JP6478915B2 - モバイル装置ユーザインターフェースを備えた電子ロック - Google Patents

Description

本発明は、電子ロック、特にモバイル装置ユーザインターフェースを備えた電子ロックに関する。

〔関連出願の説明〕
本願は、２０１２年１０月２６日に出願された米国特許仮出願第６１／７１９，０３９号（発明の名称：Electronic Lock Having a Mobile Device User Interface）に関連していてこの米国特許仮出願の優先権主張出願である。この米国特許仮出願を参照により引用し、その開示内容全体を本明細書の一部とする。

電子ロックは、典型的には、ロック操作を容易にするよう多数のボタンを備えたキーパッドを有する。加うるに、キーパッドは、ロック設定を入力し又は変更するよう使用できる。ロック設定は、例えば、ユーザアクセスコードを含む場合がある。ロック設定のかかる入力又は変更にあたっては、ユーザアクセスコードをロックメモリ中にプログラムし、ユーザアクセスコードをロックメモリから削除すると共に／或いは他の顧客又はロック設定を入力する場合がある。典型的には、キーパッド及び他のユーザアクセス可能スイッチが、許可されたユーザによってロック設定を変更し又は調整するためにメインユーザインターフェースとして用いられる。

キーパッドインターフェースは、アクセスコード及び設定の数がそれほど多くなければ、即ち、ロックユーザが内部メニューにアクセスし、オプション又は設定変更をプログラムする上で多すぎるボタンシーケンスを覚えておく必要がなければ、事足りるのが通例である。しかしながら、このキーパッドユーザインターフェース方法は、利用可能なユーザアクセスコードの数がキーシーケンスを覚えておくユーザの能力を超えている場合、例えば、ユーザアクセスコードの数が多く、例えば３０以上であると共に／或いはロック設定の全体数が多い場合、問題になると共に厄介になる。したがって、キーパッドインターフェースは、顧客がユーザアクセスコードをロックメモリ中にプログラムすることができるようボタン又はボタンのシーケンスを多数回押すことが要求される場合、ユーザフレンドリーな解決策であるとは言えない場合がある。これは又、ユーザが必要なときに変更を行うよう保存されると共に容易に利用できる命令を有していることを前提としている。これらステップは、極めて時間がかかりしかも間違いをしやすくなり、最終的な結果として、電子ロックのユーザがいらいらすることになる場合がある。

かくして、キーパッドユーザインターフェースは、設定又はアクセスを必要とする特徴の数が増大すると、貧弱なユーザエクスペリエンスを露呈する場合がある。加うるに、電子ロックをキーパッドユーザインターフェースに限定することにより、製造業者及びハードウェア提供者が幅広いオプション及び良好なユーザエクスペリエンスの実現を可能にすることが極めて困難になり、かくして、結果として、電子ロックの特徴が制限される。

電子ロックの中には、キーパッドではなく専用タッチディスプレイを提供することによってこの問題を解決しようとするものがあるが、かかる別法としての専用ハードウェア解決策は、同様な難問に直面している場合があり又は少なくとも、製造及び価格競争の観点からコスト面で実用にならない場合がある。解決策の中には、音声フィードバックをユーザに提供しようとしたものもある。しかしながら、全体的コストは、妥当な対話式解決策を提供する上で主因である。当該技術分野において、モバイル装置ユーザインターフェースを有する電子ロックが要望されており、この場合、電子ロックのロック設定は、既存のモバイル装置によりワイヤレスで設定されるのが良い。

モバイル装置は、容易に利用できしかも大衆により通常用いられるようになっていることが認められる。本発明により、既存のモバイル装置、例えばスマートフォン又はタブレットが電子ロックのロック設定にアクセスしてロック設定に対する必要な変更を行うために用いられる。有利には、本発明により、高価な専用ハードウェアディスプレイを電子ロックに追加する必要はない。それどころか、本発明の実施形態により、ユーザは、既存のモバイル装置を操作して、電子ロックと通信してユーザが電子ロックのためのロック設定を入力し又は変更することができるようにするよう構成された“Ａｐｐ”と通称されているロック設定ユーザインターフェースアプリケーションを実行する。モバイル装置ユーザインターフェースは、電子ロックのロック設定を修正する上でキーパッドインターフェースよりも使用しやすく、しかも多くのプログラミングオプションを提供し、かくして、電子ロックのロック設定を変更する際のユーザエクスペリエンスが向上する。

