JP6107391B2 - ボイラ - Google Patents

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Description

本発明は、燃焼率を変更して燃焼可能なボイラに関する。
蒸気を発生させる蒸気ボイラにおいて、ヘッダの蒸気圧力が蒸気消費量の変動に係わらず一定の目標圧力となるように、蒸気圧力のフィードバック制御を行うことでボイラの燃焼率を制御することが一般的に行われている。このフィードバック制御では、目標圧力とヘッダの蒸気圧力との偏差に比例ゲインを乗算した値を操作量(指示蒸気量)として算出し、この操作量に応じてボイラから指示蒸気量分の蒸気が発生するように、ボイラの燃焼状態を制御する。
このようなフィードバック制御では、圧力安定性を高めるために比例ゲインを適切に設定する必要がある。この点、特許文献1には、燃焼するボイラの台数に応じて圧力制御比例帯を調整するボイラの台数制御方法が開示されている。この台数制御方法によれば、ボイラの台数に応じて圧力制御比例帯が変更されるため、結果として、燃焼台数によって比例ゲインも変更されることになる。
特許第3808303号公報
ところで、特許文献1の台数制御方法では、PBa=PB(1+(Nc−1)K)により圧力制御比例帯(PBa)を算出するため、燃焼台数(Nc)が多いほど圧力制御比例帯(PBa)が広くなり、燃焼台数(Nc)が少ないほど圧力制御比例帯(PBa)が狭くなる。その結果、特許文献1の台数制御方法では、燃焼台数(Nc)が多い(高負荷時)ほど比例ゲインが低くなり、燃焼台数(Nc)が少ない(低負荷時)ほど比例ゲインが高くなる。
この点、比例ゲインを高く設定すると偏差に対して大きな操作量が算出され、比例ゲインを低く設定すると偏差に対して小さな操作量が算出される。そのため、特許文献1の台数制御方法のように、蒸気使用設備が多くの蒸気を使用している高負荷時に比例ゲインを低く設定すると、高負荷時に操作量が過少に算出され、負荷追従が遅れ高負荷時の圧力安定性が低下してしまう。同様に、蒸気使用設備があまり蒸気を使用しない低負荷時に比例ゲインを高く設定すると、低負荷時に操作量が過剰に算出され、ハンチング等の発生により低負荷時の圧力安定性が低下してしまう。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、圧力安定性を高めることのできるフィードバック制御が可能なボイラを提供することを目的とする。
本発明は、燃焼率を変更して燃焼可能なボイラであって、前記ボイラから出力される蒸気出力のフィードバック制御により前記ボイラの燃焼状態を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記ボイラの燃焼率を算出する燃焼率算出部と、前記フィードバック制御に用いる比例ゲインを、算出した前記燃焼率に基づき調整する比例ゲイン算出部と、調整された比例ゲインに基づいて前記フィードバック制御により前記ボイラの燃焼状態を制御するフィードバック制御部と、を備え、比例ゲイン調整部は、前記ボイラの燃焼率が低いほど前記比例ゲインを低く調整し、前記ボイラの燃焼率が高いほど前記比例ゲインを高く調整するボイラに関する。
本発明によれば、ボイラの燃焼率に応じて比例ゲインを適切に調整するため、圧力安定性を高めることのできるフィードバック制御が可能なボイラを提供することができる。
本発明の実施形態に係るボイラの概略を示す図である。 制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 制御装置の制御フローを示す説明図である。 比例ゲイン(KP)の算出方法を示す説明図である。
以下、本発明のボイラの好ましい一実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態のボイラ1は、水を加熱して蒸気を生成する蒸気ボイラである。このボイラ1は、図1に示すように、缶体10と、缶体10に燃焼用空気を送り込む送風機20と、缶体10と送風機20とを接続し燃焼用空気が流通する給気ダクト30と、給気ダクト30に配置されるダンパ40と、給気ダクト30に燃料ガスを供給する燃料供給装置50と、缶体10から排出される燃焼ガスが流通する排気筒60と、缶体10に水を供給する給水路(図示せず)と、ボイラ1の燃焼状態を制御する制御装置70と、を備える。
