JP6487357B2 - 洗濯機、および、回転ドラムによる脱液方法 - Google Patents

洗濯機、および、回転ドラムによる脱液方法 Download PDF

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Description

本発明は、衣類等の被洗物と洗濯液とを収納した状態で回転ドラムを回転して洗濯を行う洗濯機に関する。
従来、回転軸が横向き姿勢の回転ドラムを備えた洗濯機は、回転ドラム内に被洗物と洗濯液とを収納した状態で回転ドラムを回転し、洗濯工程、すすぎ工程、脱液工程等の複数の工程を経て被洗物を洗濯する(例えば、特許文献1参照)。また、洗濯機を使用するクリーニング業者では、被洗物のケアラベル(洗濯表示ラベル)に基づき、洗濯に用いられる洗濯液を被洗物の素材に応じて異ならせて洗濯を行う。例えば、一般的には、水を洗濯液として用いて洗濯(ランドリークリーニング)が行われるが、水の影響を受け易い素材(例えば、水洗いすると縮み易いウールやシルク等)を洗濯する場合には、水の代わりに有機溶剤を用いて洗濯(ドライクリーニング)を行う。
特開2007−236759号公報
ところで、近年のクリーニング業者においては、本来ドライクリーニングを行うべき被洗物に対して、水溶性の汚れを落とすために水を用いて洗濯(ウェットクリーニング)を行うことがある。そして、ウェットクリーニングでは、被洗物が受ける水の影響や力(撹拌や叩きつけ時に受ける力)を極力抑えて洗濯を行う必要がある。
しかしながら、従来の洗濯機(ランドリークリーニングを行う洗濯機)では、脱水工程(脱液工程)の開始直後に被洗物が回転ドラムの内周面に叩き付けられてしまう。具体的には、脱水工程を開始する前に回転ドラムから洗濯液(洗濯水)を排出し、この状態で回転ドラムを回転して脱水を開始すると、回転ドラム内の下部に位置していた被洗物が上昇して回転ドラム内の上部に到達した後、回転ドラムの内周面から剥がれ落ちて回転ドラムの下部に叩き付けられてしまう。この結果、被洗物に過度の力を与えてしまい、良好なウェットクリーニングを実施し難い。
本発明は上記した事情に鑑み提案されたものであり、その目的は、脱液工程において被洗物が回転ドラムの内周面に叩き付けられることがない洗濯機、および、回転ドラムによる脱液方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、回転軸が横向き姿勢の回転ドラムと、該回転ドラムの回転駆動を制御する制御装置と、を備え、前記回転ドラム内に被洗物と洗濯液とを収納した状態で前記回転ドラムを回転して洗濯を行う洗浄工程と、前記回転ドラムから洗濯液を排出した状態で前記回転ドラムを回転して被洗物の遠心脱液を行う脱液工程と、を前記制御装置の制御に基づいて実行可能な洗濯機において、
前記制御装置は、前記遠心脱液を行う前に、前記回転ドラムを被洗物が当該回転ドラム内の下部に位置する状態に設定し、この状態で前記回転ドラムを予め設定された脱液回転方向とは逆方向へ回動して前記した回転ドラム内下部の被洗物を前記回転ドラムの逆方向回動に伴って一旦上昇させた後、前記脱液回転方向へ回転して、下降する被洗物に遠心力を加えて、被洗物を前記回転ドラムの内周面に張り付けることを特徴とする洗濯機である。
請求項2に記載のものは、前記遠心力は、2G以上の相対遠心加速度で加えられることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機である。
請求項3に記載のものは、回転軸が横向き姿勢の回転ドラム内に被洗物を収納し、前記回転ドラムを予め設定された脱液回転方向へ回転して被洗物の遠心脱液を行う脱液方法において、
前記回転ドラムを被洗物が当該回転ドラム内の下部に位置する状態に設定し、この状態で前記回転ドラムを前記脱液回転方向とは逆方向へ回動して前記した回転ドラム内下部の被洗物を前記回転ドラムの逆方向回動に伴って一旦上昇させた後、前記脱液回転方向へ回転して、下降する被洗物に遠心力を加えて被洗物を前記回転ドラムの内周面に張り付け、引き続き前記回転ドラムを回転して遠心脱液を行うことを特徴とする回転ドラムによる脱液方法である。
