の2バイトは未使用データ)。各三角形の情報は、法線ベクトル、頂点1の座標、頂点2の座標、頂点3の座標の順で記述されている。この法線ベクトルを用いれば、被印字面の傾きが分かる。
なお、STLフォーマットはバイナリ形式ではなくASCII形式でもよい。ASCII形式は可読性が高いが、バイナリ形式と比べると情報量が大きくなる)。
図13は、実施形態2の画像形成処理のフローチャートである。実施形態2で使用する3次元プリンタは、例えば、光造形方式のプリンタであり、UV硬化インクを用いて下地層を造形することができる。
以下、図13に基づいて実施形態2のホスト装置21とUV硬化型プリンタ22の動作の説明をする。なお、図13において図9と同じステップ番号で記載されている処理については、図9で説明したのと同様な処理を行うので、その詳細な説明は省略する。
先ずステップS1201において、ホスト装置21は、再現対象物の最表層の画像データを外部から取得する。あるいは、ホスト装置21は、アプリケーション部201により、再現対象物の最表層の画像データを生成する。この画像データは、色再現のためのRGB画像データ、光沢再現のための光沢データGを含むデータである。データ取得が終了するとステップS1002に進む。
ステップS1003において、UV硬化型プリンタ22の色分解部203によって色分解処理を行い、その後、ステップS1004に進む。
ステップS1004において、UV硬化型プリンタ22のハーフトーニング部204により、ハーフトーン処理を行い、その後、ステップS1202に進む。なお、実施形態2では、UV硬化型プリンタ22により形成される層は最表層のみであるので、図1の重ね回数決定部205による処理は不要である。
本発明の画像形成装置を用いた画像形成(印字)について実施形態1および実施形態2に基づく説明をしたが、本発明は上記した実施形態に限定されない。例えば、実施形態1および2では、再現対象物の凹凸質感情報(各層の色、高さ、光沢等)が予め分っているとして、全ての層をプリンタ(UV硬化型プリンタ22、3次元プリンタ)で作成するとしたが、本発明はこのような構成に限定されない。つまり、凹凸形状を構成する層のいずれかの凹凸情報が未知(例えば、下地層の凹凸情報が未知)であっても本発明は適用することができる。その場合の凹凸情報の取得について以下に説明する。
また、上述した実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述した1つ乃至複数のうちのいくつかの効果を有する。
Claims (20)
- 被印字媒体の被印字面にインクを吐出する印字ヘッドと、
前記印字ヘッドから前記被印字面に着弾したインクに光を照射して前記被印字面上で硬化させる光照射手段と、を有する印刷装置を制御するための制御装置であって、
前記インクの吐出方向に対する前記被印字面の傾きの情報を取得する取得手段と、
前記傾きの情報に基づいて、同一の光沢を表現する場合であっても、前記傾きが第1の傾きである場合と前記第1の傾きよりも傾きが大きい第2の傾きである場合とで、前記インクの硬化のタイミングが異なるように、前記光照射手段を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする制御装置。 - 前記取得手段は、前記被印字面の傾きの量を前記傾きの情報として取得することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
- 前記制御手段は、前記傾きの量が大きいほど、前記印字ヘッドが前記インクを吐出してから前記光照射手段が吐出された前記インクに前記光を照射するまでの時間が短くなるように、前記光照射手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
- 前記制御手段は、前記傾きの量に応じて、前記光照射手段が吐出された前記インクに前記光を照射するタイミングを制御することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
- 前記制御手段は、前記傾きの量に応じて、前記光照射手段が前記インクに照射する前記光の強度を制御することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
- 前記光照射手段は、複数の発光素子を有し、
前記制御手段は、前記傾きの量に応じて、前記複数の発光素子の中から前記インクに前記光を照射すべき発光素子を選択することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の制御装置。 - 前記印刷装置は、前記光照射手段と前記印字ヘッドのインクノズルとが搭載されたキャリッジ手段を有する装置であって、
前記制御手段は、前記傾きの量が大きいほど前記インクノズルに近い位置に配列される前記発光素子を選択することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。 - 前記制御手段は、前記傾きの量に応じて、前記キャリッジ手段が前記被印字媒体に対して相対移動する走査速度を制御することで、前記光照射手段が吐出された前記インクに前記光を照射するタイミングを制御することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
- 前記制御手段は、前記傾きの量が大きいほど、前記キャリッジ手段の前記走査速度を増加させることを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
- 前記制御手段は、前記傾きの量が小さい場合は前記光照射手段が吐出された前記インクに前記光を照射するタイミングを遅らせることで、前記傾きの量が小さい場合に前記被印字面に吐出されたインクのドット径と前記傾きの量が大きい場合に前記被印字面に吐出されたインクのドット径とが同じサイズになるように制御することを特徴とする請求項2乃至7のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記印字ヘッドは、所定間隔で走査方向に複数配列されたインクノズル列を有し、前記光照射手段の少なくとも一部は、複数の前記インクノズル列の間に配置されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の制御装置。
- 被印字媒体の上には、複数の光硬化したインク層が形成されており、前記制御手段は、前記光照射手段を制御することで、少なくとも前記インク層の最表層に吐出されるインクへの光照射を制御することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記取得手段は、前記傾きの情報を外部から取得することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記印刷装置は、前記被印字媒体を載置する媒体支持部をさらに有し、
前記制御手段は、前記媒体支持部の速度を変更することによって、前記光照射手段の光照射を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の制御装置。 - 前記被印字面の傾きは、前記被印字面を構成している前記インクのドット径またはその重ね回数との組み合わせに基づいて算出されることを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記取得手段は、さらに、前記被印字面の表面の光沢の情報を取得し、
前記制御手段は、さらに前記光沢の情報に基づいて、前記光照射手段を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項15の何れか一項に記載の制御装置。 - 前記取得手段は、前記傾きの情報を処理単位ごとに取得し、
前記制御手段は、前記処理単位ごとに前記光照射手段を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれか一項に記載の制御装置。 - 被印字媒体の被印字面にインクを吐出する印字ヘッドと、
前記印字ヘッドから前記被印字面に着弾したインクに光を照射して前記被印字面上で硬化させる光照射手段と、を有する印刷装置を制御する制御方法であって、
前記インクの吐出方向に対する前記被印字面の傾きの情報を取得するステップと、
前記傾きの情報に基づいて、同一の光沢を表現する場合であっても、前記傾きが第1の傾きである場合と前記第1の傾きよりも傾きが大きい第2の傾きである場合とで、前記インクの硬化のタイミングが異なるように、前記光照射手段を制御するステップと、
を有することを特徴とする制御方法。 - 被印字媒体の被印字面にインクを吐出する印字ヘッドと、
前記印字ヘッドから前記被印字面に着弾したインクに光を照射して前記被印字面上で硬化させる光照射手段と、
同一の光沢を表現する場合であっても、前記インクの吐出方向に対する前記被印字面の傾きが第1の傾きである場合と前記第1の傾きよりも傾きが大きい第2の傾きである場合とで、前記インクの硬化のタイミングが異なるように、前記光照射手段を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする印刷装置。 - コンピュータを請求項1乃至17のいずれか一項に記載の制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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