JP6481469B2 - 面間距離測定装置及び方法 - Google Patents

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本発明は、対向する二面間の距離を測定するのに利用して好適な面間距離測定装置及びそれを用いた面間距離測定方法に関する。
対向する二面間の距離を測定する技術として、例えば特許文献1に、金型合せ面の測定やシム調整等に使用され、キャビティの深さ等の比較的小さい面間距離を測定する面間距離測定装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1では、回転角度αについて0度〜45度を測定範囲としており、大型構造物の測定の際にはケース1及び測定子3は測定対象距離の√2倍以上の大きさが必要である。そのため、数メートルの面間距離測定となると、装置全体が人間の扱えない大きさとなってしまう。
また、特許文献2には、炉心シュラウドの据付作業等における炉心シュラウドの内径を自動測定するための炉心シュラウド内径自動測定装置が開示されている。
しかしながら、特許文献2は、面間ではなく内径を測るものであり、この場合、内径に対して傾斜して測定した場合には実際の内径より測定値が大きくなる誤差が出るため、測定面に対して垂直に設置する必要がある。内径測定装置は水平レベル調整器を内蔵しているが、測定面と垂直に設置する方法は明確に示されていない。
ここで、対向する二面間の距離を測定する事例として、圧延機ハウジングのハウジングウィンドウ幅を測定することがある。圧延機の管理の一つとして、圧延機ハウジングのハウジングウィンドウにおいて対向する二面間の距離(ハウジングウィンドウ幅とも呼ぶ)を測定、管理することが行われている(例えば特許文献3を参照)。圧延機による圧延中には、ロールに生じる圧延荷重により圧延機ハウジング及びライナで磨耗や変形が生ずるため、定期的にハウジングウィンドウ幅を測定、管理することが必要となる。
特許第3527990号公報 特許第3868669号公報 特許第5332606号公報
圧延機ハウジングのハウジングウィンドウ幅を測定する場合に、上述した理由から、特許文献1及び特許文献2に記載の技術をそのまま適用することは困難である。
従来、ハウジングウィンドウ幅の測定はインサイドマイクロゲージ等を用いて行われる。しかしながら、インサイドマイクロゲージ等を用いる測定作業は、人員が2名以上必要となり、また、被測定部のグリス清掃作業が必要となるため、負担のかかる作業となっている。また、インサイドマイクロゲージを用いた測定作業にはスキルが要求され(測定面とゲージを垂直にする方向を視覚的に判断することは困難であるため、垂直近傍の状態でゲージを動かした時の手の感触により判断し測定する必要がある)、ヒューマンエラーによる測定誤差が発生しやすい問題もある。
特許文献3には、複数の圧延スタンドからなるタンデム圧延機のロールアライメント管理方法であって、全ての圧延スタンドに共通した測定上の基準座標系を設定し、各圧延スタンドのワークロール及びバックアップロールのアライメント測定値が、パスライン方向に相当する座標軸と直交するようにアライメント調整を行うタンデム圧延機のロールアライメント管理方法が開示されている。そして、特許文献3には、3次元レーザートラッキング装置を用い、圧延スタンドの測定対象部位の位置測定を行うことが記載されている。
しかしながら、3次元レーザートラッキング装置を用いる場合、圧延機内立入りに伴う開口部養生や足場設置、また、被測定部のグリス清掃作業が必要となるため、多くの工数が必要で、測定作業に多大な時間を要する。さらに、3次元レーザートラッキング装置を用いる場合、レーザーを遮る障害物の除去や人払い、振動回避が必要なため周辺作業との干渉が大きいという問題もある。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、対向する二面間の距離を、短時間で容易に測定できるようにすることを目的とする。
