JP6493654B2 - 色変動監視装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

色変動監視装置、画像形成装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、色変動監視装置、画像形成装置及びプログラムに関する。
従来、印刷物の印刷色が基準通りに印刷されているかどうかを評価するシステムとして、例えば、以下の特許文献1、2に記載されたものがある。
特許文献1には、印刷色を参照色票と同時に撮影機器で撮影する撮影部と、撮影手段により取得した3原色信号を参照色票データベースを用いて色彩値に変換する変換部と、変換部で得られた色彩値と色基準データベースを用いて印刷色と色基準とを比較する比較部と、比較部で得られた結果を表示する表示部を備え、印刷色の色評価を実施する印刷色評価システムが記載されている。
特許文献2には、印刷機の色調制御を行う色調制御装置であって、印刷物をカメラにより撮影して取得した画像情報に基づいて、印刷物における絵柄ポイントのRGB値を取得するRGB値取得手段と、印刷物における絵柄ポイントの印刷機のCMYKデータをCIELABに変換し、カメラのカメラプロファイルを用いて変換後のCIELABを目標RGB値として取得する目標RGB値取得手段と、取得したRGB値と目標RGB値との色差を取得する色差取得手段と、取得した色差に基づいて、絵柄ポイントの色差が予め決定された色差許容範囲内であるか否かを判定する判定手段と、を有する色調制御装置が記載されている。
特開2007−28143号公報 特開2011−230413号公報
本発明の目的は、ページ内の色変動の大きな箇所や色変動の大きなページを視覚的に判断することが可能な色変動監視装置、画像形成装置及びプログラムを提供することにある。
[1]画像データの出力要求を受け付ける受付手段と、
前記画像データに対して色変動の監視領域を設定する監視領域設定手段と、
前記画像データに基づいて出力された出力画像に対応する色度画像データを入力し、前記色度画像データから前記監視領域の監視色情報を取得する監視色情報取得手段と、
基準となる色度データと前記監視色情報との間の色変動量を算出する色変動量算出手段と、
前記画像データ又は前記画像データに基づいて出力された前記出力画像から監視用画像を生成する監視用画像生成手段と、
前記監視用画像に前記監視領域を重畳して前記色変動量に関する情報を反映した画面情報を生成する画面情報生成手段と、
を備え、
前記監視色情報取得手段は、前記出力要求に基づいて前記画像データの同一ページについて出力された複数の前記出力画像に対応して複数の前記監視色情報を生成し、
前記色変動量算出手段は、前記基準となる色度データと前記複数の監視色情報との間の複数の前記色変動量を算出し、
前記監視用画像生成手段は、同一ページについて複数の前記監視用画像を生成し、
前記画面情報生成手段は、前記複数の監視用画像に前記監視領域をそれぞれ重畳して前記複数の色変動量に関する情報を反映した前記画面情報を生成する、色変動監視装置。
[2]前記画面情報生成手段は、前記複数の色変動量を表したグラフを含む前記画面情報を生成する、前記[1]に記載の色変動監視装置。
[3]前記画面情報生成手段は、前記色変動量が予め定められた閾値を超えた前記監視領域又は当該監視領域を有する前記監視用画像の表示態様を、他の前記監視領域又は前記監視用画像の表示態様とは異ならせる、前記[1]又は[2]に記載の色変動監視装置。
[4]画像データの出力要求を受け付ける受付手段と、
前記画像データに対して色変動の監視領域を設定する監視領域設定手段と、
前記画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記記録媒体に形成された前記画像から色度を読み取り、色度画像データを生成する読取手段と、
前記色度画像データから前記監視領域の監視色情報を取得する監視色情報取得手段と、
基準となる色度データと前記監視色情報との間の色変動量を算出する色変動量算出手段と、
前記画像データ又は前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像から監視用画像を生成する監視用画像生成手段と、
前記監視用画像に前記監視領域を重畳して前記色変動量に関する情報を反映した画面情報を生成する画面情報生成手段と、
を備え、
前記監視色情報取得手段は、前記出力要求に基づいて前記画像データの同一ページについて出力された複数の出力画像に対応して複数の前記監視色情報を生成し、
前記色変動量算出手段は、前記基準となる色度データと前記複数の監視色情報との間の複数の前記色変動量を算出し、
前記監視用画像生成手段は、同一ページについて複数の前記監視用画像を生成し、
前記画面情報生成手段は、前記複数の監視用画像に前記監視領域をそれぞれ重畳して前記複数の色変動量に関する情報を反映した前記画面情報を生成する、画像形成装置。
[5]コンピュータを、
画像データの出力要求を受け付ける受付手段と、
前記画像データに対して色変動の監視領域を設定する監視領域設定手段と、
