JP6480615B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関し、たとえば、無線通信機用の高周波集積回路(RFIC:Radio Frequency Integrated Circuit)に好適に用いられるものである。
従来、無線送受信機のフロントエンド部では、バラン、半導体スイッチ、および整合回路などの多くの外付け部品が用いられていたが、低コスト化および省スペース化などのために、これらの外付け部品の多くはオンチップ部品に置き換えられつつある。
たとえば、米国特許出願公開第2013/0078931号明細書(特許文献1)は、バランおよび半導体スイッチをオンチップで集積化した送受信フロントエンドを開示する。特許文献1の図2に記載されているように、送受信フロントエンドは、低雑音増幅器(LNA:Low-Noise Amplifier)、パワーアンプ(PA:Power Amplifier)、トランス(バラン)、半導体スイッチ、整合回路、およびアンテナを含む。これらのうち、整合回路およびアンテナが外付け部品であり、他はオンチップ部品である。
具体的に、パワーアンプから出力された差動信号は、トランスによってシングルエンド信号に変換される。トランスの出力信号は、整合回路を介してアンテナに供給される。逆にアンテナで受信した信号は、整合回路および半導体スイッチを介して低雑音増幅器に入力される。ここで、半導体スイッチは、送信動作時にはオフに切り替えられ、受信動作時にはオンに切り替えられる。
米国特許出願公開第2013/0078931号明細書
上記の特許文献1に示されたフロントエンドの構成では、アンテナで受信された信号は半導体スイッチを介して低雑音増幅器に入力されるので、半導体スイッチの挿入損失のために受信感度が劣化するという問題がある。
一方、上記の構成とは逆に、アンテナ整合回路と低雑音増幅器との間に半導体スイッチを設けずに、アンテナ整合回路とトランスとの間に半導体スイッチを設けた場合には、半導体スイッチは、送信時にはオンに切り替えられ、受信時にオフに切替えられることになる。この場合には、半導体スイッチの挿入損失によって送信効率が低下するために、パワーアンプの消費電力が増加してしまう。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施形態による半導体装置に設けられたRFICでは、受信部と送信部とが共通のアンテナ接続端子に接続される。アンテナ接続端子と受信部との間には、インピーダンス整合に用いられる回路が接続され、この回路と並列に半導体スイッチが接続される。
上記の実施形態によれば、受信感度の劣化および送信効率の低下を抑制することができる。
第1の実施形態による半導体装置の構成を示すブロック図である。 図1のフロントエンド部のさらに詳細な構成例を示すブロック図である。 送信動作時の受信用整合回路の動作について説明するための図である。 図2の受信用整合回路の変形例を示す回路図である。 第2の実施形態による半導体装置1の構成を示すブロック図である。 図5のフロントエンド部のさらに詳細な構成を示す回路図である。 可変容量素子の構成例を示す回路図である。 図5のPAの構成例を示す回路図である。 図5のLNAの構成例を示す回路図である。 第3の実施形態の半導体装置に用いられるRFICのフロントエンド部の構成を示す回路図である。 第4の実施形態の半導体装置に用いられるRFICのフロントエンド部の構成を示す回路図である。 図6のフロントエンド部のレイアウトの一例を示す平面図である。 バランの電流ゲインの周波数特性を示す図である。 第6の実施形態による半導体装置に設けられたRFICのフロントエンド部の構成を示す回路図である。 図14のフロントエンド部のレイアウトを示す平面図である。
以下、各実施形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して、その説明を繰り返さない場合がある。
<第1の実施形態>
[半導体装置の概略的構成]
図1は、第1の実施形態による半導体装置の構成を示すブロック図である。図1を参照して、半導体装置1は、無線送受信機に用いられる。半導体装置1は、マイクロコントローラユニット(MCU:Micro-Controller Unit)2および高周波集積回路(RFIC:Radio Frequency Integrated Circuit)3などの半導体チップがパッケージングされたものである。
