JP2002271103A - 高周波用スイッチ回路 - Google Patents

高周波用スイッチ回路

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JP2002271103A
JP2002271103A JP2001062984A JP2001062984A JP2002271103A JP 2002271103 A JP2002271103 A JP 2002271103A JP 2001062984 A JP2001062984 A JP 2001062984A JP 2001062984 A JP2001062984 A JP 2001062984A JP 2002271103 A JP2002271103 A JP 2002271103A
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circuit
switch element
mesfet
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Katsue Kawahisa
久 克 江 川
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフ側の端子から入力された信号の反射を防
止し、かつオン側の端子とオフ側の端子との間で高アイ
ソレーションを実現する。 【解決手段】 スイッチ素子SW1の両端に、スイッチ
素子SW1がオフ時に作用する容量と動作周波数におい
て共振するインダクタンスを有するインダクタL1を接
続する。同様にスイッチ素子SW2の両端にインダクタ
L2を接続する。例えばスイッチ素子SW1がオフ時に
その両端に容量が存在すると信号が漏れて通過するが、
インダクタL1を設けたことでその両端の抵抗値が理想
上無限大となり、端子P1とP2とのアイソレーション
が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波用スイッチ
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等、高周波信号を送受信
する装置が幅広く用いられるに至っている。そして、こ
れらの装置では、例えば送信回路又は受信回路のいずれ
か一方を選択してアンテナと接続するための高周波用ス
イッチ回路が用いられている。
【0003】図3に、従来のSPDT(Singl-Pole Double-
Throw)スイッチ回路の構成を示す。端子P1に図示さ
れていない送信回路が接続され、端子P2に図示されて
いない受信回路が接続され、さらに端子P3に図示され
ていないアンテナが接続されている。
【0004】先ず、端子P1とP3、又は端子P2とP
3との接続を切り替えるため、次のような構成を備えて
いる。端子P1と端子P3との間には、MESFET
(Metal Semiconductor Field Effect Transistor)
T1のソース、ドレインが接続され、端子P2と端子P
3との間にはMESFET T2のソース、ドレインが
接続されている。MESFET T1のゲートには、抵
抗R1を介して制御電圧Vc1が入力される端子Vc1
が接続され、MESFET T2のゲートには、抵抗R
2を介して制御電圧Vc2が入力される端子Vc2が接
続されている。
【0005】送信回路とアンテナとを接続する場合は、
制御電圧Vc1がハイレベル、制御電圧Vc2がローレ
ベルになり、MESFET T1がオンし、MESFE
TT2がオフする。逆に、受信回路とアンテナとを接続
する場合は、制御電圧Vc1がローレベル、制御電圧V
c2がハイレベルになり、MESFET T1がオフ
し、MESFET T2がオンする。
【0006】ところが、MESFET T1、T2のい
ずれか一方をオンし、他方をオフするだけでは、端子P
1とP2との間のアイソレーションは十分ではない。何
故なら、MESFET T1、T2にはそれぞれソー
ス、ドレイン間に寄生容量C11、C12が存在する。
従って、例えばMESFET T1がオンし、MESF
ET T2がオフしていた場合、端子P1から入力され
た高周波信号がオンしているMESFET T1、オフ
しているMESFET T2の寄生容量C12を介して
端子P2へ漏れることになる。
【0007】このような現象を防ぐため、端子P1と接
地端子GND、端子P2と接地端子GNDとの間にシャ
ント回路を設けている。端子P1と、一端が接地端子G
NDに接続された容量C1の他端が接続されたノードN
1との間に、MESFETT3のソース、ドレインが接
続され、端子P2とノードN2との間に、MESFET
T4のソース、ドレインが接続されている。MESF
ET T3のゲートには、抵抗R4を介して端子Vc2
