JP2017163422A - 接続基地局を検出する方法及びそのシステム - Google Patents

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【課題】基地局間距離が異なる場合でも遠方飛来によって接続している接続基地局を精度よく検出することができる方法及びシステムを提供する。【解決手段】通信端末装置が移動しているときに通信端末装置と測定用通信装置との間で移動通信網を介した通信を行う。その通信を行っているときに接続基地局の識別情報と通信端末装置の位置情報とを所定の時間間隔で連続的に取得し、接続基地局の識別情報と通信端末装置の位置情報とを含む通信ログを記録する。その通信ログにおける接続基地局の識別情報及び通信端末装置の位置情報と、複数の基地局の識別情報とその位置情報とが対応付けられた基地局情報とに基づいて、通信端末装置の移動中の各位置について、通信端末装置が接続している接続基地局と前記通信端末装置との間の距離を算出し、その距離の変動率に基づいて接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定する。【選択図】図3

Description

本発明は、移動通信網において通信端末装置が接続している接続基地局を検出する方法及びそのシステムに関するものである。
従来、無線ネットワークを利用する移動機から出力されるログ情報を収集する測定ツール、及び、その測定ツールで収集したログデータを解析することにより移動通信ネットワークの品質解析を行うソフトウェアが知られている(例えば、非特許文献1、2参照)。
移動通信網を介した通信端末装置による通信の通信品質を向上させるために、基地局パラメータ(例えば、基地局のアンテナの向き(チルト角、方位)、出力電力など)を最適化することが重要である。この基地局パラメータの最適化を実現するために、通信端末装置が移動する様々な位置において通信端末装置が接続している基地局(以下、適宜「接続基地局」という。)を検出し、その接続基地局に関する基地局接続問題を把握する必要がある。このような基地局接続問題として、通信端末装置の近くに基地局が存在しているにもかかわらず、その近くの基地局との間に建物などの障害物があることにより通信端末装置が遠方にある基地局に接続してしまう「遠方飛来」という問題がある。このような遠方飛来という問題があると、通信端末装置は適切な基地局に接続できず(適切なセルをつかむことができず)、通信品質の向上を図ることができない。
しかしながら、上記従来のツール及びソフトウェアでは、基地局間距離が異なる様々な地域において、上記遠方飛来によって接続している接続基地局を精度よく検出することができず、また、上記遠方飛来の基地局に接続している通信端末装置の位置を検出することができない、という課題がある。
本発明の一態様に係る方法は、接続基地局を検出する方法であって、通信端末装置が移動しているときに前記通信端末装置と測定用通信装置との間で移動通信網を介した通信を行うことと、前記移動通信網を介した通信を行っているときに、前記通信端末装置が接続している接続基地局の識別情報と前記通信端末装置の位置情報とを所定の時間間隔で連続的に取得し、前記接続基地局の識別情報と前記通信端末装置の位置情報とを含む通信ログを記録することと、前記通信ログにおける前記接続基地局の識別情報及び前記通信端末装置の位置情報と、複数の基地局の識別情報とその位置情報とが互いに対応付けられた基地局情報とに基づいて、前記通信端末装置の移動中の各位置について、前記通信端末装置が接続している接続基地局と前記通信端末装置との間の距離を算出することと、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率に基づいて、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定することとを含む。
前記方法において、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率が所定の距離変動率閾値よりも大きい場合又は該距離変動率閾値以上の場合に、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局であると判定してもよい。
また、前記方法において、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率と前記距離の絶対値とに基づいて、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定してもよい。
また、前記方法において、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率が所定の距離変動率閾値よりも大きい場合又は該距離変動率閾値以上の場合であって、且つ、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の絶対値が所定の絶対距離閾値より大きい場合又は該絶対距離閾値以上の場合に、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局であると判定してもよい。
また、前記方法において、前記移動通信網を介した通信を行っているときに、前記通信端末装置が接続している接続基地局の識別情報及び前記通信端末装置の位置情報とともに、前記接続基地局からの下り信号の受信品質情報を連続的に取得し、前記接続基地局の識別情報と前記通信端末装置の位置情報と前記受信品質情報とを含む通信ログを記録してもよい。
また前記方法において、前記移動通信網を介した通信を行っているときに、隣接基地局の識別情報及び前記隣接基地局からの下り信号の受信品質情報を連続的に取得し、前記隣接基地局の識別情報と前記隣接基地局からの下り信号の受信品質情報とを含む通信ログを記録してもよい。
また、前記方法において、前記通信端末装置の位置情報と前記接続基地局の識別情報と前記基地局情報とに基づいて、前記接続基地局の位置と前記接続基地局に接続している移動区間とを識別可能な表示形態で、前記通信端末装置の移動経路を地図上に表示することを更に含んでもよい。
また、前記方法において、前記通信端末装置の通信ログに基づいて、基地局パラメータの最適化が必要な基地局を検出することを更に含んでもよい。
また、前記方法において、前記検出した基地局の基地局パラメータを、前記通信端末装置の通信ログに基づいて最適化することを更に含んでもよい。
また、前記方法において、前記基地局パラメータは、基地局のアンテナの向き及び出力電力の少なくとも一方であってもよい。
また、前記方法において、前記通信端末装置と前記測定用通信装置との間の通信は、音声通信又はデータ通信であってもよい。
