JP6492434B2 - ボイラ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ボイラ装置に関する。より詳細には、燃焼用空気の供給量に応じた燃料ガスが供給されるように、燃料供給ラインの流量調整弁を制御するボイラ装置に関する。
従来から、燃料ガスと燃焼用空気を所定の割合で混合した混合気を燃焼させて水を加熱し、蒸気を発生させるボイラ装置が知られている。この種のボイラ装置では、理論空気量とボイラに供給される空気量との比である空気比が一定になるように、燃焼用空気の供給量に応じて燃料ガスの流量を流量調整弁によって調整している。このような空気比を一定にする制御を開示するものとして例えば特許文献1がある。特許文献1には、燃焼用空気の供給量の変動に合わせて燃料ガスの制御弁を調整して空気比を一定にする予混合式ガスバーナの燃料ガス量制御装置が開示されている。
特開平11−108352号公報
ところで、環境意識の高まりからLNG(Liquefied Natural Gas)が燃料ガスとして広く普及している。LNGを供給する方法の一つとして、LNGを液体のまま輸送し、LNGを使用する供給先で気化して用いるいわゆるLNGサテライト供給がある。LNGサテライト供給は、導入コストを抑えることができ、様々な分野で用いられているものの、パイプラインを通じて燃料ガスを輸送する方法に比べて燃料ガスが外部環境等の影響を受け易い傾向があった。
外部環境等の影響によってボイラ装置に供給される燃料ガスの流量が変動した場合、空気比が所定の範囲から外れるおそれがある。例えば、LNGは、気化の過程でLNGを構成する気体の比重の違いや気化処理の温度等によって想定されていた成分比率とは異なる状態でボイラ装置に供給されることがある。燃料ガスにこのような成分変動が生じている場合、ボイラ装置に供給される燃料ガスの熱量が変動し、それによって燃焼に必要な空気量が変化して燃焼効率の低下や不完全燃焼を招くおそれがある。しかし、従来のボイラ装置は、燃焼用空気の流量に応じて設定される開度に基づいて流量調整弁を制御しているため、外部環境等の影響によって燃料ガスの熱量が変動していた場合における空気比の変動を十分に考慮して設計されているとは言い難かった。
本発明は、ボイラに供給される燃料ガスに生じた熱量変動の影響を効果的に抑制でき、空気比の制御を精密に行うことができるボイラ装置を提供することを目的とする。
本発明は、ボイラと、前記ボイラに燃料ガスを供給する燃料供給ラインと、前記燃料供給ラインに配置され、前記燃料ガスの熱量を検知する熱量検知部と、前記燃料供給ラインに配置され、前記燃料ガスの流量を調整可能な流量調整弁と、前記ボイラに前記燃料ガスと混合させる燃焼用空気を供給する空気供給ラインと、前記空気供給ラインを流れる前記燃焼用空気の流量を検知する空気流量検知部と、前記燃料ガスに設定される基準熱量と前記空気流量検知部によって検知された前記燃焼用空気の流量とに基づいて前記流量調整弁の制御値を設定する制御値設定部と、前記基準熱量と前記熱量検知部によって検知された前記燃料ガスの熱量との間の熱量差に基づいて前記制御値に補正を行う熱量補正部と、前記熱量補正部によって補正された補正制御値に基づいて前記流量調整弁を制御する流量制御部と、を備えることを特徴とするボイラ装置に関する。
前記熱量検知部は、前記流量調整弁の上流側に配置されることが好ましい。
前記制御値は、前記燃焼用空気の流量に対応する前記流量調整弁の開度を示す開度値であることが好ましい。
前記ボイラ装置は、前記燃料供給ラインにおける前記流量調整弁の下流側に配置され、前記燃料ガスの流量を検知する燃料ガス流量検知部を更に備え、前記制御値は、前記燃焼用空気の流量に対応する燃料ガスの目標流量であって、前記流量制御部は、前記燃料ガス流量検知部によって検知された前記燃料ガスの流量が前記目標流量になるように前記流量調整弁の開度を制御することが好ましい。
前記ボイラ装置は、前記燃料供給ラインを流れる前記燃料ガスの温度を検知する燃料ガス温度検知部と、前記燃料ガスの質量流量が所定の値になるように、前記燃料ガス温度検知部によって検知された温度に基づいて前記制御値を補正する温度補正部と、を更に備えることが好ましい。
前記ボイラ装置は、前記流量調整弁の下流側に配置され、前記燃料供給ラインを流れる前記燃料ガスの圧力を検知する燃料ガス圧力検知部と、前記燃料ガス圧力検知部によって検知された圧力に基づいて前記制御値を補正する圧力補正部と、を更に備えることが好ましい。
