JP6482125B2 - 生物処理設備、縦軸型曝気撹拌装置 - Google Patents

生物処理設備、縦軸型曝気撹拌装置 Download PDF

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Description

本発明は、被処理水を生物処理するための生物処理設備に関するものである。更に詳しくは、本発明は、無終端水路内を循環する被処理水の生物処理において、被処理水の水面上に発生したスカムを縦軸型曝気撹拌装置により除去する生物処理設備に関するものである。
下水や汚水等の被処理水を生物処理する方法として、無終端水路を用いたオキシデーションディッチ法が知られている。オキシデーションディッチ法は、被処理水が周回する無終端水路の1又は数か所に曝気撹拌装置を設け、被処理水を曝気撹拌することにより、生物処理の条件を調整している。曝気撹拌装置としては、縦軸型曝気撹拌装置や横軸型曝気撹拌装置が知られている。
オキシデーションディッチ法による生物処理では、被処理水の量や水質、曝気撹拌状態等によって、被処理水の水面上にスカムが発生する場合がある。そのため、スカムの堆積を防止する方法が検討されている。
例えば、特許文献1には、縦軸型曝気撹拌装置を備えたオキシデーションディッチ槽において、インペラの上流側を側方から覆うガイド板の上部に連通部を設けた発明が開示されている。この発明によれば、ガイド板の外側に堰き止められるスカムを連通部よりガイド板の内側に吸引することにより、スカムの堆積を防止している。
また、特許文献2では、縦軸型曝気撹拌装置を備えたオキシデーションディッチ槽において、インペラの上流側を側方から覆うガイド板の上面高さを運転時の水面高さ以下とする発明が開示されている。この発明によれば、インペラの回転により生じた飛沫がガイド板を飛び越えるため、ガイド板の外側に浮遊するスカムに飛沫が衝突してスカムを破砕することができる。
特開2012−157829号公報 特開2014−140833号公報
縦軸型曝気撹拌装置を用いたオキシデーションディッチ法による生物処理では、長期間生物処理を行うと、縦軸型曝気撹拌装置の上流側に徐々に泡様のスカムが堆積する場合がある。そのため、本発明では、この堆積した泡様のスカムを除去することを目的とする。
本発明者は、上記課題について鋭意検討した結果、縦軸型曝気撹拌装置のインペラの回転により形成される被処理水の飛沫の飛散領域の範囲を制御することにより、通常運転時に堆積したスカムを除去できることを見出して本発明を完成させた。
具体的には、以下の生物処理設備である。
上記課題を解決するための本発明の生物処理設備は、被処理水の循環流を形成する無終端水路、及び、無終端水路に設置され、被処理水を撹拌する縦軸型曝気撹拌装置、を備えており、この縦軸型曝気撹拌装置は、略鉛直方向に設置されたシャフト、シャフトの周囲に固定されたインペラ、及び、インペラの回転により形成される前記被処理水の飛沫の飛散領域の範囲を制御する制御部と、を備えており、更に、制御部は、被処理水の生物処理を行うための通常運転モード、及び、被処理水の水面に堆積したスカムを除去するためのスカム除去モードを実行する機能を備えている。
この生物処理設備によれば、縦軸型曝気撹拌装置のインペラの回転により形成される被処理水の飛沫の飛散領域の範囲を制御する制御部において、被処理水の生物処理を行うための通常運転モードの他に、被処理水の水面に堆積したスカムを除去するためのスカム除去モードを実行する機能を有している。そのため、通常運転モードでスカムが堆積した場合には、制御部をスカム除去モードに切り替えることによりスカムを除去することができる。
更に本発明の生物処理設備は、制御部が、インペラの回転速度を制御することにより飛沫の飛散領域の範囲を制御するインペラ回転制御部であり、スカム除去モードが、被処理水の飛沫を形成する回転速度でインペラを回転し、飛沫により被処理水の水面に堆積したスカムを破砕するスカム破砕処理、及び、スカム破砕処理より低い回転速度でインペラを回転し、飛沫の飛散領域の範囲をスカム破砕処理時より小さくすることにより、スカム破砕処理時に飛沫の飛散領域の上流側に滞留していたスカムを循環流の流れ方向に移送するスカム移送処理、を繰り返し行うという特徴を有する。
