JP6489237B2 - 圧電発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、金属板の片面に圧電素子が設けられた圧電発電素子を有する、圧電発電装置に関する。
従来、金属板の片面に圧電素子を貼り付けてなる圧電発電素子が知られている。例えば、下記の特許文献1には、圧電発電素子を用いた圧電発電装置が開示されている。特許文献1では、圧電発電素子が両端で支持されている。圧電発電素子の下方に弾性体が配置されている。初期状態では、圧電発電素子が上方に突出するように屈曲している。圧電発電素子に荷重を加えることにより、弾性体が圧縮される。それによって、圧電発電素子が下方に突出している屈曲状態とされる。荷重を取り除くと、弾性体の復元力により、圧電発電素子は、最初の屈曲状態に戻る。この圧電発電素子の2つの屈曲状態間の変形により、電力を取り出すことができる。
他方、下記の特許文献2には、複数の圧電発電素子を積層してなる発電装置が開示されている。特許文献2では、複数の圧電発電素子が、導電部材を兼ねる支持部材を介して積層されている。圧電発電素子の中央に導電部材を兼ねる支持部材が当接されている。導電部材を兼ねる支持部材には、変形抑制部が形成されている。それによって、導電部材の短絡が抑制されている。
特開2007−166881号公報 特開2014−131408号公報
特許文献1に記載の圧電発電装置では、圧電発電素子を変形させるのに、圧電発電素子の弾発力及び弾性体の弾発力の双方に抗うだけの荷重を加える必要があった。そのため、荷重×ストロークあたりの発電効率が低かった。
また、特許文献1や特許文献2に記載の圧電発電装置では、圧電発電素子をどこまで屈曲させればよいか不明である。そのため、過大な荷重を加えることにより、圧電発電素子、特に圧電体の破壊が生じるおそれがあった。
本発明の目的は、発電効率が高く、押圧完了時点を知ることができ、圧電体の破壊が生じ難い、圧電発電装置を提供することにある。
本発明に係る圧電発電装置は、金属板と、金属板の片面に設けられた板状の圧電素子とを有する圧電発電素子と、前記圧電発電素子を支持している複数の支持部材とを備え、前記複数の支持部材のうち少なくとも1つの支持部材が、反転ばねを有し、前記反転ばねは、形状の自己復元力を有し、前記圧電発電素子の発電に必要な押圧荷重により反転するように設けられている。
本発明に係る圧電発電装置のある特定の局面では、前記圧電発電素子のうち前記金属板側が、前記押圧荷重が加えられる側である。従って、より発電効率を高めることができる。
本発明に係る圧電発電装置の他の特定の局面では、前記反転ばねが、前記圧電発電素子に押圧荷重が加えられた際に荷重−ストローク特性において、ピーク荷重と、前記ピーク荷重よりも小さい反転完了荷重とを有する。従って、ピーク荷重から反転完了荷重への荷重の変化により、発電に必要な押圧完了時点をより一層容易に知ることができる。
本発明に係る圧電発電装置のさらに他の特定の局面では、前記少なくとも1つの支持部材が、前記反転ばねである。その場合には、反転ばねの荷重−ストローク特性により、発電に必要な押圧完了時点をより確実に知ることができる。
本発明に係る圧電発電装置の他の特定の局面では、前記反転ばねが、前記圧電発電素子を支持している複数の支点のうち少なくとも1つの支点の直下に存在する。この場合には、反転ばねに、押圧荷重が効果的に加わり、押圧完了時点をより一層確実に知ることができる。
本発明に係る圧電発電装置のさらに他の特定の局面では、前記少なくとも1つの支持部材が、前記反転ばねと、力点、支点及び作用点を有するてこ部材とを有し、前記圧電発電素子が前記てこ部材の前記力点に外力を加えるように、前記圧電発電素子が前記てこ部材に連結されており、前記てこ部材の前記支点が、前記圧電発電素子を支持している支点であり、前記てこ部材の前記作用点が、前記反転ばねに当接または連結されている。この場合には、てこ部材におけるてこ比を調整することにより、適切な荷重を反転ばねに加えることができる。
本発明に係る圧電発電装置のさらに他の特定の局面では、ケース部材をさらに備え、該ケース部材内に、前記てこ部材及び前記反転ばねが配置されており、前記てこ部材が前記ケース部材に前記支点において連結されている。
本発明に係る圧電発電装置のさらに他の特定の局面では、前記支点と前記作用点との間に前記力点が位置している。この場合には、より小さい荷重を反転ばねに加えることができる。