MCU2は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、インターフェース回路などを含む。MCU2は、外部に送信するデータをRFIC3に出力するとともに、外部から受信したデータをRFIC3から受け取る。MCU2は、さらに、RFIC3を構成する各ブロックを制御する。
RFIC3は、高周波(RF:Radio Frequency)電波を利用した無線通信用の集積回路(IC:Integrated Circuit)である。図1に示すように、RFIC3は、送信部10と、送信用整合回路20と、受信用整合回路30と、受信部40と、制御部50と、アンテナ接続端子5とを含む。アンテナ接続端子5には、アンテナ4が電気的に接続される。
送信部10は、制御部50から出力されたベースバンド送信信号を高周波送信信号に変換する。送信用整合回路20は、アンテナ4のインピーダンス整合を行うための回路である。インピーダンス整合とは、インピーダンスが異なる高周波回路同士を接続するとき、供給パワーが最大となるように回路間のインピーダンスを調整することである。送信部10から出力された高周波送信信号は送信用整合回路20を介してアンテナ4に供給される。
受信部40は、アンテナ4によって受信した高周波受信信号を低周波のベースバンド受信信号に変換する。受信用整合回路30は、受信部40のインピーダンス整合を行うための回路である。受信部40で生成されたベースバンド受信信号は制御部50に入力される。
制御部50は、送信部10に出力するためのベースバンド送信信号の変調と、受信部40から受信したベースバンド受信信号の復調とを行う。制御部50は、さらに、送信用整合回路20の動作および受信用整合回路30の動作を制御する。
[整合回路の構成]
図2は、図1のフロントエンド部のさらに詳細な構成例を示すブロック図である。図2には、図1のアンテナ4、アンテナ接続端子5、送信用整合回路20、および受信用整合回路30に加えて、送信部10の最終段に設けられたパワーアンプ(PA:Power Amplifier)11と、受信部40の初段に設けられた低雑音増幅器(LNA:Low-Noise Amplifier)41とが示されている。RFICの送信動作時には、LNA41に供給される電源がオフされる(PA11に供給される電源はオンされる)。一方、RFICの受信動作時には、PA11に供給される電源がオフされる(LAN41に供給される電源はオンされる)。
図2を参照して、受信用整合回路30は、固定のインピーダンスZsを有する回路31と、回路31と並列に接続された半導体スイッチSW1とを含む。半導体スイッチSW1のオンおよびオフは、たとえば、図1の制御部50の制御信号に従って制御される。回路31のインピーダンスZsは、LNA41の入力インピーダンスと共に入力信号角周波数ωinで直列共振回路を構成するように調整されている。
LNA41がMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタで構成されている場合には、LNA41の入力インピーダンスは、主として入力容量Cin_lna(容量値Cin_lna)である。この場合、回路21がインダクタLs(インダクタンス値Ls)で構成されるものとすれば、共振角周波数ωinは、次式(1)で与えられる。
Figure 0006480615
送信用整合回路20は、インピーダンスZm_txを有する回路21を含む。インピーダンスZm_txは変更可能であることが望ましい。インピーダンスZm_txは、少なくともRFICの送信動作時に、アンテナ4のインピーダンスと共に高周波送信信号の周波数で直列共振回路を構成するように調整されている。回路21のインピーダンスZm_txが可変の場合、たとえば、インピーダンスZm_txが図1の制御部50から制御信号に従って変化するように回路21が構成されている。
[整合回路の動作]
RFICの受信動作時には、図2に示すように、半導体スイッチSW1は、オフ状態(開状態)となるように制御される。この場合、アンテナ4で受信した高周波受信信号51は、インピーダンスZsの回路31を介してLNA41に入力される。インピーダンスZsはLNA41の入力インピーダンスと共に高周波受信信号51の周波数で直列共振回路を構成するように調整されているので、LNA41の入力信号の振幅が大きくなる。この結果、高周波受信信号51は、効率良く入力される。
