JP6481108B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
弾球遊技機の遊技領域には複数の釘や役物が配置され、発射された遊技球は、その何れかの釘や役物と衝突しながら遊技領域へ流下するので、発射された遊技球が第2始動口に到達する時間は様々である。言い換えるとt3時間にて、発射された遊技球が第2始動口に到達できるように、釘は役物、第2始動口を配置するということである。
弾球遊技機の遊技領域には複数の釘や役物が配置され、発射された遊技球は、その何れかの釘や役物と衝突しながら遊技領域へ流下するので、発射された遊技球が第2始動口に到達する時間は様々である。言い換えるとt1時間にて、発射された遊技球が第2始動口に到達することができないように、釘は役物、第2始動口を配置するということである。
また、第2所定時間の羽根の開放が行われることを示唆する開放示唆演出として、長時間前示唆演出だけでなく、短時間前示唆演出も存在するので、前記羽根の開放が行われることを示唆する演出が実行される時間帯が多くなり過ぎることはなく、前記開放示唆演出を遊技者が鬱陶しいと感じることはない。
なお、短時間前示唆演出であっても、発射ハンドルを操作している状態であれば、現状の発射威力でも羽根の開放が行われていれば第2始動口に遊技球が入球する可能性が十分にあるほか、現状の発射威力にて遊技球がどのように流下するか把握している状態であるので、第2始動口へ入球し易い発射威力に調整することも容易であり、開放中の羽根に1個も遊技球が入球しない可能性は低い。
このような、発射を停止する要因となる第1保留記憶手段に記憶された数値データの数に応じて、短時間前示唆演出、長時間前示唆演出のうち、何れの開放示唆演出を実行させるのかを決定するため、その時の状態に応じて最適な演出を選択することが可能になる。
なお、第2保留記憶手段に数値データが多く記憶されていても、第1保留記憶手段に記憶された数値データ数が少なければ、遊技者は遊技球の発射を継続し続ける場合が多く、遊技球の発射を停止している可能性が高いとは言えない。
また、第2保留記憶手段に数値データが所定数まで記憶されていても、第2始動口に遊技球が入球すれば賞球が付与されるので、羽根が開放されて第2始動口に遊技球を入球可能な状態となっていれば、遊技者は第2始動口に多く遊技球を入球させたいと思い遊技球を発射することになる。
[実施例1]
本実施例の弾球遊技機では、発射ハンドルを操作して発射装置から一個の遊技球が発射された場合に当該一個の遊技球が普通電動役物を備えた始動口に到達する時間は5秒から8秒の間である。つまり、本実施例の弾球遊技機の遊技盤は、発射ハンドルを操作して発射装置から一個の遊技球が発射され、当該遊技球が普通電動役物を備えた始動口に到達するように釘や役物、始動口が配置されていることになる。
本実施例では、発射装置から発射されて遊技球が図2に示す遊技盤1に配置された第2始動口12へ到達可能な時間(以下、t3時間ともいう)を6秒に設定している。つまり、本実施例の遊技盤1は、発射装置から発射された一球の遊技球が6秒間で第2始動口12へ到達可能となるように遊技釘4や役物、第2始動口12が配置されていることになる。
上述したように、第2始動口12は、第1始動口11の直下に配置されているので、第1始動口11を狙って遊技球を発射している状態にて第2始動口12の翼片12cが開放されると、第1始動口11を狙った遊技球が第2始動口12に入球する可能性が高くなっている。
なお、この第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3左入賞口33、第4左入賞口34が、常時、入球率が変化しない普通入賞口である。
なお、実施例1のパチンコ機50には、サブ統合制御装置83に設けられたRAMの内容を保持するバックアップ装置が備えられていない構成となっている。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9及び第2特別図柄表示装置10の表示、第1特別図柄保留数表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19、普通図柄表示装置7及び普通図柄保留数表示装置8の点灯を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り(特別遊技ともいう)等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
なお、本実施例では遊技球を払い出す構成であるが、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
回動量信号は、遊技者が時計回りに発射ハンドル64を回動操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射できないようになっている。
本実施例の発射ハンドル64の回動量信号の出力回路には、例えば発射ハンドル64の回動量に応じて変化する可変抵抗が用いられており、回動量信号に基づいて発射ハンドル64の回動量(角度)を算出可能である。発射ハンドルの64の回動量(角度)に応じて、発射装置から発射される遊技球の発射威力を調整することができる。そのため、回動量が大きければ、発射装置から発射される遊技球の発射威力が大きくなる。また、発射ハンドル64から手を放すと、発射ハンドル64の内部のバネの付勢を受けて、発射ハンドル64は初期位置へ戻ることになる。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄等の演出画像を演出図柄表示装置6の画面に表示させる。