本発明の面間距離測定装置は、対向する二面間の距離を測定するための面間距離測定装置であって、棒体と、前記棒体の両端部に設けられた一対の支持板とを備え、前記二面間に挿入することのできる支持体と、前記体の一端部に設けられた前記支持板で支持され、該面間距離測定装置の軸方向における同一の所定の位置から前記二面のうちの一方の面までの距離を測定する3つ以上の一方の距離測定センサと、前記体の他端部に設けられた前記支持板で支持され、該面間距離測定装置の軸方向における同一の所定の位置から前記二面のうちの他方の面までの距離を測定する3つ以上の他方の距離測定センサとを備え、前記3つ以上の一方の距離測定センサは、それぞれ前記一方の面に接触させるストローク式プローブを有する接触式変位センサであり、前記3つ以上の他方の距離測定センサは、それぞれ前記他方の面に接触させるストローク式プローブを有する接触式変位センサであり、前記3つ以上の一方の距離測定センサのストローク式プローブは、前記棒体の一端部に設けられた前記支持板から前記一方の面に向かって前記ストローク式プローブの軸方向に伸長することによって前記一方の面に接触するものであり、前記3つ以上の他方の距離測定センサのストローク式プローブは、前記棒体の他端部に設けられた前記支持板から前記他方の面に向かって前記ストローク式プローブの軸方向に伸長することによって前記他方の面に接触するものであることを特徴とする。
また、本発明の面間距離測定装置の他の特徴とするところは、前記一方の面に接触させるストローク式プローブ、及び、前記他方の面に接触させるストローク式プローブは、それぞれエアを駆動源として軸方向に延伸するものである点にある。
また、本発明の面間距離測定装置の他の特徴とするところは、前記一方の距離測定センサは3つあり、正三角形の各頂点に配置され、前記他方の距離測定センサは3つあり、正三角形の各頂点に配置される点にある。
また、本発明の面間距離測定装置の他の特徴とするところは、前記3つ以上の一方の距離測定センサ及び前記3つ以上の他方の距離測定センサにより測定した距離に基づいて、前記二面間の距離を算出する算出手段を備えた点にある。
また、本発明の面間距離測定装置の他の特徴とするところは、圧延機ハウジングのハウジングウィンドウ幅を測定するものである点にある。
本発明の面間距離測定方法は、本発明の面間距離測定装置を用いた面間距離測定方法であって、前記支持体を前記二面間に挿入し、前記3つ以上の一方の距離測定センサにより、前記面間距離測定装置の所定の位置から前記二面のうちの一方の面までの距離を測定し、かつ、前記3つ以上の他方の距離測定センサにより、前記面間距離測定装置の所定の位置から前記二面のうちの他方の面までの距離を測定することを特徴とする。
本発明によれば、対向する二面間の距離を、短時間で容易に測定することが可能になる。
実施形態に係る面間距離測定装置の概略構成を示す図である。 実施形態に係る面間距離測定装置の使用状態を模式的に示す図である。 面間距離測定装置の使用例を説明するための図である。 面間距離の算出方法を説明するための図である。 較正装置の一例を示す図である。 面間距離測定装置による測定結果を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1に、実施形態に係る面間距離測定装置1の概略構成を示す。また、図2に、実施形態に係る面間距離測定装置1の使用状態を模式的に示す。面間距離測定装置1は、対向する二面101a、101b間の距離、本実施形態では圧延機ハウジング100(図3を参照のこと)のハウジングウィンドウ幅を測定するために用いられる。
図2に示すように、面間距離測定装置1は、ハウジングウィンドウにおいて対向する二面101a、101b間に挿入することのできる支持体2と、支持体2の一端部に設けられた3つの一方の距離測定センサ3aと、支持体2の他端部に設けられた3つの他方の距離測定センサ3bとを備える。一方の各距離測定センサ3aは、該面間距離測定装置1の所定の位置4から一方の面101aまでの距離を測定する。また、他方の各距離測定センサ3bは、該面間距離測定装置1の所定の位置5から他方の面101bまでの距離を測定する。
図1に示すように、支持体2は、棒体201と、棒体201の両端部に設けられた一対の支持板202a、202bとを備える。
棒体201は、パイプ材201aと、パイプ材201aの両端に挿設される一対のサブパイプ材201bとにより構成される。複数の長さのサブパイプ材201bを用意しておけば、測定しようとしている面間距離に応じてサブパイプ材201を選択することにより、棒体201の全長を自由に変えることができる。