送信用整合回路20のインピーダンスZm_txが可変の場合には、RFICの受信動作時のインピーダンスZm_txは、送信動作時よりも高インピーダンスになるように調整される。これによって、高周波受信信号51の損失をさらに低減することができる。
図3は、送信動作時の受信用整合回路の動作について説明するための図である。図3を参照して、RFICの送信動作時には、PA11から出力された高周波送信信号52は、送信用整合回路20(インピーダンスZm_txの回路21)を介してアンテナ4に供給される。インピーダンスZm_txはアンテナ4のインピーダンスと共に高周波送信信号52の周波数で直列共振回路を構成するように調整されているので、高周波送信信号52は効率よくアンテナ4に供給される。
一方、半導体スイッチSW1は、図3に示すように、オン状態(閉状態)となるように制御される。この場合、高周波信号の伝送経路は主として半導体スイッチSW1を通過する経路となり、この経路の特性インピーダンスはLNA41の入力インピーダンスとともに直列共振回路を構成しないので、LNA41への入力信号振幅は小さい。この結果、PA11の出力損失を低減できる。
以上説明した受信用整合回路30の構成および動作によれば、半導体スイッチSW1は、高周波受信信号51および高周波送信信号52の伝送経路上に存在しないので、半導体スイッチSW1による挿入損失が生じない。したがって、従来技術に比べて、損失の少ないフロントエンド部を実現できる。
[整合回路の変形例]
図4は、図2の受信用整合回路の変形例を示す回路図である。図4の受信用整合回路30は、可変のインピーダンスZm_rxを有する回路32を含む。回路32は、たとえば、インピーダンスZm_rxが図1の制御部50から制御信号に従って変化するように構成されている。送信用整合回路20は、図2および図3の場合と同じであるので説明を繰り返さない。
RFICの受信動作時には、インピーダンスZm_rxは、LNA41の入力インピーダンスと共に直列共振回路を構成するように調整される。この結果、LNA41の入力信号の振幅が大きくなるので、高周波受信信号51は、効率良く入力される。
RFICの送信動作時には、インピーダンスZm_rxは、LNA41の入力インピーダンスと共に直列共振回路を構成しないように、受信動作時と異なる値に調整される。この結果、LNA41の入力信号の振幅が小さくなるので、PA11の出力損失を低減できる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、第1の実施形態で説明した整合回路の構成を、Bluetooth (登録商標) Low Energy(BLE)対応のトランシーバに適用した例について説明する。
[半導体装置の構成]
図5は、第2の実施形態による半導体装置1の構成を示すブロック図である。図5の半導体装置1の基本的構成は、図1の場合と同様である。すなわち、半導体装置1は、MCU2およびRFIC3を含み、RFIC3は、送信部10、送信用整合回路20、受信用整合回路30、受信部40、制御部50、およびアンテナ接続端子5を含む。
図5を参照して、送信部10は、PA11と、局部発振器(LO:Local Oscillator)12とを含む。LO12は、PLL(Phase Lock Loop)周波数シンセサイザの発振周波数を電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)によって制御する方式である。BLEはGFSK(Gaussian-filtered Frequency Shift Keying)変調であるため、制御部50からのデジタル信号によってVCOが直接制御されることによって、VCOの発振信号が変調される。
LO12によって生成された高周波送信信号は、PA11によって増幅された後、送信用整合回路を介してアンテナ4に供給される。
