JP6480848B2 - 振動制御装置および振動制御方法ならびに振動制御プログラム - Google Patents
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Description
具体的には、試験に供する被試験PSDプロファイルの目標平均PSDと、振動試験装置の応答信号より得られる応答平均PSDとの比較により、目標平均PSDと応答平均PSDが一致するように制御を行う。
まず、長時間にわたる時系列信号から、フーリエ変換の処理単位に相当する一定時間区切りのフレーム単位に切り出した時系列信号をフーリエ変換することにより、フレーム単位のフーリエスペクトルを計算する。時系列信号から周波数系列信号への変換にはフーリエ変換が用いられるのが一般的であるが、ここでは、フーリエ変換を高速で行う高速フーリエ変換(FFT変換)を用いることとして説明をする。
まず、振動試験装置150からの応答時系列信号Rtが、AD変換部107によりデジタル信号に変換される。なお、振動試験装置150は、被試験体に振動を与え、この被試験体からの応答信号を計測する応答検出器(図示せず)を有している。
次いで、目標PSDとPSD補正操作量とから修正PSDを生成し、振動試験装置の伝達特性の振幅特性に基づき逆振幅特性乗算処理部102において逆振幅特性乗算処理を施し、駆動PSDを生成する。
被試験体に振動を与える振動試験装置の振動を制御するための振動制御装置であって、
前記振動試験装置において発生させるランダム振動のスペクトル分布である被試験PSD(Power Spectrum Density)プロファイルが入力され、該被試験PSDプロファイルから加速度ランダムな目標時系列信号Ttを生成するとともに、該目標時系列信号Ttから目標周波数系列信号Tfを生成する目標信号生成手段と、
目標周波数系列信号Tfと、応答周波数系列信号Rfと、駆動周波数系列信号Dfと、から駆動時系列信号Dtを生成する駆動信号生成手段と、を備え、
前記駆動信号生成手段が、
前記目標周波数系列信号Tfと、前記振動試験装置の応答時系列信号Rtの周波数スペクトルである応答周波数系列信号Rfとから、補正目標周波数系列信号Tcを生成し、前記応答周波数系列信号Rfと前記駆動時系列信号Dtの周波数スペクトルである駆動周波数系列信号Dfとの比である伝達関数Gfの逆特性である逆伝達関数IGfと、前記補正目標周波数系列信号Tcとから、前記駆動時系列信号Dtを生成する駆動信号補正手段をさらに備え、
前記目標信号生成手段が、
前記目標時系列信号Ttに対する変位信号を常に生成するとともに、前記変位信号が変位領域の設定限界値を超えたか否かを常に判定することで、該設定限界値を超えずに、かつ、時系列の確率密度の正規分布性、目標PSDプロファイル、RMS値を一定に維持し続ける加速度ランダム信号を生成する加速度ランダム信号生成部をさらに含み、
前記加速度ランダム信号生成部は、前記変位信号が前記設定限界値を超えた場合には、生成された加速度ランダム信号を破棄し、前記変位信号が前記設定限界値に収まった場合には、生成された加速度ランダム信号を目標時系列信号Ttとして、前記目標周波数系列信号Tfを生成することを特徴とする。
前記目標周波数系列信号Tfと、前記応答周波数系列信号Rfと、前記駆動周波数系列信号Dfと、から、駆動信号Drを生成する周波数系列信号処理部と、
前記駆動信号Drから、前記駆動時系列信号Dtを生成する時系列信号への再変換処理部と、を含むことが好ましい。
被試験体に振動を与える振動試験装置の振動を制御するための振動制御方法であって、
前記振動試験装置において発生させるランダム振動のスペクトル分布である被試験PSD(Power Spectrum Density)プロファイルから、加速度ランダムな目標時系列信号Ttを生成するとともに、該目標時系列信号Ttから目標周波数系列信号Tfを生成し、