缶体10は、図1に示すように、ボイラ筐体11と、複数の水管12と、下部ヘッダ13と、上部ヘッダ14と、バーナ15と、を備える。
ボイラ筐体11は、缶体10の外形を構成し、平面視矩形形状の直方体状に形成される。このボイラ筐体11の長手方向の一端側に位置する第1側面11aには、給気口16が形成され、ボイラ筐体11の長手方向の他端側に位置する第2側面11bには、排気口17が形成される。
複数の水管12は、ボイラ筐体11の内部に上下方向に延びて配置されると共に、ボイラ筐体11の長手方向及び幅方向に所定の間隔をあけて配置される。
下部ヘッダ13は、ボイラ筐体11の下部に配置される。下部ヘッダ13には、複数の水管12の下端部が接続される。
上部ヘッダ14は、ボイラ筐体11の上部に配置される。上部ヘッダ14には、複数の水管12の上端部が接続される。上部ヘッダ14には、蒸気圧センサ18が設けられる。
蒸気圧センサ18は、信号線を介して、制御装置70に電気的に接続されている。蒸気圧センサ18は、上部ヘッダ14の内部の蒸気圧力(ボイラ1で発生した蒸気の圧力)を測定し、測定した蒸気圧力に係る信号(蒸気圧信号)を制御装置70に送信する。
バーナ15は、給気口16に配置される。
送風機20は、ファン及びこのファンを回転させるモータを有する送風機本体21と、ファン(モータ)の回転数を増減させるインバータ22と、を備える。送風機20は、インバータ22に入力される周波数に応じて、ファンが所定の回転数で回転することで、缶体10に燃焼用空気を送り込む。
給気ダクト30は、上流側の端部が送風機20に接続され、下流側の端部が給気口16に接続される。給気ダクト30は、送風機20から送り込まれた燃焼用空気を缶体10に供給する。
ダンパ40は、給気ダクト30の内部の燃焼用空気の流路を塞いだ閉状態と、この閉状態から90度回転し、給気ダクト30の内部の燃焼用空気の流路を開放した開状態との間で回転可能に配置される。
燃料供給装置50は、ガス供給ライン51と、このガス供給ラインに設けられる調整弁52及びノズル53と、を備える。
ガス供給ライン51は、給気ダクト30におけるダンパ40が配置された位置よりも下流側に接続され、給気ダクト30に燃料ガスを供給する。
調整弁52は、給気ダクト30に供給される燃料ガスの流通量を調整する。
ノズル53は、ガス供給ライン51の先端部に配置され、給気ダクト30に燃料ガスを噴出する。
排気筒60は、排気口17に接続される。排気筒60は、缶体10の内部で燃料ガスが燃焼して生じた燃焼ガスを排出する。
制御装置70は、制御部及び記憶部を備える装置であり、缶体10への燃焼用空気の供給量及び燃焼ガスの供給量を制御することで、ボイラ1の燃焼状態(燃焼率)を制御し、ボイラ1による蒸気の生成量を調整する。
以上のボイラ1によれば、送風機20により給気ダクト30に送り込まれた燃焼用空気は、ガス供給ライン51から供給された燃料ガスと混合され、燃料ガスと燃焼用空気との混合ガスがバーナ15から缶体10の内部に噴出され、燃焼される。そして、バーナ15による混合ガスの燃焼に伴って発生する熱により、下部ヘッダ13から複数の水管12の内部に供給された水が加熱され、蒸気が生成される。複数の水管12の内部において生成された蒸気は、上部ヘッダ14に集合された後、蒸気導出管(図示せず)を介して外部に導出される。また、混合ガスの燃焼により生じた燃焼ガスは、排気筒60から外部に排出される。
次に、制御装置70によるボイラ1の燃焼状態の制御の詳細について説明する。
制御装置70は、ボイラ1が蒸気を供給する負荷機器による蒸気の消費量に応じて、ボイラ1の燃焼率を変更し、蒸気の生成量を調整する。ここで、負荷機器の需要の増大により要求負荷(蒸気消費量)が増加し、上部ヘッダ14に供給される蒸気量(即ち、ボイラ1から発生する蒸気量(以下「出力蒸気量」と呼ぶことがある))が不足すれば、上部ヘッダ14の内部の蒸気圧力が減少することになる。一方、負荷機器の需要の低下により要求負荷(蒸気消費量)が減少し、上部ヘッダ14に供給される蒸気量が過剰になれば、上部ヘッダ14の内部の蒸気圧力が増加することになる。従って、ボイラ1は、蒸気圧センサ18により測定された蒸気圧力の変動に基づいて、要求負荷の変動をモニターすることができる。そして、制御装置70は、予め設定された目標圧力と上部ヘッダ14の蒸気圧力(ヘッダ圧力)とを比較することで、蒸気量の過不足を検知することができる。
