JP6478143B2 - 鍵盤楽器 - Google Patents

鍵盤楽器 Download PDF

Info

Publication number
JP6478143B2
JP6478143B2 JP2014183050A JP2014183050A JP6478143B2 JP 6478143 B2 JP6478143 B2 JP 6478143B2 JP 2014183050 A JP2014183050 A JP 2014183050A JP 2014183050 A JP2014183050 A JP 2014183050A JP 6478143 B2 JP6478143 B2 JP 6478143B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
fragrance
keyboard instrument
container
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014183050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016057431A (ja
Inventor
浩輔 石崎
浩輔 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2014183050A priority Critical patent/JP6478143B2/ja
Publication of JP2016057431A publication Critical patent/JP2016057431A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6478143B2 publication Critical patent/JP6478143B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

この発明は、電子ピアノなどの鍵盤楽器に関し、特に、鍵が押されたとき楽音が発せられると同時に香りを発生させることができる鍵盤楽器に関する。
従来の電子ピアノなどの鍵盤楽器には、鍵が押されたとき楽音が発せられると同時に香りを発生させることができるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の鍵盤楽器では、円筒形状の芳香剤容器内に芳香剤が収容され、芳香剤容器の一端部に空気流入口が設けられ、芳香剤容器の他端部に空気流出口が設けられ、鍵が押されると空気流入口から空気が芳香剤容器内に流入され、この流入された空気と共に芳香剤容器内の芳香剤の香りが空気流出口から流出され、これにより鍵が押されたとき楽音が発せられると同時に香りを発生させることができるようになっている。
特開2003−260122号公報
しかしながら、上記従来の鍵盤楽器では、一端部に空気流入口を有し、他端部に空気流出口を有する芳香剤容器内に芳香剤をただ単に収容しているだけであるので、鍵が押されない状態でも、芳香剤容器内の芳香剤の香りが少なくとも空気流出口から外部に漏れ出てしまい、芳香剤容器内の芳香剤の寿命が短くなってしまうという問題がある。
そこで、この発明は、鍵が押されない状態では、芳香剤容器内の芳香剤の香りが外部に漏れ出ないようにすることができる鍵盤楽器を提供することを目的とする。
この発明は、複数の鍵と、前記複数の鍵のいずれかに対する押鍵操作に応答して楽音を生成する発音部と、前記複数の鍵の少なくともひとつに対応して設けられ、芳香剤が収容可能な芳香剤収容凹部を有するとともに、前記鍵が非押鍵状態にあるときは前記芳香剤収容凹部が閉塞状態となり、前記鍵が押鍵状態にあるときは前記芳香剤収容凹部が開放状態となる芳香剤容器と、を備えることを特徴とする鍵盤楽器である。
この発明によれば、鍵が押されない状態では、芳香剤容器の芳香剤収容凹部は閉塞されているので、鍵が押されない状態では、芳香剤容器の芳香剤収容凹部内の芳香剤の香りが外部に漏れ出ないようにすることができる。
この発明の一実施形態としての鍵盤楽器の要部の一部を切り欠いた横断面図。 図1のII−II線にほぼ沿う断面図。 図1および図2の右から見た背面図。 (A)は芳香剤容器の一部の平面図、(B)は図(A)の下から見た側面図、(C)は図(A)の左から見た側面図。 図2のV−V線に沿う一部の断面図。 白鍵が押されたときの図2同様の断面図。 白鍵が押されたときの図5同様の断面図。
図1はこの発明の一実施形態としての鍵盤楽器の要部の一部を切り欠いた横断面図を示し、図2は図1のII−II線にほぼ沿う断面図を示し、図3は図1および図2の右から見た背面図を示す。ここで、図1は図2のI−I線にほぼ沿う横断面図である。この鍵盤楽器は楽器本体ケース1を備えている。