また、支持板202a、202bは、円板状に構成され、その中心に設けられた挿入部203が棒体201の端部に挿設されて、棒体201に対して垂直に配置される。
支持板202aには、距離測定センサ3aとして接触式変位センサが配設される。同様に、支持板202bには、距離測定センサ3bとして接触式変位センサが配設される。接触式変位センサ3a、3bはストローク式プローブ301を有し、エアによりプローブ301をその軸方向に伸長させることができる(図1中の矢印Xを参照のこと)。プローブの駆動構造として、エアによる駆動構造とすることで、小型化が可能になるとともに、プローブ301の面101a、101bへの接触圧を精度良く制御することができる。本実施形態では、支持板202aにおいて、3つの接触式変位センサ3aが正三角形の各頂点に配置される。同様に、支持板202bにおいて、3つの接触式変位センサ3bが正三角形の各頂点に配置される。
ここで、図2に示すように、面間距離測定装置1の所定の位置4とは、面間距離測定装置1の非可動部であって面101aに最も近い位置、すなわち接触式変位センサ3aのうち、可動部であるプローブ301を除くケーシング部分302のうち面101aに最も近い位置をいう。同様に、面間距離測定装置1の所定の位置5とは、面間距離測定装置1の非可動部であって面101bに最も近い位置、すなわち接触式変位センサ3bのうち、可動部であるプローブ301を除くケーシング部分302のうち面101bに最も近い位置をいう。
図1に示すように、支持板202a、202bの周縁部には筒状のプロテクタ204が装着され、接触式変位センサ3a、3bを保護するようにしている。
また、支持板202a、202bの傾き防止のために、支持板202a、202bを不図示のストリング等で支持する構成としてもよい。
なお、棒体201や支持板202a、202bは、剛性を確保しながら軽量化を計るべく、例えばアルミニウム合金製とし、面間距離測定装置1を1人で持ち上げられる程度の重量とするのが好ましい。
次に、面間距離測定装置1による面間距離測定の概要を説明する。
図2に示すように、ハウジングウィンドウにおいて対向する二面101a、101b間に面間距離測定装置1を挿入する。このとき、面間距離測定装置1は、二面101a、101bに対して傾いていてもかまわない。
この場合に、作業者が面間距離測定装置1を持ち上げて二面101a、101b間に挿入するようにしてもよいし、図3に示すように、支持部材6(例えば三脚及びアーム)により面間距離測定装置1を支持して、二面101a、101b間に挿入するようにしてもよい。支持部材6を使用することにより、高い位置のハウジングウィンドウ幅を測定することが可能となる。
二面101a、101b間に面間距離測定装置1を挿入した状態で、各接触式変位センサ3a、3bのプローブ301を伸長させて、面101a、101bに接触させる。すなわち、支持板202aで支持される3つの接触式変位センサ3aのプローブ301を伸長させて一方の面101aに接触させ、支持板202bで支持される3つの接触式変位センサ3bのプローブ301を伸長させて他方の面101bに接触させる。被測定部にグリスが塗布されている場合、プローブ301を推進させてグリスを貫通させて面101a、101bに接触させる。
以下、図4を参照して、面間距離の算出方法について説明する。面間距離は、対向する二面101a、101bが平行であることを前提として算出される。
図2に示すように、面間距離LHWは、面間距離測定装置1の傾きをθ、各接触式変位センサ3a、3bのプローブ301を面101a、101bに接触させた状態での面間距離測定装置1の長さをLmとして、下式(1)により表わされる。
Figure 0006481469
図4に示すように、3つの接触式変位センサ3aが正三角形の各頂点a,b,cに配置され、3つの接触式変位センサ3bが正三角形の各頂点d,e,fに配置される。頂点aと頂点dは、面間距離測定装置1の軸まわりにおいて同位相に配置される。頂点bと頂点e、頂点cと頂点fについても同様である。また、面間距離測定装置1の一端部側の所定の位置4と他端部側の所定の位置5との間の長さをkとする。また、接触式変位センサ3a、3bそれぞれの間のピッチをwとする。また、一方の面101aで各接触式変位センサ3aにより測定される距離をl,m,n、他方の面101bで各接触式変位センサ3bにより測定される距離をl´,m´,n´とする。
