JP6491525B2 - 緩衝器 - Google Patents
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Description
また、請求項4の緩衝器は、開口を有するインナーチューブと、インナーチューブとの間に環状のリザーバを形成するとともに開口に対向してリザーバ内に通じる筒状のガイド部を有するアウターチューブと、インナーチューブ内からリザーバへ向かう液体の流れに抵抗を与える減衰弁を有して、インナーチューブの開口に嵌合するとともにガイド部内に挿入されるバルブ組立体と、リザーバと減衰弁との連通を許容するとともにリザーバ内の液体の液面とは反対側に向く切欠を有してガイド部内に嵌合される環状のカラーと、入口がカラーの切欠に通じ出口がリザーバの液面とは反対方向に向く流路を形成する流路形成部材とを備えている。このように構成された緩衝器にあっては、減衰弁を通過して噴流となった液体は、液面とは反対の下方へ向けて設けられた切欠を通過してリザーバに流れ込むため、カラーの外周へ回り込んで液面へ到達しても、十分減速される。減衰弁を通過した作動油は、液面を乱して気体と撹拌されるような現象を引き起こさないので、作動油内への気体の混入を防止でき、また、リザーバ内の液体量を増やす必要もない。さらに、カラーがガイド部に嵌合されるので、カラーをインナーチューブおよびアウターチューブの双方に対してしかるべき位置に位置決めできる。また、入口がカラーの切欠に通じ出口がリザーバの液面とは反対方向に向く流路を流路形成部材で形成したので、液体は、液面とは反対側へ向かってリザーバの最下方へ導かれるため、より一層、液体内への気体の混入を防止できる。
まず、本発明の緩衝器の基本構成について説明する。緩衝器は、図1に示すように、シリンダ1と、シリンダ1内に摺動自在に挿入されるピストン2と、シリンダ1内に移動挿入されてピストン2に連結されるピストンロッド3と、シリンダ1内に挿入したピストン2で区画したロッド側室R1とピストン側室R2と、シリンダ1の外周を覆ってシリンダ1との間の環状隙間でロッド側室R1に連通される排出通路4を形成するインナーチューブ5と、インナーチューブ5の外周を覆ってインナーチューブ5との間の環状隙間でリザーバRを形成するアウターチューブ6と、リザーバRからピストン側室R2へ向かう液体の流れのみを許容する吸込通路7と、ピストン側室R2からロッド側室R1へ向かう液体の流れのみを許容する整流通路8と、排出通路4とリザーバRとを連通する減衰弁Vとを備えている。
第一の実施の形態の緩衝器は、図1に示すように、前述した緩衝器の基本構成に加えて、アウターチューブ6に設けたガイド部6c内に嵌合する環状のカラー13を備えている。カラー13は、図1および図2に示すように、ガイド部6c内に嵌合する環状の嵌合部13aと、嵌合部13aからインナーチューブ5側へ伸びてリザーバR内に配置されて先端がインナーチューブ5の外周に当接する環状の隔壁部13bと、隔壁部13bのリザーバR内の作動油の油面(液面)Sとは反対側に設けられた切欠13cとを備えて構成されている。
第二の実施の形態の緩衝器は、図4に示すように、前述した緩衝器の基本構成に加えて、アウターチューブ6に設けたガイド部6c内に嵌合する環状のカラー14を備えている。カラー14は、図4および図5に示すように、ガイド部6c内に嵌合する環状の嵌合部14aと、嵌合部14aからインナーチューブ5側へ伸びてリザーバR内に配置されて先端がインナーチューブ5の外周に当接する環状の隔壁部14bと、隔壁部14bのリザーバR内の作動油の油面(液面)Sとは反対側に設けられた切欠14cとを備えて構成されている。
第三の実施の形態の緩衝器は、図7に示すように、前述した緩衝器の基本構成に加えて、アウターチューブ6に設けたガイド部6c内に嵌合する環状のカラー16を備えている。カラー16は、図7および図8に示すように、ガイド部6c内に嵌合する環状の嵌合部16aと、嵌合部16aからインナーチューブ5側へ伸びてリザーバR内に配置されて先端がインナーチューブ5の外周に当接する環状の隔壁部16bと、隔壁部16bのリザーバR内の作動油の油面(液面)Sとは反対側に設けられた切欠16cと、嵌合部16aに設けたばね部16dを備えて構成されている。
第四の実施の形態の緩衝器は、図11に示すように、前述した第一の実施の形態の緩衝器の構成に加えて、カラー13の外周に装着される流路形成部材20を設けている。流路形成部材20は、図11および図12に示すように、カラー13の外周に嵌合するC型の嵌合環20aと、嵌合環20aの両端からそれぞれ伸びて間に流路Fを形成する一対の流路形成壁20b,20bと、各流路形成壁20b,20bの先端に設けられてインナーチューブ5とアウターチューブ6に当接して各流路形成壁20b,20bの離間を防止する支持片20c,20dとを備えて構成されている。
