JP6481513B2 - 操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、対象物を操作する操作装置に関するものである。
従来、こうした操作装置としては、例えば特許文献1に記載された車載機器操作装置が知られている。この操作装置は、車両のステアリングホイールの表面に設けられて各種機器(対象物)を操作する主操作部を備える。この主操作部は、内部に不感帯を有するとともに、該不感帯の中心点としてその周囲に配置された複数の電極を有するタッチパッドである。これにより、ユーザの手指(操作体)で不感帯周りに円弧を描く円弧入力や、横線を描く横スライド入力、縦線を描く縦スライド入力が区別できるという。
特開2014−61753号公報
ところで、特許文献1の操作装置では、円弧入力や、横スライド入力、縦スライド入力といった単純な操作に限られることで、設定可能な操作の種類数には自ずと限界がある。一方、設定可能な操作の種類数を増やすべく、多数の短冊状の電極を横方向及び縦方向に並べたいわゆるX−Y電極を採用すると、電気的な構成が複雑化するという別の問題が生じる。
本発明の目的は、設定可能な操作の種類数をより増加することができる操作装置を提供することにある。
上記課題を解決する操作装置は、互いに異なるチャンネルを構成する複数の電極であって、接触又は非接触の操作体の配置に応じたレベルを有する検知信号を出力する複数の電極と、前記複数の電極の前記検知信号に基づいて対象物に対する操作を検出する操作検出部とを備え、前記操作検出部は、前記検知信号が一定レベルを保持するレベル保持状態にあることに基づいて、前記操作体が描く一筆書きの文字又は記号の屈曲点を検出する屈曲点検出部と、前記屈曲点検出部による前記屈曲点の検出結果に基づいて、前記操作体が描く一筆書きの文字又は記号を判別する判別部とを有し、前記屈曲点検出部は、前記検知信号がレベル保持状態にあるとき、前記操作体が描くように予め設定された一筆書きの文字又は記号の屈曲点が存在すべき一の前記電極の前記検知信号のレベルが、他の全ての前記電極の前記検知信号のレベルよりも大きいときに、前記屈曲点を検出する。
この構成によれば、例えば前記操作体の移動軌跡が互いに類似するものの、前記屈曲点が互いに相違する前記一筆書きの文字又は記号であれば、前記判別部は、前記屈曲点検出部による前記屈曲点の検出結果に基づいてそれらの文字又は記号を判別することができる。このように、前記判別部により判別可能な文字又は記号の種類数が増加する分、それらによって設定可能な操作の種類数をより増加することができる。
この構成によれば、前記屈曲点検出部による前記屈曲点の検出精度をより向上させることができ、ひいては前記判別部による文字又は記号の判別精度をより向上させることができる。
上記課題を解決する操作装置互いに異なるチャンネルを構成する複数の電極であって、接触又は非接触の操作体の配置に応じたレベルを有する検知信号を出力する複数の電極と、前記複数の電極の前記検知信号に基づいて対象物に対する操作を検出する操作検出部とを備え、前記操作検出部は、前記検知信号が一定レベルを保持するレベル保持状態にあることに基づいて、前記操作体が描く一筆書きの文字又は記号の屈曲点を検出する屈曲点検出部と、前記屈曲点検出部による前記屈曲点の検出結果に基づいて、前記操作体が描く一筆書きの文字又は記号を判別する判別部とを有するとともに、前記操作検出部は、前記複数の電極の少なくとも一つの前記検知信号のレベルが上限閾値レベルを超える状態が、前記屈曲点が検出される前記レベル保持状態の時間よりも長い一定時間継続することで前記操作の開始を検出する開始検出部及び前記操作の検出状態で、前記複数の電極の全ての前記検知信号のレベルが不変となる状態が、前記屈曲点が検出される前記レベル保持状態の時間よりも長い一定時間継続することで前記操作の終了を検出する終了検出部の少なくとも一方を有する。
この構成によれば、例えば前記操作体の移動軌跡が互いに類似するものの、前記屈曲点が互いに相違する前記一筆書きの文字又は記号であれば、前記判別部は、前記屈曲点検出部による前記屈曲点の検出結果に基づいてそれらの文字又は記号を判別することができる。このように、前記判別部により判別可能な文字又は記号の種類数が増加する分、それらによって設定可能な操作の種類数をより増加することができる。
この構成によれば、前記操作検出部は、前記開始検出部による前記操作の開始検出及び前記終了検出部による前記操作の終了検出の少なくとも一方のタイミングに合わせて前記操作の検出を開始又は終了すればよいため、当該操作の検出が徒に継続されることを回避でき、ひいては電力消費量を削減することができる。