前記画像データに基づいて出力された出力画像に対応する色度画像データを入力し、前記色度画像データから前記監視領域の監視色情報を取得する監視色情報取得手段と、
基準となる色度データと前記監視色情報との間の色変動量を算出する色変動量算出手段と、
前記画像データ又は前記画像データに基づいて出力された前記出力画像から監視用画像を生成する監視用画像生成手段と、
前記監視用画像に前記監視領域を重畳して前記色変動量に関する情報を反映した画面情報を生成する画面情報生成手段として機能させるためのプログラムであって、
前記監視色情報取得手段は、前記出力要求に基づいて前記画像データの同一ページについて出力された複数の前記出力画像に対応して複数の前記監視色情報を生成し、
前記色変動量算出手段は、前記基準となる色度データと前記複数の監視色情報との間の複数の前記色変動量を算出し、
前記監視用画像生成手段は、同一ページについて複数の前記監視用画像を生成し、
前記画面情報生成手段は、前記複数の監視用画像に前記監視領域をそれぞれ重畳して前記複数の色変動量に関する情報を反映した前記画面情報を生成する、プログラム。
請求項1、4、5に係る発明によれば、ページ内の色変動の大きな箇所や色変動の
大きなページを視覚的に判断することが可能になる。
請求項に係る発明によれば、色変動量の変化が視覚的に認識し易くなる。
請求項に係る発明によれば、表示態様の違いから視覚的な判断が容易になる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る色変動監視装置が適用された画像形成装置の概略の構成例を示すブロック図である。 図2は、記憶部が記憶する監視情報の一例を示す図である。 図3は、画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図4は、色変動可視化フローを説明するためのフローチャートである。 図5は、監視用画面の初期画面の一例を示す図である。 図6は、監視用画面の一例を示す図である。 図7は、変形例に係る監視用画面の一例を説明するための図である。 図8は、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成システムの概略の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
(画像形成装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る色変動監視装置が適用された画像形成装置の概略の構成例を示すブロック図である。この画像形成装置1は、本装置1の各部を制御する制御部2と、各種の情報を記憶する記憶部3と、ネットワークを介して外部装置と通信を行うネットワーク通信部4と、用紙Pにユーザからの画像を形成する画像形成手段の一例としての画像形成部5と、用紙Pに形成された画像から色度を読み取る読取手段の一例としての画像読取部6と、各種の情報の入力及び表示を行う操作表示部7とを有して概略構成されている。
上記のように構成された画像形成装置1として、例えば、電子写真方式、インクジェット方式等のカラー複写機、カラープリンタ、カラーファクシミリや、複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能等の複数の機能を複合した複合機等の画像形成装置を用いることができる。
制御部2は、CPU(Central Processing Unit)等によって構成され、プログラム30を実行することにより、受付手段20、画像処理手段21、監視領域設定手段22、位置ずれ補正手段23、監視色情報取得手段24、色変動量算出手段25、 監視用画像生成手段26、画面情報生成手段27等として機能する。なお、制御部2の各手段20〜28は、全部又は一部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウエアによって実現されてもよい。
記憶部3は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard disk drive)等から構成され、プログラム30、ラスタ画像情報31、監視情報32等を記憶する。
画像形成部5は、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色の色材(トナー、インク等)を用いて、画像処理手段21から出力された画像データに基づいて用紙P等の記録媒体に画像を印刷して出力する。画像形成部5は、例えば、電子写真方式、インクジェット方式等により用紙Pに画像を印刷する。画像形成部5は、印刷した用紙Pを用紙搬送路(図示せず)を介して画像読取部6に送る。
画像読取部6は、画像形成部5から出力された用紙P上の画像から色度を光学的に読み取り、デバイスに依存しない色度画像データを生成するラインセンサーやカメラ等の画像入力装置である。この実施の形態では、色変動量算出手段25で色差を算出するため、色度画像データとして、例えば1976年にCIE(国際照明委員会)により定められたL表色系のL値を用いている。一般的なラインセンサーやカメラではデバイスに依存したRGBで読み取られるが、ラインセンサーのデバイスRGBをLに変換するマトリクスや3次元LUT(Lookup Table)を使用することでデバイスに依存しないLで表現された色度画像データを生成することができる。画像読取部6は、生成した色度画像データを制御部2の位置ずれ補正手段23に出力する。
