JP6487229B2 - 着座センサユニット - Google Patents

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Description

本発明は、着座センサユニットに関し、環境が高温となる場合に好適なものである。
車両における安全システムの一つとして、乗車時にシートベルトが非着用であることを警告するアラームシステムが実用化されている。このアラームシステムでは、人の着座が感知されている状態でシートベルトの着用が非感知となる場合に、警告が発せられる。この人の着座を感知するセンサとして、着座による荷重を感知する着座センサが用いられる場合がある。
このような着座センサとして、座席のシートクッション下に配置されるものがある。この場合、シートクッションがシートパン上に配置される場合と、Sばねに固定される載置台上に配置される場合とがある。下記特許文献1には、Sばねに固定される載置台上に配置されて、当該載置台とシートクッションとで挟まれる着座センサユニットが記載されている。この着座センサユニットは、コ字状に形成され、上下のプレートが互いに平行に配された樹脂製の枠体を有している。着座センサの感圧スイッチは、下側のプレート上に配され、感圧スイッチと上側のプレートとの間に空間が形成され、上側プレートの感圧スイッチ側には、感圧スイッチを押圧するための突起状の押圧部材が形成されている。上側のプレートは片持ち状態で支持されているため、乗員が着座してシートクッションの底面が下降すると、枠体が撓んで上側のプレートが下降する。このため上側のプレートに形成された押圧部材が感圧スイッチを押圧し、着座が検知される。
国際公開第WO2013/178485号
ところで、夏の車内等のように高温となる環境において、乗員が着座することにより、押圧部材が感圧スイッチを押圧する場合がある。この場合、感圧スイッチには、熱により、押圧部材による押圧跡がついて、感圧スイッチがオンし易くなる。このため着座センサが着座の誤検出をする傾向が高くなる。特に高温環境下での着座が繰り返されたり、高温環境下で乗員の荷重に近い荷物が長時間座席上に置かれたりする場合、上記の誤検出をし易い傾向が更に高くなる。
そこで、本発明は、環境が高温となる場合でも誤検出を抑制することができる着座センサユニットを提供しようとするものである。
上記目的を解決するため、本発明の着座センサユニットは、電極を有する一対の電極シートと前記一対の電極シート間に配置され開口が形成されるスペーサとを有し、一対の電極が前記開口を介して互いに対向する着座センサと、前記開口と重なる位置に設けられ、前記一対の電極の一方を押圧する非変形性の押圧部材と、を備え、前記押圧部材は、前記一対の電極と対向する凸状の曲面形状の頂部を有し、前記頂部から前記一対の電極間の距離だけ底部側に進んだ位置において前記開口の直径より小さい直径とされ、前記一対の電極間の距離以上で当該距離の5倍以下の高さとされることを特徴とするものである。
このような着座センサユニットによれば、押圧部材の頂部の形状が曲面状であるため着座センサを傷つけることを抑制しつつ、電極を押圧することができる。また、押圧部材は、その高さが電極間の距離以上とされて、頂部から一対の電極間の距離だけ底部側に進んだ位置における直径が開口の直径より小さく形成されるため、一対の電極が接するように電極を押圧することができる。そして、非変形性の押圧部材の高さは、電極間の5倍以下とされる。この様な着座センサに上記のような押圧部材による押圧跡が形成されたとしても、後述のように、乗員が退座した後において、一対の電極が接触しづらいことを本発明者は見出した。従って、本発明の着座センサユニットによれば、環境が高温となる場合でも誤検出を抑制することができる。
また、前記押圧部材の高さ方向に沿った断面の形状は、楕円の一部の形状とされることが好ましく、或いは、前記押圧部材の高さ方向に沿った断面の形状は、円の一部の形状とされても好ましい。
押圧部材がこのような形状とされることで、押圧部材の表面に曲がり方が急な部位が無く、着座センサへ押圧部材の自然な曲面が接触することとなる。このため、着座センサに押圧跡が生じることをより抑制することができる。