上記操作装置について、前記開始検出部による前記操作の開始及び前記終了検出部による前記操作の終了の少なくとも一方の検出時に報知する報知部材を備えることが好ましい。
この構成によれば、ユーザは、前記報知部材による報知によって、前記操作検出部による前記操作の検出の開始又は終了を確認することができ、操作性をより向上させることができる。
上記操作装置について、前記屈曲点検出部は、いずれか二つ以上の前記検知信号が同時にレベル保持状態にあることに基づいて前記屈曲点を検出することが好ましい。
この構成によれば、前記屈曲点検出部による前記屈曲点の検出精度をより向上させることができ、ひいては前記判別部による文字又は記号の判別精度をより向上させることができる。
本発明は、設定可能な操作の種類数をより増加できる効果がある。
操作装置の一実施形態が適用される車両を示す斜視図。 同実施形態の操作装置についてそのセンサ体を示す正面図。 同実施形態の操作装置についてその電気的構成を示すブロック図。 (a)はセンサ体の近傍で「C」を描く状態を示しており、(b)〜(e)はこのときの1ch〜4chの検知信号の推移を示すタイムチャート。 (a)はセンサ体の近傍で「L」を描く状態を示しており、(b)〜(e)はこのときの1ch〜4chの検知信号の推移を示すタイムチャート。 同実施形態の操作装置についてその文字又は記号の判別態様等を示すフローチャート。 図6の文字又は記号認識処理を示すフローチャート。 一筆書きの文字又は記号と屈曲点の数との関係を示す一覧図。 操作装置の変形形態であって、(a)は放射状に6分割された電極を有するセンサ体及びこれに「M」を描く説明図であり、(b)は放射状に4分割された電極を有するセンサ体及びこれに「□」を描く説明図であり、(c)、(d)は放射状に3分割された電極を有するセンサ体及びこれに「△」、「○」を描く説明図。
以下、操作装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、自動車などの車両1のボデー2の後部には開口2aが形成されている。また、ボデー2の後部には、開口2aの上部に設けられたドアヒンジ(図示略)を介して対象物としてのバックドア3が開閉自在に取着されている。バックドア3は、ドアヒンジを中心に上方に押し上げられることで開放される。
ボデー2の後部には、ドア駆動ユニット4が設置されている。このドア駆動ユニット4は、例えば電動モータなどの電気的駆動源を主体に構成されており、適宜のドア駆動機構を介してバックドア3と機械的に連係されることで該バックドア3を開閉駆動する。また、バックドア3の車室内側の先端には、閉状態にあるバックドア3を施解錠する対象物としてのドアロック5が設置されるとともに、ドアロック駆動ユニット6が設置されている。このドアロック駆動ユニット6は、例えば電動モータなどの電気的駆動源を主体に構成されており、適宜のロック駆動機構を介してドアロック5と機械的に連係されることで該ドアロック5を施解錠駆動する。
ドア駆動ユニット4及びドアロック駆動ユニット6は共に、例えばMCU(マイコン)からなるドアECU(Electronic Control Unit)7に電気的に接続されており、該ドアECU7によって個別に駆動制御される。
バックドア3の外表面の中央部(ガーニッシュ9上方の中央部)には、例えば会社名などの標章8が設置されるとともに、該標章8の背部には、例えば金属板からなる略楕円形のセンサ体10が設置されている。このセンサ体10は、例えば標章8に接触又は近接する操作体としてのユーザの手指を検知するためのもので、例えばMCUからなる操作検出部としての制御部20に電気的に接続されている。この制御部20は、ドアECU7にも電気的に接続されている。
図2に示すように、センサ体10は、放射状に4分割された電極11,12,13,14を有している。センサ体10の中心付近より放射状に配置された電極11〜14は、上部から図示反時計回りの順番で1ch(チャンネル)〜4chをそれぞれ構成する。各chの電極11〜14は、これに近接するユーザの手指Hとで構成される静電容量を変化させる。