前記目標周波数系列信号Tfと、前記振動試験装置の応答時系列信号Rtの周波数スペクトルである応答周波数系列信号Rfとから、補正目標周波数系列信号Tcを生成し、前記応答周波数系列信号Rfと駆動時系列信号Dtの周波数スペクトルである駆動周波数系列信号Dfとの比である伝達関数Gfの逆特性である逆伝達関数IGfと、前記補正目標周波数系列信号Tcとから、前記駆動時系列信号Dtを生成するとともに、
前記目標時系列信号Ttに対する変位信号を常に生成するとともに、前記変位信号が変位領域の設定限界値を超えたか否かを常に判定して、該設定限界値を超えずに、かつ、時系列の確率密度の正規分布性、目標PSDプロファイル、RMS値を一定に維持し続ける加速度ランダム信号を生成し、
前記加速度ランダム信号の生成に際して、前記変位信号が前記設定限界値を超えた場合には、生成された加速度ランダム信号を破棄し、前記変位信号が前記設定限界値に収まった場合には、生成された加速度ランダム信号を目標時系列信号Ttとして、前記目標周波数系列信号Tfを生成することを特徴とする。
前記駆動信号Drから、前記駆動時系列信号Dtを生成することが好ましい。
被試験体に振動を与える振動試験装置の振動を制御するための振動制御プログラムであって、
前記振動試験装置において発生させるランダム振動のスペクトル分布である被試験PSD(Power Spectrum Density)プロファイルから、加速度ランダムな目標時系列信号Ttを生成するとともに、前記目標時系列信号Ttに対する変位信号を常に生成するとともに、前記変位信号が変位領域の設定限界値を超えたか否かを常に判定して、該設定限界値を超えずに、かつ、時系列の確率密度の正規分布性、目標PSDプロファイル、RMS値を一定に維持し続ける加速度ランダム信号を生成し、前記加速度ランダム信号を前記目標時系列信号Ttとして、目標周波数系列信号Tfを生成する目標信号生成手順と、
目標周波数系列信号Tfと、応答周波数系列信号Rfと、駆動周波数系列信号Dfと、から駆動時系列信号Dtを生成する駆動信号生成手順と、をコンピュータに実行させるための振動制御プログラムであって、
前記駆動信号生成手順は、
前記目標周波数系列信号Tfと、前記振動試験装置の応答時系列信号Rtの周波数スペクトルである応答周波数系列信号Rfから、補正目標周波数系列信号Tcを生成し、前記応答周波数系列信号Rfと前記駆動時系列信号Dtの周波数スペクトルである駆動周波数系列信号Dfとの比である伝達関数Gfの逆特性である逆伝達関数IGfと、前記補正目標周波数系列信号Tcとから、前記駆動時系列信号Dtを生成する駆動信号補正手順を含み、
前記目標信号生成手順において、前記変位信号が前記設定限界値を超えた場合には、生成された加速度ランダム信号を破棄し、前記変位信号が前記設定限界値に収まった場合には、生成された加速度ランダム信号を目標時系列信号Ttとして、前記目標周波数系列信号Tfを生成することを特徴とする。
前記目標周波数系列信号Tfと、前記応答周波数系列信号Rfと、前記駆動周波数系列信号Dfと、から、駆動信号Drを生成する周波数系列信号処理手順と、
前記駆動信号Drから、前記駆動時系列信号Dtを生成する再変換処理手順と、を含むことが好ましい。
図1は、本実施例における振動制御装置10の制御系を説明するための制御プロセス図である。
(1)ランダム信号生成部12〜目標時系列信号生成部14
ランダム信号生成部12には、例えば、図2に示すような、振動試験装置50において発生させる振動のスペクトル分布である被試験PSDプロファイルが入力される。本実施例の振動制御装置10は、この被試験入力プロファイルに基づいて、加振信号を生成する。
まず、被試験PSDプロファイルから位相がランダムなフーリエスペクトルを生成する。
