JP6484498B2 - 会計情報処理装置、会計情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

会計情報処理装置、会計情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、会計情報を処理する会計情報処理装置等に関するものである。
従来の会計情報処理システムにおいて、仕訳伝票に関する情報である仕訳情報と、固定資産に関する情報である固定資産情報とは、別々に入力され、管理されていた(例えば、非特許文献1参照)。
"弥生会計15"、[online]、[平成27年4月10日検索]、インターネット[URL:https://www.yayoi-kk.co.jp/products/account/]
しかしながら、従来技術においては、効率的かつ正確に固定資産情報または仕訳情報を入力できなかった。
また、従来、仕訳伝票のデータと固定資産のデータは別々で管理され、入力されていたため、漏れが生じることが多かった。
さらに、従来、仕訳伝票のデータと固定資産のデータの整合性のチェックが必要になり、面倒であった。
本第一の発明の会計情報処理装置は、取引の日付を示す取引日付情報と、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および金額を示す仕訳金額情報を有する1以上の仕訳情報とを有する仕訳伝票情報と、資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、金額を示す資産金額情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する1以上の固定資産情報とを格納し得る格納部と、取引の日付を示す取引日付情報と仕訳情報を受け付ける受付部と、受付部が受け付けた仕訳情報を格納部に蓄積する蓄積部と、受付部が受け付けた仕訳情報が有する科目情報を資産種類情報とし、受付部が受け付けた仕訳情報が有する摘要情報を資産名称情報とし、受付部が受け付けた仕訳情報が有する仕訳金額情報を資産金額情報とし、受付部が受け付けた取引日付情報を固定資産取得日情報とする固定資産情報を生成し、格納部に蓄積する生成部とを具備する会計情報処理装置である。
かかる構成により、効率的かつ正確に固定資産情報を入力でき、上記課題を解決できる。
また、本第二の発明の会計情報処理装置は、第一の発明に対して、受付部は、一の取引日付情報と2以上の仕訳情報を受け付け生成部は、受付部が受け付けた仕訳情報の数だけ、受付部が受け付けた一の取引日付情報を固定資産取得日情報とする固定資産情報を生成し、格納部に蓄積する会計情報処理装置である。
かかる構成により、効率的かつ正確に固定資産情報を入力でき、上記課題を解決できる。
また、本第三の発明の会計情報処理装置は、第一または第二の発明に対して、受付部が受け付けた仕訳情報が予め決められた条件を満たすか否かを判断する判断部をさらに具備し、生成部は、判断部が予め決められた条件を満たすと判断した場合のみ、固定資産情報を生成し、格納部に蓄積する会計情報処理装置である。
かかる構成により、固定資産の知識が無い者にでも、効率的かつ正確に固定資産情報を入力でき、上記課題を解決できる。
また、本第四の発明の会計情報処理装置は、第三の発明に対して、予め決められた条件は、受付部が受け付けた仕訳情報が有する科目情報が、予め決められた情報であることであるという条件を含む会計情報処理装置である。
かかる構成により、固定資産の知識が無い者にでも、効率的かつ正確に固定資産情報を入力でき、上記課題を解決できる。
また、本第五の発明の会計情報処理装置は、第三または第四の発明に対して、予め決められた条件は、受付部が受け付けた仕訳情報が有する仕訳金額情報が、閾値以上または閾値より大きいことであるという条件を含む会計情報処理装置である。
かかる構成により、固定資産の知識が無い者にでも、効率的かつ正確に固定資産情報を入力でき、上記課題を解決できる。
また、本第六の発明の会計情報処理装置は、第五の発明に対して、格納部は、企業の種類を示す企業種類情報を格納し得、閾値は、企業種類情報に応じて異なる会計情報処理装置である。
かかる構成により、固定資産の知識が無い者にでも、効率的かつ正確に固定資産情報を入力でき、上記課題を解決できる。
また、本第七の発明の会計情報処理装置は、第一から第六いずれか1つの発明に対して、受付部が受け付けた仕訳情報を用いて、固定資産の種類を決定し、固定資産種類を取得する固定資産種類決定部と、固定資産種類を出力する固定資産種類出力部とを具備する会計情報処理装置である。
かかる構成により、固定資産の知識が無い者にでも、効率的かつ正確に固定資産情報を入力でき、上記課題を解決できる。
また、本第八の発明の会計情報処理装置は、取引の日付を示す取引日付情報と、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および金額を示す仕訳金額情報を有する1以上の仕訳情報とを有する仕訳伝票情報と、資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、金額を示す資産金額情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する1以上の固定資産情報とを格納し得る格納部と、固定資産情報を受け付ける受付部と、受付部が受け付けた固定資産情報を格納部に蓄積する蓄積部と、受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産種類情報を科目情報とし、受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産名称情報を摘要情報とし、受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産金額情報を仕訳金額情報とし、受付部が受け付けた固定資産情報が有する固定資産取得日情報と一致する取引日付情報に対応する仕訳情報を生成し、格納部に蓄積する生成部とを具備する会計情報処理装置である。
かかる構成により、効率的かつ正確に仕訳情報を入力でき、上記課題を解決できる。
また、本第九の発明の会計情報処理装置は、第一から第八いずれか1つの発明に対して、生成部は、受付部が受け付けた仕訳情報と生成部が生成した固定資産情報とを対応付けて格納部に蓄積する、または、受付部が受け付けた固定資産情報と生成部が生成した仕訳情報とを対応付けて格納部に蓄積する会計情報処理装置である。
かかる構成により、効率的かつ正確に固定資産情報または仕訳情報を入力でき、上記課題を解決できる。
また、本第十の発明の会計情報処理装置は、第九の発明に対して、格納部の仕訳情報、および固定資産情報を出力する出力部をさらに具備し、受付部は、一の仕訳情報の出力指示、または一の仕訳情報にフォーカスを移動するフォーカス移動指示を受け付け、出力部は、受付部が出力指示、または前記フォーカス移動指示を受け付けたことに応じて、一の仕訳情報に対応する固定資産情報を格納部から取得し、出力する会計情報処理装置である。
かかる構成により、仕訳情報と固定資産情報と同時に確認できる。
また、本第十一の発明の会計情報処理装置は、第十の発明に対して、出力部は、一の仕訳情報を出力する際に、一の仕訳情報に対応する固定資産情報が存在する場合に、固定資産情報の存在を示す情報を一の仕訳情報に対応付けて出力する会計情報処理装置である。
かかる構成により、仕訳情報に対応付く固定資産情報が存在することを容易に認識できる。
本発明による会計情報処理装置によれば、効率的かつ正確に固定資産情報または仕訳情報を入力できる。
実施の形態1における会計情報システムの概念図 同会計情報システムのブロック図 同会計情報処理装置1の動作について説明するフローチャート 同固定資産情報生成処理について説明するフローチャート 同仕訳情報生成処理について説明するフローチャート 同仕訳伝票情報管理表を示す図 同固定資産情報管理表を示す図 同条件管理表を示す図 同資産種類決定情報管理表を示す図 同仕訳情報入力画面を示す図 同固定資産情報入力画面を示す図 同仕訳情報の属性値等と固定資産情報の属性値等との関係を示す図 同出力例を示す図 同出力例を示す図 同出力例を示す図 同出力例を示す図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、会計情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、仕訳情報を入力すれば、仕訳情報を蓄積すると共に、固定資産情報を生成し、蓄積する会計情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、入力された仕訳情報が予め決められた条件を満たす場合のみ、固定資産情報を生成し、蓄積する会計情報システムについて説明する。なお、予め決められた条件は、例えば、特定の勘定科目等の勘定科目に関する条件や、金額が閾値以上等の金額に関する条件等である。なお、条件が、閾値以上等の金額である場合における閾値は、企業の種類によって異なっても良い。
また、本実施の形態において、仕訳情報を用いて、固定資産情報の種類が決定される会計情報システムについて説明する。固定資産情報の種類とは、例えば、有形固定資産または無形固定資産を示す情報である。なお、固定資産情報の種類は、蓄積されておらず、固定資産情報の出力時に決定されても良い。
また、本実施の形態において、固定資産情報を入力すれば、固定資産情報を蓄積すると共に、仕訳情報を生成し、蓄積する会計情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、対応する固定資産情報と仕訳情報とがリンク付けられている会計情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、仕訳情報と、当該仕訳情報に対応付いている固定資産情報とを同時に出力できる会計情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、固定資産情報にリンク付けられている仕訳情報が出力される場合、アイコン等のリンクを示す情報が出力される会計情報システムについて説明する。
図1は、本実施の形態における会計情報システムの概念図である。会計情報システムは、会計情報処理装置1、1または2以上の端末装置2を備える。会計情報処理装置1は、ここでは、会計情報を管理しているサーバ装置である。サーバ装置は、いわゆるクラウドサーバも含み、端末装置2に会計情報を送信する装置であれば、その種類等は何でも良い。なお、会計情報とは、会計に関する情報であり、後述する仕訳情報、固定資産情報等を含む。端末装置2は、ユーザが使用する端末であり、いわゆるパソコン、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話等、その種類は問わない。