受信部40は、直交復調によって高周波受信信号をベースバンド信号に変換する。直交復調に必要な局部発振器は、送信部10のものが共用される。図5に示すように、受信部40は、LNA41と、ミキサ42,43と、低域通過フィルタ(LPF:Low Pass Filter)44,45と、アナログデジタル変換器(ADC:Analog to Digital Converter)46,47と、1/2分周器48とを含む。
1/2分周器48は、LO12の出力信号に基づいて、互いに90°位相がずれた第1の局部発振信号と第2の局部発振信号とを生成する。ミキサ42は、LNA41によって増幅された高周波受信信号と第1の局部発振信号とを乗算し、乗算結果を出力する。LPF44は、ミキサ42の出力信号のうちベースバンド信号成分を取り出す。LPF44の出力信号は、ADC46によってデジタル信号に変換されて制御部50に取り込まれる。同様に、ミキサ43は、LNA41によって増幅された高周波受信信号と第2の局部発振信号とを乗算し、乗算結果を出力する。LPF45は、ミキサ43の出力信号のうちベースバンド信号成分を取り出す。LPF45の出力信号は、ADC47によってデジタル信号に変換されて制御部50に取り込まれる。
上記で説明した送信部10および受信部40の変換方式は、ダイレクトコンバージョン方式であるが、IF(中間周波数:Intermediate Frequency)信号を用いる他の方式(スーパーヘテロダイン方式など)であっても構わない。なお、制御部50およびMCU2の動作は第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を繰り返さない。
[整合回路の構成および動作]
図6は、図5のフロントエンド部のさらに詳細な構成を示す回路図である。
図6には、図5のアンテナ4、アンテナ接続端子5、送信用整合回路20、および受信用整合回路30、PA11、LNA41の他に、バラン22および可変容量素子Cin_txが追加されている。さらに、LNA41は低消費電力化のためにシングルエンドのものが用いられているが、PA11は、2次高調波を低減させるために全差動型のものが用いられている点で、図6の構成は図5の構成と異なる。
図6を参照して、バラン22は、1次巻線L1および2次巻線L2を含むトランスによって構成される。1次巻線L1の両端にPA11の差動出力端子がそれぞれ接続される。2次巻線L2の一端は接地ノードGNDに接続され、他端は送信用整合回路20に接続される。バラン22は、PA11から出力された差動信号をシングルエンド信号に変換するために設けられている。
可変容量素子Cin_txは、バラン22を構成するトランスの1次巻線L1と並列に接続される。可変容量素子Cin_txと1次巻線L1(インダクタンス値L1)とが並列共振回路を構成するように、可変容量素子Cin_txの容量値Cin_txが調整されている。この場合の並列共振角周波数は、高周波送信信号の角周波数ω0に等しく、次式で与えられる。
Figure 0006480615
送信用整合回路は、π型のLCフィルタ23を含む。LCフィルタ23は、インダクタLhd3と、可変容量素子Cm_txと、可変容量素子Cout_txとを含む。インダクタLhd3は、バラン22の2次巻線L2とアンテナ接続端子5との間に接続される。可変容量素子Cm_txおよびCout_txは、インダクタLhd3の両端と接地ノードGNDとの間にそれぞれ接続される。
π型LCフィルタ23は、PA11から出力される3次高調波を除去するために設けられている。可変容量素子Cm_txの容量値をCm_txとし、可変容量素子Cout_txの容量値をCout_txとし、インダクタLhd3のインダクタンス値をLhd3とすると、並列共振条件は次式で与えられる。送信動作時には、次式を満たすように、可変容量素子Cm_txおよびCout_txの容量値が調整される。
Figure 0006480615
一方、受信動作時には、高周波受信信号の損失を抑えるため、可変容量素子Cm_txおよびCout_txの容量値は、設定可能な値のうち最も小さい値に設定される。すなわち、送信用整合回路20のインピーダンスが送信動作時よりも大きな値に設定される。
さらに、受信動作時には、可変容量素子Cin_txの容量値を調整することによって、受信信号のうち特定の角周波数成分ωnotchの信号を除去することができる。具体的に、バラン22の1次巻線L1のインダクタンス値をL1とし、2次巻線L2のインダクタンス値をL2とし、インダクタLhd3のインダクタンス値をLhd3とし、可変容量素子Cin_txの容量値をCin_txとすれば、除去される角周波数成分ωnotchは次式で与えられる。なお、次式は、インダクタLhd3、2次巻線L2、および容量素子Cin_tx(容量値はトランスの2次側に換算した値を用いる)が直列共振回路を構成するという条件で導くことができる。