が接続され、MESFET T4のゲートには抵抗R5
を介して端子Vc1が接続されている。さらに、端子P
3は抵抗R3を介してノードN2に接続されている。
【0008】制御電圧Vc1がハイレベル、制御電圧V
c2がローレベルの場合、MESFET T1及びT4
がオンし、MESFET T2及びT3がオフする。こ
れにより、端子P1とP3が接続され、さらに端子P2
と接地端子GNDとが接続されるので、端子P1と端子
P2との間で十分なアイソレーションが得られる。
【0009】制御電圧Vc1がローレベル、制御電圧V
c2がハイレベルの場合、MESFET T1及びT4
がオフし、MESFET T2及びT3がオンする。こ
れにより、端子P2とP3が接続され、さらに端子P1
と接地端子GNDとが接続されるので、端子P1と端子
P2との間で十分なアイソレーションが得られる。
【0010】しかし、この図3に示された回路構成で
は、オフ側の回路からの信号が入力されるとこれが反射
されるという問題があった。通常、高周波回路を構成す
る場合、それぞれのチップの入出力部に抵抗値を調整す
るための整合回路を設け、例えば全体で50Ωで整合を
とることが行われている。ところが、図3に示された構
成では、例えば端子P2がオフ側である場合、端子P2
に接続された受信回路側から見た端子P2より接地端子
GNDに至るシャント回路のインピーダンスは、MES
FET T4が有する導通抵抗と容量C1のインピーダ
ンスで決定される。通常、アイソレーションを得るため
にインピーダンスは例えば5Ω程度である。このため、
このシャント回路のインピーダンスは整合がとれていな
いことになる。よって、端子P2に接続された受信回路
が動作状態にある場合、この回路から出力された信号が
端子P2に入力されると反射されて受信回路を破壊する
おそれがある。
【0011】そこで、図4に示されたように、MESF
ET T4のソース側、同様にMESFET T3のソ
ース側にそれぞれ整合をとるための例えば50Ωの抵抗
R7、R6を接続する。これにより、オフ側からの信号
が反射されることを防止できる。
【0012】しかしその一方で、抵抗R6、R7を接続
したことにより、端子P1とP2とのアイソレーション
が劣化するという問題があった。端子P1がオン側、端
子P2がオフ側とした場合、端子P1から入力された信
号が、オンしているMESFET T1、オフしている
MESFET T2の寄生容量C12を介して端子P2
へ漏れた場合、図3に示された構成ではその殆どの成分
はMESFET T4を介して接地端子GNDへ流れ
る。しかし、図4の回路では抵抗R7が存在することで
このシャント回路の抵抗が増加し、漏れた信号は全て接
地端子GNDへ流れずに端子P2へも二分されて流れ込
むことになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
はオフ側の回路からの信号の反射を防止すると共に、端
子P1とP2との間で高いアイソレーションを実現する
ことができなかった。
【0014】本発明は上記事情に鑑み、オフ側からの信
号の反射を防止すると共に、高アイソレーションを実現
することが可能な高周波用スイッチ回路を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の高周波用スイッ
チ回路は、第1の端子と第2の端子との間に両端が接続
された第1のスイッチ素子と、第3の端子と前記第2の
端子との間に両端が接続された第2のスイッチ素子と、
前記第1の端子と接地端子との間に、第1の抵抗素子と
直列に接続され、前記第2のスイッチ素子がオンすると
きオンする第3のスイッチ素子と、前記第3の端子と接
地端子との間に、第2の抵抗素子と直列に接続され、前
記第1のスイッチ素子がオンするときオンする第4のス
イッチ素子と、前記第1、第2の端子間において前記第
1のスイッチ素子に並列に接続され、前記第1のスイッ
チ素子の両端にオフ時に存在する容量と、第1の所定周
波数において共振するインダクタンスを有する第1のイ
ンダクタと、前記第2、第3の端子間において前記第2
のスイッチ素子に並列に接続され、前記第2のスイッチ
素子の両端にオフ時に存在する容量と、第2の所定周波
数において共振するインダクタンスを有する第2のイン
ダクタとを備えることを特徴とする。
【0016】ここで、前記第1の所定周波数は、前記第
1の端子に接続された第1の回路の動作周波数と一致
し、前記第2の所定周波数は、前記第2の端子に接続さ
れた第2の回路の動作周波数と一致し、前記第1の抵抗
素子が有する抵抗値は、前記第3のスイッチ素子のオン
時における抵抗値との加算値が、前記第1の回路の抵抗
値とインピーダンス整合がとれる値に設定されており、
前記第2の抵抗素子が有する抵抗値は、前記第4のスイ