また、前記着座センサは、座席のシートクッション下に配置される台座上に配置され、前記押圧部材は、前記台座に設けられる凸部とされることが好ましい。
シートクッション下に着座センサが配置されることで、乗員が着座センサによる違和感を覚えること防止することができる。そして、このような着座センサユニットは、シートクッション下に配置されつつも、凸部により適切に着座を検出することができる。
以上のように、本発明によれば、環境が高温となる場合でも誤検出を抑制することができる着座センサユニットが提供される。
本発明の実施形態に係る着座センサユニットに用いる着座センサを示す図である。 図1の着座センサの構成を示す分解図である。 感圧スイッチを通る面における着座センサの断面図である。 図1の着座センサ及び当該着座センサユニットが配置される台座を示す着座センサユニットの分解図である。 図4の着座センサユニットの断面図である。 押圧部材及び感圧スイッチの様子を示す断面図である。 感圧スイッチがオンする様子を図6と同じ視点で示す図である。 実施例のサンプルのオン荷重を示す図である。 加熱試験後の各サンプルの電極間距離を示す図である。
以下、本発明に係る着座センサユニットの好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、接続という場合には、電気的に接続されることを意味する場合がある。
まず、着座センサユニットに用いる着座センサについて説明する。
図1は、本実施形態に係る着座センサユニットに用いる着座センサを示す図である。図1に示すように、本実施形態の着座センサ5は、第1電極シート10と、第2電極シート20と、スペーサ30が積層されて成るメンブレンスイッチから構成される。また、着座センサ5は、帯状のメインブロック5mと、メインブロック5mの中間点に接続されてメインブロック5mの延在方向に垂直に延在する帯状のテールブロック5tから成り、略T字状の形状をしている。また、メインブロック5mには、固定用の一対の貫通孔5hが形成されている。なお、本実施形態の着座センサ5は、外力が加わらない状態では平板状とされる。
メインブロック5mの両端部には、それぞれ感圧スイッチ51a,51bが設けられている。これら感圧スイッチ51a,51bは内部の配線を介して互いに接続されている。また、テールブロック5tにおけるメインブロック5m側と反対側には端子12a,12bが露出している。端子12aは内部の配線を介して感圧スイッチ51aに接続され、端子12bは内部の配線を介して感圧スイッチ51bに接続されている。従って、端子12a、感圧スイッチ51a、感圧スイッチ51b、端子12bの順に直列に接続されている。
図2は、着座センサ5の構成を示す分解図である。具体的には、着座センサ5を、第1電極シート10、スペーサ30、第2電極シート20で分解し、第2電極シート側から見た図である。
第1電極シート10は、第1絶縁シート10sと、一対の第1電極11a,11bと、一対の端子12a,12bとを有する。
第1絶縁シート10sは、可撓性を有する絶縁性のシートとされ、着座センサ5の外形と同様の外形とされる。従って、第1絶縁シート10sは、着座センサ5のメインブロック5mと同じ形状のメインブロック10mと、着座センサ5のテールブロック5tと同じ形状のテールブロック10tとから成る。メインブロック10mには、着座センサ5の貫通孔5hとなる一対の孔10hが形成されている。また、一対の孔10hの形成位置の概ね中点には孔10vが形成されている。この孔10vは、後述のように感圧スイッチ51a,51b内の空気を外部に逃がすエアベンドの一部とされる。このような第1絶縁シート10sの材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)又はポリエチレンナフタレート(PEN)等の樹脂を挙げることができる。
それぞれ第1電極11a,11bは、メインブロック10mの両端部における一方の面上に設けられている。第1電極11a,11bは、導体の層からなり、例えば略円形の金属印刷層とされる。一対の端子12a,12bは、導体の層からなり、例えば略四角形の金属層とされる。これら端子12a,12bは、テールブロック10tのメインブロック10m側と反対側に設けられている。第1電極11aと端子12aとは第1配線13aを介して互いに接続され、第1電極11bと端子12bとは第1配線13bを介して互いに接続されている。
第2電極シート20は、第2絶縁シート20sと、一対の第2電極21a,21bとを有する。
第2絶縁シート20sは、第1絶縁シート10sと同様の絶縁性のシートとされる。本実施形態の場合、第2絶縁シート20sは、第1絶縁シート10sのメインブロック10mと同じ形状のメインブロック20mと、第1絶縁シート10sのテールブロック10tよりも短い長さのテールブロック20tとから成る。このテールブロック20tの長さは、第1電極シート10と第2電極シート20とを重ねたときに、第1電極シート10の一対の端子12a,12bが露出する程度とされる。
また、メインブロック20mには、第1電極シート10と第2電極シート20とを重ねたときに、第1電極シート10の一対の孔10hと重なる位置に一対の孔20hが形成されており、この一対の孔20hは一対の孔10hと共に、着座センサ5の貫通孔5hとなる。このような第2絶縁シート20sの材料としては、第1絶縁シート10sと同様に、PET、PBT又はPEN等の樹脂を挙げることができ、第2絶縁シート20sの材料は、第1絶縁シート10sの材料と同じであっても異なっていても良い。
第2電極21a,21bは、第1電極11a,11bと同様の構成とされ、第2絶縁シート20sの一方の面上に設けられている。また、第2電極21aは、第1電極シート10と第2電極シート20とを重ねたときに第1電極11aと重なる位置に設けられ、第2電極21bは、第1電極シート10と第2電極シート20とを重ねたときに第1電極11bと重なる位置に設けられている。また、第2電極21aと第2電極21bとは第2配線23を介して互いに接続されている。
スペーサ30は、可橈性を有する絶縁性のシートとされ、一対の開口31a,31bが形成されている。また、スペーサ30は、外形が第2絶縁シート20sと同様とされ、第2絶縁シート20sのメインブロック20mと同じ形状のメインブロック30mと、第2絶縁シート20sのテールブロック20tと同じ形状のテールブロック30tとから成る。
それぞれの開口31a、31bは、周縁が略円形の形状であり、第1電極11a,11b及び第2電極21a,21bの直径よりも直径が僅かに小さく形成されている。そして、スペーサ30を第1電極シート10及び第2電極シート20と重ね合わせて、スペーサ30を平面視する場合に、開口31aが第1電極11a及び第2電極21aの周縁の内側に位置し、開口31bが第1電極11b及び第2電極21bの周縁の内側に位置するように、開口31a,31bはそれぞれ形成されている。さらにスペーサ30には、それぞれの開口31a,31bを空間的に結ぶスリット32a,32bが形成されている。このスリット32は、第1電極シート10とスペーサ30とを重ねたときに、第1絶縁シート10sの孔10vと重なる位置に形成されており、孔10vと共にエアベンドの一部とされる。スリット32aは開口31aをスペーサ30の外部と空間的に接続し、スリット32bは開口31bをスペーサ30の外部と空間的に接続している。また、メインブロック30mには、第1電極シート10とスペーサ30とを重ねたときに、第1絶縁シート10sの一対の孔10hと重なる位置に一対の孔30hが形成されており、この一対の孔30hは、第1絶縁シート10sの一対の孔10h及び第2絶縁シート20sの一対の孔20hと共に着座センサ5の貫通孔5hとなる。
このスペーサ30の材料としては、第1絶縁シート10s及び第2絶縁シート20sと同様に、PET、PBT又はPEN等の樹脂を挙げることができる。なお、スペーサ30の材料は、第1絶縁シート10s又は第2絶縁シート20sの材料と同じであっても異なっていても良い。また、スペーサ30の両面には、第1電極シート10及び第2電極シート20と接着されるための図示しない接着剤が塗布されている。
これらの第1電極シート10とスペーサ30と第2電極シート20とがこの順に貼着された状態で、第1電極シート10の第1電極11a,11b、配線13a,13b、及び、第2電極シート20の第2電極21a,21b、配線23は、第1絶縁シート10sと第2絶縁シート20sとの間に位置する。そして、第1電極11aと第2電極21aとが対向して感圧スイッチ51aを構成し、第1電極11bと第2電極21bとが対向して感圧スイッチ51bを構成する。
図3は、感圧スイッチ51aを通る面における着座センサ5の断面図である。図3に示すように、第1電極11aと第2電極21aとは、開口31aの内周面で囲まれる所定の空間を介して互いに対向し、特に押圧力が加えられていない状態では互いに離間している。この空間は、スペーサ30のスリット32及び第1絶縁シート10sの孔10vとから成るエアベンドを介して、着座センサ5の外部と空間的に接続されている。また、特に図示しないが、感圧スイッチ51aの構成と同様にして、第1電極11bと第2電極21bとが開口31bの内周面で囲まれる所定の空間を介して対向して感圧スイッチ51bを構成する。
次に着座センサユニットについて説明する。
図4は、図1の着座センサ5及び当該着座センサユニットが配置される台座を示す着座センサユニットの分解図である。また、図5は、図4の着座センサユニットの断面図である。図4、図5に示すように、本実施形態では、着座センサユニット1は、着座センサ5及び台座9を主な構成として備える。
台座9は、座席の互いに隣接する2本のばねSPの一部を横断するように、当該2本のばねSPに取り付けられている。ばねSPは、座席のシートクッションを支える部材であり、Sばねと呼ばれることもある。台座9は、着座センサ5が載置される載置部91と、当該載置部91を挟んで載置部91に連結される一対の固定部92a,92bとを有する。
載置部91には、一対の貫通孔9hが形成されており、それぞれの貫通孔9hの大きさは、着座センサ5のそれぞれの貫通孔5hと同じ大きさで、一対の貫通孔9h間の距離は、着座センサ5の一対の貫通孔5h間の距離と一致する。従って、載置部91の一対の貫通孔9hと着座センサ5の一対の貫通孔5hとを、それぞれ一致させて、着座センサ5を載置部91上に載置することができる。
また、載置部91には、押圧部材としての一対の凸部93a,93bが設けられている。凸部93aは、上記のように載置部91の一対の貫通孔9hと着座センサの一対の貫通孔5hとをそれぞれ一致させて、着座センサ5を載置部91上に載置した状態で、載置部91を平面視する場合に、感圧スイッチ51aと重なる位置に設けられている。また、凸部93bは、上記のように着座センサ5を載置部91上に載置した状態で、載置部91を平面視する場合に、感圧スイッチ51bと重なる位置に設けられている。それぞれの凸部93a,93bは、非変形性である。なお、非変形性というのは後述のように凸部93a,93bが感圧スイッチ51a,51bを押圧する場合であっても変形しない程度のことであり、例えば凸部91a,93bが金属や樹脂から形成されれば、それは非変形性である。
一対の固定部92a,92bは、2本のばねSPに取り付けられる部位である。一方の固定部92aは、一方のばねSPを被覆して、一方のばねSPに固定されている。また、他方の固定部92bは、他方のばねSPを被覆して、他方のばねSPに固定されている。このように台座9を2本のばねSPに固定するには、ばねSPに対して台座9をインサート成形すれば良い。また、固定部92a,92bの上端は、載置部91よりも高い位置とされる。この載置部91に垂直な方向における載置部91から固定部92a,92bの上端までの距離は、載置部91に載置された状態での着座センサ5の厚み、すなわち、載置部91に着座センサ5が載置された状態における着座センサ5の底面から着座センサ5の上面までの距離以上とされる。
また、図4、図5に示すように、上記の台座9上において、上記のように載置部91の一対の貫通孔9hと着座センサ5の一対の貫通孔5hとがそれぞれ一致されて、着座センサ5は配置される。本実施形態では、第1電極シート10が下側となり第2電極シート10が上側となるように着座センサ5は配置される。そして、一対のクリップCPが着座センサ5のそれぞれの貫通孔5hから台座9のそれぞれの貫通孔9hに挿入されて、それぞれのクリップCPが台座9に固定される。なお、クリップCPは、台座9の貫通孔9hに圧入されて固定されても良く、図示しないフックを有して当該フックが台座9の下面と係合して固定されても良い。
図5に示すように、台座9上に着座センサ5が配置されて固定された状態で、着座センサ5の貫通孔5hを含む部位は載置部91上に固定される。また、着座センサ5のそれぞれの感圧スイッチ51a,51bは、凸部93a,93b上に位置する。こうして、凸部93a,93bは、着座センサ5を平面視する場合に、着座センサ5のスペーサ30における開口31a,31bと重なる。
また、上記のように載置部91に垂直な方向において、載置部91から固定部92a,92bの上端までの距離は、載置部91に載置された状態での着座センサ5の厚み以上とされる。従って、着座センサ5が載置部91上に配置された状態で、着座センサ5の上面は、台座9の上端と同等の高さか、台座9の上端よりも低い位置とされる。
そして、シートクッションSCが複数のばねSP上に配置されると、台座9のそれぞれの固定部92a,92bは、ばねSPと共にシートクッションSCの一部を支える。このとき、図5に示すように着座センサ5の上面とシートクッションとの間に空間が形成される場合と、特に図示しないが着座センサ5の上面とシートクッションとの間に空間が形成されない場合とがある。
図6は、台座9の一方の押圧部材である凸部93a及び着座センサ5の一方の感圧スイッチ51の様子を示す断面図である。
本実施形態の凸部93aは、凸部93aの高さ方向から見る場合に円形の形状とされる。また、図6に示すように、凸部93aは、93aの高さ方向に沿った断面において楕円の一部となる形状とされ、具体的には、楕円の長軸を基準とした一方側の形状とされる。従って、感圧スイッチ51aと対向する凸部93aの頂部93tは、凸状の曲面形状とされる。なお、凸部93aの形状が、上記断面において円の一部となる形状とされたり、半円となる形状とされても良い。
また、凸部93aの直径は、スペーサ30の開口31aの直径よりも小さくされる。従って、図6に示すように凸部93aの頂部93tから第1電極11a、第2電極21aの間の距離Lだけ底部側に進んだ位置における直径Rも、開口31aの直径より小さい直径とされる。
また、凸部93aの高さHは、第1電極11a、第2電極21aの間の距離L以上で、当該距離の5倍以下とされる。また、凸部93aの高さHは、第1電極11a、第2電極21aの間の距離Lの3倍以下とされることが、後述のように誤検出をより抑制できる観点から好ましい。なお、本実施形態では、凸部93aの高さHは、第1電極11a、第2電極21aの間の距離Lの概ね3倍とされる。
また、特に図示しないが、凸部93bの構成も凸部93aと同様とされる。
次に着座センサユニット1による乗員の着座の検出について説明する。
図7は、感圧スイッチ51aがオンする様子を図6と同じ視点で示す図である。乗員が座席に着座すると、乗員の体重がシートクッションSCにかかり、シートクッションSCが変形して、シートクッションSCの下面が着座センサ5を押圧する。具体的には、シートクッションSCは、着座センサ5の感圧スイッチ51a,51bを含む部位の上面を押圧する。このため、それぞれの凸部93a,93bが、第1絶縁シート10sを介して第1電極11a,11bを押圧する。従って、第1電極11a,11bはそれぞれ第2電極21a,21b側に撓んで、第1電極11aと第2電極21aとが接触し、第1電極11bと第2電極21bとが接触する。
なお、本実施形態の着座センサユニット1では、上記のように、凸部93aの頂部93tから第1電極11a、第2電極21aの間の距離Lだけ底部側に進んだ位置における直径Rが開口31aの直径より小さい直径とされ、同様に凸部93bの頂部から第1電極11b、第2電極21bの間の距離だけ底部側に進んだ位置における直径が開口31bの直径より小さい直径とされる。さらに、凸部93aの高さが第1電極11a、第2電極21aの間の距離L以上とされ、凸部93bの高さが第1電極11b、第2電極21bの間の距離以上とされる。従って、凸部93a,93bは、それぞれの感圧スイッチ51a,51bがオンとなるように、第1電極11a,11bを押圧することができる。
こうしてそれぞれの感圧スイッチ51a,51bがオン状態となり、それぞれの端子12a,12bが感圧スイッチ51a,51bを介して導通する。この導通をそれぞれの端子12a,12bと接続される外部の図示しない測定器が検知して、乗員の着座が検出される。
また、乗員が退座すると、シートクッションSCの変形が元に戻り、シートクッションSCの下面が上昇する。すると、第1電極11aと第2電極21aとが離間し、第1電極11bと第2電極21bとが離間し、それぞれの感圧スイッチ51a,51bがオフ状態となる。こうして端子12a,12b間が非導通となり、乗員の退座が検出される。
次に、着座センサユニット1の誤検出の抑制について説明する。
着座センサユニット1が配置された座席が夏の車内等のように高温となる環境に置かれる状況において、乗員が着座することにより、高温環境下でそれぞれの感圧スイッチ51a,51bがオン状態となる場合がある。この場合、熱によりそれぞれの感圧スイッチ51a,51bが塑性変形する傾向がある。具体的には、凸部93a,93bが第1絶縁シート10sを介して第1電極11a,11bを押圧することで、第1絶縁シート10sに凸部93a,93bによる押圧跡が生じる傾向がある。特に高温環境下での着座が繰り返されたり、高温環境下で乗員の荷重に近い荷物が長時間座席上におかれたりする場合、塑性変形による押圧跡がつく傾向が更に高くなる。しかし、上記のように、本実施形態では、凸部93aの高さHは、第1電極11a、第2電極21aの間の距離Lの5倍以下とされ、同様に、凸部93bの高さは、第1電極11b、第2電極21bの間の距離の5倍以下とされる。このように凸部93a,93bの高さが、対向する電極間の距離の5倍以下とされることで、それぞれの感圧スイッチ51a,51bには、押圧跡がついたとしても、後述のように、それぞれの感圧スイッチ51a,51bがオンし易くなることを抑制できる。従って、本実施形態の着座センサユニット1は、環境が高温となる場合でも誤検出を抑制することができる。
また、本実施形態の着座センサユニット1においては、上記のように凸部93a,93bの直径がスペーサ30の開口31a,31bの直径よりも小さくされる。このため、凸部93a,93bが第1電極シートにおけるスペーサ30の開口31a,31bと重なる領域以外を押圧することを防止できる。仮に凸部93a,93bが第1電極シートにおけるスペーサ30の開口31a,31bと重なる領域以外を押圧すると、スペーサ30や第2電極シート20も凸部93a,93bにより第1電極シート10を介して押圧され、スペーサ30や第2電極シート20にも押圧による塑性変形が生じ易くなる。しかし、本実施形態の着座センサユニットでは、凸部93a,93bの直径がスペーサ30の開口31a,31bの直径よりも小さくされることで、第1電極シート10が開口31a,31b内で変形する傾向にあり、凸部93a,93bの押圧によりスペーサ30や第2電極シート20が変形することを抑制することができる。このため、スペーサ30や第2電極シート20が塑性変形することによって、感圧スイッチ51a,51bがオンし易くなることを抑制できる。
また、上記のように着座センサ5の上面は、台座9の上端と同等の高さか、台座9の上端よりも低い位置とされる。このため、非着座時において、シートクッションSCの下面が台座9の上端に接触して着座センサ5の上面を押圧することを抑制できる。しかも本実施形態では、台座9上の着座センサ5を平面視する場合に、それぞれの感圧スイッチ51a,51bの三方向が、感圧スイッチ51a,51bよりも高い位置に上面が位置する固定部92a,92bにより囲まれている。従って、乗員より軽い荷物が置かれた場合等において、着座センサ5が不要にオンになり誤検出することを抑制できる。
ところで座席に乗員が着座するとそれぞれのばねSPの相対的位置は、互いに広がる傾向にある。しかし、上記のように本実施形態の台座9は、座席の互いに隣り合う2本のばねSPに渡って固定され、乗員の着座時においても、一対の固定部92a,92bの相対的位置は変化しない。その結果、乗員の着座時においても、台座9に設けられたそれぞれの凸部93a,93bの相対的位置も変化しない。このため、それぞれの凸部93a,93bと着座センサ5のそれぞれの感圧スイッチ51a,51bとの相対的位置も変化せず、適切に検出することができる。
以上、本発明について、実施形態を例に説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、着座センサ5が座席のばねSPに配置される台座9上に配置され、着座センサ5と台座9とで着座センサユニット1を形成した。しかし、本発明の着座センサユニットは、押圧部材を有していればよく、押圧部材が台座と一体となっていなくても良い。また、押圧部材が台座と一体とされる場合であっても、台座はこのような形態に限らない。例えば、シートクッションSCを支えるシートパン上に押圧部材としての凸部が設けられ、着座センサ5がシートパン上に配置されても良い。この場合、当該シートパンが台座となる。
また、着座センサユニットが配置されるのは、座席のシートクッションとシートクッションを包囲する表皮との間であっても良い。
また、上記実施形態では感圧スイッチの数が2つとされたが、感圧スイッチの数に限定はなく、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
以下、実施例を挙げて本発明の内容をより具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものでは無い。
厚差が100μmのポリエチレンテレフタレート製のフィルムを複数準備し、それぞれのフィルム上に銀層とカーボン層とを積層して塗布することで、厚さが約15μmで直径が11.5μmより大きな円形の電極を設けて、複数の電極シートを作製した。また、厚さが100μmの樹脂製のフィルムに直径11.5mmの開口が形成されたスペーサを複数準備した。
次に、開口を介して一対の電極シートのそれぞれの電極が互いに対向するようにして、当該一対の電極シートの間にスペーサを配置した感圧スイッチのサンプルを複数作製した。なお、それぞれのサンプルにおいて、それぞれの電極が開口を覆うようにした。従って、それぞれのサンプルにおける電極間距離はスペーサの厚さと同じ100μmとなる。
また、押圧部材としての凸部が形成された複数の平板状の台座を準備し、押圧部材の形状に応じて次のように台座を分類した。
(分類1)
分類1の台座の凸部は、台座を平面視する場合の形状が円形とされ、凸部の高さ方向に沿った断面の形状が楕円の長軸を基準とした一方側の形状とされ、当該楕円の長軸の長さが5mmとされる。この分類での凸部の高さは0.1mm,0.2mm,0.5mm,1.0mmの4種類であった。
(分類2)
分類2の台座の凸部は、長軸の長さが10mmであることを除き、分類1の台座の凸部と同じ形状とされる。この分類での凸部の高さも、分類1と同様に0.1mm,0.2mm,0.5mm,1.0mmの4種類であった。
(分類3)
分類3の台座の凸部は、台座を平面視する場合の形状が円形とされ、凸部の高さ方向に沿った断面の形状が円の一部の形状とされ、当該円の曲率半径が16mmとされる。この分類での凸部の高さは0.3mm,0.6mm,1.0mmの3種類であった。
(分類4)
分類4の台座の凸部は、曲率半径が24mmであることを除き、分類3の台座の凸部と同じ形状とされる。この分類での凸部の高さも、分類3と同様に0.3mm,0.6mm,1.0mmの3種類であった。
次に、分類1から分類4のそれぞれの台座の凸部上に感圧スイッチが位置するように、それぞれの台座上にサンプルを配置した。そして、それぞれのサンプル上にシートクッションを配置して、シートクッションに荷重を加えることでそれぞれのサンプルのオン荷重を測定した。なお、参考として、凸部が形成されていない台座を準備して、当該台座上にサンプルを配置して、同様のオン荷重を測定した。その結果を図8に示す。
図8に示すように、凸部が形成されない台座上に配置されたサンプルはオン荷重が1.38Nと非常に大きな値を示した。また、分類1における凸部の高さが0.1mmである台座上に配置されたサンプルのオン荷重は約0.5Nであった。このサンプルのオン荷重が、全てのサンプル中で最も大きかった。また、オン荷重が最も小さなサンプルのオン荷重は、約0.2Nであった。通常、オン荷重が、0.1N〜0.8Nであれば、着座センサとして十分に実用可能であるため、上記分類1から分類4の台座と上記サンプルとの組み合わせは着座センサユニットとして使用できることが確認できた。これは、最も低い凸部の高さが0.1mmであり、電極間距離と同じであるため、サンプルのそれぞれの電極が互いに接するまで、凸部がサンプルの一方の電極を押圧しているためと考えられる。
次に、それぞれの台座上にサンプルが配置された状態で、それぞれのサンプル上にシートクッションを配置して、シートクッションに2.7kPaの圧力を加えた。その状態で、80℃の環境に6日間放置し加熱試験を行った。その後、それぞれのサンプルの電極間距離を測定した。その結果を図9に示す。
図9に示すように、凸部の高さが0.5mmまでの各サンプルは、上記加熱試験後に電極間距離が30μmから42μmとなり、電極間距離を一定以上に保つことができた。しかし、凸部の高さが0.5mmを超えると、電極間距離が35μmから15μmとなり、電極間距離が小さくなる場合があることが分かった。このため凸部の高さが0.5mmを超えると、加熱試験後に感圧スイッチが常時オンとなる確率が高いと考えられる。
そこで、それぞれの台座上に新たなサンプル及びシートクッションを配置して、上記加熱試験を行った。この加熱試験をサンプルを新しくして10回行った。そして、それぞれのサンプルについて加熱試験後にサンプルの直上であってシートクッション上に110mm×240mm×60mmの大きさで、重量1kgの重りを載せて、オンとなる率を調べた。その結果を表1に示す。
Figure 0006487229
上記表1より、凸部の高さが電極間距離の5倍以内である0.5mm以内では、常時オンとなる確率が0.5よりも低く誤検出を抑制できると判断できる。また、凸部の高さが電極間距離の3倍以内である0.3mm以下であれば、常時オンとなる確率が0となり、より一層誤検出を防止できると判断できる。一方、凸部の高さが0.5mmを超えると、常時オンとなる確率が急激に上がることが分かった。これは、凸部による押圧跡によるものと考えられる。
以上より、本発明の着座センサユニットによれば、環境が高温となる場合でも誤検出を抑制することができると考えられる。
以上説明したように、本発明によれば、環境が高温となる場合でも誤検出を抑制することができる着座センサユニットが提供され、車両用座席等の分野に利用することができる。
1・・・着座センサユニット
5・・・着座センサ
9・・・台座
10・・・第1電極シート
10s・・・第1絶縁シート
11a,11b・・・第1電極
12a,12b・・・端子
20・・・第2電極シート
20s・・・第2絶縁シート
21a,21b・・・第2電極
30・・・スペーサ
31a,31b・・・開口
51a,51b・・・感圧スイッチ
91・・・載置部
92a,92b・・・固定部
93a,93b・・・凸部
SC・・・シートクッション
SP・・・ばね

Claims (4)

  1. 電極を有する一対の電極シートと前記一対の電極シート間に配置され開口が形成されるスペーサとを有し、一対の電極が前記開口を介して互いに対向する着座センサと、
    前記開口と重なる位置に設けられ、前記一対の電極の一方を押圧する非変形性の押圧部材と、
    を備え、
    前記押圧部材は、
    前記一対の電極と対向する凸状の曲面形状の頂部を有し、
    前記頂部から前記一対の電極間の距離だけ底部側に進んだ位置において前記開口の直径より小さい直径とされ、
    前記一対の電極間の距離以上で当該距離の5倍以下の高さとされ
    前記着座センサは、座席のシートクッション下に配置される台座上に配置され、
    前記押圧部材は、前記台座に設けられる凸部とされ、
    前記着座センサの上面の位置は、前記台座の上端よりも低く、
    乗員の非着座時において、前記着座センサの上面と前記シートクッションの底面との間に空隙が形成される
    ことを特徴とする着座センサユニット。
  2. 前記押圧部材の高さ方向に沿った断面の形状は、楕円の一部の形状とされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の着座センサユニット。
  3. 前記押圧部材の高さ方向に沿った断面の形状は、円の一部の形状とされ
    ことを特徴とする請求項1に記載の着座センサユニット。
  4. 前記台座上の前記着座センサを平面視する場合に、前記一対の電極の三方が前記着座センサの上面よりも高い前記台座の前記上端により囲まれている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の着座センサユニット。
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