Figure 0006480615
なお、受信部40が、スーパーヘテロダイン方式のようにIF(中間周波数:Intermediate Frequency)信号を用いる方式の場合には、希望波以外にイメージ波も同じIF帯域に変換される。この場合、上記の方法を用いることによって不要信号であるイメージ波を除去することができる。
[可変容量素子、PA11、およびLNA41の構成例]
以下、可変容量素子、PA11、およびLNA41の構成例について説明する。
図7は、可変容量素子の構成例を示す回路図である。図7を参照して、可変容量素子は、ノードND1とノードND2との間に並列に接続されるm個の容量素子CP1,CP2,…,CPmと、容量素子CP1,CP2,…,CPmにそれぞれ対応するm個の半導体スイッチQ1,Q2,…,Qmとを含む。各半導体スイッチは対応する容量素子と直列に接続される。半導体スイッチQ1,Q2,…,Qmの各々をオンまたはオフに切り替えることによって、可変容量素子の容量値を調整することができる。
図8は、図5のPAの構成例を示す回路図である。図8を参照して、PA11は、2個のプッシュプル型D級アンプ63,64を並列に接続することによって構成される。
具体的に、アンプ63は、電源線61と接地線62との間に互いに直列に接続されたPMOS(P-channel MOS)トランジスタM14とNMOS(N-channel MOS)トランジスタM12とを含む。トランジスタM14およびM12のゲートは正極側の入力ノードIN_Pに接続され、トランジスタM14およびM12のドレインは負極側の出力ノードOUT_Nに接続される。
同様に、アンプ64は、電源線61と接地線62との間に互いに直列に接続されたPMOSトランジスタM13とNMOSトランジスタM11とを含む。トランジスタM13およびM11のゲートは負極側の入力ノードIN_Nに接続され、トランジスタM13およびM11のドレインは正極側の出力ノードOUT_Pに接続される。
図9は、図5のLNAの構成例を示す回路図である。図9を参照して、LNA41は、NMOSトランジスタM21,M22と、負荷インピーダンス65と、トランジスタM21用のバイアス設定回路66と、トランジスタM22用のバイアス設定回路67と、信号入力用のコンデンサC21を含む。
トランジスタM21,M22および負荷インピーダンス65は、この並び順で接地線62と電源線61との間に直列に接続されることによって、いわゆるカスコード増幅回路を構成する。負荷インピーダンス65は、互いに並列接続されたインダクタL21とコンデンサC22とを含む。トランジスタM22と負荷インピーダンス65との接続ノード(トランジスタM22のドレイン)が出力ノードOUTに接続される。トランジスタM21のゲートは、コンデンサC21を介して入力ノードINに接続される。
バイアス設定回路66は、電流源I21と、NMOSトランジスタMb1と、抵抗素子R21とを含む。トランジスタMb1と電流源I21とは、この並び順で接地線62と電源線61との間に直列に接続される。トランジスタMb1のゲートは、自身のドレインに接続されるとともに、抵抗素子R21を介してトランジスタM21のゲートに接続される。
バイアス設定回路67は、電流源I22と、NMOSトランジスタMb2,Mb3,…,Mbxとを含む。トランジスタMb2,Mb3,…,Mbxと電流源I22とは、この並び順で接地線62と電源線61との間に直列に接続される。トランジスタMbxのドレインは、トランジスタMb2,Mb3,…,Mbxの各ゲートに接続されるとともに、トランジスタM22のゲートに接続される。
[効果]
上記の構成のフロントエンド部は、以下の効果を奏する。
(1)PA11を、差動信号が入出力される全差動アンプによって構成することによって、PA11の出力信号に含まれる偶数次の高調波がなくなるので、2次の高調波成分を低減させることができる。
(2)オンチップのバラン22を設けることによって、部品点数を削減するとともに、プリント基板上の実装面積を削減することができる。