このインペラ回転制御部によれば、インペラの回転速度を制御することにより、飛沫の飛散領域の範囲を制御することができるため、既設の縦軸型曝気撹拌装置を利用して本発明を実施することができる。
更に本発明の生物処理設備は、スカム除去モードの実行時間が、通常運転モードの実行時間より短いという特徴を有する。
この特徴によれば、被処理水の生物処理を行う通常運転モードが長時間実行されるため、生物処理の効率を高めることができ、且つ、スカムを除去することができる。
更に本発明の生物処理設備は、縦軸型曝気撹拌装置に、通常運転モードとスカム除去モードを自動的に切り替える自動切替部を備えるという特徴を有する。
この特徴によれば、手動でモード切り替えを行う必要がないため、作業性が良いという効果を奏する。
また、上記課題を解決するための本発明の縦軸型曝気撹拌装置では、無終端水路に設置され、無終端水路内を循環する被処理水を撹拌する縦軸型曝気撹拌装置において、略鉛直方向に設置されたシャフト、シャフトの周囲に固定されたインペラ、及び、インペラの回転により形成される被処理水の飛沫の飛散領域の範囲を制御する制御部と、を備えており、前記制御部は、被処理水の生物処理を行うための通常運転モード、及び、被処理水の水面に堆積したスカムを除去するためのスカム除去モードを実行する機能を備えている。
この縦軸型曝気撹拌装置によれば、インペラの回転により形成される被処理水の飛沫の飛散領域の範囲を制御する制御部において、被処理水の生物処理を行うための通常運転モードの他に、被処理水の水面に堆積したスカムを除去するためのスカム除去モードを実行する機能を有している。そのため、通常運転モードでスカムが堆積した場合には、制御部をスカム除去モードに切り替えることによりスカムを除去することができる。
更に、既設の無終端水路に本発明の縦軸型曝気撹拌装置を設置することにより、本発明の生物処理設備を実施することができる。
また、上記課題を解決するための本発明の縦軸型曝気撹拌装置用のプログラムは、無終端水路に設置され、無終端水路内を循環する被処理水を撹拌する縦軸型曝気撹拌装置用のプログラムにおいて、インペラの回転により形成される被処理水の飛沫の飛散領域の範囲を制御する制御部に、被処理水の生物処理を行うための通常運転モード、及び、被処理水の水面に堆積したスカムを除去するためのスカム除去モードを実行させるものである。
このプログラムによれば、既設の縦軸型曝気撹拌装置において、例えば、インペラの回転を制御するインペラ回転制御部や、インペラの昇降を制御するインペラ昇降制御部等、飛沫の飛散領域の範囲を制御できる制御部に、生物処理を行うための通常運転モード、及び、被処理水の水面に堆積したスカムを除去するためのスカム除去モードを実行させることができるため、既設の縦軸型曝気撹拌装置を利用して、本発明の縦軸型曝気撹拌装置を構成することができる。
また、上記課題を解決するための本発明の生物処理方法は、無終端水路内を循環する処理水を生物処理する生物処理方法において、無終端水路に設置された縦軸型曝気撹拌装置により被処理水を撹拌する工程、及び、縦軸型曝気撹拌装置のインペラの回転により形成される被処理水の飛沫の飛散領域の範囲を制御する制御工程を備えており、更に、前記制御工程は、被処理水の生物処理を行うための通常運転工程、及び、被処理水の水面に堆積したスカムを除去するためのスカム除去工程を備えている。
この生物処理方法によれば、飛沫の飛散領域の範囲を制御する制御工程として、生物処理を行うための通常運転工程の他に、被処理水の水面に堆積したスカムを除去するためのスカム除去工程を有しているため、通常運転工程でスカムが堆積した場合には、飛沫の飛散領域を制御する制御工程を、スカム除去工程に変更することにより、堆積したスカムを除去することができる。
本発明によれば、縦軸型曝気撹拌装置を用いたオキシデーションディッチ法による生物処理において、スカムが堆積した際に、スカム除去モードを実行して堆積したスカムを除去することができる。
