JP6483029B2 - 通信品質測定の方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信網を介した通信の品質を測定する方法及びシステムに関するものである。
従来、予め決められた所定の測定時刻及び場所等の測定条件を測定者に伝えておき、その測定者が所定の測定時刻及び場所で携帯電話機等の通信端末装置を操作することにより、移動通信網を介した通信の発信と着信とを行う通信品質測定方法が知られている。この方法では、測定者が操作した通信端末装置で常時記録されている通信ログ情報から、上記通信の発信と着信とを行ったときの測定データを抽出して取得し、取得した測定データから通信品質の指標値(例えば接続率)が算出される。
また、上記通話品質の指標値として、例えば非特許文献1や非特許文献2で標準化されている音声通信における音声品質を表すMOS(Mean Opinion Scores)値が知られている。このMOS値は、評価対象の音声と基準音源の音声との比較結果に基づく多数の人間による5段階評価の評点の平均値に対応する計算値である。
"Perceptual evaluation of speech quality (PESQ): An objective method for end-to-end speech quality assessment of narrow-band telephone networks and speech codecs", SERIES P: TELEPHONE TRANSMISSION QUALITY, TELEPHONE INSTALLATIONS, LOCAL LINE NETWORKS, Methods for objective and subjective assessment of quality, TELECOMMUNICATION STANDARDIZATION SECTOR OF ITU, ITU-T Recommendation P.862 (02/2001). "Perceptual objective listening quality assessment", SERIES P: ERMINALS AND SUBJECTIVE AND OBJECTIVE ASSESSMENT METHODS, Methods for objective and subjective assessment of speech quality, TELECOMMUNICATION STANDARDIZATION SECTOR OF ITU, ITU-T Recommendation P.863 (01/2011).
上記通信品質を測定するために通信端末装置で記録された通信ログ情報を含む端末側の測定データを、移動通信網を介して通信端末装置からサーバに送信し、サーバが、通信端末装置から受信した測定データを用いて音声品質や接続率等の通信品質の指標値を算出する場合がある。このように通信端末装置から端末側の測定データを送信する場合、その測定データをサーバが確実に取得できないおそれがある。
本発明の一態様に係る通信品質測定の方法は、通信端末装置による移動通信網を介した通信の通信品質測定に用いられる通信端末装置側の測定データを前記通信端末装置からサーバに送信するタイミングが到来したとき、前記通信端末装置の前記移動通信網への接続状態を確認することと、前記接続状態の確認結果に基づいて、前記測定データを送受信可能な状態であると判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバに前記測定データを送信し、前記測定データを送受信可能な状態でないと判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバに前記測定データを送信しないことと、前記サーバが前記通信端末装置から受信した前記測定データに基づいて、前記移動通信網を介した通信における通信品質を測定することとを含む。
前記方法において、前記サーバが前記通信端末装置から受信した前記通信端末装置側の測定データと、前記通信端末装置による移動通信網を介した通信の通信品質測定に用いられるサーバ側の測定データとに基づいて、前記移動通信網を介した通信における通信品質を測定してもよい。
また、前記方法において、前記通信端末装置から前記サーバに前記通信端末装置側の測定データを送信しなかった場合に、前記測定データの再送処理を実行する再送タイミングが到来したとき、前記通信端末装置の前記移動通信網への接続状態を確認することと、前記接続状態の確認結果に基づいて、前記測定データを送受信可能な接続状態であると判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバへの前記測定データの再送処理を実行し、前記測定データを送受信可能な接続状態でないと判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバへの前記測定データの再送処理を実行しないこととを含んでもよい。
また、前記方法において、前記通信端末装置の電源のオン/オフ情報、前記通信端末装置の動作モード(例えば、機内モード)の情報及び前記移動通信網からの無線信号の強度(例えば、電界強度)の情報の少なくとも一つの情報に基づいて、前記接続状態を確認することを含んでもよい。
また、前記方法において、前記サーバから前記通信端末装置に前記通信端末装置側の測定データを要求することと、前記要求に基づいて、前記端末装置から前記サーバに前記測定データを送信することとを含んでもよい。
また、前記方法において、前記通信端末装置側の測定データの送信タイミングから所定時間経過したときに、前記通信端末装置から前記サーバに前記測定データが到達しているか否かを確認することと、前記測定データが到達していないときに、前記サーバから前記通信端末装置に前記測定データを要求することとを含んでもよい。
また、前記方法において、前記通信端末装置に、通信品質を測定するための測定条件を含む情報を配信することと、前記測定条件を満たす所定のタイミングに、前記移動通信網を介した通信を前記通信端末装置で行うことと、前記所定のタイミングにおける通信に対応する前記通信端末装置側の測定データを前記通信端末装置で記録することとを含んでもよい。
また、前記方法において、前記通信品質の測定条件は、前記通信品質を測定する時刻を指定する測定スケジュール、前記通信品質を測定するときの前記通信端末装置が位置する場所を指定する測定エリア及び前記通信品質を測定するときの前記通信端末装置の移動速度を指定する測定時移動速度の少なくとも一つの情報を含むものであってもよい。
また、前記方法において、前記配信対象の情報は、測定対象の通信品質の指標値の種類を指定する測定内容を含んでもよい。
また、前記方法において、前記通信品質を測定することは、前記通信品質の指標値を算出することを含み、前記通信品質の指標値は、前記移動通信網における通信端末装置の接続成功率、接続失敗率、圏外率、機内モード率、装置障害率、電源オフ率、強制切断の有無、音声品質評価値及び誤り率の少なくとも一つであってもよい。
また、前記方法において、前記通信品質を測定する通信は、前記移動通信網を介した音声通信であってもよいし、前記移動通信網を介したデータ通信であってもよい。
前記方法において、前記通信端末装置からの発信及び該通信端末装置への着信の双方向の通信について、前記通信品質を測定してもよい。
本発明の他の態様に係る通信品質測定のシステムは、移動通信網を介した通信に用いられる通信端末装置と、サーバとを備え、前記通信端末装置は、当該通信端末装置による移動通信網を介した通信の通信品質測定に用いられる通信端末装置側の測定データを前記サーバに送信する送信タイミングが到来したとき、前記通信端末装置の前記移動通信網への接続状態を確認する手段と、前記接続状態の確認結果に基づいて、前記測定データを送受信可能な状態であると判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバに前記測定データを送信し、前記測定データを送受信可能な状態でないと判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバに前記測定データを送信しない手段と、前記サーバが前記通信端末装置から受信した前記測定データに基づいて、前記移動通信網を介した通信における通信品質を測定する手段とを備える。
前記システムにおいて、前記サーバは、前記通信端末装置から受信した前記通信端末装置側の測定データと、前記通信端末装置による移動通信網を介した通信の通信品質測定に用いられるサーバ側の測定データとに基づいて、前記移動通信網を介した通信における通信品質を測定してもよい。
また、前記システムにおいて、前記通信端末装置は、前記サーバに前記通信端末装置側の測定データを送信しなかった場合に、前記測定データの再送処理を実行する再送タイミングが到来したとき、前記通信端末装置の前記移動通信網への接続状態を確認する手段と、前記接続状態の確認結果に基づいて、前記測定データを送受信可能な状態であると判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバへの前記測定データの再送処理を実行し、前記測定データを送受信可能な状態でないと判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバへの前記測定データの再送処理を実行しない手段とを備えてもよい。
