JP6479922B1 - 屋根の補修方法及びその屋根構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】損傷した平板屋根材をより効率良く補修することができる屋根の補修方法及びその屋根構造を提供する。
【解決手段】本発明による屋根の補修方法は、屋根の軒棟方向3に関して軒側の平板屋根材1Aの上に棟側の平板屋根材1Bの一部が重なるように複数の平板屋根材1A〜1Cが配置された屋根を補修する屋根の補修方法であって、軒側の平板屋根材1Aと棟側の平板屋根材1Bとの間に板状カバー材5を挿入し、該板状カバー材5によって軒側の平板屋根材1Aの天板を覆う工程を含む。
【選択図】図9

Description

本発明は、軒側の平板屋根材の上に棟側の平板屋根材の一部が重なるように複数の平板屋根材が配置された屋根を補修するための屋根の補修方法及びその屋根構造に関する。
従来用いられていたこの種の屋根の補修方法としては、例えば下記の特許文献1等に示されている方法を挙げることができる。すなわち、従来方法では、軒側の平板屋根材の上に棟側の平板屋根材の一部が重なるように複数の平板屋根材が配置された屋根において、一つの平板屋根材に損傷が生じたときに、その平板屋根材を抜き取ることが行われている。具体的には、抜き取り対象となる抜取屋根材とその抜取屋根材の軒側に配置された屋根材との間に治具を挿入し、抜取屋根材を屋根下地に緊結している例えば釘やビス等の緊結部材を切断した後に、抜取屋根材の抜き取りが行われる。
一方、本発明者らは、下記の特許文献2に示されているような金属屋根材、すなわち金属製の表基材と、表基材の裏側に配置された裏基材と、表基材と裏基材との間に充填された発泡樹脂からなる芯材とを備えた金属屋根材の実用化を試みている。
特開2003−314015号公報 特許第5864015号公報
スレート瓦に代表される窯業系の平板屋根材は、全体として硬質であるため、治具により緊結部材を切断する際に緊結部材の変位を確実に規制することができる。一方、上記のような金属屋根材は、複数の層によって構成されていることもあり、治具により緊結部材を切断する際に緊結部材の変位を許容してしまうことがある。緊結部材を切断する際に緊結部材が変位した場合、緊結部材の切断に手間がかかり、損傷した平板屋根材の補修効率が悪くなる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、損傷した平板屋根材をより効率良く補修することができる屋根の補修方法及びその屋根構造を提供することである。
本発明に係る屋根の補修方法は、屋根の軒棟方向に関して軒側の平板屋根材の上に棟側の平板屋根材の一部が重なるように複数の平板屋根材が配置された屋根を補修する屋根の補修方法であって、軒側の平板屋根材と棟側の平板屋根材との間に板状カバー材を挿入し、該板状カバー材によって軒側の平板屋根材の天板を覆う工程を含み、板状カバー材は、板状カバー材が軒側の平板屋根材の天板を覆っているとき、板状カバー材の外縁が軒側の平板屋根材の外縁内に収まる外形を有する
また、本発明に係る屋根構造は、屋根の軒棟方向に関して軒側の平板屋根材の上に棟側の平板屋根材の一部が重なるように配置された複数の平板屋根材と、軒側の平板屋根材の天板を覆うように、軒側の平板屋根材と棟側の平板屋根材との間に挿入された板状カバー材とを備え、板状カバー材は、板状カバー材が軒側の平板屋根材の天板を覆っているとき、板状カバー材の外縁が軒側の平板屋根材の外縁内に収まる外形を有する
本発明の屋根の補修方法及びその屋根構造によれば、板状カバー材によって軒側の平板屋根材の天板を覆うので、緊結部材を切断する手間を省くことができ、損傷した平板屋根材をより効率良く補修することができる。
