JP6493449B2 - 溶鋼鍋の施工方法及び型枠 - Google Patents

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本発明は、溶鋼鍋の施工方法及び型枠に関する。
製鉄所などで用いられる溶鋼鍋(取鍋)は、溶鋼を収容するため、内側には耐火物がライニング(内張り)される。このような耐火物は、外殻である鉄皮にライニングされるパーマネント耐火物と、パーマネント耐火物の内側にライニングされるウェア耐火物とを含む。このうち、ウェア耐火物は、直接溶鋼と接触し、溶損するため、パーマネント耐火物に比べて頻繁に張り替えられることとなる。ウェア耐火物は、溶鋼と接触する敷き部や壁部が不定形耐火物からなり、例えば、特許文献1に記載の型枠を用いて施工される。
このような溶鋼鍋のウェア耐火物を施工する方法として、溶鋼鍋の側壁部にウェア耐火物の壁部をライニングした後に、壁部の内方となる溶鋼鍋の底部にウェア耐火物の敷き部をライニングする方法がある。このような方法で施工された溶鋼鍋は、壁部と敷き部との境界が溶鋼鍋の高さ方向に対して傾斜しているため、溶鋼が敷き部の背面となるパーマネント耐火物側に入り込んでしまった場合、敷き部が浮き上がり、剥離する可能性がある。
このような敷き部の剥離を防止するため、溶鋼鍋に壁部を施工する際、壁部の内側下端に、敷き部の端部が係合する溝を設けることが知られている。壁部に溝を設ける場合、壁部をライニングした後に、重機で壁部の下端を削ることで溝を形成する方法が考えられる。しかし、重機を使って溝を形成する場合、壁部やパーマネント耐火物などの施工済みの耐火物を必要以上に傷める可能性がある。そこで、壁部をライニングする際に、溝が形成されるように、型枠の下端に発泡プラスチックを接着し、壁部となる不定形耐火物を流し込み、型枠を取り外した後に、発泡プラスチックを破壊し、取り外すことで溝を形成することが行われている。
特開平10−216924号公報
しかし、発泡プラスチックを用いて溝を形成する場合、発泡プラスチックを毎回破壊するため、資材費が掛かることが問題となる。また、破壊した残骸の清掃や発泡プラスチックを型枠に接着する作業が生じるため、ウェア耐火物の施工に要する労力が増えることが問題となる。
そこで、本発明は、上記の課題に着目してなされたものであり、ウェア耐火物の壁部の溝を安価且つ容易に形成することができる溶鋼鍋の施工方法及び型枠を提供することを目的としている。
本発明の一態様によれば、溶鋼鍋の内側にウェア耐火物をライニングする際に、上記溶鋼鍋の高さ方向に延在する円筒状の形状の枠体と、上記溶鋼鍋の底部側における上記枠体の端部の外面に、上記枠体の周方向に延在して固定され、可撓性を有する樹脂製の棒状体とを有する型枠を用いて、上記底部側の内面に溝を有するウェア耐火物の壁部をライニングし、上記壁部をライニングした後、上記型枠を取り外し、該壁部の内方に上記ウェア耐火物の敷き部をライニングすることを特徴とする溶鋼鍋の施工方法が提供される。
本発明の一態様によれば、溶鋼鍋の内側にウェア耐火物をライニングする際に用いられる型枠であって、上記溶鋼鍋の高さ方向に延在する円筒状の形状の枠体と、上記溶鋼鍋の底部側における上記枠体の端部の外面に、上記枠体の周方向に延在して固定され、可撓性を有する樹脂製の棒状体とを有することを特徴とする溶鋼鍋の型枠が提供される。
本発明の一態様によれば、ウェア耐火物の壁部の溝を安価且つ容易に形成することができる溶鋼鍋の施工方法及び枠体を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る施工方法にて施工された溶鋼鍋を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る溶鋼鍋の施工方法を示す断面図である。 図2のI−I線断面図である。 本発明の一実施形態に係る型枠を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る型枠を示す斜視図である。 溶鋼鍋の施工方法において、図2の後の状態を示す断面図である。 溶鋼鍋の施工方法において、図6の後の状態を示す断面図である。 溶鋼鍋の施工方法において、図7の後の状態を示す断面図である。
以下の詳細な説明では、本発明の実施形態の完全な理解を提供するように多くの特定の細部について記載される。しかしながら、かかる特定の細部がなくても1つ以上の実施態様が実施できることは明らかであろう。他にも、図面を簡潔にするために、周知の構造及び装置が略図で示されている。
<溶鋼鍋の構成>