本発明に係る圧電発電装置のさらに他の特定の局面では、前記力点と、前記支点との間に前記作用点が位置している。この場合には、てこ部材により、より大きい荷重を反転ばねに加えることができる。
本発明に係る圧電発電装置のさらに他の特定の局面では、前記支点と前記力点との間の距離と、前記支点と前記作用点との間の距離との比が、2:1〜1:3の範囲にある。この場合には、適切な荷重を反転ばねに加えることができる。
本発明に係る圧電発電装置のさらに他の特定の局面では、前記反転ばねが、ドーム状の形状を有する金属部材からなる。
本発明に係る圧電発電装置の別の特定の局面では、前記圧電発電素子が、前記金属板と前記圧電素子との積層体が複数積層されている構造を有する。この場合には、より大きな電力を取り出すことができる。
本発明に係る圧電発電素子の別の局面では、前記複数の支持部材が、前記金属板の周縁部に配置されている。この場合には、金属板を安定に支持することができる。
本発明に係る圧電発電装置のさらに別の特定の局面では、前記金属板における前記圧電素子が設けられている面とは反対側の面において、前記圧電素子とは反対側に突出している少なくとも1つの脚部を有し、該少なくとも1つの脚部が前記支持部材である。この場合には、脚部を利用して圧電発電素子を支持することができる。よって、圧電発電素子の脚部側に、圧電発電素子が屈曲する空間を容易に設けることができる。
本発明に係る圧電発電装置のさらに他の特定の局面では、平板部と、前記平板部から、前記圧電発電素子側に突出している押圧用突出部とを有する押圧部材をさらに備え、該押圧部材の前記押圧用突出部が、前記圧電発電素子に当接され得るように設けられている。
本発明に係る圧電発電装置によれば、発電効率を高めることができるだけでなく、発電に必要な圧電発電素子の押圧完了を知ることができる。従って、過大な押圧荷重が圧電発電素子に加わり難いため、圧電発電素子における圧電体の破壊も生じ難い。
図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る圧電発電装置の略図的正面断面図であり、図1(b)は、第1の実施形態で用いられている圧電発電素子の下方から見た斜視図であり、図1(c)は、反転ばねを示す斜視図である。 図2(a)及び図2(b)は、本発明の第1の実施形態に係る圧電発電装置において、押圧操作開始直後の状態、及び押圧操作完了状態を示す各略図的正面断面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る圧電発電装置において、押圧操作により圧電発電素子に加えられる押圧荷重Pと、押圧荷重Pが加えられる押圧点Aが移動する距離であるストロークSとの関係を示す図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係る圧電発電装置において、押圧操作により圧電発電素子に加えられる押圧荷重Pと、押圧荷重Pが加えられる押圧点Aが移動する距離であるストロークSとの関係を示す図であり、作動力が大きい反転ばねと作動力が小さい反転ばねの対比を説明するための図である。 図5は、本発明の第2の実施形態に係る圧電発電装置の略図的正面断面図である。 図6は、本発明の第3の実施形態に係る圧電発電装置の略図的正面断面図である。 図7は、本発明の第4の実施形態において、てこ部材のてこ比が2:1である場合の反転ばねと、てこ部材と、圧電発電素子との関係を示す略図的正面断面図である。 図8は、本発明の第4の実施形態の変形例において、てこ部材のてこ比が1:3である場合の反転ばねと、てこ部材と、圧電発電素子との関係を示す略図的正面断面図である。 図9は、本発明の第4の実施形態において、押圧操作により圧電発電素子に加えられる荷重Pと、荷重Pが加えられる押圧点Aが移動する距離であるストロークSとの関係を示し、てこ部材のてこ比が小さい場合と、てこ比が大きい場合の作動力を説明するための図である。 図10は、本発明の第4の実施形態に係る圧電発電装置の分解斜視図である。 図11は、本発明の第4の実施形態に係る圧電発電装置の要部を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る圧電発電装置の略図的正面断面図である。圧電発電装置1は、圧電発電素子3と、ベース部7aと、反転ばね8とを有する。圧電発電素子3は、金属板2と、圧電素子10とを有する。