本発明の実施の形態による屋根の補修方法が適用される補修前の屋根構造を平面図である。 図1において重ねて配置された3つの平板屋根材を示す側面図である。 図1の平板屋根材を示す正面図である。 図3の平板屋根材を示す背面図である。 図3の線V−Vに沿う平板屋根材の断面図である。 本発明の実施の形態による屋根の補修方法で使用される板状カバー材を示す正面図である。 図6の線VII−線VIIに沿う板状カバー材の断面図である。 図6の線VIII−線VIIIに沿う板状カバー材の断面図である。 本発明の実施の形態による屋根の補修方法を示す説明図である。 図9の屋根の補修方法が適用された屋根構造を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態
図1は本発明の実施の形態による屋根の補修方法が適用される補修前の屋根構造を示す平面であり、図2は図1において重ねて配置された3つの平板屋根材を示す側面図である。図1及び図2に示す屋根構造は、平板状の外形を有する複数の平板屋根材1が屋根下地の上に並べて配置されたものである。
具体的には、屋根の軒方向2に関して、各平板屋根材1は互いの側端が突き合わされて配置されている。また、図2に特に表れているように、軒方向2に直交する屋根の軒棟方向3に関して、各平板屋根材1は、軒側の平板屋根材1の上に棟側の平板屋根材1の一部が重ねられて配置されている。
また、軒方向2に関して、棟側の平板屋根材1は、軒方向2に沿う平板屋根材1の延在幅の半分だけ、軒側の平板屋根材1に対してずらして配置されている。すなわち、棟側の平板屋根材1の側端の突合せ部分は、軒方向2に関して軒側の平板屋根材1の側端の突合せ部分とずれて配置されている。
各平板屋根材1は、例えば釘やビス等の緊結部材4の打込みにより、屋根下地に緊結されている。なお、緊結部材4は棟側の平板屋根材1によって覆い隠されており、図1では一部の緊結部材4のみを破線で図示している。
以下説明のため、軒方向2に並べて配置された複数の平板屋根材1を1列の平板屋根材1と呼ぶことがある。この表現によれば、図2には、第1列の平板屋根材1(1A)、第2列の平板屋根材1(1B)及び第3列の平板屋根材1(1C)が表れていることになる。第1列の平板屋根材1Aの棟側に第2列の平板屋根材1Bが配置され、第2列の平板屋根材1Bの棟側に第3列の平板屋根材1Cが配置されている。第2列の平板屋根材1Bに打ち込まれた緊結部材4(4B)は第1列の平板屋根材1Aを貫通して屋根下地に達している。また、第3列の平板屋根材1Cに打ち込まれた緊結部材4(4C)は第2列の平板屋根材1Bを貫通して屋根下地に達している。
なお、上記の第1列〜第3列との用語は、軒棟方向3にずらして配置された平板屋根材1の3つの列を表すに過ぎず、屋根構造の全体における各列の位置を限定するものではない。すなわち、第1列の平板屋根材1Aの軒側に他の平板屋根材1が配置されていてもよい。
次に、図3は図1の平板屋根材1を示す正面図であり、図4は図3の平板屋根材1を示す背面図であり、図5は図3の線V−Vに沿う平板屋根材1の断面図である。図3〜5に示すように、平板屋根材1は、長手方向1L(幅方向)及び短手方向1S(奥行方向)を有する平面視略矩形の外形を有している。平板屋根材1は、長手方向1Lが屋根の軒方向2に沿い、短手方向1Sが屋根の軒棟方向3に沿うように屋根下地の上に配置される(図1参照)。図3〜図5に示すように、平板屋根材1は、表基材12、裏基材13及び芯材14を有する金属屋根材である。
表基材12は、金属板を素材とする金属製の部材であり、平板屋根材1が屋根下地の上に配置された際に屋根の外面に表れる部材である。図5に特に表れているように、表基材12には、天板120a及び周壁120bを有する箱状の本体部120が設けられている。
図3に表れているように、表基材12の天板120aには、平板屋根材1の長手方向1L(軒方向2)に互いに離間して複数の緊結孔121が設けられている。緊結孔121は、平板屋根材1への緊結部材4(図1参照)の打込み位置を示している。本実施の形態では緊結孔121が表基材12に設けられているように説明しているが、例えば印刷された記号や凹凸等の緊結部材4の打込み位置を示す非開口状の印が緊結孔121の代わりに天板120aに設けられてもよい。