図3に示すように、電極11〜14は、制御部20に接続されている。制御部20は、例えば各電極11〜14に発振信号を出力することで、その静電容量に応じた電圧レベルの検知信号[V]を出力させる。制御部20は、この検知信号を入力することで、各電極11〜14に近接するユーザの手指Hを検知する。制御部20による発振信号の出力とそれに対応する検知信号の入力は、全ての電極11〜14に対して同時に行うようにしてもよいし、短時間で切り替えて全ての電極11〜14に対して順番に行うようにしてもよい。なお、制御部20は、例えば既存の発光装置(ハザードフラッシャー等)や別設の発光装置(LED等)、スピーカ等の発声装置などの報知部材21に電気的に接続されており、該報知部材21を駆動制御する。
ここで、ユーザは、その手指Hを標章8に接触又は近接する状態で滑らす操作、いわゆるスワイプによって予め設定された一筆書きの文字又は記号を描くことで、その求める対象物に対する操作が得られるようになっている。すなわち、ユーザの描く一筆書きの文字又は記号に応じて各検知信号の時間的な推移が変化する。制御部20は、全ての電極11〜14の検知信号の時間的な推移に基づいて、ユーザの描く一筆書きの文字又は記号の判別、即ちユーザの求めるバックドア3等に対する操作を検出する。
次に、図4(a)及び図5(a)に示すように、ユーザの手指Hがセンサ体10の近傍でそれぞれ「C」及び「L」を描くとしてそれらの判別方法を説明する。なお、「C」及び「L」を描くことは、例えばバックドア3を閉作動(:CLOSE)させる操作及びドアロック5を施錠作動(:LOCK)させる操作にそれぞれ対応するものとする。「C」及び「L」を描くとき、ユーザの手指Hは共に1ch→2ch→3ch→4chの順番に移動するものの、文字又は記号が折れ曲がる屈曲点の数(回数)が、「C」は「零」であるのに対し、「L」は「1」である。制御部20は、この屈曲点の検出結果に基づいて「C」及び「L」を判別する。
図4(b)〜(e)に示すように、ユーザの手指Hが1chの4ch寄りの位置から「C」を描くように移動すると、1ch(電極11)の検知信号は、当該手指Hが1chの中心付近に到達するまで増加し続けるものの、それ以降は中心から離れるとともにこれを通過することで減少する。また、2ch(電極12)の検知信号は、ユーザの手指Hが2chに近付いてこれに到達しその中心付近に到達するまで増加し続けるものの、それ以降は中心から離れるとともにこれを通過することで減少する。さらに、3ch(電極13)の検知信号は、ユーザの手指Hが3chに近付いてこれに到達しその中心付近に到達するまで増加し続けるものの、それ以降は中心から離れるとともにこれを通過することで減少する。また、4ch(電極14)の検知信号は、ユーザの手指Hが4chに近付いてこれに到達しその中心付近に到達するまで増加し続けるものの、それ以降は中心から離れることで減少する。つまり、1ch〜4chの検知信号の山(ピーク)は、ユーザの手指Hが電極11〜14の中心に近付く状態から離れる状態へと切り替わるタイミングを示しており、1ch〜4chの検知信号の谷は、ユーザの手指Hが電極11〜14の中心から離れる状態から近付く状態へと切り替わるタイミングを示している。従って、1ch〜4chの検知信号は、その順番でピークが現れるように推移する。特に、「C」を描くユーザの手指Hは、停滞することなく円滑に移動することで、1ch〜4chの検知信号は、該当のピークを挟む前後でそれぞれ単調に増加及び減少する。これは、ユーザの手指Hが連続する曲線(又は直線)を描くとき、略一定速度で移動するためである。なお、基本的に、1ch〜4chの検知信号のうち、最大レベルとなる検知信号の電極11〜14の位置にユーザの手指Hが位置することになる。
一方、図5(b)〜(e)に示すように、ユーザの手指Hが1chの4ch寄りの位置から「L」を描くように移動すると、同様に1ch〜4chの検知信号は、その順番でピークが現れるように推移する。ただし、「L」を描くユーザの手指Hは、2chの位置で「L」の屈曲点に到達することで停滞する。このため、ユーザの手指Hが2chに位置するタイミング(1ch〜4chのうち、2chの検知信号のレベルが最大になるタイミング)で、1ch〜4chの全ての検知信号が一定レベルを保持するレベル保持状態となる。特に、1ch〜4chのうち、2chの検知信号の保持する一定レベルが最大となる。このレベル保持状態の時間Thは、「L」の屈曲点でユーザの手指Hが無意識に停滞することで発生する。ただし、操作方法として屈曲点での停滞が予め指示される場合には、レベル保持状態の時間Thは、「L」の屈曲点でユーザの手指Hを意識的に停滞させることで発生させてもよい。いずれにしても、制御部20は、時間Thを閾値判定することで屈曲点を検出する(屈曲点検出部)。