本発明のボイラ装置によれば、ボイラに供給される燃料ガスに生じた熱量変動の影響を効果的に抑制でき、空気比の制御を精密に行うことができる。
本発明のボイラ装置の一実施形態を模式的に示す図である。 第1実施形態の制御部の構成を示すブロック図である。 第2実施形態のボイラ装置を模式的に示す図である。 第2実施形態の制御部の構成を示すブロック図である。 燃料ガスの質量流量と排ガス中の酸素濃度との関係を示すグラフである。 第3実施形態の制御部の構成を示すブロック図である。
以下、本発明のボイラ装置の好ましい各実施形態について、図面を参照しながら説明する。第1実施形態のボイラ装置1は、水を加熱して蒸気の生成を行う蒸気ボイラであり、負荷機器(図示省略)に蒸気を供給するものである。なお、本明細書における「ライン」とは、流路、経路、管路等の流体の流通が可能なラインの総称である。
図1に示すように、ボイラ装置1は、ボイラ2と、ボイラ2に燃焼用空気を送り込む送風機20と、ボイラ2と送風機20とを接続し燃焼用空気が流通する空気供給ラインとしての給気ダクト30と、給気ダクト30に配置されるダンパ31と、燃焼用空気減圧部材としてのパンチングメタル32と、空気流量検知部としてのエア差圧センサ33と、ボイラ2から排出される燃焼ガス(排ガス)が流通する排ガス排出部としての排気筒80と、ボイラ2に燃料ガスを供給する燃料供給部50と、ボイラ2に水を供給する給水路(図示省略)と、燃料ガスや燃焼用空気の供給量等を制御する制御装置70と、を備える。
ボイラ2は、缶体10によって構成され、缶体10は、ボイラ筐体11と、複数の水管12と、下部ヘッダ13と、上部ヘッダ14と、バーナ15と、を備える。
ボイラ筐体11は、缶体10の外形を構成し、平面視矩形形状の直方体状に形成される。このボイラ筐体11の長手方向の一端側に位置する第1側面11aには、給気口16が形成され、ボイラ筐体11の長手方向の他端側に位置する第2側面11bには、排気口17が形成される。
複数の水管12は、ボイラ筐体11の内部に上下方向に延びて配置されると共に、ボイラ筐体11の長手方向及び幅方向に所定の間隔をあけて配置される。
下部ヘッダ13は、ボイラ筐体11の下部に配置される。下部ヘッダ13には、複数の水管12の下端部が接続される。上部ヘッダ14は、ボイラ筐体11の上部に配置される。上部ヘッダ14には、複数の水管12の上端部が接続される。
バーナ15は、給気口16に配置される。バーナ15によって燃料ガスと燃焼用空気との混合気が燃焼し、水管12の水が加熱されて蒸気が発生する。
送風機20は、ファン及びこのファンを回転させるモータを有する送風機本体21と、ファン(モータ)の回転数を増減させるインバータ22と、を備える。送風機20は、インバータ22に入力される周波数に応じて、ファンが所定の回転数で回転することで、缶体10に燃焼用空気を送り込む。
本実施形態では、負荷機器(図示省略)から要求される要求負荷に応じて燃焼用空気の流量が設定される。送風機20は、設定された燃料用空気の流量になるように制御装置70によってインバータ22を介して制御される。
給気ダクト30は、ボイラ2に燃料ガスと混合させる燃焼用空気を供給する空気供給ラインである。給気ダクト30は、上流側の端部が送風機20に接続され、下流側の端部が給気口16に接続される。給気ダクト30は、送風機20から送り込まれた燃焼用空気を缶体10に供給する。
ダンパ31は、給気ダクト30の内部の燃焼用空気の流路を塞いだ閉状態と、この閉状態から90度回転し、給気ダクト30の内部の燃焼用空気の流路を開放した開状態との間で回転可能に配置される。
パンチングメタル32は、複数の貫通孔が形成された金属板であり、流通する燃焼用空気を減圧する燃焼用空気減圧部材である。パンチングメタル32は、給気ダクト30の内部のダンパ31の下流側に配置される。このパンチングメタル32によって、ダンパ31を通って給気ダクト30まで流れてきた燃焼用空気は減圧される。
エア差圧センサ33は、燃焼用空気の流量を検知するための空気流量検知部である。エア差圧センサ33は、パンチングメタル32の上流側の圧力と下流側の圧力との差圧を検知する。燃料用空気の流量は、この差圧情報に基づいて算出される。また、エア差圧センサ33は、制御装置70に電気的に接続されており、制御装置70はエア差圧センサ33によって検知されたエア差圧情報を取得する。