金属板2は、ステンレスなどの適宜の金属からなる。金属板2は、対向し合う第1,第2の主面2a,2bを有する平板部と、複数の脚部とを備える。
圧電素子10は、圧電体層4と、圧電体層4の片面に設けられた電極5と、反対側の面に設けられた電極6とを有する。圧電素子10は、板状であり、金属板2の片面に設けられている。具体的には、圧電素子10は、金属板2の第1の主面2a上に貼り合わされている。この貼り合わせは、接着剤を用いるなどの適宜の方法で行われ得る。なお、電極6は省略してもよく、その場合には、金属板2が他方の電極を兼ねる。
圧電体層4は、PZTなどの圧電セラミックスからなり、厚み方向に分極処理されている。圧電体層4の分極軸方向は、例えば金属板2から圧電体層4に向かう方向である。もっとも、圧電体層4の材料は、後述する押圧荷重に伴う変形によって電力を取り出し得る限り、特に限定されない。
図1(b)に示すように、金属板2の第2の主面2bの周縁部には、複数の脚部2c〜2fが設けられている。複数の脚部2c〜2fは、矩形板形状の金属板2の各コーナー部に設けられている。もっとも、金属板2の周縁部における他の位置に、脚部2c〜2fが設けられていてもよい。図1(a)においては、脚部2c,2eが設けられている部分における圧電発電装置1の断面が示されている。
脚部2cの下端は、ベース部7aに当接または固定されている。ベース部7aは、脚部2cを支持している。図1(b)の脚部2dの下方にも、同様に、ベース部が設けられる。
図1(a)に示すように、脚部2eの下端は、反転ばね8の上面に当接されている。特に図示はしないが、図1(b)の脚部2fの下端も、反転ばねの上面に当接されている。
反転ばね8は、図1(c)に示すように、ドーム状の形状を有し、金属材料からなる。
反転ばね8は、その頂点側から下方に向かう荷重が加えられると、頂点が下方に移動するように変形し、加えられる荷重がある値を超えると、形状が反転する。反転した反転ばね8は、荷重を取り除くと、最初の形状(荷重が加えられていない場合の形状)に復元する形状の自己復元力を有する。
上記複数の脚部2c〜2f、ベース部7a及び反転ばね8は、金属板2の平板部と圧電発電素子3とを支持している部分である。後述する第4の実施形態からも明らかなように、本発明において、圧電発電素子3は、金属板2と、圧電素子10とを積層した構造を有しておればよく、上記複数の脚部2c〜2fは、支持部材の一部として金属板2と別体で構成されていてもよい。従って、本実施形態における脚部2c〜2fもまた、金属板2と一体に設けられているものの、それぞれ、支持部材を構成している部分である。
金属板2の平板部は、上記脚部2c〜2fの上端部分において支持されていることになる。そして、1つの脚部2cは、上記ベース部7aと共に、本発明における1つの支持部材を構成している。また、脚部2eが位置している部分では、脚部2eと反転ばね8とにより、本発明における1つの支持部材が構成されている。従って、この部分では、支持部材は反転ばね8を有する。また、上記脚部2c〜2fが金属板2を支持しているため、支点は、脚部2c〜2fの金属板2の平板部との間の部分に位置することになる。そして、反転ばね8は、1つの支点の直下に位置している。反転ばね8は、支点の直下に位置していることが好ましく、その場合には、押圧荷重を圧電発電素子に加えた場合に、反転ばね8に下向きの荷重が効果的に加わる。ここで、支点の直下に位置するとは、圧電発電装置を平面視して、支点と重なるように位置するということを意味する。
次に、図2(a)及び図2(b)を参照して、発電に際して押圧荷重を加えた場合の圧電発電素子3及び反転ばね8の変形状態を説明する。
まず、圧電発電装置1により電力を取り出すには、図2(a)に矢印で示すように、圧電発電素子3に、上方から押圧荷重Pを加える。この押圧荷重Pは、好ましくは、複数の支持部で囲まれた領域の中央に加える。押圧荷重Pが加えられる点が図2(a)に示す押圧点Aである。その結果、図2(a)に示すように、圧電発電素子3が変形していく。すなわち、圧電発電素子3の金属板2の第2の主面2bが図2(a)の下方に突出するように屈曲する。そして、さらに押圧荷重Pが大きくなると、図2(b)に示すように、反転ばね8が反転する。