図2は、本実施の形態における会計情報システムのブロック図である。会計情報システムを構成する会計情報処理装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、出力部14を備える。
処理部13は、蓄積部131、生成部132、判断部133、固定資産種類決定部134を備える。
出力部14は、仕訳情報出力部141、固定資産情報出力部142、固定資産種類出力部143を備える。
端末装置2は、端末格納部20、端末受付部21、端末送信部22、端末処理部23、端末受信部24、端末出力部25を備える。
会計情報処理装置1を構成する格納部11は、1または2以上の仕訳伝票情報を格納し得る。仕訳伝票情報は、仕訳伝票に関する情報であり、取引の日付を示す取引日付情報と1または2以上の仕訳情報とを有する。仕訳情報は、仕訳に関する情報であり、例えば、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および仕訳伝票における金額を示す仕訳金額情報を有する。仕訳情報は、例えば、借方の情報である借方情報、貸方の情報である貸方情報、および摘要情報を有する、と考えても良い。借方情報は、第一の科目情報と第一の仕訳金額情報を有する。貸方情報は、第二の科目情報と第二の仕訳金額情報を有する。なお、一の仕訳情報において、通常、第一の仕訳金額情報と第二の仕訳金額情報とは同じ金額を示す情報であり、実体的には一つの情報でも良い。また、第一の仕訳金額情報と第二の仕訳金額情報とのどちらか、または両方を、単に、仕訳金額情報と言っても良い。
1以上の仕訳伝票情報は、ユーザごとに格納されることは好適である。なお、ユーザとは、通常、企業や個人事業主である。つまり、格納部11は、ユーザを識別するユーザ識別子に対応付けて、1以上の仕訳伝票情報を格納していることは好適である。さらに、1以上の仕訳伝票情報は、データベースの表であることは好適であるが、その構造は問わない。
また、格納部11は、1または2以上の固定資産情報を格納し得る。固定資産情報は、固定資産に関する情報であり、例えば、資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、固定資産の金額を示す資産金額情報、支払方法を示す支払方法情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する。
1以上の固定資産情報は、ユーザごとに格納されることは好適である。つまり、格納部11は、ユーザを識別するユーザ識別子に対応付けて、1以上の固定資産を格納していることは好適である。さらに、1以上の固定資産情報は、データベースの表であることは好適であるが、その構造は問わない。
また、格納部11は、ユーザ識別子に対応付けて、企業(個人事業主を含む)であるユーザの種類を示す企業種類情報を格納していることは好適である。
また、格納部11は、後述する予め決められた条件を格納していることは好適である。 ここで、予め決められた条件は、2以上の条件を含んでも良い。また、2以上の条件は、ANDでもORでも良い。なお、予め決められた条件は、固定資産情報を生成するための条件である。
また、予め決められた条件とは、例えば、後述する受付部12が受け付けた仕訳情報が有する科目情報(通常、第一の科目情報)が、予め決められた情報であることであるという条件を含む。予め決められた条件は、例えば、第一の科目情報が機械装置であること、である。
さらに、予め決められた条件とは、例えば、受付部12が受け付けた仕訳情報が有する仕訳金額情報(第一の仕訳金額情報または第二の仕訳金額情報)が、閾値以上または閾値より大きいことであるという条件を含む。予め決められた条件は、例えば、第一の仕訳金額情報または第二の仕訳金額情報が30万円以上である。
さらに、格納部11は、1以上の資産種類決定情報を格納していることは好適である。資産種類決定情報は、資産種類情報を決定するための情報である。資産種類決定情報は、例えば、資産種類情報と固定資産種類情報との対応を示す情報である。
受付部12は、各種の情報や命令を受け付ける。各種の情報や命令とは、例えば、取引の日付を示す取引日付情報と仕訳情報である。また、各種の情報や命令とは、例えば、一の取引日付情報と2以上の仕訳情報である。また、各種の情報や命令とは、例えば、固定資産情報である。各種の情報や命令とは、例えば、一の仕訳情報の出力指示、または一の仕訳情報にフォーカスを移動するフォーカス移動指示等である。各種の情報や命令とは、例えば、仕訳情報の修正指示、仕訳伝票情報の修正指示、固定資産情報の修正指示等である。修正指示は、通常、修正対象の情報を特定する情報(例えば、「ID」等)と、修正内容を示す情報を含む。
ここで、受け付けとは、通常、有線もしくは無線の通信回線を介した端末装置2からの受信である。ただし、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、蓄積部131、生成部132、判断部133、固定資産種類決定部134等が行う処理である。
蓄積部131は、受付部12が受け付けた仕訳情報を格納部11に蓄積する。また、蓄積部131は、受付部12が受け付けた固定資産情報を格納部11に蓄積する。なお、かかる蓄積は、通常、追記である。ただし、蓄積部131は、受付部12が受け付けた仕訳情報の修正の指示に応じた、仕訳情報の修正を行っても良い。また、蓄積部131は、受付部12が受け付けた固定資産情報の修正の指示に応じた、固定資産情報の修正を行っても良い。
生成部132は、受付部12が受け付けた仕訳情報から固定資産情報を生成し、格納部11に蓄積する。
具体的には、生成部132は、例えば、受付部12が受け付けた仕訳情報が有する科目情報を資産種類情報とし、受付部12が受け付けた仕訳情報が有する摘要情報を資産名称情報とし、受付部12が受け付けた仕訳情報が有する仕訳金額情報を資産金額情報とし、受付部12が受け付けた取引日付情報を固定資産取得日情報とする固定資産情報を生成し、格納部11に蓄積する。
また、生成部132は、例えば、受付部12が受け付けた1または2以上の仕訳情報の数だけ、受付部12が受け付けた1以上の仕訳情報に対応付けて受け付けた一の取引日付情報を固定資産取得日情報とする固定資産情報を生成し、格納部11に蓄積する。
なお、受付部12が受け付けた2以上の仕訳情報と一の取引日付情報とを受け付けた場合、生成部132は、2以上の各仕訳情報に対応する固定資産情報であり、一の取引日付情報を固定資産取得日情報とする固定資産情報を生成する。かかる場合、同一の固定資産取得日情報を有する2以上の固定資産情報が生成される。
生成部132は、通常、受付部12が受け付けた仕訳情報と生成部132が生成した固定資産情報とを対応付けて格納部11に蓄積する。
また、生成部132は、判断部133が予め決められた条件を満たすと判断した場合のみ、固定資産情報を生成し、格納部11に蓄積することは好適である。なお、予め決められた条件は、格納部11の予め決められた条件である。
生成部132は、受付部12が受け付けた固定資産情報から仕訳情報を生成し、格納部11に蓄積する。
生成部132は、例えば、受付部12が受け付けた固定資産情報が有する資産種類情報を科目情報とし、受付部12が受け付けた固定資産情報が有する資産名称情報を摘要情報とし、受付部12が受け付けた固定資産情報が有する資産金額情報を仕訳金額情報とし、受付部12が受け付けた固定資産情報が有する固定資産取得日情報と一致する取引日付情報に対応する仕訳情報を生成し、格納部11に蓄積する。
生成部132は、通常、受付部12が受け付けた固定資産情報と生成部132が生成した仕訳情報とを対応付けて格納部11に蓄積する。
判断部133は、受付部12が受け付けた仕訳情報が予め決められた条件を満たすか否かを判断する。なお、予め決められた条件は、格納部11に格納されている1以上の条件である。
固定資産種類決定部134は、受付部12が受け付けた仕訳情報を用いて、固定資産の種類を決定し、固定資産種類情報を取得する。固定資産種類情報は、固定資産の種類を示す情報である。固定資産種類情報は、例えば、「有形固定資産」「無形固定資産」である。
固定資産種類決定部134は、例えば、受付部12が受け付けた仕訳情報が有する資産種類情報を用いて、固定資産の種類を決定する。資産種類情報が「機械装置」である場合、固定資産種類決定部134は、格納部11の1以上の資産種類決定情報を参照し、資産種類情報「機械装置」に対応する資産種類情報「有形固定資産」を取得する。
出力部14は、格納部11の仕訳情報を出力する。また、出力部14は、固定資産情報を出力する。出力部14は、仕訳情報と、当該仕訳情報に対応する固定資産情報とを同時に出力しても良い。出力部14は、仕訳情報と、当該仕訳情報に対応する固定資産情報とを同時に、一のディスプレイに出力しても良い。一のディスプレイに出力することは、端末装置2の一のディスプレイに出力されるように、端末装置2に送信することも含む。
また、出力部14は、受付部12が出力指示、または前記フォーカス移動指示を受け付けたことに応じて、一の仕訳情報に対応する固定資産情報を格納部11から取得し、出力することは好適である。
また、出力部14は、一の仕訳情報を出力する際に、一の仕訳情報に対応する固定資産情報が存在する場合に、固定資産情報の存在を示す情報を一の仕訳情報に対応付けて出力することは好適である。
仕訳情報出力部141は、1以上の仕訳情報を出力する。
固定資産情報出力部142は、1以上の固定資産情報を出力する。
固定資産種類出力部143は、1以上の固定資産種類を出力する。なお、固定資産情報出力部142が固定資産情報を出力する場合に、固定資産種類出力部143は、当該固定資産情報の種類を示す固定資産種類を出力する。なお、固定資産種類は、固定資産情報に含まれる、と考えても良い。
ここで、上記の出力とは、通常、端末装置2への送信である。ただし、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、端末装置2以外の外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
端末装置2を構成する端末格納部20は、各種の情報を格納し得る。各種の情報は、例えば、ユーザ識別子である。
端末受付部21は、各種の情報や指示を受け付ける。各種の情報や指示とは、例えば、取引日付情報と1以上の仕訳情報である。各種の情報や指示とは、例えば、固定資産情報である。各種の情報や指示とは、例えば、一の仕訳情報の出力指示、または一の仕訳情報にフォーカスを移動するフォーカス移動指示、各種の情報の修正指示等である。