本発明の他の態様に係るシステムは、接続基地局を検出するシステムであって、移動通信網を介して互いに音声通信可能な通信端末装置及び測定用通信装置を備え、前記通信端末装置及び前記測定用通信装置は、前記通信端末装置が移動しているときに前記通信端末装置と前記測定用通信装置との間で移動通信網を介した通信を行い、前記通信端末装置は、前記移動通信網を介した通信を行っているときに、前記通信端末装置が接続している接続基地局の識別情報と前記通信端末装置の位置情報とを所定の時間間隔で連続的に取得し、前記接続基地局の識別情報と前記通信端末装置の位置情報とを含む通信ログを記録し、前記通信ログにおける前記接続基地局の識別情報及び前記通信端末装置の位置情報と、複数の基地局の識別情報とその位置情報とが互いに対応付けられた基地局情報とに基づいて、前記通信端末装置の移動中の各位置について、前記通信端末装置が接続している接続基地局と前記通信端末装置との間の距離を算出する算出手段と、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率に基づいて、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定する判定手段と、を備えることを特徴とするシステム。
前記システムにおいて、前記判定手段は、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率が所定の距離変動率閾値よりも大きい場合又は該距離変動率閾値以上の場合に、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局であると判定してもよい。
また、前記システムにおいて、前記判定手段は、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率と前記距離の絶対値とに基づいて、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定してもよい。
また、前記システムにおいて、前記判定手段は、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率が所定の距離変動率閾値よりも大きい場合又は該距離変動率閾値以上の場合であって、且つ、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の絶対値が所定の絶対距離閾値より大きい場合又は該絶対距離閾値以上の場合に、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局であると判定してもよい。
また、前記システムにおいて、前記通信端末装置は、前記移動通信網を介した通信を行っているときに、前記通信端末装置が接続している接続基地局の識別情報及び前記通信端末装置の位置情報とともに、前記接続基地局からの下り信号の受信品質情報を連続的に取得し、前記接続基地局の識別情報と前記通信端末装置の位置情報と前記受信品質情報とを含む通信ログを記録してもよい。
また、前記システムにおいて、前記移動通信網を介した通信を行っているときに、隣接基地局の識別情報及び前記隣接基地局からの下り信号の受信品質情報を連続的に取得し、前記隣接基地局の識別情報と前記隣接基地局からの下り信号の受信品質情報とを含む通信ログを記録してもよい。
また、前記システムにおいて、前記通信端末装置の位置情報と前記接続基地局の識別情報と前記基地局情報とに基づいて、前記接続基地局の位置と前記接続基地局に接続している移動区間とを識別可能な表示形態で、前記通信端末装置の移動経路を地図上に表示する手段を備えてもよい。
また、前記システムにおいて、前記通信端末装置の通信ログに基づいて、基地局パラメータの最適化が必要な基地局を検出する手段を備えてもよい。
また、前記システムにおいて、前記検出した基地局の基地局パラメータを、前記通信端末装置の通信ログに基づいて最適化する手段を備えてもよい。
また、前記システムにおいて、前記基地局パラメータは、基地局のアンテナの向き及び出力電力の少なくとも一方であってもよい。
また、前記システムにおいて、前記通信端末装置から前記通信ログを取得する手段と、前記算出手段と、前記判定手段とを有するサーバを備えてもよい。
また、前記システムにおいて、前記通信端末装置と前記測定用通信装置との間の通信は、音声通信又はデータ通信であってもよい。
本発明によれば、基地局間距離が異なる場合でも遠方飛来によって接続している接続基地局を精度よく検出することができるとともに、その遠方飛来の基地局に接続している通信端末装置の位置を検出することができる。
本発明の実施形態に係る通信システム全体の要部構成の一例を示す説明図。 本実施形態に係る通信システムにおける通信端末装置による音声通信の通信品質測定の一例を示すシーケンス図。 本実施形態に係る通信システムにおいて配信・解析サーバに表示された地図上の通信端末装置の移動経路における接続基地局の変動の一例を示す説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る通信システム全体の要部構成の一例を示す説明図である。本実施形態の通信システムは、ユーザが利用可能な通信端末装置100と、通信端末装置100による移動通信網(携帯電話網)200を介した音声通信やデータ通信の評価に関する処理を行う通信品質測定システム400とを含む。通信品質測定システム400は、単一のサーバやネットワーク装置で構成してもよいし、複数のサーバやネットワーク装置を組み合わせて構成してもよい。
通信品質測定システム400は、測定用通信装置としての音声通信装置410と、第1のサーバである配信・解析サーバ(「測定サーバ」又は「スケジュールサーバ」ともいう。)420と、第2のサーバである測定用通信装置としてのデータ通信サービス提供サーバ(以下「データ通信サーバ」という。)415とを備えている。音声通信装置410及びデータ通信サーバ415は、通信品質測定を行うときに通信端末装置100と通信を行い所定の網側通信ログを記録することができる網側通信装置(ネットワーク装置)である。
通信端末装置100は、基地局210を含む移動通信網200と、固定電話網300とを介して、通信品質測定システム400の音声通信装置410と音声通信することができる。
また、通信端末装置100は、上記基地局210を含む移動通信網200又はWiFi(Wireless Fidelity)などの無線LANのアクセスポイント装置510を介してインターネット500にアクセスし、通信品質測定システム400の配信・解析サーバ420との間で各種データを送受信したり、音声通信やデータ通信の通信品質測定の測定設定時間を含む測定条件の情報(測定スケジュール)を受信したりすることができる。
また、通信端末装置100は、移動通信網200のパケット交換網を介して、又は、パケット交換網及びインターネット500を介して、データ通信サーバ415や他の通信端末装置と、VoIP(Voice over Internet Protocol)やVoLTE(Voice over LTE)等による音声通信を行ったりWeb通信やストリーミングなどを行ったり各種データ通信を行ったりすることができる。
また、通信端末装置100は、上記基地局210を含む移動通信網200又はWiFi(Wireless Fidelity)などの無線LANのアクセスポイント装置510を介してインターネット500にアクセスし、配信・解析サーバ420との間で各種データを送受信したり、コンテンツ提供サーバ600から音楽などのコンテンツをダウンロードしたりすることができる。
通信端末装置100は、例えば音声通信可能な携帯電話機、スマートフォン、PHSなどの移動通信端末やタブレットPCであり、図示しない無線中継装置としての基地局や交換機などを有する移動通信網200を介して、通信先と音声通信やデータ通信を行うことができる。