排気筒80は、基端側が缶体10(ボイラ筐体11に形成された排気口17)に接続され、筒状に形成される。この排気筒80を通じて缶体10で発生した燃焼ガス(排ガス)が缶体10の外部に排出される。
次に、ボイラ2に燃料を供給する燃料供給部50について説明する。燃料供給部50は、燃料供給ライン51と、燃料ガス流量計52と、カロリメータ53と、開閉弁54と、ガバナ55と、流量調整弁56と、燃料ガス温度センサ57と、燃料ガス圧力センサ58と、オリフィス59と、ノズル61と、を備える。
燃料供給ライン51は、その上流側が燃料供給源(図示両略)に接続され、その下流側が給気ダクト30に接続される。燃料供給ライン51の下流側の端部は、給気ダクト30におけるダンパ31が配置された位置よりも下流側に接続される。本実施形態では、燃料供給ライン51によって流通する燃料ガスはLNGである。LNGサテライト供給によってLNG貯蔵施設に貯蔵されたLNGを気化したものが燃料供給ライン51に供給されている。
燃料ガス流量計52は、燃料供給ライン51を流れる燃料ガスの流量を測定する。本実施形態の燃料ガス流量計52は、燃料供給ライン51の最も上流側に配置されている。燃料ガス流量計52は、制御装置70に電気的に接続されている。制御装置70は燃料ガス流量計52の測定値に基づいて燃料ガスの流量を取得する。
カロリメータ53は、燃料ガスの熱量を取得する熱量検知部である。カロリメータ53は、燃料供給ライン51における燃料ガス流量計52の下流側であって、流量調整弁56の上流側に配置される。カロリメータ53は、制御装置70に電気的に接続されており、制御装置70は、カロリメータ53の検知信号に基づいて燃料ガスの熱量を取得する。なお、カロリメータ53としては、燃料供給ライン51を流れる燃料ガスをサンプリング計測してその熱量を取得するもの等、適宜のものを採用することができる。
開閉弁54は、燃料供給ライン51を開放又は閉止し、燃料ガスの供給及び停止を行う。本実施形態の開閉弁54は、燃料供給ライン51における燃料ガス流量計52の下流側に配置される。
ガバナ55は、燃料供給ライン51を流れる燃料ガスの圧力が瞬間的に大きくなる場合等の急激な圧力変動を抑制するための調圧手段である。本実施形態のガバナ55は、燃料供給ライン51における開閉弁54の下流側に配置される。
流量調整弁56は、燃料供給ライン51を流れる燃料ガスの流量を調整するものである。流量調整弁56は、開度を調整可能に構成される。本実施形態の流量調整弁56は、燃料供給ライン51におけるガバナ55の下流側に配置される。流量調整弁56は、制御装置70に電気的に接続されており、制御装置70が流量調整弁56の開度を調節可能になっている。
燃料ガス温度センサ57は、燃料供給ライン51を流れる燃料ガスの温度を流量調整弁56の下流側で測定する燃料ガス温度検知部である。本実施形態の燃料ガス温度センサ57は、燃料供給ライン51における流量調整弁56の下流側に配置される。燃料ガス温度センサ57は、制御装置70に電気的に接続されており、制御装置70は燃料ガス温度センサ57の温度情報を取得する。
燃料ガス圧力センサ58は、燃料供給ライン51を流れる燃料ガスの圧力を流量調整弁56の下流側で測定する燃料ガス圧力検知部である。本実施形態の燃料ガス圧力センサ58は、燃料供給ライン51における燃料ガス温度センサ57の下流側に配置される。燃料ガス圧力センサ58は、制御装置70に電気的に接続されており、制御装置70は燃料ガス圧力センサ58の圧力情報を取得する。
オリフィス59は、燃料供給ライン51を流れる燃料ガスを減圧する燃料ガス減圧部材である。本実施形態のオリフィス59は、燃料供給ライン51における燃料ガス圧力センサ58の下流側に配置される。
ノズル61は、燃料供給ライン51の下流側の端部に配置され、給気ダクト30への燃料ガスの噴出を行う。ノズル61から噴出された燃料ガスは、送風機20によって送られてきた燃焼用空気と混合され、この混合された混合気がバーナ15によって燃焼する。
このように、燃料供給部50は、燃料供給ライン51を通じて燃料ガスを適切な流量でボイラ2(缶体10)に供給可能になっている。