端末送信部22は、端末受付部21が受け付けた情報や指示を会計情報処理装置1に送信する。端末送信部22は、後述する端末処理部23が処理した結果を、会計情報処理装置1に送信しても良い。つまり、端末送信部22は、ユーザ識別子が付加された情報や指示を会計情報処理装置1に送信することは好適である。
端末処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理とは、端末受付部21が受け付けた各種の情報や指示に、端末格納部20のユーザ識別子を付加する処理である。
端末受信部24は、会計情報処理装置1から各種の情報を受信する。各種の情報とは、例えば、1以上の仕訳情報、1以上の固定資産情報等である。
端末出力部25は、端末受信部24が受信した情報を出力する。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
格納部11、および端末格納部20は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に仕訳伝票情報等が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して仕訳伝票情報等が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された仕訳伝票情報等が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された仕訳伝票情報等が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
受付部12、および端末受信部24は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
処理部13、蓄積部131、生成部132、判断部133、固定資産種類決定部134、および端末処理部23は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部14、仕訳情報出力部141、固定資産情報出力部142、固定資産種類出力部143、および端末送信部22は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
端末出力部25は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部25は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、会計情報システムの動作について説明する。まず、図3のフローチャートを用いて、会計情報処理装置1の動作について説明する。
(ステップS301)受付部12は、仕訳伝票情報を受け付けたか否かを判断する。仕訳伝票情報を受け付け場合はステップS302に行き、仕訳伝票情報を受け付けない場合はステップS309に行く。なお、ここでの受け付けは、通常、端末装置2からの受信である。
(ステップS302)処理部13は、ステップS301で受け付けられた仕訳伝票情報から取引日付情報を取得する。
(ステップS303)処理部13は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS304)処理部13は、ステップS301で受け付けられた仕訳伝票情報の中に、i番目の仕訳情報が存在するか否かを判断する。i番目の仕訳情報が存在する場合はステップS305に行き、i番目の仕訳情報が存在しない場合はステップS301に戻る。
(ステップS305)蓄積部131は、ステップS302で取得された取引日付情報に対応付けて、i番目の仕訳情報を格納部11に蓄積する。
(ステップS306)判断部133は、i番目の仕訳情報が、格納部11のいずれかの条件を満たすか否かを判断する。いずれかの条件を満たす場合はステップS307に行き、いずれの条件をも満たさない場合はステップS308に行く。
(ステップS307)生成部132は、i番目の仕訳情報と取引日付情報とを用いて、ステップS305で蓄積された仕訳情報に対応する固定資産情報を生成する。固定資産情報生成処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS308)処理部13は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS304に戻る。
(ステップS309)受付部12は、固定資産情報を受け付けたか否かを判断する。固定資産情報を受け付け場合はステップS310に行き、固定資産情報を受け付けない場合はステップS312に行く。
(ステップS310)蓄積部131は、ステップS309受け付けられた固定資産情報を格納部11に蓄積する。
(ステップS311)生成部132は、ステップS309受け付けられた固定資産情報を用いて、ステップS310で蓄積された固定資産情報に対応する仕訳情報を生成する。ステップS301に戻る。なお、仕訳情報生成処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS312)受付部12は、一の仕訳情報の出力指示、または一の仕訳情報へのフォーカス移動指示、または一の固定資産情報の出力指示、または一の固定資産情報へのフォーカス移動指示を受け付けたか否かを判断する。いずれかの指示を受け付けた場合はステップS313に行き、いずれかの指示を受け付けない場合はステップS317に行く。
(ステップS313)処理部13は、ステップS312で受け付けられた指示に対応する仕訳情報または固定資産情報を、格納部11から取得する。なお、処理部13は、固定資産情報を取得する際に、固定資産種類決定部134が固定資産種類を決定しても良い。
(ステップS314)処理部13は、ステップS313で取得した仕訳情報または固定資産情報に対応する固定資産情報または仕訳情報が、格納部11に存在するか否かを判断する。存在する場合はステップS315に行き、存在しない場合はステップS316に行く。
なお、処理部13は、フォーカス移動指示された一の仕訳情報に対応する固定資産情報が存在するか否かを判断しても良い。また、処理部13は、フォーカス移動指示された一の固定資産情報に対応する仕訳情報が存在するか否かを判断しても良い。
(ステップS315)出力部14は、ステップS313で取得した仕訳情報または固定資産情報に対応する固定資産情報または仕訳情報を、格納部11から取得する。
(ステップS316)出力部14は、取得された情報を出力する。ステップS301に戻る。なお、取得された情報とは、仕訳情報、または固定資産情報、または仕訳情報と固定資産情報である。また、出力部14は、固定資産種類をも出力しても良い。なお、ここでの出力は、通常、端末装置2への送信である。
(ステップS317)受付部12は、その他の情報や指示等を受け付けたか否かを判断する。その他の情報や指示等を受け付けた場合はステップS318に行き、その他の情報や指示等を受け付けない場合はステップS301に戻る。
(ステップS318)処理部13等は、その他の情報や指示等に応じた処理を行う。ステップS301に戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS307の固定資産情報生成処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)生成部132は、図3のフローチャートにおけるi番目の仕訳情報の識別子(以下、適宜「仕訳情報識別子」という。)を取得する。なお、ステップS305で仕訳情報が蓄積された際に、仕訳情報識別子が自動的に生成され、仕訳情報に対応付く、とする。
(ステップS402)生成部132は、i番目の仕訳情報が有する借方情報の第一の科目情報を取得する。
(ステップS403)生成部132は、i番目の仕訳情報が有する借方情報の第一の仕訳金額情報を取得する。
(ステップS404)生成部132は、i番目の仕訳情報が有する貸方情報の第二の科目情報を取得する。
(ステップS405)生成部132は、i番目の仕訳情報が有する貸方情報の第二の仕訳金額情報を取得する。
(ステップS406)生成部132は、i番目の仕訳情報が有する摘要情報を取得する。
(ステップS407)生成部132は、i番目の仕訳情報に対応する取引日付情報を取得する。
(ステップS408)生成部132は、第一の科目情報、第一の仕訳金額情報、第二の科目情報、第二の仕訳金額情報、摘要情報、取引日付情報を用いて、固定資産情報を構成する。なお、生成部132は、第一の科目情報を資産種類情報、第一の仕訳金額情報または第二の仕訳金額情報を資産金額情報、第二の科目情報を支払方法情報、摘要情報を資産名称情報、取引日付情報を固定資産取得日情報とする固定資産情報を構成することは好適である。
(ステップS409)生成部132は、ステップS408で構成した固定資産情報を、仕訳情報に対応付けて、格納部11に蓄積する。上位処理にリターンする。なお、生成部132は、例えば、ステップS408で構成した固定資産情報とステップS401で取得した仕訳情報識別子とを、対応付けて格納部11に蓄積する。
次に、ステップS311の仕訳情報生成処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)生成部132は、固定資産情報の識別子(以下、適宜「固定資産情報識別子」という。)を取得する。なお、ステップS310で固定資産情報が蓄積された際に、固定資産情報識別子が自動的に生成され、固定資産情報に対応付く、とする。
(ステップS502)生成部132は、ステップS310で蓄積された固定資産情報が有する資産名称情報を取得する。
(ステップS503)生成部132は、ステップS310で蓄積された固定資産情報が有する資産種類情報を取得する。
(ステップS504)生成部132は、ステップS310で蓄積された固定資産情報が有する固定資産取得日情報を取得する。
(ステップS505)生成部132は、ステップS310で蓄積された固定資産情報が有する支払方法情報を取得する。
(ステップS506)生成部132は、ステップS310で蓄積された固定資産情報が有する資産金額情報を取得する。
(ステップS507)生成部132は、資産名称情報、資産種類情報、固定資産取得日情報、支払方法情報、資産金額情報を用いて、仕訳情報を構成する。なお、生成部132は、資産名称情報を摘要情報、資産種類情報を第一の科目情報、支払方法情報を第二の科目情報、資産金額情報を第一の仕訳金額情報および第二の仕訳金額情報とする仕訳情報を構成することは好適である。
(ステップS508)生成部132は、固定資産取得日情報と同一の取引日付情報に対応付けて、ステップS507で構成した仕訳情報を格納部11に蓄積する。