なお、本実施例では、サブ統合制御装置83及び演出図柄制御装置82は別々の装置に分かれているが、1つの装置にまとめる構成にしてもよい。
大当り図柄決定用乱数更新処理(S30)は「0」〜「99」の100個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
なお、当り決定用乱数更新処理及び当り図柄決定用乱数更新処理は普通図柄の抽選に使用し、その他の初期値乱数、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数は特別図柄の抽選に使用する。
本実施例では、遊技球が第1始動口11、第2始動口12に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を第1始動口11と第2始動口12でそれぞれ4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11又は第2始動口12に入賞しても賞球(3個)が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
各出力処理(S60)では、遊技の進行に応じて主制御装置80は演出図柄制御装置82、払出制御装置81、発射制御装置84、サブ統合制御装置83、大入賞口ソレノイド14b等に対して各々出力処理を実行する。即ち、入賞確認処理(S50)により遊技盤1上の各入賞口に遊技球の入賞があることが検知されたときには賞球としての遊技球を払い出すべく払出制御装置81に賞球データを出力する処理を、遊技状態に対応したサウンドデータをサブ統合制御装置83に出力する処理を、パチンコ機50に異常があるときにはエラー中であることを報知すべく演出図柄制御装置82にエラー信号を出力する処理を各々実行する。
また、普通図柄作動ゲート17への遊技球の入球がなかった場合(S100:no)及び普通図柄の保留記憶が満杯であった場合には(S105:yes)の場合には、そのままリターンとなる。
その後、普通図柄当り設定処理を行う(S205)。一方、普通図柄が当りでなければ(S190:no)、ハズレの変動パターンを決定する(S210)。なお、本実施例の普通図柄の変動時間は、普通図柄の抽選で当り又はハズレと判定されるか否かに関係なく、また、当り図柄に関係なく、パチンコ機50の遊技状態が通常遊技状態(非開放延長状態)であれば常に12秒であり、パチンコ機50の遊技状態が開放延長状態であれば常に2秒である。
その後、S215に移行し、普通図柄表示装置7の変動開始、およびサブ統合制御装置83へ普通図柄変動開始コマンドを送信し(S215)、普通図柄遊技処理に移行する。本実施例の普通図柄当り設定処理(S205)では、通常遊技状態中にS195で当り図柄1を決定した場合には、普通電動役物を0.1秒で1回の開放パターンを設定する。なお、本実施例では、1回×0.1秒の開放時間を第1所定開放時間とする。
また、開放延長状態中にS195で当り図柄1を決定した場合には、普通電動役物を2.2秒で2回の開放パターンを設定する。なお、普通図柄変動開始コマンドには、上述の抽選結果を示すデータ、具体的には当り、外れのいずれかを示すデータと変動時間を指定する変動パターンのデータが含まれる。
一方、通常遊技状態中にS195で当り図柄2を決定した場合には、普通電動役物を3.0秒で1回の開放パターンを設定する。なお、本実施例では、1回×3.0秒の開放時間を第2所定開放時間とする。また、開放延長状態中にS195で当り図柄2を決定した場合には、普通電動役物を2.2秒で2回の開放パターンを設定する。
普通電動役物が開放中でなければ(S355:no)、普通図柄当り終了演出中か判定し(S360)、普通図柄当り終了演出中でなければ(S360:no)、普通図柄当り開始演出時間が経過したか確認し(S365)、普通図柄当り開始演出時間が経過していれば(S365:yes)、普通電動役物開放処理(S370)へ移行し、終了となる。
本実施例の普通電動役物開放処理(S370)は、上述したS205で設定した普通電動役物の開放パターンに基づいて普通電動役物を開放する。
S815では、時短フラグが1か否かを判定し、1であれば(S815:yes)、時短回数が0か否かを判定する(S820)。時短回数が0であれば(S820:yes)、S825にて時短フラグを0にしてS830に進む。時短フラグが1でないとき(S815:no)又は時短回数が0ではないとき(S820:no)はそのままS830に移行する。
なお、本実施例の場合、特別図柄当否判定処理における主制御装置80からサブ統合制御装置83に状態指定コマンドを送信するタイミングは、特別図柄確定時間後となっているが、特別図柄変動開始時及び電源復旧時においても状態指定コマンドを送信する構成にしてもよい。
S985で設定する時短回数は、通常大当りでは0回又は100回であるが、確変大当りにおいては10000回が設定され、実質的に次回の大当りまでの時短の継続を保証する。時短フラグを1にすると本実施例では特別図柄の平均変動時間短縮、普通図柄の平均変動時間短縮、普通電動役物12の開放延長機能をセットする。時短に移行しない場合(S980:no)はS995に直行する。
