JP6488268B2 - 鞍乗り型車両の収納部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両の収納部構造に関する。
従来、鞍乗り型車両において、レッグシールド(カバー部材)に設けられた収納部の開口部よりも、この開口部の奥の収納空間を広げた収納部構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5948499号明細書
しかし、上記従来のような収納部構造では、収納部を広くできるが、奥まった部分を広くするため、収納部を複数の部品で構成する必要性が高くなり、成形金型の数や部品点数が増加してしまい、コストが増加してしまうことから改善が求められる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、広い収納部を少ない部品点数で形成できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、開口部(54)を有するカバー部材(47)と、前記開口部(54)に重なるように、前記カバー部材(47)の裏側に設けられる収納部(52)とを備え、前記収納部(52)が、前記開口部(54)よりも下方に広がる延出収納部(56)を備える鞍乗り型車両の収納部構造において、前記延出収納部(56)は、前記カバー部材(47)の裏側に取り付けられて前記収納部(52)を形成する収納箱(61)と一体に形成された蓋部(62)が一体成形されたヒンジ部(75)によって曲げられて閉じた下部収納空間(56a)を備え、前記収納箱(61)は、上下に延びる前記カバー部材(47)の前記開口部(54)から後方に開放する上側箱部(65)と、前記上側箱部(65)から前記開口部(54)よりも下方に延びるとともに後方に開放する下側箱部(66)とを備え、前記蓋部(62)は、前記下側箱部(66)を閉じて前記下部収納空間(56a)を形成し、前記開口部(54)を閉じる収納蓋(53)を備え、当該収納蓋(53)の蓋側ヒンジ部(53b)は前記カバー部材(47)に取り付けられることを特徴とする。
本発明の構成によれば、カバー部材の開口部よりも下方に広がる延出収納部は、カバー部材の裏側に取り付けられて収納部を形成する収納箱と一体に形成された蓋部が一体成形されたヒンジ部によって曲げられて閉じた下部収納空間を備える。これにより、収納箱と一体に形成された蓋部を曲げて閉じることで、延出収納部を形成できる。このため、開口部よりも下方に広がる延出収納部を備える収納部を少ない部品点数で形成できる。
また、本発明の収納部構造は、前記収納箱(61)は、前記カバー部材(47)に固定される箱固定部(68)を備え、前記蓋部(62)は、前記カバー部材(47)に固定される蓋固定部(70)を備え、前記蓋部(62)は、前記箱固定部(68)及び前記蓋固定部(70)を前記カバー部材(47)に固定する固定部材(77a)によって、閉じた状態に固定されていることを特徴とする。
本発明の構成によれば、蓋部は、箱固定部及び蓋固定部をカバー部材に固定する固定部材によって、閉じた状態に固定されている。これにより、収納箱及び蓋部をカバー部材に固定する固定部材によって蓋部を閉じた状態に固定でき、部品点数を削減できる。
また、本発明の収納部構造は、前記カバー部材(47)は、前記開口部(54)の下端(54a)よりも後方に膨出する膨出部(47a)を前記開口部(54)の下方に備え、前記箱固定部(68)は、前記膨出部(47a)の内方に設けられていることを特徴とする。
本発明の構成によれば、カバー部材は、開口部の下端よりも後方に膨出する膨出部を開口部の下方に備え、箱固定部は、膨出部の内方に設けられている。これにより、蓋部を閉じた状態に固定する箱固定部及び蓋固定部等を膨出部の内方にコンパクトに納めることができる。
さらに、本発明の収納部構造は、前記ヒンジ部(53b)は、前記開口部(54)の車幅方向の一側部分(54R)の下方に配置され、前記下部収納空間(56a)は、前記開口部(54)の車幅方向の他側部分(54L)の下方に形成されていることを特徴とする。