はじめに、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る施工方法により施工される溶鋼鍋1の構成を説明する。溶鋼鍋1は、有底円筒形状を有し、外殻2と、パーマネント耐火物3と、ウェア耐火物4と、羽口5とを備える。
外殻2は、鉄皮であり、略円筒状の側壁部21と、側壁部21の下端(図1の紙面に対する下方向端)の開口を覆う底部22とを有する容器である。
パーマネント耐火物3は、羽口5の位置を除いた外殻2の内側にライニングされる、所定の厚みの耐火物である。パーマネント耐火物3は、定形耐火物で形成されてもよく、不定形(キャスタブル)耐火物で形成されてもよい。
ウェア耐火物4は、パーマネント耐火物3の内側にライニングされ、壁部41と、敷き部42と、スラグライン部43とからなる。
壁部41は、不定形耐火物で形成され、側壁部21に設けられたパーマネント耐火物3に、側壁部21の上端側を除いて、所定の厚さでライニングされる。また、壁部41は、底部22に設けられたパーマネント耐火物3の上面に接するように形成される。さらに、壁部41は、図1に示すように、羽口5の近傍に側壁部21側から羽口5に向かって立ち下がるように形成される傾斜部411を有する。傾斜部411が形成される位置についての詳細は、後述する。
敷き部42は、不定形耐火物で形成され、底部22に設けられるパーマネント耐火物3に、所定の厚さでライニングされる。また、敷き部42は、壁部41の内方に、壁部41の下端の開口を覆って形成される。さらに、敷き部42の上面(図1の紙面に対する上側の面)は、羽口5が設けられる位置の高さが、相対的に低くなるように傾斜している。
ここで、壁部41の傾斜部411が形成される、羽口5の近傍とは、底部22側のウェア耐火物4において、敷き部42の傾斜に沿った平面でみた場合に、羽口5が設けられる位置に対して上面が同等の高さか低くなる領域をいう。例えば、図1の断面においては、羽口5よりも左側の領域となる。傾斜部411は、このような羽口5の近傍において、羽口5側が低く、且つ上面の高さが羽口5よりも高くなるように形成される。本実施形態では、敷き部42の傾斜に加えて、羽口5の近傍に傾斜部411が形成されることで、鋳造時の残鋼量を低減することが可能となる。
スラグライン部43は、定形耐火物で形成され、側壁部21に設けられたパーマネント耐火物3の、壁部41の上側にライニングされる。
羽口5は、中空筒状の定形耐火物である。また、底部22の外面側(下面側)には上ノズルやスライディングノズルなどが設けられる。
<溶鋼鍋の施工方法>
次に、図2〜図8を参照して、本実施形態に係る溶鋼鍋1の施工方法について説明する。本実施形態では、外殻2の内面にパーマネント耐火物3がライニングされた状態を施工前の状態とし、このような状態から、ウェア耐火物4及び羽口5を設けることで、溶鋼鍋1を施工する。まず、図2に示すように、外殻2の内面にパーマネント耐火物3がライニングされた施工前の状態から、パーマネント耐火物3の内方に型枠6が設けられる。
型枠6は、枠体61と、複数の梁62と、複数のチューブ63と、複数のワイヤ64とを有する。
枠体61は、底部22から、外殻2の高さ方向(図2の紙面に対する上方向)に延在する略円筒状の形状を有する。また、枠体61は、枠体61とパーマネント耐火物3との間に傾斜部411が形成されるよう、底部22側となる下端側の側面に、切欠き部611を有する。切り欠き部611は、外殻2の側壁部21から底部22の羽口5が設けられる位置に向かって立ち下がるように形成される。また、枠体61の側面において切り欠き部611が設けられる位置は、敷き部42の上面において羽口5が設けられる位置よりも同等の高さか低くなる領域側の側面となる。型枠7aは、流し込まれる不定形耐火物の重さに耐えられるよう、例えば金属などの素材を含む。さらに、型枠7aは、硬化した不定形耐火物からの取り外しが容易になるように、表面に発泡プラスチックが設けられてもよい。さらに、枠体61の外面には、後述する複数のワイヤ64が巻き掛かれる、不図示の溝が形成される。
複数の梁62は、図2及び図4に示すように、流し込まれる不定形耐火物の重さによる枠体61の変形を防止するように、枠体61を内面から押し広げるように、枠体61の内側に設けられる。また、図2に示すように、複数の梁62は、外殻2の高さ方向に2段に設けられる。
複数のチューブ63は、可撓性を有する中空状のホースであり、ゴムなどの樹脂製の素材からなる。複数のチューブ63は、枠体61の外面下端に設けられる。本実施形態では、図3に示す一例として、枠体61の下端に、周方向に離れて、3本のチューブ63が設けられる。チューブ63の直径の大きさは、後述する溝412の大きさなどによって適宜設定され、例えば、50mm〜100mmであってもよい。また、複数のチューブ63は、枠体61の外面形状に合わせて延在するように設けられ、延在方向の両端部が開口しないように不図示のシール材によって封止される。