例えば、通信端末装置100は、移動通信網200の無線通信エリアとしてのセルに在圏しているときに、他の移動通信網のセルに在圏している接続されている携帯電話機、スマートフォン、PHSなどの移動通信端末やタブレットPCなどの通信端末装置と間で音声通信やデータ通信を行うことができる。
また、通信端末装置100は、移動通信網200のセルに在圏しているときに、固定電話網300を介して、音声通信先としての通信品質測定システム400の音声通信装置410との間で音声通信したり、インターネット500を介して通信品質測定システム400のデータ通信サーバ415や配信・解析サーバ420との間でデータ通信(VoIPやVoLTEのコールを含む)することができる。
ここで、上記セルは、例えば互いに大きさが異なるマクロセル、マイクロセル、フェムトセル、ピコセル等の各種セルのいずれかである。
通信端末装置100は、例えば、アンテナ、送信増幅器、受信増幅器、無線信号処理部、ベースバンド信号処理部、アプリケーション実行管理部、小型マイクなどからなる音声入力装置、スピーカー、レシーバ、振動発生器などからなる音声出力装置、表示手段としてのLCDなどの表示部、主制御装置などで構成される。また、通信端末装置100は、現在位置取得手段として、GPSを用いて自身の現在位置の情報を取得するGPS受信部を備える。また、通信端末装置100は、CCDやCMOS等のカメラデバイスなどからなる撮像部や、ジャイロセンサ、加速度センサ、磁気センサ等からなる姿勢検知部を備えてもよい。
主制御装置は、例えばMPU(Micro Processing Unit)などのマイクロプロセッサや、RAM、ROMなどのメモリで構成され、予め組み込まれた所定の制御プログラムに基づいて各部を制御する。例えば、主制御装置は、所定の制御プログラムが実行されることにより、移動通信網200及び固定電話網300を介した音声通信装置410との間における音声通信の処理及びその制御、移動通信網200及びインターネット500を介したサーバ(配信・解析サーバ420、データ通信サーバ415)との間における各種データの送受信処理及びその制御、配信・解析サーバ420からの測定設定時間を含む測定条件の情報(測定スケジュール)の受信及びその制御、コンテンツ提供サーバ600との間の音楽などのコンテンツのダウンロード及びその制御などを行うことができる。また、主制御装置は、音声品質の評価値の計算などの音声通信評価処理、接続基地局の検出、遠方飛来などの基地局接続問題の判定及びそれらに関する表示を行うようにしてもよい。
また、通信端末装置100は、主制御装置のネイティブ環境上で各種アプリケーションのプログラムを実行したり、アプリケーション実行管理部で構築される仮想環境上で各種アプリケーションのプログラムを実行したりすることができる。ここで、「アプリケーション」(以下、適宜「アプリ」と略す。)とは、音声通信評価処理のほか、電話、録音、ブラウザ、カメラ、検索、メール、情報配信、カレンダー、時計、音楽再生、地図表示、データフォルダ、メッセージの通信、動画再生等の様々な用途それぞれに応用することができるソフトウェアを意味し、「アプリケーションソフトウェア」とも呼ばれる。また、「アプリケーション」は、各種言語で開発された実行プログラムのファイルや、プログラム実行時等に用いられたり参照されたりする設定情報及び画像などのファイルなどの集合体である。
アプリケーション実行管理部は、例えば、アプリケーションの実行に用いられるプログラムモジュールやライブラリを管理する。また、アプリケーション実行管理部は、Android(登録商標)アプリケーション、iOS(登録商標)アプリケーション、Windows(登録商標)アプリケーションなどの複数種類のアプリケーションのいずれか一つ又は二以上を実行するためのフレームワーク(例えば、Androidフレームワーク、iOS フレームワーク、など)や、Dalvik(登録商標) VMやJava(登録商標) VMなどの仮想実行環境(仮想マシン)を構築する。また、アプリケーション実行管理部は、複数のアプリケーションを並列実行することができるマルチタスク機能を有するように構成されている。
音声通信装置410は、例えば、架電サーバ、固定電話、自動音声応答装置(IVR)等であり、移動通信網200及び固定電話網300を介して、通信端末装置100と通信可能に構成されている。また、音声通信装置410は、移動通信網200又は図示しない専用回線を介して、配信・解析サーバ420と通信可能に構成されている。
音声通信装置410は、前記測定条件を満たす所定のタイミングに、移動通信網200を介して通信端末装置100との音声通信を行う手段として機能する。
例えば、音声通信装置410は、上記測定条件を満たす所定のタイミングに発信してきた通信端末装置100からの通常の音声通信の発呼に応答して、音声通信測定用(音声通信評価用)のテスト信号を通信端末装置100に送信する音声自動応答を行う。
また、音声通信装置410は、上記測定条件を満たす所定のタイミングに、通信端末装置100に対して通常の音声通信の自動発呼を行い、応答した通信端末装置100に音声通信測定用(音声通信評価用)のテスト信号を送信してもよい。
データ通信サーバ415は、移動通信網200を介して、又は、移動通信網200及びインターネット500を介して、通信端末装置100と通信可能に構成されている。また、データ通信サーバ415は、移動通信網200又は図示しない専用回線を介して、配信・解析サーバ420と通信可能に構成されている。
データ通信サーバ415は、前記測定条件を満たす所定のタイミングに、移動通信網200を介して通信端末装置100とのデータ通信を行う手段として機能する。
例えば、データ通信サーバ415は、上記所定のタイミングに発信してきた通信端末装置100からのVoIPやVoLTE等による音声通信の発呼に応答して、音声通信測定用(音声通信評価用)のテスト信号を通信端末装置100に送信する音声自動応答を行う。また、データ通信サーバ415は、上記所定のタイミングに発信してきた通信端末装置100からのテストデータ取得要求に応答して、通信品質測定用のテストデータを通信端末装置100に送信する。
なお、データ通信サーバ415は、上記測定条件を満たす所定のタイミングに、通信端末装置100に対するプッシュ型の通信により、VoIPやVoLTE等による音声通信測定用(音声通信評価用)のテスト信号又は通信品質測定用のテストデータを通信端末装置100に送信してもよい。
また、通信端末装置100、音声通信装置410及びデータ通信サーバ415は互いに時間同期した状態になっている。例えば、通信端末装置100、音声通信装置410及びデータ通信サーバ415はそれぞれ、移動通信網200やインターネット500に接続されたNTP(Network Time Protocol)サーバ610と通信することにより時間同期処理を行うことができる。また、各装置やサーバにおける時間同期処理は、GPS信号を受信して行ったり、他の方法で行ったりしてもよい。
配信・解析サーバ420は、音声通信装置410、データ通信サーバ415及び通信端末装置100それぞれと通信可能に構成されている。配信・解析サーバ420は、接続基地局の検出、遠方飛来などの基地局接続問題の判定、遠方飛来などの基地局接続問題の発生場所の特定及びそれらに関する表示、音声通信評価などに関する各種処理を行うサーバである。例えば、配信・解析サーバ420は、通信端末装置100が接続している接続基地局の検出、接続基地局の検出、遠方飛来などの基地局接続問題の判定及びそれらに関する表示を行ったり、音声品質の評価値を計算したり、移動通信網200を介した音声通信の異常切断や片通話の発生の有無を互いに判別して測定したり、通話中の無音発生の有無を判別したり、その無音発生の場所を特定したりすることができる。