まず、S1000において、サブ統合制御装置83は、S215において主制御装置80が送信した普通図柄変動開始コマンドを受信したか否かを判定する(S1000)。否定判定の場合には(S1000:no)、そのまま本処理を終了(リターン)する。また、普通図柄変動開始コマンドを受信した場合には(S1000:yes)、振分乱数抽出処理(S1002)を行い、その後現在のパチンコ機50が開放延長状態中である否かを判定する(S1005)。肯定判定の場合には(S1005:yes)、そのままリターンとなる。また、非開放延長状態中であると判定された場合には(S1005:no)、普通図柄変動開始コマンドに基づいて、普通図柄の抽選に当選したか否かを判定する(S1010)。普通図柄の抽選によりハズレであった場合には(S1010:no)、そのままリターンとなる。また、普通図柄変動開始コマンドから普通図柄の抽選に当選と判定した場合には(S1010:yes)、普通図柄変動開始コマンドに基づいて普通電動役物の開放時間が第2所定開放時間であるか否かを判定する(S1015)。普通電動役物の開放時間が第1所定開放時間である場合には(S1015:no)、S1017へ移行する。
また、S1030の短時間前示唆演出実行処理により実行される短時間前示唆演出は、普通電動役物の開放時間が第2所定開放時間で(S1015:yes)、かつ第1保留記憶数(第1特別図柄の保留記憶数)が所定個数ではない場合に(S1025:no)に実行される。
なお、S1030により実行される示唆演出が開始されて終了するまでの時間は2秒となっている(図23を参照)。
始めに、本実施例のパチンコ機50の特別図柄当選確率について説明する。通常確率遊技状態の特別図柄の当選確率は1/400、高確率遊技状態の特別図柄の当選確率は1/40と設定されている。
次に、始動口(第1始動口11、第2始動口12)、その他の入賞口、大入賞口14に入賞した場合に払い出される賞球数について説明する。第1始動口11の賞球は3個、普通電動役物により開閉可能に設けられた第2始動口12の賞球は3個、その他の入賞口の賞球は10個、大入賞口14の賞球は15個と設定されている。
上述したように、遊技球が第1始動口11、第2始動口12に入賞すると複数の乱数を取得されることになるが、保留記憶できる数を第1始動口11と第2始動口12でそれぞれ4個までとなっている。そのため、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11又は第2始動口12に入賞しても前記複数の乱数は保留記憶されないが、保留記憶が満タンであっても各始動口に入賞すれば賞球(3個)は払出されるため無駄球とはならない。
大当り遊技中の大入賞口14について説明する。大入賞口14の規定入賞数は、10個となっている。
本実施例のパチンコ機50の普通図柄当選確率について説明する。非開放延長状態の普通図柄の当選確率は1/5、開放延長状態中の当選確率は、4/5と設定されている。
次に普通図柄の変動時間について説明する。非開放延長状態の普通図柄の変動時間は12秒、開放延長状態中の普通図柄の変動時間は、2秒と設定されている。
なお、本実施例では、非開放延長状態時における普通図柄の変動時間は、確定表示される図柄がハズレであっても当りであっても同じ変動時間(12秒)となっている。また、確定表示される当り図柄が当り図柄1又は当り図柄2であっても同じ変動時間(12秒)となっている。しかし、これに限定されることはなく、確定表示される図柄によって変動時間が異なってもよい。
非開放延長状態中に当り図柄1が確定表示された場合には、普通電動役物の開放時間は0.1秒を1回に設定される。また、非開放延長状態中に当り図柄2が決定された場合の普通電動役物の開放時間は3.0秒を1回に設定される。
開放延長状態中に当り図柄1が確定表示された場合には、普通電動役物の開放時間は2.2秒を2回に設定される。また、開放延長状態中に当り図柄2が決定された場合には、普通電動役物の開放時間は2.2秒を2回に設定される。
上述したように、開放延長状態中の普通図柄の当選確率は4/5で、非開放延長状態での普通図柄の当選確率は1/5となっている。よって、開放延長状態の方が普通図柄の当選確率は高い。そして、開放延長状態中に当り図柄が確定表示された場合に、設定される普通電動役物の開放時間2.2秒×2回で、4.4秒となる。一方、非開放延長状態中に当り図柄1で確定表示された場合に設定される普通電動役物の開放時間は0.1秒である。
よって、単位時間あたりの開放延長状態中の普通電動役物の開放している頻度は、単位時間あたりの非開放延長状態中の普通電動役物の開放している頻度よりも高く設定されている。また、開放延長状態での普通図柄の変動時間(2秒)は、非開放延長状態での普通図柄の変動時間(12秒)より短いので、単位時間あたりの普通電動役物が開放している頻度が高くなる。
本実施例では、非開放延長状態中に3.0秒の普通電動役物が開放される場合、普通図柄が確定表示されるまでの普通図柄の変動時間中に3.0秒の普通電動役物が開放されることを示唆する示唆演出が実行される。示唆演出として、長時間前示唆演出と短時間前示唆演出が存在する。
図22の短時間前示唆演出実行処理(S1030)が実行されると、演出図柄表示装置6の画面に普通図柄の変動時間中に3.0秒の普通電動役物が開放されることを示唆する短時間前示唆演出が表示される。なお、短時間前示唆演出は、演出図柄表示装置6の画面に、当該短時間前示唆演出が開始されて普通電動役物が開放するまで表示される。当該短時間前示唆演出が開始されて普通電動役物が開放するまで時間をt1時間とする。本実施例のt1時間は、2秒である。