制御装置70について説明する。制御装置70は、電気的に接続される各センサからの信号に基づいて流量調整弁56や送風機20の制御を行う。制御装置70は、燃焼用空気の流量及び燃料ガスの流量を調整するための各種の制御を行う制御部71と、各種の情報が記憶される記憶部72と、を備える。
第1実施形態の制御装置70は、ボイラ2の空気比(燃焼率)を一定にするために、燃料ガスの熱量に基づいて流量調整弁56の制御を行う。燃焼用空気の供給量に対する燃料ガスの必要供給量は、燃料ガスの基準熱量に基づいて決まるため、熱量が変動すれば、燃焼用空気の供給量に対する燃料ガスの必要供給量も変動する。そこで、本実施形態では、燃料供給部50に供給される燃料ガスに生じた熱量変動に基づいて流量調整弁56の開度の補正を行う構成とした。次に、制御部71による流量調整弁56の制御の詳細について説明する。図2は、制御部71の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、第1実施形態の制御部71は、開度設定部91と、熱量補正部94と、流量制御部95と、を備える。
開度設定部91は、流量調整弁56の開度を示す開度値(制御値)を設定する制御値設定部である。開度値は、所定条件における燃焼用空気の流量に対する燃料ガスの流量を決めるための値である。ここでいう所定条件とは、燃料ガスの基準温度、燃料ガスの基準圧力、燃料ガスの組成に基づく基準熱量及び空気比等の予め設定される諸条件であり、燃料ガスがこの所定条件にあるものとして開度値は設定される。記憶部72には、所定条件における燃焼用空気の流量に対応する開度値を設定する関数式又はデータテーブル等が記憶されている。
熱量補正部94は、所定条件における基準熱量と、カロリメータ53によって検知された熱量と、に基づいて開度値の補正を行う。熱量補正部94の補正は、熱量の変動によって生じた燃料ガスの必要供給量の変動に対応するように燃料ガスの流量を調整するように行われる。記憶部72には、燃料ガスに設定される基準熱量と、カロリメータ53によって検知された熱量変動と、に基づいて開度値を補正するための関数式又はテーブルデータ等が記憶されている。熱量補正部94は、補正処理を行うときに記憶部72から算出に必要な情報を読み出して開度値を補正し、補正開度値を算出する。例えば、燃料供給部50に供給される燃料ガスに予め設定される基準熱量に対してカロリメータ53に検知された熱量が大きくなっているときは、燃料ガスの流量が小さくなるように開度値を補正する。同様に、基準熱量に対して熱量が小さくなっているときは、燃料ガスの流量が大きくなるように開度値を補正する。
流量制御部95は、熱量補正部94によって補正された補正開度値に基づいて流量調整弁56の開度を制御する。これにより、燃料ガスの熱量変動が反映された補正開度値に基づいて流量調整弁56の開度が決まることになる。なお、補正開度値に基づく流量調整弁56の制御は、ボイラ装置1が通常稼動している場合は常時行われる構成としてもよいし、燃料ガスの熱量を所定間隔で抽出し、そのタイミングで検知された熱量に基づいて補正処理を行うようにしてもよい。
次に、第1実施形態における流量調整弁56の制御の一連の流れについて説明する。流量調整弁56の制御が開始されると、開度設定部91は、エア差圧センサ33の検知信号に基づいて算出された燃焼用空気の流量を取得する。開度設定部91は、取得した燃焼用空気の流量に対応する開度値を記憶部72から設定する。次に、開度設定部91によって設定された開度値に対して熱量補正部94による補正が行われ、燃料ガスの熱量変動が反映された補正開度値が算出される。
補正開度値に基づいて流量調整弁56の開度を流量制御部95が制御する。これにより、燃料ガスの熱量変動が流量調整弁56の実際の開度に反映される。燃料ガスは、その流量が流量制御部95によって適切に調整された状態で燃料供給ライン51を介して給気ダクト30に送られる。給気ダクト30の内部にノズル61を介して供給された燃料ガスは、送風機20により給気ダクト30に送り込まれた燃焼用空気と混合される。燃料ガスと燃焼用空気との混合ガスは、バーナ15から缶体10の内部に噴出され、燃焼される。本実施形態では、外部環境の変化(熱量変動)に合わせて空気比が一定に維持されるように流量調整弁56が制御されているので、LNGサテライト供給のような外部環境の影響を受けやすい場合であっても、ボイラ2の燃焼制御を安定的に行うことができる。