ッチ素子のオン時における抵抗値との加算値が、前記第
2の回路の抵抗値とインピーダンス整合がとれる値に設
定されていることが望ましい。
【0017】また本発明は、第1の端子と第2の端子と
の間にソース、ドレインが接続され、第1の制御電圧を
ゲートに入力されてオン/オフする第1のMESFET
と、第3の端子と前記第2の端子との間にソース、ドレ
インが接続され、第2の制御電圧をゲートに入力されて
オン/オフする第2のMESFETと、前記第1の端子
と接地端子との間に、第1の抵抗と直列にソース、ドレ
インが接続され、前記第2の制御電圧をゲートに入力さ
れてオン/オフする第3のMESFETと、前記第3の
端子と接地端子との間に、第2の抵抗と直列にソース、
ドレインが接続され、前記第1の制御電圧をゲートに入
力されてオン/オフする第4のMESFETと、前記第
1、第2の端子間において前記第1のMESFETのソ
ース、ドレインに並列に接続され、前記第1のMESF
ETのソース、ドレイン間にオフ時に存在する容量と、
第1の所定周波数において共振するインダクタンスを有
する第1のインダクタと、前記第2、第3の端子間にお
いて前記第2のMESFETのソース、ドレインに並列
に接続され、前記第2のMESFETのソース、ドレイ
ン間にオフ時に存在する容量と、第2の所定周波数にお
いて共振するインダクタンスを有する第2のインダクタ
とを備えることを特徴とする。
【0018】ここで、前記第1の所定周波数は、前記第
1の端子に接続された第1の回路の動作周波数と一致
し、前記第2の所定周波数は、前記第2の端子に接続さ
れた第2の回路の動作周波数と一致し、前記第1の抵抗
は、前記第3のMESFETのオン時における抵抗値と
の加算値が、前記第1の回路の抵抗値とインピーダンス
整合がとれる値に設定されており、前記第2の抵抗は、
前記第4のMESFETのオン時における抵抗値との加
算値が、前記第2の回路の抵抗値とインピーダンス整合
がとれる値に設定されていてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】本発明の第1の実施の形態による高周波用
スイッチ回路の構成を図1に示す。
【0021】端子P1とP3との間にスイッチ素子SW
1を接続し、端子P2と端子P3との間にスイッチ素子
SW2の両端を接続している。スイッチ素子SW1、ス
イッチ素子SW2は、それぞれ制御電圧Vc1、Vc2
を与えられてオン、オフ動作を行う。
【0022】また、端子P1と、一方の端子が接地端子
GNDに接続された容量C1の他方の端子が接続された
ノードN1との間にシャント回路を形成するため、端子
P1と接地端子GNDとの間にスイッチ素子SW3、抵
抗素子R11が接続されている。同様に、端子P2とノ
ードN1との間にシャント回路を形成するため、端子P
2と接地端子GNDとの間にスイッチ素子SW4、抵抗
素子R12が接続されている。
【0023】スイッチ素子SW3は制御電圧Vc2、ス
イッチSW4は制御電圧Vc1によってオン、オフ動作
を行う。抵抗素子R11は、端子P1に接続された例え
ば送信回路から見たシャント回路(端子P1から接地端
子GNDに至る経路)の抵抗値が、端子P1に接続され
た回路の抵抗値とインピーダンス整合がとれるような値
に調整するために挿入された素子である。
【0024】同様に、抵抗素子R12は、端子P2に接
続された例えば受信回路から見たシャント回路(端子P
2から接地端子GNDに至る経路)の抵抗値が、端子P
2に接続された回路の抵抗値とインピーダンス整合がと
れるような値に調整するために挿入された素子である。
この抵抗素子R11、R12を設けたことにより、図4
に示された回路と同様にオフ側の端子に接続された回路
から入力された信号が反射されることを防止できる。
【0025】そして本実施の形態の特徴として、スイッ
チ素子SW1、SW2の両端にそれぞれインダクタL
1、L2が並列に接続されている。スイッチ素子SW
1、SW2のそれぞれの両端には、それぞれオフ時に作
用する容量C1、C2が存在するものとする。インダク
タL1は、端子P1に接続された例えば送信回路におけ
る動作周波数において、容量C1と共振するインダクタ
ンスを有する。同様に、インダクタL2は、端子P1に
接続された例えば受信回路における動作周波数におい
て、容量C2と共振するインダクタンスを有する。
【0026】本実施の形態によれば、上記構成を備えた
ことにより次のように動作する。端子P1側がオン側、
端子P2側がオフ側であるとする。制御電圧Vc1がハ
イレベル、制御電圧Vc2がローレベルとなり、スイッ
チ素子SW1がオンし、端子P1と端子P3とが接続さ
れる。スイッチ素子SW2はオフするが、このスイッチ
素子SW2のオフ時に容量として作用する寄生容量C2