複数のワイヤ64は、直径5mm程度の鉄などの金属製の線材であり、複数のチューブ63の内部にそれぞれ挿通される。本実施形態では、図5に示すように、型枠6には、3本のワイヤ64が設けられる。また、複数のワイヤ64は、枠体61の外面に沿って、複数のチューブ63の両端側から型枠6の高さ方向の上側に向かって伸び、型枠6の上端から内部に設けられた梁62の一つにそれぞれ接続される。なお、図5に示すように、枠体61に複数のチューブ63及び複数のワイヤ64が設けられた状態では、複数のワイヤ64が枠体61の溝に巻き掛かれることで、複数のチューブ63が枠体61の径方向内側に引っ張られ、枠体61に固定される。
パーマネント耐火物3内に型枠6を設けた後、図6に示すように、型枠6とパーマネント耐火物3との間に、ウェア耐火物4の壁部41となる不定形耐火物が流し込まれ、その後乾燥により硬化することで壁部41がライニングされる。この際、型枠6には切り欠き部611が形成されているため、羽口5の近傍に側壁部21に向かって立ち下がる傾斜部411が形成される。
次いで、図7に示すように、型枠6が取り外される。この際、型枠6が取り外されることで、型枠6に設けられた複数のチューブ63も、壁部41から取り外される。これにより、壁部41には、複数の溝412が形成される。
さらに、図8に示すように、底部22側のパーマネント耐火物3上に、ウェア耐火物4の敷き部42となる不定形耐火物が流し込まれ、その後乾燥により硬化することで敷き部42がライニングされる。この際、流し込まれた不定形耐火物は、溝412にも充填されるため、溝412に嵌合するように、敷き部42が形成される。なお、底部22の上面には傾斜が形成される。
その後、底部22側に羽口5が設けられ、上端側の側壁部21が形成されていないパーマネント耐火物3の上にスラグライン部43がライニングされることで、図1に示す溶鋼鍋1が施工される。
<変形例>
以上で、特定の実施形態を参照して本発明を説明したが、これら説明によって発明を限定することを意図するものではない。本発明の説明を参照することにより、当業者には、開示された実施形態の種々の変形例とともに本発明の別の実施形態も明らかである。従って、特許請求の範囲は、本発明の範囲及び要旨に含まれるこれらの変形例または実施形態も網羅すると解すべきである
例えば、溝412を形成するために、可撓性を有する中空状のチューブ63が枠体61に設けられる構成としたが、本発明はかかる例に限定されない。溝412を形成するために枠体61に設けられる部材は、可撓性を有する樹脂製の棒状体であればよく、例えば、断面が円形以外のものや、中実状のものであってもよい。なお、施工に掛かるコストや取扱いの簡便さ、壁部41の不定形耐火物との剥離性から、上記実施形態のチューブ63が用いられることが好ましい。
また、上記実施形態では、チューブ63に挿通し、梁62に接続されるワイヤ64を用いてチューブ63を固定するとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、チューブ63に挿通するワイヤ64を枠体61に直接固定する構成や、チューブ63の両端側にワイヤ64を接続する構成、ワイヤ64を用いずに他の接続治具を用いて枠体61に固定する構成であってもよい。
さらに、上記実施形態では、壁部41の上面には3個の溝412が設けられるとしたが、本発明はかかる例に限定されない。溝412は、壁部41の内面下端に、いくつ設けられてもよいが、複数設けられることが好ましい。
さらに、上記実施形態では、敷き部42に傾斜が形成される構成としたが、本発明はかかる例に限定されない。敷き部42の上面は溶鋼鍋1の高さ方向に垂直に形成されてもよい。
<実施形態の効果>
(1)本発明の一態様に係る溶鋼鍋1の施工方法は、溶鋼鍋1の内側にウェア耐火物4をライニングする際に、溶鋼鍋1の高さ方向に延在する円筒状の形状の枠体61と、溶鋼鍋1の底部(外殻2の底部22)側における枠体61の端部の外面に、枠体61の周方向に延在して固定され、可撓性を有する樹脂製の棒状体(例えば、チューブ63)とを有する型枠6を用いて、底部側の内面に溝を有するウェア耐火物4の壁部41をライニングし、壁部41をライニングした後、型枠6を取り外し、壁部41の内方にウェア耐火物4の敷き部42をライニングする。