制御部20は、このような特徴を有する屈曲点を検出することで、「C」及び「L」を判別する(判別部)。なお、制御部20は、「C」を判別することでバックドア3を閉作動させる旨を表す操作信号をドアECU7に出力し、あるいは「L」を判別することでドアロック5を施錠作動させる旨を表す操作信号をドアECU7に出力する。このとき、ドアECU7がバックドア3を閉作動すべくドア駆動ユニット4を駆動制御し、あるいはドアロック5を施錠作動すべくドアロック駆動ユニット6を駆動制御することはいうまでもない。
次に、制御部20による「C」及び「L」の判別態様等について総括して説明する。この処理は、例えば1ch〜4ch(電極11〜14)のいずれかの検知信号のレベルが所定の上限閾値レベルLsを超えることで起動する。
図6に示すように、処理がこのルーチンに移行すると、制御部20は、ステップS1において、該当の検知信号のレベルが上限閾値レベルLsを超える状態が一定時間Ts(例えば数秒)継続するか否かを判断する。この一定時間Tsは、屈曲点が検出されるレベル保持状態の時間(Th)よりも十分に長く設定されている。
ここで、該当の検知信号のレベルが上限閾値レベルLsを超える状態が一定時間Ts継続していないと判断されると、制御部20は、ユーザの意図する操作ではない(例えばユーザや通行人の偶発的な行動、洗車や雨や雪等の影響による誤検知)と見なしてそのまま処理を終了する。一方、ステップS1において、該当の検知信号のレベルが上限閾値レベルLsを超える状態が一定時間Ts継続していると判断されると(検出開始部)、制御部20は、ユーザの意図する操作、即ちユーザの手指Hの停止状態と見なしてステップS2に移行して報知処理を行う。具体的には、制御部20は、ユーザに対し操作の検出開始を報知すべく報知部材21を駆動する。
次に、制御部20は、ステップS3に移行して、1ch〜4chの全ての検知信号のレベルが時間的に変化しているか否かを判断する。具体的には、制御部20は、1ch〜4chの全ての検知信号のレベルが、屈曲点が検出されるレベル保持状態の時間(Th)よりも長く保持されているか否かを判断する。そして、1ch〜4chの全ての検知信号のレベルが時間的に変化していると判断されると、制御部20は、ユーザが一筆書きの文字又は記号を描いていると見なして同様の処理を繰り返す。そして、制御部20は、1ch〜4chの全ての検知信号のレベルが時間的に変化しなくなるのを待ってステップS4に移行し、それら検知信号のレベルが時間的に変化しない状態が一定時間Te(例えば数秒)継続するか否かを判断する。この一定時間Teも、屈曲点が検出されるレベル保持状態の時間よりも十分に長く設定されている。
続いて、制御部20は、1ch〜4chの全ての検知信号のレベルが時間的に変化しない状態が一定時間Te(例えば数秒)継続するのを待ってステップS5に移行する。これは、上記一定時間Teの継続は、ユーザの意図する操作、即ちユーザの手指Hの停止状態と見なせるためである。
制御部20は、ステップS5において報知処理を行う。具体的には、制御部20は、ユーザに対し操作の検出終了(検出完了)を報知すべく報知部材21を駆動する。
次に、制御部20は、ステップS6に移行して、1ch〜4chの全ての検知信号のレベルが所定の下限閾値レベルLe(<Ls)を下回ったか否かを判断する。これは、操作の検出終了を報知されたユーザの手指Hがこれに伴ってセンサ体10(標章8)から離れたか否かを判断するためである。そして、制御部20は、1ch〜4chの全ての検知信号のレベルが下限閾値レベルLeを下回るのを待ってステップS7に移行し、文字又は記号認識処理を行う。
すなわち、図7に示すように、制御部20は、ステップS11において、1ch〜4chのいずれか二つ以上の検知信号が同時にレベル保持状態にあったか否かを判断する。ここで、1ch〜4chのいずれか二つ以上の検知信号が同時にレベル保持状態にあったと判断されると、制御部20は、ステップS12に移行して、「L」の屈曲点が存在すべき該当のch、即ち2ch(電極12)の検知信号のレベルが最大レベルか(他の全てのchの検知信号のレベルよりも大きいか)否かを判断する。そして、該当のchの検知信号のレベルが最大レベルと判断されると、制御部20は、ステップS13に移行して「L」を判別する。
一方、ステップS11において、1ch〜4chのいずれか二つ以上の検知信号が同時にレベル保持状態になかったと判断され、あるいは、ステップS12において、該当のchの検知信号のレベルが最大レベルでないと判断されると、制御部20は、ステップS14に移行して「C」を判別する。