請求項4に記載のものは、前記遠心力は、2G以上の相対遠心加速度で加えられることを特徴とする請求項3に記載の回転ドラムによる脱液方法である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1〜4に記載の発明によれば、被洗物を回転ドラムの内周面に張り付けるので、脱液工程時に被洗物が回転ドラムの内周面上部から落ちて内周面下部へ叩きつけられる不都合を避けることができる。したがって、被洗物に過度の力を与えることを抑制することができ、良好なウェットクリーニングを実施し易い。
(a)は洗濯機の正面図、(b)は側面図である。 洗濯機における洗濯水の循環系統を説明する概略図である。 (a)は回転ドラムの概略図、(b)は撹拌突起の拡大図である。 操作パネルの概略図である。 洗濯機の制御系統を説明するブロック図である。 洗濯機の洗濯工程から脱水工程までのタイミングチャートである。 洗濯機の脱水準備工程のタイミングチャートであり、(a)はドラム駆動用モータへの回転制御指令および回転ドラムの回転状態を示すタイミングチャート、(b)は回転ドラムの加速度の切り替えを示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
洗濯機1は、図1および図2に示すように、筐体2の内部に略円筒状のシェル(外胴)3を横向き状態で設け、シェル3の内部には、回転軸4aが横向き姿勢の回転ドラム4を回転可能な状態で収容している。また、筐体2の前面の中央部には円形状の開閉扉5を備え、該開閉扉5を開くとシェル3および回転ドラム4の前側が開放されて被洗物の出し入れが可能となり、開閉扉5を閉じると、洗濯中に被洗物や洗濯水が回転ドラム4から飛び出すことを阻止するようにしてある。さらに、筐体2の前面の上部には、ランドリークリーニングまたはウェットクリーニングの実行を選択可能な操作パネル6を配置している。
シェル3は、図2に示すように、当該シェル3の上部に、給水弁11aを備えた給水管11を接続し、給水管11から供給された洗濯水(洗濯液)を当該シェル3内に貯留可能としている。また、シェル3の底部には、排水弁12aを備えた排水管12を接続し、シェル3内に貯留された洗濯水が排水管12を通じて洗濯機1の外部に排出できるように構成されている。また、シェル3の前面部には、開閉扉5により開閉される円形状の開口部15を開設し、該開口部15の開口縁と開閉扉5との間にはシール材(図示せず)を介在させて、開閉扉5の閉成時にはシェル3の内部を密閉可能としている。さらに、開口部15の開口縁から後方の回転ドラム4側に向けて円環状のスリーブ部16を突設し、該スリーブ部16の内側空間を回転ドラム4内に連通させている。
シェル3内に収納される回転ドラム4は、内部に被洗物と洗濯水とを収納可能な横向き円筒形を呈しており、当該回転ドラム4の前側には、被洗物を出し入れする被洗物投入口18を開設してスリーブ部16の内側空間へ連通している。さらに、当該回転ドラム4の周面には無数の貫通孔(図示せず)を開設し、洗濯水が貫通孔を通ってシェル3から回転ドラム4内に進入したり、回転ドラム4内からシェル3へ排出されたりするように構成されている。また、当該回転ドラム4の後部を閉塞して回転軸4aを突設し、該回転軸4aのうちシェル3の外方に突出した端部には、プーリやタイミングベルト等の回転駆動伝達機構(図示せず)を介してドラム駆動用モータ21(図5参照)を接続し、筐体2内に備えられた制御装置22(図5参照)からの制御信号に基づいてドラム駆動用モータ21の駆動を制御することにより、回転ドラム4を予め設定された回転速度や回転方向で回転可能としている。
さらに、回転ドラム4の内周面には、ハットと称される堤状の突起(撹拌突起25、係合突起26)を回転ドラム4の回転軸方向に沿ってほぼ平行に突設し、回転時に回転ドラム4内の被洗物をこの突起に係合して撹拌するように構成されている。具体的に説明すると、図3(a)に示すように、回転軸方向から見た断面形状が互いに異なる撹拌突起25および係合突起26をそれぞれ複数(本実施形態ではそれぞれ2つ)止着して突設し、各突起25,26を回転ドラム4の回転軸方向に沿って延在させている。また、撹拌突起25と係合突起26とを回転ドラム4の回転方向へ交互に並べて等間隔に配置して、隣り合う撹拌突起25の間に係合突起26を位置させている。
撹拌突起25は、図3(b)に示すように、回転軸方向から見て略不等辺三角形状の断面を有する突起であり、回転ドラム4の正転方向(本実施形態では、図3(a)および(b)に矢印R1で示す時計方向)を向いた第1撹拌傾斜面25aと、逆転方向(本実施形態では、図3(a)および(b)に矢印R2で示す反時計方向)を向いた第2撹拌傾斜面25bと、を備えている。また、第1撹拌傾斜面25aと回転ドラム4の内周面とがなす第1傾斜角θ1を、第2撹拌傾斜面25bと回転ドラム4の内周面とがなす第2傾斜角θ2よりも小さく設定している。
係合突起26は、図3(a)に示すように、回転軸方向から見て略二等辺三角形状の断面を有する突起であり、正転方向R1を向く正転側係合傾斜面(言い換えると、撹拌突起25の第2撹拌傾斜面25bに対向する係合傾斜面)26aと、逆転方向R2を向く逆転側係合傾斜面(言い換えると、撹拌突起25の第1撹拌傾斜面25aに対向する係合傾斜面)26bとを備えている。そして、各係合傾斜面26a,26bと回転ドラム4の内周面とがなす係合傾斜角θ3を撹拌突起25の第1傾斜角θ1よりも大きく、尚且つ第2傾斜角θ2よりも小さく設定している。
このような構成を備えた回転ドラム4において、被洗物を収納した状態で回転すると、被洗物が撹拌突起25および係合突起26に係合して回転ドラム4内で撹拌される。そして、回転ドラム4を正転方向R1に回転した場合には、上昇する撹拌突起25が上向きの第1撹拌傾斜面25a上に被洗物を係合して持ち上げようとする。一方、回転ドラム4を逆転方向R2に回転した場合には、上昇する撹拌突起25が上向きの第2撹拌傾斜面25b上に被洗物を係合して持ち上げようとする。ここで、第1傾斜角θ1が第2傾斜角θ2よりも小さく設定されているため、正転方向R1への回転時に撹拌突起25の第1撹拌傾斜面25a上に係合している被洗物が、逆転方向R2への回転時に撹拌突起25の第2撹拌傾斜面25b上に係合している被洗物よりも滑り落ち易い。これにより、回転ドラム4の正転方向R1への回転時には、逆転方向R2への回転時よりも回転ドラム4内の被洗物の揚程が低くなり、被洗物が回転ドラム4の内周面、あるいは洗濯水の液面に叩き付けられる際の衝撃が弱くなる。したがって、回転ドラム4の回転方向を異ならせることにより、回転ドラム4内で被洗物が受ける力を調整することができる。
そして、洗濯機1においては、操作パネル6にてランドリークリーニングの実行が操作された場合には、回転ドラム4を正転方向R1へ回転したり逆転方向R2へ回転したりして洗濯および脱水を行い、ウェットクリーニング(詳しくは、被洗物が受ける力をランドリークリーニングよりも抑えるウェットクリーニング)の実行が操作された場合には、回転ドラム4の正転方向R1への回転動作と逆転方向R2への回転動作との組み合わせを、ランドリークリーニングとは異ならせて洗濯および脱水を行うように設定されている。
筐体2の前面の上部に備えられた操作パネル6は、洗濯機1の運転に対する操作や洗濯機1の運転に関する情報の表示を行う横長なパネルである。詳しくは、図4に示すように、洗濯や脱水の実行状態(実行経過時間やシェル3内の温度等)を表示するディスプレイ部30、洗濯機1における洗濯の第1実行態様であるウェットクリーニングの実行を設定する第1洗濯設定操作部31、洗濯の第2実行態様であるランドリークリーニングの実行を設定する第2洗濯設定操作部32、洗濯機1の運転を開始するスタートボタン33、洗濯機1の運転を停止するストップボタン34等を備えている。そして、第1洗濯設定操作部31と第2洗濯設定操作部32との間にディスプレイ部30、スタートボタン33、ストップボタン34を配置して、第1洗濯設定操作部31と前記第2洗濯設定操作部32とを左右に離間している。これにより、被洗物に適した洗濯を行う際に操作すべき操作部の選択ミス(誤操作)を低減することができる。なお、各洗濯設定操作部31,32には複数の設定ボタンをそれぞれ備えており、設定ボタン毎に回転ドラム4の回転時間や回転速度、洗濯に必要な洗濯水や洗剤の供給設定量などの洗濯条件を異ならせて予め設定している。そして、作業者が洗濯機1の運転前に被洗物の素材や汚れ具合等の状態を考慮し、適切な洗濯条件の設定ボタンを選んで操作するように構成されている。また、誤操作防止のために、操作部の色や発光を左右で異ならせて判別性を向上させてもよい。
さらに、洗濯機1には、シェル3に貯留された洗濯水を抜き出して洗剤と微細気泡(例えば、マイクロバブル、ナノバブル、その他の微細な気泡)とを含ませ、再びシェル3内に戻す構成を備えている。具体的に説明すると、図1および図2に示すように、シェル3および回転ドラム4から排出された洗濯水を再びシェル3内および回転ドラム4内へ供給する洗濯水循環流路(洗濯液循環流路)41と、該洗濯水循環流路41を通ってシェル3内および回転ドラム4内に戻される洗濯水に洗剤を供給する洗剤供給装置42と、微細気泡を含ませる微細気泡発生装置43とを備え、洗剤供給装置42および微細気泡発生装置43を筐体2の側方に配置している。
洗濯水循環流路41は、図2に示すように、当該洗濯水循環流路41の上流端を排水管12のうち排水弁12aよりも上流側に連通し、洗濯水循環流路41の途中には、上流側から順に導入弁46、洗剤供給装置42、微細気泡発生装置43を配設している。そして、洗濯水循環流路41の下流端となる供給口47(詳しくは、洗濯水循環流路41からシェル3内および回転ドラム4内へ洗濯水を供給する供給口47)を、シェル3のスリーブ部16のうちシェル3内(回転ドラム4内)に貯留される洗濯水の水面よりも下方に開設して回転ドラム4の被洗物投入口18へ臨ませている。したがって、回転ドラム4内の洗濯水が貫通孔を通ってシェル3の底部から洗濯水循環流路41へ導入されると、この洗濯水は、導入弁46、洗剤供給装置42、微細気泡発生装置43を通って供給口47から吐出され、その殆どがスリーブ部16、被洗物投入口18を通って回転ドラム4内に戻るように構成されている。
洗剤供給装置42は、洗濯水循環流路41に連通して洗濯水が通過可能な洗剤混入槽42aと、該洗剤混入槽42aに洗剤を投入する洗剤投入管42bとを備えている。また、洗剤投入管42bには、洗剤を予め貯留しておく洗剤貯留タンクと、該洗剤貯留タンク内に貯留されてシェル3内(回転ドラム4内)に供給可能な洗剤の貯留量(供給可能量)を検出可能な洗剤貯留検出センサと、洗剤を洗剤貯留タンクから洗剤投入管42bへ送出する洗剤送出ポンプ(いずれも図示せず)とを接続している。そして、制御装置22からの信号に基づいて洗剤送出ポンプを駆動可能とし、洗剤貯留検出センサにより検出した洗剤の供給可能量の情報を制御装置22へ送信可能としている。
微細気泡発生装置43は、空気を洗濯水内に供給するエアー供給管43aと、空気を含んだ気液混合状態の洗濯水を送出する循環ポンプ43bと、該循環ポンプ43bから送出された洗濯水を加圧する加圧タンク43cとを備え、加圧タンク43c内で加圧された気液混合状態の洗濯水を洗濯水循環流路41の下流側へ放出して加圧状態を解放することにより、洗濯水内に微細気泡を発生させるように構成されている。
洗濯機1の制御を司る制御装置22は、図5に示すように、例えば、CPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータにより構成され、回転ドラム4内に投入された被洗物に対する処理を予め設定された複数の工程を経て行う制御を実行するものである。そして、操作パネル6、シェル3内(回転ドラム4内)の水位を検出する水位レベルセンサ49、洗剤供給装置42の洗剤貯留検出センサ等からの入力信号を受信し、給水弁11aの開閉動作、排水弁12aの開閉動作、ドラム駆動用モータ21の駆動、洗剤供給装置42の洗剤送出ポンプの駆動、微細気泡発生装置43の駆動、操作パネル6の表示動作等を制御する。なお、ドラム駆動用モータ21の制御においては、回転方向、回転速度、回転加速度の制御信号をモータインバータ50へ送信してドラム駆動用モータ21を駆動し、該モータインバータ50からモータトルク値の信号を受信してドラム駆動用モータ21に掛かる負荷を把握するように構成されている。
次に、洗濯機1の作用、特に、ウェットクリーニング処理における作用について説明する。
まず、作業者が洗濯機1の電源を投入すると、制御装置22が洗濯機1の制御系統の初期化処理を実行する。次に、作業者が開閉扉5を開いてシェル3の開口部15および回転ドラム4の被洗物投入口18を開放し、衣類等の被洗物を回転ドラム4内に投入し、開閉扉5を閉じてから第1洗濯設定操作部31を操作してウェットクリーニングの洗濯条件(コース)を設定する。ここで、ウェットクリーニング用の第1洗濯設定操作部31と、ランドリークリーニング用の第2洗濯設定操作部32との間にディスプレイ部30とスタートボタン33とストップボタン34とを配置して、第1洗濯設定操作部31と第2洗濯設定操作部32とを離間しているので、ウェットクリーニング用の設定を選択するべきところを誤ってランドリークリーニング用の設定を選択してしまう不都合、言い換えると、被洗物に不適切な態様(ウェットクリーニングよりも被洗物に力を加えてしまう動作)で回転ドラム4を回転して洗濯を行ってしまう不都合、ひいては被洗物に過度の力を掛けて洗濯を実行してしまう不都合を未然に防ごうとすることができる。
ウェットクリーニングの条件が設定された後、作業者がスタートボタン33をオン操作すると、制御装置22は、スタートボタン33からの信号を受信した後に、洗剤供給装置42の洗剤貯留検出センサから洗剤の供給可能量の情報を受信する。そして、洗剤の供給可能量と、選択したウェットクリーニングの条件として予め設定されている洗剤の供給設定量とを比較し、供給可能量が供給設定量よりも多い場合には、回転ドラム4を回転して洗濯を実行することを許容する。一方、供給設定量よりも少ない場合には、回転ドラム4を回転して洗濯を実行することを規制し、ディスプレイ部30等にて洗剤不足の報知を行って作業者に洗剤の補充を促す。この結果、洗剤が不足した状態で洗濯を実行してしまうことを避けることができる。
洗剤が不足せずに供給可能であることが確認されて洗濯の実行が許容されたならば、制御装置22は、ウェットクリーニング処理の初期工程である洗浄工程を開始する。洗浄工程では、図6に示すように、給水弁11aを開いて給水管11からシェル3内に所定量の洗濯水を供給し、シェル3内の洗濯水が予め設定された貯留量に到達したことが水位レベルセンサ49により検出されると、給水弁11aを閉じて洗濯水の供給を停止する。次に、洗剤供給装置42および微細気泡発生装置43を駆動して、シェル3内の洗濯水を微細気泡発生装置43の循環ポンプ43bにより洗濯水循環流路41に導入するとともに、洗濯水循環流路41を通る洗濯水に洗剤と微細気泡とを含ませてシェル3内および回転ドラム4内に戻す。このとき、洗濯水循環流路41の供給口47をシェル3内(回転ドラム4内)の洗濯水の水面よりも下方に開設して回転ドラム4の被洗物投入口18へ臨ませているので、供給口47から回転ドラム4内へ供給された洗濯水内の微細気泡が回転ドラム4内の液面上に叩き付けられる不都合、ひいては叩き付けられた衝撃により微細気泡が消失したり大きな泡に成長したりしてしまう不都合を避けることができる。さらに、微細気泡を脱水用の小さな貫通孔から入れる場合と比べて、スムーズに回転ドラム4内に到達させることができる。
循環する洗濯水内に洗剤を供給設定量まで含ませたならば、洗剤供給装置42の駆動を停止する一方、微細気泡発生装置43の駆動を継続して微細気泡の洗濯水内への供給と洗濯水の循環とを引き続き実行し、この状態でドラム駆動用モータ21に駆動信号(詳しくは、第1洗濯設定操作部31の操作により設定された条件に基づく駆動信号)を送信して回転ドラム4を正転方向R1へ回転する。このようにして回転ドラム4の回転中(言い換えると、洗濯水および被洗物の撹拌中)にも洗濯水に微細気泡を供給し続けるので、洗濯水内の微細気泡の濃度が極端に減少してしまうことを避けることができ、微細気泡による洗浄効果(微細気泡によって洗剤をきめ細かく泡立たせたり、微細気泡自体が被洗物から汚れを吸着したりする効果)を持続することができる。また、洗浄工程中に被洗物が受ける力を抑えようとして回転ドラムの回転動作を抑制したとしても、微細気泡を含む洗濯水の循環により洗濯水を十分に泡立てることができ、良好な洗濯の結果を期待することができる。さらに、微細気泡が被洗物の繊維同士の間に入り込んで潤滑効果を発揮するので、繊維同士が絡まりを強めて布が縮んでしまう不都合を低減することができ、特にウール等の縮み易い布の洗濯に縮み抑制効果が発揮される。なお、本実施形態においては、図6に示すように、回転ドラム4の正転方向R1の回転の途中で逆転方向R2への回転を数回行い、被洗物を回転ドラム4内で過度に力が掛からない程度に撹拌している。
予め設定された回転ドラム4の回転が終了したならば、排水弁12aを開放してシェル3内(回転ドラム4内)の洗濯水を排水して洗浄工程を終了し、脱水準備工程(脱液準備工程)と脱水工程(脱液工程)を行う。脱水準備工程では、回転ドラム4を逆転方向R2および正転方向R1へ回動することにより被洗物を回転ドラム4の内周面に張り付け、脱水工程では、回転ドラム4を予め脱水回転方向(脱液回転方向)として設定された正転方向R1へ回転することにより、張り付け状態の被洗物に対して遠心脱液を行う。
具体的に説明すると、洗浄工程と脱水工程との間に実行される脱水準備工程では、まず、制御装置22がドラム駆動用モータ21の停止を洗浄工程の終了時から引き続き維持し、回転ドラム4を被洗物の自重により回動して被洗物を回転ドラム4内の下部に位置する状態に設定する。その後、図6および図7に示すように、この状態でドラム駆動用モータ21を駆動して、回転ドラム4を予め設定された所定の逆転時間(例えば、図6に示す1.25秒)に亘って逆転方向R2(言い換えると、脱水工程における脱水回転方向とは逆方向)に所定の逆転速度(例えば、図6に示す20rpm)で回動して被洗物を上昇させる。言い換えると、回転ドラム4内の下部に位置する被洗物を、回転ドラム4の逆転方向R2への回動に伴って一旦上昇させる。ここで、撹拌突起25に被洗物が係合して上昇する場合には、第1傾斜角θ1で傾斜した第1撹拌傾斜面25aではなく、第1傾斜角θ1よりも大きな第2傾斜角θ2で傾斜した第2撹拌傾斜面25bに係合するため、被洗物が滑って撹拌突起25から脱落する虞、ひいては被洗物が回転ドラム4内の下部に戻ってしまう不都合を抑えることができる。
そして、逆転時間が経過したならば、制御装置22がドラム駆動用モータ21を制御して回転ドラム4を正転方向(脱水回転方向)R1へ回転する。このとき、ドラム駆動用モータ21の駆動力だけではなく、上昇した被洗物の位置エネルギーをも利用して、図7(b)に示すように、回転ドラム4を逆転時の加速度(通常加速)よりも急な加速度で回転し、前記逆転速度よりも速い回転速度(例えば、図6に示す66rpm)に設定する。このような態様の回転により、回転ドラム4内の被洗物(言い換えると、下降する被洗物)に2G以上の相対遠心加速度で遠心力を加えて、被洗物を回転ドラム4の内周面に張り付ける。
なお、被洗物が撹拌突起25に係合している状態で回転ドラム4が正転方向R1へ急加速回転すると、被洗物が第1撹拌傾斜面25a(詳しくは、正転方向R1を向いた第1撹拌傾斜面25a)を滑ってしまうことがある。しかしながら、被洗物が滑ったとしてもその先には係合突起26が配置されており、滑った被洗物が係合し得る正転側係合傾斜面26a(撹拌突起25の第2撹拌傾斜面25bに対向する係合傾斜面)が第1撹拌傾斜面25aの第1傾斜角θ1よりも大きな係合傾斜角θ3で傾斜しているので、撹拌突起25から滑ってきた被洗物を正転側係合傾斜面26aで受け止めることができる。したがって、被洗物が突起25,26を繰り返し乗り越えて回転ドラム4内で激しく移動する不都合、ひいては回転ドラム4内で過度の力を受ける不都合を抑制することができる。さらに、正転側係合傾斜面26aで受け止めた状態で被洗物に十分な遠心力を加えることができ、被洗物を回転ドラム4の内周面に十分に張り付けることができる。
このようにして脱水工程の前に被洗物を回転ドラム4の内周面に張り付けるので、脱水工程時に被洗物が回転ドラム4の内周面上部から落ちて内周面下部へ直接叩き付けられたり、あるいは別の被洗物の上に叩き付けられたりする不都合を避けることができる。したがって、被洗物に過度の力を与えることを抑制することができ、良好なウェットクリーニングを実施し易い。
脱水準備工程において被洗物が回転ドラム4の内周面に張り付いた後、脱水工程へ移行する。脱水工程では、図7に示すように、制御装置22がドラム駆動用モータ21を制御し、脱水準備工程での逆転時と同じ通常加速で回転ドラム4の回転を加速し(図7(b)参照)、脱水準備工程よりも速い正転方向R1への回転に設定する(図7(a)参照)。この結果、張り付け状態の被洗物に含まれる洗濯水が遠心力を受けて貫通孔から回転ドラム4の外方へ排出され、さらには排水管12を通ってシェル3の外部へ排出される。そして、予め設定された脱水時間が経過すると、制御装置22がドラム駆動用モータ21を停止して、脱水工程を終了する。
なお、脱水準備工程においては、2G以上の相対遠心加速度で被洗物に遠心力を加えるが、遠心力を加えて被洗物を回転ドラム4の内周面に張り付けることができれば、相対遠心加速度が2G以上であることに限定されない。例えば、被洗物の重量や、被洗物と回転ドラム4の内周面との摩擦状態によっては、2Gよりも小さい相対遠心加速度で被洗物に遠心力を加えた場合でも被洗物を回転ドラム4の内周面に張り付けることができると考えられる。しかしながら、遠心力を加える際の相対遠心加速度が2Gよりも大きければ、被洗物の状態に左右されずに被洗物を回転ドラム4の内周面に張り付け易いので好適である。
また、上記実施形態の脱水準備工程において、回転ドラム4を逆転方向R2に回転した後に正転方向R1へ回転して被洗物を回転ドラム4の内周面に張り付けたが、本発明はこれに限定されない。要は、脱水工程前に被洗物を回転ドラム4内に張り付けることができれば、脱水準備工程の回転ドラム4をどのような態様で回転してもよい。例えば、逆転方向R2への回転を行わずに正転方向R1への回転のみを行って被洗物に2G以上の相対遠心加速度で遠心力を加えて、被洗物を回転ドラム4の内周面に張り付けてもよい。正転方向R1への回転のみで被洗物を回転ドラム4の内周面に張り付けることができれば、回転ドラム4の逆転方向R2への回転を行わない分だけ脱水準備工程に費やす時間、ひいてはウェットクリーニングの実行時間を短縮することができる。
さらに、上記実施形態では、洗浄工程と脱水工程との間に脱水準備工程を行い、該脱水準備工程において被洗物を回転ドラム4の内周面に張り付けたが、本発明はこれに限定されない。要は、遠心脱水を行う前に被洗物を回転ドラム4の内周面に張り付けることができればよい。例えば、脱水工程の開始時に被洗物に遠心力を加えて、該被洗物を回転ドラム4の内周面に張り付けてもよい。
ところで、上記実施形態においては、円筒形の回転ドラム4に撹拌突起25および係合突起26を止着しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、回転ドラムの円周部の一部を半径方向に折曲する等して撹拌突起および係合突起を成形して、各突起の底面に相当する部分が外方へ開放する状態に構成してもよい。このようにして撹拌突起および係合突起を成形した場合には、各突起の開放箇所に仮想される回転ドラムの内周面を仮想内周面とし、この仮想内周面と各突起の傾斜面とのなす角を、本発明における第1傾斜角、第2傾斜角、係合傾斜角とする。
