JP6492735B2 - コイル部品 - Google Patents

コイル部品 Download PDF

Info

Publication number
JP6492735B2
JP6492735B2 JP2015028934A JP2015028934A JP6492735B2 JP 6492735 B2 JP6492735 B2 JP 6492735B2 JP 2015028934 A JP2015028934 A JP 2015028934A JP 2015028934 A JP2015028934 A JP 2015028934A JP 6492735 B2 JP6492735 B2 JP 6492735B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
electrodes
core
wires
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015028934A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016152315A (ja
Inventor
啓雄 五十嵐
啓雄 五十嵐
真哉 平井
真哉 平井
三宅 和夫
和夫 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2015028934A priority Critical patent/JP6492735B2/ja
Publication of JP2016152315A publication Critical patent/JP2016152315A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6492735B2 publication Critical patent/JP6492735B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、コイル部品に関する。特に微小なコイル部品に関する。
コイル部品は、多くの用途に広く利用されている。近年は、携帯電話、スマートフォン、タブレット、ウエラブル端末等の携帯端末等に、例えば、ノイズ除去、高周波抑制フィルタ等に用いられるコイル部品は、さらに小型化の要望が強くなっている。
例えば、ドラムコアにワイヤを4本巻き、ドラムコアの下方に天板を有するパルストランスがある(例えば、特許文献1参照。)。このパルストランス3では、ドラムコア310の両端のツバ部311、312には、それぞれ4つの電極313a、313b、314a、314b、315a、315b、316a、316bが形成されている。この4つの電極のうち、巻芯に近い内側の2つの電極314a、314b、316a、316bは小さい。
米国特許出願公開第2013/0229254号
従来のパルストランスでは、外形サイズを維持したまま耐電圧を向上させるという課題がある。耐電圧を向上させるためは、電極間隔を大きくする必要がある。電極間隔を大きくするために各電極の幅を小さくすると、電極が小さいためにワイヤを圧着する時に外れやすくなるという新たな問題点が生じる。
本発明の目的は、電極が小さくてもワイヤとの圧着が外れにくいコイル部品を提供することである。
本発明に係るコイル部品は、ワイヤを巻回する巻芯部と、前記巻芯部の両端に設けられた第1及び第2のツバ部と、を有するコアと、
前記巻芯部に巻回され、第1及び第2のワイヤを有し、中間タップが設けられた一次巻線と、
前記巻芯部に巻回され、第3及び第4のワイヤを有し、中間タップが設けられた二次巻線と
前記第1のツバ部の上に順に設けられ、前記一次巻線の前記第1及び第2のワイヤの端部をそれぞれ接続する第1及び第2の電極と、前記二次巻線の前記第3及び第4のワイヤの中間タップ側の端部をそれぞれ接続する第3及び第4の電極と、
前記第2のツバ部の上に順に設けられ、前記二次巻線の前記第3及び第4のワイヤの端部をそれぞれ接続する第5及び第6の電極と、前記一次巻線の前記第1及び第2のワイヤの中間タップ側の端部をそれぞれ接続する第7及び第8の電極と、
を備え、
前記第1及び前記第2の電極は、前記巻芯部の軸方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、
前記第3及び前記第4の電極は、前記巻芯部の軸方向に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、前記巻芯部の軸方向に沿って前記巻芯部側から外側に向かって前記第3及び前記第4の電極の順に設けられ、
前記第5及び前記第6の電極は、前記巻芯部の軸方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、
