JP6492427B2 - 液晶表示装置、電子機器、及び液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置、電子機器、及び液晶表示装置の駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、液晶表示装置、電子機器、及び液晶表示装置の駆動方法に関する。
液晶パネルは、一対の基板のうち、一方の基板において画素毎に画素電極がマトリクス状に配列し、他方の基板においてコモン電極が各画素にわたって共通となるように設けられ、画素電極とコモン電極とで液晶を挟持した構成となっている。このような構成において、画素電極とコモン電極との間に、階調レベルに応じた電圧を印加・保持させると、液晶分子の配向状態が画素毎に規定され、これにより、透過率又は反射率が制御される。従って、上記の構成では、液晶分子に作用する電界のうち、画素電極からコモン電極に向かう方向(またはその反対方向)、すなわち基板面に対して垂直方向(以下、縦方向という。)の成分だけが、表示制御に寄与する、ということができる。
現在、液晶パネルを備える液晶表示装置には、高解像度化が求められている。そこで、液晶表示装置の一例であるプロジェクターにおいては、製造コストや製造容易性も鑑みて、液晶パネル自体の解像度を変更することなく、より高解像度な表示画像を得るための技術が種々提案されている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
この種の技術を適用したプロジェクターでは、仮に、1フレーム期間を第1フィールド期間と第2フィールド期間とに等分割し、第1フィールド期間においては第1の画像を液晶パネルに表示させ、第2フィールド期間においては第1の画像に対して1画素ピッチだけ(1画素分だけ)所定方向にシフトさせた第2の画像を液晶パネルに表示させる場合、第2フィールド期間においては、光路シフト素子を用いて0.5画素ピッチだけ前記所定方向の逆方向に第2の画像をシフトさせて投射する。これにより、スクリーン上では当該1フレーム期間において、人間の目の残像効果によって互いに0.5画素ピッチだけずれた第1の画像と第2の画像とが重畳されて視認されるため、擬似的に画素数が増加して高解像度化された表示画像が得られる。
しかしながら、このように1画素ピッチだけシフトさせた画像を、元の画像と連続して液晶パネルに表示させる場合、暗画素と明画素とが隣接する領域に、リバースチルトドメインと称される液晶の配向不良に起因する表示上の不具合が顕著に生じる。
リバースチルトドメインは、互いに隣接する画素電極同士で生じる電界、すなわち基板面に対して平行方向(以下、横方向という。)の電界に起因して生じる。具体的には、例えばVA(Vertical Alignment)方式やTN(Twisted Nematic)方式などのように縦方向の電界により駆動されるべき液晶に対して、横方向の電界が加わることで、液晶分子の配向状態が乱れることでリバースチルトドメインが発生し、表示上の不具合が生じる。
詳細には、リバースチルトドメインは、液晶パネル上で時間的に連続して画像を1画素ピッチだけシフトさせる場合に、暗画素と明画素とが隣接する領域に生じ得る。なお、リバースチルトドメインは、液晶表示装置の小型化に伴って、より生じやすくなる。これは、画素ピッチが小さくなると、横方向の電界が生じやすくなるからである。
特許文献3には、リバースチルトドメインに起因する表示上の不具合を低減させる技術が開示されている。すなわち、特許文献3に開示の技術では、暗画素と明画素との境界に発生する横電界を小さくするために、例えば暗画素の画素電極の電位が正極性の場合には、当該暗画素の液晶素子への印加電圧が引き上げられる。
特開平4−63332号公報 特開2008−203626号公報 特開2011−145501号公報
しかしながら、特許文献3に開示の技術では、画素電極の電位を変更する補正処理を行うため、コントラストの低下を招き得るので、高解像度化を目的とする技術との併用は不適切である。