反転ばね8は、押圧荷重がある一定の大きさとなったときに反転する。これを、図3を参照して詳述する。図3の横軸は、圧電発電素子3を押圧する際の押圧点AのストロークSを示す。縦軸は、圧電発電素子3を押圧する際に必要となる押圧荷重Pを示す。図3は、荷重−ストローク特性を示す。
図3に示すように、押圧点Aが移動する距離を長くするのに伴って、圧電発電素子3を押圧する際に必要となる荷重が増加する。この間、圧電発電装置1は、圧電発電素子3の支持部材である、脚部2eと反転ばね8にも前述の押圧荷重の一部が加わるために、圧電発電素子3が変形しつつも、反転ばね8の頂点が少しずつ下方に移動していくという動作を行う。もっとも、押圧荷重が5.3Nに至るタイミングで、反転ばね8が急激に変形し、変形の過程で脚部2eの支えが一時的になくなることで押圧荷重が2.5Nまで低下する。押圧荷重が2.5Nに至ると、図2(b)にあるように反転ばね8が完全に反転を完了する。反転ばね8が完全に変形を終えると、再び脚部2eが支持されて荷重が再度大きくなっていく。上述した5.3Nが、ピーク荷重であり、2.5Nが、反転ばね8の反転完了荷重である。すなわち、ピーク荷重から反転完了荷重までの間において、反転ばね8が反転し、反転完了荷重において反転動作が終了している。
なお、圧電発電素子3に加わる押圧荷重が、必要な電力を取り出し得る押圧荷重となった場合に、上記反転ばね8が反転するように、反転ばね8の仕様が設定されている。それによって、確実に、電力の取り出しに必要な押圧荷重を圧電発電素子3に加えることができる。
例えば、荷重センサにより反転ばね8に加わる荷重を検出し、上記ピーク荷重から急激に荷重が減少するタイミングを知ることができる。このタイミングまでに、発電に必要な押圧荷重が圧電発電素子に加えられるように、反転ばね8の上記タイミングを設定すればよい。このタイミングの設定は、反転ばね8の大きさ、厚み、材質等を選択することにより容易に達成し得る。
さらに、上記ピーク荷重において、圧電発電素子3の圧電体層4が破壊しない大きさの反転ばね8を選択すればよい。それによって、圧電発電素子3における圧電体層4の破壊を抑制することができる。
例えば、圧電体層4が破壊し易い場合には、図4に示すピーク荷重P1と、反転完了荷重P2とを有する反転ばね8を用いればよい。
また、圧電体層4がより一層破壊し難い場合には、より多くの変形を与えて発電させることができる。従って、ピーク荷重P1よりも大きなピーク荷重であるP1’、及び反転完了荷重P2よりも大きな反転完了荷重P2’を有する、反転ばねを用いればよい。なお、反転動作を検出するには、荷重センサなどにより上記反転ばねに加わっている荷重を検出する他、例えば、図4に示すピーク荷重P1と、反転完了荷重P2との差ΔPや、P1’と、P2’との差ΔP’を検出することにより行ってもよい。
前述した特許文献1に記載の圧電発電装置では、発電効率が低いという問題があった。これは、押圧点の直下に弾性体が配置されていることによる。そのため、押圧荷重として、圧電発電素子を変形するための必要な荷重と、弾性体を圧縮するための荷重との合計の荷重が必要であった。
これに対して、本実施形態の圧電発電装置1では、反転ばね8が、支持部材に設けられており、前述した支点の直下に位置している。従って、押圧荷重として、圧電発電素子を変形させるために必要な荷重を加えるだけで、圧電発電素子が変形しつつ、反転ばねを反転させるという2つの動作を一度に達成させることができる。よって、荷重×ストロークあたりの発電効率を高めることができる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る圧電発電装置を示す略図的正面断面図である。第2の実施形態の圧電発電装置21は、脚部2c,2eの双方の下方に、反転ばね8,8が設けられている。特に図示はしないが、図1(b)に示した脚部2d,2fの下方にも、反転ばねが設けられている。すなわち、すべての脚部2c〜2fの下端が反転ばね8の頂点に当接されている。その他の点は、圧電発電装置21は圧電発電装置1と同様である。
このように、全ての脚部2c〜2fの下方に反転ばね8を当接させてもよい。本実施形態では、複数の脚部2c〜2fのそれぞれと、1つの反転ばね8とにより、各支持部材が構成されていることになる。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る圧電発電装置の略図的正面断面図である。
