JP6492298B2 - 車両の制御装置 - Google Patents
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前記第1の電子制御装置に電力を供給する電源と、
前記演算回路と前記電源との間に設けられたイグニッションスイッチと、
前記イグニッションスイッチと前記演算回路の間に設けられると共に、前記信号送受信回路と接続されたリレーと、
前記リレーを介さずに前記電源と接続され、前記リレーに信号を送信する配線が接続された第2の電子制御装置と、
を備えた車両の制御装置であって、
前記第2の電子制御装置は、前記信号送受信回路から出力された信号が正常か異常かを判定すると共に、異常であると判定した場合、前記リレーを遮断する遮断信号を出力し、前記第1の電子制御装置は、前記リレーが遮断されたことを検知したときは前記信号送受信回路からの信号の出力を停止し、
前記電源回路は、前記イグニッションスイッチ及び前記リレーを介さずに前記電源と接続し、前記演算回路から内部電源をオフする信号を受信すると、前記内部電源をオフするセルフシャット機能を有し、
前記第2の電子制御装置は、前記イグニッションスイッチがオンすると、前記第1の電子制御装置に前記信号送受信回路からの信号送信を停止する試験の開始を通知し、
前記第1の電子制御装置は、前記第2の電子制御装置から前記信号送信を停止する試験の開始を受信すると、前記セルフシャット機能の作動を禁止し、
前記第2の電子制御装置は、前記信号送受信回路からの信号送信を停止する試験の開始を通知後、前記リレーを遮断する遮断信号を出力し、前記信号送受信回路からの信号の出力が停止するか否かを試験することとした。
次に、自動変速機の構成について説明する。入力軸Input側から軸方向出力軸Output側に向けて、第1遊星ギヤセットGS1,第2遊星ギヤセットGS2の順に配置されている。また、摩擦締結要素として複数のクラッチC1,C2,C3及びブレーキB1,B2,B3,B4が配置されている。また、複数のワンウェイクラッチF1,F2が配置されている。
図2はコントロールバルブユニットCVUの油圧回路を表す回路図である。以下、回路構成について説明する。実施例1の油圧回路には、エンジンにより駆動された油圧源としてのオイルポンプOP(もしくは電動オイルポンプ)と、運転者のシフトレバー操作と連動して、ライン圧PLを供給する油路を切り換えるマニュアルバルブMVと、ライン圧を所定の一定圧に減圧するパイロットバルブPVが設けられている。
エンジンにより駆動されるオイルポンプOPの吐出圧は、ライン圧に調圧された後、油路101及び油路102に供給される。油路101には、運転者のシフトレバー操作に連動して作動するマニュアルバルブMVと接続された油路101aと、フロントブレーキB1の締結圧の元圧を供給する油路101bと、H&LRクラッチC3の締結圧の元圧を供給する油路101cが接続されている。
[変速作用]
図3は実施例1の自動変速機用歯車変速装置での前進7速後退1速の締結作動表を示す図、図4は各変速段におけるソレノイドバルブSOL1〜SOL7の作動表を表す図である。各クラッチC1,C2,C3及び各ブレーキB1,B2,B3,B4には、正常時には図3の締結作動表に示すように、前進7速後退1速の各変速段にて締結圧(○印)や解放圧(無印)が供給される。
1速は、エンジンブレーキ作用時(エンジンブレーキレンジ位置選択中)とエンジンブレーキ非作用時(通常前進走行レンジ位置選択中)とで異なる締結要素が作用する。エンジンブレーキ作用時は、図3の(○)に示すように、フロントブレーキB1とローブレーキB2とH&LRクラッチC3との締結により得られる。尚、フロントブレーキB1に並列に設けられた第1ワンウェイクラッチF1と、H&LRクラッチC3と並列に設けられた第2ワンウェイクラッチF2もトルク伝達に関与する。エンジンブレーキ非作用時は、フロントブレーキB1とH&LRクラッチC3は解放され、ローブレーキB2のみが締結され、第1ワンウェイクラッチF1と第2ワンウェイクラッチF2によりトルク伝達される。
このとき、図4のソレノイドバルブ作動表に示すように、第1〜第3ソレノイドバルブSOL1〜SOL3及び第6及び第7ソレノイドバルブSOL6,SOL7をオンとし、それ以外をオフとすることで、所望の締結要素に締結圧が供給される。