操作表示部7は、例えば、タッチパネルディスプレイであり、液晶ディスプレイ等のディスプレイの前面にタッチパネルを重合配置した構成を有する。
(制御部2の構成)
受付手段20は、画像データの出力要求の一例としての印刷ジョブを受け付ける。印刷ジョブは、例えば、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたPDLデータである。ページ記述言語には、PS(Post Script)、PDF(Portable Document Format)、ART等がある。印刷ジョブには、例えばCMYK値で表現された画像データと、依頼者元を表すユーザ名、印刷ジョブの名称であるジョブ名、ページ数、ページを特定するページ番号、印刷条件等の属性情報とが含まれる。「印刷条件」には、例えば、印刷部数、カラー印刷/白黒印刷、印刷用紙サイズ、片面印刷/両面印刷等がある。
受付手段20は、受け付けた印刷ジョブに印刷ジョブを識別するためのジョブIDを付与して画像処理手段21に出力する。以後はジョブIDの下で印刷ジョブが管理される。
画像処理手段21は、受付手段20が受け付けた印刷ジョブのPDLデータに対して色変換処理、ラスタライズ処理等の画像処理を行ってラスタ画像データを生成する。「色変換処理」は、目標とする出力値を得るため、CMYK色空間で表現されたPDLデータに対して4次元LUT(Look-Up Table)等を用いて別のCMYK色空間に変換する処理である。「ラスタライズ処理」は、PDLデータをラスタ画像データに変換する処理である。「ラスタ画像データ」は、色の付いた点の羅列として表現された印刷用の画像データである。なお、ラスタライズ処理を行った後に色変換処理を行ってもよい。また、印刷ジョブに含まれるPDLデータがRGB色空間で表現されている場合には、色変換処理によってRGB色空間をCMYK色空間に変換する。
画像処理手段21は、ラスタ画像データをジョブID及びページ番号に関連付けてラスタ画像情報31として記憶部3に記憶するとともに、ラスタ画像情報31を監視領域設定手段22に出力する。また、画像処理手段21は、ラスタ画像データを画像形成部5に出力して印刷ジョブに含まれる印刷条件に従った印刷を行わせる。
監視領域設定手段22は、画像処理手段21から出力されたラスタ画像情報31に含まれるラスタ画像データに対して前処理としてページ毎に縮小処理を行う。この縮小処理では、画像読取部6が読み取った後の画像データの解像度と同一か、又はそれよりも低い解像度まで縮小した縮小画像を生成する。なお、この縮小処理は、画像データに対する以降の処理における処理速度を上げるために行われるものであり、色変動を監視するために必須となるものではない。
監視領域設定手段22は、縮小処理後のラスタ画像データに対して矩形の注目領域を走査して分散が予め定められた値よりも小さい領域を検出し、それを色変動の監視領域として設定する。より具体的には、監視領域設定手段22は、注目領域についてラスタ画像データの色空間における各色値の分散、すなわちY値の分散(σ)、M値の分散(σ)、C値の分散(σ)、K値の分散(σ)を算出し、σ、σ、σ、σがそれぞれ閾値以下のとき、その注目領域を監視領域として設定する。監視領域は、矩形領域(例えば正方領域)であり、矩形領域の左上の頂点のX方向の座標x及びY方向の座標y、X方向の長さ(幅w)、Y方向の長さ(高さh)等の監視領域情報で規定される。本実施の形態では、監視領域の大きさ(w、h)は、注目領域と同じである。また、監視領域は、ページ毎に1又は複数の領域が設定され、ページ毎に監視領域IDが付与される。なお、監視領域IDは、ジョブID毎に付与されたものでもよい。
監視領域設定手段22は、設定した監視領域の監視領域ID及び座標情報(x,y)を、ジョブID及びページ番号に関連付けて記憶部3が記憶する監視情報32に格納する。
位置ずれ補正手段23は、画像読取部6が用紙Pから読み取った色度画像データとラスタ画像データとの間の位置ずれやスキュー、拡縮、局所歪み等を補正する。また、ラスタ画像データの解像度が読み取った色度画像データよりも小さい場合は、読み取った色度画像データの解像度がラスタ画像データの解像度と一致するように縮小処理を行う。これにより、監視領域設定手段22が設定した監視領域の位置と色度画像データの対応する位置との整合がとれるようになる。位置ずれ補正手段23は、補正後の色度画像データを監視色情報取得手段24に出力する。
監視色情報取得手段24は、画像読取部6から出力された色度画像データを入力し、その色度画像データから監視領域の監視色情報を取得する。より具体的には、監視色情報取得手段24は、記憶部3が記憶する監視情報32の監視領域の座標情報を参照して、色度画像データのうち監視領域に対応する色度データを監視色情報として取得する。「監視色情報」は、例えば、監視領域の色度データの平均値であり、色度データがL値で表されている場合は、Lave 、aave 、bave である。