PSDは、図4に示す絶対値(PSD値)により決定されるが、位相値であるθには自由度が存在するため、位相値θをランダムに変動させることで、PSD分布が閉架しないランダム位相フーリエスペクトルを生成することができる。
そして、ハン窓が適用されたランダム時系列信号を1/2フレーム分ずつオーバーラップ合成処理する。
目標スペクトル生成部では、目標時系列信号をFFT処理することにより、目標瞬時フーリエスペクトル、目標瞬時PSD、目標平均PSDが求められ、これら全ての情報を有する目標周波数系列信号を生成する。
加速度ランダム信号は、まず、フレーム毎に生成され、順次接続され周期的繰り返しの無い連続信号となる。
フレームi+1の加速度ランダム信号は、上述するランダム信号生成部12〜目標時系列信号生成部14において生成される。
(A)計測された応答信号の平均PSDが指定されたPSDプロファイルと一致する。
(B)RMS値が指定された値と一致する。
(C)加速度時系列の確率密度分布が正規分布となる。
(D)同じ信号の繰り返しが存在しない。
という加速度ランダム加振信号に求められる基本要件を完全に満たしている。
図11に示される通り、本実施例の振動制御装置を用いて加速度振動試験を行った結果では35%もの変位抑止効果が確認された。
図8は、周波数系列信号処理部22の構成を説明するための処理ブロック図である。
図8に示すように、周波数系列信号処理部22は、目標平均PSDと応答平均PSDとを比較する平均PSD比較部221と、目標瞬時PSDを補正して補正目標周波数系列信号Tcを生成するスペクトル補正制御部222と、補正目標周波数系列信号Tcに逆伝達関数IGfを乗算することで駆動信号Drを生成する逆伝達関数乗算部223と、応答周波数系列信号Rfと駆動周波数系列信号Dfの比である伝達関数Gfを算出する伝達関数計算部224と、伝達関数Gfの逆特性である逆伝達関数IGfを算出する逆伝達関数計算部225と、を備えている。
平均PSD比較部221には、目標周波数系列信号Tfと応答周波数系列信号Rfが入力されることで、目標平均PSDと応答平均PSDとが比較され、それらの誤差である平均PSD補正ベクターTCvがフレーム毎に計算される。そして、目標周波数系列信号Tfの目標瞬時PSDに対する補正量として、スペクトル補正制御部222へと送られる。
図9は、時系列信号への再変換処理部24の構成を説明するための処理ブロック図である。
時系列信号への再変換処理部24では、IFFT変換部241において、駆動信号DrをIFFT変換処理により周波数系列信号から時系列信号に復号化する。そして、復号化された時系列信号は、フレーム間が不連続であるため、オーバーラップ処理部242において、オーバーラップ合成処理を施すことにより、連続的な一次駆動時系列信号Dtcを生成する。
そして、生成された駆動時系列信号Dtは、バッファーに蓄積され、次の制御サイクルにおいて使用される。
また、周波数系列信号処理部22を含む駆動信号補正手段により、目標周波数系列信号Tfと、振動試験装置50の応答検出器により検出された応答時系列信号Rtから生成される応答スペクトルである応答周波数系列信号Rfとが一致するように、駆動時系列信号Dtから生成される駆動スペクトルである駆動周波数系列信号Dfを補正することによって、新たな駆動信号Drが生成され、この駆動信号Drから駆動時系列信号生成手段において、新たな駆動時系列信号Dtが生成される。
振動試験装置から入力される応答アナログ信号は、AD変換部により応答時系列信号Rtに変換され、応答スペクトル生成部へ送られる。
応答スペクトル生成部では、応答時系列信号Rtが入力されることにより、上記式(1)〜(6)に基づき、応答瞬時フーリエスペクトル、応答瞬時PSD、応答平均PSDが算出され、これら全ての情報を有する応答周波数系列信号Rfが生成される。