前記第7及び前記第8の電極は、前記巻芯部の軸方向に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、前記巻芯部の軸方向に沿って前記巻芯部側から外側に向かって前記第7及び前記第8の電極の順に設けられている。
本発明に係るコイル部品によれば、中間タップ側のワイヤを接続する電極において、巻芯部の軸方向に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有する。この場合、電極は、巻芯部の軸方向に直交する方向、つまり、ツバ部の長手方向に沿う長辺を有する。そこで、ワイヤの熱圧着時において、ワイヤが位置ずれして電極に対して斜め方向に配置された場合にも、電極とワイヤとの接触箇所を確保できるので、ワイヤが外れにくい。
実施の形態1に係るコイル部品のツバ部における電極とワイヤとの接続を示す概略平面図である。 図1の中間タップの2本のワイヤを接続する電極部分の部分拡大図である。 図1のコイル部品の一例の回路構成を示す回路図である。 実施の形態2に係るコイル部品のツバ部における電極とワイヤとの接続を示す概略平面図である。 実施の形態3に係るコイル部品のツバ部における電極とワイヤとの接続を示す概略平面図である。 実施の形態4に係るコイル部品のツバ部における電極とワイヤとの接続を示す概略平面図である。 従来のコイル部品のツバ部における電極とワイヤとの接続を示す概略斜視図である。
第1の態様に係るコイル部品は、ワイヤを巻回する巻芯部と、前記巻芯部の両端に設けられた第1及び第2のツバ部と、を有するコアと、
前記巻芯部に巻回され、第1及び第2のワイヤを有し、中間タップが設けられた一次巻線と、
前記巻芯部に巻回され、第3及び第4のワイヤを有し、中間タップが設けられた二次巻線と
前記第1のツバ部の上に順に設けられ、前記一次巻線の前記第1及び第2のワイヤの端部をそれぞれ接続する第1及び第2の電極と、前記二次巻線の前記第3及び第4のワイヤの中間タップ側の端部をそれぞれ接続する第3及び第4の電極と、
前記第2のツバ部の上に順に設けられ、前記二次巻線の前記第3及び第4のワイヤの端部をそれぞれ接続する第5及び第6の電極と、前記一次巻線の前記第1及び第2のワイヤの中間タップ側の端部をそれぞれ接続する第7及び第8の電極と、
を備え、
前記第1及び前記第2の電極は、前記巻芯部の軸方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、
前記第3及び前記第4の電極は、前記巻芯部の軸方向に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、前記巻芯部の軸方向に沿って前記巻芯部側から外側に向かって前記第3及び前記第4の電極の順に設けられ、
前記第5及び前記第6の電極は、前記巻芯部の軸方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、
前記第7及び前記第8の電極は、前記巻芯部の軸方向に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、前記巻芯部の軸方向に沿って前記巻芯部側から外側に向かって前記第7及び前記第8の電極の順に設けられている。
第2の態様に係るコイル部品は、ワイヤを巻回する巻芯部と、前記巻芯部の両端に設けられた第1及び第2のツバ部と、を有するコアと、
前記巻芯部に巻回され、第1及び第2のワイヤを有し、中間タップが設けられた一次巻線と、
前記巻芯部に巻回され、第3及び第4のワイヤを有し、中間タップが設けられた二次巻線と
前記第1のツバ部の上に順に設けられ、前記一次巻線の前記第1及び第2のワイヤの端部をそれぞれ接続する第1及び第2の電極と、前記二次巻線の前記第3及び第4のワイヤの中間タップ側の端部をそれぞれ接続する第3及び第4の電極と、
前記第2のツバ部の上に順に設けられ、前記二次巻線の前記第3及び第4のワイヤの端部をそれぞれ接続する第5及び第6の電極と、前記一次巻線の前記第1及び第2のワイヤの中間タップ側の端部をそれぞれ接続する第7及び第8の電極と、
を備え、
前記第1及び前記第2の電極は、前記巻芯部の軸方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、
前記第3の電極及び前記第4の電極のうち少なくとも一方の電極は、L字型形状を有し、
前記第5及び前記第6の電極は、前記巻芯部の軸方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、
前記第7の電極及び前記第8の電極のうち少なくとも一方の電極は、L字型形状を有する。