また、配信・解析サーバ420は、音声通信装置410、データ通信サーバ415及び通信端末装置100それぞれから受信した時間情報、通信端末装置の位置情報、接続基地局の識別情報、受信信号の信号強度などを含む通信ログの情報、接続基地局の検出、遠方飛来などの基地局接続問題の判定、遠方飛来などの基地局接続問題の発生場所の特定及びそれらに関する表示に用いられる基地局情報や閾値情報(距離変動率閾値、絶対距離閾値)、接続基地局の検出結果、接続基地局の検出、遠方飛来などの基地局接続問題の判定及びそれらの表示データ、音声通信品質評価用のテスト信号の音源ファイル、音声品質の評価値、音声通信の異常切断や片通話の測定結果、通話中の無音発生の有無を判別結果、その無音発生場所の特定結果の情報など格納して管理したり、これらの情報について各種統計処理や分析処理を行ったりすることができる。
上記基地局情報は、複数の基地局の識別情報とその位置情報(例えば、経度及び緯度の情報、又は住所表記の情報)とが互いに対応付けられた情報である。基地局の識別情報としては、例えば3G(WCDMA(登録商標))ネットワークの場合のRNC(Radio Network Controller)IDやセルIDなどの基地局ID、LTEネットワークの場合のeNodeB IDやセクターIDなどの基地局IDが挙げられる。
また、配信・解析サーバ420は、通信品質測定を実行する時刻を指定する測定スケジュール等の測定条件の情報や、測定対象の通信品質の指標値の種類を指定する測定内容の情報を記憶し、その測定条件や測定内容の情報の新規登録、修正、削除などの管理処理を行う。
また、配信・解析サーバ420は、移動通信網200を介して通信可能な通信端末装置100に、通信品質の測定条件や測定内容を含む情報を配信する手段として機能する。また、配信・解析サーバ420は、音声通信装置410及びデータ通信サーバ415それぞれに、通信品質の測定条件や測定内容を含む情報を配信する手段としても機能する。
例えば、配信・解析サーバ420は、予め設定した所定のタイミング又は任意のタイミングに、最新の測定スケジュール等の測定条件の情報を、移動通信網200を介して通信端末装置100に配信することができる。この場合、通信端末装置100は、配信・解析サーバ420から受信した測定条件を満たす所定のタイミングに、移動通信網200を介して音声通信装置410又はデータ通信サーバ415との通信を行う。
また、配信・解析サーバ420は、予め設定した所定のタイミング又は任意のタイミングに、移動通信網200又は図示しない専用回線を介して音声通信装置410及びデータ通信サーバ415それぞれに、最新の測定スケジュール等の測定条件を含む情報を配信することができる。この場合、音声通信装置410及びデータ通信サーバ415は、配信・解析サーバ420から受信した測定条件を満たす所定のタイミングに、移動通信網200を介して通信端末装置100との通信を行う。
また、配信・解析サーバ420は、移動通信網200を介して通信可能な通信端末装置100から端末側の通信ログを受信する手段として機能する。また、配信・解析サーバ420は、音声通信装置410及びデータ通信サーバ415それぞれから通信ログを受信する手段として機能する。
なお、配信・解析サーバ420は複数のサーバで構成してもよい。例えば、上記測定時間を含む測定条件の情報を配信する配信サーバと、接続基地局の検出、遠方飛来などの基地局接続問題の判定及びそれらに関する表示や、音声通信品質の評価に関する各種処理を行う解析サーバとを、別々に設けてもよい。
また、音声通信装置410、データ通信サーバ415及び配信・解析サーバ420はそれぞれ、例えば、MPUやメモリ等を有するコンピュータ装置、外部通信インターフェース部などのハードウェアを用いて構成され、所定のプログラムが実行されることにより接続基地局の検出及び遠方飛来の判定や音声通信評価などのための各種処理を行うことができる。
上記移動通信網200を介した通信端末装置100による通信の通信品質を向上させるために、基地局パラメータ(例えば、基地局のアンテナの向き(チルト角、方位)、出力電力など)を最適化することが重要である。この基地局パラメータの最適化を実現するために、通信端末装置100の様々な位置において通信端末装置100が接続している接続基地局を検出し、基地局への接続に関する様々な基地局接続問題を把握する必要がある。この基地局接続問題としては、例えば、遠方飛来、弱電、干渉、ピンポンハンドオーバー(HO)等がある。上記遠方飛来は、通信端末装置100の近くに基地局が存在しているにもかかわらず、その近くの基地局との間に建物などの障害物があることにより通信端末装置100が遠方にある基地局に接続してしまう問題である。また、上記弱電は、通信端末装置100が接続している基地局から受信する電波の電界強度が弱いという問題である。また、上記干渉は、通信端末装置100がセル境界エリアに位置している場合などにおいて、通信端末装置100が接続している基地局から希望信号を受信しているときに他の基地局からの送信信号の干渉を受ける問題である。また、ピンポンHOは、通信端末装置100がセル境界エリアに位置している場合などにおいて、通信端末装置100が接続する基地局が高い頻度で切り替わるように基地局間のハンドオーバーを繰り返す問題である。このような基地局接続問題があると、通信端末装置100は適切な基地局に接続できず(適切なセルをつかむことができず)、通信品質の向上を図ることができないおそれがある。
そこで、本実施形態の通信システムでは、以下に示すように、移動通信網200を介した通信サービスが提供されているエリアにおける基地局接続問題を把握するため、通信端末装置100が移動した状態で測定される通信品質測定時の通信端末装置100における通信ログを用いて、接続基地局の検出、遠方飛来などの基地局接続問題の判定及びそれらに関する表示を行っている。
本実施形態の接続基地局の検出及び判定を伴う音声通信品質測定の一例において、通信端末装置100の主制御装置、アンテナ、送信増幅器、受信増幅器、無線信号処理部、ベースバンド信号処理部などは、通信端末装置100が移動しているときに通信端末装置100と測定用通信装置(音声通信装置410、データ通信サーバ415)との間で移動通信網200を介した通信を行う手段、及び、移動通信網200を介した通信を行っているときに通信端末装置100が接続している接続基地局の識別情報と通信端末装置100の位置情報と接続基地局からの下り信号の受信品質情報とを所定の時間間隔で連続的に取得する手段としても機能する。
また、通信端末装置100の主制御装置は、移動通信網200を介した音声通話やデータ通信を行うときに、接続基地局の識別情報と通信端末装置100の位置情報と接続基地局からの信号の受信品質情報とを含む通信ログを記録する手段としても機能する。この通信ログには、遠方飛来基地局への接続の発生原因の分析に利用できる、隣接基地局の識別情報及びその隣接基地局からの信号の受信品質情報を取得して記録してもよい。