次に、端末装置2の動作について説明する。端末装置2の端末受付部21は、ユーザから指示や情報等を受け付ける。次に、端末処理部23は、受け付けられた指示や情報等にユーザ識別子を付与し、送信する指示や情報等を構成する。端末送信部22は、構成された指示や情報等を、会計情報処理装置1に送信する。そして、指示や情報等の送信に応じて、端末受信部24は、会計情報処理装置1から情報を受信する。次に、端末出力部25が受信された情報を出力する。
以下、本実施の形態における会計情報システムの具体的な動作について説明する。会計情報システムの概念図は図1である。
今、会計情報処理装置1を構成する格納部11は、図6に示す構造を有する仕訳伝票情報管理表を保持している。仕訳伝票情報管理表は、「ID」「伝票日付」「伝票No」「仕訳情報」「対応固定資産ID」を有する。「仕訳情報」は、「借方情報」「貸方情報」「摘要情報」を有する1以上のレコードを格納し得る。「借方情報」は「第一の科目情報」「第一の仕訳金額情報」を有する。「貸方情報」は「第二の科目情報」「第二の仕訳金額情報」を有する。「対応固定資産ID」は、仕訳情報に対応する固定資産情報の識別子である。「対応固定資産ID」は、仕訳情報に対応する固定資産情報を特定するための情報であり、ここでは、後述する図7の固定資産情報管理表の「ID」である。
また、格納部11は、図7に示す構造を有する固定資産情報管理表を保持している。固定資産情報管理表は「ID」「資産名称情報」「資産種類情報」「数量情報」「固定資産取得日情報」「経費種類情報」「支払方法情報」「資産金額情報」「対応仕訳ID」を有する1以上のレコードを格納し得る。「数量情報」は、固定資産の数や量を示す情報である。「経費種類情報」は、経費の種類を示す情報である。「対応仕訳ID」は、固定資産情報に対応する仕訳情報の識別子である。「対応仕訳ID」は、固定資産情報に対応する仕訳情報を特定するための情報であり、ここでは、図6の仕訳伝票情報管理表の「ID」である。
また、格納部11は、図8に示す構造を有する条件管理表を保持している。条件管理表は「ID」「条件」を有する1以上のレコードを格納し得る。「条件」は、固定資産情報を生成するための条件であり、「科目情報条件」「数量条件」を有する。「科目情報条件」は、仕訳情報が有する科目情報についての条件である。「数量条件」は仕訳情報が有する仕訳金額情報または数量情報に関する条件である。また、「数量条件」が「−」である条件は、数量条件は無いことを示す。数量条件が無いことは、数量情報は問わないことを示す。なお、図8の「ID=1」のレコードは、「科目情報」が「建物」である仕訳情報に対応して、固定資産情報が生成されることを示す。また、「ID=3」のレコードは、「科目情報」が「ソフトウェア」であり、企業種類情報が「A」であり、「仕訳金額情報」が20万円以上である仕訳情報に対応して、固定資産情報が生成されることを示す。また、「ID=3」のレコードは、「科目情報」が「ソフトウェア」であり、企業種類情報が「A以外」であり、「仕訳金額情報」が10万円以上である仕訳情報に対応して、固定資産情報が生成されることを示す。さらに、「ID=4」のレコードは、「科目情報」が「計器備品」であり、「仕訳金額情報」が10万円以上である仕訳情報に対応して、固定資産情報が生成されることを示す。
さらに、格納部11は、図9に示す構造を有する資産種類決定情報管理表を保持している。資産種類決定情報管理表は、「固定資産種類情報」「資産種類情報」を有する1以上のレコードを格納し得る。
かかる状況において、以下の3つの具体例について説明する。具体例1は、会計情報処理装置1が受信した仕訳情報から固定資産情報を生成する場合である。具体例2は、会計情報処理装置1が受信した固定資産情報から仕訳情報を生成する場合である。具体例3は、仕訳情報や固定資産情報の表示例である。
(具体例1)
今、ユーザは、端末装置2に対して、仕訳情報の入力指示を入力した、とする。そして、端末受付部21は、仕訳情報の入力の指示である仕訳情報入力指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、当該ユーザのユーザ識別子(例えば、「U01」)を端末格納部20から読み出し、当該ユーザ識別子を仕訳情報入力指示に付加し、会計情報処理装置1に送信する。
次に、会計情報処理装置1の受付部12は、ユーザ識別子「U01」が付加された仕訳情報入力指示を受信する。そして、出力部14は、仕訳情報入力指示に対応する仕訳情報入力画面情報を格納部11から読み出し、端末装置2に送信する。仕訳情報入力画面情報は、仕訳情報を入力するための画面である仕訳情報入力画面を構成するための情報である。仕訳情報入力画面情報は、例えば、HTML、XML等で記述されているが、その構造、内容等は問わない。
次に、端末装置2の端末受信部24は、仕訳情報入力画面情報を受信する。そして、出力部14は、仕訳情報入力画面情報を用いて、仕訳情報入力画面を表示する。
次に、ユーザは、仕訳情報入力画面に対して、図10に示すような2つの仕訳情報を入力した、とする。2つの仕訳情報が、図10の「ID=1」「ID=2」のレコードである。また、ユーザは、仕訳情報入力画面に対して、図10に示すように、伝票日付等を入力した、とする。なお、伝票日付は、図示しない時計等から、端末処理部23が本日の日付を自動取得しても良い。
そして、次に、ユーザは、伝票日付に一致する取引日付情報と2つの仕訳情報を有する仕訳伝票情報を会計情報処理装置1に登録する指示である仕訳伝票情報登録指示を入力した、とする。かかる入力は、例えば、図示しない「送信」ボタンの押下等により実現される。
すると、端末受付部21はかかる仕訳伝票情報登録指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、仕訳伝票情報登録指示にユーザ識別子「U01」を付加する。次に、端末送信部22は、ユーザ識別子「U01」が付加された仕訳伝票情報登録指示を、会計情報処理装置1に送信する。なお、仕訳伝票情報登録指示は、図10の「ID=1」「ID=2」のレコードに対応する2つの仕訳情報、取引日付情報「平成26年11月13日」を有する。
次に、会計情報処理装置1の受付部12は、ユーザ識別子「U01」が付加された仕訳伝票情報登録指示を受信する。
次に、処理部13は、受信された仕訳伝票情報から取引日付情報「平成26年11月13日」を取得する。
次に、蓄積部131は、取得された取引日付情報に対応付けて、仕訳伝票情報登録指示が有する1番目の仕訳情報を格納部11に蓄積する。かかる仕訳情報は、図6の「ID=1」のレコードである。なお、この段階では、図6の「ID=1」のレコードにおいて、「対応固定資産ID」等の一部の属性値は格納されていない。
次に、判断部133は、当該1番目の仕訳情報が、図8の条件管理表の中のいずれかの条件を満たすか否かを判断する。ここで、当該1番目の仕訳情報が有する「第一の科目情報」が「機械装置」であるので、判断部133は、1番目の仕訳情報は、条件管理表の中の「ID=2」の条件を満たす、と判断する。
次に、生成部132は、1番目の仕訳情報を用いて、蓄積された仕訳情報(図6の「ID=1」のレコード)に対応する固定資産情報を、以下のように生成する。
まず、生成部132は、仕訳情報識別子「1」を取得する。次に、生成部132は、1番目の仕訳情報が有する借方情報の第一の科目情報「機械装置」を取得する。次に、生成部132は、当該仕訳情報が有する借方情報の第一の仕訳金額情報「99,750」を取得する。次に、生成部132は、当該仕訳情報が有する貸方情報の第二の科目情報「現金」を取得する。次に、生成部132は、当該仕訳情報が有する摘要情報「マルチプリンター」を取得する。次に、生成部132は、当該仕訳情報に対応する取引日付情報「平成26年11月13日」を取得する。
次に、生成部132は、生成部132は、第一の科目情報「機械装置」を資産種類情報、第一の仕訳金額情報「99,750」を資産金額情報、第二の科目情報「現金」を支払方法情報、摘要情報を資産名称情報「マルチプリンター」、取引日付情報「平成26年11月13日」を固定資産取得日情報とする固定資産情報を構成する。
次に、生成部132は、構成した固定資産情報を、仕訳情報に対応付けて、格納部11に蓄積する。つまり、生成部132は、構成した固定資産情報、および仕訳情報識別子「1」を「対応仕訳ID」として有するレコードを構成し、図7の固定資産情報管理表に蓄積する。
さらに、生成部132は、蓄積した固定資産情報のレコードの「ID=1」を取得する。そして、生成部132は、図6の仕訳伝票情報管理表の「ID=1」のレコードの「対応固定資産ID」の属性値に「1」を追記する。
次に、蓄積部131は、取得された取引日付情報に対応付けて、仕訳伝票情報登録指示が有する2番目の仕訳情報を格納部11に蓄積する。かかる仕訳情報は、図6の「ID=2」のレコードである。なお、この段階では、図6の「ID=2」のレコードにおいて、「対応固定資産ID」等の一部の属性値は格納されていない。
次に、判断部133は、当該2番目の仕訳情報が、図8の条件管理表の中のいずれかの条件を満たすか否かを判断する。ここで、当該2番目の仕訳情報は、条件管理表の中のいずれの条件をも満たさない、と判断する。
そして、生成部132は、2番目の仕訳情報に対応する固定資産情報を生成しない。また、図6の「ID=2」のレコードの「対応固定資産ID」の値は「NULL(−)」のままである。
次に、翌日(平成26年11月14日)に、ユーザは、上記と同様、端末装置2に表示された仕訳情報入力画面に対して、「第一の科目情報:什器備品,第一の仕訳金額情報:180,000,第二の科目情報:普通預金,第二の仕訳金額情報:180,000,摘要情報:厨房機器」を有する仕訳情報を入力した後、仕訳伝票情報登録指示を入力した、とする。
すると、端末受付部21はかかる仕訳伝票情報登録指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、仕訳伝票情報登録指示にユーザ識別子「U01」を付加する。次に、端末送信部22は、ユーザ識別子「U01」が付加された仕訳伝票情報登録指示を、会計情報処理装置1に送信する。なお、仕訳伝票情報登録指示は、図10の「ID=58」のレコードに対応する1つの仕訳情報、取引日付情報「平成26年11月14日」を有する。
次に、会計情報処理装置1の受付部12は、ユーザ識別子「U01」が付加された仕訳伝票情報登録指示を受信する。
次に、処理部13は、受信された仕訳伝票情報から取引日付情報「平成26年11月14日」を取得する。
次に、蓄積部131は、取得された取引日付情報に対応付けて、仕訳伝票情報登録指示が有する仕訳情報を格納部11に蓄積する。かかる仕訳情報は、図6の「ID=58」のレコードである。なお、この段階では、図6の「ID=58」のレコードにおいて、「対応固定資産ID」等の一部の属性値は格納されていない。