また、前記システムにおいて、前記通信端末装置は、当該通信端末装置の電源のオン/オフ情報、前記通信端末装置の動作モード(例えば、機内モード)の情報及び前記移動通信網からの無線信号の強度(例えば、電界強度)の情報の少なくとも一つの情報に基づいて、前記接続状態を確認してもよい。
また、前記システムにおいて、前記サーバは、前記通信端末装置に前記通信端末装置側の測定データを要求する手段を備え、前記通信端末装置は、前記要求に基づいて、前記サーバに前記測定データを送信する手段を備えてもよい。
また、前記システムにおいて、前記サーバは、前記通信端末装置側の測定データの送信タイミングから所定時間経過したときに、前記通信端末装置から前記サーバに前記測定データが到達しているか否かを確認する手段を備え、前記測定データが到達していないときに、前記サーバから前記通信端末装置に前記測定データを要求してもよい。
また、前記システムにおいて、通信品質の測定条件を含む情報を前記通信端末装置に配信する手段を更に備え、前記通信端末装置は、前記測定条件を満たす所定のタイミングに、前記通信端末装置による前記移動通信網を介した通信を行う手段と、前記所定のタイミングにおける通信に対応する前記通信端末装置側の測定データを記録する手段とを備えてもよい。
また、前記システムにおいて、前記通信品質の測定条件は、前記通信品質を測定する時刻を指定する測定スケジュール、前記通信品質を測定するときの前記通信端末装置が位置する場所を指定する測定エリア及び前記通信品質を測定するときの前記通信端末装置の移動速度を指定する測定時移動速度の少なくとも一つの情報を含んでもよい。
また、前記システムにおいて、前記サーバは、前記通信品質の指標値を算出する手段を備え、前記通信品質の指標値は、前記移動通信網における通信端末装置の接続成功率、接続失敗率、圏外率、機内モード率、装置障害率、電源オフ率、強制切断の有無、音声品質値及び誤り率の少なくとも一つであってもよい。
また、前記システムにおいて、前記通信品質を測定する通信は、前記移動通信網を介した音声通信又はデータ通信であってもよい。
本発明によれば、通信品質測定に用いられる通信端末装置側の測定データの送受信の失敗の可能性が高いときに通信端末装置からサーバへの測定データの無駄な送信を回避するとともに、サーバが通信品質測定に用いられる通信端末装置側の測定データを通信端末装置から確実に取得できる。
本発明の実施形態に係る通信品質測定システムを備えた通信システム全体の要部構成の一例を示す説明図。 本実施形態に係る通信システムにおいて通信端末装置が発信する方向の音声通信の通信品質測定の一例を示すシーケンス図。 本実施形態に係る通信システムにおいて通信端末装置が着信する方向の音声通信の通信品質測定の一例を示すシーケンス図。 本実施形態に係る通信システムにおいてデータ通信サーバから通信端末装置へのダウンリンクのデータ通信の通信品質測定の一例を示すシーケンス図。 本実施形態に係る通信システムにおいて通信端末装置からデータ通信サーバへのアップリンクのデータ通信の通信品質測定の一例を示すシーケンス図。 本実施形態に係る通信システムの通信端末装置における端末側測定データの送信制御の一例を示すフローチャート。 本実施形態に係る通信システムの配信・解析サーバにおける端末側測定データの取得制御の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る通信品質測定システムを備えた通信システム全体の要部構成の一例を示す説明図である。図1において、本実施形態の通信システムは、ユーザが利用可能な通信端末装置100と、通信端末装置100による移動通信網(携帯電話網)200を介した音声通信やデータ通信の通信品質の評価に関する処理を行う通信品質測定システム400とを含む。通信品質測定システム400は、単一のサーバやネットワーク装置で構成してもよいし、複数のサーバやネットワーク装置を組み合わせて構成してもよい。
図1に例示する通信品質測定システム400は、網側装置として、自動音声応答装置410と、第1のサーバである配信・解析サーバ420とを備えている。通信品質測定システム400は、網側装置として、第2のサーバであるデータ通信サービス提供サーバ(以下「データ通信サーバ」という。)415を備えてもよい。自動音声応答装置410及びデータ通信サーバ415は、通信品質測定を行うときに通信端末装置100と通信を行い所定の網側通信ログを記録することができる網側通信装置(ネットワーク装置)である。
通信端末装置100は、基地局210を含む移動通信網200の回線交換網を介して、又は、回線交換網及び固定電話網300を介して、通信品質測定システム400の自動音声応答装置410や他の通信端末装置等と音声通信することができる。
また、通信端末装置100は、移動通信網200を介して、通信品質測定に用いられる通信ログ情報などを含む通信端末装置側の測定データ(以下「端末側測定データ」という。)を配信・解析サーバ420に送信したり、配信・解析サーバ420から測定スケジュールや測定内容等の測定条件の情報の配信を受けたりすることができる。
また、通信端末装置100は、移動通信網200のパケット交換網を介して、又は、パケット交換網及びインターネット500を介して、データ通信サーバ415や他の通信端末装置と、VoIP(Voice over Internet Protocol)やVoLTE(Voice over LTE)等による音声通信を行ったりWeb通信やストリーミングなどを行ったり各種データ通信を行ったりすることができる。
また、通信端末装置100は、上記基地局210を含む移動通信網200又はWiFi(Wireless Fidelity)などの無線LANのアクセスポイント装置510を介してインターネット500にアクセスし、配信・解析サーバ420との間で各種データを送受信したり、コンテンツ提供サーバ600から音楽などのコンテンツをダウンロードしたりすることができる。
また、通信端末装置100は、例えば音声通信可能な携帯電話機、スマートフォン、PHSなどの移動通信端末やタブレットPCであり、無線中継装置としての基地局や交換機などを有する移動通信網200を介して、通信先と音声通信やデータ通信を行うことができる。
例えば、通信端末装置100は、移動通信網200の無線通信エリアとしてのセルに在圏しているときに、他の移動通信網のセルに在圏している携帯電話機、スマートフォン、PHSなどの移動通信端末やタブレットPCなどの通信端末装置と間で音声通信することができる。
また、通信端末装置100は、移動通信網200のセルに在圏しているときに、固定電話網300を介して、音声通信先としての通信品質測定システム400の自動音声応答装置410との間で音声通信したり、インターネット500を介して通信品質測定システム400のデータ通信サーバ415や配信・解析サーバ420との間でデータ通信(VoIPやVoLTEのコールを含む)することができる。
ここで、上記移動通信網200のセルは、例えば互いに大きさが異なるマクロセル、マイクロセル、フェムトセル、ピコセル等の各種セルのいずれかである。
通信端末装置100は、例えば、アンテナ、送信増幅器、受信増幅器、通信チップセットなどからなる無線信号処理部、ベースバンド信号処理部、アプリケーション実行管理部、小型マイクなどからなる音声入力装置、スピーカー、レシーバ、振動発生器などからなる音声出力装置、表示手段としてのLCDなどの表示部、主制御装置などで構成される。また、通信端末装置100は、現在位置取得手段として、GPS(Global Positioning System)を用いて自身の現在位置の情報を取得するGPS受信部を備える。また、通信端末装置100は、CCDやCMOS等のカメラデバイスなどからなる撮像部や、ジャイロセンサ、加速度センサ、磁気センサ等からなる姿勢検知部を備えてもよい。
主制御装置は、例えばMPU(Micro Processing Unit)などのマイクロプロセッサや、RAM、ROMなどのメモリで構成され、予め組み込まれた所定の制御プログラムに基づいて各部を制御する。例えば、主制御装置は、所定の制御プログラムが実行されることにより、移動通信網200及び固定電話網300を介した自動音声応答装置410との間における音声通信の処理及びその制御、自動音声応答装置410から受信した受信信号からテスト音声信号の受信音声データを所定の圧縮・符号化方式で符号化された受信音声データ(デジタル信号)として抽出する処理、移動通信網200及びインターネット500を介したサーバ(配信・解析サーバ420、データ通信サーバ415)との間における各種データの送受信処理及びその制御、コンテンツ提供サーバ600との間の音楽などのコンテンツのダウンロード及びその制御、異常切断の有無の判定処理などを行うことができる。
上記受信音声データの圧縮・符号化方式としては、例えば、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)AMR(Adaptive Multi-Rate)Codec/ACELP(Algebraic Code Excited Linear Prediction)圧縮(ビットレート:4.75[kbps]〜12.2[kbps])が挙げられる。このように圧縮・符号化された受信音声データ(デジタル)のファイルは、その受信音声データから得られる受信音声信号の録音ファイル(例えばWAV形式のファイル)に比して、データ量が1/10程度にすることができる。