なお、本実施例のt1時間は、短時間前示唆演出が演出図柄表示装置6の画面に表示されてから、発射装置から発射された遊技球が第2始動口12に到達することが不可能な時間に設定されている。つまり、パチンコ機50の遊技領域3は、短時間前示唆演出が開始されてから発射装置から発射された遊技球が第2始動口12に到達することができないように、本実施例の遊技領域3に、遊技釘4や役物、第2始動口12を配置されていることになる。
発射装置から発射された遊技球が流下していき、第2始動口12へ到達可能な時間として設定した時間(以下、t3時間ともいう)は6秒とする。
図24(a)に示すように、本実施例のパチンコ機50は、大当りであった場合は第1特別図柄で停止する大当り図柄は、図柄Aから図柄Eの5種類から選択し表示される。大当り図柄決定用乱数が「0〜34」であれば図柄Aが選択され、大当り図柄決定用乱数が「35〜69」であれば図柄Bが選択される。また、大当り図柄決定用乱数が「70〜79」であれば図柄Cが選択され、大当り図柄決定用乱数が「80〜89」であれば図柄Dが選択される。また、大当り図柄決定用乱数が「90〜99」であれば大当り図柄Eが選択される。また、図柄Aから図柄Eよって大当り遊技終了後の遊技状態が設定される。なお、図24(a)に示した大当り図柄の他にハズレ図柄(図示しない)が存在する。
図24(c)に示すように、第1特別図柄で図柄Aが確定表示されれば、10ラウンドの大当りとなり、大入賞口14が全ての開放で30秒回開放され、大当り遊技が終了した後には高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、確変回数及び時短回数は10000回に設定される。また、第1特別図柄で図柄Bが確定表示されれば、5ラウンドの大当りとなり、大入賞口14が全ての開放で30秒回開放され、大当り遊技が終了した後には高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、確変回数及び時短回数は10000回に設定される。また、第1特別図柄で図柄Cが確定表示されれば、5ラウンドの大当りとなり、大入賞口14が全ての開放で30秒回開放され、大当り遊技が終了した後には低確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、時短回数は100回に差設定される。
第1特別図柄で図柄Dが確定表示されれば、10ラウンドの大当りとなり、大入賞口14が全ての開放で30秒回開放され、大当り遊技が終了した後には通常確率遊技状態及び非開放延長状態へ移行する。
第1特別図柄で図柄Eが確定表示されれば、5ラウンドの大当りとなり、大入賞口14が全ての開放で30秒回開放され、大当り遊技が終了した後には通常確率遊技状態及び非開放延長状態へ移行する。
図24(d)に示すように、第2特別図柄で図柄Fが確定表示されれば、16ラウンドの大当りとなり、大入賞口14が全ての開放で30秒回開放され、大当り遊技が終了した後には高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、確変回数及び時短回数は10000回に設定される。また、第2特別図柄で図柄Gが確定表示されれば、10ラウンドの大当りとなり、大入賞口14が全ての開放で30秒回開放され、大当り遊技が終了した後には高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、確変回数及び時短回数は10000回に設定される。また、第2特別図柄で図柄Cが確定表示されれば、16ラウンドの大当りとなり、大入賞口14が全ての開放で30秒回開放され、大当り遊技が終了した後には低確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、時短回数は100回に設定される。
第2特別図柄で図柄Hが確定表示されれば、10ラウンドの大当りとなり、大入賞口14が全ての開放で30秒回開放され、大当り遊技が終了した後には通常確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。時短回数は100回に設定される。
第2特別図柄で図柄Iが確定表示されれば、10ラウンドの大当りとなり、大入賞口14が全ての開放で30秒回開放され、大当り遊技が終了した後には通常確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。次に、第2特別図柄で図柄Jが確定表示されれば、10ラウンドの大当りとなり、大入賞口14が全ての開放あり、大当り遊技が終了した後には通常確率遊技状態及び非開放延長状態へ移行する。
非開放延長状態中の普通図柄の変動時間は、上述したように12秒となっている。そして、普通図柄で当り図柄2が確定表示されると、普通電動役物の開放が開始される。上述したように非開放延長状態中に当り図柄2で確定表示された場合、普通電動役物は3.0秒で1回の開放を行うため、普通電動役物の開放時間(第2所定開放時間)は3秒である。本実施例では、普通図柄で当り図柄2が確定表示される場合、普通図柄の変動時間(12秒)中にS1020による長時間前演出又はS1030による短時間前示唆演出が実行される。長時間前示唆演出の時間(t2時間)は8秒である。また、短時間前示唆演出の時間(t1時間)は2秒である。そして、遊技者が発射ハンドル64を操作し、発射装置から発射された遊技球が第2始動口12へ到達可能な時間として設定した時間(t3時間)は6秒である。