以下、図2を参照して説明する。楽器本体ケース1は、主前板2と、主前板2よりも背が高い後板3と、主前板2の下部と後板3の下部との間に設けられた底板4と、主前板2、後板3および底板4の左側(図2において奥側)に設けられ、前部(図2において左部)の上部が切り欠かれたほぼL字形状の左側板5と、主前板2、後板3および底板4の右側(図2において手前側)に設けられ、前部の上部が切り欠かれたほぼL字形状の右側板(図示せず)と、左側板5のほぼ上半分の前部と右側板のほぼ上半分の前部との間に設けられた副前板6と、副前板6、後板3、左側板5および右側板の上側に設けられた上板7とからなっている。この楽器本体ケース1では、左側板5のほぼ下半分の前部と右側板のほぼ下半分の前部との間の上側は開放され、開口部8となっている。
底板4の上面には鍵盤シャーシ11が設けられている。鍵盤シャーシ11の上面の前後方向(図2において左右方向)中央部には複数の鍵支持用突起12が左右方向(図1において上下方向)に間隔をおいて設けられている。鍵支持用突起12の中央部には円孔13が設けられている。複数の鍵支持用突起12の円孔13には1本の鍵支持軸14が挿通されている。鍵支持軸14は複数の鍵夫々の中央部に取り付けられている。
鍵支持軸14は複数の白鍵15の中央部に、白鍵15が上下方向に移動可能となるように取り付けられている。つまり、白鍵15は押鍵操作に応じて、鍵支持用突起12および鍵支持軸14を支点に上下方向に移動可能となる。複数の白鍵15および複数の黒鍵16は左右方向(図1において上下方向)に所期の通り並列されている。白鍵15の先端側および黒鍵16の先端側は、楽器本体ケース1の外部に露呈されている。以下、白鍵15について説明し、黒鍵16についての説明は省略する。
白鍵15の下面において鍵支持軸14よりも前側(図2において左側)にはスイッチ押圧用突起17が設けられている。スイッチ押圧用突起17の下方には、白鍵15が押されたことを検出するための押鍵検出スイッチとして、自己復帰型のゴムスイッチ18が設けられている。ゴムスイッチ18は、鍵盤シャーシ11の上面に設けられた回路基板19の上面に設けられている。回路基板19上には楽音を生成する音源回路(発音部)20が設けられている。白鍵15の先端部下面と鍵盤シャーシ11の上面との間にはコイルバネ21が設けられている。白鍵15の後端部下面には短冊形状の芳香剤容器閉塞用凹部22が設けられている。
白鍵15の芳香剤容器閉塞用凹部22の下方における鍵盤シャーシ11の上面には芳香剤容器収容用溝31が鍵盤シャーシ11の一端から他端まで設けられている。芳香剤容器収容用溝31の後側(図2において右側)は開放されている。芳香剤容器収容用溝31の後方における後板3には複数の短冊形状の開口部32(図3参照)が間隔をおいて設けられている。鍵盤シャーシ11の芳香剤容器収容用溝31および後板3の開口部32の部分には芳香剤容器33が収容されている。換言すれば、芳香剤容器33は、楽器本体ケース1の内部において白鍵15の後端部下方に設けられている。
なお、鍵盤シャーシ11の芳香剤容器収容用溝31は、後板3の複数の開口部32に対応して、間隔をおいて複数設けられたものであってもよい。また、後板3の開口部32は、鍵盤シャーシ11の1つの芳香剤容器収容用溝31に対応して、1つの細長い開口部であってもよい。
ここで、図4(A)は芳香剤容器33の一部の平面図を示し、図4(B)は図4(A)の下から見た側面図を示し、図4(C)は図4(A)の左から見た側面図を示す。この芳香剤容器33は平面長方形状の容器本体34を備えている。容器本体34の左側ほぼ半分の上面側には上側を解放された複数の短冊形状の芳香剤収容凹部35が図4(A)において上下方向に間隔をおいて設けられている。すなわち、芳香剤容器33は、1つで複数の鍵に対応するものであり、鍵の並列方向に複数の鍵と同数の芳香剤収容凹部35を有している。1つの芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35の数は、特に限定はしないが、例えば、1つの芳香剤容器33が1オクターブ分に相当するものである場合には、1オクターブ分の鍵と同数の8個である。
相隣接する芳香剤収容凹部35間における容器本体34の上面側にはガイド溝36が設けられている。芳香剤収容凹部の右側における容器本体34の上面側には、ガイド溝36と同じ深さの鍵逃げ用溝37が設けられている。容器本体34の右側面の両端部には取手38(図1および図3参照)が設けられている。容器本体34の右端部上面には取付板39が設けられている。取付板39の両端部にはねじ挿通用円孔40が設けられている。