本発明の追加の特徴及び追加の利点は、現時点において認識されている本発明を実施する最適態様を例示する図示の実施形態についての以下の詳細な説明を考慮すると、当業者には明らかになろう。

以下において、非限定的な実施例として与えられているに過ぎない添付の図面を参照して本発明を説明する。

ドアに取り付けられた本発明の実施形態としての電子ロックの側面図であり、ドアが想像線で示されている図である。 ドアの外部から見た図１Ａの電子ロックの斜視図である。 ドアの内部から見た図１Ａの電子ロックの斜視図である。 図１Ａ〜図１Ｃの電子ロックの分解組立図である。 図２の電子ロックの内部シャーシの斜視図であり、上側カバー及びドーターカードが取り外されている状態を示す図である。 本発明の実施形態に従ってモバイル装置とワイヤレス通信状態にある図３の内部シャーシのエレクトロニクス回路の一部分のブロック図である。 ロック設定モバイル装置ユーザインターフェースを生じさせるロック設定Ａｐｐを実行するモバイル装置、例えばスマートフォンの絵図である。 ワイヤレス通信を電子ロックと同期させる図５のモバイル装置の絵図である。 電子ロックと同期させない状態でユーザが電子ロックのロック設定を修正するオフラインモードで動作している図５のモバイル装置の絵図である。

幾つかの図全体にわたり、対応の参照符号は、対応の部分を示している。本明細書に記載された例示は、本発明の実施形態を示しており、かかる例示は、本発明の範囲をなんらかの仕方で制限するものと解されてはならない。

今、図面を参照し、特に図１Ａ〜図１Ｃ及び図２を参照すると、ドアＤに取り付け可能な本発明の電子ロック（ＥＬ）が示されており、この電子ロックは、内部シャーシ１、外部シャーシ２、取り付けプレート３、アダプタ４、ラッチ組立体５、及びストライク（strike）６を有している。

図２に示されているように、ラッチ組立体５は、当該技術分野において周知の構成のものであり、このラッチ組立体は、ボルトアクチュエータ機構体７及びボルト８を有している。取り付けプレート３は、電子ロックをドアＤに取り付けるために用いられる。アダプタ４は、電子ロックをドアＤに開けられた特定の穴に適合させるために用いられる。

図３も又参照すると、内部シャーシ１は、電子ロックのためのエレクトロニクス回路９を有すると共にマニュアルターンピース（manual turnpiece）１０を更に有している。マニュアルターンピース１０は、ラッチ組立体５のボルトアクチュエータ機構体７を作動させ、そしてボルト８（図１Ｃも又参照されたい）を伸長させたり引っ込めたりするためにドアＤの内側で用いられる。エレクトロニクス回路９は、ベースボード１１及び取り外し可能なドーターカード１２を含む。図３では、取り外し可能なカバー１３が、このカバー１３が取り付け位置にあるとき、ベースボード１１及びドーターカード１２を覆うよう設けられている。

再び図２を参照すると、外部シャーシ２は、ユーザ入力を受け取るキーパッド１４を有する。キーパッド１４は、例えば電気ケーブル１５によってエレクトロニクス回路９のベースボード１１に電気的に接続されている。ユーザがキーパッド１４を介して、エレクトロニクス回路９により認識される有効なコードを入力すると、電気モータ（図示せず）が起動されてラッチ組立体５のボルト８を引っ込め、かくしてドアＤ（図１Ｂ参照）を閉鎖位置から開くことができる。変形例として、取り外し可能なキーＫを備えたキーアクチュエータ１６がラッチ組立体５をドアＤの外部から手動で操作するために提供される。

特に図３及び図４を参照すると、ドーターカード１２は、所望のワイヤレス通信プロトコル、例えばZigbee（登録商標）、Z-wave等を介して外部装置とのワイヤレス通信を容易にする交換可能なワイヤレス通信モジュールである。したがって、エレクトロニクス回路９は、例えば、全てのIEEE802.15.4操作を取り扱うために関連の装置と一緒にエンバー・コーポレーション（EMBER Corporation）社製のＥＭ３５７チップを含むのが良い。チップ及び関連装置は、他の内部クロックを生じさせるために用いられる２４．００ＭＨｚクリスタルによって駆動される。設計上、追加のデバイス、例えばＬＥＤ、スイッチ、他の集積回路、アンテナその他がエレクトロニクス回路９中に組み込まれる。