接触点P1〜P6の各点の座標を測定し、一方の面101a及び他方の面101bそれぞれ3点で平均面を作り、対象面上の各点との法線距離を算出すると、距離Lmは下式(2)で表わされる。なお、対象面が厳密な平行であれば平均化は不要であるが、実用上は平均化するのが好ましい。
Figure 0006481469
また、cosθは、例えば頂点a,b,cからなる正三角形の法線ベクトルn1→(→はn1の上に付されているものとする)と、面101aの法線ベクトルn2→(→はn2の上に付されているものとする)とにより、下式(3)で表わされる。
ここで、下式(4)で表わされる測定機内点と平面の方程式、下式(5)で表わされる測定面上点と平面の方程式とから、法線ベクトルn1→、n2→はそれぞれ下式(6)、下式(7)で表わされる。
Figure 0006481469
式(2)で算出される距離Lmと式(3)で算出されるcosθとを式(1)に代入することにより、面間距離LHWを算出することができる。
上述した面間距離の算出は、例えばCPU、ROM、RAM等を備えた計算装置により実行される。この場合に、計算装置、及び計算装置による算出結果を表示する表示装置はどこに設置されていてもよい。例えば面間距離測定装置1や支持部材6の適所に小型の計算装置及び小型の表示装置を設置すれば、作業者が作業しながら面間距離を確認することができる。また、各接触式変位センサ3a、3bで測定した距離を例えば無線通信で送出するようにし、別途設置した計算装置及び表示装置で面間距離の算出及び表示を行う形態でもよい。
面間距離測定装置1は、基準量によって偏りを正すようにするキャリブレーションが実施される。図5には、較正装置7の一例を示す。較正装置7は、天井面7a、底面7b、及び二面を模擬する左右の側面7cとを有する箱型であり、削り出し加工により形成される。左右の側面7c間の距離が一定の長さに厳密に管理されている。また、底面7bには面間距離測定装置1を載置するセット台7dが設けられている。
面間距離測定装置1の各部の微小な製作誤差や温度変化による微小な変化等により生じうる測定誤差を正せるように、較正装置7による較正を行った上で測定を実施する。これにより、測定日ごとに増減する誤差を較正し、持続的に高い精度を維持することができる。また、較正装置7内で面間距離測定装置1を傾動させながら較正を行い、各傾斜角における測定値を確認することで、傾斜角に応じた較正曲線を利用することができる。
図6に、本発明を適用した面間距離測定装置による測定結果を示す。平行な二面間の距離を1600mmとした試験装置を対象として、面間距離測定装置の傾きθを変えながら面間距離を測定した。図6の横軸は傾きθを、縦軸は測定結果(面間距離)を示す。面間距離測定装置が二面に対して傾いていても、測定誤差は±0.04mmの範囲に収まっており、精度良く二面間の距離を測定することができた。
以上のように、面間距離測定装置1を用いる測定作業は、人員が1名で足り、また、被測定部のグリス清掃作業が不要となるため、作業の負担を軽減させることができる。また、面間距離測定装置1を二面間に挿入してプローブ301を伸長させるだけなので、ヒューマンエラーによる測定誤差は発生しにくい。このように、本発明を適用した面間距離測定装置を用いることにより、大型の構造物等において対向する二面間の距離を、スキルレスで迅速に測定することができる。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上記実施形態では、支持板202a(202b)において、3つの接触式変位センサ3a(3b)を正三角形の各頂点に配置するようにした。このように正三角形の対称配置とすることにより、計算を簡便化することができる。ただし、正三角形の配置に限定されるものではない。