本発明は、上述した事情に鑑みて為されたものであり、表示画像の擬似的な高解像度化を実現しつつ、これに伴うリバースチルトドメインによる表示上の不具合の発生を適切に低減させることを解決課題とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様に係る液晶表示装置は、複数の画素が配列された液晶パネルと、前記液晶パネルから射出される光の光路を変更可能な光路シフト素子と、入力された画像信号に基づいて、第1期間では第1画像に対応する第1画像信号を生成し、第2期間では前記第1画像と比較してn(nは2以上の自然数)画素分だけシフトした第2画像に対応する第2画像信号を生成し、前記第1画像信号及び前記第2画像信号を前記液晶パネルに供給する画像信号処理部と、前記光路シフト素子を駆動して、前記第2期間において前記光路シフト素子から射出される光の光路を、前記第1期間の光路を基準として前記シフトの方向とは逆方向にシフトさせる光路シフト素子駆動部と、を備えることを特徴とする。
この態様によれば、第1期間には液晶パネルに第1画像が表示され、第2期間には第1画像と比較してn(nは2以上の自然数)画素分だけシフトした第2画像が液晶パネルに表示される。ここで、第2期間においては、液晶パネルから射出される光の光路が、第1期間に液晶パネルから射出される光の光路を基準として、前記シフトの方向とは逆方向にシフトされる。従って、第1期間と第2期間とが充分に短い期間であれば、人間の目の残像効果によって、互いに僅かにずれた第1画像と第2画像とは重畳して視認され、擬似的に画素数が増加した(高解像度化された)表示画像となる。
ここで、リバースチルトドメインによる表示上の不具合は、液晶パネル上で時間的に連続して1画素分だけ画像をシフトさせた場合に顕著に生じるところ、第2画像は、第1画像と比較してn(nは2以上の自然数)画素分だけシフトした画像であるため、リバースチルトドメインによる表示上の不具合が大きく低減される。
従って、この態様によれば、表示画像の擬似的な高解像度化を実現しつつ、これに伴うリバースチルトドメインによる表示上の不具合の発生を、適切に(例えばコントラストの低下等を招くことなく)低減させることができる。
本発明の他の態様に係る液晶表示装置は、前記態様に係る液晶表示装置であって、前記光路シフト素子駆動部は、前記第2期間において前記光路シフト素子から射出される光の光路を、前記逆方向に(n−0.5)画素分だけシフトするように、前記光路シフト素子を駆動する、ことを特徴とする。
この態様によれば、第2画像は第1画像と比較して0.5画素分だけずれた(シフトした)ものとなる。従って、当該液晶表示装置が例えばプロジェクターであるとき、液晶パネル上の画像が投射されるスクリーン上で、第1画像を補間するように第2画像が投射され、より好ましい表示画像が実現する。
本発明の他の態様に係る液晶表示装置は、前記態様に係る液晶表示装置であって、前記複数の画素は、前記液晶パネルにおいて、互いに交差する行方向と列方向とに配列され、前記第2画像は、前記第1画像と比較して、前記行方向及び前記列方向に交差する方向にn(nは2以上の自然数)画素分だけシフトした画像である、ことを特徴とする。
この態様によれば、第2画像は、行方向と列方向とに対して交差する方向(例えば行方向と列方向とに対して45度を成す方向)にシフトした画像となる。これにより、第2画像が行方向又は列方向にシフトした画像である場合と比較して、より違和感なく視認され得る表示画像が実現する。
本発明の一態様に係る電子機器は、上述の態様のうち何れか一態様に記載の液晶表示装置を備える、ことを特徴とする。
この態様によれば、上述の態様のうち何れか一態様に記載の液晶表示装置と同様の効果を奏する電子機器を提供することができる。
本発明の一態様に係る液晶表示装置の駆動方法は、複数の画素が配列された液晶パネルと、前記液晶パネルから射出される光の光路を変更可能な光路シフト素子と、を備える液晶駆動装置の駆動方法であって、入力された画像信号に基づいて、第1期間では第1画像に対応する第1画像信号を生成すると共に、前記第1画像信号を前記液晶パネルに供給し、第2期間では前記第1画像と比較してn(nは2以上の自然数)画素分だけシフトした第2画像に対応する第2画像信号を生成すると共に、前記第2画像信号を前記液晶パネルに供給し、且つ、前記光路シフト素子を駆動して、前記第2期間において前記光路シフト素子から射出される光の光路を、前記第1期間の光路を基準として前記シフトの方向とは逆方向にシフトさせる、ことを特徴とする。
この態様によれば、第1期間には液晶パネルに第1画像が表示され、第2期間には第1画像と比較してn(nは2以上の自然数)画素分だけシフトした第2画像が液晶パネルに表示される。ここで、第2期間においては、液晶パネルから射出される光の光路が、第1期間に液晶パネルから射出される光の光路を基準として、前記シフトの方向とは逆方向にシフトされる。従って、第1期間と第2期間とが充分に短い期間であれば、人間の目の残像効果によって、互いに僅かにずれた第1画像と第2画像とは重畳して視認され、擬似的に画素数が増加した(高解像度化された)表示画像となる。