また、上記実施形態では、洗濯水循環流路41の供給口47をスリーブ部16に接続したが、本発明はこれに限定されない。要は、微細気泡を含む洗濯水を支障なく回転ドラム4内に供給できれば、供給口47の接続場所は問わない。例えば、開閉扉5に洗濯水循環流路41の供給口47を接続して回転ドラム4の被洗物投入口18へ臨ませてもよい。
ところで、上記実施形態では、洗濯機1に使用する洗濯液として水を例示したが、本発明はこれに限定されない。ウェットクリーニングやランドリークリーニングにおいて、水の代用液として使用可能な液体であれば、どのような洗濯液を用いてもよい。また、上記実施形態では、洗濯処理を実行可能な洗濯機を例示して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、被洗物に対して洗濯処理および乾燥処理を実行可能な洗濯乾燥機に本発明を適用してもよい。
さらに、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
1...洗濯機,2...筐体,3...シェル,4...回転ドラム,4a...回転軸,5...開閉扉,6...操作パネル,11...給水管,11a...給水弁,12...排水管,12a...排水弁,15...開口部,16...スリーブ部,18...被洗物投入口,21...ドラム駆動用モータ,22...制御装置,25...撹拌突起,25a...第1撹拌傾斜面,25b...第2撹拌傾斜面,26...係合突起,26a...正転側係合傾斜面,26b...逆転側係合傾斜面,30...ディスプレイ部,31...第1洗濯設定操作部,32...第2洗濯設定操作部,33...スタートボタン,34...ストップボタン,41...洗濯水循環流路,42...洗剤供給装置,42a...洗剤混入槽,42b...洗剤投入管,43...微細気泡発生装置,43a...エアー供給管,43b...循環ポンプ,43c...加圧タンク,46...導入弁,47...供給口,49...水位レベルセンサ,50...モータインバータ

Claims (4)

  1. 回転軸が横向き姿勢の回転ドラムと、該回転ドラムの回転駆動を制御する制御装置と、を備え、前記回転ドラム内に被洗物と洗濯液とを収納した状態で前記回転ドラムを回転して洗濯を行う洗浄工程と、前記回転ドラムから洗濯液を排出した状態で前記回転ドラムを回転して被洗物の遠心脱液を行う脱液工程と、を前記制御装置の制御に基づいて実行可能な洗濯機において、
    前記制御装置は、前記遠心脱液を行う前に、前記回転ドラムを被洗物が当該回転ドラム内の下部に位置する状態に設定し、この状態で前記回転ドラムを予め設定された脱液回転方向とは逆方向へ回動して前記した回転ドラム内下部の被洗物を前記回転ドラムの逆方向回動に伴って一旦上昇させた後、前記脱液回転方向へ回転して、下降する被洗物に遠心力を加えて、被洗物を前記回転ドラムの内周面に張り付けることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記遠心力は、2G以上の相対遠心加速度で加えられることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 回転軸が横向き姿勢の回転ドラム内に被洗物を収納し、前記回転ドラムを予め設定された脱液回転方向へ回転して被洗物の遠心脱液を行う脱液方法において、
    前記回転ドラムを被洗物が当該回転ドラム内の下部に位置する状態に設定し、この状態で前記回転ドラムを前記脱液回転方向とは逆方向へ回動して前記した回転ドラム内下部の被洗物を前記回転ドラムの逆方向回動に伴って一旦上昇させた後、前記脱液回転方向へ回転して、下降する被洗物に遠心力を加えて、被洗物を前記回転ドラムの内周面に張り付け、引き続き前記回転ドラムを回転して遠心脱液を行うことを特徴とする回転ドラムによる脱液方法。
  4. 前記遠心力は、2G以上の相対遠心加速度で加えられることを特徴とする請求項3に記載の回転ドラムによる脱液方法。
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