図2に戻って説明を続ける。鍵盤シャーシ11の芳香剤容器収容用溝31および後板3の開口部32の部分に収容された芳香剤容器33は、取付板39のねじ挿通用円孔40(図4参照)に挿入されたねじ41が後板3の背面側にねじ込まれていることにより、取り外し可能に取り付けられている。この状態では、芳香剤容器33の少なくとも芳香剤収容凹部35の部分は楽器本体ケース1の内部に設けられている。芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35内には芳香剤42が収容されている。芳香剤42は、吸水性樹脂、ゲル状のもの、石鹸のような固形状のものなどからなっている。
ここで、図5は図2のV−V線に沿う一部の断面図を示す。白鍵15の後端部下面には短冊形状の芳香剤容器閉塞用凹部22が設けられていることにより、白鍵15の後端部下面の左右両側および後側には平面ほぼコ字形状の突起23(図2参照)が設けられている。このうち、左右両側の突起23は芳香剤容器33のガイド溝36内に挿入され、後側の突起23は芳香剤容器33の鍵逃げ用溝37(図2参照)内に挿入されている。
この場合、相隣接する2つの白鍵15の相隣接する(左右両側の)突起23は芳香剤容器33の1つのガイド溝36内に共に挿入されている。芳香剤容器33の端部に対応する位置に配置された白鍵15の左右両側の突起23のうちの所定の一方は芳香剤容器33の端面に沿わされている。
図2に戻って説明を続ける。白鍵15の後端部上方における楽器本体ケース1の内部にはファン51が設けられている。ファン51は、図1にも示すように、平面正方形状であって上下に円孔52を有するケース53内に羽根車54が設けられたものからなっている。ファン51は、芳香剤容器33の数と同じ数用いられ、各芳香剤容器33の中央部上方に設けられている。ファン51は、後板3の内面にねじ55によって取り付けられたほぼL字形状の取付金具56の上面にねじ57によって取り付けられている。取付金具56のファン51が取り付けられた部分の中央部には円孔58が設けられている。
ファン51の上方における上板7には放音孔61が設けられている。放音孔61の外側における上板7にはネット62が設けられている。副前板6の所定の箇所には放音孔63が設けられている。放音孔63の内側における副前板6の内面にはスピーカ64が設けられている。スピーカ64は音源回路20と電気的に接続されており、音源回路20で生成された楽音を発する。放音孔63の外側における副前板6にはネット65が設けられている。
この鍵盤楽器では、白鍵15が押されない状態では、図2および図5に示すようになっている。図2を参照して説明すると、白鍵15は、コイルバネ21の力により時計方向に付勢されているが、白鍵15の芳香剤容器閉塞用凹部22の奥面が芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35の周囲における上面に当接することにより、所定の初期位置に位置決めされている。この状態では、白鍵15のスイッチ押圧突起17はゴムスイッチ18の上方に位置し、ゴムスイッチ18はオフ状態となっている。
このように、この鍵盤楽器では、白鍵15が押されない状態では、白鍵15の芳香剤容器閉塞用凹部22の奥面が芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35の周囲における上面に当接されているので(図5参照)、芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35は白鍵15の芳香剤容器閉塞用凹部22の奥面によって閉塞されている。この結果、白鍵15が押されない状態では、芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35内の芳香剤42の香りが外部に漏れ出ないようにすることができ、ひいては芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35内の芳香剤42の寿命が短くならないようにすることができる。
また、白鍵15の芳香剤容器閉塞用凹部22の奥面を芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35の周囲における上面に当接させているので、白鍵15に芳香剤容器閉塞用凹部22を設けずに、白鍵15の後端部の平坦な下面を芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35の周囲における上面にただ単に当接させる場合と比較して、芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35内の芳香剤42が白鍵15の後端部周囲の空気に触れにくいようにすることができ、ひいては芳香剤42の香りが外部に漏れ出にくいようにすることができる。