本発明の構成によれば、収納蓋の蓋側ヒンジ部は、開口部の車幅方向の一側部分の下方に配置され、下部収納空間は、開口部の車幅方向の他側部分の下方に形成されている。これにより、開口部の車幅方向の他側に下部収納空間を設けて収納空間を拡大できるとともに、開口部の車幅方向の一側に収納蓋の蓋側ヒンジ部を設けて収納蓋で開口部を塞ぐことができる。
また、本発明の収納部構造は、前記収納部(52)は、前記開口部(54)から後方に露出する壁部(65a)を備え、外部機器(S)に電力を供給可能な電源ソケット(58)が、前記蓋側ヒンジ部(53b)の上方で前記壁部(65a)に配置されていることを特徴とする。
本発明の構成によれば、外部機器に電力を供給可能な電源ソケットが、蓋側ヒンジ部の上方で開口部から後方に露出する壁部に配置されている。これにより、蓋側ヒンジ部の上方のスペースを有効利用して電源ソケットを設けることができるとともに、開口部から電源ソケットに容易に外部機器を接続できる。
また、本発明は、開口部(54)を有するカバー部材(47)と、前記開口部(54)に重なるように、前記カバー部材(47)の裏側に設けられる収納部(52)とを備え、前記収納部(52)が、前記開口部(54)よりも下方に広がる延出収納部(56)を備える鞍乗り型車両の収納部構造において、前記延出収納部(56)は、前記カバー部材(47)の裏側に取り付けられて前記収納部(52)を形成する収納箱(61)と一体に形成された蓋部(62)が一体成形されたヒンジ部(75)によって曲げられて閉じた下部収納空間(56a)を備え、前記収納箱(61)は、前記カバー部材(47)に固定される箱固定部(68)を備え、前記蓋部(62)は、前記カバー部材(47)に固定される蓋固定部(70)を備え、前記蓋部(62)は、前記箱固定部(68)及び前記蓋固定部(70)を前記カバー部材(47)に固定する固定部材(77a)によって、閉じた状態に固定されていることを特徴とする。
また、本発明は、開口部(54)を有するカバー部材(47)と、前記開口部(54)に重なるように、前記カバー部材(47)の裏側に設けられる収納部(52)とを備え、前記収納部(52)が、前記開口部(54)よりも下方に広がる延出収納部(56)を備える鞍乗り型車両の収納部構造において、前記延出収納部(56)は、前記カバー部材(47)の裏側に取り付けられて前記収納部(52)を形成する収納箱(61)と一体に形成された蓋部(62)が一体成形されたヒンジ部(75)によって曲げられて閉じた下部収納空間(56a)を備え、前記開口部(54)を閉じる収納蓋(53)を備え、当該収納蓋(53)の蓋側ヒンジ部(53b)は前記カバー部材(47)に取り付けられ、前記蓋側ヒンジ部(53b)は、前記開口部(54)の車幅方向の一側部分(54R)の下方に配置され、前記下部収納空間(56a)は、前記開口部(54)の車幅方向の他側部分(54L)の下方に形成されていることを特徴とする。
本発明に係る鞍乗り型車両の収納部構造では、開口部よりも下方に広がる延出収納部を備える収納部を少ない部品点数で形成でき、コストを低減させることができる。
また、蓋部をカバー部材に固定する固定部材によって蓋部を閉じた状態に固定でき、部品点数を削減できる。
また、箱固定部を、カバー部材の膨出部の内方にコンパクトに収納できる。
さらに、下部収納空間によって収納空間を拡大でき、且つ、蓋側ヒンジ部を省スペースに設けることができる。
また、開口部から電源ソケットに容易に外部機器を接続できる。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の左側面図である。 レッグシールドの上部の周辺部を後方側から見た図である。 収納部を車両後方側から見た図である。 箱部材を車両後方側から見た図である。 蓋部を折り曲げ部で折り曲げた状態を示す図である。 レッグシールドの裏側から箱部材の取り付け状態を見た図である。 図2のVII−VII断面図である。 図2のVIII−VIII断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の左側面図である。なお、図1では、左右一対で設けられるものは、符号を含めて左側のものだけが図示されている。