上記(1)の構成によれば、棒状体が可撓性を有する樹脂製の部材であるため、型枠6を取り外す際に、棒状体が壊れることなく壁部41から剥離し、溝412が形成される。このため、棒状体を取り付けた状態の枠体61を、溶鋼鍋1の施工に繰り返し用いることができ、安価に溶鋼鍋1の溝412を形成することができる。また、溶鋼鍋1の施工の度に棒状体を枠体61に取り付ける必要がなく、壁部41から棒状体を取り外す際に棒状体の残骸などが発生しないことから、容易に溝412を形成することができる。上記構成(1)の施工方法で施工された溶鋼鍋1は、溝412に敷き部42の端部が係合するため、敷き部42のパーマネント耐火物3側に溶鋼が入り込んだ場合でも、敷き部42の浮き上がりを防止することができる。
(2)上記(1)の構成において、棒状体として、中空状のチューブ63を用い、型枠6が、枠体61の内部に設けられる梁62と、チューブの内部に挿通され、枠体61の外面に沿って梁62に接続されるワイヤ64とをさらに備える。
上記(2)の構成によれば、棒状体として特殊なものを用いる必要がなく、また、棒状体の準備に要する労力を低減することができるから、容易に溝412を形成することができる。
(3)上記(1)または(2)の構成において、枠体61には、底部22側の側面に切り欠き部611が形成され、ウェア耐火物4の壁部41をライニングする際に、切り欠き部に611よって、溶鋼鍋1の羽口5の近傍に溶鋼鍋1の側壁部21に向かって立ち下がる傾斜部411が形成される。
上記(3)の構成によれば、溶鋼鍋1の底部に形成される傾斜部411によって、溶鋼鍋1の底部において平面となる領域あるいは羽口5よりも高さの低い領域を少なくすることができる。このため、鋳造終了時に溶鋼鍋1の残鋼量を低減することができ、鋳造時の歩留りを向上させることができる。また、上記(3)の構成によれば、傾斜部411を、ウェア耐火物4の壁部41と一体に形成することができる。このため、ウェア耐火物4を施工した後に、傾斜部を別途設けるような施工方法に比べ、傾斜部411の壁部41との接合強度を向上させることができる。これにより、傾斜部411が剥離損耗しにくくなり、長期間にわたって残鋼量を低減することができる。
(4)本発明の一態様に係る溶鋼鍋1の型枠6は、溶鋼鍋1の内側にウェア耐火物4をライニングする際に用いられる型枠6であって、溶鋼鍋1の高さ方向に延在する円筒状の形状の枠体61と、溶鋼鍋1の底部(外殻2の底部22)側における枠体61の端部の外面に、枠体61の周方向に延在して固定され、可撓性を有する樹脂製の棒状体(例えば、チューブ63)とを有する。
上記(4)の構成によれば、上記(1)の構成と同様な効果を得ることができる。
(5)上記(4)の構成において、型枠6には、底部22側の側面に切り欠き部611が形成される。
上記(5)の構成によれば、上記(3)の構成と同様に、ウェア耐火物4の壁部41と一体となる傾斜部411を形成することができるようになる。このため、上記(3)の構成と同様な効果を得ることができる。
1 溶鋼鍋
2 外殻
21 側壁部
22 底部
3 パーマネント耐火物
4 ウェア耐火物
41 壁部
411 傾斜部
412 溝
42 敷き部
43 スラグライン部
5 羽口
6 型枠
61 枠体
62 梁
63 チューブ
64 ワイヤ

Claims (3)

  1. 溶鋼鍋の内側にウェア耐火物をライニングする際に、
    前記溶鋼鍋の高さ方向に延在する円筒状の形状の枠体と、前記溶鋼鍋の底部側における前記枠体の端部の外面に、前記枠体の周方向に延在して固定され、可撓性を有する樹脂製の棒状体である中空状のチューブ、前記枠体の内部に設けられる梁と、前記チューブの内部に挿通され、前記枠体の外面に沿って前記梁に接続されるワイヤと、を有する型枠を用いて、前記底部側の内面に溝を有するウェア耐火物の壁部をライニングし、
    前記壁部をライニングした後、前記型枠を取り外し、該壁部の内方に前記ウェア耐火物の敷き部をライニングすることを特徴とする溶鋼鍋の施工方法。
  2. 記枠体には、前記底部側の側面に切り欠き部が形成され、
    前記ウェア耐火物の壁部をライニングする際に、前記切り欠き部によって、前記溶鋼鍋の羽口の近傍に前記溶鋼鍋の側壁部から前記羽口に向かって立ち下がる傾斜部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の溶鋼鍋の施工方法。
  3. 溶鋼鍋の内側にウェア耐火物をライニングする際に用いられる型枠であって、
    前記溶鋼鍋の高さ方向に延在する円筒状の形状の枠体と、
    前記溶鋼鍋の底部側における前記枠体の端部の外面に、前記枠体の周方向に延在して固定され、可撓性を有する樹脂製の棒状体である中空状のチューブ
    前記枠体の内部に設けられる梁と、
    前記チューブの内部に挿通され、前記枠体の外面に沿って前記梁に接続されるワイヤと、
    を有することを特徴とする溶鋼鍋の型枠。
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