つまり、本実施例では、非開放延長状態での普通図柄の変動時間(12秒)>t2時間(8秒)>t3時間(6秒)>t1時間(2秒)となる。
また、t2時間と普通電動役物の第2所定開放時間を合計した時間は、11秒となる。そのため、仮に長時間前示唆演出が開始されてから2秒経過した後に、発射装置から遊技球を発射したとしても、発射装置から発射された遊技球が第2始動口12へ到達可能な時間として設定した時間が6秒となっているため、普通電動役物の開放開始には間に合わなくても、第2所定開放時間に1個も遊技球が入球しない事態は低くなる。
そのため、仮に第1保留記憶の数が所定個数(4個)未満で、発射ハンドル64の操作を停止している状態時に、短時間前示唆演出が演出図柄表示装置6の画面に表示され、遊技者が発射ハンドル64を操作して発射装置から遊技球が発射されても、第2始動口12に遊技球が到達した時には普通電動役物の開放は終了しているため、第2始動口12に入球することはできない。
図26(a)に示すように、演出図柄表示装置6の画面には特別図柄に対応した左演出図柄91、中演出図柄92、右演出図柄93が変動している。演出図柄表示装置6の画面の左下方には保留図柄95、保留図柄96及び保留図柄97が表示されている。
その後、図26(b)に示すように、左演出図柄91が「2」、右演出図柄が「2」で停止し、中演出図柄が変動中であることから、リーチであることを遊技者に報知している。そして、図26(c)に示すように、左演出図柄、中演出図柄、右演出図柄が「2」で停止していることから、大当りとなったことを遊技者に報知している。
図27(a)に示すように、演出図柄表示装置6の画面には第1特別図柄に対応した左演出図柄91、中演出図柄92、右演出図柄93が変動している。演出図柄表示装置6の画面の左下方には第1保留記憶に対応する保留図柄95、保留図柄96、保留図柄97及び保留図柄98が表示されている。
演出図柄表示装置6の画面の右下方に表示されている示唆演出表示領域99と演出キャラクタ94(熊の達吉)が表示される。示唆演出表示領域99には示唆演出図柄100が変動している。なお、示唆演出表示領域99では、普通電動役物が第2所定開放時間の開放が行われるか否かのルーレット演出を行い、第2始動口12を模した表示例で停止するのか、ハズレで停止するかによって、普通電動役物が第2所定開放時間開放されるか否かを示している。示唆演出表示領域99と演出キャラクタ94を用いた示唆演出が、S1020により実行される長時間前示唆演出となっている。長時間前示唆演出は、当該示唆演出が開始されてから普通電動役物が開放されるまで時間は8秒となっている。
なお、本実施例の長時間前示唆演出では当該示唆演出が開始されてから8秒経過し、普通電動役物が第1所定開放時間の開放が行われる場合には、図27(c)へ移行し、普通電動役物が第2所定開放時間の開放が行われる場合には、図27(d)へ移行することになる。
図28(a)に示すように、演出図柄表示装置6の画面には第1特別図柄に対応した左演出図柄91、中演出図柄92、右演出図柄93が変動している。なお、図28(a)に示す演出図柄表示装置6の左下方には、第1保留記憶に対応する保留図柄が表示されていない。よって、現在の第1保留記憶数(第1特別図柄の保留記憶数)は「0」である。
演出図柄表示装置6の画面の右下方に表示されている示唆演出表示領域99と演出キャラクタ94(熊の達吉)が表示される。示唆演出表示領域99には示唆演出図柄100が変動している。なお、示唆演出表示領域99では、普通電動役物が第2所定開放時間の開放が行われるか否かのルーレット演出を行い、普通電動役物が第2所定開放時間行われることを示唆する。示唆演出表示領域99と演出キャラクタ94を用いた示唆演出が、S1030により実行される短時間前示唆演出となっている。なお、本実施例では、短時間前示唆演出が演出図柄表示装置6の画面に表示される場合には、必ず短時間前示唆演出終了後に普通電動役物が第2所定開放時間行われることになる。短時間前示唆演出は、当該示唆演出が開始されてから普通電動役物が開放されるまで時間は2秒となっている。なお、本実施例の短時間前示唆演出では当該示唆演出が開始されてから2秒経過すると、必ず図28(c)へ移行することになる。
また、普通電動役物が第2所定開放時間(3秒)の開放が行われることを示唆する演出として、S1020により実行される長時間示唆演出だけでなく、S1030により実行される短時間前示唆演出も存在するので、普通電動役物の開放が行われることを示唆する演出が実行される時間帯が多くなり過ぎることはなく、普通電動役物が開放することを示唆する開放示唆演出を遊技者が鬱陶しいと感じることはない。
なお、本実施例の遊技盤1には第1始動口11の直下に第2始動口12が配置されているため、S1030により実行される短時間前示唆演出であっても、遊技者が発射ハンドル64を操作して遊技球を発射している状態であれば、第2始動口12に遊技球が入球する可能性が十分あるほか、現状の発射威力にて遊技球がどのように流下するか把握している状態であるため、第2始動口12へ入球し易い発射威力を調整することも容易であり、開放中の普通電動役物に1個も遊技球を入球しない可能性は低いことになる。