振動試験装置50の駆動信号として生成された駆動時系列信号Dtを、DA変換部により駆動アナログ信号に変換する前段で分岐し、駆動スペクトル生成部20に入力する。
すなわち、駆動スペクトル生成部20では、駆動時系列信号Dtが入力されることにより、上記式(1)〜(7)に基づき、駆動瞬時フーリエスペクトル、駆動瞬時PSD、駆動平均PSDが算出され、これら全ての情報を有する駆動周波数系列信号Dfが生成される。
12 ランダム信号生成部
14 目標時系列信号生成部
16 目標スペクトル生成部
18 応答スペクトル生成部
20 駆動スペクトル生成部
22 周波数系列信号処理部
221 平均PSD比較部
222 スペクトル補正制御部
223 逆伝達関数乗算部
224 伝達関数計算部
225 逆伝達関数計算部
24 時系列信号への再変換処理部
241 IFFT変換部
242 オーバーラップ処理部
243 時系列信号補正部
244 目標・応答時系列信号比較部
26 DA変換部
28 AD変換部
50 振動試験装置
100 振動制御装置
101 PSD比較部
102 逆振幅特性乗算処理部
103 フーリエ逆変換部
104 乱数生成手段
105 駆動波形合成手段
106 DA変換部
107 AD変換部
108 FFT変換部
150 振動試験装置
Claims (6)
- 被試験体に振動を与える振動試験装置の振動を制御するための振動制御装置であって、
前記振動試験装置において発生させるランダム振動のスペクトル分布である被試験PSD(Power Spectrum Density)プロファイルが入力され、該被試験PSDプロファイルから加速度ランダムな目標時系列信号Ttを生成するとともに、該目標時系列信号Ttから目標周波数系列信号Tfを生成する目標信号生成手段と、
目標周波数系列信号Tfと、応答周波数系列信号Rfと、駆動周波数系列信号Dfと、から駆動時系列信号Dtを生成する駆動信号生成手段と、を備え、
前記駆動信号生成手段が、
前記目標周波数系列信号Tfと、前記振動試験装置の応答時系列信号Rtの周波数スペクトルである応答周波数系列信号Rfとから、補正目標周波数系列信号Tcを生成し、前記応答周波数系列信号Rfと前記駆動時系列信号Dtの周波数スペクトルである駆動周波数系列信号Dfとの比である伝達関数Gfの逆特性である逆伝達関数IGfと、前記補正目標周波数系列信号Tcとから、前記駆動時系列信号Dtを生成する駆動信号補正手段をさらに備え、
前記目標信号生成手段が、
前記目標時系列信号Ttに対する変位信号を常に生成するとともに、前記変位信号が変位領域の設定限界値を超えたか否かを常に判定することで、該設定限界値を超えずに、かつ、時系列の確率密度の正規分布性、目標PSDプロファイル、RMS値を一定に維持し続ける加速度ランダム信号を生成する加速度ランダム信号生成部をさらに含み、
前記加速度ランダム信号生成部は、前記変位信号が前記設定限界値を超えた場合には、生成された加速度ランダム信号を破棄し、前記変位信号が前記設定限界値に収まった場合には、生成された加速度ランダム信号を目標時系列信号Ttとして、前記目標周波数系列信号Tfを生成することを特徴とする振動制御装置。 - 前記駆動信号生成手段が、
前記目標周波数系列信号Tfと、前記応答周波数系列信号Rfと、前記駆動周波数系列信号Dfと、から、駆動信号Drを生成する周波数系列信号処理部と、
前記駆動信号Drから、前記駆動時系列信号Dtを生成する時系列信号への再変換処理部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の振動制御装置。 - 被試験体に振動を与える振動試験装置の振動を制御するための振動制御方法であって、