本発明の第1の実施例の生物処理設備の構成を示す概略説明図である。 本発明の第1の実施例の縦軸型曝気撹拌装置の構成を示す概略説明図である。 本発明の第1の実施例の縦軸型曝気撹拌装置を通常運転モードで運転した際のスカムの堆積について説明する概略説明図である。 本発明の第1の実施例の縦軸型曝気撹拌装置をスカム除去モードで運転した際のスカム移送処理について説明する概略説明図である。 本発明の第1の実施例の縦軸型曝気撹拌装置をスカム除去モードで運転した際のスカム破砕処理について説明する概略説明図である。 (A)本発明の第1の実施例の縦軸型曝気撹拌装置のインペラの回転数の変化を示したグラフである。(B)図6(A)中のスカム除去モードの部分について拡大したグラフである。 本発明の第2の実施例の縦軸型曝気撹拌装置の構成を示す概略説明図である。 本発明の第3の実施例の生物処理設備の構成を示す概略説明図である。 本発明の第3の実施例の生物処理設備に設置された縦軸型曝気撹拌装置の構成を示す概略説明図である。 本発明の第4の実施例の縦軸型曝気撹拌装置の構成を示す概略説明図である。 本発明の第5の実施例の生物処理設備の構成を示す概略説明図である。 本発明の第5の実施例の縦軸型曝気撹拌装置の構成を示す概略説明図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本発明のプログラム及び生物処理方法の説明については、以下の生物処理設備及び縦軸型曝気撹拌装置の構成又は作動の説明に置き換えるものとする。
[第1の実施例]
図1は、本発明の第1の実施例の生物処理設備1の構成を示す概略説明図である。本発明の生物処理設備1は、無終端水路2内で被処理水を循環しながら生物処理を行うオキシデーションディッチ法に使用するものであり、被処理水としては、下水、畜産排水、工場排水等の有機性廃水が用いられる。
第1の実施例の生物処理設備1は、周囲壁21及び区画壁22からなる無終端水路2、無終端水路2に設置された縦軸型曝気撹拌装置3、並びに、縦軸型曝気撹拌装置3の上流側近傍に設置されたガイド板4を備えている。
無終端水路2は、平行に延びる直線状の2本の直線水路2aと、2本の直線水路2aの両端において直線水路2aを連結して被処理の循環流を形成する循環水路2bからなり、本発明の第1の実施例の生物処理設備1では、直線水路2aの区画壁側に寄って縦軸型曝気撹拌装置3が設置されている。なお、本発明において、縦軸型曝気撹拌装置3は、直線水路2a、循環水路2bのいずれに設置してもよい。
ガイド板4は、円弧状に形成された板部材であり、縦軸型曝気撹拌装置3の上流側を覆うように区画壁22に設置されている。ガイド板4の上端は被処理水の略水面に位置し、下端は縦軸型曝気撹拌装置の下端と同等、もしくはやや上位に位置している。ガイド板4により、縦軸型曝気撹拌装置4により形成された被処理水の撹拌流を好適に循環流Cに誘導することができる。
本発明において、ガイド板4の上端の高さは、縦軸型曝気撹拌装置3により形成された飛沫がガイド板4を超えて飛散すればよく、水面から高い位置に設置してもよい。なお、ガイド板4は良好な循環流Cを形成するための構成であり、堆積したスカムを除去するという本発明の課題において、ガイド板4は必須の構成ではない。
図2は、本発明の第1の実施例の縦軸型曝気撹拌装置3の構成を示す概略説明図である。縦軸型曝気撹拌装置3は、無終端水路2の天面から垂下するように設置されたシャフト31、シャフト31の周囲に配置された複数のインペラ32を備えている。インペラ32は、被処理水の略水面に設置され、インペラ32の上部が水面上に露出している。
シャフト31及びインペラ32は、駆動部33により回転し、被処理水を撹拌することができる。回転方向は、図1において平面視反時計回りである。また、駆動部33には、インペラ32の回転速度を制御するためのインペラ回転制御部34が設けられ、インペラ32の回転速度を調整している。縦軸型曝気撹拌装置3は、インペラ32の回転速度が大きくなると、被処理水の水面上に飛沫Dが飛散する。