第3の態様に係るコイル部品は、上記第2の態様において、前記第3の電極は、前記巻芯部の軸方向に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、前記第4の電極は、L字型形状を有し、前記巻芯部の軸方向に沿って前記巻芯部側から外側に向かって前記第3及び前記第4の電極の順に設けられ、
前記第7の電極は、前記巻芯部の軸方向に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、前記第8の電極は、L字型形状を有し、前記巻芯部の軸方向に沿って前記巻芯部側から外側に向かって前記第7及び前記第8の電極の順に設けられていてもよい。
第4の態様に係るコイル部品は、上記第2の態様において、前記第3の電極及び前記第4の電極は、L字型形状を有し、それぞれの電極の前記L字型の2辺を組み合わせた4辺が長方形状となるように組み合わせて配置し、
前記第7の電極及び前記第8の電極は、L字型形状を有し、それぞれの電極の前記L字型の2辺を組み合わせた4辺が長方形状となるように組み合わせて配置してもよい。
第5の態様に係るコイル部品は、上記第4の態様において、前記第3の電極及び前記第4の電極のL字型の角部を結ぶ線と前記巻芯部の軸方向とのなす角度が鋭角であってもよい。
第6の態様に係るコイル部品は、上記第1から第5のいずれかの態様において、前記第3の電極に前記ワイヤを斜めに配線すると共に、前記第7の電極に前記ワイヤを斜めに配線してもよい。
以下に実施の形態に係るコイル部品について添付図面を用いて説明する。なお、図面において、実質的に同一の部材には同一の符号を付している。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係るコイル部品10のツバ部12a、12bにおける電極14a〜14hとワイヤ15a〜15hとの接続を示す概略平面図である。図2は、図1の中間タップの2本のワイヤ15c、15dを接続する電極14c、14d部分の部分拡大図である。図3は、図1のコイル部品10の一例の回路構成を示す回路図である。
このコイル部品10は、ワイヤを巻回する巻芯部11と、巻芯部11の両端に設けられた第1及び第2のツバ部12a、12bと、を有するコアと、巻芯部11に巻回された一次巻線13aと二次巻線13bと、ツバ部12a、12bに設けられ、各ワイヤ端部15a〜15hを接続する電極14a〜14hとを有する。一次巻線13aには、第1及び第2のワイヤS1、S2を有し、中間タップが設けられており、二次巻線13bには、第3及び第4のワイヤS3、S4を有し、中間タップが設けられている。第1のツバ部12aの上には、一次巻線13aの第1及び第2のワイヤS1、S2のワイヤ端部15a、15bをそれぞれ接続する第1及び第2の電極14a、14bと、二次巻線13aの第3及び第4のワイヤS3、S4の中間タップ側のワイヤ端部15c、15dをそれぞれ接続する第3及び第4の電極14c、14dと、が順に設けられている。第2のツバ部12bの上には、二次巻線13bの第3及び第4のワイヤS3、S4のワイヤ端部(図示せず)をそれぞれ接続する第5及び第6の電極14e、14fと、一次巻線13aの第1及び第2のワイヤS1、S2の中間タップ側のワイヤ端部(図示せず)をそれぞれ接続する第7及び第8の電極14g、14hと、が順に設けられている。
なお、図1及び図2では、コイル部品10を基板に実装した際に接続される基板電極21a、21b、21c、21d、21e、21fの範囲を点線で示している。このコイル部品10では、中間タップを構成する電極14c、14dは別個に設けられており、実装された基板上で一つの基板電極21cに接続されて中間タップを構成する。
このコイル部品10では、中間タップのワイヤ端部15c、15dを接続する電極14c、14dにおいて、巻芯部11の軸方向16に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有する。この場合、電極14c、14dは、巻芯部11の軸方向16に直交する方向、つまり、ツバ部12aの長手方向に沿う長辺を有する。そこで、ワイヤ端部15c、15dの熱圧着時において、ワイヤ端部15c、15dが位置ずれして電極14c、14dに対して斜め方向に配置された場合にも、ワイヤの入線方向に対する電極幅が増加するので電極14c、14dとワイヤ端部15c、15dとの接触箇所を確保でき、ワイヤ端部15c、15dは外れにくい。
さらに、一次巻線のワイヤを接続する電極14a、14bと二次巻線のワイヤ15c、15dを接続する電極14c、14dとを従来より離間して配置できるので、耐圧性を向上させることができる。
以下に、このコイル部品10を構成する各部材について説明する。
<コア>
コアは、巻芯部11と、巻芯部11の両端に設けられた第1及び第2のツバ部12a、12bと、を有する。このコアは、フェライト等の軟磁性体材料からなるものであってもよい。
<巻芯部>
巻芯部11の長手方向の長さは特に限定されないが、例えば、0.2mm〜2.0mmの範囲であってもよい。巻芯部11の断面形状は、例えば、四角形形状、多角形形状、円形形状等であってもよい。
<ツバ部>
ツバ部12a、12bの外形は、例えば、四角形形状、多角形形状、円形形状等であってもよい。
<電極>
第1のツバ部12aの上には、一次巻線13aの両端の2本のワイヤ15a、15bをそれぞれ接続する第1及び第2の電極14a、14bと、二次巻線13aの第3及び第4のワイヤS3、S4の中間タップ側のワイヤ端部15c、15dをそれぞれ接続する第3及び第4の電極14c、14dと、が順に設けられている。第2のツバ部12bの上には、二次巻線13bの第3及び第4のワイヤS3、S4のワイヤ端部(図示せず)をそれぞれ接続する第5及び第6の電極14e、14fと、一次巻線13aの第1及び第2のワイヤS1、S2の中間タップ側のワイヤ端部(図示せず)をそれぞれ接続する第7及び第8の電極14g、14hと、が順に設けられている。
第1のツバ部12a上について、第1及び第2の電極14a、14bは、巻芯部11の軸方向16に沿って長辺を有する長方形形状を有する。第3及び第4の電極14c、14dは、巻芯部11の軸方向16に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、巻芯部11の軸方向16に沿って巻芯部側から外側に向かって第3及び第4の電極14c、14dの順に設けられている。なお、巻芯部11に近い第3の電極14cの方が巻芯部11から遠い第4の電極14dよりも長手方向の長さが短い。
第2のツバ部12b上について、第5及び前記第6の電極14e、14fは、巻芯部11の軸方向16に沿って長辺を有する長方形形状を有する。第7及び第8の電極14g、14hは、巻芯部11の軸方向16に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、巻芯部11の軸方向16に沿って巻芯部側から外側に向かって第7及び第8の電極14g、14hの順に設けられている。
上記のように、中間タップを構成する電極14c、14d、14g、14hにおいて、巻芯部11の軸方向16に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有する。ワイヤ端部15c、15dの熱圧着時において、ワイヤ端部15c、15dが位置ずれして電極14c、14dに対して斜め方向に配置された場合にも、ワイヤの入線方向に対する電極幅が増加する。これによって、電極14c、14dとワイヤ15c、15dとの接触箇所を確保でき、ワイヤ端部15c、15dは外れにくいという効果を奏する。
<巻線>
巻芯部11に巻回する巻線としては、一次巻線13aと二次巻線13bとがある。一次巻線13aは、第1及び第2のワイヤS1、S2を有し、中間タップが設けられている。二次巻線13bも、第3及び第4のワイヤS3、S4を有し、中間タップが設けられている。
一次巻線13aの中間タップを構成するワイヤ端部15c、15d及び二次巻線13bの中間タップを構成するワイヤ端部(図示せず)は、電極14c、14d、14g、14hについて、斜めに配線してもよい。上述のように、電極14c、14d、14g、14hがツバ部12a、14bの長手方向に沿って長辺を有するので、ワイヤの入線方向に対して電極14c、14d、14g、14hの幅を広くとることができる。
(実施の形態2)
図4は、実施の形態2に係るコイル部品10aのツバ部12a、12bにおける電極14a〜14hとワイヤ端部15a〜15hとの接続を示す概略平面図である。
このコイル部品10aは、実施の形態1に係るコイル部品と対比すると、第4の電極14d及び第8の電極14hがL字型形状を有する点で相違する。このように電極14d、14hがL字型形状を有するので、ワイヤ端部15dの入線方向に対する電極の幅を広くできるだけでなく、ワイヤ端部15dと電極14dとの接触部分を長く確保できる。これによってワイヤ端部15dと電極14dとの電気的接続を確実にすることができる。さらに、電極14dと実装する基板の基板電極21dとの接合面積も広くなるので、固着力が増す。
(実施の形態3)
図5は、実施の形態3に係るコイル部品10bのツバ部12a、12bにおける電極14a〜14hとワイヤ端部15a〜15hとの接続を示す概略平面図である。
このコイル部品10bは、実施の形態2に係るコイル部品と対比すると、第1のツバ部13a上において第3の電極14c及び第4の電極14dの両方をL字型電極として、それぞれの2辺を組み合わせて4辺が長方形形状を形成するように配置している点で相違する。これによって、第4の電極14dだけでなく第3の電極14cにおいても、ワイヤ15cと電極14cとの電気的接続を確実にすることができる。
(実施の形態4)