また、通信端末装置100は、主制御装置のネイティブ環境上で各種アプリケーションのプログラムを実行したり、アプリケーション実行管理部で構築される仮想環境上で各種アプリケーションのプログラムを実行したりすることができる。ここで、「アプリケーション」(以下、適宜「アプリ」と略す。)とは、通信品質測定処理のほか、電話、録音、ブラウザ、カメラ、検索、メール、情報配信、カレンダー、時計、音楽再生、地図表示、データフォルダ、メッセージの通信、動画再生等の様々な用途それぞれに応用することができるソフトウェアを意味し、「アプリケーションソフトウェア」とも呼ばれる。また、「アプリケーション」は、各種言語で開発された実行プログラムのファイルや、プログラム実行時等に用いられたり参照されたりする設定情報及び画像などのファイルなどの集合体である。
アプリケーション実行管理部は、例えば、アプリケーションの実行に用いられるプログラムモジュールやライブラリを管理する。また、アプリケーション実行管理部は、Andoroid(登録商標)アプリケーション、iOS(登録商標)アプリケーション、Windows(登録商標)アプリケーション、Java(登録商標)アプリケーションなどの複数種類のアプリケーションのいずれか一つ又は二以上を実行するためのフレームワーク(例えば、Androidフレームワーク、iOS フレームワーク、など)や、Dalvik(登録商標) VMやJava VMなどの仮想実行環境(仮想マシン)を構築する。また、アプリケーション実行管理部は、複数のアプリケーションを並列実行することができるマルチタスク機能を有するように構成されている。
通信端末装置100において、上記主制御装置は、所定のプログラムが読み込まれて実行され主制御装置が他の各部と連携することにより、次の各手段として機能する。
例えば、通信端末装置100において、上記主制御装置は、通信端末装置100による移動通信網200を介した通信の通信品質測定に用いられる端末側測定データを配信・解析サーバ420に送信する送信タイミングが到来したとき、通信端末装置100の移動通信網200への接続状態を確認する手段として機能する。また、上記主制御装置は、前記接続状態の確認結果に基づいて、端末側測定データを送受信可能な状態であると判断したとき、通信端末装置100から配信・解析サーバ420に端末側測定データを送信し、端末側測定データを送受信可能な状態でないと判断したとき、通信端末装置100から配信・解析サーバ420に端末側測定データを送信しない手段として機能する。
また、通信端末装置100において、上記主制御装置は、配信・解析サーバ420に端末側測定データを送信しなかった場合に、端末側測定データの再送処理を実行する再送タイミングが到来したとき、通信端末装置100の移動通信網200への接続状態を確認する手段として機能する。また、上記主制御装置は、前記接続状態の確認結果に基づいて、端末側測定データを送受信可能な状態であると判断したとき、通信端末装置100から配信・解析サーバ420への端末側測定データの再送処理を実行し、端末側測定データを送受信可能な状態でないと判断したとき、通信端末装置100から配信・解析サーバ420への端末側測定データの再送処理を実行しない手段として機能する。
また、通信端末装置100において、上記主制御装置は、配信・解析サーバ420から受信した要求に基づいて、配信・解析サーバ420に端末側測定データを送信する手段として機能する。また、上記制御手段は、配信・解析サーバ420から受信した測定条件を満たす所定のタイミングに移動通信網200を介した通信を行う手段、及び、前記所定のタイミングにおける通信に対応する端末側測定データを記録する手段として機能する。
配信・解析サーバ420は、通信品質測定を実行する時刻を指定する測定スケジュール等の測定条件の情報や、測定対象の通信品質の指標値の種類を指定する測定内容の情報を記憶し、その測定条件や測定内容の情報の新規登録、修正、削除などの管理処理を行う。
配信・解析サーバ420は、移動通信網200を介して通信可能な通信端末装置100に、通信品質の測定条件や測定内容を含む情報を配信する手段として機能する。また、配信・解析サーバ420は、自動音声応答装置410及びデータ通信サーバ415それぞれに、通信品質の測定条件や測定内容を含む情報を配信する手段としても機能する。
例えば、配信・解析サーバ420は、予め設定した所定のタイミング又は任意のタイミングに、最新の測定スケジュール等の測定条件の情報を、移動通信網200を介して通信端末装置100に配信することができる。この場合、通信端末装置100は、配信・解析サーバ420から受信した測定条件を満たす所定のタイミングに、移動通信網200を介して自動音声応答装置410又はデータ通信サーバ415との通信を行う。
また、配信・解析サーバ420は、予め設定した所定のタイミング又は任意のタイミングに、移動通信網200又は他の専用回線を介して自動音声応答装置410及びデータ通信サーバ415それぞれに、最新の測定スケジュール等の測定条件を含む情報を配信することができる。この場合、自動音声応答装置410及びデータ通信サーバ415は、配信・解析サーバ420から受信した測定条件を満たす所定のタイミングに、移動通信網200を介して通信端末装置100との通信を行う。
上記測定条件は、通信品質測定を実行する時刻を指定する測定スケジュールのほか、通信品質測定を実行するときの通信端末装置が位置する場所を指定する測定エリア、通信品質測定を実行するときの通信端末装置の移動速度を指定する測定時移動速度などの他の条件であってもよい。また、上記測定条件とともに、測定対象の通信品質の指標値の種類を指定する測定内容を配信するようにしてもよい。ここで、通信品質の指標値は、移動通信網における通信端末装置の接続成功率、接続失敗率、圏外率、機内モード率、装置障害率、電源オフ率、通信中の強制切断(Call Drop)の有無を示す値、音声品質の評価結果を示す音声品質値(後述のMOS値)及び通信中の誤り率(ブロックエラーレート、ビットエラーレート、パケットロス率、等)の少なくとも一つであってもよい。
上記測定条件及び測定内容は、各種情報に基づいて設定してもよい。例えば、通信端末装置100の通信履歴、通信端末装置100の機種、通信端末装置100の所在位置(GPS位置、地域、在圏セルなど)、時間帯(平日・休日、曜日、早朝・昼間・夜間)、通信端末装置の移動速度(例えば、徒歩などで移動中の低速、車や電車などで移動中の高速)、移動通信網200の通信事業者情報及び通信端末装置100における通信品質情報(例えば、受信SINR)の少なくとも一つに基づいて、上記測定条件を設定してもよい。また、このように設定された測定条件を順次学習して更新していく自動学習機能を有するように構成し、次の通信品質測定における測定条件として、直近の測定で用いた測定条件を優先的に配信するようにしてもよい。
自動音声応答装置410は、移動通信網200の回線交換網及び固定電話網300を介して、通信端末装置100と通信可能に構成されている。また、自動音声応答装置410は、移動通信網200又は他の専用回線を介して、配信・解析サーバ420と通信可能に構成されている。
自動音声応答装置410は、前記測定条件を満たす所定のタイミングに、移動通信網200を介して通信端末装置100との音声通信を行う手段として機能する。
例えば、自動音声応答装置410は、上記測定条件を満たす所定のタイミングに発信してきた通信端末装置100からの通常の音声通信の発呼に応答して、音声通信測定用(音声通信評価用)のテスト信号を通信端末装置100に送信する音声自動応答を行う。
また、自動音声応答装置410は、上記測定条件を満たす所定のタイミングに、通信端末装置100に対して通常の音声通信の自動発呼を行い、応答した通信端末装置100に音声通信測定用(音声通信評価用)のテスト信号を送信してもよい。
データ通信サーバ415は、移動通信網200のパケット交換網を介して、又は、パケット交換網及びインターネット500を介して、通信端末装置100と通信可能に構成されている。また、データ通信サーバ415は、移動通信網200又は他の専用回線を介して、配信・解析サーバ420と通信可能に構成されている。
データ通信サーバ415は、前記測定条件を満たす所定のタイミングに、移動通信網200を介して通信端末装置100とのデータ通信を行う手段として機能する。
例えば、データ通信サーバ415は、上記所定のタイミングに発信してきた通信端末装置100からのVoIPやVoLTE等による音声通信の発呼に応答して、音声通信測定用(音声通信評価用)のテスト信号を通信端末装置100に送信する音声自動応答を行う。また、データ通信サーバ415は、上記所定のタイミングに発信してきた通信端末装置100からのテストデータ取得要求に応答して、通信品質測定用のテストデータを通信端末装置100に送信する。
なお、データ通信サーバ415は、上記測定条件を満たす所定のタイミングに、通信端末装置100に対するプッシュ型の通信により、VoIPやVoLTE等による音声通信測定用(音声通信評価用)のテスト信号又は通信品質測定用のテストデータを通信端末装置100に送信してもよい。
また、通信端末装置100、自動音声応答装置410、データ通信サーバ415及び配信・解析サーバ420は互いに時間同期した状態になっている。例えば、通信端末装置100、自動音声応答装置410、データ通信サーバ415及び配信・解析サーバ420はそれぞれ、移動通信網200やインターネットに接続されたNTP(Network Time Protocol)サーバと通信することにより時間同期処理を行うことができる。また、各装置100、410やサーバ415、420における時間同期処理は、GPS信号を受信して行ったり、他の方法で行ったりしてもよい。