第1保留記憶数(第1特別図柄の保留記憶数)の記憶可能な上限数が4個と限られていることから、第1保留記憶数(第1特別図柄の保留記憶数)が多ければ、普通電動役物が閉鎖状態となっている第2始動口12を狙って遊技球を発射することはないので、遊技者は遊技球の発射を停止している可能性が極めて高い。
図22に示すように、発射を停止する要因となる第1保留記憶数(第1特別図柄の保留記憶数)が所定個数(4個)でなければ、短時間前示唆演出が実行され、第1保留記憶数(第1特別図柄の保留記憶数)が所定個数(4個)であればS1020により長時間前示唆演出が実行される構成とすることで、遊技中の状態に応じて最適な演出を実行することが可能となる。
なお、第2特別図柄に対応する第2保留記憶の数が多く記憶されていても、第1特別図柄に対応する第1保留記憶の数が少なければ、遊技者は遊技球の発射を継続し続ける場合が多く、遊技球の発射を停止している可能性が高いとは言えない。
また、第2保留記憶数(第2特別図柄の保留記憶数)が上限数(4個)に達しても、第2始動口12に1個の遊技球が入球すれば賞球(3個)が付与されるので、普通電動役物が開放されて第2始動口12に遊技球を入球可能な状態となっていれば、遊技者は第2始動口12に多く遊技球を入球させたいと思い遊技球を発射することになる。
本発明の「第1始動口」が第1始動口11に相当し、「第2始動口」が第2始動口12に相当し、「第1保留記憶手段」が図14の第1抽出乱数保留記憶処理(S510)に相当し、「第2保留記憶手段」が図14の第2抽出乱数保留記憶処理(S525)に相当し、「演出制御手段」が演出図柄制御装置82に相当する。なお、「演出制御手段」がサブ統合制御装置83に相当してもよい。本発明の「第1所定時間」が第1所定開放時間(0.1秒×1回)に相当し、「第2所定時間」が第2所定開放時間(3.0秒×1回)に相当し、「長時間前示唆演出」が長時間前示唆演出に相当し、「短時間前示唆演出」が短時間前示唆演出に相当し、「t1時間」が図23に示すt1時間に相当し、「t2時間」が図23に示すt2時間に相当し、「t3時間」が図23に示すt3時間に相当し、「報知態様決定手段」が図22に示す示唆演出設定処理に相当に相当する。
[実施例2]
実施例2では、普通図柄が変動を開始する前に、普通電動役物の開放が第2所定開放されることを示唆する長時間前示唆先読み演出を実行するか又は普通図柄の変動時間中に普通電動役物の開放が第2所定開放されることを示唆する短時間前示唆演出を実行する構成となっている。
最初に、S1050においてサブ統合制御装置83は、S120において主制御装置80が送信された普通図柄先読み判定コマンドを受信したか否かを判定する(S1050)。否定判定の場合には(S1050:no)、そのまま本処理を終了(リターン)する。普通図柄先読み判定コマンドを受信した場合には(S1050:yes)、振分乱数抽出処理(S1052)を行い、その後現在のパチンコ機50の遊技状態が開放延長状態中であるか否か判定する(S1055)。開放延長状態中である場合には(S1055:yes)、そのままリターンとなる。また、非開放延長状態中である場合には(S1055:no)、受信した普通図柄先読み判定コマンドに基づいて当りであるか否かを判定する(S1060)。ハズレ判定の先読み判定コマンドを受信した場合には(S1060:no)、そのままリターンとなる。また、当り判定の先読み判定コマンドを受信した場合には(S1060:yes)、当該先読み判定コマンドに基づいて普通電動役物の開放時間が第2所定開放時間であるか否かを判定する(S1065)。普通電動役物の開放時間が第2所定開放時間であると判定した場合には(S1065:yes)、S1075へ移行する。また、普通電動役物の開放時間が第1所定開放時間であると判定した場合には(S1065:no)、S1067へ移行する。S1067において、S1062で抽出した振分乱数に基づいて長時間前示唆先読み演出を行うか否かを抽選する(S1067)。
なお、本実施例の長時間前示唆先読み演出実行処理(S1070)は、普通電動役物の開放時間が第1所定開放時間で(S1065:no)、S1067による抽選結果に基づいて長時間前示唆先読み演出が行われる場合(S1069:yes)、又は普通電動役物の開放時間が第2所定開放時間で(S1065:yes)、かつ第1保留記憶数(第1特別図柄の保留記憶数)が所定個数である場合(S1075:yes)に実行される構成となっている。
先ず、S1100においてサブ統合制御装置83は、S215において主制御装置80から送信された普通図柄変動開始コマンドを受信したか否かを判定する(S1100)。否定判定の場合には(S1100:no)、そのままリターンする。普通図柄変動開始コマンドを受信した場合には(S1100:yes)、現在のパチンコ機50の遊技状態が開放延長状態中であるか否か判定する(S1102)。開放延長状態中である場合には(S1102:yes)、そのままリターンとなる。また、非開放延長状態中である場合には(S1102:no)、普通図柄の先読み演出で既に長時間前示唆先読み演出を行ったものであるか否かを判定する(S1105)。既に長時間前示唆先読み演出を行ったものである場合には(S1105:yes)、そのままリターンとなる。また、長時間前示唆先読み演出を行っていない場合には(S1105:no)、受信した普通図柄変動開始コマンドに基づいて当りであるか否かを判定する(S1110)。