JP6489026B2 - モータ用積層鋼板の反り検出方法 - Google Patents
モータ用積層鋼板の反り検出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6489026B2 JP6489026B2 JP2016003518A JP2016003518A JP6489026B2 JP 6489026 B2 JP6489026 B2 JP 6489026B2 JP 2016003518 A JP2016003518 A JP 2016003518A JP 2016003518 A JP2016003518 A JP 2016003518A JP 6489026 B2 JP6489026 B2 JP 6489026B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel sheet
- workpiece
- laminated steel
- warp
- warpage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
モータ用積層鋼板のプレス加工により生じる反りの検出方法であって、
所定の間隔を空けて配列されている位置確認用孔を有する鋼板を、プレス加工し、
前記プレス加工した前記鋼板を撮像し、
撮像した画像における前記位置確認用孔の位置と、プレス加工前における鋼板の位置確認用孔の位置とのズレ量に基づいて、前記プレス加工した前記鋼板の反りの大きさを求める。
このような構成によれば、位置確認用孔のズレ量に基づいて、反りの大きさを求めることができる。したがって、ズレ量のみを測定するのみで、反りの大きさを求めることができる。また、限定された範囲を測定するため、反りの大きさを精度よく検出することができる。さらに、精度よく検出された反りの大きさに応じて、鋼板の加工条件を変更することによって、鋼板の反りを部位に応じて抑制することができる。
図1及び図2を参照して、実施の形態1に係るモータ用積層鋼板の製造方法について説明する。図1は、モータ用積層鋼板の製造装置を示す概略図である。図2は、実施の形態1に係るモータ用積層鋼板の製造方法の一工程を示す模式図である。実施の形態1に係るモータ用積層鋼板の製造方法は、モータ用積層鋼板の反り検出方法を含む。
実施の形態1に係るモータ用積層鋼板の製造方法では、図1に示すモータ用積層鋼板の製造装置10を用いることができる。モータ用積層鋼板の製造装置10は、アンコイラ1と、レベラー2と、フィーダ3と、抜き加工ユニット4と、加工硬化ユニット5と、測定ユニット6と、歪み取ユニット7と、反り高さフィードバック制御部8とを備える。アンコイラ1と、レベラー2と、フィーダ3と、抜き加工ユニット4と、加工硬化ユニット5と、測定ユニット6と、歪み取ユニット7とは、この順にワークW1の進行方向に配置されているとよい。
まず、ワークW1をアンコイラ1からレベラー2へ送り出す。ワークW1をレベラー2によって押圧して、歪みを除去する(レベラー工程ST1)。ここで、除去された歪みは、ワークW1をアンコイラ1へ巻き付けたことによって、生じたものである。レベラー2によるワークW1への押圧は、反り高さフィードバック制御部8からの指令信号に応じて、変化させるとよい。
なお、歪みを除去されたワークW1からモータ用積層鋼板に相当する部分を取り外し、取り外したこの部分を積層させることによって、モータ用積層鋼板を得ることができる。また、得られたモータ用積層鋼板を積層した後、樹脂を用いて磁石を積層鋼板に固定してもよい。
図3〜図5を参照して、実施の形態2に係るモータ用積層鋼板の製造方法について説明する。図3は、実施の形態2に係るモータ用積層鋼板の製造方法の一工程を示す模式図である。図4は、反り発生前後のパイロット孔の位置のズレ量を示す図である。図5は、反り発生前後のパイロット孔の位置のズレ量と反り高さとの関係を示す図である。実施の形態2に係るモータ用積層鋼板の製造方法は、反り量測定工程ST4を除いて、実施の形態1に係るモータ用積層鋼板の製造方法と同じ構成を有する。同じ構成については説明を省略し、異なる構成について説明する。
パイロット孔W0a同士間の距離P1は、ワークW1を送るときのピッチに相当し、送りピッチP1とも称する。図5に示すように、反り高さ検出部63は、下記の式1を用いて反り角度θを求めた後、さらに式2を用いて反り高さH1を求める。
cosθ=P1/(P1−Z1) (…式1)
H1=P1×sinθ (…式2)
反り高さ検出部63が、求めた反り高さH1を含む反り情報信号を反り高さフィードバック制御部8に送信し、反り高さフィードバック制御部8が反り高さH1に応じて指令信号をレベラー2及び歪み取ユニット7へ送信する。具体的には、反り高さH1があらかじめ決めた所定の値よりも高いとき、反り高さフィードバック制御部8が指令信号をレベラー2及び歪み取ユニット7へ送信する。あらかじめ決めた所定の値は、例えば、最終的に形成されるモータ用積層鋼板の反りの許容範囲の最大値である。
なお、ここで、距離P1の値は、基準ワークW0の画像情報に基づいて求めてもよい。また、距離P1の値は、送りピッチであり、任意に設定する固定値であるため、例えば、予め設定された固定値を利用して、求めてもよい。したがって、距離P1の値を求めるためには、必ずしも基準ワークW0の画像情報を必要としない。
ST24 反り量測定工程
W1 ワーク W1a パイロット孔
W0 基準ワーク W0a パイロット孔
Z1 ズレ量
Claims (1)
- プレス加工により生じるモータ用積層鋼板の反り検出方法であって、
所定の間隔を空けて配列されている位置確認用孔を有する鋼板を、プレス加工し、
前記プレス加工した前記鋼板を撮像し、
撮像した画像における前記鋼板の長手方向に配列される前記位置確認用孔同士の位置と、プレス加工前における前記鋼板の長手方向に配列される前記位置確認用孔同士の位置との、前記鋼板の長手方向におけるズレ量に基づいて、前記プレス加工した前記鋼板の反りの大きさを求める、
モータ用積層鋼板の反り検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016003518A JP6489026B2 (ja) | 2016-01-12 | 2016-01-12 | モータ用積層鋼板の反り検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016003518A JP6489026B2 (ja) | 2016-01-12 | 2016-01-12 | モータ用積層鋼板の反り検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017127059A JP2017127059A (ja) | 2017-07-20 |