図6は、実施の形態4に係るコイル部品10cのツバ部12a、12bにおける電極14a〜14hとワイヤ端部15a〜15hとの接続を示す概略平面図である。
このコイル部品10cは、実施の形態3に係るコイル部品と対比すると、2つの電極14c、14dのL字型形状の組合せ方が異なっている点で相違する。具体的には、第3の電極14c及び第4の電極14dのL字型の角部を結ぶ線と巻芯部11の軸方向16とのなす角度が鋭角となるように第3の電極14cと第4の電極14dとを組み合わせている。なお、巻芯部11の軸方向16となす角度は、このように配置することによって、ワイヤ端部15cとワイヤ端部15dとを交差させることなくそれぞれ電極14c、14d上に配置できる。
なお、本開示においては、前述した様々な実施の形態のうちの任意の実施の形態を適宜組み合わせることを含むものであり、それぞれの実施の形態が有する効果を奏することができる。
本発明に係るコイル部品によれば、中間タップ側のワイヤ端部を接続する電極において、巻芯部の軸方向に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有する。よって、ワイヤの熱圧着時において、ワイヤが位置ずれして電極に対して斜め方向に配置された場合にも、ワイヤの入線方向に対する電極幅が増加するので電極とワイヤとの接触箇所を確保でき、ワイヤは外れにくい。そこで、コイル部品、特に微小なコイル部品として有用である。
10 コイル部品
11 巻芯部
12a、12b ツバ部
13a 一次巻線
13b 二次巻線
14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g、14h 電極
15a、15b、15c、15d、15e、15f、15g、15h ワイヤ端部
16 巻芯部の軸方向
21a、21b、21c、21d、21e、21f 基板電極
50 コイル部品
51 巻芯部
52a、52b ツバ部
53 巻線
54a、54b、54c、54d、54e、54f、54g、54h 電極
55a、55b、55c、55d、55e、55f、55g、55h ワイヤ端部
56 巻芯部の軸方向
61a、61b、61c、61d、61e、61f 基板電極

Claims (5)

  1. ワイヤを巻回する巻芯部と、前記巻芯部の両端に設けられた第1及び第2のツバ部と、を有するコアと、
    前記巻芯部に巻回され、第1及び第2のワイヤを有し、中間タップが設けられた一次巻線と、
    前記巻芯部に巻回され、第3及び第4のワイヤを有し、中間タップが設けられた二次巻線と
    前記第1のツバ部の上に順に設けられ、前記一次巻線の前記第1及び第2のワイヤの端部をそれぞれ接続する第1及び第2の電極と、前記二次巻線の前記第3及び第4のワイヤの中間タップ側の端部をそれぞれ接続する第3及び第4の電極と、
    前記第2のツバ部の上に順に設けられ、前記二次巻線の前記第3及び第4のワイヤの端部をそれぞれ接続する第5及び第6の電極と、前記一次巻線の前記第1及び第2のワイヤの中間タップ側の端部をそれぞれ接続する第7及び第8の電極と、
    を備え、
    前記第1及び前記第2の電極は、前記巻芯部の軸方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、
    前記第3の電極及び前記第4の電極のうち少なくとも一方の電極は、L字型形状を有し、
    前記第5及び前記第6の電極は、前記巻芯部の軸方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、
    前記第7の電極及び前記第8の電極のうち少なくとも一方の電極は、L字型形状を有する、コイル部品。
  2. 前記第3の電極は、前記巻芯部の軸方向に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、前記第4の電極は、L字型形状を有し、前記巻芯部の軸方向に沿って前記巻芯部側から外側に向かって前記第3及び前記第4の電極の順に設けられ、
    前記第7の電極は、前記巻芯部の軸方向に直交する方向に沿って長辺を有する長方形形状を有し、前記第8の電極は、L字型形状を有し、前記巻芯部の軸方向に沿って前記巻芯部側から外側に向かって前記第7及び前記第8の電極の順に設けられた、請求項に記載のコイル部品。
  3. 前記第3の電極及び前記第4の電極は、L字型形状を有し、それぞれの電極の前記L字型の2辺を組み合わせた4辺が長方形状となるように組み合わせて配置し、
    前記第7の電極及び前記第8の電極は、L字型形状を有し、それぞれの電極の前記L字型の2辺を組み合わせた4辺が長方形状となるように組み合わせて配置した、請求項に記載のコイル部品。
  4. 前記第3の電極及び前記第4の電極のL字型の角部を結ぶ線と前記巻芯部の軸方向とのなす角度が鋭角である、請求項に記載のコイル部品。