鞍乗り型車両1は、シート10に着座した乗員が足を載せる低床のステップフロア11を有するスクータ型の自動二輪車であり、車体フレーム12の前方に前輪2を有し、駆動輪である後輪3は、車両後部に配置されるユニットスイングエンジン13に軸支されている。
鞍乗り型車両1は、車体フレーム12の前端部に軸支されるフロントフォーク14を備え、前輪2は、フロントフォーク14の下端部に軸支される。乗員が操舵するハンドル15は、フロントフォーク14の上端に取り付けられている。
鞍乗り型車両1は、車体フレーム12等の車体を覆う車体カバー16を備える。
車体フレーム12は、前端に設けられるヘッドパイプ17と、ヘッドパイプ17から後下方に延びるダウンフレーム18と、ダウンフレーム18の下端から後方へ略水平に延びる左右一対のロアフレーム19,19と、ロアフレーム19,19の後端から後上がりに延びる左右一対のシートフレーム20,20とを備える。
ユニットスイングエンジン13は、内燃機関であるエンジン30と後輪3を支持するアーム部31とが一体化されたユニットスイングパワーユニットである。中空のケース状に形成されたアーム部31の内部には、エンジン30の出力を後輪3に伝達するベルト式無段変速機(不図示)が収容されている。
エンジン30は、車幅方向に延びるクランク軸を収容するクランクケース34と、クランクケース34の前面部から前方へ略水平に延びるシリンダ部(不図示)とを備える。
エンジン30の排気管(不図示)は、上記シリンダ部から引き出されて後方に延び、その後端が、後輪3の右側方(一側側方)に配置されたマフラー37に接続される。
アーム部31は、クランクケース34の左後部から後方に延び、後輪3の左側方(他側側方)に位置する。後輪3は、アーム部31の後端部の後輪車軸31aに軸支され、アーム部31によって片持ちで支持される。
エンジン30の吸気装置は、エアクリーナボックス40と、エアクリーナボックス40に接続されるスロットルボディ(不図示)とを備える。
エアクリーナボックス40は、アーム部31に支持され、アーム部31の上方に位置する。すなわち、エアクリーナボックス40は、後輪3の左側方に位置する。
上記スロットルボディは、エアクリーナボックス40の前方且つユニットスイングエンジン13の上方に配置され、その下流端が上記シリンダ部の吸気ポートに接続される。
車体カバー16は、ハンドル15の周辺部を覆うアッパーカバー45と、ヘッドパイプ17及びダウンフレーム18を前方及び側方から覆うフロントカバー46と、フロントカバー46に後方から合わさってヘッドパイプ17及びダウンフレーム18を後方から覆うレッグシールド47(カバー部材)とを備える。
また、車体カバー16は、ロアフレーム19,19を下方から覆うアンダーカバー48と、ロアフレーム19,19を上方から覆う上記ステップフロア11と、シート10の下方でシートフレーム20,20を側方から覆う左右一対のリアサイドカバー49,49と、シート10の下方の部分を前方から覆うセンターロアカバー50とを備える。
また、鞍乗り型車両1は、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー43を備える。
図2は、レッグシールド47の上部の周辺部を後方側から見た図である。
図2に示すように、レッグシールド47は、ヘッドパイプ17及びダウンフレーム18を後方から覆うように設けられる上下に長い板状のカバーである。レッグシールド47は、フロントカバー46の後面を閉じるようにフロントカバー46に連結されており、フロントカバー46とレッグシールド47との間には、電装品や収納部等が配置される空間が形成されている。
レッグシールド47は、シート10(図1)及びステップフロア11の前方に配置されており、シート10に着座してステップフロア11に足を載せた運転者の脚を前方から覆う。
レッグシールド47の上部の車幅方向一側(右側)の部分には、鞍乗り型車両1のメインキーが差し込まれるキーシリンダ部51が設けられている。