以上のように「L」又は「C」を判別した制御部20は、図6のステップS8に移行して判別結果に応じた出力処理を行う。具体的には、ステップS13で「L」を判別した制御部20は、ドアロック5を施錠作動させる旨を表す操作信号をドアECU7に出力する。あるいは、ステップS14で「C」を判別した制御部20は、バックドア3を閉作動させる旨を表す操作信号をドアECU7に出力する。
次に、制御部20の操作検出に採用可能な一筆書きの文字又は記号の一例について説明する。
図8に示すように、操作に採用可能な一筆書きの文字又は記号として種々のものがある。例えば屈曲点の数が「0」(屈曲点無し)の場合、IJOCSU等の文字や、○等の記号がある。また、屈曲点の数が「1」の場合、DPLV等の文字がある。さらに、屈曲点の数が「2」の場合、BN等の文字や、△等の記号がある。また、屈曲点の数が「3」の場合、MW等の文字や、□等の記号がある。このように、制御部20により、屈曲点の有無に加えて、その数も併せて監視することで、判別可能な文字又は記号の種類数、即ちそれらによって設定可能な操作の種類数をより増加することができる。
なお、これらの文字又は記号は、屈曲点の数が同じグループに属する場合、それらの間の判別が必ずしも可能ではないため、最適な一又は複数の文字又は記号を取捨選択することが好ましい。また、屈曲点の数が同じグループに属する場合であったとしても、対象物の状態によって判別する文字又は記号に制限を加えることで、誤検出を防止するようにしてもよい。例えば「C」及び「O」を描くとき、ユーザの手指Hの移動の順番は概ね同等であり、屈曲点も共に無い。この場合、「C」及び「O」を描くことを、例えばバックドア3を閉作動(:CLOSE)させる操作及び開作動(:OPEN)させる操作にそれぞれ対応させる。そして、バックドア3の開状態でのみ「C」を受け付けるとともに、閉状態でのみ「O」を受け付けるようにすれば、操作の誤検出とこれに伴う対象物の誤作動が防止される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)本実施形態では、例えばユーザの手指Hの移動軌跡が互いに類似するものの、屈曲点が互いに相違する一筆書きの文字又は記号であれば、制御部20は、屈曲点の検出結果に基づいてそれらの文字又は記号を判別することができる。このように、制御部20により判別可能な文字又は記号の種類数が増加する分、それらによって設定可能な操作の種類数をより増加することができる。そして、設定された複数種類の操作によって、対象物にさまざまな作動をさせることができる。
また、設定可能な操作の種類数を増やすために、例えばX−Y電極のような複雑な電気的構成(制御を含む)にしなくてもよく、省スペース化・少コスト化を実現することができる。
(2)本実施形態では、制御部20は、いずれか二つ以上の検知信号が同時にレベル保持状態にあることに基づいて屈曲点を検出する。従って、制御部20による屈曲点の検出精度をより向上させることができ、ひいては制御部20による文字又は記号の判別精度をより向上させることができる。
(3)本実施形態では、制御部20は、検知信号がレベル保持状態にあるとき、ユーザの手指Hが描くように予め設定された一筆書きの文字又は記号の屈曲点が存在すべき一の電極11〜14(「L」の場合の2chの電極12)の検知信号のレベルが、他の全ての電極11〜14の検知信号のレベルよりも大きいときに、屈曲点を検出する。従って、制御部20による屈曲点の検出精度をより向上させることができ、ひいては制御部20による文字又は記号の判別精度をより向上させることができる。
(4)本実施形態では、制御部20は、ユーザの手指Hの停止に伴い、複数の電極11〜14の少なくとも一つの検知信号のレベルが所定の上限閾値レベルLsを超える状態が一定時間Ts継続することで操作の開始を検出する(開始検出部)。また、制御部20は、操作の検出状態で、ユーザの手指Hの停止に伴い、複数の電極11〜14の全ての検知信号のレベルが不変となる状態が一定時間Te継続することで操作の終了を検出する(終了検出部)。このため、制御部20は、操作の開始検出及び終了検出のタイミングに合わせて操作の検出の開始及び終了をそれぞれすればよいため、当該操作の検出が徒に継続されることを回避でき、ひいては電力消費量を削減することができる。
(5)本実施形態では、制御部20による操作の開始及び終了の検出時に、報知部材21によりユーザに報知される。従って、ユーザは、報知部材21による報知によって、制御部20による操作の開始及び終了を確認することができ、操作性をより向上させることができる。そして、例えば操作が受け付けられているのかといったユーザの不安感を解消することができ、あるいは操作が受け付けられていないにも関わらずユーザが徒に該当の対象物の作動を待たされるといったことを解消することができる。