圧電発電装置31は、ケース部材32を有する。ケース部材32は、底板33と、底板33の上面から上方に突出した側壁34とを有する。圧電発電素子3は、第1の実施形態の圧電発電素子3と同様に構成されている。もっとも、脚部2cの下端は、底板33と平行に延びる段差部34a上に当接されている。段差部34aは、側壁34の内面において中間高さ位置に設けられている。特に図示はしないが、図1(b)に示した脚部2dも、同様の段差部により支持されている。脚部2c及び側壁34の段差部34aの下方部分が1つの支持部材を構成している。
他方、脚部2eの下端は、てこ部材35に連結されている。てこ部材35は、金属やセラミックスなどの剛性材料からなる。てこ部材35の一端が、連結ピン36により側壁34に、てこ部材35が連結ピン36を中心として回動自在に連結されている。
てこ部材35の下端側が、反転ばね8側に突出している突出部35aを有する。突出部35aの先端が、反転ばね8の上面に当接されている。また、脚部2eの下端が、てこ部材35の上面に当接もしくは連結されている。このてこ部材35に脚部2eが連結もしくは当接させられている部分が力点となる。
発電に際しては、図6の矢印で示すように、圧電発電素子3の中央において、金属板2側に向かうように押圧荷重を加える。脚部2eが、てこ部材35に連結もしくは当接されている部分において下方に押圧力を加える。てこ部材35においては、上記連結ピン36が設けられている部分が支点となっててこ部材35が回動する。なお、本実施形態では、てこ部材35の支点は、圧電発電素子3を支持している支点である。そして、突出部35aの先端が作用点となる。
従って、上記圧電発電素子3に加わる押圧荷重に対し、反転ばね8には、上記てこ部材35による、てこ比に応じた荷重が加わることになる。
ここで、てこ比とは、上記支点と上記力点との間の距離:上記支点と上記作用点との間の距離の比である。このてこ比は2:1〜1:3の範囲であることが望ましい。その場合には、圧電発電素子3に加えられた押圧荷重に応じて、反転ばね8を反転させるのに適宜な荷重を反転ばね8に加えることができる。また、圧電発電素子3における圧電体層4の破壊も生じ難い。
上記てこ比が2:1である場合には、図7に示すように、反転ばね8に対し作用点Fとして働く突出部35aが、支点Sと力点Rとの間に位置することとなる。このように、作用点Fが、力点Rと、支点Sとの間に位置している場合、力点から加えられる押圧荷重に応じた荷重よりも大きな荷重を反転ばね8に加えることができる。
他方、図8に示すように、てこ比が1:3の場合には、力点Rが作用点Fと支点Sとの間に位置することとなる。このように、力点Rが、支点Sと、作用点Fとの間に位置している場合には、力点Rから加えられる圧電発電素子3の押圧荷重に応じた荷重よりも、小さな荷重を反転ばね8に加えることができる。
図9において、点P1、及び点P2は、てこ比が小さい場合及びてこ比が大きい場合のそれぞれ反転ばね8の作動力が発現する荷重を示す。従って、てこ比を調整することにより、発電に必要な押圧操作完了のタイミングを調整することができることが分かる。
図10及び図11は、本発明の第4の実施形態に係る圧電発電装置の分解斜視図及びその要部を示す正面断面図である。
本実施形態の圧電発電装置41は、第3の実施形態の圧電発電装置31をより具体化した構造の一例に相当する。
圧電発電装置41は、ケース42を有する。ケース42は、底板43と、側壁44とを有する。側壁44の内面の一部において、内側に突出した突出部が設けられている。この突出部の上面には、底板43と平行に延びる複数の段差部44aが設けられている。
上記ケース42内には、圧電発電素子3xを駆動するための回路部材45が設けられている。図10及び図11では、回路部材45を模式的に示すこととする。
ケース42内に、圧電発電素子3xが設けられている。圧電発電素子3xは、金属板2xと、金属板2xの片面に積層されている圧電素子10xとを複数備える。金属板2xにおける圧電素子10xが積層されている面とは反対側の面の中央には、円筒状の第1の突起2mが面方向と垂直になるように圧電素子10xとは反対側に突出して設けられている。第1の突起2mにおける圧電素子10x側の面とは反対側の面の中央には、第2の突起2nが面方向と垂直になるように圧電素子10xとは反対側に突出して設けられている。