レッグシールド47の上部の車幅方向一側(左側)の部分には、物品を収納可能な収納部52が設けられている。
鞍乗り型車両1は、収納部52を開閉自在に覆う収納蓋53を備える。
図3は、収納部52を車両後方側から見た図である。図3では、収納蓋53を取り外した状態が図示されている。
図2及び図3に示すように、レッグシールド47は、レッグシールド47を前後に貫通する開口部54を、上部の左側に備える。収納部52は、開口部54をレッグシールド47の裏側(車両前方側)から覆うように設けられており、開口部54から収納部52内に物品を出し入れ可能である。詳細には、収納部52は、箱部材60をレッグシールド47の裏面に取り付けることで形成されている。
収納部52は、開口部54から後方に露出する上部収納空間55と、開口部54よりも下方に延びる延出収納部56とを備える。延出収納部56の内部には、縦長の下部収納空間56aが形成されている。
さらに、上部収納空間55は、開口部54における車幅方向の内側部分54R(一側部分)に連通する一側収納空間55aと、開口部54における車幅方向の外側部分54L(他側部分)に位置する他側収納空間55bとを備える。他側収納空間55bは、一側収納空間55aよりも前後方向の奥行きが大きく形成されている。
他側収納空間55bは、下部収納空間56aの上部に連続しており、下部収納空間56aは、開口部54の外側部分54Lの下方に位置する。
一側収納空間55aには、外部機器S(図3)に電力を供給可能な電源ソケット58が設けられている。
開口部54は、略矩形に形成されている。収納蓋53は、開口部54よりも大きな矩形の板状に形成されており、開口部54を後方から覆う。開口部54の周縁部には、収納蓋53によって覆われる枠状の受け面57が形成されている。
受け面57は、収納蓋53の上端部が係止される係止孔部57aを、開口部54の上方に備える。また、受け面57は、レッグシールド47を貫通する挿通孔57bを、開口部54の内側部分54Rの下方に備える。
図4は、箱部材60を車両後方側から見た図である。
箱部材60は、車両後方側に開放した箱状の収納箱61と、収納箱61と一体に形成された蓋部62とを備える。
収納箱61は、収納箱61の前面を構成する前壁部61aと、前壁部61aの周縁の全周から後方に延出する周壁部61bとを備える。周壁部61bの後端部61cは、収納箱61の後面の開放部を区画する。
収納箱61は、上部収納空間55(図3)を区画する上側箱部65と、下部収納空間56a(図3)を区画する下側箱部66とを備える。下側箱部66は、上側箱部65の下部の車幅方向の他側(左側)の部分から下方に延出している。下側箱部66は、上側箱部65よりも車幅方向にサイズが小さく形成されている。
上側箱部65は、一側収納空間55aの前壁を構成する一側前壁部65a(壁部)と、他側収納空間55bの前壁を構成する他側前壁部65bとを備える。一側前壁部65aの下部には、電源ソケット58を支持する支持孔65cが形成されている。
上側箱部65は、周壁部61bの上面部の後端から上方に延びる固定片67aと、周壁部61bの内側面部の後端から側方に延びる固定片67b,67bとを備える。
下側箱部66は、下部収納空間56aの車幅方向外側の側壁を構成する外側側壁部66aと、下部収納空間56aの車幅方向内側の側壁を構成する内側側壁部66bと、下部収納空間56aの下壁を構成する下壁部66cとを備える。外側側壁部66a、内側側壁部66b及び下壁部66cは、周壁部61bの一部を構成する。
下側箱部66は、下壁部66cの後端から下方に延出する板状の箱固定部68と、内側側壁部66bの後端から後方に突出する爪状の係止片69とを備える。箱固定部68には箱固定部68を貫通する孔68aが形成されている。
蓋部62は、下側箱部66の外側側壁部66aの後端から車幅方向外側に延出する板状部材である。蓋部62は、外側側壁部66aの全長に亘って形成されている。
蓋部62は、上下に延びる直線状のヒンジ部75を介して外側側壁部66aに繋がっている。蓋部62は、ヒンジ部75で折り曲げられることで、下側箱部66の後面の開放部を塞ぐ。ヒンジ部75は、収納箱61及び蓋部62と一体成形されている。