また、一つの面101a(101b)に対して3つの距離測定センサ3a(3b)を配置するようにしたが、それ以上配置するようにしてもよい。例えば一つの面に対して4つの距離測定センサを配置する場合、4つの距離測定センサのうち3つの距離測定センサを用いて距離を測定し、本実施形態で説明したように面間距離を算出する。4つの距離測定センサを配置する場合、3つの距離測定センサの組み合わせは4通りあり、4つの面間距離が得られるので、例えばそれら4つの面間距離の平均を求めて、それを二面間の距離とすればよい。5つ以上の距離測定センサを配置する場合も同様である。
また、上記実施形態では、距離測定センサとして接触式変位センサを用いたが、非接触式距離測定センサ(例えばレーザ距離計等)を用いてもよい。ただし、レーザ距離計等では被測定部にグリスが塗布されている場合にその影響を受けるため、グリス清掃作業が必要となる。それに対して、接触式変位センサを用いれば、プローブを推進させてグリスを貫通させて面に接触させることができ、グリス清掃作業は不要である。
1:面間距離測定装置
2:支持体
3a、3b:距離測定センサ(接触式変位センサ)
201:棒体
202a、202b:支持板
301:ストローク式プローブ

Claims (6)

  1. 対向する二面間の距離を測定するための面間距離測定装置であって、
    棒体と、前記棒体の両端部に設けられた一対の支持板とを備え、前記二面間に挿入することのできる支持体と、
    前記体の一端部に設けられた前記支持板で支持され、該面間距離測定装置の軸方向における同一の所定の位置から前記二面のうちの一方の面までの距離を測定する3つ以上の一方の距離測定センサと、
    前記体の他端部に設けられた前記支持板で支持され、該面間距離測定装置の軸方向における同一の所定の位置から前記二面のうちの他方の面までの距離を測定する3つ以上の他方の距離測定センサとを備え
    前記3つ以上の一方の距離測定センサは、それぞれ前記一方の面に接触させるストローク式プローブを有する接触式変位センサであり、
    前記3つ以上の他方の距離測定センサは、それぞれ前記他方の面に接触させるストローク式プローブを有する接触式変位センサであり、
    前記3つ以上の一方の距離測定センサのストローク式プローブは、前記棒体の一端部に設けられた前記支持板から前記一方の面に向かって前記ストローク式プローブの軸方向に伸長することによって前記一方の面に接触するものであり、
    前記3つ以上の他方の距離測定センサのストローク式プローブは、前記棒体の他端部に設けられた前記支持板から前記他方の面に向かって前記ストローク式プローブの軸方向に伸長することによって前記他方の面に接触するものであることを特徴とする面間距離測定装置。
  2. 前記一方の面に接触させるストローク式プローブ、及び、前記他方の面に接触させるストローク式プローブは、それぞれエアを駆動源として軸方向に延伸するものであることを特徴とする請求項1に記載の面間距離測定装置。
  3. 前記一方の距離測定センサは3つあり、正三角形の各頂点に配置され、
    前記他方の距離測定センサは3つあり、正三角形の各頂点に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の面間距離測定装置。
  4. 前記3つ以上の一方の距離測定センサ及び前記3つ以上の他方の距離測定センサにより測定した距離に基づいて、前記二面間の距離を算出する算出手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の面間距離測定装置。
  5. 圧延機ハウジングのハウジングウィンドウ幅を測定するものであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の面間距離測定装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の面間距離測定装置を用いた面間距離測定方法であって、
    前記支持体を前記二面間に挿入し、
    前記3つ以上の一方の距離測定センサにより、前記面間距離測定装置の所定の位置から前記二面のうちの一方の面までの距離を測定し、かつ、前記3つ以上の他方の距離測定センサにより、前記面間距離測定装置の所定の位置から前記二面のうちの他方の面までの距離を測定することを特徴とする面間距離測定方法。
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