金属板2xにおける圧電素子10xが積層されている面とは反対側の面の周縁部には、複数の突出部2h〜2kが設けられている。複数の突出部2h〜2kは、圧電素子10xとは反対側に突出して設けられている。複数の突出部2h〜2kは、矩形板形状の金属板2xの各コーナー部に設けられている。なお、周縁部は、金属板2xにおける圧電素子10xが積層されている面とは反対側の面のうち、第1の突起2mが設けられている箇所以外のことを指す。
図10において、圧電発電素子3xは、金属板2xを上面、圧電素子10xを下面とした積層体が複数積層されているものである。本実施形態の圧電発電素子3xは、複数の金属板2xと複数の圧電素子10xが積層されているため、より大きな電力を得ることができる。
最上部の金属板2xにおける第2の突起2n上に、押圧部材46が配置されている。押圧部材46は、セラミックスまたは金属からなる。押圧部材46は、平板部46aと、平板部46aから下方に突出している複数の突出部46b〜46dを有する。中央の突出部46cが、圧電発電素子3xを押圧する押圧用突出部として作用する。この突出部46cの先端は、最上部の金属板2xに当接されていてもよく、押圧時に押圧されるように、圧電発電素子3xと隔てられていてもよい。なお、押圧用突出部を構成している突出部46cの先端は、圧電発電素子3xに当接され得るように設けられていることが好ましい。
最下層の金属板2xは、上記段差部44a上に配置されており、金属板2xの突出部2h,2kの下方部分が段差部44aにより支持されている。従って、ケース42の上記段差部44aが設けられている部分が、1つの支持部材を構成している。なお、上記段差部44aに支持されるのは最下層の金属板2xではなく、最下層の圧電素子10xでもかまわない。
他方、段差部44aとは反対側においては、金属板2xの下面が、端子48を介して、てこ部材47の上面に設けられた突出部47aの上端に当接されている。図10に示すように、ケース42の幅方向に延びるようにてこ部材47が設けられている。てこ部材47は屈曲部47cを有する。てこ部材47では、屈曲部47cよりも連結ピン49側に延ばされている部分がケース42の幅方向において一対設けられている。そしてこの屈曲部47cよりも連結ピン49側に延ばされている部分とは反対側の部分は、ケース42の幅方向ほぼ全幅に至るように設けられている。
もっとも、このようなてこ部材47に代えて、ケース42の幅方向において、一端側及び他端側に、それぞれ独立にてこ部材を設けてもよい。屈曲部47cよりも外側において、てこ部材47は斜め下方に延ばされている。この延長されている部分の端部が、ケース42に対して、連結ピン49を介して回動自在に連結されている。従って、連結ピン49が設けられている部分が、支点を構成している。他方、上述した突出部47aの上端は、圧電発電素子3xが押圧された際に、てこ部材47に押圧力を加える力点となる。
てこ部材47の支点とは反対側の端部近傍においては、下方に突出している突出部47bが設けられている。この突出部47bの先端が反転ばね8に当接されている。この突出部47bが反転ばね8に当接している部分が、作用点となる。
本実施形態では、金属板2xにおける突出部2h〜2kが、上方の金属板2xに当接されている。最上部の金属板2xにおける突出部2h〜2kは、前述した突出部46c等に当接されている。
従って、圧電発電素子3xは、前述した段差部44aを含む支持部材で支えられていると共に、上記てこ部材47との連結部分によっても支えられている。従って、本実施形態においても、反転ばね8及びてこ部材47が、1つの支持部材を構成している。
第4の実施形態から明らかなように、本発明においては、圧電発電素子を支持している支持部材は、下方に延ばされた脚部を有せずともよく、金属板の平板部が、直接支持部材により支持されていてもよい。
また、第4の実施形態においても、上記てこ部材47において上記てこ比を調整することにより、反転ばね8の作動力を容易に調整することができる。