(3)オンチップのπ型LCフィルタ23を設けることによって、PA11の出力信号に含まれる3次の高調波成分を低減させることができる。さらに、外付けのLCフィルタの場合に比べて、部品点数を削減するとともに、プリント基板上の実装面積を削減することができる。
(4)互いに並列接続されたインダクタLsと半導体スイッチSW1とによって受信用整合回路30を構成することによって、受信動作時の受信機全体の利得を向上させることができるとともに、送信動作時にPA11の出力損失を抑えることができる。
<第3の実施形態>
図10は、第3の実施形態の半導体装置に用いられるRFICのフロントエンド部の構成を示す回路図である。図10のフロントエンド部の構成のうち受信用整合回路30の構成が図6の場合と異なる。図10のその他の構成は図6の場合と同じであるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図10を参照して、受信用整合回路30は、アンテナ接続端子5とLNA41の入力ノードとの間に接続されたインダクタLsと、LNA41の入力ノードと接地ノードGNDとの間に接続された可変容量素子Cin_rxとを含む。
送信動作時に、インダクタLs(インダクタンス値Ls)、可変容量素子Cin_rx、および入力容量Cin_lna(固定容量)が、高周波入力信号の角周波数ωinで直列共振回路を構成しないように、可変容量素子Cin_rxの容量値Cin_rxを調整する。これによって、PA11の出力損失を抑えることができる。
受信動作時には、逆に、インダクタLs(インダクタンス値Ls)、可変容量素子Cin_rx、および入力容量Cin_lna(容量値Cin_lna)が、信号角周波数ω0で直列共振回路を構成するように、可変容量素子Cin_rxの容量値Cin_rxを調整する。この場合の共振角周波数ωinは、次式で与えられる。
Figure 0006480615
上式(5)によれば、可変容量素子Cin_rxの容量値Cin_rxを変化させることによって、LNA41の入力信号の振幅が最大となる周波数を変えることができる。したがって、第3の実施形態による半導体装置によれば、良好な受信特性を保証できる周波数範囲を拡大することができる。さらには、容量素子の製造ばらつきに対する耐性を向上させることができるので、歩留まりを向上させることができる。第3の実施形態のその他の効果は、第2の実施形態の場合と同様であるので説明を繰り返さない。
<第4の実施形態>
図11は、第4の実施形態の半導体装置に用いられるRFICのフロントエンド部の構成を示す回路図である。図11のフロントエンド部は、図10の可変容量素子Cin_rxを半導体スイッチSW2で置換したものである。図11のその他の構成は図10の場合(したがって、図6の場合)と同じであるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
インダクタLsと入力容量Cin_lna(容量値Cin_lna)とは、高周波入力信号の角周波数ωinで直列共振回路を構成するようにインダクタLsのインダクタンス値Lsが調整されている。この場合の共振角周波数ωinは前述の式(1)で与えられる。
送信動作時には、半導体スイッチSW2をオンすることによって、インダクタLs(インダクタンス値Ls)および入力容量Cin_lna(容量値Cin_lna)が、高周波入力信号の角周波数ωinで直列共振回路を構成しないようにする。これによって、PA11の出力損失を抑えることができる。逆に受信動作時には、原則として半導体スイッチSW2をオフすることによって、インダクタLs(インダクタンス値Ls)および入力容量Cin_lna(容量値Cin_lna)が、高周波入力信号の角周波数ωinで直列共振回路を構成するようにする。これによって、高周波入力信号の受信効率を高めることができる。
なお、受信動作時に、希望波とともに非常に強い不要波を受信している場合には、半導体スイッチSW2をオンすることによって、LNA41への入力信号の振幅を抑えるようにする。これによって、LNA41が飽和しないようにして、線形増幅特性を維持するようにすることができる。第4の実施形態のその他の効果は、第2の実施形態の場合と同様であるので説明を繰り返さない。
<第5の実施形態>