表基材12の周壁120bには、第1側面122、第2側面123、棟側端面124及び軒側端面125が設けられている。
第1及び第2側面122,123は、平板屋根材1の長手方向1Lの両側にそれぞれ設けられている。第2側面123は、平板屋根材1が屋根下地の上に配置された際に第1側面122よりも棟側に位置されるように適合されている。第2側面123は、第1側面122よりも平板屋根材1の長手方向1Lの外方に突出した位置に配置されている。
第1側面122には、第1側面122の下端から長手方向1Lの外方に向けて延びる金属板が裏基材13を抱え込むように表基材12の裏側に折り返されることで形成された側面フランジ122aが設けられている。本体部120と一体に側面フランジ122aが設けられていることで、長手方向1Lに沿う直線に沿って平板屋根材1を表側又は裏側に反らせようとする外力に対する平板屋根材1の耐久力(耐風圧性能)が向上されている。第1側面122からの側面フランジ122aの突出幅は、第1側面122からの第2側面123の突出幅以下とされている。
第2側面123には、フランジが設けられていない。これは、箱形の本体部120を形成した後に第2側面123から延出するフランジを切断して除去しているためである。
棟側端面124は、短手方向1Sに沿う一端に位置されており、平板屋根材1が屋根下地の上に配置された際に棟側に位置するように適合されている。棟側端面124には、直線部124aと一対の斜部124bとが設けられている。直線部124aは、長手方向1Lに沿って直線状に延在されている。斜部124bは、直線部124aと第2側面123とを接続するように直線部124aの両側に配置されている。また、斜部124bは、第2側面123に近づくにつれて軒側(短手方向1Sに沿う他端側)に向かうように直線部124aに対して傾斜して延在されている。
図3及び図5に特に表れているように、棟側端面124の直線部124aには、棟側端面124の下端から短手方向1Sに沿う外方に向けて延びる金属板が裏基材13を抱え込むように表基材12の裏側に折り返されることで形成された棟側フランジ124cが設けられている。
棟側端面124の斜部124bには、フランジが設けられていない。これは、上述の第2側面123と同様に、箱形の本体部120を形成した後に斜部124bから延出するフランジを切断して除去しているためである。しかしながら、棟側フランジ124cと同様のフランジを斜部124bに設けてもよい。
軒側端面125は、短手方向1Sに沿う他端に位置されており、平板屋根材1が屋根下地の上に配置された際に軒側に位置するように適合されている。本実施の形態の平板屋根材1では、軒側端面125は長手方向1Lに沿って延在された直線部のみによって構成されている。しかしながら、軒側端面125は他の形状とされてもよい。
軒側端面125には、軒側端面125の下端から短手方向1Sに沿う外方に向けて延びる金属板が裏基材13を抱え込むように表基材12の裏側に折り返されることで形成された軒側フランジ125aが設けられている。
棟側フランジ124c及び軒側フランジ125aは、長手方向1Lに沿って延在されており、長手方向1Lに交わる方向に沿う平板屋根材1の反りを防止する。
表基材12の素材である金属板としては、溶融Zn系めっき鋼板、溶融Alめっき鋼板、溶融Zn系めっきステンレス鋼板、溶融Alめっきステンレス鋼板、ステンレス鋼板、Al板、Ti板、塗装溶融Zn系めっき鋼板、塗装溶融Alめっき鋼板、塗装溶融Zn系めっきステンレス鋼板、塗装溶融Alめっきステンレス鋼板、塗装ステンレス鋼板、塗装Al板又は塗装Ti板を用いることができる。表基材12を箱状とするとき、鋼板を絞り加工して表基材12を構成することが好ましい。これは、鋼板を絞り加工することで周壁120bに加工硬化が生じ、平板屋根材1の耐風圧性能を向上できるためである。また、周壁120bが表基材12の周方向に連続する壁面とすることができるためである。