次に、判断部133は、当該仕訳情報が、図8の条件管理表の中のいずれかの条件を満たすか否かを判断する。ここで、当該の仕訳情報が有する「第一の科目情報」が「什器備品」であり、「第一の仕訳金額情報」が「180,000」であるので、判断部133は、1番目の仕訳情報は、図8の条件管理表の中の「ID=4」の条件を満たす、と判断する。
次に、生成部132は、当該仕訳情報を用いて、蓄積された仕訳情報(図6の「ID=58」のレコード)に対応する固定資産情報を、以下のように生成する。
まず、生成部132は、仕訳情報識別子「58」を取得する。次に、生成部132は、当該仕訳情報が有する借方情報の第一の科目情報「什器備品」を取得する。次に、生成部132は、当該仕訳情報が有する貸方情報の第二の仕訳金額情報「180,000」を取得する(なお、借方情報の第一の仕訳金額情報を取得しても良い)。次に、生成部132は、当該仕訳情報が有する貸方情報の第二の科目情報「普通預金」を取得する。次に、生成部132は、当該仕訳情報が有する摘要情報「厨房機器」を取得する。次に、生成部132は、当該仕訳情報に対応する取引日付情報「平成26年11月14日」を取得する。
次に、生成部132は、生成部132は、第一の科目情報「什器備品」を資産種類情報、第一の仕訳金額情報「180,000」を資産金額情報、第二の科目情報「普通預金」を支払方法情報、摘要情報を資産名称情報「厨房機器」、取引日付情報「平成26年11月14日」を固定資産取得日情報とする固定資産情報を構成する。
次に、生成部132は、構成した固定資産情報を、仕訳情報に対応付けて、格納部11に蓄積する。つまり、生成部132は、構成した固定資産情報、および仕訳情報識別子「1」を「対応仕訳ID」を有するレコードを構成し、図7の固定資産情報管理表に蓄積する。
さらに、生成部132は、蓄積した固定資産情報のレコードの「ID=2」を取得する。そして、生成部132は、図6の仕訳伝票情報管理表の「ID=58」のレコードの「対応固定資産ID」の属性値に「2」を追記する。
以上により、会計情報処理装置1は、受信した仕訳情報から、適切に固定資産情報を生成できた。
(具体例2)
今、ユーザは、端末装置2に対して、固定資産情報の入力指示を入力した、とする。そして、端末受付部21は、固定資産情報の入力の指示である固定資産情報入力指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、当該ユーザのユーザ識別子(例えば、「U01」)を端末格納部20から読み出し、当該ユーザ識別子を固定資産情報入力指示に付加し、会計情報処理装置1に送信する。
次に、会計情報処理装置1の受付部12は、ユーザ識別子「U01」が付加された固定資産情報入力指示を受信する。そして、出力部14は、固定資産情報入力指示に対応する固定資産情報入力画面情報を格納部11から読み出し、端末装置2に送信する。固定資産情報入力画面情報は、固定資産情報を入力するための画面である固定資産情報入力画面を構成するための情報である。固定資産情報入力画面情報は、例えば、HTML、XML等で記述されているが、その構造、内容等は問わない。
次に、端末装置2の端末受信部24は、固定資産情報入力画面情報を受信する。そして、出力部14は、固定資産情報入力画面情報を用いて、固定資産情報入力画面を表示する。
次に、ユーザは、図11に示す固定資産情報入力画面に対して、5つの固定資産情報を入力した、とする。
そして、次に、ユーザは、固定資産情報を会計情報処理装置1に登録する指示である固定資産情報登録指示を入力した、とする。かかる入力は、例えば、図示しない「送信」ボタンの押下等により実現される。
すると、端末受付部21はかかる固定資産情報登録指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、固定資産情報登録指示にユーザ識別子「U01」を付加する。次に、端末送信部22は、ユーザ識別子「U01」が付加された固定資産情報登録指示を、会計情報処理装置1に送信する。なお、固定資産情報登録指示は、5つの固定資産情報を有する。
次に、会計情報処理装置1の受付部12は、ユーザ識別子「U01」が付加された固定資産情報登録指示を受信する。
次に、蓄積部131は、受信された5つの固定資産情報を、図7に示す固定資産情報管理表に蓄積する。
次に、生成部132は、以下のように仕訳情報を生成する。なお、ここで、5つの固定資産情報のうち、4つ目の固定資産情報を用いて、仕訳情報を生成する処理を説明する。
まず、生成部132は、固定資産情報識別子(例えば、「1」である、とする。)を取得する。
次に、生成部132は、蓄積された固定資産情報が有する資産名称情報「マルチプリンター」を取得する。
次に、生成部132は、当該固定資産情報が有する資産種類情報「機械装置」を取得する。
次に、生成部132は、当該固定資産情報が有する固定資産取得日情報「平成26年11月13日」を取得する。
次に、生成部132は、当該固定資産情報が有する支払方法情報「現金」を取得する。
次に、生成部132は、当該固定資産情報が有する資産金額情報「99,750」を取得する。
次に、生成部132は、資産名称情報「マルチプリンター」を摘要情報、資産種類情報「機械装置」を第一の科目情報、支払方法情報「現金」を第二の科目情報、資産金額情報「99,750」を第一の仕訳金額情報および第二の仕訳金額情報とする仕訳情報を構成する。また、生成部132は、仕訳情報と仕訳情報ID「1」を有するレコードを構成する。
次に、生成部132は、固定資産取得日情報「平成26年11月13日」と同一の取引日付情報に対応付けて、構成したレコードを、図6に示す仕訳伝票情報管理表に蓄積する。かかるレコードは、図6の「ID=1」のレコードである。
また、さらに、生成部132は、蓄積した仕訳情報のレコードの「ID=1」を取得する。そして、生成部132は、図7の固定資産情報管理表の「ID=1」のレコードの「対応仕訳ID」の属性値に「1」を追記する。
以上により、会計情報処理装置1は、受信した固定資産情報から、適切に仕訳情報を生成できた。
また、具体例1または具体例2の処理により、図12に示すように、仕訳情報の属性値等と固定資産情報の属性値等との一貫性を確保することに役立つ。
なお、会計情報処理装置1は、仕訳情報のある属性値が修正された場合、当該属性値と対応する固定資産情報の中の属性値を自動修正することは好適である。また、その逆に、会計情報処理装置1は、固定資産情報のある属性値が修正された場合、当該属性値と対応する仕訳情報の中の属性値を自動修正することは好適である。
(具体例3)
ユーザは、端末装置2に対して、仕訳情報の出力を指示する。すると、端末装置2の端末受付部21は、仕訳情報の出力指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、仕訳情報の出力指示に、ユーザ識別子「U01」を付加する。次に、端末送信部22は、ユーザ識別子「U01」が付加された仕訳情報の出力指示を会計情報処理装置1に送信する。
次に、会計情報処理装置1の受付部12は、ユーザ識別子「U01」が付加された仕訳情報の出力指示を受信する。
次に、処理部13は、ユーザ識別子「U01」と対になる1以上の仕訳情報を格納部11の仕訳伝票情報管理表から取得する。次に、仕訳情報出力部141は、取得された1以上の仕訳情報を端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部24は、1以上の仕訳情報を受信する。次に、端末出力部25は、1以上の仕訳情報をディスプレイに表示する。かかる出力例は、図13である。図13において、1301は、固定資産情報の存在を示す情報である。なお、ここでは、固定資産情報の存在を示す情報はアイコンである。なお、固定資産情報の存在を示す情報は、対応固定資産ID「1」であり、アイコンは、対応固定資産IDが存在することを示す情報であり、端末出力部25が、対応固定資産ID「1」(対応固定資産IDがNULLではないこと)に基づいて、出力した情報である、と考えても良い。
次に、ユーザは、図13の1301に対して、指示を入力した、とする。かかる指示は、一の仕訳情報にフォーカスを移動するフォーカス移動指示である。すると、端末装置2の端末受付部21は、フォーカス移動指示を受け付ける。次に、なお、フォーカス移動指示は、1301に対応する対応固定資産ID「1」を含む。次に、端末処理部23は、ユーザ識別子「U01」を当該フォーカス移動指示に付加する。そして、端末送信部22は、ユーザ識別子「U01」が付加されたフォーカス移動指示を、会計情報処理装置1に送信する。なお、このフォーカス移動指示は、固定資産情報の出力指示である、とも言える。
次に、会計情報処理装置1の受付部12は、ユーザ識別子「U01」が付加されたフォーカス移動指示を受信する。次に、処理部13は、ユーザ識別子「U01」に対応する固定資産情報であり、対応固定資産ID「1」に対応する固定資産情報を、図7の固定資産情報管理表から取得する。次に、固定資産情報出力部142は、取得した固定資産情報を、端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部24は固定資産情報を受信し、端末出力部25は固定資産情報を出力する。かかる出力例は、図14である。図14によれば、フォーカスされている仕訳情報に対応する固定資産情報が出力されている。かかる出力により、ユーザにとって、仕訳情報と、それに対応する固定資産情報とが対比しやすい、というメリットがある。
なお、処理部13は、フォーカス移動指示に対応する固定資産情報が格納部11に格納されていないと判断した場合、固定資産情報を取得しないことは言うまでもない。
また、今、ユーザが固定資産情報の出力指示を端末装置2に入力した、とする。すると、端末受付部21は固定資産情報の出力指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、当該出力指示にユーザ識別子「U01」を付加する。次に、端末送信部22は、ユーザ識別子「U01」が付加された固定資産情報の出力指示を会計情報処理装置1に送信する。
次に、会計情報処理装置1の受付部12は、ユーザ識別子「U01」が付加された固定資産情報の出力指示を受信する。次に、処理部13は、ユーザ識別子「U01」に対応する1以上の固定資産情報を、格納部11の固定資産情報管理表から取得する。そして、固定資産情報出力部142は、1以上の固定資産情報を端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部24は1以上の固定資産情報を受信し、端末出力部25は1以上の固定資産情報を表示する。かかる表示例は、図15である。図15において、1501は、固定資産情報に対応する仕訳情報が存在することを示す情報である。固定資産情報に対応する仕訳情報が存在することを示す情報は、ここでは、アイコンである。