配信・解析サーバ420は、移動通信網200のパケット交換網を介して、又は、パケット交換網及びインターネット500を介して、通信端末装置100と通信可能に構成されている。また、配信・解析サーバ420は、移動通信網200又は他の専用回線を介して、自動音声応答装置410及びデータ通信サーバ415と通信可能に構成されている。
配信・解析サーバ420は、移動通信網200を介した通信における通信品質の評価に関する各種処理を行うことができる。
例えば、配信・解析サーバ420は、通信端末装置100に記録された上記測定条件を満たす所定のタイミングにおける端末状態ログ情報を含む端末側測定データ及び所定のタイミングにおける通信に対応する端末在圏基地局品質情報を含む通信網側の測定データ(以下「網側測定データ」という。)の少なくとも一方を取得する手段として機能する。
また、配信・解析サーバ420は、端末側測定データ及び網側測定データの少なくとも一方に基づいて、移動通信網200を介した通信における通信品質の指標値を算出する手段として機能する。
また、配信・解析サーバ420は、通信端末装置100に端末側測定データを要求する手段、端末側測定データの送信タイミングから所定時間経過したときに、通信端末装置から端末側測定データが到達しているか否かを確認する手段、及び、通信品質の測定条件を含む情報を通信端末装置100に配信する手段として機能する。
表1は、通信端末装置100から取得可能な端末側測定データの一例を示す一覧表である。
Figure 0006483029
ここで、表1中の「録音ファイル」は、自動音声応答装置410又はデータ通信サーバ415から受信したテスト信号に含まれるテスト音声信号を録音して作成したファイルである。また、表1中の「音声品質値」は、テスト音声信号の録音ファイルと音源ファイルと基づいて算出したMOS(Mean Opinion Scores)値などの音声品質の評価値である(非特許文献1,2参照)。また、表1中の「音声通信接続率」は、音声通信が成功した回数を音声通信を行った総回数で割った値であり、「データ通信接続率」は、データ通信が成功した回数をデータ通信を行った総回数で割った値である。
表2は、表1の端末側測定データに含まれる端末状態ログ情報の一例を示す一覧表である。この端末状態ログ情報は、前述の測定スケジュールの時間を含む所定時間(例えば2分以内の時間)だけ記録される。
Figure 0006483029
表3は、表1の端末側測定データに含まれる端末在圏基地局品質情報の一例を示す一覧表である。この端末在圏基地局品質情報は、測定時に通信端末装置100が在圏するセル(サービング・セル)の在圏基地局に関する情報であり、前述の測定スケジュールの時間を含む所定時間(例えば2分以内の時間)だけ記録される。
Figure 0006483029
表4は、自動音声応答装置410及びデータ通信サーバ415から取得可能な網側測定データの一例を示す一覧表である。
Figure 0006483029
表5は、表4の網側測定データに含まれる網側装置ログ情報の一例を示す一覧表である。この網側装置ログ情報は、前述の測定スケジュールの時間を含む所定時間(例えば2分以内の時間)だけ記録される。
Figure 0006483029
表6は、配信・解析サーバ420で算出される通信品質の指標値の一例を示す一覧表である。本実施形態では、これらの通信品質の指標値の少なくとも一つが算出される。
Figure 0006483029
上記通信品質の指標値は、通信端末装置100からの発信及び通信端末装置100への着信のいずれか一方向の通信について算出してもよいし、通信端末装置100からの発信及び通信端末装置100への着信の双方向の通信について算出してもよい。また、前述の測定条件の配信、移動通信網200を介した通信、並びに、端末側測定データ及び網側測定データの少なくとも一方の取得を、複数の通信端末装置100に対して行い、その複数の通信端末装置100による移動通信網200を介した通信について、前記通信品質の指標値を算出してもよい。
前述の自動音声応答装置410、データ通信サーバ415及び配信・解析サーバ420はそれぞれ、例えば、MPUやメモリ等を有するコンピュータ装置、外部通信インターフェース部、必要に応じて復号化手段としてのデコーダ、などのハードウェアを用いて構成され、所定のプログラムが実行されることにより通信品質評価のための各種処理を行うことができる。上記デコーダは、所定の符号化方式で符号化された受信音声データ(デジタル信号)のファイルを通信端末装置100から受信したとき、その受信音声データを所定のデコードアルゴリズムで復号化し、通信端末装置100で受信されたテスト音声信号である受信音声信号(アナログ信号)を生成することができる。
なお、上記配信・解析サーバ420は複数のサーバで構成してもよい。例えば、上記測定条件及び測定内容を含む情報を配信する配信サーバと、通信品質の評価に関する各種処理を行う解析サーバとを、別々に設けてもよい。
次に、本実施形態に係る通信システムにおける通信品質測定の例について説明する。
図2は、本実施形態に係る通信システムにおいて通信端末装置100が発信する方向の音声通信の通信品質測定の一例を示すシーケンス図である。本例は、通信品質測定の測定条件として、通信品質測定を実行する時間を指定する測定スケジュールを含む情報を配信する例である。
なお、本例では、通信端末装置100に、通信品質測定処理を行うための通信品質測定アプリが予めインストールされている。また、通信端末装置100及び自動音声応答装置410は、NTPサーバやGPS信号等を利用して、互いに時間同期されている。また、通信端末装置100は、通信品質測定アプリが予め起動されて常時バックグランド動作の状態になっている。
図2において、まず、配信・解析サーバ420は、通信品質測定のタイミングを指定する測定条件として、予め決めた測定スケジュールの情報を、通信端末装置100及び自動音声応答装置410に送信する。
表7は、配信・解析サーバ420から送信される測定スケジュールの情報の一例を示している。この例では、測定時刻として2014年11月11日の10時00分が指定されている。また、この測定スケジュールの情報は、個々の測定スケジュールを識別して管理するためのスケジュールID(スクジュール管理番号)と、通信品質測定を行う通信の発信元及び発信先それぞれの電話番号及びタイプの情報とを含んでいる。また、測定スケジュールのオプションとしては、例えば通信品質測定を行うエリアを指定する情報を含めてもよい。この場合、指定されたエリアに通信端末装置100が在圏する場合において上記指定の測定時刻になったタイミングに、通信品質測定が実行される。
Figure 0006483029
通信端末装置100は、配信・解析サーバ420から受信した測定スケジュールの情報に基づいて、指定された測定時刻(2014年11月11日の10時00分)に近づいたタイミングになると、所定の通信品質を測定するための通信ログの記録を開始する。
また、自動音声応答装置410は、配信・解析サーバ420から受信した測定スケジュールで指定された測定時刻(2014年11月11日の10時00分)に近づいたタイミングになると、所定の通信品質を測定するための通信ログの記録を開始する。なお、自動音声応答装置410では、通信品質測定の通信ログの記録を常時実行しておいてもよい。
通信端末装置100は、上記所定の測定時刻(2014年11月11日の10時00分)になると、移動通信網200の交換機205及び固定電話網300を介して、上記測定スケジュールで発信先として指定された自動音声応答装置410の電話番号(0120********)宛に発呼する自動発信を実行する。交換機205は、通信端末装置100からの発信を受けると、リングバックトーンの応答を通信端末装置100へ送信するとともに、固定電話網300及び移動通信網200を介して自動音声応答装置410に発信する。なお、自動音声応答装置410の電話番号は、通信品質測定アプリに予め設定しておいてもよい。
自動音声応答装置410は交換機205からの発信を着信すると、その着信を確認できてから自動切断処理を実行し、交換機205を介して切断信号を通信端末装置100に送信し、その後、通信ログの記録を終了する。この自動音声応答装置410で記録された端末在圏基地局品質情報を含む網側測定データは、配信・解析サーバ420に送信される。
また、通信端末装置100は交換機205から切断信号を受信すると、通信ログの記録を終了する。この通信端末装置100で記録された端末状態ログ情報を含む端末側測定データは、配信・解析サーバ420に送信される。なお、音声通信の切断処理は、自動音声応答装置410とは別に、通信端末装置100で行ってもよい。
表8は、通信端末装置100から配信・解析サーバ420に送信される端末側測定データの一例を示している。本例において、端末側測定データは、スケジュールIDとともに、発信時刻(2014年11月11日の10時00分)、通信端末装置100の所在位置、移動速度、発信元(自分自身)の電話番号、発信先の電話番号、接続成否の情報、及び、その他の情報を含んでいる。また、本例では、その他の情報として、通信端末装置100の在圏基地局情報などを含んでいる。なお、端末側測定データは、表8の例に限定されるものではなく、前述の表1〜表3に例示した各種データの一部又は全てを含んでもよい。
Figure 0006483029