裏基材13は、本体部120の開口を塞ぐように表基材12の裏側に配置された部材である。裏基材13としては、アルミ箔、アルミ蒸着紙、水酸化アルミ紙、炭酸カルシウム紙、樹脂フィルム又はガラス繊維紙等の軽量な素材を用いることができる。これらの軽量な素材を裏基材13に用いることで、平板屋根材1の重量が増大することを回避することができる。
芯材14は、例えば発泡樹脂等により構成されるものであり、本体部120と裏基材13との間に充填されている。芯材14の素材としては、特に制限が無く、ウレタン、フェノール、ヌレート樹脂等を用いることができる。ただし、屋根材においては不燃認定材料を使用することが必須となる。不燃材料認定試験は、ISO5660−1コーンカロリーメーター試験法に準拠した発熱性試験が実施される。芯材14となる発泡樹脂が発熱量の多いウレタンなどの場合は、芯材14の厚みを薄くしたり、発泡樹脂に無機発泡粒子を含有させたりすることができる。本体部120と裏基材13との間に発泡樹脂が充填されることで、樹脂シート等の裏打ち材を表基材12の裏側に張り付ける態様よりも、表基材12の裏面に芯材14を強固に密着させることができ、雨音性、断熱性及び耐踏み潰れ性等の屋根材に求められる性能を向上させることができる。
次に、図6は本発明の実施の形態による屋根の補修方法で使用される板状カバー材5を示す正面図であり、図7は図6の線VII−線VIIに沿う板状カバー材5の断面図であり、図8は図6の線VIII−線VIIIに沿う板状カバー材5の断面図である。
図6に示す板状カバー材5は、図1に示すように並べて配置された複数の平板屋根材1のうちの1つの平板屋根材1に損傷が生じた場合に、その損傷した平板屋根材1を補修するためのものである。後に図を用いて説明するように、板状カバー材5は、損傷した平板屋根材1の天板120aを覆うように、その平板屋根材1に重ねて配置される。なお、図6〜8には、板状カバー材5が重ねられる平板屋根材1を二点鎖線で表している。
板状カバー材5は、平板屋根材1と同様に、長手方向5L(幅方向)及び短手方向5S(奥行方向)を有する平面視略矩形の外形を有している。板状カバー材5の素材は任意であるが、平板屋根材1の天板と同じ素材であることが好ましい。上述のように表基材12に金属板が使用された金属屋根材によって平板屋根材1が構成されている場合、板状カバー材5は表基材12と同様に金属板によって構成することができる。例えば塗装や凹凸加工等の表面処理が平板屋根材1の天板120aに施されている場合、同じ表面処理が板状カバー材5の表面に施されていることが好ましい。ここで言う同じ表面処理には、厳密に同じ表面処理のみならず、平板屋根材1の表基材12と板状カバー材5とを数m程度の離れて視た時に、板状カバー材5の表面が表基材12の表面と明らかに異ならず同種のものであるとの印象を与える同種の表面処理も含まれる。
板状カバー材5には、一対の側端部50、軒側端部51及び棟側端部52が設けられている。
図7に表れているように、板状カバー材5の側端部50は、平板屋根材1の天板120aに沿うように設けられている。換言すると、側端部50には、平板屋根材1の周壁120bに沿うような縦壁が設けられていない。側端部50に縦壁が設けられていないことで、後述のように平板屋根材1の間に板状カバー材5を挿入する際に、長手方向5Lに沿う直線に従って板状カバー材5を表側又は裏側に容易に反らせることができる。なお、長手方向5Lに沿う板状カバー材5の幅は、長手方向5Lに沿う平板屋根材1の天板120aの幅と等しいか、又はその天板120aの幅よりも僅かに小さい程度とされている。