飛沫Dが飛散した状態では、生物処理において曝気作用が生じる。そのため、飛沫Dが生じるようにインペラ32の回転速度を高く設定した場合には、好気性の生物処理を行うことができる。一方、飛沫Dが生じないように回転速度を低く設定した場合には、嫌気性の生物処理を行うことができる。
また、飛沫Dは、被処理水の水面上に浮遊するスカムを破砕する作用も有している。縦軸型曝気撹拌装置3が設置された生物処理設備1では、生物処理を長期間継続すると、泡様のスカムが徐々に発生し、循環流Cと共に無終端水路2を循環する。飛沫Dは、この泡様のスカムに衝突して、破砕することができる。
本発明の縦軸型曝気撹拌装置3では、飛沫Dの飛散領域の範囲を制御する制御部として、インペラ32の回転速度を制御するインペラ回転制御部34を有している。
本発明の制御部は、飛沫Dの飛散領域の範囲を増減する制御を行うものであればどのような手段を用いてもよい。例えば、インペラ回転制御部34のようにインペラの回転速度を増減して、飛沫Dの飛散領域の範囲を増減する他に、インペラ32を被処理水の水面上又は水面下に昇降することにより飛沫Dの飛散領域の範囲を制御する手段や、飛沫Dの飛散を防止する飛散防止壁を設けて、この飛散防止壁を昇降することにより飛沫Dの飛散領域の範囲を制御する手段等を用いてもよい。
第1の実施例のインペラ回転制御部34を使用する場合には、飛散防止壁等の新たな構成を追加することなく、既設の装置を利用することができる。また、インペラの回転制御は、インペラや飛散防止壁等の昇降による制御と比較して、省エネルギーという観点においても優れている。
そして、本発明の制御部は、飛沫Dの飛散領域の範囲の制御において、好気性処理や嫌気性処理等の生物処理を行うための通常運転モードと、通常運転モードで堆積したスカムを除去するためのスカム除去モードを実行する機能を備えている。
次に、図3〜図6を参照して、インペラ回転制御部34による通常運転モードと、スカム除去モードについて説明する。
図3は、縦軸型曝気撹拌装置3のインペラ回転制御部34において、生物処理を行うための通常運転モードを実行した際のスカムの堆積について説明する概略説明図である。
図3に示すように、飛沫Dを形成して曝気撹拌処理を行うと、循環流Cの上流側方向に飛散した飛沫Dは、循環流Cの流れに対抗するように着水するため、被処理水の表面において被処理水の流れを停滞させる。そして、循環流Cの流れと共に循環するスカムSは、縦軸型曝気撹拌装置3の上流側の飛散領域A(一点鎖線で示した領域)の外側に滞留し、徐々に堆積するという現象が生じる。
次に、図4,5を参照して、この堆積したスカムSを除去するスカム除去モードについて説明する。
スカム除去モードでは、飛沫Dの飛散領域Aの範囲を増減する制御を行うことにより、堆積したスカムSを循環流の流れ方向に移送するスカム移送処理と、飛沫DによりスカムSを破砕するスカム破砕処理を交互に実施している。
図4は、インペラ回転制御部34においてスカム除去モードを実行した際のスカム移送処理について説明する概略説明図である。
スカム移送処理では、インペラ32の回転速度を低下あるいは回転を停止することにより、飛沫Dの飛散領域Aの範囲を縮小あるいは消滅させる。これにより、停滞していた被処理水表面の流れが回復し、循環流Cと同方向の流れが形成される。そして、飛散領域Aの外側に堆積しているスカムSが下流方向に移送される。
図5は、インペラ回転制御部34においてスカム除去モードを実行した際のスカム破砕処理について説明する概略説明図である。
スカム破砕処理は、スカム移送処理により縦軸型曝気撹拌装置3の近傍までスカムSが移送されたところで、インペラ32の回転速度を上げて飛沫Dの飛散領域Aの範囲を拡大する。この制御により、飛散領域Aの内側に移送されたスカムSに飛沫Dが衝突して、スカムSが破砕されて消滅する。
このように、スカム除去モードは、飛沫Dの飛散領域Aの範囲を増減することにより、スカム移送処理とスカム破砕処理を交互に実施するものである。スカム移送処理とスカム破砕処理を繰り返す回数は制限されないが、好ましくは2〜30回であり、更に好ましくは3〜10回である。2回以上繰り返すことにより堆積したスカムSをすべて除去することができる。一方、30回を超えて繰り返すと、通常運転モードの実行時間が減少するので、生物処理の効率が低下する恐れがある。