一方、自動音声応答装置410は、通信端末装置100による自動切断処理が実行された後、通信ログの記録を終了する。この自動音声応答装置410で記録された端末在圏基地局品質情報を含む網側測定データは、配信・解析サーバ420に送信される。
表9は、自動音声応答装置410から配信・解析サーバ420に送信される網側測定データの一例を示している。本例において、網側測定データは、スケジュールIDとともに、着信時刻(2014年11月11日の10時03分)、発信元の電話番号、発信先(自分自身)の電話番号、接続成否の情報、及び、その他の情報を含んでいる。また、本例では、その他の情報として、シグナリング(PSTN/SS7信号)情報などを含んでいる。なお、網側測定データは、表9の例に限定されるものではなく、前述の表4、表5に例示した各種データの一部又はすべてを含んでもよい。
Figure 0006483029
配信・解析サーバ420は、通信端末装置100からの端末側測定データと自動音声応答装置410からの網側測定データとを受信すると、通信品質解析の処理を実行する。この通信品質解析は、例えば、スケジュールID(スケジュール管理番号)が互いに同じである端末側測定データと網側測定データとを照合し、通信端末装置から通信品質測定の発信を行う通信における通信品質の指標値を算出する。ここで算出する通信品質の指標値としては、例えば、前述の表6に例示した音声通信の接続率、接続失敗率(全体)、接続失敗率(網側起因)、圏外率、機内モード率、装置障害率、電源オフ率、通信中の強制切断(Call Drop)の有無を示す値、音声品質の評価結果を示す音声品質値(MOS値)及び通信中の誤り率(ブロックエラーレート、ビットエラーレート、パケットロス率、等)の少なくとも一つが挙げられる。
以上、図2の例によれば、通信端末装置100が発信する音声通信の通信品質測定の測定条件として、配信・解析サーバ420から通信端末装置100及び自動音声応答装置410に測定スケジュールを配信している。これにより、通信端末装置100が発信する音声通信について通信品質測定の測定スケジュールを簡易に且つ任意に設定又は変更することができるため、様々な通信品質測定を柔軟に行うことができるとともに、精度が高い通信品質の測定が可能になる。例えば、端末状態ログ情報と端末在圏基地局品質情報とを照合することにより、通信失敗原因を特定することができる。また、測定条件の情報を指定することにより、特別な場所の通信品質データの集中を避けたり、移動通信事業者が取得したい条件(高速移動中、電波弱い場所等)で通信品質データを取得したりすることができる。
また、図2の例によれば、通信端末装置100では、配信・解析サーバ420から受信した測定スケジュールに対応させて、通信品質測定の通信が行われているときの通信ログ情報を記録する処理を実行すればよい。従って、通信端末装置100で通信ログ情報を常時記録する場合に比較して、通信端末装置100での処理の負荷を抑制することができる。
図3は、本実施形態に係る通信システムにおいて通信端末装置100が着信する方向の音声通信の通信品質測定の一例を示すシーケンス図である。なお、本例において、前述の図2の例と同様な部分については説明を省略する。
図3において、測定スケジュールが配信され、通信端末装置100及び自動音声応答装置410の通信品質測定の通信ログの記録が開始された後、自動音声応答装置410は、上記所定の測定時刻(2014年11月11日の10時00分)になると、所定の通信品質を測定するための通信ログの記録を開始するとともに、移動通信網200及び固定電話網300を介して、上記測定スケジュールで発信先として指定された通信端末装置100の電話番号(080********)宛に発呼する自動発信を実行する。
また、通信端末装置100は、配信・解析サーバ420から受信した測定スケジュールで指定された測定時刻(2014年11月11日の10時00分)に近づいたタイミングになると、所定の通信品質を測定するための通信ログの記録を開始する。
自動音声応答装置410は、通信端末装置100から交換機205を介して切断信号を受信すると、通信ログの記録を終了する。この自動音声応答装置410で記録された端末在圏基地局品質情報を含む網側測定データは、配信・解析サーバ420に送信される。なお、音声通信の切断処理は、通信端末装置100とは別に、自動音声応答装置410で行ってもよい。
一方、通信端末装置100は、交換機205からの発信を着信すると、その着信を確認できてから自動切断処理を実行し、交換機205を介して切断信号を自動音声応答装置410に送信し、その後、通信ログの記録を終了する。この通信端末装置100で記録された端末状態ログ情報を含む端末側測定データは、配信・解析サーバ420に送信される。
以上、図3の例によれば、通信端末装置が着信する音声通信の通信品質測定の測定条件として、配信・解析サーバ420から通信端末装置100及び自動音声応答装置410に測定スケジュールを配信している。これにより、通信端末装置100が着信する音声通信について通信品質測定の測定スケジュールを簡易に且つ任意に設定又は変更することができるため、上記図2の例の場合と同様に、様々な通信品質測定を柔軟に行うことができるとともに、精度が高い通信品質の測定が可能になる。
図4は、本実施形態に係る通信システムにおいてデータ通信サーバ415から通信端末装置100へのダウンリンクのデータ通信の通信品質測定の一例を示すシーケンス図である。なお、本例において、前述の図2の例と共通する部分については説明を省略する。
図4において、まず、配信・解析サーバ420は、通信品質測定のタイミングを規定する測定条件として、予め決めた測定スケジュールの情報を、通信端末装置100及びデータ通信サーバ415に送信する。なお、本例の測定スケジュールの情報では、発信元及び発信先の情報として、電話番号の代わりに、移動通信網200に構築されたIPネットワークにおける発信元及び発信先それぞれのアドレスが書き込まれる。
通信端末装置100は、配信・解析サーバ420から受信した測定スケジュールの情報に基づいて、指定された測定時刻(2014年11月11日の10時00分)に近づいたタイミングになると、通信品質測定の通信ログの記録を開始する。
また、データ通信サーバ415は、配信・解析サーバ420から受信した測定スケジュールで指定された測定時刻(2014年11月11日の10時00分)に近づいたタイミングになると、通信品質測定の通信ログの記録を開始する。なお、データ通信サーバ415では、通信品質測定の通信ログの記録を常時実行しておいてもよい。
通信端末装置100は、上記所定の測定時刻(2014年11月11日の10時00分)になると、移動通信網200を介して、上記測定スケジュールで発信先として指定されたデータ通信サーバ415のアドレス宛にデータ要求を送信する自動発信を実行する。なお、データ通信サーバ415のアドレスは、通信品質測定アプリに予め設定しておいてもよい。
データ通信サーバ415は、通信端末装置100からデータ要求を受けると、要求されたテストデータを含む応答を、移動通信網200を介して通信端末装置100へ送信する。
通信端末装置100は、データ通信サーバ415からテストデータを含む応答を受信すると、通信ログの記録を終了する。この通信端末装置100で記録された端末状態ログ情報を含む端末側測定データは、配信・解析サーバ420に送信される。
一方、データ通信サーバ415は、テストデータを含む応答を通信端末装置100に送信した後、通信ログの記録を終了する。このデータ通信サーバ415で記録された端末在圏基地局品質情報を含む網側測定データは、配信・解析サーバ420に送信される。
なお、本例の端末側測定データ及び網側測定データでは、発信元及び発信先の情報として、電話番号の代わりに、移動通信網200に構築されたIPネットワークにおける発信元及び発信先それぞれのアドレスが書き込まれる。
配信・解析サーバ420は、通信端末装置100からの端末側測定データとデータ通信サーバ415からの網側測定データとを受信すると、通信品質解析の処理を実行する。この通信品質解析は、例えば、スケジュールID(スケジュール管理番号)が互いに同じである端末側測定データと網側測定データとを照合し、通信端末装置からデータを要求する発信を行うデータ通信における通信品質の指標値を算出する。ここで算出する通信品質の指標値としては、例えば、前述の表6に例示したデータ通信の接続率、接続失敗率(全体)、接続失敗率(網側起因)、圏外率、機内モード率、装置障害率、電源オフ率、通信中の強制切断(Call Drop)の有無を示す値、音声品質の評価結果を示す音声品質値(MOS値)及び通信中の誤り率(ブロックエラーレート、ビットエラーレート、パケットロス率、等)の少なくとも一つが挙げられる。
以上、図4の例によれば、データ通信サーバ415から通信端末装置100へのダウンリンクのデータ通信の通信品質測定の測定条件として、配信・解析サーバ420から通信端末装置100及びデータ通信サーバ415に測定スケジュールを配信している。これにより、データ通信サーバ415から通信端末装置100へのダウンリンクのデータ通信について通信品質測定の測定スケジュールを簡易に且つ任意に設定又は変更することができるため、上記図2及び図3の例の場合と同様に、様々な通信品質測定を柔軟に行うことができるとともに、精度が高い通信品質の測定が可能になる。