監視色情報取得手段24は、取得した監視色情報をジョブID及び監視領域IDに関連付けて記憶部3が記憶する監視情報32に格納する。
色変動量算出手段25は、基準となる色度データと監視色情報取得手段24が取得した監視色情報との間の色変動量を算出する。色変動量算出手段25は、色変動量をL色空間(均等色空間)上での距離(色差)として算出する。「基準となる色度データ」としては、例えば、予め保持している初期目標色(例えばCIELAB)、過去の監視色情報、初期目標色と過去の監視色情報から生成した目標色、例えば、初期目標色と過去の監視色情報の平均の色(L)を用いることができる。「色変動量」としては、例えば、L色空間における色差ΔE、明度差ΔL、色度差Δa、色度差Δb等を用いることができる。ΔL、Δa、Δbは、それぞれL色空間におけるL成分、a成分、b成分の2色間の距離である。ΔEは、ΔE=(ΔL*2+Δa*2+Δb*21/2で表されるユークリッド距離である。
また、色変動量算出手段25は、色変動量(ΔE)をジョブID、部番号、ページ番号、監視領域IDに関連付けて記憶部3が記憶する監視情報32に格納する。また、色変動量算出手段25は、色変動量が予め定められた閾値を超えるか否かを判断し、その色変動量及び判断結果を色変動情報として画面情報生成手段27に出力する。
監視用画像生成手段26は、画面情報生成手段27により指定されたジョブID及びページ番号に対応するラスタ画像データを記憶部3から読み出し、そのラスタ画像データから監視用画像を生成する。印刷ジョブが複数の印刷部数を要求している場合には、同一ページ番号に対応するラスタ画像データから監視用画像を生成するという同じ処理を繰り返すことになるため、生成した監視用画像を記憶部3に登録しておき、同じページ番号の監視用画像が必要になった場合には、記憶部3からコピーして使用するように構成することもできる。更には、監視領域設計手段22の中で監視用画像を生成してラスタ画像データの代わりに監視用画像を記憶部3に登録し、監視用画像が必要になった場合には記憶部3から監視用画像をコピーしてくるように構成することもできる。監視用画像としては、例えば、画像データの解像度を縮小したサムネイル画像を使用することができる。さらに前記サムネイル画像を画像データの隣接する画素間で色値(例えば、CMYK値)を平均化したぼかし画像を使用することもできる。縮小処理には、例えばニアレストネイバー法、バイリニア法、バイキュービック法等の既知の方法を用いることができる。解像度を縮小したサムネイル画像を監視用として生成することで、高速な監視用画像の表示が可能となり、ぼかし画像を使用すれば、個人情報等のセキュリティ対策にもなる。なお、縮小する解像度は、ユーザに指定させてもよい。また、監視用画面に表示された監視用画像をクリック操作すると、クリック操作した箇所を拡大して監視用画面に表示し、拡大表示した部分の色変動量をポップアップ表示してもよい。
画面情報生成手段27は、監視用画像生成手段26で取得した監視用画像に監視領域を重畳して色変動量に関する情報を反映した監視用画面情報を生成し、監視用画面情報を操作表示部7に出力して監視用画面を表示させる。ここで、「色変動量に関する情報」とは、色変動量を視覚的に示す情報を意味し、例えば色変動量の大きさを示すグラフ、色等の情報、色変動量が閾値を超えたか否かの判断結果を示す情報等が含まれる。なお、監視用画面の詳細については後述する。
図2は、記憶部3が記憶する監視情報32の一例を示す図である。監視情報32は、ジョブID、何部目かを表す部番号、ページ番号、監視領域ID、監視領域の座標情報(x,y)、監視色情報(Lave 、aave 、bave )、色変動量(例えばΔE)等から構成されている。部番号、ページ番号、監視領域ID、座標情報は、監視領域情報の一例である。本実施の形態は、同一ページについて色変動量の変化を監視することを目的の一つとしているため、図2に示すように、同一のページ番号(0001)、同一の監視領域ID(0001)について部番号(0001)、(0002)、・・・毎に監視色情報(Lave1 、aave1 、bave1 )、(Lave2 、aave2 、bave2 )、・・・、及び色変動量(ΔE)、(ΔE)、・・・格納される。
(画像形成装置の動作)
図3は、画像形成装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
依頼元である外部装置から印刷ジョブがネットワークを介して画像形成装置1に送信されると、画像形成装置1の受付手段20は、送信された印刷ジョブをネットワーク通信部4を介して受け付ける(S1)。受付手段20は、受け付けた印刷ジョブにジョブIDを付与して画像処理手段21に出力する。