そこで、制御装置70では、負荷機器に応じて予め設定された目標圧力とヘッダ圧力との偏差に対して、所定のPIDアルゴリズムに基づくフィードバック制御を行うことで、ヘッダ圧力が目標圧力となるために必要な蒸気量(操作量)を算出し、算出した蒸気量分の蒸気がボイラ1から出力されるようにボイラ1の燃焼状態を制御する。
ここで、本実施形態では、ボイラ1は、燃焼率を連続的に変更可能な比例制御ボイラにより構成される。比例制御ボイラとは、少なくとも、最小燃焼状態(例えば、最大燃焼量の20%の燃焼率における燃焼状態)から最大燃焼状態の範囲で、燃焼率が連続的に制御可能とされているボイラである。
なお、燃焼率を連続的に変更するとは、燃焼率が0.1%〜2%刻み、好ましくは1%刻みで制御される場合であっても、事実上連続的に変更することに含まれる。
本実施形態では、ボイラ1の燃焼停止状態と最小燃焼状態との間の燃焼率の変更は、ボイラ1(バーナ)の燃焼をオン/オフすることで制御される。そして、最小燃焼状態から最大燃焼状態の範囲においては、燃焼率が連続的に制御可能となっている。
なお、以下においては、燃焼率を20%〜100%の範囲で連続的に変更可能なボイラ1における燃焼状態の制御について説明する。
図2は、制御装置70の制御部の構成を示す機能ブロック図である。制御装置70の制御部は、燃焼率算出部71と、比例ゲイン調整部72と、フィードバック制御部73と、を含んで構成される。
燃焼率算出部71は、ボイラ1の燃焼率を算出する。ここで、燃焼率の算出は、任意の方法により行うこととしてよく、燃焼率算出部71は、例えば、ボイラ1の燃焼状態を制御する操作量に基づいて、ボイラ1の燃焼率を算出する。
比例ゲイン調整部72は、ボイラ1の燃焼状態を制御するフィードバック制御に用いる比例ゲインを、算出したボイラ1の燃焼率に基づいて調整する。詳細については、後述するが、比例ゲイン調整部72は、ボイラ1の燃焼率が低いほど比例ゲインを低く調整し、ボイラ1の燃焼率が高いほど比例ゲインを高く調整する。
フィードバック制御部73は、調整された比例ゲインに基づいてフィードバック制御によりボイラ1の燃焼状態を制御する。即ち、フィードバック制御部73は、目標圧力とヘッダ圧力との偏差に対して、比例ゲインに基づく所定の演算を行うことで(P制御)、ヘッダ圧力が目標圧力となるために必要な蒸気量(操作量)を算出し、この操作量に基づいてボイラ1の燃焼状態を制御する。
続いて、図3を参照して制御装置70の制御部の動作について説明する。図3は、制御装置70の制御フローを示す説明図である。
初めに、燃焼率算出部71がボイラ1の燃焼率を算出すると、算出した燃焼率が比例ゲイン調整部72に供給され、比例ゲインの演算が行われる。比例ゲインの演算では、比例ゲイン調整部72は、記憶部から比例ゲイン最大値及び比例ゲイン最小値を読み出す。
なお、比例ゲイン最大値(KPmax)は、ボイラ1の燃焼率が100%である場合の比例ゲインである。比例ゲイン最大値(KPmax)は、ボイラ1の最大蒸気量を比例帯及びフルスケール圧力から算出される制御幅で除算することで算出され、本実施形態では予め設定しておくものとする。
比例ゲイン最大値(KPmax)=最大蒸気量/(比例帯×フルスケール圧力)
比例帯×フルスケール圧力=制御幅
また、比例ゲイン最小値(KPmin)は、ボイラ1の燃焼率が20%である場合、即ち、ボイラ1が最小燃焼状態で燃焼している場合の比例ゲインである。比例ゲイン最小値(KPmin)は、比例ゲイン最大値(KPmax)に対して補正係数(A)を乗算することで算出される。なお、補正係数(A)は、0.1〜1.0までの間の任意の値であり、予め設定しておくものとする。
比例ゲイン最小値(KPmin)=比例ゲイン最大値(KPmax)×補正係数(A)
これら比例ゲイン最大値(KPmax)及び比例ゲイン最小値(KPmin)を記憶部から読み出すと、比例ゲイン調整部72は、ボイラ1の燃焼率(F)、比例ゲイン最大値(KPmax)及び比例ゲイン最小値(KPmin)により、現在の燃焼率(F)に基づいて比例ゲイン(KP)を算出(調整)する。
ここで、比例ゲイン(KP)の算出方法について図4を参照して具体的に説明する。図4は、比例ゲイン調整部72による比例ゲイン(KP)の算出方法を示す説明図である。
図4(1)を参照して、現在の燃焼率(F)に応じた比例ゲイン(KP)は、比例ゲイン最大値(KPmax)及び比例ゲイン最小値(KPmin)の2点を通る直線を用いて算出する。即ち、現在の燃焼率(F)に応じた比例ゲイン(KP)は、以下の式により算出する。