また、図4の例によれば、通信端末装置100では、配信・解析サーバ420から受信した測定スケジュールに対応させて、通信品質測定の通信が行われているときの通信ログ情報を記録する処理を実行すればよい。従って、通信端末装置100で通信ログ情報を常時記録する場合に比較して、通信端末装置100での処理の負荷を抑制することができる。
図5は、本実施形態に係る通信システムにおいて通信端末装置100からデータ通信サーバ415へのアップリンクのデータ通信の通信品質測定の一例を示すシーケンス図である。なお、本例において、前述の図2〜4の例と同様な部分については説明を省略する。
図5において、測定スケジュールが配信され、通信端末装置100及びデータ通信サーバ415の通信品質測定の通信ログの記録が開始された後、データ通信サーバ415は、上記所定の測定時刻(2014年11月11日の10時00分)になると、移動通信網200を介して、上記測定スケジュールで発信先として指定された通信端末装置100のアドレス宛にデータ要求を送信する自動発信を実行する。
通信端末装置100は、データ通信サーバ415からのデータ要求を受けると、要求されたテストデータを含む応答を、移動通信網200を介してデータ通信サーバ415へ送信する。
データ通信サーバ415は、通信端末装置100からテストデータを含む応答を受信すると、通信ログの記録を終了する。このデータ通信サーバ415で記録された端末在圏基地局品質情報を含む網側測定データは、配信・解析サーバ420に送信される。
一方、通信端末装置100は、データ通信サーバ415へテストデータを含む応答を送信する処理が実行された後、通信ログの記録を終了する。この通信端末装置100で記録された端末状態ログ情報を含む端末側測定データは、配信・解析サーバ420に送信される。
以上、図5の例によれば、通信端末装置100からデータ通信サーバ415へのアップリンクのデータ通信の通信品質測定の測定条件として、配信・解析サーバ420から通信端末装置100及びデータ通信サーバ415に測定スケジュールを配信している。これにより、通信端末装置100からデータ通信サーバ415へのアップリンクのデータ通信について通信品質測定の測定スケジュールを簡易に且つ任意に設定又は変更することができるため、上記図2〜図4の例の場合と同様に、様々な通信品質測定を柔軟に行うことができるとともに、精度が高い通信品質の測定が可能になる。
次に、本実施形態に係る通信システムにおいて配信・解析サーバ420が通信端末装置100から端末側測定データを取得するときの測定データ取得制御について説明する。
配信・解析サーバ420は、通信端末装置100に記録されている端末側測定データを移動通信網200を介して受信する場合、次のような課題がある。
例えば、通信端末装置100の移動通信網200への接続状態が良くない場合、端末側測定データを確実に取得できないおそれがある。例えば、通信端末装置100が圏外に位置していたり電波強度が弱く干渉を受けやすいセルの端部に位置していたりする場合、配信・解析サーバ420は、端末側測定データを確実に取得できないおそれがある。
また、上記接続状態がよくない場合、通信端末装置100は端末側測定データの送信に失敗すると一定時間毎に再送処理を繰り返すが、このような再送処理により、移動通信網200における無線通信のリソースや通信端末装置100におけるバッテリーなどのリソースを無駄に消費してしまう。
また、通信端末装置100側で実行される制御によって端末側測定データを送信する場合、配信・解析サーバ420側で端末側測定データの取得を制御することができない。
そこで、これらの課題を解決するため、本実施形態では、通信端末装置100による端末側測定データの送信及び配信・解析サーバ420による端末側測定データの取得を以下に示すように制御している。
図6は、本実施形態に係る通信システムの通信端末装置100における端末側測定データの送信処理の一例を示すフローチャートである。
図6において、まず、通信端末装置100は、電源オフでないこと(電源オンであること)及び移動通信網200のセルの圏外に位置していないこと(セルの圏内に位置していること)を確認したら(S101でNO)、移動通信網200への接続状態をチェックする(S102)。
上記接続状態は、例えば、通信端末装置100で所定のタイミングに記録されている移動通信網200との接続の可否状態を示すネットワーク接続情報を取得してチェックすることができる。このネットワーク接続情報として、移動通信網200との接続が可能であることを示す所定の情報が記録されているときは、移動通信網200を介した通信の通信状態が、端末側測定データを送受信可能な良好な通信状態であると判断することができる。ネットワーク接続情報は次のよう取得することができる。例えば通信端末装置100に組み込まれているOSがAndroid(登録商標)OSの場合、標準APIのConnectivityManagerクラスから、getActiveNetworkInfo()関数でネットワーク情報を取得する。このネットワーク情報から、isConnnect()関数で移動通信網200との接続の可否状態を示すネットワーク接続情報を取得することができる。以上のように、通信端末装置100においてネットワーク接続情報を利用する場合は、上記接続状態のチェックの際に、通信端末装置100が移動通信網200側と通信を行う必要がない。
また、上記接続状態は、移動通信網200の基地局との無線通信における電波強度等の通信状態を示すパラメータの値に基づいてチェックしてもよい。例えば通信端末装置100における移動通信規格がLTE(Long Term Evolution)の標準規格に準拠したものである場合、基準信号受信電力RSRP(Reference Signal Received Power)の値と所定の閾値とを比較して接続状態をチェックしてもよい。RSRPの値が閾値よりも大きい場合又はRSRPの値が閾値以上の場合は、端末側測定データを送受信可能な良好な接続状態(通信状態)であると判断することができる。
また、通信端末装置100における移動通信規格がWCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)の標準規格に準拠したものである場合、受信信号コード電力RSCP(Received Signal Code Power)の値と所定の閾値とを比較して上記接続状態(通信状態)をチェックしてもよい。RSCPの値が閾値よりも大きい場合又はRSCPの値が閾値以上の場合は、端末側測定データを送受信可能な良好な接続状態(通信状態)であると判断することができる。
また、通信端末装置100における移動通信規格がCDMA/GSM(Global System for Mobiles)の標準規格に準拠したものである場合、ASU(Active Set Update)の値と所定の閾値とを比較して上記接続状態(通信状態)をチェックしてもよい。ASUの値が閾値よりも大きい場合又はASUの値が閾値以上の場合は、端末側測定データを送受信可能な良好な接続状態(通信状態)であると判断することができる。
また、通信端末装置100の表示部に表示される電波強度を示すアンテナバーの長さと所定の閾値とを比較して上記接続状態(通信状態)をチェックしてもよい。アンテナバーの長さが閾値よりも長い場合又はアンテナバーの長さが閾値以上の場合は、端末側測定データを送受信可能な良好な接続状態(通信状態)であると判断することができる。
次に、端末側測定データを送受信可能な良好な接続状態(通信状態)であると判断した場合(S103でYES)、通信端末装置100は、配信・解析サーバ420に端末側測定データを送信する(S104)。そして、配信・解析サーバ420から受領確認信号であるACKを受信したら(S105でYES)、端末側測定データが正常に配信・解析サーバ420へ届いたと判断し、処理制御を終了する。
一方、電源オフ又は圏外と判断した場合(S101でYES)、通信状態が良好でないと判断した場合(S103でNO)及び配信・解析サーバ420から受領確認信号であるACKを受信しなかった場合(S105でNO)、通信端末装置100は、予め設定した所定の待ち時間ΔTが経過した後(S106でYES)、端末側測定データの再送処理を実行する。
以上、図6に例示した端末側測定データの送信制御によれば、通信端末装置100は、端末側測定データを送受信可能な良好な接続状態(通信状態)である場合に、端末側測定データを配信・解析サーバ420に送信している。従って、配信・解析サーバ420は、通信品質測定に用いられる端末側測定データを通信端末装置100から確実に取得できる。しかも、良好な接続状態(通信状態)でない場合には、通信端末装置100は端末側測定データを送信する処理を実行しないので、移動通信網200における無線通信のリソースや通信端末装置100におけるバッテリーなどのリソースの無駄な消費を防止できる。
図7は、本実施形態に係る通信システムの配信・解析サーバ420における端末側測定データの取得処理の一例を示すフローチャートである。図中のtは現在の時刻であり、Tは、端末側測定データの送信タイミングに対応する測定スケジュールの時刻である。また、ΔTは、通信端末装置100での端末側測定データの処理時間や移動通信網200での伝送遅れ時間などを考慮して予め設定した所定時間の時間パラメータである。また、mは一つの端末側測定データについて繰り返し取得処理を実行する際にカウントアップされる取得回数の変数であり、Mはmの値と比較する閾値である。
図7において、配信・解析サーバ420は、ある通信端末装置100の端末側測定データについて、現在時刻tがt>T+ΔTを満たしたとき、すなわち測定スケジュール時刻(送信タイミング)Tから所定時間ΔT経過したとき(S201でYES)、自身の記憶装置内における該当する端末側測定データの有無を確認する(S202)。