画像処理手段21は、受付手段20が受け付けた、例えば、JapanColor2011のCMYKで表されたPDLデータを4次元LUT等を用いて印刷に使用するプリンタのCMYKに色変換し、その色変換後のPDLデータにラスタライズ処理を施してラスタ画像データを生成する(S2)。画像処理手段21は、ラスタ画像データをジョブID及ページ番号に関連付けてラスタ画像情報31として記憶部3に格納するとともに、ラスタ画像情報31を監視領域設定手段22に出力する。また、画像処理手段21は、ラスタ画像データを画像形成部5に出力して印刷ジョブに含まれる印刷条件に従った印刷を行わせる。
監視領域設定手段22は、画像処理手段21から出力されたラスタ画像情報31に含まれるラスタ画像データに対してページ毎に縮小処理を行い、縮小処理後のラスタ画像データに対して色変動の監視領域を設定し、設定した監視領域の監視領域ID及び座標情報(x,y)を、ジョブID及びページ番号に関連付けて記憶部3が記憶する監視情報32に格納する(S3)。
画像形成部5は、画像処理手段21から送信されたラスタ画像データに基づいて用紙Pに印刷ジョブに含まれる印刷条件に従って画像を印刷して出力する(S4)。
画像読取部6は、画像形成部5から出力された用紙P上の画像から色度を読み取って、色度画像データを生成し、位置ずれ補正手段23に出力する(S5)。
位置ずれ補正手段23は、画像読取部6が用紙Pから読み取った色度画像データとラスタ画像データとの間の位置ずれやスキュー、拡縮、局所歪み等を補正し、補正後の色度画像データを監視色情報取得手段24に出力する(S6)。
監視色情報取得手段24は、位置ずれ補正手段23から出力された色度画像データを入力し、記憶部3が記憶する監視情報32の監視領域の座標情報を参照して、色度画像データのうち監視領域に対応する色度データ(Lave 、aave 、bave )を監視色情報として取得する(S7)。監視色情報取得手段24は、取得した監視色情報をジョブID及び監視領域IDに関連付けて記憶部3が記憶する監視情報32に格納する。
色変動量算出手段25は、基準となる色度データと監視色情報取得手段24が取得した監視色情報との間の色変動量(ΔE)を算出し、色変動量(ΔE)をジョブID、部番号、ページ番号、監視領域IDに関連付けて記憶部3が記憶する監視情報32に格納する(S8)。
色変動量算出手段25は、色変動量が予め定められた閾値を超えているか否かにより色変動の有無を判定し(S9)、色変動量及び判定結果を色変動情報として画面情報生成手段27に出力する(S10)。
画面情報生成手段27は、監視用画像に監視領域を重畳して色変動量に関する情報を反映した監視用画面情報を生成し、それを監視用画面として操作表示部7に表示する(S11)。監視用画面情報の生成及び監視用画面の表示(色変動可視化フロー)の詳細については後述する。
(色変動可視化フロー)
図4は、色変動可視化フローを説明するためのフローチャートである。まず、画面情報生成手段27は、色変動量の変化を色変動グラフで表示する初期状態のグラフ表示領域と、複数の監視用画像を時系列的に配列するための初期状態の監視用画像表示領域とを有する監視用画面情報を生成し、その監視用画面情報に基づく監視用画面の初期画面を操作表示部7に表示する(S101)。図5、その初期画面の一例を示す図である。
図5に示す初期画面の監視用画面100には、色変動量の変化を色変動グラフで表示するグラフ表示領域110と、複数の監視用画像121を時系列的に配列する監視用画像表示領域120とを有する。監視用画面100の監視用画像表示領域120の下側には、データを保存するための「データ保存」釦130、データをクリアする「データクリア」釦140、現在行っている処理の中止を指示する「処理中止」釦150が表示されている。
画面情報生成手段27は、色変動量算出手段25からジョブID、ページ番号と共に対象ページの色変動情報を取得する(S102)。色変動情報には、監視領域の座標情報、監視領域毎の色変動量、ページ全体の色変動量、監視領域毎又はページ全体の色変動量が閾値を超えたか否かの判断結果が含まれる。
監視用画像生成手段26は、画面情報生成手段27に指示されたジョブIDとページ番号から特定される対象ページのラスタ画像データを記憶部3から取得し、ラスタ画像データを縮小して監視用画像を生成する(S103)。
画面情報生成手段27は、監視用画像121に上記ステップS102で取得した監視領域の輪郭線を上書きする(S104)。例えば、監視領域が左上座標と幅、高さで表現された矩形であれば、矩形の4つの頂点を順に直線で接続することで輪郭線を描画することができる。また、輪郭線を描画する色は、色変動ありの場合は赤、それ以外は白とする。
画面情報生成手段27は、ステップS104で作成した監視領域の輪郭線が上書きされた監視用画像を監視用画像表示領域120に描画する(S105)。監視用画像表示領域120が一杯になっている場合は、最新の監視用画像が表示されるように監視用画像をスクロールする。
ステップS102で取得した対象ページの色変動量を色変動データに追加にする(S106)。対象ページの色変動量が追加された色変動データで色変動グラフを再描画する(S107)。