また、音声通信装置410のコンピュータ装置及び外部通信インターフェース部は、予め設定した音声通信の測定設定時間に基づいて移動通信網200を介した通信端末装置100又は音声通信装置410からの発呼により通信端末装置100との間で音声通信を行う手段、及び、移動通信網200を介した音声通話を行うときに通信ログを記録する手段としても機能する。
また、データ通信サーバ415のコンピュータ装置及び外部通信インターフェース部は、予め設定したデータ通信の測定設定時間に基づいて移動通信網200を介して通信端末装置100との間でデータ通信を行う手段、及び、移動通信網200を介したデータ通話を行うときに通信ログを記録する手段としても機能する。
また、配信・解析サーバ420のコンピュータ装置及び外部通信インターフェース部は、通信端末装置100から通信ログを受信して取得する手段、その通信ログにおける接続基地局の識別情報及び通信端末装置の位置情報と、基地局情報とに基づいて、通信端末装置100の移動中の各位置について、通信端末装置100が接続している接続基地局と通信端末装置との間の距離を算出する手段、並びに、その接続基地局と通信端末装置との間の距離の変動率に基づいて、接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定する手段としても機能する。
ここで、上記接続基地局と通信端末装置100との間の距離(以下、適宜「接続基地局との距離」という。)の変動率は、通信品質測定時における通信端末装置100が移動しているときの接続基地局との距離の変化の程度を示すパラメータであり、例えば次のように定義される。例えば、通信品質測定時における所定の時間間隔で連続してN回取得された通信ログに基づいて算出された接続基地局との距離をD(i=1・・・N)とすると、接続基地局との距離の変動率ΔDは(D−Di−1)/Di−1で定義される。
また、上記通信ログにおける接続基地局の識別情報としては、例えば3G(WCDMA)ネットワークの場合のRNCIDやセルIDなどの基地局ID、LTEネットワークの場合のeNodeB IDやセクターIDなどの基地局IDが挙げられる。
また、上記通信ログにおける通信端末装置100の位置情報としては、前述の通信端末装置100のGPS受信部で取得された通信端末装置100の緯度及び経度の現在位置情報が挙げられる。この位置情報は、緯度及び経度で表された現在位置の位置精度や、通信端末装置100の移動速度を含めてもよい。
また、上記受信品質情報としては、例えば、3G(WCDMA)ネットワークの場合の受信信号コード電力(RSCP:Received Signal Code Power)、域内の電力密度で割ったチップあたりの受信エネルギー(Ec/No:Received energy per chip divided by the power density in the band)又は受信信号強度インジケータ(RSSI: Received Signal Strength Indicator)や、LTEネットワークの場合の基準信号受信電力(RSRP:Reference Signal Received Power)、基準信号受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)、受信信号強度インジケータ(RSSI)が挙げられる。
次に、本実施形態に係る通信システムにおける通信品質測定時の通信ログを用いた接続基地局の検出、遠方飛来等の基地局接続問題の判定及びそれらに関する表示の例について説明する。
図2は、本実施形態に係る通信システムにおける通信端末装置100による音声通信の通信品質測定の一例を示すシーケンス図である。なお、本例は、通信品質測定の測定条件として、通信品質測定を実行する時間を指定する測定設定時間を含む情報を、通信端末装置100及び音声通信装置410に配信している。また、本例では、通信端末装置100は、通信品質測定処理を行うための通信品質測定アプリが予めインストールされている。また、通信端末装置100及び音声通信装置410は、図示しないNTPサーバやGPS信号等を利用して、互いに時間同期されている。また、通信端末装置100は、通信品質測定アプリが予め起動されて常時バックグランド動作の状態になっている。
図2において、まず、配信・解析サーバ420は、通信品質測定の測定設定時間(例えば、発信時刻及び通話時間)を含む測定条件(以下「測定スケジュール」という。)の情報を、通信端末装置100及び音声通信装置410に送信する。
表1は、配信・解析サーバ420から送信される測定スケジュールの情報の一例を示している。この例では、測定スケジュールを識別して管理するためのスケジュールID(スクジュール管理番号)と、測定設定時間(発信時刻及び通話時間)の情報と、通信品質測定を行う通信の発信元及び発信先それぞれの電話番号及びタイプの情報とを含んでいる。
通信端末装置100は、配信・解析サーバ420から受信した測定スケジュールの情報に基づいて、測定設定時間の指定された発信時刻に近づいたタイミングになると通信ログの記録を開始する。
また、音声通信装置410は、配信・解析サーバ420から受信した測定スケジュールの情報に基づいて、測定設定時間の指定された発信時刻に近づいたタイミングになると、通信ログの記録を開始する。なお、音声通信装置410では、通信ログの記録を常時実行しておいてもよい。
音声通信装置410は、上記所定の発信時刻になると、移動通信網200の交換機205及び固定電話網300を介して、上記測定スケジュールで発信先として指定された通信端末装置1000の電話番号宛に発呼する自動発信を実行する。交換機205は、音声通信装置410からの発信を受けると、リングバックトーンの応答を音声通信装置410へ送信するとともに、固定電話網300及び移動通信網200を介して通信端末装置100に発呼する。
通信端末装置100は交換機205からの発呼を着信すると、その着信に対する応答を、交換機205を介して音声通信装置410に送信する。音声通信装置410は、通信端末装置100からの応答を受信すると、交換機205を介して通信端末装置100と音声通信装置410との間に音声通信回線が確立されて両者間で通話可能な状態になる。
なお、音声通信の通信品質を測定するときの通信端末装置100と音声通信装置410との間の通話は、例えば、通信端末装置100又は音声通信装置410に予め保存されているテスト用の音源ファイルを再生し、両者間でテスト用の音声信号を送受信する。
また、本実施形態において、上記音声通信を行っている通信端末装置100は、音声通信中の所定時間間隔ごとに(例えば、1秒などの数秒ごとに)、通信端末装置100の場所情報(現在位置情報、位置精度、移動速度)と、接続基地局の基地局情報(基地局ID、受信品質情報)とを連続的に取得し、日時情報とともに、通信ログに記録している。
その後、上記所定の測定設定時間で指定されている発信時刻から通話時間(表1の例では150秒)が経過したタイミングで音声通信装置410から交換機205側に切断要求が送信されることにより切断処理が実行され、音声通信が終了し、通信端末装置100及び音声通信装置410はそれぞれ通信ログの記録を終了する。
表2及び表3はそれぞれ通信端末装置100及び音声通信装置410に記録される通信ログの例を示している。