軒側端部51には、図8に表れているように平板屋根材1の周壁120bに沿う縦壁51aが設けられている。軒側端部51に縦壁51aが設けられていることで、短手方向5Sに沿う直線に従って板状カバー材5が反ることを防止できる。また、縦壁51aを周壁120bに突き合わせることで、短手方向5Sに沿う板状カバー材5の位置決めを確実に行うことができる。なお、本実施の形態では軒側端部51に縦壁51aが設けられているように説明しているが、この縦壁51aが省略されていてもよい。また、平板屋根材1の軒側フランジ125aを抱え込むか又は覆うような延長壁が縦壁51aの先端から延出されていてもよい。
棟側端部52には、直線部52aと斜部52bとが設けられている。直線部52aは、長手方向5Lに沿って直線状に延在されている。また、直線部52aは、長手方向5Lに沿う板状カバー材5の略中央位置に延在されている。斜部52bは、直線部52aと側端部50とを接続するように直線部52aの両側に配置されている。また、斜部52bは、側端部50に近づくにつれて軒側に向かうように直線部52aに対して傾斜して延在されている。
短手方向5Sに沿う直線部52aと軒側端部51との間の幅は、図2に示す軒棟方向3に沿う第1列の平板屋根材1Aの軒側端部と第3列の平板屋根材1Cの軒側端部との間の離間距離D1よりも大きいことが好ましい。このように構成することで、板状カバー材5が第1列の平板屋根材1Aと第2列の平板屋根材1Bとの間に挿入されたとき、第3列の平板屋根材1Cによって覆い隠されていない第2列の平板屋根材1Bの側端の突合せ部分の下方に板状カバー材5を延在させることができる(図10参照)。これにより、その第2列の平板屋根材1Bの側端の突合せ部分から侵入する水分が板状カバー材5と第1列の平板屋根材1Aとの間に入り込むことを回避することができる。
棟側端部52には、板状カバー材5を構成する板材が裏面側から表面側に折り返された水返部52cが設けられている。棟側端部52に水返部52cが設けることで、第2列の平板屋根材1Bの側端の突合せ部分から侵入する水分が棟側端部52を超えて板状カバー材5と第1列の平板屋根材1Aとの間に入り込むことを回避することができる。
第1列の平板屋根材1Aの軒側端部には、第2列の平板屋根材1Bに打ち込まれた緊結部材4Bが貫通する。短手方向5Sに沿う直線部52aと軒側端部51との間の幅を広げると、第2列の平板屋根材1Bに打ち込まれた緊結部材4Bと板状カバー材5とが干渉する可能性が高くなる。上述のように棟側端部52に斜部52bが設けられることで、第2列の平板屋根材1Bに打ち込まれた緊結部材4Bと板状カバー材5とが干渉する可能性を低くすることができる。
次に、本発明の実施の形態による屋根の補修方法について説明する。なお、本実施の形態の屋根の補修方法は、補修された屋根構造の製造方法に相当する。図9は本発明の実施の形態による屋根の補修方法を示す説明図であり、図10は図9の屋根の補修方法が適用された屋根構造を示す説明図である。
図9に示すように、第1列の平板屋根材1Aの棟側に第2列の平板屋根材1Bが配置され、第2列の平板屋根材1Bの棟側に第3列の平板屋根材1Cが配置されている屋根構造において、第1列の平板屋根材1Aの天板に損傷が生じたと想定する。このとき、第1列の平板屋根材1Aと第2列の平板屋根材1Bとの間(軒側の平板屋根材と棟側の平板屋根材との間)に板状カバー材5を挿入し、図10に示すように板状カバー材5によって第1列の平板屋根材1Aの天板120aを覆う。これによって、損傷した第1列の平板屋根材1Aを残しつつ、その天板120aの補修を行うことができる。すなわち、第1列の平板屋根材1Aを緊結している緊結部材の切断や、第1列の平板屋根材1Aの抜き取りに係る手間を省くことができる。この構成は、第2列の平板屋根材1Bに打ち込まれた緊結部材4Bが第1列の平板屋根材1Aをも貫通している場合に特に有用である。