図6には、インペラ回転制御部34におけるインペラ32の回転速度の制御について一例を挙げた。図6(A)は、インペラ32の回転数の変化を示したグラフである。図6(A)に示すように、通常運転モードの一部にスカム除去モードが組み込まれており、図6(B)は、このスカム除去モードについて拡大したグラフである。なお、インペラ32の直径は約2mである。
図6(A)に示すように、通常運転モードは、インペラ32の回転速度を15rpmと40rpmの2段階で行い、各回転速度における処理時間は2時間ずつを交互に繰り返している。通常運転モードにおいて、回転速度40rpmは、飛沫Dが形成される曝気撹拌処理であり、回転速度15rpmは、飛沫Dの形成が抑制された無酸素撹拌処理である。すなわち、曝気撹拌処理を行う好気的生物処理と、無酸素撹拌処理を行う嫌気的生物処理を2時間ずつ交互に実施した例である。
通常運転モードにおける生物処理の条件は、所望の処理方法に応じて適宜設定されるものであり、どのような条件でもよい。例えば、縦軸型曝気撹拌装置を2箇所に設けて、一方を曝気撹拌処理のみ、他方を無酸素撹拌処理のみで構成してもよい。
通常運転モードにおいて、流入負荷の状況・変動にもよるが、曝気撹拌処理を1時間以上連続で行うことが好ましい。曝気撹拌処理を長時間連続して行うと、スカムSが堆積しやすいため、スカムを除去するという本発明の効果をより発揮することができる。
図6(B)に示すように、スカム除去モードは、インペラ32の回転速度を15rpmと40rpmの2段階で行い、回転速度15rpmの処理時間を3分間、回転速度40rpmの処理時間を1分間とし、このサイクルを3回繰り返している。
スカム除去モードにおいて、回転速度15rpmで行う処理は、飛沫Dが形成されないスカム移送処理である。また、回転速度40rpmで行う処理は、飛沫Dが形成されたスカム破砕処理である。
なお、スカム移送処理、スカム破砕処理におけるインペラ32の回転速度は、特に限定されるものではなく、飛沫Dの飛散領域Aの範囲が増減するように設定すればよい。すなわち、スカム破砕処理では、飛沫Dが形成するように設定すればよく、スカム移送処理では、スカム破砕処理時の回転速度より低速とすればよい。
スカム移送処理の時間は、循環流Cの流速により適宜設定されるが、通常0.5〜30分間であり、好ましくは1〜15分間である。0.5分未満の場合、飛散領域Aの外側に滞留しているスカムSの移送する距離が小さくなり、飛散領域Aの内側に移送されるスカムSの量が少ない。また、30分間を超えると、滞留しているスカムSの多くが飛散領域Aを通過してしまい、スカム破砕処理時に破砕されるスカムSの量が減少する可能性がある。
スカム破砕処理の時間は、特に限定されないが、通常0.1〜30分間であり、好ましくは0.5〜15分間である。0.1未満の場合、飛沫Dにより破砕されるスカムSの量が少なくなり、一方、30分間を超えると、飛散領域Aの上流側に新たなスカムSが堆積し、堆積したスカムSの量が減少しない恐れがある。
また、スカム除去モードの実行時間は、特に限定されないが、通常運転モードの実行時間よりも短く設定される。好ましくは、通常運転モードの実行時間の30%以下、さらに好ましくは10%以下、特に好ましくは5%以下に設定する。スカム除去モードの実行時間を短くすることにより、生物処理のための通常運転モードの実行時間を長くすることができるため、生物処理の効率を高めることができる。
通常運転モードとスカム除去モードの切り替えは、モード切替ボタン等を設けて手動で切り替えても、自動切替部を設けて自動的に切り替えてもよい。
管理の効率化の観点から、自動切替部を設けて、通常運転モードとスカム除去モードの切り替えを自動的に行うことが好ましい。
通常運転モードからスカム除去モードへの切り替えを判断する手段としては、どのような手段を用いてもよい。例えば、設備管理者が目視によりスカムSの堆積の有無を確認する手段や、無終端水路2にスカム検出部を設けてスカムSの堆積を検出する手段等がある。