図5は、蓋部62をヒンジ部75で折り曲げた状態を示す図である。
蓋部62は、図4の状態から内側側壁部66b側に略180°折り曲げられることで、外側側壁部66a、内側側壁部66b及び下壁部66cの後端に当接し、図5のように下側箱部66の後面を塞ぐ。
蓋部62は、下方に延出する蓋固定部70を備え、蓋固定部70には孔70aが形成されている。図5のように蓋部62が閉じられると、蓋固定部70は箱固定部68に重なり、孔68aと孔70aとが重なる。
蓋部62は、車幅方向の外端部に係止孔71を備える。図5のように蓋部62が閉じられると、係止孔71は係止片69に嵌合し、蓋部62は閉じた状態に固定される。
蓋部62は、図5のように閉じた状態において前方側へ延出するリブ72を周縁部に備える。リブ72は、蓋部62が閉じた状態では、下壁部66c、箱固定部68及び外側側壁部66aの外周部に外側から嵌合する。
箱部材60は、型を用いた樹脂成型によって、収納箱61と蓋部62とが一体に形成される。型による製造段階では、箱部材60は、図4のように蓋部62が開いた状態のものが製造される。図4の状態では、箱部材60は閉じた部分を有しないため、簡単な構造の型で箱部材60を製造できる。
樹脂成型の後、図5のように蓋部62が曲げて閉じられることで、延出収納部56が形成され、延出収納部56の内部に下部収納空間56aが形成される。蓋部62が閉じられた状態では、箱部材60は、ヒンジ部75が変形した変形部76を備える。
図6は、レッグシールド47の裏側から箱部材60の取り付け状態を見た図である。
箱部材60は、蓋部62が閉じられた後、上部収納空間55が開口部54から後方に露出するように、レッグシールド47の裏側に取り付けられる。
詳細には、箱部材60は、固定片67b,67bに挿通される固定具77,77、及び、箱固定部68の孔68aに挿通される固定部材77aによって、レッグシールド47に固定される。固定具77,77及び固定部材77aは、レッグシールド47の裏側から固定片67b,67b及び箱固定部68に挿通される。このように、固定具77,77及び固定部材77aがレッグシールド47の裏面側に設けられるため、固定具77及び固定部材77aが外側から視認されず、外観性が良い。
また、箱部材60は、図3及び図6に示すように、レッグシールド47の受け面57の上部にレッグシールド47の後面(表面)側から挿通される固定具78によっても、レッグシールド47に固定される。固定具78は、箱部材60の固定片67a(図4)に固定される。
固定具77,78及び固定部材77aは、例えばボス部に締結されるボルトである。
箱部材60がレッグシールド47に固定されると、周壁部61bの後端部61cにおいて上側箱部65に対応する部分が、受け面57の裏面に当接する。
図7は、図2のVII−VII断面図である。
図2、図3、図6及び図7を参照し、収納蓋53は、開口部54を覆う蓋本体部53aと、レッグシールド47に回動自在に軸支される蓋側ヒンジ部53bと、レッグシールド47の係止孔部57aに係合可能なロック機構部53cとを備える。
開口部54は側面視では鉛直よりも後傾しており、収納蓋53も開口部54を閉じた状態では後傾している。
レッグシールド47は、一側収納空間55a及び開口部54の内側部分54Rの下方且つ下部収納空間56aの車幅方向内側側方に、蓋側ヒンジ部53bの下端を軸支するヒンジ軸80を備え、収納蓋53は、ヒンジ軸80を中心に回動自在である。開口部54は、収納蓋53が後方に回動すると開いた状態となる。
蓋側ヒンジ部53bは、レッグシールド47の裏面側のヒンジ軸80から上方に延びた後、後方に屈曲し、レッグシールド47の挿通孔57bを通ってレッグシールド47の後方へ延出している。挿通孔57bは、蓋本体部53aで覆われて隠れる。
このように、一側収納空間55aの下方且つ下部収納空間56aの車幅方向内側側方に蓋側ヒンジ部53bを設けたため、下部収納空間56aによって収納スペースを大きく確保できるとともに、下部収納空間56aの側方の空間を有効利用して収納蓋53の蓋側ヒンジ部53bをコンパクトに設けることができる。