印刷ジョブが完了したかどうかを判定し(S108)、まだ印刷ジョブが未完了であれば(S108:No)、ステップS102に戻って繰り返す。印刷ジョブが完了していれば、色変動グラフの更新と監視用画像の表示の更新処理を終了する。なお、印刷ジョブ終了後に監視用画像の表示をスクロールして確認ができるように、色変動グラフと監視用画像を表示しているダイアログは閉じずに、ユーザの指示に基づいてダイアログを閉じるように構成することが望ましい。
図6は、監視用画面100の一例を示す図である。同図に示す監視用画面100は、グラフ表示領域110に色変動グラフ111が表示され、監視用画像表示領域120に複数の監視用画像121が時系列的に配列されている。色変動グラフ111は、横軸が同一ページの部番号であり、縦軸がL色空間における色差ΔEである。なお、色変動グラフ111の横軸は、同一部番号のページ番号でもよく、ユーザの選択によるものとしてもよい。監視用画像121中の矩形状の枠は、監視領域122(122a、122b)である。色変動量閾値を超えていない監視領域122aは、例えば白色の枠(図6では黒色)で表示される。色変動量が閾値を超えた監視領域122bは、例えば赤色の枠(図6では太い黒色)で表示される。また、色変動量が閾値を超えた監視領域122bを有する監視用画像の周囲を赤色の枠123が表示される。これにより、ページ内の色変動の大きな箇所や色変動の大きなページを視覚的に判断することが可能になる。監視用画像121の下に示す番号は、部番号とページ番号である。図6に示す場合は、部番号が0025〜0030、ページ番号が全て0001の場合を表示している例である。
(第1の本実施の形態の作用・効果)
本実施の形態によれば、画面情報生成手段27は、監視用画像に監視領域を重畳して色変動量に関する情報を反映した画面情報を生成する。
(変形例)
図7は、監視用画面の変形例を示す図である。図6では、矩形の注目領域を監視領域としたが、本変形例は、分散が予め定められた閾値以下の領域(不定形状)を監視領域としたものである。また、本変形例は、監視領域のエッジを輪郭線125で表し、その輪郭線125を当該領域の色変動量に応じた色で表示したものである。図7に示す監視用画面100には、色変動量と輪郭線125の色との関係を示す色区分124が表示されている。監視用画像121の下の部番号及びページ番号は、部番号が0001、ページ番号が0001〜0006の場合を表示している例である。
また、不定形状の監視領域の輪郭線の取得方法としては、例えば、不定形状の監視領域の隣接矩形と隣接矩形内部のビットマップ画像データ(監視領域部分が1、それ以外が0)で表しておき、ビットマップ画像データを収縮した画像と元のビットマップ画像データとでXORを取ることで、輪郭線部分のみが1で表されたビットマップ画像データを取得できる。このようにして取得した輪郭線の情報に基づいて、輪郭線を隣接矩形で示される位置に描画することで、輪郭線125を表示することができる。更に、この輪郭線125を描画する色を、監視領域毎の色変動量に応じて変えることで、一瞥で色変動の状況を把握することができる。なお、本変形例においても、色変動量が閾値を超えたか否かの判定結果に応じて輪郭線125を色変動ありの場合は赤、それ以外は黒で描画するといったように、色を変えて輪郭線を描画するようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成システムの概略の構成例を示すブロック図である。本実施の形態の画像形成システムは、第1の実施の形態の画像形成装置1の機能の一部を色変動可視化装置の一例としてのサーバ装置9に持たせたものである。すなわち、この画像形成システムは、画像形成装置1の制御部2が有していた画面情報生成手段27をサーバ装置9の制御部90に設けたものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。以下、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
この画像形成システムは、画像形成装置1がネットワーク8を介してサーバ装置9と接続されている。同図では、画像形成装置1を1台図示しているが、複数の画像形成装置1がネットワーク8を介してサーバ装置9に接続されていてもよい。
(画像形成装置の構成)
画像形成装置1は、第1の実施の形態と同様に、本装置1の各部を制御する制御部2と、各種の情報を記憶する記憶部3と、ネットワーク8を介してサーバ装置9やユーザ端末装置等の外部装置と通信を行うネットワーク通信部4と、用紙Pにユーザからの画像を形成する画像形成部5と、用紙Pに形成された画像から色度を読み取る画像読取部6と、各種の情報の入力及び表示を行う操作表示部7とを有して概略構成されている。
制御部2は、CPU等によって構成され、プログラム33を実行することにより、受付手段20、画像処理手段21、監視領域設定手段22、位置ずれ補正手段23、監視色情報取得手段24、色変動量算出手段25、監視用画像生成手段26等として機能する。なお、制御部2の各手段20〜26は、全部又は一部がASIC等のハードウエアによって実現されてもよい。
記憶部3は、ROM、RAM、HDD等から構成され、ウェブブラウザ等のプログラム33等を記憶する。