(6)本実施形態では、センサ体10の中心付近にまで電極11〜14を配置したことで、電極11〜14の検知領域をセンサ体10の中心付近にまで広げることができる。このため、センサ体10の中心付近に描かれた一筆書きの文字又は記号であっても、外周側寄りに描かれた一筆書きの文字又は記号であっても、基本的に判別が可能である。
(7)本実施形態では、制御部20による操作の開始又は終了の検出に係るユーザの手指Hの停止は、センサ体10の中心付近で行ってもよいし、外周側寄りや、いずれか一つの電極11〜14の中心付近、隣り合ういずれか二つの電極11〜14間で行ってもよい。従って、ユーザの操作のばらつき(癖など)に柔軟に対応することができる。
(8)本実施形態では、操作の検出に係る文字又は記号を一筆書きに限定したことで、ユーザの手指Hが停止して検知信号が変化しなくならない限り、操作を検出し続ければよく、制御部20による演算処理をより簡素化することができる。
(9)本実施形態では、センサ体10(電極11〜14)とユーザの手指Hとで構成される静電容量の変化を利用することで、該手指Hを非接触の状態で検知可能である。
(10)本実施形態では、制御部20は、1ch〜4chの全ての検知信号の時間的な推移を監視することで、ユーザの手指Hがどのchの位置にあるのか、そして、どのchの位置に向かって移動しようとしているかを概ね把握することができる。あるいは、制御部20は、基本的に検知信号が最大レベルとなる電極11〜14を監視することで、ユーザの手指Hがどのchの位置にあるのかを概ね把握することができる。
(11)通常、バックドア3の各種操作スイッチは、ガーニッシュ9の下に設置されて、場所や機能がわかりにくかったり、ユーザの爪が長くて操作しにくかったりすることがあるが、標章8の位置で一筆書きの文字又は記号を描くだけでよくなることで、良好な操作性を実現することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図9(a)に示すように、放射状に6分割された電極31,32,33,34,35,36を有する略四角形のセンサ体30であってもよい。センサ体30の中心付近より放射状に配置された電極31〜36は、左下部から図示時計回りの順番で1ch〜6chをそれぞれ構成する。同図には、一筆書きの文字又は記号の一例として「M」を描いている。文字上の白抜きの丸は、制御部20による操作の検出開始位置又は検出終了位置を表しており、黒塗りの丸は、制御部20により検出される屈曲部の位置を表している。同図から明らかなように、「M」を描く場合には、1ch及び5chに検出開始位置及び検出終了位置がそれぞれ位置しており、2ch,4ch,6chに屈曲部が位置している。このように、電極数が「6」のセンサ体30を採用すると、例えば屈曲部が顕在化するchの推移など、さまざまな参考データ(情報)を活用していくことで、判別可能な一筆書きの文字又は記号の種類数を十分に増やせると推定される。
また、図9(b)に示すように、放射状に4分割された略扇状の電極41,42,43,44を有する略円形のセンサ体40であってもよい。同図には、一筆書きの文字又は記号の一例として「□」を描いている。同図から明らかなように、「□」を描く場合には全ての電極41〜44に屈曲部が位置する。
さらに、図9(c)、(d)に示すように、放射状に3分割された略扇状の電極46,47,48を有する略円形のセンサ体45であってもよい。両図には、一筆書きの文字又は記号の一例として「△」及び「○」をそれぞれ描いている。両図から明らかなように、「△」を描く場合には全ての電極46〜48に屈曲部が位置しており、「○」を描く場合には全ての電極46〜48に屈曲部が位置していない。
このように、センサ体は、その形状が任意であるとともに、電極数が任意である。ただし、センサ体の電極数は、電気的構成を複雑化することなく判別可能な一筆書きの文字又は記号の種類数を増やすことが可能な「6」以下であることが好ましい。これら複数の電極は、センサ体の中心付近より放射状に配置されれば、一筆書きの文字又は記号の判別により効果的である。
・前記実施形態において、ステップS7の文字又は記号認識処理の成功(完了)時に報知部材21による報知を行ってもよい。同様に、ステップS7の文字又は記号認識処理の失敗(未完了)時に報知部材21による報知を行ってもよい。ただし、両者の報知態様は互いに異なることが好ましい。例えば報知部材21による報知パターンを両者間で異なるようにしてもよいし、複数個又は複数種類の報知部材21を備える場合には使用する報知部材21を両者間で異なるようにしてもよい。