そして、ユーザは、1501を指示した、とする。すると、端末装置2の端末受付部21は、仕訳情報出力指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、当該仕訳情報出力指示にユーザ識別子「U01」を付加する。次に、端末送信部22は、ユーザ識別子「U01」が付加された仕訳情報出力指示を会計情報処理装置1に送信する。なお、仕訳情報出力指示は、固定資産情報識別子「1」を含む。
次に、会計情報処理装置1の受付部12は、ユーザ識別子「U01」が付加された仕訳情報出力指示を受信する。次に、処理部13は、ユーザ識別子「U01」および固定資産情報識別子「1」に対応する仕訳情報を、格納部11の仕訳情報管理表から取得する。そして、仕訳情報出力部141は、取得された仕訳情報を端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部24は仕訳情報を受信し、端末出力部25は仕訳情報を表示する。かかる表示例は、図16である。図16において、指示された固定資産情報に対応する仕訳情報が出力されている。かかる出力により、ユーザにとって、仕訳情報と、それに対応する固定資産情報とが対比しやすい、というメリットがある。
以上、本実施の形態によれば、効率的かつ正確に固定資産情報を入力できる。また、本実施の形態によれば、固定資産の知識が無い者にでも、効率的かつ正確に固定資産情報を入力できる。
また、本実施の形態によれば、効率的かつ正確に仕訳情報を入力できる。
また、本実施の形態によれば、仕訳情報と、当該仕訳情報に対応する固定資産情報とを同時に確認できる。さらに、本実施の形態によれば、固定資産情報と、当該固定資産情報に対応する仕訳情報とを同時に確認できる。
なお、本実施の形態において、会計情報処理装置1は、スタンドアロンでも良い。かかる場合、会計情報処理装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、出力部14を備える。そして、受付部12は、通常、ユーザから指示や情報等を受け付ける。また、出力部14は、通常、情報を表示する。なお、処理部13は、蓄積部131、生成部132、判断部133、固定資産種類決定部134を備える。また、出力部14は、仕訳情報出力部141、固定資産情報出力部142、固定資産種類出力部143を備える。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における会計情報処理装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、取引の日付を示す取引日付情報と、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および金額を示す仕訳金額情報を有する1以上の仕訳情報とを有する仕訳伝票情報と、資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、金額を示す資産金額情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する1以上の固定資産情報とを格納し得る格納部を具備し、コンピュータを、取引の日付を示す取引日付情報と仕訳情報を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた仕訳情報を前記格納部に蓄積する蓄積部と、前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する科目情報を資産種類情報とし、前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する摘要情報を資産名称情報とし、前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する仕訳金額情報を資産金額情報とし、前記受付部が受け付けた取引日付情報を固定資産取得日情報とする固定資産情報を生成し、前記格納部に蓄積する生成部として機能させるためのプログラムである。
上記プログラムにおいて、前記受付部は、一の取引日付情報と2以上の仕訳情報を受け付け、前記生成部は、前記受付部が受け付けた仕訳情報の数だけ、前記受付部が受け付けた一の取引日付情報を固定資産取得日情報とする固定資産情報を生成し、前記格納部に蓄積するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、コンピュータを、前記受付部が受け付けた仕訳情報が予め決められた条件を満たすか否かを判断する判断部としてさらに機能させ、前記生成部は、前記判断部が予め決められた条件を満たすと判断した場合のみ、固定資産情報を生成し、前記格納部に蓄積するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記予め決められた条件は、前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する科目情報が、予め決められた情報であることであるという条件を含むものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記予め決められた条件は、前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する仕訳金額情報が、閾値以上または閾値より大きいことであるという条件を含むものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記格納部は、企業の種類を示す企業種類情報を格納し得、前記閾値は、前記企業種類情報に応じて異なるものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記受付部が受け付けた仕訳情報を用いて、固定資産の種類を決定する固定資産種類決定部と、前記固定資産種類を出力する固定資産種類出力部として、コンピュータをさらに機能させるプログラムであることは好適である。
また、本実施の形態における会計情報処理装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、取引の日付を示す取引日付情報と、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および金額を示す仕訳金額情報を有する1以上の仕訳情報とを有する仕訳伝票情報と、資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、金額を示す資産金額情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する1以上の固定資産情報とを格納し得る格納部を具備し、コンピュータを、固定資産情報を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた固定資産情報を前記格納部に蓄積する蓄積部と、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産種類情報を科目情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産名称情報を摘要情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産金額情報を仕訳金額情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する固定資産取得日情報と一致する取引日付情報に対応する仕訳情報を生成し、前記格納部に蓄積する生成部として機能させるためのプログラムである。
上記プログラムにおいて、前記生成部は、前記受付部が受け付けた仕訳情報と前記生成部が生成した固定資産情報とを対応付けて前記格納部に蓄積する、または、前記受付部が受け付けた固定資産情報と前記生成部が生成した仕訳情報とを対応付けて前記格納部に蓄積するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、コンピュータを、前記格納部の仕訳情報、および固定資産情報を出力する出力部としてさらに機能させ、前記受付部は、一の仕訳情報の出力指示、または一の仕訳情報にフォーカスを移動するフォーカス移動指示を受け付け、前記出力部は、前記受付部が出力指示、または前記フォーカス移動指示を受け付けたことに応じて、前記一の仕訳情報に対応する固定資産情報を前記格納部から取得し、出力するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
上記プログラムにおいて、前記出力部は、一の仕訳情報を出力する際に、当該一の仕訳情報に対応する固定資産情報が存在する場合に、当該固定資産情報の存在を示すアイコンを前記一の仕訳情報に対応付けて出力するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、図17は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の会計情報処理装置1等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図17は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図18は、システム300のブロック図である。
図17において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図18おいて、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、MPU3013、CD−ROMドライブ3012に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の会計情報処理装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の会計情報処理装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信するステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(端末情報送信部、端末情報受信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる会計情報処理装置は、効率的かつ正確に固定資産情報または仕訳情報を入力できるという効果を有し、会計情報処理サーバ等として有用である。