図４を参照すると、エレクトロニクス回路９は、処理装置（処理ユニット）１７、記憶装置（メモリユニット）１８、及び既存のモバイル装置２０とワイヤレス通信するモバイル装置通信ユニット１９を含む。例えば、本発明によれば、エレクトロニクス回路９のベースボード１１及び／又はドーターカード１２は、既存のモバイル装置２０とのワイヤレス通信をサポートするよう構成されている。既存のモバイル装置２０は、例えば、ロック設定を電子ロックＥＬに伝えたりロック設定を電子ロックＥＬから伝えたりするよう構成されたユーザインターフェースを生成するＡｐｐを含むスマートフォン又はタブレットであるのが良い。本明細書で用いられる「スマートフォン」は、追加の機能、例えばポータブルメディアプレーヤ、ディジタルカメラ、ウェブブラウザ等の機能を備えたモバイルオペレーティングシステムを利用するモバイルフォンであり、このユーザインターフェースを提供する高解像度タッチスクリーンを含む。タブレット型コンピュータとも呼ばれる場合がある「タブレット」は、そのユーザインターフェースを提供するタッチスクリーンに組み込まれたモバイルコンピュータである。現時点において、適当なスマートフォンの例としては、Apple iPhone（登録商標）、Samsung Galaxy（登録商標）等が挙げられる。適当なタブレットの例としては、Apple iPad（登録商標）、Samsung Galaxy TAB（登録商標）等が挙げられる。エレクトロニクス回路９と既存のモバイル装置２０とのかかるワイヤレス通信は、Bluetooth（登録商標）、NFC、Wifi（登録商標）（例えば、IEEE802.11x）等の通信プロトコルのうちの１つ又は２つ以上を利用する場合がある。モバイル装置のこれらワイヤレス通信は、エレクトロニクス回路９と通信する内部回路又は外部装置、例えばワイヤレスドングルであるのが良い。

処理装置１７は、市販のマイクロプロセッサ又は特注の処理装置（ＡＳＩＣ：特定用途向け集積回路）及び関連の入力／出力（Ｉ／Ｏ）回路を含み、この処理装置は、記憶装置１８及びモバイル装置通信ユニット１９と電子通信可能に構成されている。

記憶装置１８は、電子半導体メモリデバイス、例えば、消去可能プログラム可能読取り専用記憶装置（ＥＰＲＯＭ）、電気的に消去可能なプログラム可能読取り専用記憶装置（ＥＥＰＲＯＭ）、処理装置１７への埋め込みメモリ等である。図４に示されているように、記憶装置１８は、電子ロックＥＬと関連した複数のロック設定＃１〜＃ｎを記憶するよう構成されている。かかるロック設定としては、例えば、ユーザアクセスコード（追加、削除、修正）、アクセスコードの名前、タイマ設定、サウンド設定等が挙げられる。

電子ロックＥＬのエレクトロニクス回路９のモバイル装置通信ユニット１９は、Bluetooth（登録商標）、NFC、Wifi（登録商標）（例えば、IEEE802.11x）等の通信プロトコルのうちの１つ又は２つ以上を用いて既存のモバイル装置２０とワイヤレス通信可能に構成されたＡＳＩＣである。

図５〜図７も又参照すると、本発明により、例えば電子ロック製造業者によってモバイルＡｐｐが提供され、モバイルＡｐｐにより、ロック設定モバイル装置ユーザインターフェースを介して電子ロックと関連したロック設定及びメニューの全てへのアクセスが可能である。これは、多数のモバイルオペレーティングシステム（iOS（登録商標）、Android（登録商標）、Symbian（登録商標）、Windows（登録商標）等）上で利用可能に作られるのが良い。