配信・解析サーバ420は、該当する端末側測定データが無かった場合(S203でNO)、予め設定した所定のタイミングで、該当する端末側測定データを要求する取得要求を対応する通信端末装置100に送信することにより、端末側測定データの取得処理を実行する(S204)。端末側測定データの取得処理に失敗した場合(S205でNO)は、当該端末側測定データの取得処理をM回繰り返し実行する(S204〜S207)。
一方、自己の記憶装置に該当する端末側測定データが既に存在する場合(S203でYES)、該当する端末側測定データの取得処理に成功した場合(S205でYES)及び端末側測定データの取得処理をM回繰り返しても端末側測定データの取得処理に失敗した場合(S207でYES)、配信・解析サーバ420は、次の測定スケジュールの時刻に対応する端末側測定データの取得処理に移行する。
なお、上記図7の処理は、複数の通信端末装置に対して並列同時処理してもよい。例えば、配信・解析サーバ420は、現在時刻tがt>T+ΔTを満たしたとき、すなわち測定スケジュール時刻Tから所定時間ΔT経過したとき、自身の記憶装置内における複数の通信端末装置それぞれの端末側測定データの有無を確認する。そして、配信・解析サーバ420は、複数の通信端末装置のうち、端末側測定データがまだ受信されていない通信端末装置について上記図7のS204〜S207の処理を実行するようにしてもよい。
以上、図7に例示した端末側測定データの取得処理によれば、配信・解析サーバ420は、サーバ側で設定制御された所定のタイミングで通信端末装置100から端末側測定データを取得することができる。また、配信・解析サーバ420は、未取得の端末側測定データについてのみ取得要求を通信端末装置100に送信して取得処理を実行している。従って、配信・解析サーバ420及び通信端末装置100における無駄な制御処理を回避できるとともに、移動通信網200における無線通信のリソースや通信端末装置100におけるバッテリーなどのリソースの無駄な消費を防止できる。
なお、上記実施形態では、端末側測定データ及び網側測定データの両方を用いて通信品質の指標値を算出しているが、端末側測定データ及び網側測定データのいずれか一方を用いて通信品質の指標値を算出してもよい。
また、上記実施形態では、配信・解析サーバ420から配信する測定条件が測定時刻を指定する測定スケジュールである場合について説明したが、通信品質測定を実行するタイミングを規定できるものであれば、上記測定スケジュール以外の測定条件を配信してもよい。例えば、通信品質測定を実行する通信端末装置100が位置する場所(例えば、エリア名、セルIDなど)を指定する条件を配信してもよい。
また、上記実施形態において、上記測定スケジュールは、通信端末装置100の端末識別情報(例えば電話番号)、通信端末装置100の通信履歴、通信端末装置100の機種、通信端末装置100の所在位置(GPS位置、地域、在圏セルなど)、時間帯(平日・休日、曜日、早朝・昼間・夜間)、通信端末装置100の移動速度(例えば、静止、徒歩などで移動中の低速、車や電車などで移動中の高速)、移動通信網200の通信事業者情報及び通信端末装置100における通信品質情報(例えば、受信SINR)の少なくとも一つに基づいて変更してもよい。
例えば、通信端末装置100の所在位置の情報により、周辺に多数の通信端末装置が存在している可能性が高い祭りや花火大会などのイベントの会場に通信端末装置100に位置していると判断した場合、そのイベントの開催中の時間帯に通信品質測定を中止したり通信品質測定の回数を制限したりするように、上記測定スケジュールを変更してもよい。また、通信端末装置100の移動速度が、例えば電車で移動中の場合など、予め設定した閾値以上の高速度の場合には、通信品質測定を中止するように上記測定スケジュールを変更してもよい。また、通信端末装置100が静止状態の場合に、通信品質測定の回数を制限するように上記測定スケジュールを変更してもよい。
また、上記測定スケジュールを通信端末装置100ごとに順次学習して更新していく自動学習機能を有するように構成し、通信端末装置100ごとに、次の通信品質測定の測定時刻として直近に実施された通信品質測定の測定時刻を優先的に設定するようにしてもよい。
また、上記測定スケジュールの設定・変更により、例えば、特定時間帯や特定場所における移動通信網200の通信品質測定を実施したり、特定の機種の通信端末装置について通信品質測定を実施したりすることができる。
また、上記測定スケジュールについては、上記測定スケジュールの測定時刻をランダムに設定するようにしてもよい。
また、通信端末装置100及び網側通信装置は、互いに同様な測定スケジュールのポリシー(ルール)に従って通信ログを記録して作成し、通信品質測定を行うようにしてもよい。例えば、通信品質測定を開始する時間(測定開始時間)を決め、その測定開始時間から一定の測定間隔(例えば1時間)ごとに通信品質測定を繰り返す測定スケジュールに基づいて、通信ログを記録して作成し、通信品質測定を行うようにしてもよい。
なお、本明細書で説明された通信端末装置100、自動音声応答装置410、データ通信サーバ415、配信・解析サーバ420等における処理工程及び構成要素は、前述の手段のほか、様々な手段によって実装することができる。例えば、これらの処理工程及び構成要素は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又は、それらの組み合わせで実装されてもよい。
ハードウェア実装については、実体(例えば、各種無線通信装置、NodeB、サーバ、ゲートウェイ、交換機、コンピュータ、ハードディスクドライブ装置、又は、光ディスクドライブ装置)において上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、1つ又は複数の、特定用途向けIC(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明された機能を実行するようにデザインされた他の電子ユニット、コンピュータ、又は、それらの組み合わせの中に実装されてもよい。
また、ファームウェア及び/又はソフトウェア実装については、上記構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、本明細書で説明された機能を実行するプログラム(例えば、プロシージャ、関数、モジュール、インストラクション、などのコード)で実装されてもよい。一般に、ファームウェア及び/又はソフトウェアのコードを明確に具体化する任意のコンピュータ/プロセッサ読み取り可能な媒体が、本明細書で説明された上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段の実装に利用されてもよい。例えば、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば制御装置において、メモリに記憶され、コンピュータやプロセッサにより実行されてもよい。そのメモリは、コンピュータやプロセッサの内部に実装されてもよいし、又は、プロセッサの外部に実装されてもよい。また、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、FLASHメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、磁気又は光データ記憶装置、などのような、コンピュータやプロセッサで読み取り可能な媒体に記憶されてもよい。そのコードは、1又は複数のコンピュータやプロセッサにより実行されてもよく、また、コンピュータやプロセッサに、本明細書で説明された機能性のある態様を実行させてもよい。
また、本明細書で開示された実施形態の説明は、当業者が本開示を製造又は使用するのを可能にするために提供される。本開示に対するさまざまな修正は当業者には容易に明白になり、本明細書で定義される一般的原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用可能である。それゆえ、本開示は、本明細書で説明される例及びデザインに限定されるものではなく、本明細書で開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲に認められるべきである。
100 通信端末装置
200 移動通信網
210 基地局
300 固定電話網
400 通信品質測定システム
410 自動音声応答装置
415 データ通信サーバ
420 配信・解析サーバ
500 インターネット
510 アクセスポイント装置
600 コンテンツ提供サーバ
610 NTPサーバ

Claims (18)

  1. 通信品質測定の方法であって、
    複数の通信端末装置による移動通信網を介した通信の通信品質測定を行う時刻を指定する測定スケジュールと前記通信品質を測定するときの前記通信端末装置が位置する場所を指定する測定エリアとを含む測定条件の情報を、サーバから前記複数の通信端末装置それぞれに配信することと、
    前記複数の通信端末装置がそれぞれ、前記通信端末装置が前記測定エリアで指定された場所に位置し且つ前記測定条件の測定スケジュールで指定された測定時刻が到来したタイミングに前記移動通信網を介した通信を行い、その通信について通信ログ情報を記録することと、