板状カバー材5の挿入前に、板状カバー材5の裏面に接着剤を塗布し、板状カバー材5の挿入後に板状カバー材5を第1列の平板屋根材1Aに接着することができる。また、例えば釘やビス等の緊結部材を板状カバー材5の挿入後に板状カバー材5に打ち込んで板状カバー材5を屋根下地に緊結してもよい。板状カバー材5の接着及び緊結は、いずれか一方が行われてもよいし、両方が行われてもよい。
板状カバー材5の挿入は、板状カバー材5の軒側端部51に設けられた縦壁51a(図8参照)が第1列の平板屋根材1Aの周壁120bに当接又は近接するまで行われる。板状カバー材5の挿入時、板状カバー材5の側端部50に平板屋根材1の周壁120bに沿うような縦壁が設けられていないので、長手方向5Lに沿う直線に沿って板状カバー材5を反らせることができる。
図10に示すように、第1列の平板屋根材1Aと第2列の平板屋根材1Bとの間に板状カバー材5が挿入されている状態では、第3列の平板屋根材1Cの軒側端部の下方に板状カバー材5が延在されている。これにより、第2列の平板屋根材1Bの側端の突合せ部分から侵入する水分が板状カバー材5と第1列の平板屋根材1Aとの間に入り込むことを回避することができる。
このような屋根の補修方法及びその屋根構造によれば、板状カバー材5によって軒側の平板屋根材1の天板120aを覆うので、緊結部材4を切断する手間を省くことができ、損傷した平板屋根材1をより効率良く補修することができる。この構成は、表基材12、裏基材13及び芯材14を有する金属屋根材によって平板屋根材1が構成されているときに特に有用である。
また、板状カバー材5が表基材12と同様に金属板によって構成されているので、周囲の平板屋根材1との差異により板状カバー材5が目立つことを回避できる。
さらに、第1列の平板屋根材1Aと第2列の平板屋根材1Bとの間に挿入された板状カバー材5は、第3列の平板屋根材1Cの軒側端部の下方に延在されているので、第2列の平板屋根材1Bの側端の突合せ部分から侵入する水分が板状カバー材5と第1列の平板屋根材1Aとの間に入り込むことを回避することができる。
さらにまた、板状カバー材5の棟側端部には、板状カバー材5を構成する板材が裏面側から表面側に折り返された水返部52cが設けられているので、第2列の平板屋根材1Bの側端の突合せ部分から侵入する水分が棟側端部52を超えて板状カバー材5と第1列の平板屋根材1Aとの間に入り込むことを回避することができる。
また、板状カバー材5の側端部は、平板屋根材の天板に沿うように設けられているので、長手方向5Lに沿う直線に沿って板状カバー材5を反らせることができ、第1列の平板屋根材1Aと第2列の平板屋根材1Bとの間に板状カバー材5をより効率的に挿入することができる。
さらに、板状カバー材5の軒側端部には、平板屋根材1の周壁120bに沿う縦壁51aが設けられているので、短手方向5Sに沿う直線に従って板状カバー材5が反ることへの耐力が向上されているとともに、短手方向5Sに沿う板状カバー材5の位置決めを確実に行うことができる。
さらにまた、板状カバー材5は軒側の平板屋根材1の天板120aに接着されるので、板状カバー材5が平板屋根材1から外れることを回避できる。
また、板状カバー材5は軒側の平板屋根材1とともに屋根下地に緊結されるので、板状カバー材5が平板屋根材1から外れることを回避できる。
なお、実施の形態では、表基材12、裏基材13及び芯材14を有する金属屋根材によって平板屋根材1が構成されているように説明しているが、例えばスレート瓦等の窯業系の屋根材によって平板屋根材が構成されている場合にも本発明は適用できる。
1 平板屋根材
12 表基材
120a 天板
120b 周壁
13 裏基材
14 芯材
4 緊結部材
5 板状カバー材
50 側端部
51 軒側端部
52 棟側端部
52c 水返部

Claims (11)

  1. 屋根の軒棟方向に関して軒側の平板屋根材の上に棟側の平板屋根材の一部が重なるように複数の平板屋根材が配置された屋根を補修する屋根の補修方法であって、