そして、バーナ15による混合ガスの燃焼に伴って発生する熱により、下部ヘッダ13から複数の水管12の内部に供給された水が加熱され、蒸気が生成される。複数の水管12の内部において生成された蒸気は、上部ヘッダ14に集合された後、蒸気導出管(図示省略)を介して外部に導出され、負荷機器(図示省略)に供給される。また、混合ガスの燃焼により生じた燃焼ガスは、排気筒80から外部に排出される。なお、エア差圧センサ33によって新たに燃焼用空気の流量の変動が検知された場合は、開度設定部91が燃焼用空気の流量に応じた開度値を新たに設定し、上述した処理と同様の補正処理を行って流量制御部95が補正開度値に基づいて流量調整弁56の開度を制御する。
以上説明した第1実施形態のボイラ装置1によれば、以下のような効果を奏する。
第1実施形態のボイラ装置1は、燃料ガスに設定される基準熱量とエア差圧センサ33によって検知された燃焼用空気の流量とに基づいて流量調整弁56の開度値(制御値)を設定する開度設定部91と、基準熱量とカロリメータ53によって検知された燃料ガスの熱量との間の熱量差に基づいて開度値に補正を行う熱量補正部94と、熱量補正部94によって補正された補正開度値(補正制御値)に基づいて流量調整弁56を制御する流量制御部95と、を備える。
これにより、ボイラ装置1に供給される燃料ガスに成分変動等を原因とする熱量の変動が生じていた場合でも、カロリメータ53によって検知される熱量変動が開度値に反映されて燃料ガスの供給量が調整されるので、燃料ガスの熱量変動の有無に関わらず、空気比の制御を精密に行うことができる。
また、本実施形態のカロリメータ53は、流量調整弁56の上流側に配置される。これにより、燃料ガスの熱量変動が流量調整弁56に至る前に検知されるので、熱量変動に対して応答性良く流量調整弁56を制御でき、空気比を一定にする制御をより一層精度良く行うことができる。
また、本実施形態の流量調整弁56を制御する制御値は、燃焼用空気の流量に対応する流量調整弁の開度を示す開度値である。これにより、予め設定される開度値を補正することにより、複雑な処理を行うことなく、流量調整弁56の制御に、実際に供給される燃料ガスの熱量の状態を精度良く反映させることができる。
次に、第2実施形態のボイラ装置201について説明する。図3は、第2実施形態のボイラ装置201を模式的に示す図である。図4は、第2実施形態の制御部271の構成を示すブロック図である。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付してその説明を省略する場合がある。
図3に示すように、第2実施形態のボイラ装置201は、第1実施形態のボイラ装置1の構成に加え、燃料ガス差圧センサ60を備える。燃料ガス差圧センサ60は、燃料ガスの流量を検知するための燃料ガス流量検知部であり、オリフィス59の上流側と下流側の圧力の差圧を検知する。流量調整弁56の下流側での燃料ガスの流量は、この燃料ガス差圧情報に基づいて算出される。燃料ガス差圧センサ60は、制御装置70に電気的に接続されており、制御装置70は燃料ガス差圧情報に基づいて流量調整弁56の下流側での燃料ガスの流量を取得する。
また、第2実施形態のボイラ装置201は、流量調整弁56を制御する方法が第1実施形態のボイラ装置1の構成とは異なる。第2実施形態の制御部271による流量調整弁56の制御について説明する。図4に示すように、制御部271は、目標流量設定部291と、熱量補正部94と、流量制御部95と、を備える。
目標流量設定部291は、燃焼用空気の流量に対応する目標流量(制御値)を設定する制御値設定部である。目標流量は、所定条件における燃焼用空気の流量に対する燃料ガスの流量を示す流量調整弁56の制御値である。燃料ガスは、所定条件にあるものとして目標流量は設定される。記憶部72には、所定条件における燃焼用空気の流量に対応する目標流量を設定する関数式又はデータテーブル等が記憶されている。なお、目標流量は、所定の流量の範囲として設定されてもよいし、所定の流量の値として設定されてもよい。
第2実施形態の熱量補正部94は、ボイラ2の空気比(燃焼率)を一定にするために燃料ガスの熱量に応じて目標流量を補正する。より具体的には、熱量補正部94は、予め設定される所定条件における基準熱量と、カロリメータ53によって取得される燃料ガスの熱量と、に基づいて目標流量を補正する。記憶部72には、この基準熱量と、カロリメータ53によって取得される熱量と、の間の濃度差に基づいて目標流量を補正するための関数式又はデータテーブル等が記憶されている。熱量補正部94は、カロリメータ53によって取得された熱量が基準熱量よりも低くなっている場合は、燃料ガスの流量が大きくなるように目標流量を補正する。同様に、カロリメータ53によって取得された熱量が基準熱量より高くなっている場合は、燃料ガスの流量が小さくなるように目標流量を補正する。
流量制御部95は、燃料ガス差圧センサ60に検知される燃料ガスの流量と、熱量補正部94によって補正された目標流量(補正制御値)と、に基づいて流量調整弁56の開度を制御する。例えば、燃料ガス差圧センサ60によって検知された流量が目標流量に対して大きい場合は、燃料ガスの流量が小さくなるように流量調整弁56の開度を制御し、流量が目標流量に対して小さい場合は、燃料ガスの流量が大きくなるように流量調整弁56の開度を制御する。このように、流量制御部95は、流量調整弁56の下流側での流量に基づいてフィードバック制御を行うことで、ボイラ2に供給される燃料ガスの流量を目標流量で安定させることが可能になっている。そして、流量調整弁56の制御値である目標流量は、熱量補正部94によって燃料供給部50によって供給された熱量の測定値を反映するように補正されているので、このフィードバック制御においても、ボイラ装置201に供給される熱量の状態が精度良く反映されることになる。
以上説明した第2実施形態のボイラ装置201によれば、以下のような効果を奏する。
第2実施形態のボイラ装置201は、燃料供給ライン51における流量調整弁56の下流側に配置され、燃料ガスの流量を検知する燃料ガス差圧センサ60を更に備え、流量調整弁56を制御する制御値は、燃焼用空気の流量に対応する燃料ガスの目標流量であって、流量制御部95は、燃料ガス差圧センサ60によって検知された燃料ガスの流量が目標流量になるように流量調整弁56の開度を制御する。
これにより、流量調整弁56の下流側で検知される燃料ガスの流量に基づいてフィードバック制御が行われるので、ボイラ装置201に供給される燃料ガスの実際の熱量を燃料ガスの供給量に精度良く反映させることができ、燃焼制御をより一層効率的に行うことができる。
次に、第3実施形態のボイラ装置について説明する。図5は、燃料ガスの質量流量と排ガス中の酸素濃度との関係を示すグラフである。図6は、第3実施形態の制御部371の構成を示すブロック図である。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付してその説明を省略する場合がある。
第3実施形態のボイラ装置は、流量調整弁56を制御する方法が第1実施形態のボイラ装置1の構成とは異なる。第3実施形態のボイラ装置は、燃料ガスの熱量変動に加え、燃料ガスの温度変動及び燃料ガスの圧力変動が反映されるように流量調整弁56の開度を制御する。まず、図5を参照して、燃料ガスの質量流量の変化と燃焼率の関係について説明する。図5では、試算条件を設定し、燃料ガスの温度変化による質量流量の変化と、燃焼率を示す排ガス中の酸素濃度の割合が算出されている。なお、燃料ガスの熱量及び圧力は一定として考える。
図5に示すように、燃料ガスに温度変化が生じると、燃料ガスの体積が変化し、質量流量が変化する。燃料ガスの温度が上昇した場合は燃料ガスの体積が大きくなるので燃料ガスの質量流量は小さくなり、燃料ガスの温度が下降した場合は体積が小さくなるので燃料ガスの質量流量は大きくなる。このような質量流量の変動が生じると、たとえ体積流量が一定であっても燃料ガスの燃焼に必要な燃焼用空気の理論空気量が変化し、空気比が変動する。図5に示すように、燃料ガスの質量流量が小さくなれば空気比が大きくなって排ガス中のO濃度は高くなり、その一方、燃料ガスの質量流量が大きくなれば空気比が小さくなって排ガス中のO濃度は低くなる。空気比は、燃焼を適切に行うためにボイラ装置1に設定されている値であり、空気比を一定に制御できなければ、過剰空気による熱損失が生じて燃焼効率が低下してしまったり、不完全燃焼によるエネルギー損失が大きくなってしまったりするおそれがある。
そこで、第3実施形態では、ボイラ装置1に設定される空気比を一定に維持する制御をより精密に行うために、熱量変動に加え、質量流量の変動が反映されるように、流量調整弁56の制御を行う構成とした。次に、第3実施形態の制御部371による流量調整弁56の制御の詳細について説明する。