2速は、エンジンブレーキ作用時(エンジンブレーキレンジ位置選択中)とエンジンブレーキ非作用時(通常前進走行レンジ位置選択中)とで異なる締結要素が締結する。エンジンブレーキ作用時は、図3の(○)に示すように、ローブレーキB2と2346ブレーキB3とH&LRクラッチC3との締結により得られる。尚、H&LRクラッチC3と並列に設けられた第2ワンウェイクラッチF2もトルク伝達に関与する。エンジンブレーキ非作動時は、H&LRクラッチC3は解放され、ローブレーキB2と2346ブレーキB3が締結され、第2ワンウェイクラッチF2によりトルク伝達される。
このとき、図4のソレノイドバルブ作動表に示すように、第1,第2,第5〜第7ソレノイドバルブSOL1,SOL2,SOL5,SOL6,SOL7をオンとし、それ以外をオフとすることで、所望の締結要素に締結圧が供給される。
3速は、図3に示すように、2346ブレーキB3とローブレーキB2とダイレクトクラッチC2との締結により得られる。
この3速では、2346ブレーキB3が締結されているため、入力軸Inputから第2リングギヤR2に入力された回転は、第2遊星ギアG2により減速される。この減速された回転が第1連結メンバM1から第4リングギヤR4に出力される。また、ダイレクトクラッチC2が締結されているため、第4遊星ギアG4は一体となって回転する。また、ローブレーキB2が締結されているため、第4リングギヤR4と一体に回転する第4キャリヤPC4から第2連結メンバM2を介して第3リングギヤR3に入力された回転は、第3遊星ギアG3により減速され、第3キャリヤPC3から出力される。このように第4遊星ギアG4はトルク伝達に関与するが減速作用には関与しない。
このとき、図4のソレノイドバルブ作動表に示すように、第1,第2,第4,5及び第7ソレノイドバルブSOL1,SOL2,SOL4,SOL5,SOL7をオンとし、それ以外をオフとすることで、所望の締結要素に締結圧が供給される。
4速は、図3に示すように、2346ブレーキB3とダイレクトクラッチC2とH&LRクラッチC3との締結により得られる。
この4速では、2346ブレーキB3が締結されているため、入力軸Inputから第2リングギヤR2に入力された回転は、第2遊星ギアG2のみにより減速される。この減速された回転が第1連結メンバM1から第4リングギヤR4に出力される。また、ダイレクトクラッチC2及びH&LRクラッチC3が締結されているため、第2遊星ギヤセットGS2は一体で回転する。よって、第4リングギヤR4に入力された回転は、そのまま第3キャリヤPC3から出力される。
このとき、図4のソレノイドバルブ作動表に示すように、第2及び第5ソレノイドバルブSOL2,SOL5をオンとし、それ以外をオフとすることで、所望の締結要素に締結圧が供給される。
5速は、図3に示すように、インプットクラッチC1とダイレクトクラッチC2とH&LRクラッチC3との締結により得られる。
この5速では、インプットクラッチC1が締結されているため、入力軸Inputの回転は第2連結メンバM2に入力される。また、ダイレクトクラッチC2及びH&LRクラッチC3が締結されているため、第3遊星ギアG3は一体で回転する。よって、入力軸Inputの回転は、そのまま第3キャリヤPC3から出力される。
このとき、図4のソレノイドバルブ作動表に示すように、全てのソレノイドバルブSOL1〜SOL7をオフとすることで、所望の締結要素に締結圧が供給される。
6速は、図3に示すように、インプットクラッチC1とH&LRクラッチC3と2346ブレーキB3の締結により得られる。
この6速では、インプットクラッチC1が締結されているため、入力軸Inputの回転は第2リングギヤに入力されると共に、第2連結メンバM2に入力される。また、2346ブレーキB3が締結されているため、第2遊星ギアG2により減速された回転が第1連結メンバM1から第4リングギヤR4に出力される。また、H&LRクラッチC3が締結されているため、第2遊星ギヤセットGS2は、第4リングギヤR4の回転と、第2連結メンバM4の回転によって規定される回転を第3キャリヤPC3から出力する。