本実施形態では、押圧部材46が圧電発電素子3xのうち金属板2xを押圧している。すなわち、前記押圧荷重は、圧電発電素子3xのうち金属板2x側から圧電素子10x側に加えられる。ここで、圧電素子10xの分極軸方向は、例えば金属板2xから圧電素子10xに向かう方向である。そのため、あえて圧電素子10xの分極軸方向と同一の方向に電圧をかけることで、異なる方向からの押圧荷重により分極がデポールして発電効率が劣化することを抑制できる。従って、より発電効率を高めることができる。
1…圧電発電装置
2,2x…金属板
2a…第1の主面
2b…第2の主面
2c〜2f…脚部
2h〜2k…突出部
2m,2n…第1,第2の突起
3,3x…圧電発電素子
4…圧電体層
5,6…電極
5a…突出部
7a…ベース部
8…反転ばね
10,10x…圧電素子
21,31…圧電発電装置
32…ケース部材
33…底板
34…側壁
34a…段差部
35…てこ部材
35a…突出部
36…連結ピン
41…圧電発電装置
42…ケース
43…底板
44…側壁
44a…段差部
45…回路部材
46…押圧部材
46a…平板部
46b〜46d…突出部
47…てこ部材
47a,47b…突出部
47c…屈曲部
48…端子
49…連結ピン

Claims (15)

  1. 金属板と、金属板の片面に設けられた板状の圧電素子とを有する圧電発電素子と、
    前記圧電発電素子を支持している複数の支持部材とを備え、
    前記複数の支持部材のうち少なくとも1つの支持部材が、反転ばねを有し、
    前記反転ばねは、形状の自己復元力を有し、前記圧電発電素子の発電に必要な押圧荷重により反転するように設けられている、圧電発電装置。
  2. 前記圧電発電素子のうち前記金属板側が、前記押圧荷重が加えられる側である、請求項1に記載の圧電発電装置。
  3. 前記反転ばねが、前記圧電発電素子に押圧荷重が加えられた際に荷重−ストローク特性において、ピーク荷重と、前記ピーク荷重よりも小さい反転完了荷重とを有する、請求項1または2に記載の圧電発電装置。
  4. 前記少なくとも1つの支持部材が、前記反転ばねである、請求項1に記載の圧電発電装置。
  5. 前記反転ばねが、前記圧電発電素子を支持している複数の支点のうち少なくとも1つの支点の直下に存在する、請求項3に記載の圧電発電装置。
  6. 前記少なくとも1つの支持部材が、前記反転ばねと、力点、支点及び作用点を有するてこ部材とを有し、前記圧電発電素子が前記てこ部材の前記力点に外力を加えるように、前記圧電発電素子が前記てこ部材に連結されており、前記てこ部材の前記支点が、前記圧電発電素子を支持している支点であり、
    前記てこ部材の前記作用点が前記反転ばねに当接または連結されている、請求項1に記載の圧電発電装置。
  7. ケース部材をさらに備え、該ケース部材内に、前記てこ部材及び前記反転ばねが配置されており、前記てこ部材が前記ケース部材に前記支点において連結されている、請求項6に記載の圧電発電装置。
  8. 前記支点と前記作用点との間に前記力点が位置している、請求項6または7に記載の圧電発電装置。
  9. 前記力点と、前記支点との間に前記作用点が位置している、請求項6または7に記載の圧電発電装置。
  10. 前記支点と前記力点との間の距離と、前記支点と前記作用点との間の距離との比が、2:1〜1:3の範囲にある、請求項6に記載の圧電発電装置。
  11. 前記反転ばねが、ドーム状の形状を有する金属部材からなる、請求項1〜10のいずれか1項に記載の圧電発電装置
  12. 前記圧電発電素子が、前記金属板と前記圧電素子との積層体が複数積層されている構造を有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の圧電発電装置。
  13. 前記複数の支持部材が、前記金属板の周縁部に配置されている、請求項1〜12のいずれか1項に記載の圧電発電装置。
  14. 前記金属板における前記圧電素子が設けられている面とは反対側の面において、前記圧電素子とは反対側に突出している少なくとも1つの脚部を有し、該少なくとも1つの脚部が前記支持部材である、請求項1〜13のいずれか1項に記載の圧電発電装置。
  15. 平板部と、前記平板部から、前記圧電発電素子側に突出している押圧用突出部とを有する押圧部材をさらに備え、該押圧部材の前記押圧用突出部が、前記圧電発電素子に当接され得るように設けられている、請求項1〜14のいずれか1項に記載の圧電発電装置。
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