これらの手段によれば、スカムSが発生している場合にのみ、スカム除去モードが実行されるため、通常運転モードの実行時間を最大限まで長くすることができる。更に管理の効率性を考慮すると、スカム検出部によりモード切り替えの判断を行うことが好ましい。
また、スカムSの発生の有無に関わらず、定期的にスカム除去モードの実行を指示する手段を用いてもよい。例えば、タイマーを設けて、1日に1回や1週間に1回など、時間ごとに定期的にスカム除去モードの実行を指示する手段や、通常運転モードにおいて曝気撹拌処理を断続的に行う場合に、曝気撹拌処理のカウンターを設けて、曝気撹拌処理の回数ごとに定期的にスカム除去モードの実行を指示する手段等が挙げられる。
これらの手段によれば、タイマーやカウンター等の簡易的な装置を用いてスカム除去モードへの切り替えを自動的に行うことができる。
通常運転モードからスカム除去モードへ切り替えるタイミングは、特に限定されないが、通常運転モードにおける曝気撹拌処理の後に、スカム除去モードを実行することが好ましい。飛沫Dを形成する曝気撹拌処理では、飛散領域Aの上流側にスカムSが滞留するため、曝気撹拌処理の直後にスカム除去モードを実行すると、効率よくスカムSを除去することができる。
[第2の実施例]
図7は、本発明の第2の実施例の縦軸型曝気撹拌装置3の構成を示す概略説明図である。第2の実施例では、第1の実施例の縦軸型曝気撹拌装置3に、更に、自動切替部35、タイマー36を備えている。
自動切替部35とは、インペラ回転制御部34における通常運転モードとスカム除去モードの切り替えを自動的に行うための構成であり、タイマー36は、自動切替部35に定期的にスカム除去モードの実行を指示するための構成である。
タイマー36によるスカム除去モードの実行の指示は、タイマー36の設定時間を経過すると、スカム除去モードの開始を指示する信号を自動切替部35に送信する。次に、この信号を受けた自動切替部35は、インペラ回転制御部34で実行されている通常運転モードをスカム除去モードに切り替え、スカム除去モードが実行される。そして、スカム除去モードが終了すると、自動的に通常運転モードに切り替わるように構成される。
第2の実施例によれば、自動的にスカム除去モードが実行されるため、作業員によりスカム除去モードを実行する必要がなく、作業性に優れている。
[第3の実施例]
図8は、本発明の第3の実施例の生物処理設備1の構成を示す概略説明図であり、図9は、その生物処理設備1に設置された縦軸型曝気撹拌装置3の構成を示す概略説明図である。第3の実施例では、第2の実施例のタイマー36に代えて、スカム検出部5を備えた構成である。
図8に示すように、スカム検出部5は、飛沫Dの飛散領域Aの上流側に設置され、スカムSの堆積を検出するための構成である。
スカム検出部5としては、スカムを検出することができれば特に限定されないが、例えば、定点カメラの画像処理により検出する手段や、赤外線レーザを用いた光波式水位計によりスカム堆積による水位の変化を検出する手段等が挙げられる。
図9に示すように、スカム検出部5によりスカムSの堆積が検出されると、信号が自動切替部35に送信され、自動切替部35でこの信号を受信するとスカム除去モードに切り替えられる。そして、スカム除去モードが終了すると、自動的に通常運転モードに切り替わるように構成される。
第3の実施例では、スカム検出部5を用いることにより、スカムが堆積した場合にのみ、スカム除去モードが実行されるため、生物処理を行うための通常運転モードの実行時間を最大限に確保することができる。
[第4の実施例]
図10は、本発明の第4の実施例の縦軸型曝気撹拌装置3の構成を示す概略説明図である。第4の実施例は、飛沫Dの飛散領域Aの範囲を制御する制御部として、インペラ32を昇降するためのインペラ昇降部37と、インペラ32の昇降を制御するインペラ昇降制御部38を備えた構成である。
この第4の実施例の縦軸型曝気撹拌装置3は、インペラ32の回転速度は一定のまま、インペラ32を水面下へ降下あるいは水面上に上昇させることにより、飛沫Dの飛散領域Aの範囲を制御するものである。
そして、他の実施例と同様に、通常運転モードとスカム除去モードを実行することができる。