このとき、図4のソレノイドバルブ作動表に示すように、第5及び第6ソレノイドバルブSOL5,SOL6をオンとし、他のソレノイドバルブSOL1,SOL2,SOL3,SOL4,SOL7をオフとすることで、所望の締結要素に締結圧が供給される。
7速は、図3に示すように、インプットクラッチC1とH&LRクラッチC3とフロントブレーキB1(第1ワンウェイクラッチF1)の締結により得られる。
この7速では、インプットクラッチC1が締結されているため、入力軸Inputの回転は第2リングギヤに入力されると共に、第2連結メンバM2に入力される。また、フロントブレーキB1が締結されているため、第1遊星ギヤセットGS1により減速された回転が第1連結メンバM1から第4リングギヤR4に出力される。また、H&LRクラッチC3が締結されているため、第2遊星ギヤセットGS2は、第4リングギヤR4の回転と、第2連結メンバM4の回転によって規定される回転を第3キャリヤPC3から出力する。
このとき、図4のソレノイドバルブ作動表に示すように、第3及び第6ソレノイドバルブSOL3,SOL6をオンとし、他のソレノイドバルブSOL1,SOL2,SOL4,SOL5,SOL7をオフとすることで、所望の締結要素に締結圧が供給される。
後退速は、図3に示すように、H&LRクラッチC3とフロントブレーキB1とリバースブレーキB4の締結により得られる。
このとき、図4のソレノイドバルブ作動表に示すように、第2,第3及び第6ソレノイドバルブSOL2,SOL3,SOL6をオンとし、他のソレノイドバルブSOL1,SOL4,SOL5,SOL7をオフとすることで、所望の締結要素に締結圧が供給される。尚、第7ソレノイドSOL7についてはRレンジ切り換え初期はオンとし、締結完了後にオフとする。
次に、ATCU20とMCU30との関係について説明する。図5は実施例1のATCUとMCUとの関係を表す概略図である。ATCU20は、バッテリ電源Vbatと接続された電源回路部20aと、各種変速制御処理等を行うマイコン20bと、CAN通信線との間で必要な情報の送受信を行うCANコントローラ20cとを有する。バッテリ電源Vbatと電源回路部20aとを接続する配線21は分岐配線22を有する。分岐配線22はマイコン20bと接続されている。分岐配線22上には、イグニッションスイッチIGNと、イグニッションスイッチIGNと直列に配置されたリレー23とを有する。また、分岐配線22は、ATCU20内においてマイコン20bと接続する第1内部配線22aと、第1内部配線22aから分岐してCANコントローラ20cと接続する第2内部配線22bとを有する。
図6は実施例1の異常時CAN通信停止チェック処理を表すフローチャートである。尚、このフローチャートは、イグニッションスイッチIGNがONとなったときにスタートする処理であり、ATCU20の処理を左側に並べ、MCU30の処理を右側に並べて記載する。
ステップS12では、MCU30によりリレー23をONする。
ステップS13では、リレー23のONに伴い、ATCU20を起動する。
ステップS14では、ATCU20のCANコントローラ20cによる通信を開始する。
ステップS15では、MCU30において、CANコントローラ20cからの通信を受信したか否かを判断し、受信した場合はステップS6に進み、それ以外の場合はステップS12に進んでリレー23のON信号出力を継続する。
ステップS16では、MCU30からATCU20に向けてCAN通信停止チェック開始の信号を出力する。
ステップS17では、ATCU20においてMCU30からのCAN通信停止チェック開始信号を受信したか否かを確認し、受信した場合はステップS8に進み、それ以外の場合はステップS4に戻ってCAN通信を継続する。
ステップS19では、ATCU20からMCU30にCAN通信停止チェック準備が完了した信号を通知する。
ステップS20では、MCU30においてATCU20からCAN通信停止チェック準備完了信号を受信したか否かを判断し、受信したと判断したときはステップS11に進み、それ以外の場合は受信するまで待機する。
ステップS21では、MCU30によりリレー23をOFFする。
ステップS22では、ATCU20においてリレー23がOFFされたか否かを判断し、OFFされたときはステップS23に進み、ONの場合はステップS14に戻って各ステップを繰り返す。