JP6489026B2 true JP6489026B2 (ja) | 2019-03-27 |
Family
ID=59365328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016003518A Active JP6489026B2 (ja) | 2016-01-12 | 2016-01-12 | モータ用積層鋼板の反り検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6489026B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60151616U (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-08 | 川崎製鉄株式会社 | シ−トバ−先端の上反り量検出装置 |
JPH0781821B2 (ja) * | 1986-06-12 | 1995-09-06 | 川崎製鉄株式会社 | 継目検出方法 |
JPH02194307A (ja) * | 1989-01-23 | 1990-07-31 | Kawasaki Steel Corp | 板状物体の反り形状測定装置 |
JPH04117153A (ja) * | 1990-09-04 | 1992-04-17 | Mitsui High Tec Inc | 積層鉄心の製造方法 |
JP2958133B2 (ja) * | 1991-01-31 | 1999-10-06 | 株式会社アマダ | パンチングプレス |
JPH04328412A (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-17 | Kawasaki Steel Corp | 板材の反り検出方法 |
JP3284938B2 (ja) * | 1997-09-09 | 2002-05-27 | 村田機械株式会社 | パンチプレス |
JP2000233220A (ja) * | 1999-02-12 | 2000-08-29 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 帯板の溶接部検出方法 |
JP4018885B2 (ja) * | 2001-05-25 | 2007-12-05 | 株式会社三井ハイテック | 積層鉄心 |
-
2016
- 2016-01-12 JP JP2016003518A patent/JP6489026B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017127059A (ja) | 2017-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9017497B2 (en) | Method of manufacturing laminated core segment | |
JP7041148B2 (ja) | 曲げ機械を駆動する方法 | |
JP2016083698A (ja) | 順送加工方法 | |
JP2019041474A (ja) | 積層体の製造方法及び積層体の製造ライン | |
JP2014075952A (ja) | コイル製造システム | |
US20180369895A1 (en) | Roll feeder, press system, and hoop material conveyance method | |
JP2017022885A (ja) | 積層鉄心の製造方法及びその製造装置 | |
JP2012125075A (ja) | 積層鉄心の製造方法及び積層鉄心製造システム | |
JP2019047689A (ja) | 順送プレス装置 | |
JP6544064B2 (ja) | 金属板の打ち抜き方法及び金属板の打ち抜きシステム | |
JP6489026B2 (ja) | モータ用積層鋼板の反り検出方法 | |
US20210205872A1 (en) | Producing a product made of a flexibly rolled strip material | |
JP6653619B2 (ja) | 積層鉄心形成方法及び積層鉄心形成装置並びにプログラム | |
JP2005034981A (ja) | カット装置及びカット方法 | |
JP5291774B2 (ja) | 積層鉄心の製造方法及び製造装置 | |
JP6495747B2 (ja) | 積層鉄心の検査装置及び積層鉄心の検査方法 | |
KR20170141358A (ko) | 적층 코어 제조시스템 및 제조방법 | |
JP6102052B2 (ja) | 製袋断裁打ち抜き装置 | |
JP6010670B2 (ja) | 順送加工方法 | |
JP6349501B2 (ja) | 電磁鋼板プレス金型構造 | |
JP2020184863A (ja) | 積層鉄心の製造システム、及び積層鉄心の製造方法 | |
JP6063533B2 (ja) | 順送加工方法 | |
JP2001096495A (ja) | プレス加工方法及びプレス機械 | |
JP2017118761A (ja) | ロータコアのブリッジ部の加工方法 | |
JP2012152007A (ja) | 積層体の厚み測定方法及び積層体の製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181121 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190107 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190211 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6489026 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |