JP6487210B2 - ソックダクト - Google Patents

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本発明は、例えばオフィスビルや住宅等の建物の空調機の吹き出し口に取り付けられるソックダクトに関する。
空調機からの空調空気がある場所に偏って吹き出されたり送風によって塵埃が舞ったりするのを防止するために、吹き出し口にソックダクトを設けることが知られている。例えば特許文献1に記載されているように、ソックダクトは、通気性素材にて構成され、先端部が閉じられた筒状になっている。このソックダクトの基端の開口から内部に温調空気を送り込むことで、温調空気が前記通気性素材を通り抜けて外部へ染み出る仕組みになっている。これによって、送風を和らげるとともに偏りをなくすことができ、塵埃も捕捉できる。一方、この種のソックダクトは、使用し続けると、使用する環境にもよるが、早晩、目詰まりが発生して、空気の染み出し量が小さくなり、適切な空調を行なうことができなくなる。そのため、定期的にメンテナンスが必要である。メンテナンス方法としては、主にクリーニングと新品への交換とがある。
クリーニング対応のソックダクトは、前記通気性素材がクリーニングに耐え得るものであることが求められる。そのような素材のソックダクトは、通常、イニシャルコストが高いが、クリーニングによって繰り返し使用することでランニングコストを抑えている。クリーニングの周期は6ヶ月程度が目安とされている。しかし、この種のソックダクトの一般的なサイズは、口径φ100mm〜φ500mm、長さ5m〜20m程度であり、実際のところ、これをクリーニングするのは煩瑣で手間がかかり、クリーニング費用が嵩む。
新品交換仕様のソックダクトは、材料コストが安価であることを要し、一般には不織布製である。しかし、不織布は、クリーニング対応の素材と比べて強度が弱く、目詰まりで内部圧力が高くなると、破裂するおそれがある。そのため、交換の周期は4ヶ月程度が目安であり、比較的頻度が高い。一方、不織布をあえてクリーニングすると、摩耗して毛羽立ちが発生してしまう。また、不織布を掃除機にかけた場合、目詰まりは取れたとしても汚れを落とすのは難しい。
特開2013−160455号公報
本発明は、前記事情に鑑み、メンテナンスを容易化でき、かつランニングコストを抑えることができるソックダクトを提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明は、通気性を有し、空調機からの空調空気を受け入れて透過させるソックダクトにおいて、不織布を主要素として含み、先端が閉じられた筒状に形成された不織布層と、ガラスクロスを主要素として含み、先端が閉じられた筒状に形成され、前記不織布層の内周又は外周に分離自在に配置されたガラスクロス層と、を備えたことを特徴とする。
このソックダクトによれば、メンテナンスを定期的又は不定期に行い、汚れが目立っていたり目詰まりしたりしていたときは、不織布層については新品に取り換える。不織布は一般に安価であるから新品に交換してもランニングコストの増大を抑えることができる。また、ガラスクロス層については掃除機にかける。ガラスクロス層は、掃除機にかけることで目詰まりを十分に解消できる。これによって、ソックダクトのメンテナンスを容易化でき、かつランニングコストを抑えることができる。加えて、ソックダクトにガラスクロス層を設けることで、燃性基準をも満たすことができる。
ここで「不織布を主要素として含む」とは、不織布層に占める不織布の面積割合又は体積割合が、50%を超え、好ましくは80%以上であり、より好ましくは90%以上であり、一層好ましくは95%以上であることを言う。したがって、不織布層が不織布以外の材料(例えばファスナーなど)を有していてもよい。また、「ガラスクロスを主要素として含む」とは、ガラスクロス層に占めるガラスクロスの面積割合又は体積割合が、50%を超え、好ましくは80%以上であり、より好ましくは90%以上であり、一層好ましくは95%以上であることを言う。したがって、ガラスクロス層がガラスクロス以外の材料を有していてもよい。
前記不織布層が、前記ガラスクロス層を包んでおり、かつ軸方向に延びる線ファスナーを有して展開自在であることが好ましい。
これによって、ソックダクトのメンテナンスに際して、不織布層を展開することで、内部からガラスクロス層を容易に取り出すことができる。また、掃除を終えたガラスクロス層を不織布層に簡単に収容することができる。
前記不織布層が、非展開構造の筒状であってもよい。ここで、非展開構造とは、不織布層がファスナーなどで開閉自在な構造になっておらず、破いたり切断したりしない限り、筒形状からシート状に展開できない構造であることを言う。これによって、ファスナーなどの開閉手段が不要であり、不織布層をより安価にできる。したがって、ソックダクトのイニシャルコスト及びランニングコストを一層抑えることができる。
前記不織布層が、前記ガラスクロス層を包むとともに外表面には宣伝、広告又は案内用の情報が印刷されていることが好ましい。これによって、ソックダクトを宣伝・広告媒体や各種案内表示の媒体として利用できる。不織布にはインキが付きやすく、確実に印刷できる。 前記ソックダクトの内部に形状保持部材を収容することによって、前記ソックダクトを筒状に保つことにしてもよい。これによって、宣伝・広告や案内表示などの情報を送風中でなくても常時見られる状態にできる。
本発明によれば、ソックダクトのメンテナンスを容易化でき、かつランニングコストを抑えることができる。
図1は、本発明の第1実施形態を示し、同図(a)は、ソックダクトの正面図であり、同図(b)は、ソックダクトの斜視図である。 図2は、前記ソックダクトの分解斜視図である。 図3は、図1(a)のIII−III線に沿う断面図である。 図4は、本発明の第2実施形態を示し、同図(a)は、ソックダクトの正面図であり、同図(b)は、ソックダクトの斜視図である。 図5は、図4(a)のV−V線に沿う断面図である。 図6は、本発明の第3実施形態を示し、ソックダクトの断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1〜図3は、本発明の第1実施形態を示したものである。図1に示すように、ソックダクト1は、通気性を有するとともに、軸線に沿って長く延びる先端閉塞の筒状になっている。このソックダクト1が、軸線を水平に向けて、建物の居室などの空調対象区域の天井部(図示省略)に配置されている。図3に示すように、ソックダクト1の基端(同図において右)は開口されている。この開口1aに空調機の吹き出し口2aが接続される。ソックダクト1の先端(同図において左)は閉じられている。
図2及び図3に示すように、ソックダクト1は、不織布層10と、ガラスクロス層20と、形状保持部材30を備えている。なお、図3において、不織布層10及びガラスクロス層20の厚みは誇張されている。
不織布層10は、不織布を主要素とし、先端が閉じられた筒状に形成されている。すなわち、不織布層10は、筒部11と、キャップ部12とを含む。筒部11及びキャップ部12のほぼ全体が通気性素材である不織布にて構成されている。筒部11の先端にキャップ部12が設けられている。筒部11の先端がキャップ部12にて塞がれている。
図2に示すように、筒部11の周方向の一箇所には線ファスナー13が設けられている。線ファスナー13は、不織布層10の軸線に沿って筒部11の全長にわたって直線状に延びている。線ファスナー13によって筒部11をシート状に展開したり筒状に閉じたりすることができる。つまり、筒部11は、展開自在構造になっている。
また、筒部11の先端縁とキャップ部12の外周縁との間には、環状の線ファスナー14が設けられている。線ファスナー14によって、筒部11とキャップ部12とが分離自在に接合されている。
図1に示すように、不織布層10の周側部には耳部15が一体に設けられている。耳部15は、不織布層10の周面から上方へ突出するとともに不織布層10の軸線方向に延びている。耳部15には鳩目15aが形成されている。この鳩目15aに吊材5の下端部を係着することによって、ソックダクト1を吊るして支持できる。
図2及び図3に示すように、不織布層10の内周にガラスクロス層20が配置されている。不織布層10がガラスクロス層20を包んでいる。ガラスクロス層20は、ガラスクロスを主要素として含み、先端が閉じられた筒状に形成されている。すなわち、ガラスクロス層20は、筒部21と、キャップ部22とを含む。筒部21及びキャップ部22のほぼ全体が通気性素材であるガラスクロスにて構成されている。また、ガラスクロスは、掃除機による吸引やクリーニング処理に十分耐え得る強度を有している。
図2に示すように、筒部21は、シート状のガラスクロスを幅方向に丸めて筒状にするとともに、幅方向の両端部をヒートシール、縫製、ステープル止め、接着剤塗布などの接合手段23にて接合することによって作製され、非展開構造になっている。すなわち、破いたり切断したりしない限り、筒形状からシート状に展開できない構造になっている。筒部21の先端にキャップ部22が設けられている。このキャップ部22によって筒部21の先端が塞がれている。筒部21の先端縁とキャップ部22の外周縁とは、ヒートシール、縫製、ステープル止め、接着剤塗布などの接合手段24にて接合されている。なお、キャップ部22を省略するとともに、筒部21の先端部を窄めて閉じることにしてもよい。
図2及び図3に示すように、不織布層10の内周面とガラスクロス層20の外周面との間の1又は複数箇所には、これら不織布層10及びガラスクロス層20の止着手段として面ファスナー40が設けられている。面ファスナー40は、互いに対をなす雄面ファスナー部41及び雌面ファスナー部42を含む。雄面ファスナー部41が不織布層10の内周面に取り付けられ、雌面ファスナー部42がガラスクロス層20の外周面に取り付けられている。もちろん、雄面ファスナー部41がガラスクロス層20の外周面に取り付けられ、雌面ファスナー部42が不織布層10の内周面に取り付けられていてもよい。これら面ファスナー部41,42が剥離可能にくっ付けられることによって、不織布層10とガラスクロス層20とが分離自在に止着されている。
図2及び図3に示すように、ガラスクロス層20の内部に形状保持部材30が取り出し可能に収容されている。形状保持部材30は、コイル状の金属線材にて構成されている。この形状保持部材30によって不織布層10及びガラスクロス層20の形状を保持できる。したがって、ソックダクト1は、内部に空調空気を送って内圧を高くしていなくても、筒形状を保持できる。形状保持部材30は、ガラスクロス層20に対して分離可能になっており、さらには不織布層10に対しても分離可能になっている。
ソックダクト1によれば、空調機の吹き出し口2aからの空調空気を開口1aから内部に受け入れる。この空調空気が、通気性のガラスクロス層20及び不織布層10を透過して、ソックダクト1の全域から外部に染み出る。これによって、空調対象区域を空調できる。しかも、空調空気の流れを和らげるとともに偏りをなくすことができる。また、空調空気中の塵埃をも捕捉できる。
ソックダクト1は、使用するにしたがって、汚れてきたり、目詰まりによって吹き出し性能が低下したりする。そこで、定期的又は不定期にメンテナンスを行う。
ソックダクト1のメンテナンスの際は、まず、吊材5からソックダクト1を取り外す。
次に、不織布層10の線ファスナー13を開ける。これによって、筒部11を簡単に展開できる。また、必要に応じて、線ファスナー14を開けることによって、筒部11とキャップ部12を分離する。これによって、ガラスクロス層20を全体的に露出させることができる。続いて、面ファスナー40の面ファスナー部41,42どうしを引き離す。これによって、不織布層10及びガラスクロス層20を簡単に分離でき、不織布層10からガラスクロス層20を簡単に取り出すことができる。
そして、不織布層10の汚れが目立っていたときは、不織布層10を新品と交換する。不織布層10はガラスクロス層20と比べて安価であるから、新品に交換してもランニングコストが上昇するのを抑えることができる。
また、ソックダクト1の吹き出し性能が低下していたときは、ガラスクロス層20を掃除機にかける。その際、予め形状保持部材30をガラスクロス層20から抜き取っておく。これによって、ガラスクロス層20を平坦にした状態で掃除機をかけることができる。発明者等の実験によれば、ガラスクロス層20は、掃除機にかけることによって目詰まりを十分に除去できた。したがって、メンテナンスのたびにガラスクロス層20をクリーニングする必要がなく、クリーニング回数を減らすことができる。よって、クリーニング費用を節約できる。さらには、ガラスクロス層20を繰り返して使用することによって、買い替え費用を節約できる。これによって、ランニングコストを抑えることができる。
掃除機をかけ終わったら、形状保持部材30をガラスクロス層20の内部に戻す。なお、形状保持部材30をガラスクロス層20内に収容したままの状態で、ガラスクロス層20に掃除機をかけることにし、ガラスクロス層20からの形状保持部材30の出し入れ作業を省略してもよい。
その後、前記新品の不織布層10と、目詰まり除去後のガラスクロス層20とを組み立てる。組み立ての際は、不織布層10の線ファスナー13を開けておくことで、ガラスクロス層20を不織布層10の内部に簡単に配置できる。次いで、線ファスナー13を閉じる。これによって、不織布層10が筒状になり、不織布層10によってガラスクロス層20を簡単に包むことができる。ガラスクロス層20を不織布層10の内部に配置する際や線ファスナー13を閉じる際に、面ファスナー40の面ファスナー部41,41どうしをくっ付けることで、不織布層10及びガラスクロス層20どうしを止着する。
続いて、このソックダクト1を吊材5に吊るす。このようにして、ソックダクト1のメンテナンスを容易に行うことができ、かつランニングコストを抑えることができる。
また、ソックダクト1によれば、ガラスクロス層20が不燃性であるため、不燃性基準をも満たすことができる。
なお、ソックダクト1のメンテナンスに際して、外観上あまり汚れていないが、吹き出し性能が低下していたときは、不織布層10を、新品と交換せずにガラスクロス層20と同様に掃除機にかけたうえで再使用することにしてもよい。そうすることによって、ランニングコストを一層抑えることができる。発明者等の実験によれば、不織布は、掃除機をかけることによって目詰まりを十分に除去できた。ただし、掃除機によっては不織布の汚れまでは落とすことができなかった。
不織布層10を交換しないときは、不織布層10を吊材5で吊った状態のままで、線ファスナー13を開けてガラスクロス層20を取り出して掃除機にかける等の作業を行ってもよい。
逆に、不織布層10の汚れは目立つが、ガラスクロス層20はほとんど目詰まりしていないときは、不織布層10の交換だけを行い、ガラスクロス層20の掃除を省略してもよい。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において、既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
図4及び図5は、本発明の第2実施形態を示したものである。第2実施形態のソックダクト1においては、不織布層10が、線ファスナー13,14を有さず、非展開構造の筒状になっている。不織布層10の筒部11は、シート状の不織布を幅方向に丸めて筒状にするとともに幅方向の両端部を接合手段16にて互いに接合することによって作製されている。接合手段16としては、ヒートシール、縫製、ステープル止め、接着剤塗布などが挙げられる。また、筒部11の先端縁にキャップ部12の外周縁が前記と同様の接合手段17によって分離不自在に接合されている。ガラスクロス層20は、不織布層10の基端(図4(a)において右)の開口1aから不織布層10に出し入れされる。
なお、図5において、不織布層10及びガラスクロス層20の厚みは誇張されている。
第2実施形態においては、不織布層10が線ファスナー13,14を有していないから、不織布層10を安価にでき、イニシャルコスト及びランニングコストをより抑えることができる。
図6は、本発明の第3実施形態を示したものである。第3実施形態のソックダクト1は、3つの層10,20,10を有している。具体的には、2つの不織布層10,10と、1つのガラスクロス層20とを有している。これら3つの層10,20,10が入れ子状に重ねられている。外周側と内周側の2つの不織布層10,10の間にガラスクロス層20が挟まれている。これら3つの層10,20,10は、互いに分離自在になっている。以下、2つの不織布層10,10を互いに区別するときは、外周側の不織布層10については符号を「10A」と表記し、内周側の不織布10については符号を「10B」と表記する。