ステップS23では、ATCU20においてCANコントローラ20cの通信を強制的に停止する。
ステップS24では、MCU30においてCAN通信が停止したか否かを判断し、停止したときはステップS25に進み、停止していない場合はステップS19に進む。
ステップS25では、MCU30によりリレー23をONとする。
ステップS27では、ステップS18において禁止されたセルフシャット機能の禁止を解除する。
ステップS28では、CANコントローラ20cの通信を再開する。
ステップS30では、ATCU20においてマイコン20bの停止処理を実行する。マイコン20bの停止処理は、CAN通信コントローラ20cから不要な信号が出力することを禁止可能であればよく、CANコントローラ20cの作動を停止する、もしくはマイコン20b自身のシャットダウンが行われる。
図7は実施例1の異常時CAN通信停止制御処理を表すフローチャートである。このフローチャートは、ATCU20のマイコン20bの通常起動直後に開始されるものである。この時点でMCU30は完全に起動しており、ATCU20のCANコントローラ20cもMCU30のCANコントローラ30cから異常診断に関わる情報については送受信可能である。
ステップS2では、ATCU20において、MCU30から送信された質問データを受信し、そのデータを使用して所定の演算を実施し、質問データに対する回答データを演算する。
ステップS3では、ATCU20において、演算された回答データをCANコントローラ20cからMCU30に送信する。
ステップS5では、MCU30において、回答データが正解の場合は本制御フローを終了し、再度ATCU20への質問データの送信を繰り返すことで異常診断を継続する。
ステップS6では、MCU30において、リレー23に対してOFF信号を出力し、リレー23を遮断する。
(1)マイコン20b(演算回路)とCANコントローラ20c(信号送受信回路)と電源回路部20a(電源回路)とを備えたATCU20(第1の電子制御装置)と、ATCU20に電力を供給するバッテリ電源Vbat(電源)と、マイコン20bとバッテリ電源Vbatとの間に設けられたイグニッションスイッチIGNと、イグニッションスイッチIGNとマイコン20bの間に設けられると共に、CANコントローラ20cと接続されたリレー23と、リレー23を介さずにバッテリ電源Vbatと接続され、リレー23に信号を送信するリレーON・OFF信号線25(配線)が接続されたMCU30(第2の電子制御装置)と、を備え、MCU30は、CANコントローラ20cから出力された信号が正常か異常かを判定すると共に、異常であると判定した場合、リレー23を遮断する遮断信号を出力し、マイコン20bは、リレー23が遮断されたことを検知するとCANコントローラ20cからの信号の出力を停止する。
このとき、電源回路部20aは、イグニッションスイッチIGN及びリレー23を介さずにバッテリ電源Vbatと接続し、マイコン20bから内部電源をオフする信号を受信すると、内部電源をオフするセルフシャット機能を有し、MCU30は、イグニッションスイッチIGNがオンすると、ATCU20に異常時CAN通信停止チェック処理(CANコントローラ20cからの信号送信を停止する試験)の開始を通知し、ATCU20は、MCU30から異常時CAN通信停止チェック処理の開始を受信すると、セルフシャット機能の作動を禁止し、MCU30は、異常時CAN通信停止チェック処理の開始を通知後、リレー23を遮断する遮断信号を出力し、CANコントローラ20cからの信号の出力が停止するか否かを試験する。
加えて、実施例1では、CANコントローラ20cはリレー23がOFFになったことを検知して信号の出力を停止するため、マイコン20bが故障してマイコン20bからの指令によってCANコントローラ20cの信号出力の停止ができない場合であっても信号の出力を停止できる。これにより、他の電子制御装置が受ける影響を低減できる。また、CANコントローラ20cが故障してリレー23がOFFになったことを検知できない場合であっても、マイコン20bはCANコントローラ20cに信号の送信を停止するため、CANコントローラ20cからの信号の出力を停止できる。
すなわち、MCU30は、ATCU20が起動したことを確認してからATCU20に異常時CAN通信停止チェック処理の開始を通知するため、ATCU20側で確実に信号を受信した上でセルフシャット機能の作動を禁止できる。また、セルフシャット機能の作動を禁止した後にリレー23を遮断するため、ATCU20が誤って停止することを回避できる。
よって、CANコントローラ20cからの信号の出力を停止できない異常状態のまま車両が発進することを防止できる。
よって、異常時CAN通信停止チェック処理以外の通常作動時に、リレー23が遮断された場合、セルフシャット機能を作動させることができ、正常にATCU20を停止できる。
20 自動変速機コントローラ
30 モータコントローラ
20a 電源回路部
20b マイコン
20c CANコントローラ
23 リレー
25 リレーON・OFF信号線
Vbat バッテリ電源
Claims (4)
- 演算回路と信号送受信回路と電源回路とを備えた第1の電子制御装置と、
前記第1の電子制御装置に電力を供給する電源と、
前記演算回路と前記電源との間に設けられたイグニッションスイッチと、
前記イグニッションスイッチと前記演算回路の間に設けられると共に、前記信号送受信回路と接続されたリレーと、
前記リレーを介さずに前記電源と接続され、前記リレーに信号を送信する配線が接続された第2の電子制御装置と、
を備えた車両の制御装置であって、
前記第2の電子制御装置は、前記信号送受信回路から出力された信号が正常か異常かを判定すると共に、異常であると判定した場合、前記リレーを遮断する遮断信号を出力し、前記第1の電子制御装置は、前記リレーが遮断されたことを検知したときは前記信号送受信回路からの信号の出力を停止し、
前記電源回路は、前記イグニッションスイッチ及び前記リレーを介さずに前記電源と接続し、前記演算回路から内部電源をオフする信号を受信すると、前記内部電源をオフするセルフシャット機能を有し、
前記第2の電子制御装置は、前記イグニッションスイッチがオンすると、前記第1の電子制御装置に前記信号送受信回路からの信号送信を停止する試験の開始を通知し、
前記第1の電子制御装置は、前記第2の電子制御装置から前記信号送信を停止する試験の開始を受信すると、前記セルフシャット機能の作動を禁止し、
前記第2の電子制御装置は、前記信号送受信回路からの信号送信を停止する試験の開始を通知後、前記リレーを遮断する遮断信号を出力し、前記信号送受信回路からの信号の出力が停止するか否かを試験することを特徴とする車両の制御装置。 - 請求項1に記載の車両の制御装置において、
前記第2の電子制御装置は、前記イグニッションスイッチがオンとなるに伴い起動した前記第1の電子制御装置から信号を受信すると、前記第1の電子制御装置に前記信号送受信回路からの信号の信号送信を停止する試験の開始を通知し、
前記演算回路は、前記信号送信を停止する試験の開始を受信すると前記セルフシャット機能の作動を禁止し、前記第2の電子制御装置に前記信号送信を停止する試験の準備の完了を通知し、
前記第2の電子制御装置は、前記信号送信を停止する試験の準備の完了を受信すると、前記リレーを遮断する遮断信号を出力することを特徴とする車両の制御装置。 - 請求項1または2に記載の車両の制御装置において、
前記第2の電子制御装置は、前記信号送受信回路からの信号の出力が停止するか否かを試験しているときに前記信号送受信回路からの信号の出力が停止しないときは、前記第1の電子制御装置に異常を通知し、
前記第1の電子制御装置は、前記第2の電子制御装置から異常を受信すると、前記第1の電子制御装置の作動を停止することを特徴とする車両の制御装置。 - 請求項1ないし3いずれか一つに記載の車両の制御装置において、
前記第2の電子制御装置は、前記信号送受信回路からの信号の出力が停止するか否かを試験しているときに前記信号送受信回路からの信号の出力が停止したときは、前記リレーをオンとするオン信号を出力し、
前記第1の電子制御装置は、前記セルフシャット機能の作動を禁止しているときに、前記リレーがオンされたことを検知したときは前記セルフシャット機能の作動の禁止を解除することを特徴とする車両の制御装置。
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