・前記実施形態において、操作の終了の検出時における報知部材21による報知(ステップS5)は、1ch〜4chの全ての検知信号のレベルが所定の下限閾値レベルLeを下回るのを待って(ステップS6でYES)、行うようにしてもよい。
・前記実施形態において、操作の開始の検出時における報知部材21による報知(ステップS2)を省略してもよい。同様に、操作の終了の検出時における報知部材21による報知(ステップS5)を省略してもよい。
・前記実施形態において、1ch〜4ch(電極11〜14)のいずれかの検知信号のレベルが所定の上限閾値レベルLsを超えた段階で、当該上限閾値レベルLsを超える状態が一定時間Ts継続することを待つことなく制御部20による操作の検出を開始してもよい。つまり、ステップS1の処理を省略してもよい。同様に、操作の検出状態で、1ch〜4chの全ての検知信号のレベルが時間的に変化しない状態が一定時間Te継続することを待つことなく、1ch〜4chの全ての検知信号のレベルが所定の下限閾値レベルLeを下回った段階で、制御部20による操作の検出を終了してもよい。つまり、ステップS4の処理を省略してもよい。
・前記実施形態において、屈曲点が存在すべき該当のchの検知信号のレベルが最大レベルでないと判断されたとき(ステップS12でNO)、制御部20は文字又は記号を判別することなくそのまま処理を終了してもよい。この場合、ユーザに対して操作のやり直しを促すべく、報知部材21による報知を行うことが好ましい。
・前記実施形態において、1ch〜4chのいずれか二つ以上の検知信号が同時にレベル保持状態にあったとき(ステップS11でYES)、そのまま「L」を判別してもよい。つまり、ステップS12の処理を省略してもよい。
・前記実施形態において、ステップS11の処理に代えて、1ch〜4chのいずれか一つの検知信号がレベル保持状態にあったときに「L」を判別してもよい。
・前記実施形態において、1ch〜4chのいずれか二つ以上の検知信号が同時にレベル保持状態になかったと判断された場合であっても(ステップS11でNO)、いずれか一つの検知信号がレベル保持状態にあったときには、制御部20は文字又は記号を判別することなくそのまま処理を終了してもよい。この場合、ユーザに対して操作のやり直しを促すべく、報知部材21による報知を行うことが好ましい。
・前記実施形態において、ステップS7の文字又は記号認識処理時、例えば検知信号のピーク(山)が現れる1ch〜4chの順番を参考にするようにしてもよい。あるいは、1ch〜4chのうち、検知信号が最大レベルとなるch(特に、操作の開始検出時又は終了検出時において検知信号が最大レベルとなるch)を参考にするようにしてもよい。例えば、操作の開始検出時において検知信号が最大レベルとなるchと、終了検出時において検知信号が最大レベルとなるchとが同一か否かなどを参考にしてもよい。これらの参考データは、ユーザの手指Hの移動軌跡に相関することから、文字又は記号の認識精度をより向上させることができる。
・前記実施形態において、一の操作に対してユーザの手指Hが描く文字又は記号は複数であってもよい。この場合、複数の文字又は記号によって操作検出の冗長性を持たせ、あるいは人為的な操作(ユーザの意図する操作)であることを顕在化させる場合には、例えばユーザや通行人の偶発的な行動、洗車や雨や雪等の影響による誤検知を抑制することができる。あるいは、複数の文字又は記号の組み合わせによって異なる種類の操作を定義する場合には、設定可能な操作の種類数をより増加することができる。なお、複数の文字又は記号は、無意味な組み合わせ(例えば同一文字又は記号の繰り返しやID、パスワードなど)でもよいし、意味をなす組み合わせ(例えばユーザ名や生物名など)でもよい。
・前記実施形態において、「一筆書きの文字又は記号」とは、屈曲部の有無に関わらず、直線若しくは曲線若しくはそれらの結合で一筆書きできる文字又は記号をいう。
・前記実施形態において、制御部20は、ドアECU7を介することなくドア駆動ユニット4又はドアロック駆動ユニット6を直に駆動制御してもよい。
・前記実施形態において、制御部20による検知信号の監視は、アナログ処理で行ってもよいし、デジタル処理で行ってもよい。
・前記実施形態において、制御部20の機能は、例えば論理回路を組み合わせたハードウェア構成で実現してもよい。