Figure 0006107391
なお、αは、2点を結ぶ直線のY切片である。
ここで、ボイラ1から出力する出力蒸気量と燃焼率(F)とは一対一の関係にあるため、上記式は、以下のように表される。
Figure 0006107391
なお、図4(1)では、比例ゲイン最大値(KPmax)及び比例ゲイン最小値(KPmin)の2点を通る「直線」を用いて現在の燃焼率(F)に応じた比例ゲイン(KP)を算出することとしているが、これに限られるものではなく、図4(2)に示すように2点を通る任意の曲線L1,L2により算出することとしてもよい。
これにより、比例ゲイン調整部72は、ボイラ1の燃焼率(F)が低いほど比例ゲイン(KP)を低く調整し、ボイラ1の燃焼率(F)が高いほど比例ゲイン(KP)を高く調整することができる。
図3に戻り、ボイラ1の燃焼率(F)に応じて比例ゲイン(KP)を調整すると、フィードバック制御部73は、目標圧力とヘッダ圧力との偏差と比例ゲイン(KP)とから操作量(出力すべき蒸気量)を算出し、この操作量に基づいてボイラ1の燃焼状態を制御する。これにより、上部ヘッダ14内の蒸気圧力が目標圧力と略一致するようにボイラ1の燃焼状態を制御することができる。
以上説明した本実施形態のボイラ1によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態のボイラ1においては、目標圧力とヘッダ圧力との偏差に基づくフィードバック制御によりボイラ1の燃焼状態を制御するところ、フィードバック制御に用いる比例ゲイン(KP)をボイラ1の燃焼率(F)に応じて調整する。具体的には、制御装置70の制御部は、ボイラ1の燃焼率(F)が低いほど比例ゲイン(KP)を低く調整し、ボイラ1の燃焼率(F)が高いほど比例ゲイン(KP)を高く調整する。
これにより、高負荷時には、目標圧力とヘッダ圧力との偏差に対して大きな操作量が算出されることになるため、早急な負荷追従を実現でき、圧力安定性が向上する。また、低負荷時には、目標圧力とヘッダ圧力との偏差に対して小さな操作量が算出されることになるため、制御の安定性が向上しハンチング等の発生を防止でき、圧力安定性が向上する。
以上、本発明のボイラ1の好ましい一実施形態につき説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態ではフィードバック制御についてP制御についてのみ説明し、その他の制御(I制御及びD制御)についての詳細を省略している。この点、フィードバック制御部73が実行するフィードバック制御は、P制御に限らずPI制御やPID制御等であってもよい。
また、上記実施形態では、ボイラ1を比例制御ボイラにより構成することとしているが、ボイラ1は比例制御ボイラに限らず、段階値制御ボイラにより構成することとしてもよい。なお、段階値制御ボイラとは、複数の段階的な燃焼位置を有し、燃焼を選択的にオン/オフしたり、炎の大きさを調整したりすること等により燃焼量を制御して、選択された燃焼位置に応じて燃焼量を段階的に増減可能なボイラである。一例として、ボイラ1を、燃焼停止位置、低燃焼位置及び高燃焼位置の3位置を有する3位置ボイラにより、構成することとしてもよい。もちろん、ボイラ1は、3位置に限らず、任意のN位置の燃焼位置を有することとしてもよい。
1 ボイラ
70 制御装置
71 燃焼率算出部
72 比例ゲイン調整部
73 フィードバック制御部

Claims (1)

  1. 燃焼率を変更して燃焼可能なボイラであって、
    前記ボイラから出力される蒸気出力のフィードバック制御により前記ボイラの燃焼状態を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記ボイラの燃焼率を算出する燃焼率算出部と、
    前記フィードバック制御に用いる比例ゲインを、算出した前記燃焼率に基づき調整する比例ゲイン算出部と、
    調整された比例ゲインに基づいて前記フィードバック制御により前記ボイラの燃焼状態を制御するフィードバック制御部と、
    を備え、
    比例ゲイン調整部は、前記ボイラの燃焼率が低いほど前記比例ゲインを低く調整し、前記ボイラの燃焼率が高いほど前記比例ゲインを高く調整する、ボイラ。
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