    前記複数の通信端末装置がそれぞれ、前記通信端末装置が前記測定エリアで指定された場所に位置し且つ前記測定スケジュールで指定された測定時刻が到来したタイミングに行われた通信について記録した通信ログ情報を含む通信端末装置側の測定データを前記通信端末装置から前記サーバに送信する送信タイミングが到来したとき、前記通信端末装置の前記移動通信網への接続状態を確認することと、
    前記複数の通信端末装置がそれぞれ、前記接続状態の確認結果に基づいて、前記測定データを送受信可能な状態であると判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバに前記測定データを送信し、前記測定データを送受信可能な状態でないと判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバに前記測定データを送信しないことと、
    前記サーバが前記複数の通信端末装置それぞれから受信した前記通信ログ情報を含む測定データに基づいて、前記通信端末装置が前記測定エリアで指定された場所に位置し且つ前記測定スケジュールで指定された測定時刻が到来したタイミングに行われた前記移動通信網を介した通信における接続率を含む通信品質の指標値を算出することとを含む方法。
  2. 請求項1の方法において、
    前記サーバが前記複数の通信端末装置それぞれから受信した前記通信端末装置側の測定データと、前記通信端末装置による移動通信網を介した通信の通信品質測定に用いられるサーバ側の測定データとに基づいて、前記移動通信網を介した通信における接続率を含む通信品質の指標値を算出する方法。
  3. 請求項1又は2の方法において、
    前記通信端末装置から前記サーバに前記通信端末装置側の測定データを送信しなかった場合に、前記測定データの再送処理を実行する再送タイミングが到来したとき、前記通信端末装置の前記移動通信網への接続状態を確認することと、
    前記接続状態の確認結果に基づいて、前記測定データを送受信可能な状態であると判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバへの前記測定データの再送処理を実行し、前記測定データを送受信可能な通信状態でないと判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバへの前記測定データの再送処理を実行しないこととを含む方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの方法において、
    前記通信端末装置の電源のオン/オフ情報、前記通信端末装置の動作モードの情報及び前記移動通信網からの無線信号の強度の情報の少なくとも一つの情報に基づいて、前記接続状態を確認することを含む方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの方法において、
    前記サーバから前記複数の通信端末装置それぞれに前記通信端末装置側の測定データを要求することと、
    前記要求に基づいて、前記複数の通信端末装置それぞれから前記サーバに前記測定データを送信することとを含む方法。
  6. 請求項5の方法において、
    前記通信端末装置側の測定データの送信タイミングから所定時間経過したときに、前記通信端末装置から前記サーバに前記測定データが到達しているか否かを確認することと、
    前記測定データが到達していないときに、前記サーバから前記通信端末装置に前記測定データを要求することとを含む方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれかの方法において、
    前記通信品質の測定条件は、前記通信品質を測定するときの前記通信端末装置の移動速度を指定する測定時移動速度の情報を含む方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれかの方法において、
    前記通信品質の指標値は、前記移動通信網における通信端末装置の接続失敗率、圏外率、機内モード率、装置障害率、電源オフ率、強制切断の有無、音声品質値及び誤り率の少なくとも一つを含む方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれかの方法において、
    前記通信品質を測定する通信は、前記移動通信網を介した音声通信又はデータ通信である方法。
  10. 通信品質測定のシステムであって、
    移動通信網を介した通信に用いられる複数の通信端末装置と、サーバと、前記複数の通信端末装置による前記移動通信網を介した通信の通信品質測定を行う時刻を指定する測定スケジュールと前記通信品質を測定するときの前記通信端末装置が位置する場所を指定する測定エリアとを含む測定条件の情報を、前記複数の通信端末装置それぞれに配信する手段とを備え、
    前記複数の通信端末装置はそれぞれ、
    前記通信端末装置が前記測定エリアで指定された場所に位置した状態で前記測定条件の測定スケジュールで指定された測定時刻が到来したタイミングに前記移動通信網を介した通信を行い、その通信について通信ログを記録する手段と、
    前記通信端末装置が前記測定エリアで指定された場所に位置した状態で前記測定スケジュールで指定された測定時刻が到来したタイミングに行われた通信について記録した通信ログ情報を含む通信端末装置側の測定データを前記サーバに送信する送信タイミングが到来したとき、前記通信端末装置の前記移動通信網への接続状態を確認する手段と、
    前記接続状態の確認結果に基づいて、前記測定データを送受信可能な状態であると判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバに前記測定データを送信し、前記測定データを送受信可能な状態でないと判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバに前記測定データを送信しない手段と、を備え、
    前記サーバは、前記複数の通信端末装置それぞれから受信した前記通信ログ情報を含む測定データに基づいて、前記通信端末装置が前記測定エリアで指定された場所に位置した状態で前記測定スケジュールで指定された測定時刻が到来したタイミングに行われた前記移動通信網を介した通信における接続率を含む通信品質の指標値を算出する手段を備えるシステム。
  11. 請求項10のシステムにおいて、
    前記サーバは、前複数の記通信端末装置それぞれから受信した前記通信端末装置側の測定データと、前記通信端末装置による移動通信網を介した通信の通信品質測定に用いられるサーバ側の測定データとに基づいて、前記移動通信網を介した通信における接続率を含む通信品質の指標値を算出するシステム。
  12. 請求項10又は11のシステムにおいて、
    前記複数の通信端末装置はそれぞれ、
    前記サーバに前記通信端末装置側の測定データを送信しなかった場合に、前記測定データの再送処理を実行する再送タイミングが到来したとき、前記通信端末装置の前記移動通信網への接続状態を確認する手段と、
    前記接続状態の確認結果に基づいて、前記測定データを送受信可能な状態であると判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバへの前記測定データの再送処理を実行し、前記測定データを送受信可能な状態でないと判断したとき、前記通信端末装置から前記サーバへの前記測定データの再送処理を実行しない手段とを備えるシステム。
  13. 請求項10乃至12のいずれかのシステムにおいて、
    前記複数の通信端末装置はそれぞれ、前記通信端末装置の電源のオン/オフ情報、前記通信端末装置の動作モードの情報及び前記移動通信網からの無線信号の強度の情報の少なくとも一つの情報に基づいて、前記接続状態を確認するシステム。
  14. 請求項10乃至13のいずれかのシステムにおいて、
    前記サーバは、前記複数の通信端末装置それぞれに前記通信端末装置側の測定データを要求する手段を備え、
    前記複数の通信端末装置はそれぞれ、前記要求に基づいて、前記サーバに前記測定データを送信する手段を備えるシステム。
  15. 請求項14のシステムにおいて、
    前記サーバは、
    前記通信端末装置側の測定データの送信タイミングから所定時間経過したときに、前記通信端末装置から前記サーバに前記測定データが到達しているか否かを確認する手段を備え、
    前記測定データが到達していないときに、前記サーバから前記通信端末装置に前記測定データを要求することとを含むシステム。
  16. 請求項10乃至15のいずれかのシステムにおいて、
    前記通信品質の測定条件は、前記通信品質を測定するときの前記通信端末装置の移動速度を指定する測定時移動速度の情報を含むシステム。
  17. 請求項10乃至16のいずれかのシステムにおいて、
    前記通信品質の指標値は、前記移動通信網における通信端末装置の接続失敗率、圏外率、機内モード率、装置障害率、電源オフ率、強制切断の有無、音声品質値及び誤り率の少なくとも一つを含むシステム。
  18. 請求項10乃至17のいずれかのシステムにおいて、
    前記通信品質を測定する通信は、前記移動通信網を介した音声通信又はデータ通信であるシステム。
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