ここで、リバースチルトドメインによる表示上の不具合は、液晶パネル上で時間的に連続して1画素分だけ画像をシフトさせた場合に顕著に生じるところ、第2画像は、第1画像と比較してn(nは2以上の自然数)画素分だけシフトした画像であるため、リバースチルトドメインによる表示上の不具合が大きく低減される。
従って、この態様によれば、表示画像の擬似的な高解像度化を実現しつつ、これに伴うリバースチルトドメインによる表示上の不具合の発生を適切に低減させることができる。
プロジェクターの光学系の構成例を示す模式図。 光路シフト素子の構成例を示す図。 プロジェクターの制御系の構成例を示す模式図。 第1フィールド期間及び第2フィールド期間における表示画像の一例を説明する図。 タイミング制御部による光路シフト素子駆動部の制御に係るタイミングチャートを示す図。 リバースチルトドメイン、及びリバースチルトドメインが発生した場合の液晶分子の動きを説明する図。 リバースチルトドメインの発生、残存、及び消滅について説明する図。 TN方式の液晶パネルにおけるリバースチルトドメインの発生箇所を説明する図。 第2変形例に係るプロジェクターの第1フィールド期間及び第2フィールド期間における表示画像の一例を説明する図。
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る様々な実施の形態を説明する。図面においては、各部の寸法の比率は実際のものとは適宜に異ならせてある。
以下、本発明の一実施形態に係る投写方式表示装置(以下、プロジェクターという。)1の光学系の構成例を説明する。図1は、プロジェクター1の光学系の構成例を示す模式図である。プロジェクター1は、照明装置20と分離光学系40と三個の液晶パネル10R,10G,10Bと投射光学系60とを備える。
すなわち、プロジェクター1の内部には、例えばハロゲンランプ等の白色光源からなる照明装置20が設けられ、照明装置20から射出された白色光(可視光)は、内部に配置された三個のミラー41,42,45及びダイクロイックミラー43,44によって赤(以下、Rという。)、緑(以下、Gという。)、青(以下、Bという。)の3原色に分離されて、各原色に対応する液晶パネル10R,10G,10Bにそれぞれ導かれる。分離光学系40は、ミラー41,42,45とダイクロイックミラー43,44とを備え、照明装置20から射出された白色光を、R,G,Bの3原色に分離する。
具体的には、ダイクロイックミラー44は、白色光のうち、Rの波長域の光を透過し、G、Bの波長域の光を反射し、ダイクロイックミラー43は、ダイクロイックミラー44によって反射したG、Bの波長域の光のうち、Bの波長域の光を透過し、Gの波長域の光を反射する。
ここで、液晶パネル10R、10G及び10Bは、それぞれ空間光変調器として用いられる。液晶パネル10R,10G,10Bは、例えば1080行の走査線と1920列のデータ線とを備え、縦1080行×横1920列のマトリクス状に配列された画素を有し、各画素において、入射光に対する出射(透過)光の偏光状態が階調に応じて制御される。なお、上述した液晶パネル10R,10G,10Bの走査線、データ線、及び画素の数は一例であって、上述した例に限られるものではない。
液晶パネル10R,10G,10Bは、走査線とデータ線との交差に対応して略正方形の形状を呈する画素電極が設けられ、これら画素電極に対向すると共に各画素にわたって共通の対向電極が設けられている。また、画素電極と対向電極との間には、例えばVA方式の液晶が設けられている。
このような構成において、ある走査線が選択されると、当該選択された走査線に位置する画素電極に、当該画素電極に対応するデータ線の電圧が印加されると共に、選択が解除されても、印加された電圧が容量性によって保持されるように構成されている。
液晶パネル10R,10G,10Bによってそれぞれ変調された光は、ダイクロイックプリズム61に対し三方向から入射する。このダイクロイックプリズム61において、Rの光及びBの光は90度で屈折する一方、Gの光は直進するので、R及びBの各原色の画像が合成される。
ダイクロイックプリズム61の出射側には、光路シフト素子100及び投射レンズ系62がこの順に配置されている。光路シフト素子100は入射光に対して出射光を所定の方向にシフトさせる素子である。光路シフト素子100の具体的な構成例については、図2を参照して後述する。