画像処理手段21は、受付手段20が受け付けた印刷ジョブのPDLデータに対して色変換処理、ラスタライズ処理等の画像処理を行ってラスタ画像データを生成する。また、画像処理手段21は、ラスタ画像データをジョブID及びページ番号に関連付けてラスタ画像情報31として監視領域設定手段22及び監視用画像生成手段26に出力する。また、画像処理手段21は、ラスタ画像データを画像形成部5に出力して印刷ジョブに含まれる印刷条件に従った印刷を行わせる。
監視色情報取得手段24は、取得した監視色情報をジョブID及び監視領域IDに関連付けてサーバ装置9に送信する。
色変動量算出手段25は、色変動量(ΔE)をジョブID、部番号、ページ番号、監視領域IDに関連付けてサーバ装置9に送信する。また、色変動量算出手段25は、色変動量が予め定められた閾値を超えているか否かにより色変動の有無を判定し、その判定結果を色変動情報としてサーバ装置9の後述する画面情報生成手段27に出力する。
監視用画像生成手段26は、画像処理手段21が生成したラスタ画像データから監視用画像を生成し、その監視用画像をジョブID、ページ番号とともに監視用画像情報34としてネットワーク通信部4及びネットワーク8を介してサーバ装置9に送信するものである。
(サーバ装置の構成)
サーバ装置9は、本装置9の各部を制御する制御部90と、各種の情報を記憶する記憶部91と、ネットワーク8を介して画像形成装置1と通信を行うネットワーク通信部92とを有して概略構成されている。
制御部90は、CPU等によって構成され、プログラム910を実行することにより、受付手段900、画面情報生成手段27等として機能する。なお、制御部90の各手段900、27は、全部又は一部がASIC等のハードウエアによって実現されてもよい。
記憶部91は、ROM、RAM、HDD等から構成され、プログラム910、監視情報32、監視用画像情報34等を記憶する。
制御部90の受付手段900は、画像形成装置1の画像処理手段21から送信された監視用画像情報34を受け付けて記憶部91に記憶する。また、受付手段900は、画像形成装置1の監視色情報取得手段24から送信された監視色情報を受け付けてジョブID及び監視領域IDに関連付けて記憶部91が記憶する監視情報32に格納する。また、受付手段900は、画像形成装置1の色変動量算出手段25から送信された色変動情報を受け付けて記憶部91が記憶する監視情報32に格納する。
画面情報生成手段27は、第1の実施の形態と同様に、監視用画像に監視領域を重畳して色変動量に関する情報を反映した監視用画面情報を生成し、監視用画面としてネットワーク8を介して画像形成装置1の操作表示部7に提示する。監視用画面の作成方法については、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
(第2の実施の形態の作用・効果)
本実施の形態によれば、画面情報生成手段27をサーバ装置9で実現することにより、画像形成装置1における色変動の監視と、サーバ装置1における色変動の可視化がサーバ装置9のデータベースを介して独立して行われる。また、縮小した監視用画像をサーバ装置9に送信することで、ラスタ画像データをサーバ装置9に送信する場合と比較して、サーバ装置9に送信するデータ量が削減される。
[他の実施の形態]
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施が可能である。例えば、上記実施の形態では、監視用画像生成手段26は、ラスタ画像データから監視用画像を生成したが、画像形成装置が撮像手段を備え、ラスタ画像データに基づいて出力された出力画像を撮像手段によって撮像して得られた撮像データから監視用画像を生成してもよい。
また、監視用画像の枠の色を監視領域の色変動量の最大値に応じて変えてもよく、閾値を超えた監視領域の数に応じて変えてもよい。
例えば、上記実施の形態では、プログラムが予めインストールされている構成として説明したが、プログラムをCD−ROM等のコンピュータ読取り可能な記憶媒体に格納して提供することも可能である。
また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態の構成要素の一部を省くことや変更することが可能である。また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態のフローにおいて、ステップの追加、削除、変更、入替え等が可能である。
1…画像形成装置、2…制御部、3…記憶部、4…ネットワーク通信部、
5…画像形成部、6…画像読取部、7…操作表示部、8…ネットワーク、
9…サーバ装置、20…受付手段、21…画像処理手段、22…監視領域設定手段、
23…位置ずれ補正手段、24…監視色情報取得手段、25…色変動量算出手段、
26…監視用画像生成手段、27…画面情報生成手段、28…色補正手段、
30、33…プログラム、31…ラスタ画像情報、32…監視情報、
34…監視用画像情報、90…制御部、91…記憶部、92…ネットワーク通信部、
100…監視用画面、110…グラフ表示領域、111…色変動グラフ、
120…監視用画像表示領域、121…監視用画像、
122、122a、122b…監視領域、123…枠、124…色区分、
125…輪郭線、130…「データ保存」釦、140…「データクリア」釦、
150…「処理中止」釦、900…受付手段、910…プログラム

Claims (5)

  1. 画像データの出力要求を受け付ける受付手段と、
    前記画像データに対して色変動の監視領域を設定する監視領域設定手段と、
    前記画像データに基づいて出力された出力画像に対応する色度画像データを入力し、前記色度画像データから前記監視領域の監視色情報を取得する監視色情報取得手段と、
    基準となる色度データと前記監視色情報との間の色変動量を算出する色変動量算出手段と、
    前記画像データ又は前記画像データに基づいて出力された前記出力画像から監視用画像を生成する監視用画像生成手段と、
    前記監視用画像に前記監視領域を重畳して前記色変動量に関する情報を反映した画面情報を生成する画面情報生成手段と、
    を備え、
    前記監視色情報取得手段は、前記出力要求に基づいて前記画像データの同一ページについて出力された複数の前記出力画像に対応して複数の前記監視色情報を生成し、
    前記色変動量算出手段は、前記基準となる色度データと前記複数の監視色情報との間の複数の前記色変動量を算出し、
    前記監視用画像生成手段は、同一ページについて複数の前記監視用画像を生成し、
    前記画面情報生成手段は、前記複数の監視用画像に前記監視領域をそれぞれ重畳して前記複数の色変動量に関する情報を反映した前記画面情報を生成する、
    色変動監視装置。
  2. 前記画面情報生成手段は、前記複数の色変動量を表したグラフを含む前記画面情報を生成する、
    請求項1に記載の色変動監視装置。
  3. 前記画面情報生成手段は、前記色変動量が予め定められた閾値を超えた前記監視領域又は当該監視領域を有する前記監視用画像の表示態様を、他の前記監視領域又は前記監視用画像の表示態様とは異ならせる、
    請求項1又は2に記載の色変動監視装置。
  4. 画像データの出力要求を受け付ける受付手段と、
    前記画像データに対して色変動の監視領域を設定する監視領域設定手段と、
    前記画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記記録媒体に形成された前記画像から色度を読み取り、色度画像データを生成する読取手段と、
    前記色度画像データから前記監視領域の監視色情報を取得する監視色情報取得手段と、
    基準となる色度データと前記監視色情報との間の色変動量を算出する色変動量算出手段と、
    前記画像データ又は前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像から監視用画像を生成する監視用画像生成手段と、
    前記監視用画像に前記監視領域を重畳して前記色変動量に関する情報を反映した画面情報を生成する画面情報生成手段と、
    を備え、
    前記監視色情報取得手段は、前記出力要求に基づいて前記画像データの同一ページについて出力された複数の出力画像に対応して複数の前記監視色情報を生成し、
    前記色変動量算出手段は、前記基準となる色度データと前記複数の監視色情報との間の複数の前記色変動量を算出し、
    前記監視用画像生成手段は、同一ページについて複数の前記監視用画像を生成し、
    前記画面情報生成手段は、前記複数の監視用画像に前記監視領域をそれぞれ重畳して前記複数の色変動量に関する情報を反映した前記画面情報を生成する、
    画像形成装置。
  5. コンピュータを、
    画像データの出力要求を受け付ける受付手段と、
    前記画像データに対して色変動の監視領域を設定する監視領域設定手段と、
    前記画像データに基づいて出力された出力画像に対応する色度画像データを入力し、前記色度画像データから前記監視領域の監視色情報を取得する監視色情報取得手段と、
    基準となる色度データと前記監視色情報との間の色変動量を算出する色変動量算出手段と、
    前記画像データ又は前記画像データに基づいて出力された前記出力画像から監視用画像を生成する監視用画像生成手段と、
    前記監視用画像に前記監視領域を重畳して前記色変動量に関する情報を反映した画面情報を生成する画面情報生成手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記監視色情報取得手段は、前記出力要求に基づいて前記画像データの同一ページについて出力された複数の前記出力画像に対応して複数の前記監視色情報を生成し、
    前記色変動量算出手段は、前記基準となる色度データと前記複数の監視色情報との間の複数の前記色変動量を算出し、
    前記監視用画像生成手段は、同一ページについて複数の前記監視用画像を生成し、
    前記画面情報生成手段は、前記複数の監視用画像に前記監視領域をそれぞれ重畳して前記複数の色変動量に関する情報を反映した前記画面情報を生成する、
    プログラム。
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