表2に示す通信端末装置100の通信ログは、スケジュールID毎に、発信時刻(日時欄の1行目)、通話時間(音声通信時間)及び現在位置の測定データと、発信元の電話番号と、発信先(自分自身)の電話番号と、接続成否の情報と、端末場所情報(GPS位置情報、位置精度、移動速度)と、接続基地局情報(基地局ID、受信信号強度)とを含んでいる。端末場所情報はGPS信号に受信して取得することができ、接続基地局情報の基地局IDは、接続基地局から受信する報知情報から取得することができる。
更に、表2に示す通信端末装置100の通信ログは、各スケジュールIDの音声通信について、音声通信中の所定時間間隔ごとに(表2の例では、1秒ごとに)、端末場所情報(GPS位置情報、位置精度、移動速度)と接続基地局情報(基地局ID、受信信号強度)とを連続的に取得し、通信ログに記録している。
一方、表3に示す音声通信装置410の通信ログは、スケジュールID毎に、着信時刻及び通話時間(音声通信時間)の測定データと、発信元の電話番号と、発信先(自分自身)の電話番号と、接続成否の情報とを含んでいる。
通信端末装置100及び音声通信装置410それぞれにおいて記録された通話ログは配信・解析サーバ420に送信される。
上記通信ログを受信して取得した後、配信・解析サーバ420は、通信端末装置100からの通信ログに含まれる接続基地局の基地局ID及び通信端末装置100の位置情報と、前述の基地局情報とに基づいて、通信端末装置100の移動中の各位置iについて接続基地局との距離Dを算出する。
更に、配信・解析サーバ420は、上記算出した接続基地局との距離Dの変動率((D−Di−1)/Di−1)に基づいて、接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定する。例えば、配信・解析サーバ420は、接続基地局との距離Dの変動率ΔD(=(D−Di−1)/Di−1)[%]が所定の距離変動率閾値Dth1(例えば80[%])よりも大きい場合(ΔD>Dth1の場合)に、接続基地局が遠方飛来の接続基地局であると判定する。
また、大都市圏のように基地局間の距離が短い場合は、移動通信端末100が移動するときの接続基地局との距離Dの変動率の変化が小さい。そのため、基地局間の距離が短い場合の遠方飛来の接続基地局の判定精度をより高めるため、配信・解析サーバ420は、上記算出した接続基地局との距離Dの変動率((D−Di−1)/Di−1)とその距離Dの絶対値|D|とに基づいて、接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定してもよい。例えば、配信・解析サーバ420は、接続基地局との距離Dの変動率ΔD(=(D−Di−1)/Di−1)[%]が距離変動率閾値Dth1(例えば80[%])よりも大きい場合(ΔD>Dth1の場合)であり、且つ、接続基地局との距離Dの絶対値|D|が所定の絶対距離率閾値Dth2(例えば10[km])よりも大きい場合(|D|>Dth2の場合)に、接続基地局が遠方飛来の接続基地局であると判定してもよい。
なお、上記接続基地局との距離Dの変動率ΔDと距離変動率閾値Dth1以とを比較して遠方飛来の接続基地局であるか否かの判定に用いる判定式は、上記ΔD>Dth1の代わりにΔD≧Dth1を用いたり、上記|D|>Dth2の代わりに|D|≧Dth2を用いたりしてもよい。
また、上記遠方飛来の接続基地局であるか否かの判定に加えて、上記通信ログに基づいて、弱電、干渉、ピンポンハンドオーバー(HO)などの遠方飛来以外の基地局接続問題の判定を行ってもよい。例えば、通信端末装置100からの通信ログに含まれる接続基地局からの受信信号の信号強度が所定の閾値よりも小さい場合又は所定の閾値以下の場合に、弱電の接続基地局であると判定してもよい。また、通信端末装置100からの通信ログに含まれる接続基地局からの受信信号に対する受信品質情報(例えば、LTEの場合のRSRQやWCDMAの場合のEc/No)の値が所定の閾値よりも低い場合又は所定の閾値以下の場合に、干渉を強く受ける接続基地局であると判定してもよい。また、通信端末装置100からの通信ログに含まれる基地局IDに基づき、接続基地局が他の基地局にハンドオーバーした後、所定の時間内に接続基地局が元の基地局にハンドオーバーして戻った場合、ピンポンハンドオーバー(HO)が発生したと判定してもよい。
図3は、本実施形態に係る通信システムにおいて配信・解析サーバ420に表示された地図700上の通信端末装置100の移動経路710における接続基地局の変動の一例を示す説明図である。図3における記号「△」は接続基地局の位置であり、その記号中のアルファベットA〜Iは、通信品質測定時の移動中に通信端末装置100が接続した接続基地局の識別記号である。また、図3中の通信端末装置100の移動経路710における区間A〜Iはそれぞれ、移動中の通信端末装置100が基地局A〜Iに接続している区間を示している。
図3の地図表示において、通信端末装置100の移動経路710における区間H及びIそれぞれでは、通信端末装置100が接続すべき適切な基地局が基地局Gであるにもかかわらず、通信端末装置100が遠方飛来の基地局H,Iに接続していることを地図上で容易に確認することができる。また、区間G、H及びGが連続しているところは、通信端末装置100が基地局Gに連続して接続すべき区間であるにもかかわらず、ピンポンハンドオーバー(HO)が発生していることを容易に確認することができる。
以上の通信品質測定及び地図表示により、遠方飛来などの基地局接続問題を検出した場合は、その基地局接続問題の原因になっている基地局の基地局パラメータ(例えば、基地局のアンテナの向き(チルト角、方位)、出力電力など)を調整して最適化することにより、上記検出した基地局接続問題を解消することができる。
なお、上記実施形態の図2の例では、通信端末装置100と音声通信装置410との間の音声通信について通信品質測定を行った場合について説明したが、本発明は、通信端末装置100とデータ通信サーバ415との間のデータ通信について通信品質測定を行った場合にも同様に適用することができる。
以上、本実施形態によれば、通信品質測定時の移動中の通信端末装置100で得られた通信ログを用いて接続基地局との距離の変動率を算出し、その接続基地局との距離Dの変動率ΔDに基づいて、接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定することにより、基地局間距離が異なる場合でも遠方飛来によって接続している接続基地局を精度よく検出することができる。
特に、本実施形態によれば、接続基地局との距離Dの変動率ΔDとその距離Dの絶対値|D|とに基づいて、接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定することにより、測定対象エリアが大都市などの基地局間の短いエリアであっても、遠方飛来によって接続している接続基地局を精度よく検出することができる。
また、本実施形態によれば、接続基地局の識別情報及び通信端末装置100の位置情報とともに、接続基地局からの下り信号の受信品質情報を連続的に取得して記録した通信ログを用いることにより、通信端末装置100が弱電の基地局に接続している基地局接続問題を検出することもできる。
また、本実施形態によれば、隣接基地局の識別情報及びその隣接基地局からの下り信号の受信品質情報を連続的に取得して記録した通信ログを用いることにより、遠方飛来基地局接続の発生原因を分析することもできる。