投射レンズ系62は、光路シフト素子100から射出した光(合成像)を、投射面80に拡大投射する。なお、液晶パネル10R,10G,10Bには、ダイクロイックミラー43,44によって、それぞれに対応するR、G、Bの原色に対応する光が入射するので、カラーフィルタを設ける必要はない。
また、液晶パネル10R,10Bの透過像は、ダイクロイックプリズム61により反射した後に投射面80に投射されるのに対し、液晶パネル10Gの透過像は、ダイクロイックプリズム61を直進して投射されるので、液晶パネル10R,10Bにより形成される画像と、液晶パネル10Gにより形成される画像とは、左右反転の関係にある。
上述したように、投射光学系60は、ダイクロイックプリズム61と光路シフト素子100と投射レンズ系62とを備える。
図2は、光路シフト素子100の一構成例を示す図である。光路シフト素子100は、光路シフト素子駆動部15の出力信号(後述する制御信号CTL)に基づいて駆動され、入射した光の光路をずらす(シフトする)。ダイクロイックプリズム61から射出した光の光路が、光路シフト素子100によってシフトされると、投射面80上では、図2に示すように画素がずれて(シフトされて)表示される。図2に示す例では、第1光学素子101は例えば1/2波長板であり、第2光学素子102は例えば偏光角回転素子であり、第3光学素子103は例えば複屈折素子である。
なお、光路シフト素子100の構成は、図2に示す例に限られず、ダイクロイックプリズム61から射出された光の光路をずらして(シフトして)射出するものであれば、どのような構成でもよい。
以下、プロジェクター1の制御系の構成について説明する。図3は、プロジェクター1の制御系の構成例を示す模式図である。同図に示すようにプロジェクター1は、フレームメモリ11mを備える画像信号処理部11と、タイミング制御部13と、光路シフト素子駆動部15と、を備える。
画像信号処理部11は、当該プロジェクター1に入力された画像信号VIDを、各色(R,G,B)の各フレーム毎にフレームメモリ11mに格納する。ここで、1フレーム期間を二等分して成る期間を、「第1フィールド期間」と「第2フィールド期間」とする。画像信号処理部11は、液晶パネル10R,10G,10Bを駆動する際には、「第1フィールド期間」と「第2フィールド期間」とで、所定画素ピッチだけずれた(シフトした)画像が液晶パネル10R,10G,10Bに表示されるように、フレームメモリ11mから当該フレームのデータ信号(Dr,Dg,Db)を読み出し、液晶パネル10R,10G,10Bに供給する。
以下、第1フィールド期間に液晶パネル10R,10G,10Bに表示される画像を「画像P」と称し、第2フィールド期間に液晶パネル10R,10G,10Bに表示される画像を「画像Q」と称する。図4は、画像P及び画像Qの表示例を示す図である。
図4(b)に示す画像Qは、図4(a)に示す画像Pと同一フレームのデータ信号(Dr,Dg,Db)による画像であって、画像Pに対して2画素ピッチ、所定方向にシフトした画像である。ここで所定方向とは、例えば互いに交差する行方向と列方向とに対して交差する方向であり、図4に示す例では行方向と列方向とに対して略45度を成す右下方向である。
すなわち、画像信号処理部11は、本実施形態では行方向と列方向とに対して略45度を成す右下方向に、互いに2画素ピッチだけずれた画像Pと画像Qとを、液晶パネル10R,10G,10Bに表示させるためのデータ信号(Dr,Dg,Db)を、フレームメモリ11mから読み出し、当該液晶パネル10R,10G,10Bに供給する。
換言すれば、画像信号処理部11は、第1期間(第1フィールド期間)では第1画像(画像P)に対応する第1画像信号(データ信号)を生成し、第2期間(第2フィールド期間)では前記第1画像(画像P)と比較してn(nは2以上の自然数)画素分だけシフトした第2画像(画像Q)に対応する第2画像信号(データ信号)を生成し、前記第1画像信号(データ信号)及び前記第2画像信号(データ信号)を前記液晶パネル10R,10G,10Bに供給する。
タイミング制御部13は、データ信号を液晶パネル10R,10G,10Bの各画素電極に供給するためのクロック信号等を生成し、当該液晶パネル10R,10G,10Bのデータ線駆動回路(不図示)に供給する。
また、タイミング制御部13は、入力された画像信号VIDに基づいて、光路シフト素子駆動部15を制御することで、光路シフト素子100の駆動のタイミングを制御する。図5は、タイミング制御部13による光路シフト素子駆動部15の制御に係るタイミングチャートを示す図である。