一側収納空間55aの一側前壁部65aは、後下がりに傾斜しており、その後面は、収納蓋53を開けた状態では、開口部54から後方に露出するとともに後上方の運転者側に面する。
電源ソケット58は筒状に形成されており、内周部58aに外部機器S(図3)の接続端子が挿入される。電源ソケット58は、一側前壁部65aの支持孔65cに固定されると、内周部58aの挿入口が後上方を指向する。このため、開口部54を介して、外部機器Sを運転者側から電源ソケット58に着脱し易い。
外部機器S(図3)は、例えば、スマートフォン等の携帯型情報端末である。下部収納空間56aは、車幅方向よりも上下方向に長い縦長の空間であるため、長方形の板状の外部機器Sを下部収納空間56aに収納し易い。外部機器Sの接続ケーブル(不図示)は外部機器Sから上方に延びて電源ソケット58に接続される。
下部収納空間56a及び他側収納空間55bは上下に連続しているため、この収納空間には大きな収納物を収納可能である。
図8は、図2のVIII−VIII断面図である。
図2及び図8に示すように、レッグシールド47は、開口部54の下方に、後方へ膨出する膨出部47aを備える。膨出部47aは、開口部54の下端54aよりも後方に膨出している。
下部収納空間56aは、図8のように側方から見た場合、前下方に斜めに延びており、開口部54の下端54aよりも前方に配置されている。
詳細には、下部収納空間56aの後壁を構成する蓋部62は、受け面57における開口部54の下端54aの近傍の部分から、前下方に斜めに延びている。このように、下部収納空間56aが開口部54の下端54aよりも前方に位置し、蓋部62が前下方に延びているため、下部収納空間56aの後方にレッグシールド47の膨出部47aが形成されている構成であっても、下部収納空間56aに収納された収納物が開口部54の下端54aよりも前方に入り込むことがない。このため、ユーザーは、下部収納空間56aに収納物を容易に出し入れできる。
下側箱部66の箱固定部68は、蓋部62の蓋固定部70に重なった状態で、孔68a及び孔70aに前方(レッグシールド47の裏側)から挿通される前記固定部材77aによって、レッグシールド47のボス部47bに固定されている。ボス部47bは、ヒンジ軸80の外側方に位置する。また、ボス部47bは、膨出部47aの裏面から前方に延出しており、膨出部47aの内方に位置する。
すなわち、箱固定部68及び蓋固定部70は、固定部材77aによってボス部47bに共締めされて固定されている。このように、箱固定部68をレッグシールド47に固定する固定部材77aによって蓋固定部70を固定して蓋固定部70を閉じた状態に固定できるため、部品点数を削減できる。箱固定部68、蓋固定部70、固定部材77a及びボス部47bは、膨出部47aの内方の空間を利用してコンパクトに設けられている。
図8に示すように、下部収納空間56aの下端は、蓋部62の下端部と下側箱部66の下壁部66cの下端(後端)とが合わさった状態で、固定部材77aの締結力によって閉じられている。外側側壁部66a(図4)と蓋部62との間はヒンジ部75によって一体に結合されているため、隙間は形成されないが、蓋部62の下端と下側箱部66の下壁部66cの下端との間には、外側に連通する微小な隙間が形成される。
すなわち、本実施の形態では、ヒンジ部75を下壁部66cではなく外側側壁部66aに設けたため、簡単な構造で下部収納空間56aの下端に隙間を形成できる。このため、下部収納空間56aに水が浸入した場合であっても、下部収納空間56aの下端の隙間から水を外部に排出できる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、鞍乗り型車両1の収納部構造は、開口部54を有するレッグシールド47と、開口部54に重なるように、レッグシールド47の裏側に設けられる収納部52とを備え、収納部52が、開口部54よりも下方に広がる延出収納部56を備え、延出収納部56は、レッグシールド47の裏側に取り付けられて収納部52を形成する収納箱61と一体に形成された蓋部62が一体成形されたヒンジ部75によって曲げられて閉じた下部収納空間56aを備える。これにより、収納箱61と一体に形成された蓋部62をヒンジ部75で曲げて閉じることで、延出収納部56を形成できる。このため、開口部54よりも下方に広がる延出収納部56を備える収納部52を少ない部品点数で形成でき、コストを低減できる。