ここで、芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35の周囲における上面の高さ位置にバラツキがある場合には、白鍵15の芳香剤容器閉塞用凹部22の平坦な奥面を芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35の周囲におけるバラツキのある上面に当接させると、局所的に隙間が生じてしまう。しかし、上述のバラツキのある上面の周囲を白鍵15の芳香剤容器閉塞用凹部22の内周面で覆うことができるので(図5参照)、芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35内の芳香剤42が白鍵15の後端部周囲の空気に触れにくいようにすることができ、ひいては芳香剤42の香りが外部に漏れ出にくいようにすることができる。なお、白鍵15において、左右両側の突起23は省略してもよい。
また、この鍵盤楽器では、1つの芳香剤容器33に複数の芳香剤収容凹部35を設け、1つの芳香剤容器33で複数の鍵に対応することができるようになっているので、1つの芳香剤容器で1つの鍵に対応する場合と比較して、部品点数を大幅に減少することができ、また後述する芳香剤容器33の交換作業を簡単化することができる。
次に、白鍵15が押された場合について説明する。白鍵15が押されると、図2同様の断面図である図6および図5同様の断面図である図7に示すようになる。図6を参照して説明すると、白鍵15はコイルバネ21の力に抗して反時計方向に回動され、スイッチ押圧突起17がゴムスイッチ18を押圧する。すると、ゴムスイッチ18はオン状態となり、音源回路20に対して楽音の発音開始を指示するキーオンデータが得られる。これにより、押された白鍵15に対応する楽音がスピーカ64から発せられる。スピーカ64から発せられた楽音は副前板6の放音孔63およびネット65を介して副前板6の前方に発せられると共に、上板7の放音孔61およびネット62を介して上板7の上方に発せられる。
また、白鍵15が押されると、白鍵15の芳香剤容器閉塞用凹部22の奥面が芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35の周囲における上面の上方に位置する状態となる(図7参照)。すると、白鍵15の芳香剤容器閉塞用凹部22の奥面による芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35に対する閉塞が解除され、芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35内の芳香剤42の香りが押された白鍵15の後端部の周囲に拡散される。
ここで、ファン51は、この鍵盤楽器の電源スイッチ(図示せず)のオン、オフにより駆動、停止するようになっている。このとき、電源スイッチはオン状態となっているので、ファン51は駆動している。したがって、押された白鍵15の後端部の周囲に拡散された芳香剤42の香りはファン51によって上板7の放音孔61の方に導かれ、放音孔61およびネット62を介して上板7の上方に拡散される。これにより、白鍵15が押されたとき、楽音が発せられると同時に香りを発生させることができる。この場合、上板7の放音孔61を放香孔として利用しているので、放香孔をそれ専用として設ける必要はない。
次に、白鍵15に対する押鍵操作が解除された場合について説明する。白鍵15に対する押鍵操作が解除されると、図2に示すように、白鍵15はコイルバネ21の力により時計方向に回動され、白鍵15の芳香剤容器閉塞用凹部22の奥面が芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35の周囲における上面に当接することにより、所定の初期位置に戻される。この状態では、白鍵15のスイッチ押圧突起17はゴムスイッチ18の上方に位置し、ゴムスイッチ18は自己復帰してオフ状態となる。
次に、芳香剤容器33内の芳香剤42の寿命が尽き、芳香剤容器33を交換する場合について、図2を参照して説明する。この場合には、まず、ねじ41を取り外す。次に、交換しようとする芳香剤容器33に対応する白鍵15および黒鍵16を押さえた状態において、芳香剤容器33の取手38を摘まんで引き出し、芳香剤容器33を後板3の背面側の外部に取り出す。