同図において、「F」は1フレーム期間を示し、「f」は第1フィールド期間を示し、「f」は第2フィールド期間を示し、「VID[k]」は第kフレームの画像信号を示している。また、同図において「CTL」はタイミング制御部13が光路シフト素子駆動部15を動作させる制御信号を示している。
また、同図において「R[kP]」は第kフレームの画像Pに係るRのデータ信号を示し、「R[kQ]」は第kフレームの画像Qに係るRのデータ信号を示し、「G[kP]」は第kフレームの画像Pに係るGのデータ信号を示し、「G[kQ]」は第kフレームの画像Qに係るGのデータ信号を示し、「B[kP]」は第kフレームの画像Pに係るBのデータ信号を示し、「B[kQ]」は第kフレームの画像Qに係るBのデータ信号を示している。
画像信号処理部11及びタイミング制御部13には、R,G,Bそれぞれのデータ信号を含む画像信号VIDが時分割で入力され、画像信号処理部11に入力された画像信号VIDは、各色の各フレーム毎にメモリ11mに格納される。図5に示す例では、フレームメモリ11mに格納された第1フレームの画像信号VID[1]は、第1フィールド期間fにおいて、画像Pに係るデータ信号R[1P],G[1P],B[1P]として読み出され、液晶パネル10R,10G,10Bに供給される。
続く第2フィールド期間fにおいては、第1フレームの画像信号VID[1]は、画像Qに係るデータ信号R[1Q],G[1Q],B[1Q]として読み出され、液晶パネル10R,10G,10Bに供給されると共に、タイミング制御部13によって、制御信号CTLのレベルが、光路シフト素子駆動部15を動作させるハイレベルに設定される。
これにより、第2フィールド期間fでは、光路シフト素子駆動部15によって光路シフト素子100が駆動され、投射面80上における画像Qの投射像(の光路)が、図4(c)に示すように、画像信号処理部11によるシフトの方向(液晶パネル10R,10G,10B上でのシフトの方向)とは逆方向に、1.5画素ピッチだけシフトされる。
ここで液晶パネル10R,10G,10B上での画像Pに対する画像Qのシフト量と、光路シフト素子100によるシフトのシフト量との差分は、0.5画素(又は0.5画素近傍の値)ピッチであることが好ましい。これにより、投射面80上では、人間の目の残像効果によって、図4(d)に示すように第1フィールド期間fの画像Pを構成する各画素同士の間隙を補間するように、第2フィールド期間fの画像Qを構成する各画素が視認される。つまり、投射面80上で擬似的に高解像度化された画像が観察者によって視認される。
なお、従来の技術による画像の擬似的な高解像度化処理では、第1フィールド期間の表示画像に対して1画素ピッチだけ所定方向にシフトさせた画像を第2フィールド期間の表示画像としている。この処理によれば、リバースチルトドメインに起因する表示上の不都合が顕著に生じる。以下、図6を参照して、リバースチルトドメイン、及びリバースチルトドメインが発生した場合の液晶分子mの動きについて説明する。
図6(a)は、縦4行×横4列の16個の画素Pxが或る1フレームにおいて表示する階調と、これら16個の画素Pxにおいて発生するリバースチルトドメインRTDについて示す図である。同図において白く表示された画素Pxは、液晶層に白表示電圧が印加された明画素Pxwであり、黒く表示された画素Pxは、液晶層に黒表示電圧が印加された暗画素Pxbである。明画素Pxwの液晶分子は明視方向L側に配向し、暗画素Pxbの液晶分子は紙面に垂直な方向に配向している。
図6(b)は、図6(a)に示された16個の画素Pxを、4個の画素Px1〜Px4の対角線を通る直線α−βで切断した断面を描いた模式図である。ここで、画素Px1、Px2、及びPx4は白表示電圧が印加された明画素Pxwであり、画素Px3は黒表示電圧が印加された暗画素Pxbである。また、図6(b)において符号231が付された電極は画素電極であり、符号233が付された電極は対向電極233である。
図6(b)に示すように、暗画素Px3の画素電極231と、明画素Px4の画素電極231との間には横電界が存在する。この横電界の影響により、画素Px3及びPx4の間に存在する液晶分子mは、明視方向Lとは逆向きに傾き配向が乱れた状態となり、リバースチルトドメインRTDが形成される。そして、液晶分子mが配向不良となった場合、当該液晶分子mが本来の明視方向L側に傾いた状態に戻るまでは一定の時間を要するため、リバースチルトドメインRTDは一定の期間存続することになる。
ここでリバースチルトドメインRTDは、暗画素Pxbから見て明視方向Lと逆側に明画素Pxwが隣り合う場合に、これら2つの画素Pxの境界付近で発生する。