1 会計情報処理装置
2 端末装置
11 格納部
12 受付部
13 処理部
14 出力部
20 端末格納部
21 端末受付部
22 端末送信部
23 端末処理部
24 端末受信部
25 端末出力部
131 蓄積部
132 生成部
133 判断部
134 固定資産種類決定部
141 仕訳情報出力部
142 固定資産情報出力部
143 固定資産種類出力部

Claims (15)

  1. 取引の日付を示す取引日付情報と、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および金額を示す仕訳金額情報を有する1以上の仕訳情報とを有する仕訳伝票情報と、
    資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、金額を示す資産金額情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する1以上の固定資産情報と、企業の種類を示す企業種類情報とを格納し得る格納部と、
    取引の日付を示す取引日付情報と仕訳情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた仕訳情報を前記格納部に蓄積する蓄積部と、
    前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する仕訳金額情報が、閾値以上または閾値より大きいことであるという条件を含む、予め決められた条件を満たすか否かを判断する判断部と、
    前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する科目情報を資産種類情報とし、前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する摘要情報を資産名称情報とし、前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する仕訳金額情報を資産金額情報とし、前記受付部が受け付けた取引日付情報を固定資産取得日情報とする固定資産情報を生成し、前記格納部に蓄積する生成部とを具備し、
    前記生成部は、
    前記判断部が予め決められた条件を満たすと判断した場合のみ、固定資産情報を前記格納部に蓄積し、
    前記閾値は、前記企業種類情報に応じて異なる、会計情報処理装置。
  2. 前記受付部は、
    一の取引日付情報と2以上の仕訳情報を受け付け
    前記生成部は、
    前記受付部が受け付けた仕訳情報の数だけ、前記受付部が受け付けた一の取引日付情報を固定資産取得日情報とする固定資産情報を生成し、前記格納部に蓄積する請求項1記載の会計情報処理装置。
  3. 前記予め決められた条件は、
    前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する科目情報が、予め決められた情報であることであるという条件を含む請求項1または請求項2記載の会計情報処理装置。
  4. 前記受付部が受け付けた仕訳情報を用いて、固定資産の種類を決定し、固定資産種類を取得する固定資産種類決定部と、
    前記固定資産種類を出力する固定資産種類出力部とを具備する請求項1から請求項いずれか一項に記載の会計情報処理装置。
  5. 前記生成部は、
    前記受付部が受け付けた仕訳情報と前記生成部が生成した固定資産情報とを対応付けて前記格納部に蓄積する請求項1から請求項4いずれか一項に記載の会計情報処理装置。
  6. 前記格納部の仕訳情報、および固定資産情報を出力する出力部をさらに具備し、
    前記受付部は、
    一の仕訳情報の出力指示、または一の仕訳情報にフォーカスを移動するフォーカス移動指示を受け付け、
    前記出力部は、
    前記受付部が出力指示、または前記フォーカス移動指示を受け付けたことに応じて、前記一の仕訳情報に対応する固定資産情報を前記格納部から取得し、出力する請求項5記載の会計情報処理装置。
  7. 前記出力部は、
    一の仕訳情報を出力する際に、当該一の仕訳情報に対応する固定資産情報が存在する場合に、当該固定資産情報の存在を示す情報を前記一の仕訳情報に対応付けて出力する請求項6記載の会計情報処理装置。
  8. 取引の日付を示す取引日付情報と、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および金額を示す仕訳金額情報を有する1以上の仕訳情報とを有する仕訳伝票情報と、
    資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、金額を示す資産金額情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する1以上の固定資産情報とを格納し得る格納部と、
    固定資産情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた固定資産情報を前記格納部に蓄積する蓄積部と、
    前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産種類情報を科目情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産名称情報を摘要情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産金額情報を仕訳金額情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する固定資産取得日情報と一致する取引日付情報に対応する仕訳情報を生成し、前記格納部に蓄積する生成部と
    前記格納部の仕訳情報、および固定資産情報を出力する出力部とを具備し、
    前記生成部は、
    前記受付部が受け付けた固定資産情報と前記生成部が生成した仕訳情報とを対応付けて前記格納部に蓄積し、
    前記受付部は、
    一の仕訳情報の出力指示、または一の仕訳情報にフォーカスを移動するフォーカス移動指示を受け付け、
    前記出力部は、
    前記受付部が出力指示、または前記フォーカス移動指示を受け付けたことに応じて、前記一の仕訳情報に対応する固定資産情報を前記格納部から取得し、出力する会計情報処理装置。
  9. 取引の日付を示す取引日付情報と、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および金額を示す仕訳金額情報を有する1以上の仕訳情報とを有する仕訳伝票情報と、
    資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、金額を示す資産金額情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する1以上の固定資産情報とを格納し得る格納部と、
    固定資産情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた固定資産情報を前記格納部に蓄積する蓄積部と、
    前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産種類情報を科目情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産名称情報を摘要情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産金額情報を仕訳金額情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する固定資産取得日情報と一致する取引日付情報に対応する仕訳情報を生成し、前記格納部に蓄積する生成部と、
    前記格納部の仕訳情報、および固定資産情報を出力する出力部とを具備し、
    前記生成部は、
    前記受付部が受け付けた固定資産情報と前記生成部が生成した仕訳情報とを対応付けて前記格納部に蓄積し、
    前記受付部は、
    一の仕訳情報の出力指示、または一の仕訳情報にフォーカスを移動するフォーカス移動指示を受け付け、
    前記出力部は、
    前記出力指示または前記フォーカス移動指示に対応する一の仕訳情報を出力する際に、当該一の仕訳情報に対応する固定資産情報が存在する場合に、当該固定資産情報の存在を示す情報を前記一の仕訳情報に対応付けて出力する会計情報処理装置。
  10. 記録媒体は、
    取引の日付を示す取引日付情報と、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および金額を示す仕訳金額情報を有する1以上の仕訳情報とを有する仕訳伝票情報と、
    資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、金額を示す資産金額情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する1以上の固定資産情報と、企業の種類を示す企業種類情報とを格納し得る格納部を具備し、
    受付部、蓄積部、判断部、および生成部により実現される情報処理方法であって、
    前記受付部が、取引の日付を示す取引日付情報と仕訳情報を受け付ける受付ステップと、
    前記蓄積部が、前記受付ステップで受け付けられた仕訳情報を前記格納部に蓄積する蓄積ステップと、
    前記判断部が、前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する仕訳金額情報が、閾値以上または閾値より大きいことであるという条件を含む、予め決められた条件を満たすか否かを判断する判断ステップと、前記生成部が、前記受付ステップで受け付けられた仕訳情報が有する科目情報を資産種類情報とし、前記受付ステップで受け付けられた仕訳情報が有する摘要情報を資産名称情報とし、前記受付ステップで受け付けられた仕訳情報が有する仕訳金額情報を資産金額情報とし、前記受付ステップで受け付けられた取引日付情報を固定資産取得日情報とする固定資産情報を生成し、前記格納部に蓄積する生成ステップとを具備し、
    前記生成ステップにおいて、
    前記判断ステップで予め決められた条件を満たすと判断された場合のみ、固定資産情報を前記格納部に蓄積し、
    前記閾値は、前記企業種類情報に応じて異なる、情報処理方法。
  11. 記録媒体は、