第4の実施例によれば、インペラの昇降装置を備えた既設の縦軸型曝気撹拌装置を利用して、本発明を実施することができる。
[第5の実施例]
図11は、本発明の第5の実施例の生物処理設備1の構成を示す概略説明図である。また、図12は、本発明の第5の実施例の縦軸型曝気撹拌装置3の構成を示す概略説明図である。
第5の実施例は、飛沫Dの飛散領域Aの範囲を制御する制御部として、インペラ32の外周端に沿って円弧状に設置された飛散防止壁6、飛散防止壁6を昇降するための防止壁昇降部61、及び、飛散防止壁6の昇降を制御する防止壁昇降制御部62を備えた構成である。
この第5の実施例の縦軸型曝気撹拌装置3は、インペラ32の回転速度は一定のまま、飛散防止壁6を昇降させることにより、飛沫Dの飛散領域Aの範囲を制御するものである。すなわち、スカム除去モードにおいて、スカム移送処理を行う際には、飛散防止壁6が水面近傍まで降下することにより、飛沫Dの飛散を制限して飛散領域Aの範囲を縮小し、スカム破砕処理を行う際には、飛散防止壁6が上昇することにより飛沫Dの飛散領域Aの範囲を拡大することができる。
なお、本発明の第5の実施例では、飛散防止壁6、防止壁昇降部61、防止壁昇降制御部62は、縦軸型曝気撹拌装置3の構成として設置されているが、区画壁22等に設置してもよい。
また、ガイド板4に昇降装置を設けて、ガイド板4を飛散防止壁として利用してもよい。
第5の実施例によれば、インペラ32による被処理水の撹拌状態を維持しつつ、飛沫Dの飛散領域Aの範囲を制御することが可能となるため、スカム除去モードにおける生物処理への影響を最小限にすることができる。
本発明の生物処理設備は、例えば、オキシデーションディッチ法のような無終端水路を用いた生物処理に利用される。生物処理とは、例えば、下水汚泥等のような有機性汚泥や、食品工場や医薬品工場等から発生する有機性排水を微生物の働きにより浄化する水処理が挙げられる。そのほか、無終端水路を用いた生物処理設備として、栄養分やバイオ燃料を産生する藻類等の大型培養施設にも応用することができる。
また、本発明の縦軸型曝気撹拌装置は、既設の無終端水路を利用して本発明の生物処理設備を実施することができる。さらに、本発明の縦軸型曝気撹拌装置用のプログラムでは、既設の縦軸型曝気撹拌装置の制御装置を利用して本発明の縦軸型曝気撹拌装置を実施することも可能である。
本発明の生物処理方法は、無終端水路を用いた生物処理において、スカムが堆積した際に、堆積したスカムを除去することができる。
1 生物処理設備、2 無終端水路、21 周囲壁、22 区画壁、2a 直線水路、2b 循環水路、3 縦軸型曝気撹拌装置、31 シャフト、32 インペラ、33 駆動部、34 インペラ回転制御部、35 自動切替部、36 タイマー、37 インペラ昇降部、38 インペラ昇降制御部、4 ガイド板、5 スカム検出部、6 飛散防止壁、61 防止壁昇降部、62 防止壁昇降制御部、D 飛沫、S スカム、C 循環流、A 飛散領域

Claims (6)

  1. 被処理水の循環流を形成する無終端水路、及び、
    前記無終端水路に設置され、前記被処理水を撹拌する縦軸型曝気撹拌装置、を備えた生物処理設備において、
    前記縦軸型曝気撹拌装置は、略鉛直方向に設置されたシャフト、前記シャフトの周囲に固定されたインペラ、及び、前記インペラの回転により形成される前記被処理水の飛沫の飛散領域の範囲を制御する制御部、を備え、
    前記制御部は、前記被処理水の生物処理を行うための通常運転モード、及び、前記被処理水の水面に堆積したスカムを除去するためのスカム除去モードを実行する機能を備え
    前記制御部は、前記インペラの回転速度を制御することにより前記飛沫の飛散領域の範囲を制御するインペラ回転制御部であり、
    前記スカム除去モードは、
    被処理水の飛沫が形成される回転速度でインペラを回転し、前記飛沫により被処理水の水面に堆積したスカムを破砕するスカム破砕処理、及び、
    前記スカム破砕処理より低い回転速度でインペラを回転し、飛沫の飛散領域の範囲を前記スカム破砕処理時より小さくすることにより、前記スカム破砕処理時に飛沫の飛散領域の上流側に滞留していたスカムを循環流の流れ方向に移送するスカム移送処理、