図6(b)に示すように、画素Px3の画素電極231と画素Px2の画素電極231との間においても、横電界が存在している。この横電界は、液晶分子mを明視方向L側に傾けようとする横電界である。液晶分子mは、本来、縦電界により明視方向L側に傾くように制御されるものであるため、横電界の影響により明視方向L側に傾かされた場合は、当該横電界が消滅すれば速やかに本来の(横電界が存在しない場合の)傾きに戻ることが可能である。従って、この場合にはリバースチルトドメインRTDは形成されにくい。
このように、リバースチルトドメインRTDは、画素Px3と画素Px4との境界近傍、すなわち、暗画素Pxbから見て明視方向Lと逆側に明画素Pxwが隣り合う場合の当該2つの画素Pxの境界において、発生する。
このように発生したリバースチルトドメインRTDが、長期間に渡って存続した場合、表示上の不具合がユーザに視認される。そして、リバースチルトドメインRTDが存続する期間は、当該リバースチルトドメインRTDの発生後に、その発生箇所の近傍の画素Pxにおける階調に依存する。以下、図7(a)を参照して具体的に説明する。図7(a)は、液晶パネルに表示された画像が1画素ピッチずつ右にシフトする(スクロールする)場合に生じるリバースチルトドメインRTDを示している。液晶パネル上に表示された画像を1画素ピッチだけシフトさせる処理は、例えば、従来の液晶表示装置における擬似的な高解像度化の処理にて行われる。
なお、図7(a)では、暗画素Pxbを黒色で表示し、明画素Pxwを白色で表示し、リバースチルトドメインを斜線で表示している。
図7(a)に示すように、暗画素Pxbが1フレームに1画素ずつ右にシフトし、当該暗画素Pxbに隣り合う明画素Pxwも1フレームに1画素ずつ右にシフトする場合、リバースチルトドメインRTDは、そのシフト方向に拡大していき、長期にわたり残存する。
具体的には、第kフレームにおいて、画素Px1の左辺及び下辺の近傍でリバースチルトドメインRTDが発生し、続く第k+1フレームにおいて、画素Px2の左辺及び下辺近傍でリバースチルトドメインRTDが発生する。そして、第kフレームで発生したリバースチルトドメインと、第k+1で発生したリバースチルトドメインとが結合して、一つの領域が形成される。同様に、第k+2フレームと第k+3フレームとにおいて、リバースチルトドメインRTDが新たに発生し、これらが、第kフレーム及び第k+1フレームにおいて発生したリバースチルトドメインRTDと結合する。その結果、リバースチルトドメインが横方向に拡大し、本来白が表示されるべき画素Pxに横一列の黒線が表示される「横線」が形成されてしまう。
リバースチルトドメインRTDが形成された領域に存在する液晶分子mは、配向の乱れた状態を保つように互いに支え合う。配向の乱れた液晶分子mが互いに支え合う力は、複数のリバースチルトドメインRTDが結合してその領域が拡大するにつれて強くなる。従って、複数のリバースチルトドメインRTDが結合して形成される横線は、長期間にわたって残存することになる。さらに、この横線によって挟まれた画素Pxについては、液晶分子mの配向が乱れやすく、特に表示上の不具合が生じやすい。
一方、図7(b)は、液晶パネルに表示された画像が2画素ピッチずつ右にシフトする(スクロールする)場合に生じるリバースチルトドメインRTDを示している。液晶パネル上に表示された画像を2画素ピッチだけシフトさせる処理は、例えば、本実施形態に係るプロジェクターにおける擬似的な高解像度化の処理にて行われる。なお、図7(a)と同様、図7(b)においても暗画素Pxbを黒色で表示し、明画素Pxwを白色で表示し、リバースチルトドメインを斜線で表示している。
図7(b)に示すように、暗画素Pxbが1フレームに2画素ずつ右にシフトし、当該暗画素Pxbに隣り合う明画素Pxwも1フレームに2画素ずつ右にシフトする場合、リバースチルトドメインRTDは比較的短期間に消滅する。
具体的には、第kフレームにおいて、暗画素Pxbである画素Px1の下辺及び左辺の近傍にリバースチルトドメインRTDが発生する。そして、第k+1フレームでは、暗画素Pxbである画素Px3の下辺及び左辺の近傍にリバースチルトドメインRTDが発生するが、画素P2が明画素Pxwとなり、画素Px1の左辺及び下辺近傍で存在していた横電界が消滅する。横電界が消滅した場合、リバースチルトドメインRTDの領域内にある液晶分子mは、明視方向L側に傾くことが可能となる。また、リバースチルトドメインRTDの領域の周辺に存在する液晶分子mは、縦電界により駆動され明視方向L側に傾くため、リバースチルトドメインRTDの領域内の液晶分子mもその影響を受けて、徐々に明視方向L側に傾くことになる。その結果、リバースチルトドメインRTDの領域は徐々に縮小する。