操作の際、
・特に図６を参照すると、ユーザは、電子ロックＥＬに近づいてモバイル装置２０を電子ドアロックのワイヤレス通信範囲内に持ち込む。
・特に図５及び図６を参照すると、ロック設定モバイル装置ユーザインターフェースＡｐｐをモバイル装置２０上で開いてロック設定モバイル装置ユーザインターフェースをモバイル装置２０のタッチスクリーン上に表示する。
・ユーザは、モバイル装置ユーザインターフェースに関与し、例えば、“Ｓｙｎｃ”アイコンを押し、それにより電子ロックからのロック設定をモバイル装置のメモリ中にロードする。
・図７を参照すると、ロック設定をモバイル装置２０上にロードすると、ユーザは、電子ロックから歩いて離れ、そしてどこかの場所に座って、ロック設定に対して全ての変更を行うだけで良く、例えば、ユーザアクセスコードを追加し、ユーザアクセスコードを削除し、ユーザアクセスコードを修正し、ユーザアクセスコードに名前付けし、タイマを追加し、削除し又は修正し、サウンド設定を追加し、削除し又は修正する等をする。
・再び図５及び図６を参照すると、顧客がモバイル装置２０上で実行中のロック設定モバイル装置ユーザインターフェースＡｐｐからロック設定に対する変更を行うのを終えると、ユーザは、歩いて電子ロックに戻ることができ（即ち、ワイヤレス範囲内で）、例えば再び“Ｓｙｎｃ”アイコンを押すことにより電子ロックに対する変更をアップロードし又は同期させ、それによりモバイル装置２０を電子ロックと同期させる。
・モバイルＡｐｐにより生じたロック設定モバイル装置ユーザインターフェース上で、ユーザは、全ての変更を受け入れるために同期“ｌｏｃｋ”設定を押してロック設定をモバイル装置２０から電子ロックにワイヤレス転送する。
・モバイル装置２０と電子ロックＥＬのハンドシェイク（握手）により或るレベルのフィードバック（例えば、モバイルＡｐｐロック設定モバイル装置ユーザインターフェース上のプログレスバー）を提供して全てのロック設定が効果を発揮したこと及び／又は電子ロックへのロック設定の転送／電子ロックからのロック設定の転送が首尾良く完了したことが示される。

電子ロックは、電池式装置なので、ロック設定モバイル装置ユーザインターフェースメニューを生じさせるモバイルＡｐｐは、電池寿命を節約するために、連続同期モード（たとえこのＡｐｐが実施できるとしても）にしないことが望ましい。ロック設定をダウンロードするかロック設定をアップロードするかのいずれかにより、モバイル装置２０をいったん同期させると、ユーザは、モバイル装置２０と電子ロックＥＬとの同期が必要になるまで全ての変更をオフラインにするのが良い。このようにすると、電池寿命が節約され、同期のためにドアの隣りに立つことなく、ユーザには利便性が与えられる。

当該技術分野において周知の暗号化技術を用いると、必要ならば電子ロックとモバイル装置２０との間におけるロック設定情報の転送を保護することができる。

モバイル装置２０上で実行中のモバイルＡｐｐは、所望ならばロックのための他の制御特徴を備えるよう拡張可能であることが想定される。

本発明は、ロック開発、製造上の検査、現場での修理並びに他の機能及び特徴を容易にすると共に単純化するために電子ロック設計及び製造でも利用できる。

有利には、本発明により、高価な専用ハードウェアユーザインターフェースディスプレイを電子ロックに追加する必要がない。それどころか、本発明により、ユーザは、電子ロックと通信するよう構成されたロック設定モバイル装置ユーザインターフェースＡｐｐを実行する既存のモバイル装置を操作し、それによりユーザは、電子ロックに関するロック設定を入力し又は変更することができる。モバイル装置ユーザインターフェースは、キーパッドインターフェースよりも使用しやすく、しかも多くのプログラミングオプションを提供し、かくして、電子ロックのロック設定を変更する際のユーザエクスペリエンスを向上させる。また、本発明は、ユーザがオフラインでの作業中にロック設定を操作することができるようにすることにより電池寿命を考慮に入れている。さらに、本発明は、ネットワークゲートウェイ又はネットワークコントローラを利用する必要なく、電子ロックとの通信を容易にする。

特定の手段、マテリアル及び実施形態を参照して本発明を説明したが、上記説明から、当業者は、本発明の本質的な特徴を容易に把握することができ、特許請求の範囲に記載された本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の使用及び特性を適合させるよう種々の変更及び改造を行うことができる。

Claims (13)