ハズレである場合には(S1110:no)、そのままリターンとなる。また、当りである場合には(S1110:yes)、普通電動役物の開放時間が第2所定開放時間であるか否かを判定する(S1115)。第1所定開放時間である場合には(S1115:no)、そのままリターンとなる。第2所定開放時間である場合には(S1115:yes)、第1保留記憶数(第1特別図柄に対応する保留記憶数)が所定個数(4個)であるか否かを判定する(S1120)。所定個数である場合には(S1120:yes)、そのままリターンとなる。また、所定個数ではない場合には(S1120:no)、短時間前示唆演出実行処理を行い(S1125)、リターンとなる。なお、短時間前示唆演出実行処理(S1125)により実行される示唆演出は、普通図柄の変動中に当該普通図柄で当り図柄2が確定表示し、普通電動役物の開放時間が第2所定開放時間であることを示唆する演出となっている。
始めに、実施例2のパチンコ機50の特別図柄当選確率について説明する。通常確率遊技状態の特別図柄の当選確率は1/400、高確率遊技状態の特別図柄の当選確率は1/40と設定されている。
次に、始動口(第1始動口11、第2始動口12)、その他の入賞口、大入賞口14に入球した際に、払い出される賞球数について説明する。第1始動口11の賞球は3個、普通電動役物により開閉可能に設けられた第2始動口12の賞球は3個、その他の入賞口の賞球は10個、大入賞口14の賞球は15個と設定されている。
上述したように、遊技球が第1始動口11、第2始動口12に入賞すると複数の乱数を取得されることになるが、保留記憶できる数を第1始動口11と第2始動口12でそれぞれ4個までとなっている。そのため、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11又は第2始動口12に入賞しても前記複数の乱数は保留記憶されないが、保留記憶が満タンであっても各始動口に入賞すれば賞球(3個)は払出されるため無駄球とはならない。
大当り遊技中の大入賞口14について説明する。大入賞口14の規定入賞数は、10個となっている。
本実施例のパチンコ機50の普通図柄当選確率について説明する。非開放延長状態の普通図柄の当選確率は1/5、開放延長状態中の当選確率は、4/5と設定されている。
次に普通図柄の変動時間について説明する。非開放延長状態の普通図柄の変動時間は12秒、開放延長状態中の普通図柄の変動時間は、2秒と設定されている。
なお、本実施例では、非開放延長状態時における普通図柄の変動時間は、確定表示される図柄がハズレであっても当りであっても同じ変動時間(12秒)となっている。また、確定表示される当り図柄が当り図柄1又は当り図柄2であっても同じ変動時間(12秒)となっている。しかし、これに限定されることはなく、確定表示される図柄によって変動時間が異なってもよい。
開放延長状態中に当り図柄1が決定された場合には、普通電動役物の開放時間は2.2秒を2回に設定される。また、開放延長状態中に当り図柄2が決定された場合には、普通電動役物の開放時間は2.2秒を2回に設定される。
本実施例では、非開放延長状態中に3.0秒の普通電動役物が開放される場合に、普通図柄の先読み演出にて3.0秒の普通電動役物が開放されることを示唆する長時間前示唆先読み演出が実行される。また、普通図柄の変動時間中に3.0秒の普通電動役物が開放されることを示唆する短時間前示唆演出が実行される。
次に、図29の長時間前示唆先読み演出実行処理(S1070)が実行されると、演出図柄表示装置6の画面に3.0秒の普通電動役物が開放されることを示唆する長時間前示唆先読み演出が表示される。なお、長時間前示唆演出は、演出図柄表示装置6の画面に、当該長時間前示唆先読み演出が開始されて普通電動役物を開放するまで表示される。当該長時間前示唆演出が開始されて普通電動役物を開放するまで時間をt2時間とする。本実施例のt2時間は、12秒超えた時間である。なぜなら、本実施例では普通図柄の保留記憶は最大4つまで記憶可能であるため、どの普通図柄の保留記憶の先読み判定に基づいて先読み演出が実行されるかは遊技中の状態において変わるため、明確な時間を設定することは難しいためである。
発射装置から発射された遊技球が流下していき、第2始動口12へ到達可能な時間として設定した時間(以下、t3時間ともいう)は6秒とする。
非開放延長状態中の普通図柄の変動時間は、上述したように12秒に設定されている。そして、普通図柄にて当り図柄2が確定表示されると、普通電動役物の開放が開始されることになるが、上述したように非開放延長状態中に当り図柄2で確定表示された場合の普通電動役物の開放時間(第2所定開放時間)は3秒となっている。よって、普通図柄の変動時間と第2所定開放時間を合計した時間は15秒となる。
普通図柄の変動時間中に、S1125により選択された短時間前示唆演出が開始されてから普通電動役物が開放するまでの時間をt1時間とし、t1時間は2秒に設定されている。短時間前示唆演出が開始されて普通電動役物の開放が終了するまでを合計した時間は、5秒である。
また、S1070により選択された長時間前示唆先読み演出が開始されてから普通電動役物が開放するまでの時間をt2時間としている。なお、長時間前示唆先読み演出は普通図柄の保留記憶が消化される前に開始されるものであるため、普通図柄の変動時間(12秒)を超えた時間となっている。長時間前示唆先読み演出が開始されて普通電動役物の開放が終了するまでを合計した時間は、15秒を超えた時間となる。