第k+2フレームと第k+3フレームとにおいては、10個の画素Pxが全て明画素Pxwとなり、10個の画素Pxの中に横電界が存在しない状態が継続し、画素Px1に存在するリバースチルトドメインRTDは徐々に低減し、やがて消滅する。このように、リバースチルトドメインRTDが比較的短期間のうちに消滅する場合は、リバースチルトドメインRTDに起因する表示上の不具合は、ユーザーにより視認される可能性は極めて低い。
本実施形態は、図7(b)に示す原理を利用し、擬似的な高解像度化を実現しつつ、それに伴うリバースチルトドメインRTDに起因する表示上の不具合を低減させる。すなわち、本実施形態では、第2フィールド期間に表示させる画像Qを、第1フィールド期間に表示させる画像Pに対して2画素(又は2画素以上)シフトさせた画像とすることで、図7(b)に示す例のようにリバースチルトドメインRTD同士の連結を防止し、リバースチルトドメインRTDに起因する表示上の不具合を大きく低減させる。より具体的には、第2フィールド期間においては、リバースチルトドメインRTD同士が連結しないような画像Qを液晶パネル10R,10G,10Bに表示させる。これにより、複数の暗画素Pxbで発生したリバースチルトドメインRTD同士が結合して横線が発生してしまうことが抑制され、表示上の不具合が低減される。
なお、nを2以上の自然数とし、液晶パネル10R,10G,10B上での画像Pと画像Qとのずれ量がn画素ピッチとすると、光路シフト素子駆動部15は、第2フィールド期間において光路シフト素子100から射出される光の光路を、逆方向に(n−0.5)画素分だけシフトするように、光路シフト素子100を駆動することが好ましい。
以上説明したように、本実施形態によれば、表示画像の擬似的な高解像度化を実現しつつ、これに伴うリバースチルトドメインによる表示上の不具合の発生を適切に低減させた液晶表示装置、電子機器、及び液晶表示装置の駆動方法を提供することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、この実施形態に対して以下に述べる変形を加えても良い。
<第1変形例>
上述した実施形態では、液晶パネル10R,10G,10Bに、VA方式の液晶パネルを用いているが、TN方式の液晶を用いても勿論良い。TN方式の液晶パネルを用いる場合は、液晶の明視方向、及びリバースチルトドメインの発生箇所は、上述した実施形態のVA方式の液晶とは異なる。例えば、ノーマリーホワイトモードの液晶素子を採用する場合を想定する。この時、図8に示すように、対向基板に走査線方向に沿って図中右側から左側にラビング処理がなされ、素子基板にデータ線方向に沿って図中下側から上側にラビング処理がなされた場合、液晶の明視方向Lは、図中左下αから右上βへと向かう方向となり、リバースチルトドメインの発生領域は、明画素Pxwの中で、明視方向側の領域に発生する。
<第2変形例>
図9は、第2変形例に係るプロジェクターの第1フィールド期間f及び第2フィールド期間fにおける表示画像の一例を説明する図である。本第2変形例では、画像Qを図9に示すように生成することで、投射面80上で、画像Pにおける斜め方向のエッジが、より滑らかに補間されて視認されるようにする。
上述した実施形態では、図4(a),(b)に示すように、画像Pと同一フレームのデータ信号(Dr,Dg,Db)による画像であって、画像Pに対して、行方向と列方向とに対して略45度を成す右下方向に、2画素ピッチだけシフトさせた画像を画像Qとしている。
他方、本第2変形例では、画像P(図9(a)参照)と同一フレームのデータ信号(Dr,Dg,Db)による画像であって、当該画像Pに対して、行方向と列方向とに対して略45度を成す右下方向に1画素ピッチ、且つ、行方向に対して垂直下方向に1画素ピッチだけシフトさせた画像(図9(b)参照)を、画像Qとする。
そして、第2フィールド期間fにおいては、上述した実施形態と同様に光路シフト素子駆動部15によって光路シフト素子100が駆動され、投射面80上における画像Qの投射像(の光路)が、図9(c)に示すように、行方向と列方向とに対して略45度を成す左上方向に、1.5画素ピッチだけシフトされる。