  5. 前記第3の電極に前記ワイヤを斜めに配線すると共に、前記第7の電極に前記ワイヤを斜めに配線した、請求項1からのいずれか一項に記載のコイル部品。
JP2015028934A 2015-02-17 2015-02-17 コイル部品 Active JP6492735B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015028934A JP6492735B2 (ja) 2015-02-17 2015-02-17 コイル部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015028934A JP6492735B2 (ja) 2015-02-17 2015-02-17 コイル部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016152315A JP2016152315A (ja) 2016-08-22
JP6492735B2 true JP6492735B2 (ja) 2019-04-03

Family

ID=56696890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015028934A Active JP6492735B2 (ja) 2015-02-17 2015-02-17 コイル部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6492735B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019009530A (ja) * 2017-06-21 2019-01-17 ソフトバンク株式会社 無線通信装置、基地局装置、移動局装置、移動体及び通信システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003188018A (ja) * 2001-12-17 2003-07-04 Minebea Co Ltd 巻線型コモンモードチョークコイル
JP2004111554A (ja) * 2002-09-17 2004-04-08 Kyocera Corp フェライトコアおよびこれを用いたインダクタ
JP5771232B2 (ja) * 2013-03-29 2015-08-26 Tdk株式会社 パルストランス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016152315A (ja) 2016-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3171315U (ja) 磁性素子
US11515072B2 (en) Inductor device
JP6680037B2 (ja) コモンモードフィルタ
JP6819314B2 (ja) コモンモードフィルタ及びその製造方法
JP6492730B2 (ja) コイル部品
US10102963B2 (en) Coil component
JP6406173B2 (ja) コイル部品
JP2007173573A (ja) コイル部品
JP6492735B2 (ja) コイル部品
JP5201199B2 (ja) 昇圧トランス
JP6283976B2 (ja) コモンモードチョーク
JP5267512B2 (ja) コイル部品
JP7251279B2 (ja) コイル部品
US9401238B2 (en) Coil terminal and electromagnetic relay
JP2006032589A (ja) トランス
JP4735098B2 (ja) トランス
JP6059458B2 (ja) チョークコイル
JP6569351B2 (ja) 絶縁トランス実装基板および電源装置
JP2009182055A (ja) コモンモードチョークコイル
JP2007208227A (ja) コモンモードチョークコイル
JP6661360B2 (ja) ラインフィルタ
JP2013168476A (ja) コモンモードチョークコイル
JP2009272438A (ja) スイッチングトランス
JP2014056905A (ja) チョークコイル
CN110400686B (zh) 线圈部件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181016

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6492735

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150