    前記軒側の平板屋根材と前記棟側の平板屋根材との間に板状カバー材を挿入し、該板状カバー材によって前記軒側の平板屋根材の天板を覆う工程
    を含み、
    前記板状カバー材は、前記板状カバー材が前記軒側の平板屋根材の天板を覆っているとき、前記板状カバー材の外縁が前記軒側の平板屋根材の外縁内に収まる外形を有する、屋根の補修方法。
  2. 前記平板屋根材は、金属板を素材とする表基材と、表基材の裏側に配置された裏基材と、表基材と裏基材との間に充填された芯材とを有する金属屋根材である、
    請求項1記載の屋根の補修方法。
  3. 前記板状カバー材は、金属板によって構成されている、
    請求項2記載の屋根の補修方法。
  4. 前記複数の平板屋根材は、屋根の軒方向に関して互いの側端が突き合わされるように配置されており、
    前記棟側の平板屋根材の前記側端の突合せ部分は、前記軒方向に関して前記軒側の平板屋根材の前記側端の突合せ部分とずれて配置されており、
    軒棟方向に関して、第1列の平板屋根材の棟側に第2列の平板屋根材が配置され、前記第2列の平板屋根材の棟側に第3列の平板屋根材が配置されているとき、
    前記第1列の平板屋根材と前記第2列の平板屋根材との間に挿入された前記板状カバー材は、前記第3列の平板屋根材の軒側端部の下方に延在されている
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の屋根の補修方法。
  5. 前記板状カバー材の棟側端部には、前記板状カバー材を構成する板材が裏面側から表面側に折り返された水返部が設けられている、
    請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の屋根の補修方法。
  6. 前記板状カバー材の側端部は、前記平板屋根材の前記天板に沿うように設けられている、
    請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の屋根の補修方法。
  7. 前記板状カバー材の軒側端部には、前記平板屋根材の周壁に沿う縦壁が設けられている、
    請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の屋根の補修方法。
  8. 前記平板屋根材には、天板及び周壁を有する箱状の本体部が設けられており、前記周壁には、軒側に位置する軒側端面が設けられており、前記軒側端面の下端からは軒側フランジが外方に向けて延出されており、
    前記縦壁は、前記軒側端面に沿わされ、
    前記板状カバー材が前記軒側の平板屋根材の天板を覆っているとき、前記軒側フランジが前記縦壁の下部から外方に向けて延出されている
    請求項7記載の屋根の補修方法。
  9. 前記板状カバー材は前記軒側の平板屋根材の前記天板に接着される、
    請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の屋根の補修方法。
  10. 前記板状カバー材は前記軒側の平板屋根材とともに屋根下地に緊結される、
    請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の屋根の補修方法。
  11. 屋根の軒棟方向に関して軒側の平板屋根材の上に棟側の平板屋根材の一部が重なるように配置された複数の平板屋根材と、
    前記軒側の平板屋根材の天板を覆うように、前記軒側の平板屋根材と前記棟側の平板屋根材との間に挿入された板状カバー材と
    を備え
    前記板状カバー材は、前記板状カバー材が前記軒側の平板屋根材の天板を覆っているとき、前記板状カバー材の外縁が前記軒側の平板屋根材の外縁内に収まる外形を有する、
    屋根構造。
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