これにより、投射面80上では、人間の目の残像効果によって、図9(d)に示すように第1フィールド期間fの画像Pを構成する各画素同士の間隙を補間するように、第2フィールド期間fの画像Qを構成する各画素が視認される。すなわち、投射面80上で、画像Pにおける斜め方向のエッジが、上述した実施形態と比較して、より滑らかに補間されて視認される。つまり、投射面80上で擬似的に高解像度化された画像が観察者によって視認される。
<応用例>
デジタルカメラの背面には、撮影者が覗き込むための接眼部が設けられており、接眼部に対応する本体の内部には電子ビューファインダー(EVF: Electronic View Finder)が設けられている。ここでEVFは、EVF用画像表示部としての液晶パネルと、液晶パネルを駆動する駆動制御装置と、を備える。
このEVF用画像表示部としての液晶パネルに対して、上述した実施形態の光路シフト素子100と光路シフト素子駆動部15とを設けると共に、画像信号処理部11及びタイミング制御部13による処理を適用することで、表示画像の擬似的な高解像度化を実現しつつ、これに伴うリバースチルトドメインによる表示上の不具合の発生を適切に低減させたデジタルカメラを提供することができる。
1…プロジェクター、10R,10G,10B…液晶パネル、11…画像信号処理部、11m…フレームメモリ、13…タイミング制御部、15…光路シフト素子駆動部、20…照明装置、40…分離光学系、41,42,45…ミラー、43,44…ダイクロイックミラー、60…投射光学系、61…ダイクロイックプリズム、62…投射レンズ系、80…投射面、100…光路シフト素子、101…第1光学素子、102…第2光学素子、103…第3光学素子、231…画素電極、233…対向電極。

Claims (5)

  1. 複数の画素が配列された液晶パネルと、
    前記液晶パネルから射出される光の光路を変更可能な光路シフト素子と、
    入力された画像信号に基づいて、第1期間では第1画像に対応する第1画像信号を生成し、第2期間では前記第1画像と比較してn(nは2以上の自然数)画素分だけシフトした第2画像に対応する第2画像信号を生成し、前記第1画像信号及び前記第2画像信号を前記液晶パネルに供給する画像信号処理部と、
    前記光路シフト素子を駆動して、前記第2期間において前記光路シフト素子から射出される光の光路を、前記第1画像に対する前記第2画像のシフト量との差が0.5画素となるように前記第1期間の光路を基準として前記シフトの方向とは逆方向にシフトさせる光路シフト素子駆動部と、
    を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記光路シフト素子駆動部は、前記第2期間において前記光路シフト素子から射出される光の光路を、前記逆方向に(n−0.5)画素分だけシフトするように、前記光路シフト素子を駆動する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記複数の画素は、前記液晶パネルにおいて、互いに交差する行方向と列方向とに配列され、
    前記第2画像は、前記第1画像と比較して、前記行方向及び前記列方向に交差する方向にn(nは2以上の自然数)画素分だけシフトした画像である、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記請求項1乃至前記請求項3のうちいずれか一項に記載の液晶表示装置を備える、
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 複数の画素が配列された液晶パネルと、前記液晶パネルから射出される光の光路を変更可能な光路シフト素子と、を備える液晶駆動装置の駆動方法であって、
    入力された画像信号に基づいて、第1期間では第1画像に対応する第1画像信号を生成すると共に、前記第1画像信号を前記液晶パネルに供給し、
    第2期間では前記第1画像と比較してn(nは2以上の自然数)画素分だけシフトした第2画像に対応する第2画像信号を生成すると共に、前記第2画像信号を前記液晶パネルに供給し、且つ、前記光路シフト素子を駆動して、前記第2期間において前記光路シフト素子から射出される光の光路を、前記第1画像に対する前記第2画像のシフト量との差が0.5画素となるように前記第1期間の光路を基準として前記シフトの方向とは逆方向にシフトさせる、
    ことを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
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