また、本実施例の遊技盤1において、発射装置から発射された遊技球が第2始動口12へ到達可能な時間として設定した時間をt3時間とし、当該t3時間は6秒に設定されている。
つまり、本実施例では、t2時間(12秒を超えた時間)>普通図柄の変動時間(12秒)>t3時間(6秒)>t1時間(2秒)となる。
そのため、仮に第1保留記憶数(第1特別図柄の保留記憶数)が所定個数(4個)に達していない状態で、発射ハンドル64の操作を停止している場合には、短時間前示唆演出が演出図柄表示装置6の画面に表示され、遊技者が発射ハンドル64を操作して遊技球を発射装置から発射されても、第2始動口12に遊技球が到達した時には普通電動役物の開放は終了しているため、第2始動口12に入球することはできない。
本発明の「普通図柄作動ゲート」が普通図柄作動ゲート17に相当し、「普通図柄保留記憶手段」が図6の抽出乱数保留記憶処理(S110)に相当し、「普通図柄先読み判定手段」が図6の普通図柄先読み判定処理(S117)に相当する。
上記した構成とは異なる構成として、例えば、普通電動役物の開放時間が第2所定開放時間で、かつ第1保留記憶数(第1特別図柄の保留記憶数)が所定個数ではない場合には、短時間前示唆演出を実行する確率を高く、長時間前示唆演出(実施例2では、長時間前示唆先読み演出)が実行される確率を低くする構成としてもよい。なお、普通電動役物の開放時間が第1所定開放時間で、長時間前示唆演出を行うと判定された場合(S1029:yes、S1069:yes)又は普通電動役物の開放時間が第2所定開放時間であって、かつ第1保留記憶数(第1特別図柄の保留記憶数)が所定個数(4個)である場合に、長時間前示唆演出(実施例2では、長時間前示唆先読み演出)を実行する確率を高く、短時間前示唆演出が実行される確率を低くする構成としてもよい。
6:演出図柄表示装置
11:第1始動口
12:第2始動口
50:パチンコ機
64:発射ハンドル
80:主制御装置
82:演出図柄制御装置
83:サブ統合制御装置
Claims (3)
- 遊技球の入球が常時可能な第1始動口と、
普通図柄の抽選にて当選した場合に開放する羽根を備え、遊技球が入球することで賞球が付与される第2始動口と、
前記第1始動口に遊技球が入球した際に抽出した数値データを所定数を限度に記憶する第1保留記憶手段と、
前記第2始動口に遊技球が入球した際に抽出した数値データを所定数を限度に記憶する第2保留記憶手段と、
前記第1保留記憶手段又は前記第2保留記憶手段に記憶された前記数値データをもとに大当り遊技を実行させるか否かの当否判定を行う当否判定手段と、
該当否判定手段による当否判定の結果に基づいて演出表示を実行する演出制御手段と、
前記大当り遊技終了後に通常遊技状態よりも時間あたりの前記羽根が開放している頻度を高くなるように設定された開放延長状態に移行させる開放延長手段とを備え、
前記通常遊技状態時において前記普通図柄の抽選にて当選した場合に前記羽根の開放を、第1所定時間行う場合と、該第1所定時間よりも長い第2所定時間行う場合があるように設定され、
前記第2所定時間の前記羽根の開放は、前記普通図柄の抽選にて当選し、前記普通図柄の変動が所定変動時間行われ、当りを示す普通図柄が確定表示されたあとに行われる弾球遊技機において、
前記演出制御手段は、前記第2所定時間の前記羽根の開放が行われることを示唆する開放示唆演出を実行し、
該開放示唆演出として、当該開放示唆演出の開始から前記当りを示す普通図柄が確定表示されるまでの時間が、t1時間である短時間前示唆演出と、該t1時間よりも長いt2時間である長時間前示唆演出とが存在し、
前記短時間前示唆演出、前記長時間前示唆演出のうち、何れの前記開放示唆演出を実行させるかを決定する報知態様決定手段を備え、
発射された遊技球が前記第2始動口に到達可能な時間であるt3時間よりも、前記所定変動時間を長くすると共に、前記t2時間を前記t3時間よりも長くし、前記t1時間を発射された遊技球が前記第2始動口に到達不可能な時間に設定したことを特徴とする弾球遊技機。 - 前記報知態様決定手段は、
前記第2保留記憶手段に記憶された前記数値データの数に関係なく、少なくとも前記第1保留記憶手段に記憶された前記数値データの数に応じて前記短時間前示唆演出、前記長時間前示唆演出のうち、何れの前記開放示唆演出を実行させるかを決定することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。 - 前記普通図柄の抽選は、遊技球が普通図柄作動ゲートを通過した際に抽出した普通図柄用数値データを所定数を限度に普通図柄保留記憶手段により記憶し、該普通図柄保留記憶手段により記憶された前記普通図柄用数値データに基づいて当否を抽選するものであり、
前記普通図柄保留記憶手段により記憶されている前記普通図柄用数値データに基づいて前記普通図柄の抽選前に先読み判定する普通図柄先読み判定手段を備え、
前記演出制御手段は、
前記先読み判定の内容に基づき、前記第2所定時間の前記羽根の開放が行われる普通図柄用数値データに基づく前記普通図柄の抽選前に前記長時間前示唆演出を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弾球遊技機。
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