また、レッグシールド47は、開口部54の下端54aよりも後方に突出する膨出部47aを開口部54の下方に備え、下部収納空間56aは、開口部54の下端54aよりも前方に形成されている。これにより、後方に膨出する膨出部47aが開口部54の下方にある構成であっても、下部収納空間56aが開口部54の前方に位置するため、下部収納空間56aの収納物が膨出部47a側に入ることがなく、収納物を取り出し易い。
また、収納箱61は、レッグシールド47に固定される箱固定部68を備え、蓋部62は、レッグシールド47に固定される蓋固定部70を備え、蓋部62は、箱固定部68及び蓋固定部70をレッグシールド47に固定する固定部材77aによって、閉じた状態に固定されている。これにより、収納箱61及び蓋部62をレッグシールド47に固定する固定部材77aによって蓋部62を閉じた状態に固定でき、部品点数を削減できる。
また、レッグシールド47は、開口部54の下端54aよりも後方に膨出する膨出部47aを開口部54の下方に備え、箱固定部68は、膨出部47aの内方に設けられている。これにより、蓋部62を閉じた状態に固定する箱固定部68及び蓋固定部70等を膨出部47aの内方にコンパクトに納めることができる。
さらに、収納部構造は、開口部54を閉じる収納蓋53を備え、収納蓋53の蓋側ヒンジ部53bはレッグシールド47に取り付けられ、蓋側ヒンジ部53bは、開口部54の車幅方向の内側部分54Rの下方に配置され、下部収納空間56aは、開口部54の車幅方向の外側部分54Lの下方に形成されている。これにより、開口部54の車幅方向の他側に下部収納空間56aを設けて収納空間を拡大できるとともに、開口部54の車幅方向の一側に収納蓋53の蓋側ヒンジ部53bを設けて収納蓋53で開口部54を塞ぐことができる。
また、収納部52は、開口部54から後方に露出する一側前壁部65aを備え、外部機器Sに電力を供給可能な電源ソケット58が、蓋側ヒンジ部53bの上方で一側前壁部65aに配置されている。これにより、蓋側ヒンジ部53bの上方のスペースを有効利用して電源ソケット58を設けることができるとともに、開口部54から電源ソケット58に容易に外部機器Sを接続できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では自動二輪車を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両、及び、4輪以上を備えた鞍乗り型車両に適用可能である。
1 鞍乗り型車両
47 レッグシールド(カバー部材)
47a 膨出部
52 収納部
53 収納蓋
53b 蓋側ヒンジ部
54 開口部
54a 下端
54L 外側部分(他側部分)
54R 内側部分(一側部分)
56 延出収納部
56a 下部収納空間
58 電源ソケット
61 収納箱
62 蓋部
65a 一側前壁部(壁部)
68 箱固定部
70 蓋固定部
75 ヒンジ部
77a 固定部材

Claims (7)

  1. 開口部(54)を有するカバー部材(47)と、前記開口部(54)に重なるように、前記カバー部材(47)の裏側に設けられる収納部(52)とを備え、前記収納部(52)が、前記開口部(54)よりも下方に広がる延出収納部(56)を備える鞍乗り型車両の収納部構造において、
    前記延出収納部(56)は、前記カバー部材(47)の裏側に取り付けられて前記収納部(52)を形成する収納箱(61)と一体に形成された蓋部(62)が一体成形されたヒンジ部(75)によって曲げられて閉じた下部収納空間(56a)を備え
    前記収納箱(61)は、上下に延びる前記カバー部材(47)の前記開口部(54)から後方に開放する上側箱部(65)と、前記上側箱部(65)から前記開口部(54)よりも下方に延びるとともに後方に開放する下側箱部(66)とを備え、