1. 電子ロックであって、
   伸長位置と引っ込み位置との間で動くことができるボルトを含むラッチ組立体を有し、 前記伸長位置と前記引っ込み位置との間における前記ボルトの動きを制御するよう構成されたエレクトロニクス回路を有し、
   モバイル装置とワイヤレス通信するよう構成されたワイヤレス通信モジュールを有し、
   複数のロック設定を有する記憶装置を有し、前記記憶装置上にはコンピュータプログラムコードが記憶されており、前記複数のロック設定は、１つ又は２つ以上のユーザアクセスコードを含み、
   前記記憶装置と通信状態にあり、前記コンピュータプログラムコードに従って命令を実行するよう構成された処理装置を有し、前記コンピュータプログラムコードは、前記処理装置によって実行されると、前記処理装置が演算を実行するようにし、前記演算は、
   前記ワイヤレス通信モジュールを用いて通信を受け取る演算を含み、前記通信は、前記ロック設定に対する１つ又は２つ以上の変更の識別を含み、
   前記通信の受け取りに応答して前記通信に従って前記ロック設定をアップデートする演算を含み、
   前記通信は、前記ユーザアクセスコードに対する１つ又は２つ以上の修正を含み、前記処理装置は、前記通信に応答して、前記ロック設定をアップデートして前記通信で識別された前記ユーザアクセスコードを修正する、電子ロック。
2. 前記通信は、前記ユーザアクセスコードに対する１つ又は２つ以上の追加の識別を含み、前記処理装置は、前記通信に応答して、前記ロック設定をアップデートして前記通信で識別された前記ユーザアクセスコードを追加する、請求項１記載の電子ロック。
3. 前記通信は、前記ユーザアクセスコードに対する１つ又は２つ以上の削除の識別を含み、前記処理装置は、前記通信に応答して、前記ロック設定をアップデートして前記通信で識別された前記ユーザアクセスコードを削除する、請求項１記載の電子ロック。
4. 前記通信は、前記ユーザアクセスコードについての１つ又は２つ以上の名前の識別を含み、前記処理装置は、前記通信に応答して、前記ロック設定をアップデートして前記通信で識別された前記ユーザアクセスコードについての前記名前を修正する、請求項１記載の電子ロック。
5. 前記複数のロック設定は、１つ又は２つ以上のタイマを含み、前記通信は、前記タイマに対する１つ又は２つ以上の修正を含み、前記処理装置は、前記通信に応答して、前記ロック設定をアップデートして前記通信で識別された前記タイマを修正する、請求項１記載の電子ロック。
6. 前記複数のロック設定は、１つ又は２つ以上のサウンド設定を含み、前記通信は、前記サウンド設定に対する１つ又は２つ以上の修正を含み、前記処理装置は、前記通信に応答して、前記ロック設定をアップデートして前記通信で識別された前記サウンド設定を修正する、請求項１記載の電子ロック。
7. 前記処理装置は、前記通信に応答して、前記ロック設定をアップデートする状態を表す通信を送信するよう構成されている、請求項１記載の電子ロック。
8. 前記処理装置は、前記通信に応答して、前記ロック設定のうちの１つ又は２つ以上を表す通信を送信するよう構成されている、請求項１記載の電子ロック。
9. 処理装置を有する電子ロックの１つ又は２つ以上のロック設定をアップデートする方法であって、前記方法は、
   ロック設定インターフェースをモバイル装置上に表示するステップを含み、ユーザは、前記ロック設定インターフェースから電子ロックの１つ又は２つ以上のロック設定を調整することができ、
   ユーザにより前記ロック設定インターフェースで行われた選択に応答した前記ロック設定に対する１つ又は２つ以上の変更をモバイル装置上で受け取るステップを含み、
   ユーザにより前記ロック設定インターフェースで行われた前記ロック設定に対する前記変更を含む通信をモバイル装置上で前記電子ロックに送信することによって前記電子ロックの前記ロック設定をアップデートするステップを含み、
   前記通信は、ユーザアクセスコードに対する１つ又は２つ以上の修正を含み、前記処理装置が、前記通信に応答して、前記ロック設定をアップデートして前記通信で識別された前記ユーザアクセスコードを修正する、方法。
10. 前記ロック設定インターフェースは、同期指示部を含み、前記アップデートするステップは、ユーザが前記同期指示部を選択したことに応答して実施される、請求項９記載の方法。
11. 前記ロック設定インターフェースは、前記同期指示部を選択したことに応答して前記ロック設定をアップデートする状態を表示するよう構成されている、請求項１０記載の方法。
12. 前記ロック設定インターフェースは、前記ユーザが複数のロック設定を調整できるようにし、前記複数のロック設定は、（１）ユーザアクセスコードの追加、（２）ユーザアクセスコードの削除、（３）前記ユーザアクセスコードの修正、（４）ユーザアクセスコードの名前付け、（５）タイマの修正、又は（６）サウンド設定の修正のうちの１つ又は２つ以上を含む、請求項９記載の方法。
13. 電子ロックから既存のロック設定を前記モバイル装置にダウンロードし、前記既存のロック設定に基づいて前記モバイル装置上に表示された前記ロック設定インターフェースをアップデートするステップを更に含む、請求項９記載の方法。

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