外周側の不織布層10Aは、第1実施形態と同様に線ファスナー13,14を有する展開自在構造になっている。内周側の不織布層10Bは、第2実施形態と同様の非展開構造になっている。なお、外周側の不織布層10Aが非展開構造であってもよい。また、内周側の不織布層10Bが展開自在構造であってもよい。
なお、図6において、不織布層10及びガラスクロス層20の厚みは誇張されている。
第3実施形態における中間及び内周側の2層20.10Bに関しては、第1、第2実施形態とは反対に、ガラスクロス層20が不織布層10Bの外周を囲んでいる。つまり、ガラスクロス層20が相対的に外周側に配置され、不織布層10Bが相対的に内周側に配置されている。
本発明は、前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、不織布層10,10Aの外表面に宣伝・広告や案内用の情報を印刷してもよい。宣伝・広告用の情報としは特定の商品や営業内容の情報が挙げられる。案内用の情報としては、イベント(催し物)の情報や道案内情報などが挙げられる。不織布にはインキが付きやすく、確実に印刷できる。広告等の印刷内容を不織布層10,10Aの交換のたびに変更したり、イベントごとに取り換えたりしてもよい。ソックダクト1の内部に送風していないときでも、形状保持部材30によってソックダクト1を筒状に保つことができるから、前記広告を常時見られる状態にできる。
第1実施形態の不織布層10が、筒部11は線ファスナー13によって展開自在になる一方、筒部11の先端縁とキャップ部12とは接合手段17によって分離不自在に接合されていてもよい。
不織布層10及びガラスクロス層20の間の止着手段は、これら層10,20どうしを分離可能に止着するものであればよく、面ファスナー40に限られず、紐であってもよい。例えば、不織布層10の内周面及びガラスクロス層20の外周面にそれぞれ紐を設け、双方の紐どうしを結ぶことによって、不織布層10及びガラスクロス層20どうしを止着することにしてもよい。メンテナンスの際は、紐を解くことによって、不織布層10及びガラスクロス層20どうしを簡単に分離できる。
ソックダクト1が、4つ以上の層10,20を有していてもよい。2以上の不織布層10と2以上のガラスクロス層20とが互い違いに積層されていてもよい。
ガラスクロス層20についても展開自在の構造にしてもよい。
形状保持部材30を省略してもよい。
面ファスナー40などの止着手段を省略してもよい。
本発明は、例えば建物の空調設備として利用できる。
1 ソックダクト
10,10A,10B 不織布層
13 線ファスナー
20 ガラスクロス層

Claims (4)

  1. 通気性を有し、空調機からの空調空気を受け入れて透過させるソックダクトにおいて、
    不織布を主要素として含み、先端が閉じられた筒状に形成された不織布層と、
    ガラスクロスを主要素として含み、先端が閉じられた筒状に形成され、前記不織布層の内周又は外周に分離自在に配置されたガラスクロス層と、
    前記不織布層と前記ガラスクロス層の互いに対向する周面どうし間に設けられて、これら不織布層及びガラスクロス層を分離自在に止着する止着手段と、
    を備え、前記不織布層及び前記ガラスクロス層のうち内周側に配置されたものの内部に取り出し可能に収容された形状保持部材又は前記空調空気の内圧によって、前記不織布層及び前記ガラスクロス層が筒形状に保持され、前記止着手段が、面ファスナー又は紐を含むことを特徴とするソックダクト。
  2. 前記不織布層が、前記ガラスクロス層を包んでおり、かつ軸方向に延びる線ファスナーを有して展開自在であることを特徴とする請求項1に記載のソックダクト。
  3. 前記不織布層が、非展開構造の筒状であることを特徴とする請求項1に記載のソックダクト。
  4. 前記不織布層が、前記ガラスクロス層を包むとともに外表面には宣伝、広告又は案内用の情報が印刷されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のソックダクト。
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