第5の実施形態では、第2の実施形態で説明したフロントエンド部のレイアウトについて説明する。図12は、図6のフロントエンド部のレイアウトの一例を示す平面図である。
図12を参照して、半導体基板SUBの周辺部にアンテナ接続端子5と、接地端子70〜73とが設けられている。アンテナ接続端子5および接地端子70〜73は、半導体パッケージのリードフレームと接続するためのボンディングパッドとして用いられる。図12の場合、アンテナ接続端子5は、半導体基板上の+X方向の端部に設けられ、接地端子70〜73は、半導体基板上の−Y方向の端部に設けられている。
PA11、可変容量素子Cin_tx、バラン22、およびLCフィルタ23は、アンテナ接続端子5よりも半導体基板SUBの中央寄りの位置で、アンテナ接続端子5に近接した位置に設けられる。上記のPA11等のブロックをアンテナ接続端子5に近接した位置に設ける理由は、高周波送信信号の損失を出来るだけ減らすためである。
LNA41および受信用整合回路30は、上記のPA11等のブロックよりもアンテナ接続端子5から離れた位置に配置される。このため、受信用整合回路30とアンテナ接続端子5とを接続するために、X方向に延びる信号配線77が設けられている。なお、回路面積を縮減するために、LNA41および受信用整合回路30は、上記のPA11等の回路ブロックと近接した位置に配置される。
接地端子70〜73は、バラン22の2次巻線(図6のL2)の一端と接続される。バラン22の2次巻線には比較的大きな電流が流れるために、2次巻線は複数の接地端子と接続されている。
第5の実施形態では、バラン22の2次巻線と接地端子70〜73とを接続する接地配線のレイアウトに特徴がある。具体的に、図12に示すように、バラン22から引き出された接地配線74は、−X方向に延びる第1の接地配線75と、反対方向の+X方向に延びる第2の接地配線76とに分岐する。第1の接地配線75は接地端子70,71と接続され、第2の接地配線76は接地端子72,73と接続される。接地配線75および76は、信号配線77に沿って配置されている。
上記の接地配線のレイアウトによれば、第1の接地配線75を流れる電流81によって磁界83が生じ、この磁界83によって信号配線77に誘導電流が流れる。さらに、第2の接地配線76を流れる電流82によって磁界84が生じ、この磁界84によって信号配線77に誘導電流が流れる。しかしながら、電流81と82とは、ほぼ同じ振幅で逆方向に流れるので(したがって、逆位相になる)、磁界83および84によって信号配線77に生じる誘導電流は互いに打ち消し合う。したがって、LNA41に流入するトータルの誘導電流は0となるので、送信動作時における、PA11の出力損失を抑えることができる。特に、図6に示す回路構成の場合には、送信動作時に半導体スイッチSW1によってLNA41に至る信号経路が遮断されないので、上記の効果は重要である。
図13は、バランの電流ゲインの周波数特性を示す図である。図13では、本実施形態のフロントエンド部のレイアウトの場合の特性を実線90で示し、図12において接地端子72,73および第2の接地配線76が設けられていない比較例の場合の特性を破線91で示している。比較例の場合には、送信信号の周波数fRFの3倍の周波数である第3高調波の特性が劣化するが、本実施形態の場合には特性を改善することができる。
<第6の実施形態>
第6の実施形態は、第5の実施形態の変形例について説明する。図14は、第6の実施形態による半導体装置に設けられたRFICのフロントエンド部の構成を示す回路図である。
図14を参照して、本実施形態に半導体装置では、周波数および/または変調方式が互いに異なる高周波送信信号を出力可能にするために、送信用のフロントエンド部が2系統(TX−1,TX−2)設けられている。すなわち、フロントエンド部は、PA11A,11Bと、バラン22A,22Bと、LCフィルタ23A,23Bと、アンテナ4に接続される共通のアンテナ接続端子5とを含む。PA11A,11Bのうち使用中のほうに供給される電源がオンとなり、不使用のほうに供給される電源がオフとなる。
PA11Aから出力された高周波の差動信号は、バラン22Aによってシングルエンド信号に変換された後、LCフィルタ23Aを介してアンテナ4に供給される。同様に、PA11Bから出力された高周波の差動信号は、バラン22Bによってシングルエンド信号に変換された後、LCフィルタ23Bを介してアンテナ4に供給される。