が存在すると、端子P1からの信号がオンしているスイ
ッチ素子SW1、オフしているスイッチ素子SW2の寄
生容量C2を介して端子P2に漏れる。しかし、スイッ
チ素子SW4がオンし、この漏れた信号が接地端子GN
D側へ逃げる。ここで、スイッチ素子SW4を含むシャ
ント回路には、その経路に抵抗素子R12が設けられて
いるので、端子P2に接続された受信回路から見た抵抗
値は、受信回路におけるものとインピーダンス整合がと
れている。よって、受信回路から出力された信号が端子
P2に入力された場合、反射されることなくスイッチ素
子SW4を介して接地端子GNDへ流れる。
【0027】さらに、本実施の形態では、オフしている
スイッチSW2の両端に存在する容量C2と動作周波数
において共振するインダクタンスを有するインダクタL
2が設けられているので、スイッチ素子SW2の両端の
インピーダンスは理想上無限大となり、端子P1と端子
P2との間におけるアイソレーションが向上する。
【0028】この動作は、端子P1がオフ側、端子P2
がオン側に入れ替わった場合も全く同様である。即ち、
スイッチ素子SW1がオフ、スイッチ素子SW2がオン
している場合、スイッチ素子SW1のオフ時の容量C1
と送信回路の動作周波数において共振するインダクタン
スを有するインダクタL1が設けられているので、理想
上はスイッチ素子SW1の両端の抵抗値は無限大とな
る。従って、端子P1と端子P2との間のアイソレーシ
ョンが向上する。
【0029】以上のように、本実施の形態によれば、端
子P1、P2のうちオフ側の端子に接続された回路から
入力された信号が反射されることを防止すると共に、端
子P1、P2の間で高アイソレーションを実現すること
が可能である。
【0030】本発明の第2の実施の形態は、図2に示さ
れる構成を備えている。本実施の形態は、図4に示され
た構成に対し、MESFET T1、T2の両端に、イ
ンダクタCL1、CL2をそれぞれ並列に接続させたも
のに相当する。このインダクタCL1は、MESFET
T1のオフ時にその両端に寄生する容量C1と、端子
P1に接続された例えば送信回路の動作周波数において
共振するインダクタンスを有する。インダクタCL2
は、MESFET T2のオフ時にその両端に寄生する
容量C2と、端子P2に接続された例えば送信回路の動
作周波数において共振するインダクタンスを有する。
【0031】これにより、例えば端子P1がオン側で端
子P2がオフ側である場合、オフしているMESFET
T2の寄生容量C2とインダクタCL2のインダクタ
ンスとが動作周波数で共振し、MESFET T2の両
端の抵抗値は理想上無限大となる。よって、端子P1と
P2との間で高いアイソレーションが得られる。このこ
とは、端子P1がオフ側、端子P2がオン側の場合も同
様であり、説明を省略する。
【0032】従って、本実施の形態においても上記第1
の実施の形態と同様に、端子P1、P2のうちオフ側の
端子に接続された回路からの信号の反射を防止すると共
に、端子P1、P2の間で高アイソレーションを実現す
ることができる。
【0033】上記実施の形態はいずれも一例であり、本
発明を限定するものではない。例えば、スイッチ素子は
MESFETに限定されず、動作周波数に好適なスイッ
チング動作を行うものであれば自由に選択することがで
きる。また、抵抗素子R11、R12、抵抗R6、R7
は、抵抗で構成する場合に限らず、例えば容量、インダ
クタ、抵抗を任意に組み合わせたインピーダンス整合回
路として構成してもよい。この場合、インピーダンス整
合回路は例えば、図1におけるシャント回路に含まれる
スイッチ素子SW3、容量C1とで構成した全体のイン
ピーダンスが端子P1に接続された回路のインピーダン
スと整合がとれるように設定されていればよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高周波用
スイッチ回路は、オフ側の端子に接続された回路から信
号が入力された場合にこの信号がオフ側の回路へ反射さ
れることを防止すると共に、オン側、オフ側の二つの端
子の間で高アイソレーションを実現することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による高周波用スイ
ッチ回路の構成を示した回路図。
【図2】本発明の第2の実施の形態による高周波用スイ
ッチ回路の構成を示した回路図。
【図3】従来の高周波用スイッチ回路の構成を示した回
路図。
【図4】従来の他の高周波用スイッチ回路の構成を示し
た回路図。
【符号の説明】
P1〜P3 端子 SW1〜SW4 スイッチ素子 L1、L2 インダクタ R11、R12 抵抗素子 C1 容量 CL1、CL2 インダクタ T1〜T4 MESFET R1〜R7 抵抗 Vc1、Vc2 制御電圧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の端子と第2の端子との間に両端が接