・前記実施形態において、センサ体は、その設置箇所が認識可能であれば、ユーザの身体(手指H等)が届く車両1の任意の位置に設置されていてもよい。例えば、センサ体は、センターピラーやバックドア3に隣接するリヤピラー、ステアリング、インストルメントパネルなどに設置されていてもよい。
・前記実施形態において、対象物は、バックドア3に設置されてボデー2側のストライカとの係脱作動が電動で可能なラッチ機構であってもよい。この場合、特にバックドア3を開作動させるトーションスプリングやバスダンパー等を備える場合には、ラッチ機構の解除作動に合わせてバックドア3を自動で開作動させるようにしてもよい。
・前記実施形態において、対象物は、電動で開閉作動可能なスイング式又はスライド式のサイドドア(フロントドア、リヤドア等)やトランクリッド、それらに設置されるドアロック、ラッチ機構などであってもよい。あるいは、対象物は、電動で開閉作動可能なドアミラーやボンネット、サンルーフ、給油口扉などであってもよい。あるいは、対象物は、建物等に設置される自動ドアや便座装置、給湯装置、発電装置などの設備であってもよい。
・前記実施形態において、操作体は、ユーザの手指H以外の身体(例えば足等)であってもよい。あるいは、操作体は、導電糸の編み込まれた手袋や、いわゆるタッチペンなどであってもよい。
・前記実施形態において、標章8は、車両1のブランドや車種、グレードなどを示すエンブレムなどでもよい。この標章8は、文字、図形、記号若しくは立体的形状若しくはこれらの結合であれば任意である。
3…バックドア(対象物)、5…ドアロック(対象物)、11〜14,31〜36,41〜44,46〜48…電極、20…制御部(操作検出部、屈曲点検出部、判別部、開始検出部、終了検出部)、21…報知部材。

Claims (4)

  1. 互いに異なるチャンネルを構成する複数の電極であって、接触又は非接触の操作体の配置に応じたレベルを有する検知信号を出力する複数の電極と、
    前記複数の電極の前記検知信号に基づいて対象物に対する操作を検出する操作検出部とを備え、
    前記操作検出部は、
    前記検知信号が一定レベルを保持するレベル保持状態にあることに基づいて、前記操作体が描く一筆書きの文字又は記号の屈曲点を検出する屈曲点検出部と、
    前記屈曲点検出部による前記屈曲点の検出結果に基づいて、前記操作体が描く一筆書きの文字又は記号を判別する判別部とを有し
    前記屈曲点検出部は、前記検知信号がレベル保持状態にあるとき、前記操作体が描くように予め設定された一筆書きの文字又は記号の屈曲点が存在すべき一の前記電極の前記検知信号のレベルが、他の全ての前記電極の前記検知信号のレベルよりも大きいときに、前記屈曲点を検出する、操作装置。
  2. 互いに異なるチャンネルを構成する複数の電極であって、接触又は非接触の操作体の配置に応じたレベルを有する検知信号を出力する複数の電極と、
    前記複数の電極の前記検知信号に基づいて対象物に対する操作を検出する操作検出部とを備え、
    前記操作検出部は、
    前記検知信号が一定レベルを保持するレベル保持状態にあることに基づいて、前記操作体が描く一筆書きの文字又は記号の屈曲点を検出する屈曲点検出部と、
    前記屈曲点検出部による前記屈曲点の検出結果に基づいて、前記操作体が描く一筆書きの文字又は記号を判別する判別部とを有するとともに、
    前記操作検出部は、
    前記複数の電極の少なくとも一つの前記検知信号のレベルが上限閾値レベルを超える状態が、前記屈曲点が検出される前記レベル保持状態の時間よりも長い一定時間継続することで前記操作の開始を検出する開始検出部
    及び
    前記操作の検出状態で、前記複数の電極の全ての前記検知信号のレベルが不変となる状態が、前記屈曲点が検出される前記レベル保持状態の時間よりも長い一定時間継続することで前記操作の終了を検出する終了検出部
    の少なくとも一方を有した、操作装置。
  3. 請求項に記載の操作装置において、
    前記開始検出部による前記操作の開始及び前記終了検出部による前記操作の終了の少なくとも一方の検出時に報知する報知部材を備えた、操作装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の操作装置において、
    前記屈曲点検出部は、いずれか二つ以上の前記検知信号が同時にレベル保持状態にあることに基づいて前記屈曲点を検出する、操作装置。
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