図6に示すように、第3実施形態の制御部371は、開度設定部91と、温度補正部92と、圧力補正部93と、熱量補正部94と、流量制御部95と、を備える。第3実施形態の制御部371は、温度補正部92及び圧力補正部93を備える点が第1実施形態の制御部71の構成と異なる。温度補正部92及び圧力補正部93について説明する。
温度補正部92は、燃料ガスの質量流量が一定になるように、燃料ガスの温度変動に応じて開度値を補正する。燃料ガス温度センサ57によって検知される燃料ガスの温度と、所定条件として設定された基準温度と、の間の温度差が温度変動として検知される。温度補正部92は、温度変動によって生じる質量流量の変動の影響を抑制する補正を行う。例えば、熱量変動及び圧力変動が生じていない状態で燃料ガスの温度が基準温度よりも上昇しているときは、燃料ガスの質量流量が小さくなるので、燃料ガスの流量(体積流量)が大きくなるように開度値を補正する(図5参照)。同様に、燃料ガスの温度が基準温度よりも下降しているときは、燃料ガスの流量が小さくなるように開度値を補正する。
圧力補正部93は、燃料ガスの質量流量が一定になるように、燃料ガスの圧力変動に応じて開度値を補正する。燃料ガス圧力センサ58によって検知される燃料ガスの圧力と、所定条件として設定された基準圧力と、の間の圧力差が圧力変動として検知される。圧力補正部93は、圧力変動によって生じる質量流量の変動の影響を抑制する補正を行う。例えば、熱量変動及び温度変動が生じていない状態で燃料ガスの圧力が上昇しているときは、燃料ガスの質量流量が大きくなるので、燃料ガスの流量(体積流量)が小さくなるように開度値を補正する。同様に、燃料ガスの圧力が下降しているときは、燃料ガスの流量が大きくなるように開度値を補正する。
記憶部72には、所定条件における燃料ガスの流量(質量流量)と、温度変動、圧力変動及び熱量変動と、に基づいて開度値を補正するための関数式又はテーブルデータ等が記憶されている。温度補正部92、圧力補正部93及び熱量補正部94は、補正処理時に記憶部72から必要な情報を読み出し、開度値に補正を行う。本実施形態では、開度設定部91によって設定された開度値に対して熱量補正部94による補正が行われ、熱量変動が反映された補正開度値が算出される。この補正開度値に対して温度補正部92及び圧力補正部93による補正が更に行われ、温度補正部92及び圧力補正部93によって取得された温度変動及び圧力変動が補正開度値に反映される。
流量制御部95は、熱量補正部94、温度補正部92及び圧力補正部93によって補正された補正開度値に基づいて流量調整弁56の開度を制御する。これにより、燃料ガスの熱量変動に加え、燃料ガスの温度変動及び燃料ガスの圧力変動が流量調整弁56の実際の開度に反映され、燃料ガスが適切な流量で燃料供給ライン51を通じて給気ダクト30に送られることになる。なお、本実施形態においても、補正開度値に基づく流量調整弁56の制御は、ボイラ装置1が通常稼動している場合は常時行われる構成としてもよいし、熱量、温度及び圧力を所定間隔でサンプリングし、そのタイミングで検知された熱量、温度及び圧力に基づいて補正処理を行うようにしてもよい。
以上説明した第3実施形態のボイラ装置によれば、以下のような効果を奏する。
第3実施形態のボイラ装置は、燃料供給ライン51を流れる燃料ガスの温度を検知する燃料ガス温度センサ57と、燃料ガスの質量流量が所定の値になるように、燃料ガス温度センサ57によって検知された温度に基づいて開度値を補正する温度補正部92と、を備える。
これにより、温度補正部92によって開度値が補正されて質量流量が所定の値に維持されるので、熱量変動に加えて温度変動を原因とする空気比の変動を効果的に防止でき、安定的かつ効率的にボイラ装置の燃焼制御を行うことができる。
また、第3実施形態のボイラ装置は、流量調整弁56の下流側に配置され、燃料供給ライン51を流れる燃料ガスの圧力を検知する燃料ガス圧力センサ58と、燃料ガスの質量流量が所定の値になるように、燃料ガス圧力センサ58によって検知された圧力に基づいて開度値を補正する圧力補正部93と、を備える。
これにより、熱量変動に加えて圧力変動も反映される制御となるので、空気比を維持する制御をより精密に行うことができ、ボイラ装置の燃焼効率をより一層向上させることができる。