次に、新品つまり未揮発の芳香剤42を有する芳香剤容器33を鍵盤シャーシ11の芳香剤容器収容用溝31および後板3の開口部32の部分に収容する。次に、芳香剤容器33の取付板39のねじ挿通用円孔40(図4参照)に挿入したねじ41を後板3の背面側にねじ込む。次に、交換した芳香剤容器33に対応する白鍵15および黒鍵16に対する押さえを解除する。これにより、芳香剤容器33の交換作業は終了する。このように、この鍵盤楽器では、寿命の尽きた芳香剤42を有する芳香剤容器33を新品のつまり未揮発の芳香剤42を有する芳香剤容器33と交換することができるようになっている。
ここで、芳香剤容器33の芳香剤収容凹部35内に収容される芳香剤42の香りは、1種類であってもよく、鍵ごとに異なる種類であってもよい。また、1つの芳香剤容器33が1オクターブ分に相当するものである場合には、芳香剤42の香りをオクターブごとに異なる種類とするようにすることもできる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、この出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明について付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、複数の鍵と、前記複数の鍵のいずれかに対する押鍵操作に応答して楽音を生成する発音部と、前記複数の鍵の少なくともひとつに対応して設けられ、芳香剤が収容可能な芳香剤収容凹部を有するとともに、前記鍵が非押鍵状態にあるときは前記芳香剤収容凹部が閉塞状態となり、前記鍵が押鍵状態にあるときは前記芳香剤収容凹部が開放状態となる芳香容器と、を備えることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鍵盤楽器において、前記鍵盤楽器はさらに、当該鍵盤楽器の底板上に設けられた鍵支持用突起と、当該鍵支持用突起に設けられた鍵支持軸とを有し、前記鍵支持軸は前記複数の鍵夫々の中央部に取り付けられ、前記鍵の後端部にて前記芳香剤収容凹部を閉塞させるとともに、前記鍵の前端部に対する押鍵操作に応答して前記鍵の後端部が前記鍵支持軸を中心として上方向に移動して前記芳香剤収容凹部を開放することを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の鍵盤楽器において、前記鍵の後端部下面には、前記芳香剤収容凹部に対応する位置に芳香剤容器閉塞用凹部が設けられ、前記鍵が非押鍵状態にあるとき、前記鍵の芳香剤容器閉塞用凹部の奥面が前記芳香剤容器の芳香剤収容凹部の周囲における上面に当接されることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の鍵盤楽器において、前記鍵盤楽器は、少なくとも前記複数の鍵の後端部および前記芳香剤容器を収容する楽器本体ケースを有し、前記芳香剤容器は、前記楽器本体ケースの背面側から外部に取り出し可能に構成されていることを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の鍵盤楽器において、前記鍵盤楽器はさらに、前記楽器本体ケース内でかつ、前記鍵の後端部上方に設けられたファンを有することを特徴とする鍵盤楽器である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の鍵盤楽器において、前記芳香剤容器は、当該芳香剤容器に対応する鍵、および当該鍵に隣接する鍵に前記芳香剤収容凹部を有することを特徴とする鍵盤楽器である。
1 楽器本体ケース
15 白鍵
16 黒鍵
20 音源回路(発音部)
22 芳香剤容器閉塞用凹部
33 芳香剤容器
35 芳香剤収容凹部
42 芳香剤
51 ファン
61 放音孔

Claims (6)

  1. 複数の鍵と、
    前記複数の鍵のいずれかに対する押鍵操作に応答して楽音を生成する発音部と、
    前記複数の鍵の少なくともひとつに対応して設けられ、芳香剤が収容可能な芳香剤収容凹部を有するとともに、前記鍵が非押鍵状態にあるときは前記芳香剤収容凹部が閉塞状態となり、前記鍵が押鍵状態にあるときは前記芳香剤収容凹部が開放状態となる芳香剤容器と、
    を備えることを特徴とする鍵盤楽器。
  2. 請求項1に記載の鍵盤楽器において、
    前記鍵盤楽器はさらに、当該鍵盤楽器の底板上に設けられた鍵支持用突起と、当該鍵支持用突起に設けられた鍵支持軸とを有し、
    前記鍵支持軸は前記複数の鍵夫々の中央部に取り付けられ、
    前記鍵の後端部にて前記芳香剤収容凹部を閉塞させるとともに、前記鍵の前端部に対する押鍵操作に応答して前記鍵の後端部が前記鍵支持軸を中心として上方向に移動して前記芳香剤収容凹部を開放することを特徴とする鍵盤楽器。
  3. 請求項2に記載の鍵盤楽器において、
    前記鍵の後端部下面には、前記芳香剤収容凹部に対応する位置に芳香剤容器閉塞用凹部が設けられ、