前記振動試験装置において発生させるランダム振動のスペクトル分布である被試験PSD(Power Spectrum Density)プロファイルから、加速度ランダムな目標時系列信号Ttを生成するとともに、該目標時系列信号Ttから目標周波数系列信号Tfを生成し、
前記目標周波数系列信号Tfと、前記振動試験装置の応答時系列信号Rtの周波数スペクトルである応答周波数系列信号Rfとから、補正目標周波数系列信号Tcを生成し、前記応答周波数系列信号Rfと駆動時系列信号Dtの周波数スペクトルである駆動周波数系列信号Dfとの比である伝達関数Gfの逆特性である逆伝達関数IGfと、前記補正目標周波数系列信号Tcとから、前記駆動時系列信号Dtを生成するとともに、
前記目標時系列信号Ttに対する変位信号を常に生成するとともに、前記変位信号が変位領域の設定限界値を超えたか否かを常に判定して、該設定限界値を超えずに、かつ、時系列の確率密度の正規分布性、目標PSDプロファイル、RMS値を一定に維持し続ける加速度ランダム信号を生成し、
前記加速度ランダム信号の生成に際して、前記変位信号が前記設定限界値を超えた場合には、生成された加速度ランダム信号を破棄し、前記変位信号が前記設定限界値に収まった場合には、生成された加速度ランダム信号を目標時系列信号Ttとして、前記目標周波数系列信号Tfを生成することを特徴とする振動制御方法。 - 前記目標周波数系列信号Tfと、前記応答周波数系列信号Rfと、前記駆動周波数系列信号Dfと、から、駆動信号Drを生成するとともに、
前記駆動信号Drから、前記駆動時系列信号Dtを生成することを特徴とする請求項3に記載の振動制御方法。 - 被試験体に振動を与える振動試験装置の振動を制御するための振動制御プログラムであって、
前記振動試験装置において発生させるランダム振動のスペクトル分布である被試験PSD(Power Spectrum Density)プロファイルから、加速度ランダムな目標時系列信号Ttを生成するとともに、前記目標時系列信号Ttに対する変位信号を常に生成するとともに、前記変位信号が変位領域の設定限界値を超えたか否かを常に判定することで、該設定限界値を超えずに、かつ、時系列の確率密度の正規分布性、目標PSDプロファイル、RMS値を一定に維持し続ける加速度ランダム信号を生成し、前記加速度ランダム信号を前記目標時系列信号Ttとして、目標周波数系列信号Tfを生成する目標信号生成手順と、
目標周波数系列信号Tfと、応答周波数系列信号Rfと、駆動周波数系列信号Dfと、から駆動時系列信号Dtを生成する駆動信号生成手順と、をコンピュータに実行させるための振動制御プログラムであって、
前記駆動信号生成手順は、
前記目標周波数系列信号Tfと、前記振動試験装置の応答時系列信号Rtの周波数スペクトルである応答周波数系列信号Rfとから、補正目標周波数系列信号Tcを生成し、前記応答周波数系列信号Rfと前記駆動時系列信号Dtの周波数スペクトルである駆動周波数系列信号Dfとの比である伝達関数Gfの逆特性である逆伝達関数IGfと、前記補正目標周波数系列信号Tcとから、前記駆動時系列信号Dtを生成する駆動信号補正手順を含み、
前記目標信号生成手順において、前記変位信号が前記設定限界値を超えた場合には、生成された加速度ランダム信号を破棄し、前記変位信号が前記設定限界値に収まった場合には、生成された加速度ランダム信号を目標時系列信号Ttとして、前記目標周波数系列信号Tfを生成する、ことを特徴とする振動制御プログラム。 - 前記駆動信号生成手順が、
前記目標周波数系列信号Tfと、前記応答周波数系列信号Rfと、前記駆動周波数系列信号Dfと、から、駆動信号Drを生成する周波数系列信号処理手順と、
前記駆動信号Drから、前記駆動時系列信号Dtを生成する再変換処理手順と、を含むことを特徴とする請求項5に記載の振動制御プログラム。
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