以上、本発明のボイラ装置の好ましい各実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、第1実施形態のカロリメータ53は、流量調整弁56の上流側に配置されているが、流量調整弁56の下流側に配置する等、その配置場所は適宜変更することができる。また、第3実施形態の制御部371の構成から圧力補正部93を省略し、熱量補正部94及び温度補正部92によって補正された補正開度値に基づいて流量調整弁56の開度を制御する構成とすることもできる。例えば、燃料ガスの圧力は、所定条件の基準圧力にあるものとして熱量補正部94及び温度補正部92によって開度の補正を行うことで、熱量変動及び温度変動を流量調整弁56の開度の制御に反映させることができる。同様に、制御部371の構成から温度補正部92を省略し、温度が所定条件における基準温度にあるものとして熱量補正部94及び圧力補正部93によって開度値を補正する構成とすることもできる。また、第3実施形態の流量調整弁56の制御値を目標流量として、第2実施形態と同様に燃料ガス差圧センサ60によって検知された流量に基づいて流量調整弁56をフィードバック制御するように構成することもできる。
上記実施形態では、基準温度、基準圧力及び基準熱量が所定条件として予め設定されている構成であるが、その構成は適宜変更することができる。例えば、燃料供給部50よりも更に上流側で検知した値に基づいて基準温度、基準圧力及び基準熱量を設定し、この設定した条件に基づいて燃料供給ライン51における温度変動、圧力変動及び熱量変動を反映した補正を行う構成とすることもできる。また、ボイラ装置1の使用状況や環境の変化に対応して予め設定されている所定条件を適宜のタイミングで変更する構成とすることもできる。
上記実施形態では、燃料ガスがLNGサテライト供給によって供給される構成を採用しているが、燃料ガスや燃料ガスの供給源は適宜変更することができる。例えば、燃料供給事業者からパイプラインを通じて直接的に燃料ガスが供給される構成にも本発明を適用することができる。
1 ボイラ装置
2 ボイラ
30 給気ダクト(空気供給ライン)
33 エア差圧センサ(空気流量検知部)
51 燃料供給ライン
53 カロリメータ(熱量検知部)
57 燃料ガス温度センサ(燃料ガス温度検知部)
58 燃料ガス圧力センサ(燃料ガス圧力検知部)
56 流量調整弁
60 燃料ガス差圧センサ(燃料ガス流量検知部)
91 開度設定部(制御値設定部)
92 温度補正部
93 圧力補正部
94 熱量補正部
95 流量制御部
201 ボイラ装置
291 目標流量設定部(制御値設定部)

Claims (2)

  1. ボイラと、
    前記ボイラに燃料ガスを供給する燃料供給ラインと、
    前記燃料供給ラインに配置され、前記燃料ガスの熱量を検知する熱量検知部と、
    前記燃料供給ラインに配置され、前記燃料ガスの流量を調整可能な流量調整弁と、
    前記ボイラに前記燃料ガスと混合させる燃焼用空気を供給する空気供給ラインと、
    前記空気供給ラインを流れる前記燃焼用空気の流量を検知する空気流量検知部と、
    前記燃料ガスに設定される基準熱量と前記空気流量検知部によって検知された前記燃焼用空気の流量に対応する前記流量調整弁の開度を示す制御値を設定する制御値設定部と、
    前記基準熱量と前記熱量検知部によって検知された前記燃料ガスの熱量との間の熱量差に基づいて前記制御値に補正を行う熱量補正部と、
    前記熱量補正部によって補正された補正制御値に基づいて前記流量調整弁を制御する流量制御部と、
    前記流量調整弁の下流側に配置され、前記燃料供給ラインを流れる前記燃料ガスの温度を検知する燃料ガス温度検知部と、
    前記燃料ガスの質量流量が所定の値になるように、前記燃料ガス温度検知部によって検知された温度に基づいて前記制御値を補正する温度補正部と、
    前記流量調整弁の下流側に配置され、前記燃料供給ラインを流れる前記燃料ガスの圧力を検知する燃料ガス圧力検知部と、
    前記燃料ガスの質量流量が所定の値になるように、前記燃料ガス圧力検知部によって検知された圧力に基づいて前記制御値を補正する圧力補正部と、
    を備えることを特徴とするボイラ装置。
  2. 前記熱量検知部は、前記流量調整弁の上流側に配置される請求項1に記載のボイラ装置。
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