    取引の日付を示す取引日付情報と、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および金額を示す仕訳金額情報を有する1以上の仕訳情報とを有する仕訳伝票情報と、
    資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、金額を示す資産金額情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する1以上の固定資産情報とを格納し得る格納部を具備し、
    受付部、蓄積部、生成部、および出力部により実現される情報処理方法であって、
    前記受付部が、固定資産情報を受け付ける受付ステップと、
    前記蓄積部が、前記受付ステップで受け付けられた固定資産情報を前記格納部に蓄積する蓄積ステップと、
    前記生成部が、前記受付ステップで受け付けられた固定資産情報が有する資産種類情報を科目情報とし、前記受付ステップで受け付けられた固定資産情報が有する資産名称情報を摘要情報とし、前記受付ステップで受け付けられた固定資産情報が有する資産金額情報を仕訳金額情報とし、前記受付ステップで受け付けられた固定資産情報が有する固定資産取得日情報と一致する取引日付情報に対応する仕訳情報を生成し、前記格納部に蓄積する生成ステップと
    前記出力部が、前記格納部の仕訳情報、および固定資産情報を出力する出力ステップとを具備し、
    前記生成ステップにおいて、
    前記受付ステップで受け付けられた固定資産情報と前記生成部が生成した仕訳情報とを対応付けて前記格納部に蓄積し、
    前記受付ステップにおいて、
    一の仕訳情報の出力指示、または一の仕訳情報にフォーカスを移動するフォーカス移動指示を受け付け、
    前記出力ステップにおいて、
    前記受付ステップで出力指示、または前記フォーカス移動指示を受け付けられたことに応じて、前記一の仕訳情報に対応する固定資産情報を前記格納部から取得し、出力する情報処理方法。
  12. 取引の日付を示す取引日付情報と、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および金額を示す仕訳金額情報を有する1以上の仕訳情報とを有する仕訳伝票情報と、
    資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、金額を示す資産金額情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する1以上の固定資産情報とを格納し得る格納部を具備し、
    受付部、蓄積部、生成部、および出力部により実現される情報処理方法であって、
    前記受付部が、固定資産情報を受け付ける受付ステップと、
    前記蓄積部が、前記受付ステップで受け付けられた固定資産情報を前記格納部に蓄積する蓄積ステップと、
    前記生成部が、前記受付ステップで受け付けられた固定資産情報が有する資産種類情報を科目情報とし、前記受付ステップで受け付けられた固定資産情報が有する資産名称情報を摘要情報とし、前記受付ステップで受け付けられた固定資産情報が有する資産金額情報を仕訳金額情報とし、前記受付ステップで受け付けられた固定資産情報が有する固定資産取得日情報と一致する取引日付情報に対応する仕訳情報を生成し、前記格納部に蓄積する生成ステップと、
    前記出力部が、前記格納部の仕訳情報、および固定資産情報を出力する出力ステップとを具備し、
    前記生成ステップにおいて、前記受付ステップで受け付けられた固定資産情報と前記生成した仕訳情報とを対応付けて前記格納部に蓄積し、
    前記受付ステップにおいて、一の仕訳情報の出力指示、または一の仕訳情報にフォーカスを移動するフォーカス移動指示を受け付け、
    前記出力ステップにおいて、前記出力指示または前記フォーカス移動指示に対応する一の仕訳情報を出力する際に、当該一の仕訳情報に対応する固定資産情報が存在する場合に、当該固定資産情報の存在を示す情報を前記一の仕訳情報に対応付けて出力する情報処理方法。
  13. コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、
    取引の日付を示す取引日付情報と、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および金額を示す仕訳金額情報を有する1以上の仕訳情報とを有する仕訳伝票情報と、
    資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、金額を示す資産金額情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する1以上の固定資産情報と、企業の種類を示す企業種類情報とを格納し得る格納部を具備し、
    コンピュータを、
    取引の日付を示す取引日付情報と仕訳情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた仕訳情報を前記格納部に蓄積する蓄積部と、
    前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する仕訳金額情報が、閾値以上または閾値より大きいことであるという条件を含む、予め決められた条件を満たすか否かを判断する判断部と、
    前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する科目情報を資産種類情報とし、前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する摘要情報を資産名称情報とし、前記受付部が受け付けた仕訳情報が有する仕訳金額情報を資産金額情報とし、前記受付部が受け付けた取引日付情報を固定資産取得日情報とする固定資産情報を生成し、前記格納部に蓄積する生成部として機能させ
    前記生成部は、
    前記判断部が予め決められた条件を満たすと判断した場合のみ、固定資産情報を前記格納部に蓄積し、
    前記閾値は、前記企業種類情報に応じて異なる、ものとして前記コンピュータを機能させるためのプログラム。
  14. コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、
    取引の日付を示す取引日付情報と、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および金額を示す仕訳金額情報を有する1以上の仕訳情報とを有する仕訳伝票情報と、
    資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、金額を示す資産金額情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する1以上の固定資産情報とを格納し得る格納部を具備し、
    コンピュータを、
    固定資産情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた固定資産情報を前記格納部に蓄積する蓄積部と、
    前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産種類情報を科目情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産名称情報を摘要情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産金額情報を仕訳金額情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する固定資産取得日情報と一致する取引日付情報に対応する仕訳情報を生成し、前記格納部に蓄積する生成部と
    前記格納部の仕訳情報、および固定資産情報を出力する出力部として機能させるためのプログラムであって、
    前記生成部は、
    前記受付部が受け付けた固定資産情報と前記生成部が生成した仕訳情報とを対応付けて前記格納部に蓄積し、
    前記受付部は、
    一の仕訳情報の出力指示、または一の仕訳情報にフォーカスを移動するフォーカス移動指示を受け付け、
    前記出力部は、
    前記受付部が出力指示、または前記フォーカス移動指示を受け付けたことに応じて、前記一の仕訳情報に対応する固定資産情報を前記格納部から取得し、出力するものとして、前記コンピュータを機能させるためのプログラム
  15. コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、
    取引の日付を示す取引日付情報と、科目を示す科目情報、摘要を示す摘要情報、および金額を示す仕訳金額情報を有する1以上の仕訳情報とを有する仕訳伝票情報と、
    資産の種類を示す資産種類情報、資産の名称を示す資産名称情報、金額を示す資産金額情報、および固定資産の取得日を示す固定資産取得日情報を有する1以上の固定資産情報とを格納し得る格納部を具備し、
    コンピュータを、
    固定資産情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた固定資産情報を前記格納部に蓄積する蓄積部と、
    前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産種類情報を科目情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産名称情報を摘要情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する資産金額情報を仕訳金額情報とし、前記受付部が受け付けた固定資産情報が有する固定資産取得日情報と一致する取引日付情報に対応する仕訳情報を生成し、前記格納部に蓄積する生成部と、
    前記格納部の仕訳情報、および固定資産情報を出力する出力部として機能させるためのプログラムであって、
    前記生成部は、
    前記受付部が受け付けた固定資産情報と前記生成部が生成した仕訳情報とを対応付けて前記格納部に蓄積し、
    前記受付部は、
    一の仕訳情報の出力指示、または一の仕訳情報にフォーカスを移動するフォーカス移動指示を受け付け、
    前記出力部は、
    前記出力指示または前記フォーカス移動指示に対応する一の仕訳情報を出力する際に、当該一の仕訳情報に対応する固定資産情報が存在する場合に、当該固定資産情報の存在を示す情報を前記一の仕訳情報に対応付けて出力するものとして、前記コンピュータを機能させるためのプログラム。
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