JP6491019B2 - モルタルまたはコンクリート吹付け方法およびその装置並びに骨材圧送機 - Google Patents
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Description
セメント:砂:追加水12a+水12b=1:4:0.45の配合比を持ったものである。モルタル材料1の具体的な配合量は例えば1バッチ当たりセメント50Kg、砂200Kgに対して追加水12a,水12bの総量を22.5リットル加えたものになっている。一方、従来のSS工法で得られるモルタル材料は、セメント:砂:追加水12a+水12b=1:4:0.55の配合比を持ったものであり、モルタル材料の具体的な配合量は例えば1バッチ当たりセメント50Kg、砂200Kgに対して追加水12a,水12bの総量を27.5リットル加えたものになっている。従って、従来の27.5リットルからこの実施形態の22.5リットルを差し引くと、追加水12aを5リットル削減(低減)することが可能となる。なお、セメントミルク13で使用する水12bは、この発明でも従来のSS工法でも同量である。
アウトレット内径Dが42mmのアウトレット内円周は、2×π×(D/2)、皮膜厚が0.1mmであるから、 アウトレット1mm当たりの必要追加水量(cc)は、
2×3.14×21mm×0.1mm×1mm=13.188mm3 /mm→約0.01cc/mm
従って、アウトレット延長1.0m当たりの必要追加水量は、
1,000mm×0.01cc/mm≒10cc→0.01L(リットル)となる。
すなわち、 注水部26から細骨材微粒子の付着部位であるアウトレットテーパー部Tまでの1.0m間に、細骨材微粒子のアウトレット内付着を回避し得るに足る追加水0.01L(リットル)を、毎秒、毎秒、継続的にアウトレット内に供給してやれば、境界層理論による細骨材微粒子のアウトレット内付着による閉塞を回避することが可能となり、SS工法の水セメント比(W/C)を55%から45%まで低減することが可能になり、水セメント比(W/C)が45%の高品質モルタル製造圧送システムを確立することが可能となる。もちろん、注水部26から、アウトレットの下流端部(細骨材微粒子の付着部位であるアウトレットテーパー部Tの端部)までの距離H、およびアウトレット内径Dによって必要な追加水量は変化するため、その都度、適宜調整する必要がある。また、上記は一例であり、アウトレット内に細骨材微粒子の付着しないだけの追加水を加えればよいのであって、本例の数値に限定されるものではないことは言うまでもない。
1a 吹付ノズル
8 骨材
9 骨材圧送機
12a 水の一部(追加水)
13 セメントミルク
14 セメントミルク供給手段
17 混合手段
21 骨材圧送用のエアー
F モルタル吹付け装置
S 合流する箇所
Claims (3)
- 骨材とセメントミルクとを混合して得られたモルタル材料またはコンクリート材料の吹付けを行うモルタルまたはコンクリート吹付け方法において、前記モルタル材料またはコンクリート材料を構成する水の一部を、前記骨材と骨材圧送用のエアーとが合流する箇所よりも上流側で前記エアー内に添加することを特徴とするモルタルまたはコンクリート吹付け方法。
- 骨材とセメントミルクとを混合する混合手段と、混合して得られたモルタル材料またはコンクリート材料を吹き付けるための吹付ノズルとを備えたモルタルまたはコンクリート吹付け装置において、前記モルタル材料またはコンクリート材料を構成する水の一部を、前記骨材と骨材圧送用のエアーとが合流する箇所よりも上流側で前記エアー内に添加するよう構成されていることを特徴とするモルタルまたはコンクリート吹付け装置。
- 筒状体あるいは管状体で構成され、一端側には搬送ホースが、他端側にはエアーホースが接続された出口部分であるアウトレットを具備し、前記エアーホースからのエアーに添加された追加水がミスト状になり、前記アウトレット内壁を伝わって流れるように構成されていることを特徴とする骨材圧送機。
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