    を交互に繰り返し行うことを特徴とする生物処理設備。
  2. 前記スカム除去モードの実行時間は、前記通常運転モードの実行時間より短いことを特徴とする請求項1記載の生物処理設備。
  3. 前記縦軸型曝気撹拌装置は、前記通常運転モードと前記スカム除去モードを自動的に切り替える自動切替部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の生物処理設備。
  4. 無終端水路に設置され、前記無終端水路内を循環する被処理水を撹拌する縦軸型曝気撹拌装置において、
    略鉛直方向に設置されたシャフト、前記シャフトの周囲に固定されたインペラ、及び、前記インペラの回転により形成される前記被処理水の飛沫の飛散領域の範囲を制御する制御部、を備え、
    前記制御部は、前記被処理水の生物処理を行うための通常運転モード、及び、前記被処理水の水面に堆積したスカムを除去するためのスカム除去モードを実行する機能を備え
    前記制御部は、前記インペラの回転速度を制御することにより前記飛沫の飛散領域の範囲を制御するインペラ回転制御部であり、
    前記スカム除去モードは、
    被処理水の飛沫が形成される回転速度でインペラを回転し、前記飛沫により被処理水の水面に堆積したスカムを破砕するスカム破砕処理、及び、
    前記スカム破砕処理より低い回転速度でインペラを回転し、飛沫の飛散領域の範囲を前記スカム破砕処理時より小さくすることにより、前記スカム破砕処理時に飛沫の飛散領域の上流側に滞留していたスカムを循環流の流れ方向に移送するスカム移送処理、
    を交互に繰り返し行うことを特徴とする縦軸型曝気撹拌装置。
  5. 無終端水路に設置され、前記無終端水路内を循環する被処理水を撹拌する縦軸型曝気撹拌装置用のプログラムにおいて、
    インペラの回転により形成される前記被処理水の飛沫の飛散領域の範囲を制御する制御部に、
    前記被処理水の生物処理を行うための通常運転モード、及び、被処理水の水面に堆積したスカムを除去するためのスカム除去モードを実行させるためのプログラムであって、
    前記制御部は、前記インペラの回転速度を制御することにより前記飛沫の飛散領域の範囲を制御するインペラ回転制御部であり、
    前記スカム除去モードは、
    被処理水の飛沫が形成される回転速度でインペラを回転し、前記飛沫により被処理水の水面に堆積したスカムを破砕するスカム破砕処理、及び、
    前記スカム破砕処理より低い回転速度でインペラを回転し、飛沫の飛散領域の範囲を前記スカム破砕処理時より小さくすることにより、前記スカム破砕処理時に飛沫の飛散領域の上流側に滞留していたスカムを循環流の流れ方向に移送するスカム移送処理、
    を交互に繰り返し行うことを特徴とするプログラム
  6. 無終端水路内を循環する処理水を生物処理する生物処理方法において、
    前記無終端水路に設置された縦軸型曝気撹拌装置により前記被処理水を撹拌する工程、及び、前記縦軸型曝気撹拌装置のインペラの回転により形成される前記被処理水の飛沫の飛散領域の範囲を制御する制御工程、を備え、
    前記制御工程は、前記被処理水の生物処理を行うための通常運転工程、及び、前記被処理水の水面に堆積したスカムを除去するためのスカム除去工程を備え
    前記制御工程は、前記インペラの回転速度を制御することにより前記飛沫の飛散領域の範囲を制御するインペラ回転制御工程であり、
    前記スカム除去工程は、
    被処理水の飛沫が形成される回転速度でインペラを回転し、前記飛沫により被処理水の水面に堆積したスカムを破砕するスカム破砕処理、及び、
    前記スカム破砕処理より低い回転速度でインペラを回転し、飛沫の飛散領域の範囲を前記スカム破砕処理時より小さくすることにより、前記スカム破砕処理時に飛沫の飛散領域の上流側に滞留していたスカムを循環流の流れ方向に移送するスカム移送処理、
    を交互に繰り返し行うことを特徴とする生物処理方法。
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