    続された第1のスイッチ素子と、 第3の端子と前記第2の端子との間に両端が接続された
    第2のスイッチ素子と、 前記第1の端子と接地端子との間に、第1の抵抗素子と
    直列に接続され、前記第2のスイッチ素子がオンすると
    きオンする第3のスイッチ素子と、 前記第3の端子と接地端子との間に、第2の抵抗素子と
    直列に接続され、前記第1のスイッチ素子がオンすると
    きオンする第4のスイッチ素子と、 前記第1、第2の端子間において前記第1のスイッチ素
    子に並列に接続され、前記第1のスイッチ素子の両端に
    オフ時に存在する容量と、第1の所定周波数において共
    振するインダクタンスを有する第1のインダクタと、 前記第2、第3の端子間において前記第2のスイッチ素
    子に並列に接続され、前記第2のスイッチ素子の両端に
    オフ時に存在する容量と、第2の所定周波数において共
    振するインダクタンスを有する第2のインダクタと、 を備えることを特徴とする高周波用スイッチ回路。
  2. 【請求項2】前記第1の所定周波数は、前記第1の端子
    に接続された第1の回路の動作周波数と一致し、前記第
    2の所定周波数は、前記第2の端子に接続された第2の
    回路の動作周波数と一致し、 前記第1の抵抗素子が有する抵抗値は、前記第3のスイ
    ッチ素子のオン時における抵抗値との加算値が、前記第
    1の回路の抵抗値とインピーダンス整合がとれる値に設
    定されており、前記第2の抵抗素子が有する抵抗値は、
    前記第4のスイッチ素子のオン時における抵抗値との加
    算値が、前記第2の回路の抵抗値とインピーダンス整合
    がとれる値に設定されていることを特徴とする請求項1
    記載の高周波用スイッチ回路。
  3. 【請求項3】第1の端子と第2の端子との間にソース、
    ドレインが接続され、第1の制御電圧をゲートに入力さ
    れてオン/オフする第1のMESFETと、 第3の端子と前記第2の端子との間にソース、ドレイン
    が接続され、第2の制御電圧をゲートに入力されてオン
    /オフする第2のMESFETと、 前記第1の端子と接地端子との間に、第1の抵抗と直列
    にソース、ドレインが接続され、前記第2の制御電圧を
    ゲートに入力されてオン/オフする第3のMESFET
    と、 前記第3の端子と接地端子との間に、第2の抵抗と直列
    にソース、ドレインが接続され、前記第1の制御電圧を
    ゲートに入力されてオン/オフする第4のMESFET
    と、 前記第1、第2の端子間において前記第1のMESFE
    Tのソース、ドレインに並列に接続され、前記第1のM
    ESFETのソース、ドレイン間にオフ時に存在する容
    量と、第1の所定周波数において共振するインダクタン
    スを有する第1のインダクタと、 前記第2、第3の端子間において前記第2のMESFE
    Tのソース、ドレインに並列に接続され、前記第2のM
    ESFETのソース、ドレイン間にオフ時に存在する容
    量と、第2の所定周波数において共振するインダクタン
    スを有する第2のインダクタと、 を備えることを特徴とする高周波用スイッチ回路。
  4. 【請求項4】前記第1の所定周波数は、前記第1の端子
    に接続された第1の回路の動作周波数と一致し、前記第
    2の所定周波数は、前記第2の端子に接続された第2の
    回路の動作周波数と一致し、 前記第1の抵抗は、前記第3のMESFETのオン時に
    おける抵抗値との加算値が、前記第1の回路の抵抗値と
    インピーダンス整合がとれる値に設定されており、前記
    第2の抵抗は、前記第4のMESFETのオン時におけ
    る抵抗値との加算値が、前記第2の回路の抵抗値とイン
    ピーダンス整合がとれる値に設定されていることを特徴
    とする請求項3記載の高周波用スイッチ回路。
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Cited By (4)

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JP2006304140A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信用無線機およびこれに用いる送受信回路、および半導体集積回路装置
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