    前記蓋部(62)は、前記下側箱部(66)を閉じて前記下部収納空間(56a)を形成し、
    前記開口部(54)を閉じる収納蓋(53)を備え、当該収納蓋(53)の蓋側ヒンジ部(53b)は前記カバー部材(47)に取り付けられることを特徴とする鞍乗り型車両の収納部構造。
  2. 前記収納箱(61)は、前記カバー部材(47)に固定される箱固定部(68)を備え、
    前記蓋部(62)は、前記カバー部材(47)に固定される蓋固定部(70)を備え、
    前記蓋部(62)は、前記箱固定部(68)及び前記蓋固定部(70)を前記カバー部材(47)に固定する固定部材(77a)によって、閉じた状態に固定されていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  3. 前記カバー部材(47)は、前記開口部(54)の下端(54a)よりも後方に膨出する膨出部(47a)を前記開口部(54)の下方に備え、
    前記箱固定部(68)は、前記膨出部(47a)の内方に設けられていることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  4. 記蓋側ヒンジ部(53b)は、前記開口部(54)の車幅方向の一側部分(54R)の下方に配置され、
    前記下部収納空間(56a)は、前記開口部(54)の車幅方向の他側部分(54L)の下方に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  5. 前記収納部(52)は、前記開口部(54)から後方に露出する壁部(65a)を備え、
    外部機器(S)に電力を供給可能な電源ソケット(58)が、前記蓋側ヒンジ部(53b)の上方で前記壁部(65a)に配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  6. 開口部(54)を有するカバー部材(47)と、前記開口部(54)に重なるように、前記カバー部材(47)の裏側に設けられる収納部(52)とを備え、前記収納部(52)が、前記開口部(54)よりも下方に広がる延出収納部(56)を備える鞍乗り型車両の収納部構造において、
    前記延出収納部(56)は、前記カバー部材(47)の裏側に取り付けられて前記収納部(52)を形成する収納箱(61)と一体に形成された蓋部(62)が一体成形されたヒンジ部(75)によって曲げられて閉じた下部収納空間(56a)を備え、
    前記収納箱(61)は、前記カバー部材(47)に固定される箱固定部(68)を備え、
    前記蓋部(62)は、前記カバー部材(47)に固定される蓋固定部(70)を備え、
    前記蓋部(62)は、前記箱固定部(68)及び前記蓋固定部(70)を前記カバー部材(47)に固定する固定部材(77a)によって、閉じた状態に固定されていることを特徴とする鞍乗り型車両の収納部構造。
  7. 開口部(54)を有するカバー部材(47)と、前記開口部(54)に重なるように、前記カバー部材(47)の裏側に設けられる収納部(52)とを備え、前記収納部(52)が、前記開口部(54)よりも下方に広がる延出収納部(56)を備える鞍乗り型車両の収納部構造において、
    前記延出収納部(56)は、前記カバー部材(47)の裏側に取り付けられて前記収納部(52)を形成する収納箱(61)と一体に形成された蓋部(62)が一体成形されたヒンジ部(75)によって曲げられて閉じた下部収納空間(56a)を備え、
    前記開口部(54)を閉じる収納蓋(53)を備え、当該収納蓋(53)の蓋側ヒンジ部(53b)は前記カバー部材(47)に取り付けられ、前記蓋側ヒンジ部(53b)は、前記開口部(54)の車幅方向の一側部分(54R)の下方に配置され、
    前記下部収納空間(56a)は、前記開口部(54)の車幅方向の他側部分(54L)の下方に形成されていることを特徴とする鞍乗り型車両の収納部構造。
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