Claims (7)
- 側部に開口を有するインナーチューブと、
前記インナーチューブの外方を覆って前記インナーチューブとの間に環状のリザーバを形成するとともに側部に設けられて前記開口に対向して前記リザーバ内に通じる筒状のガイド部を有するアウターチューブと、
前記インナーチューブ内から前記リザーバへ向かう液体の流れに抵抗を与える減衰弁を有して、前記インナーチューブの開口に嵌合するとともに前記ガイド部内に挿入されるバルブ組立体と、
前記リザーバと前記減衰弁との連通を許容するとともに前記リザーバ内の液体の液面とは反対側に向く切欠を有して、前記ガイド部内に嵌合される環状のカラーとを備え、
前記カラーは、外周に段部を備え、先端が前記インナーチューブの外周に当接し、前記段部が前記アウターチューブの内周に当接し、前記インナーチューブと前記アウターチューブとで挟持されて固定される
ことを特徴とする緩衝器。 - 側部に開口を有するインナーチューブと、
前記インナーチューブの外方を覆って前記インナーチューブとの間に環状のリザーバを形成するとともに側部に設けられて前記開口に対向して前記リザーバ内に通じる筒状のガイド部を有するアウターチューブと、
前記インナーチューブ内から前記リザーバへ向かう液体の流れに抵抗を与える減衰弁を有して、前記インナーチューブの開口に嵌合するとともに前記ガイド部内に挿入されるバルブ組立体と、
前記リザーバと前記減衰弁との連通を許容するとともに前記リザーバ内の液体の液面とは反対側に向く切欠を有して、前記ガイド部内に嵌合される環状のカラーとを備え、
前記カラーは、前記インナーチューブと前記ガイド部に装着される固定部材とで挟持されて固定される
ことを特徴とする緩衝器。 - 前記カラーに一体に設けられるかまたは装着されて流路を形成する流路形成部材を備え、
前記流路の入口を前記切欠に連通し、前記流路の出口を前記リザーバ内の液体の液面とは反対方向へ向けた
ことを特徴とする請求項1または2に記載の緩衝器。 - 側部に開口を有するインナーチューブと、
前記インナーチューブの外方を覆って前記インナーチューブとの間に環状のリザーバを形成するとともに側部に設けられて前記開口に対向して前記リザーバ内に通じる筒状のガイド部を有するアウターチューブと、
前記インナーチューブ内から前記リザーバへ向かう液体の流れに抵抗を与える減衰弁を有して、前記インナーチューブの開口に嵌合するとともに前記ガイド部内に挿入されるバルブ組立体と、
前記リザーバと前記減衰弁との連通を許容するとともに前記リザーバ内の液体の液面とは反対側に向く切欠を有して、前記ガイド部内に嵌合される環状のカラーと、
前記カラーに一体に設けられるかまたは装着されて流路を形成する流路形成部材をと備え、
前記流路の入口を前記切欠に連通し、前記流路の出口を前記リザーバ内の液体の液面とは反対方向へ向けている
ことを特徴とする緩衝器。 - 前記流路形成部材は、前記カラーの外周に嵌合するC型の嵌合環と、前記嵌合環の両端からそれぞれ伸びて間に前記流路を形成する一対の流路形成壁と、各流路形成壁の先端に設けられて前記インナーチューブと前記アウターチューブに当接して前記各流路形成壁の離間を防止する支持片とを有する
ことを特徴とする請求項3または4に記載の緩衝器。 - 前記流路形成部材は、前記カラーの外周に嵌合するC型の嵌合環と、前記嵌合環の両端からそれぞれ伸びて間に前記流路を形成する一対の流路形成壁と、各流路形成壁同士を前記流路を塞がずに連結する連結部とを有する
ことを特徴とする請求項3または4に記載の緩衝器。 - 前記インナーチューブの内方に設けられるシリンダと、
前記シリンダ内に移動自在に挿入されるピストンロッドと、
前記シリンダ内に移動自在に挿入されて前記ピストンロッドに連結されるとともに前記シリンダ内にロッド側室とピストン側室とを区画するピストンと、
前記シリンダと前記インナーチューブとの間の環状隙間で形成されて前記ロッド側室に連通される排出通路と、
前記リザーバから前記ピストン側室へ向かう液体の流れのみを許容する吸込通路と、
前記ピストン側室から前記ロッド側室へ向かう液体の流れのみを許容する整流通路とを備えた
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の緩衝器。
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