図15は、図14のフロントエンド部のレイアウトを示す平面図である。図15を参照して、半導体基板SUBの周辺部(図15の場合、−Y方向の端部)に、ボンディングパッドとして用いられるアンテナ接続端子5および接地端子70〜73が設けられている。
アンテナ接続端子5から半導体基板SUBの中央部の方向へ(+Y方向に)、LCフィルタ23A、バラン22A、PA11Aがこの並び順で配置されている。さらに、LCフィルタ23A、バラン22A、PA11Aに対してX方向に並んで、LCフィルタ23B、バラン22B、PA11Bがそれぞれ配置されている。LCフィルタ23AとLCフィルタ23BとはX方向に延びる信号配線78で相互に接続される。この信号配線78は、アンテナ接続端子5と接続される。
バラン22A,22BおよびLCフィルタ23A,23B用の接地配線74は、LCフィルタ23Aと23Bとの間にY方向に延びるように配置される。LCフィルタ23A,23Bが確実に共振特性を示すようにするためには、接地配線74をLCフィルタ23Aおよび23Bの両方に近接させる必要があり、このために接地配線74はLCフィルタ23Aと23Bとの間に配置する必要があるからである。
接地配線74は、−X方向に延びる第1の接地配線75と、反対方向の+X方向に延びる第2の接地配線76とに分岐する。第1の接地配線75は接地端子70,71と接続され、第2の接地配線76は接地端子72,73と接続される。接地配線75および76は、信号配線78に沿って配置されている。
上記の接地配線のレイアウトの場合も、図12の場合と同様に、第1の接地配線75を流れる電流81と第2の接地配線76を流れる電流とは、ほぼ同じ振幅で逆方向に流れるので(したがって、逆位相になる)、磁界83および84によって信号配線78に生じる誘導電流は互いに打ち消し合う。したがって、PA11A,11Bのうち不使用のほうのPAに流入する誘導電流は0となるので、使用中のPAの出力損失を抑えることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 半導体装置、2 MCU、3 RFIC、4 アンテナ、5 アンテナ接続端子、10 送信部、20 送信用整合回路、21,31,32 回路、22,22A,22B バラン、23,23A,23B LCフィルタ、30 受信用整合回路、40 受信部、50 制御部、51 高周波受信信号、52 高周波送信信号、70,71,72,73 接地端子、74,75,76 接地配線、77,78 信号配線、SW1,SW2 半導体スイッチ、SUB 半導体基板。

Claims (3)

  1. アンテナに接続されるアンテナ接続端子と、
    送信用整合回路と、
    前記送信用整合回路を介して前記アンテナ接続端子と電気的に接続される送信パワーアンプと、
    受信用整合回路と、
    前記受信用整合回路を介して前記アンテナ接続端子と電気的に接続される受信低雑音増幅器と、を備え、
    前記受信用整合回路は、
    前記アンテナ接続端子と前記受信低雑音増幅器との間に接続されたスイッチと、
    前記スイッチと並列に接続される第1のインピーダンス回路とを含み、
    受信動作時には、前記スイッチはオフ状態に制御され、
    送信動作時には、前記スイッチはオン状態に制御され
    前記受信用整合回路は、前記スイッチと並列に接続されるインダクタを含み、
    前記受信動作時は、前記受信低雑音増幅器の入力端子の入力容量と前記インダクタは共振回路を構成する、半導体装置。
  2. 更に、第1の巻線および第2の巻線を有するバランを含み、
    前記第1の巻線の両端は、前記送信パワーアンプの差動出力ノードにそれぞれ接続され、
    前記第2の巻線の1端は、前記送信用整合回路と接続される請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記アンテナ接続端子、前記送信パワーアンプ、前記受信低雑音増幅器、前記送信用整合回路、前記受信用整合回路、および前記バランは、同一の半導体基板上に形成される、請求項に記載の半導体装置。
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