また、本実施形態によれば、接続基地局の位置とその接続基地局に接続している移動区間とを識別可能な表示形態で、通信端末装置100の移動経路710を地図上に表示することにより、遠方飛来などの基地局接続問題の発生状況と発生場所を地図上で容易に確認することができる。
また、本実施形態によれば、上記通信端末装置100の通信ログに基づいて、基地局パラメータの最適化が必要な基地局を検出し、その検出した基地局の基地局パラメータ(例えば、基地局のアンテナの向き(チルト角、方位)、出力電力など)を調整して最適化することにより、上記検出した基地局接続問題を解消することができる。
なお、本明細書で説明された通信端末装置100、音声通信装置410、配信・解析サーバ420それぞれにおける処理工程及び構成要素は、前述の手段のほか、様々な手段によって実装することができる。例えば、これらの処理工程及び構成要素は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又は、それらの組み合わせで実装されてもよい。
ハードウェア実装については、実体(例えば、各種無線通信装置、NodeB、通信端末装置、サーバ、ゲートウェイ、交換機、コンピュータ、ハードディスクドライブ装置、又は、光ディスクドライブ装置)において上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、1つ又は複数の、特定用途向けIC(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明された機能を実行するようにデザインされた他の電子ユニット、コンピュータ、又は、それらの組み合わせの中に実装されてもよい。
また、ファームウェア及び/又はソフトウェア実装については、上記構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、本明細書で説明された機能を実行するプログラム(例えば、プロシージャ、関数、モジュール、インストラクション、などのコード)で実装されてもよい。一般に、ファームウェア及び/又はソフトウェアのコードを明確に具体化する任意のコンピュータ/プロセッサ読み取り可能な媒体が、本明細書で説明された上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段の実装に利用されてもよい。例えば、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば制御装置において、メモリに記憶され、コンピュータやプロセッサにより実行されてもよい。そのメモリは、コンピュータやプロセッサの内部に実装されてもよいし、又は、プロセッサの外部に実装されてもよい。また、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、FLASHメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、磁気又は光データ記憶装置、などのような、コンピュータやプロセッサで読み取り可能な媒体に記憶されてもよい。そのコードは、1又は複数のコンピュータやプロセッサにより実行されてもよく、また、コンピュータやプロセッサに、本明細書で説明された機能性のある態様を実行させてもよい。
また、本明細書で開示された実施形態の説明は、当業者が本開示を製造又は使用するのを可能にするために提供される。本開示に対するさまざまな修正は当業者には容易に明白になり、本明細書で定義される一般的原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用可能である。それゆえ、本開示は、本明細書で説明される例及びデザインに限定されるものではなく、本明細書で開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲に認められるべきである。
100 通信端末装置
200 移動通信網
205 交換機
210 基地局
300 固定電話網
400 通信品質測定システム
410 音声通信装置
415 データ通信サーバ
420 配信・解析サーバ
500 インターネット
510 無線LANのアクセスポイント装置
700 地図表示画面
710 地図上の通信端末装置の移動経路
Accuver株式会社、「無線ネットワーク測定ツール XCALシリーズ」、[online]、[平成28年2月23日検索]、インターネット<URL:http://www.accuver.jp/products/measurement/xcal.html> Accuver株式会社、「無線ネットワーク解析ツール XCAPシリーズ」、[online]、[平成28年3月10日検索]、インターネット<URL:http://http://www.accuver.jp/products/analysis/xcap.html>

Claims (21)

  1. 接続基地局を検出する方法であって、
    通信端末装置が移動しているときに前記通信端末装置と測定用通信装置との間で移動通信網を介した通信を行うことと、
    前記移動通信網を介した通信を行っているときに、前記通信端末装置が接続している接続基地局の識別情報と前記通信端末装置の位置情報とを所定の時間間隔で連続的に取得し、前記接続基地局の識別情報と前記通信端末装置の位置情報とを含む通信ログを記録することと、
    前記通信ログにおける前記接続基地局の識別情報及び前記通信端末装置の位置情報と、複数の基地局の識別情報とその位置情報とが互いに対応付けられた基地局情報とに基づいて、前記通信端末装置の移動中の各位置について、前記通信端末装置が接続している接続基地局と前記通信端末装置との間の距離を算出することと、
    前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率に基づいて、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定することとを含むことを特徴とする方法。
  2. 請求項1の方法において、
    前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率が所定の距離変動率閾値よりも大きい場合又は該距離変動率閾値以上の場合に、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局であると判定することを特徴とする方法。
  3. 請求項1又は2の方法において、
    前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率と前記距離の絶対値とに基づいて、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定することを特徴とする方法。
  4. 請求項3の方法において、
    前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率が所定の距離変動率閾値よりも大きい場合又は該距離変動率閾値以上の場合であって、且つ、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の絶対値が所定の絶対距離閾値より大きい場合又は該絶対距離閾値以上の場合に、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局であると判定することを特徴とする方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの方法において、
    前記移動通信網を介した通信を行っているときに、前記通信端末装置が接続している接続基地局の識別情報及び前記通信端末装置の位置情報とともに、前記接続基地局からの下り信号の受信品質情報を連続的に取得し、前記接続基地局の識別情報と前記通信端末装置の位置情報と前記受信品質情報とを含む通信ログを記録することを特徴とする方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかの方法において、
    前記移動通信網を介した通信を行っているときに、隣接基地局の識別情報及び前記隣接基地局からの下り信号の受信品質情報を連続的に取得し、前記隣接基地局の識別情報と前記隣接基地局からの下り信号の受信品質情報とを含む通信ログを記録することを特徴とする方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれかの方法において、
    前記通信端末装置の位置情報と前記接続基地局の識別情報と前記基地局情報とに基づいて、前記接続基地局の位置と前記接続基地局に接続している移動区間とを識別可能な表示形態で、前記通信端末装置の移動経路を地図上に表示することを更に含むことを特徴とする方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれかの方法において、
    前記通信端末装置の通信ログに基づいて、基地局パラメータの最適化が必要な基地局を検出することと、
    前記検出した基地局の基地局パラメータを、前記通信端末装置の通信ログに基づいて最適化することとを更に含むことを特徴とする方法。
  9. 請求項8の方法において、
    前記基地局パラメータは、基地局のアンテナの向き及び出力電力の少なくとも一方であることを特徴とする方法。
  10. 請求項1乃至9のいずれかの方法において、
    前記通信端末装置と前記測定用通信装置との間の通信は、音声通信又はデータ通信であることを特徴とする方法。
  11. 接続基地局を検出するシステムであって、
    移動通信網を介して互いに音声通信可能な通信端末装置及び測定用通信装置を備え、
    前記通信端末装置及び前記測定用通信装置は、前記通信端末装置が移動しているときに前記通信端末装置と前記測定用通信装置との間で移動通信網を介した通信を行い、
    前記通信端末装置は、前記移動通信網を介した通信を行っているときに、前記通信端末装置が接続している接続基地局の識別情報と前記通信端末装置の位置情報とを所定の時間間隔で連続的に取得し、前記接続基地局の識別情報と前記通信端末装置の位置情報とを含む通信ログを記録し、
    前記通信ログにおける前記接続基地局の識別情報及び前記通信端末装置の位置情報と、複数の基地局の識別情報とその位置情報とが対応付けられた基地局情報とに基づいて、前記通信端末装置の移動中の各位置について、前記通信端末装置が接続している接続基地局と前記通信端末装置との間の距離を算出する算出手段と、
    前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率に基づいて、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定する判定手段と、を備えることを特徴とするシステム。
  12. 請求項10のシステムにおいて、
    前記判定手段は、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率が所定の距離変動率閾値よりも大きい場合又は該距離変動率閾値以上の場合に、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局であると判定することを特徴とするシステム。
  13. 請求項11又は12のシステムにおいて、
    前記判定手段は、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率と前記距離の絶対値とに基づいて、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局か否かを判定することを特徴とするシステム。
  14. 請求項13のシステムにおいて、
    前記判定手段は、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の変動率が所定の距離変動率閾値よりも大きい場合又は該距離変動率閾値以上の場合であって、且つ、前記接続基地局と前記通信端末装置との間の距離の絶対値が所定の絶対距離閾値より大きい場合又は該絶対距離閾値以上の場合に、前記接続基地局が遠方飛来の接続基地局であると判定することを特徴とするシステム。
  15. 請求項11乃至14のいずれかのシステムにおいて、
    前記通信端末装置は、前記移動通信網を介した通信を行っているときに、前記通信端末装置が接続している接続基地局の識別情報及び前記通信端末装置の位置情報とともに、前記接続基地局からの下り信号の受信品質情報を連続的に取得し、前記接続基地局の識別情報と前記通信端末装置の位置情報と前記受信品質情報とを含む通信ログを記録することを特徴とするシステム。
  16. 請求項11乃至15のいずれかのシステムにおいて、
    前記移動通信網を介した通信を行っているときに、隣接基地局の識別情報及び前記隣接基地局からの下り信号の受信品質情報を連続的に取得し、前記隣接基地局の識別情報と前記隣接基地局からの下り信号の受信品質情報とを含む通信ログを記録することを特徴とするシステム。
  17. 請求項11乃至16のいずれかのシステムにおいて、
    前記通信端末装置の位置情報と前記接続基地局の識別情報と前記基地局情報とに基づいて、前記接続基地局の位置と前記接続基地局に接続している移動区間とを識別可能な表示形態で、前記通信端末装置の移動経路を地図上に表示する手段を備えることを特徴とするシステム。
  18. 請求項11乃至17のいずれかのシステムにおいて、
    前記通信端末装置の通信ログに基づいて、基地局パラメータの最適化が必要な基地局を検出する手段と、
    前記検出した基地局の基地局パラメータを、前記通信端末装置の通信ログに基づいて最適化する手段と、を備えることを特徴とするシステム。
  19. 請求項18のシステムにおいて、
    前記基地局パラメータは、基地局のアンテナの向き及び出力電力の少なくとも一方であることを特徴とするシステム。
  20. 請求項11乃至19のいずれかのシステムにおいて、
    前記通信端末装置から前記通信ログを取得する手段と、前記算出手段と、前記判定手段とを有するサーバを備えることを特徴とするシステム。
  21. 請求項11乃至20のいずれかのシステムにおいて、
    前記通信端末装置と前記測定用通信装置との間の通信は、音声通信又はデータ通信であることを特徴とするシステム。
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