    前記鍵が非押鍵状態にあるとき、前記鍵の芳香剤容器閉塞用凹部の奥面が前記芳香剤容器の芳香剤収容凹部の周囲における上面に当接されることを特徴とする鍵盤楽器。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の鍵盤楽器において、
    前記鍵盤楽器は、少なくとも前記複数の鍵の後端部および前記芳香剤容器を収容する楽器本体ケースを有し、
    前記芳香剤容器は、前記楽器本体ケースの背面側から外部に取り出し可能に構成されていることを特徴とする鍵盤楽器。
  5. 請求項4に記載の鍵盤楽器において、
    前記鍵盤楽器はさらに、前記楽器本体ケース内でかつ、前記鍵の後端部上方に設けられたファンを有することを特徴とする鍵盤楽器。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の鍵盤楽器において、
    前記芳香剤容器は、当該芳香剤容器に対応する鍵、および当該鍵に隣接する鍵に前記芳香剤収容凹部を有することを特徴とする鍵盤楽器。
JP2014183050A 2014-09-09 2014-09-09 鍵盤楽器 Active JP6478143B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014183050A JP6478143B2 (ja) 2014-09-09 2014-09-09 鍵盤楽器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014183050A JP6478143B2 (ja) 2014-09-09 2014-09-09 鍵盤楽器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016057431A JP2016057431A (ja) 2016-04-21
JP6478143B2 true JP6478143B2 (ja) 2019-03-06

Family

ID=55758243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014183050A Active JP6478143B2 (ja) 2014-09-09 2014-09-09 鍵盤楽器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6478143B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003260122A (ja) * 2002-03-12 2003-09-16 Sony Corp 香り発生装置および方法
JP2004240342A (ja) * 2003-02-07 2004-08-26 Takasago Internatl Corp 賦香された楽器
JP4602706B2 (ja) * 2004-07-22 2010-12-22 ヤマハ株式会社 楽器および演奏システム
JP2008040218A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Matsushita Electric Works Ltd 音感訓練方法及び音感訓練装置
JP5012402B2 (ja) * 2007-10-19 2012-08-29 ヤマハ株式会社 鍵盤装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016057431A (ja) 2016-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4604897B2 (ja) 鍵盤装置
JP2010257827A (ja) 操作ボタンスイッチ
JP6478143B2 (ja) 鍵盤楽器
JP2018105928A (ja) 鍵盤楽器
JP5161463B2 (ja) 電子鍵盤楽器
JP2016157142A (ja) 電子鍵盤楽器
JP2011150245A (ja) 電子鍵盤楽器の鍵盤装置
JP2017049301A (ja) 音源モジュール、鍵盤モジュール及び電子楽器
JP6409860B2 (ja) 鍵盤楽器
JP4244924B2 (ja) 鍵盤楽器のケース体構造
CN102034946A (zh) 音响设备的电池收纳结构
US4351222A (en) Keyboard musical instrument with casing comprising two halves
CN116895263A (zh) 用于键盘装置的键
KR102025640B1 (ko) 향기 발산 음향장치
JP2008299169A (ja) 電子楽器用のスピーカユニット
KR102067818B1 (ko) 효율적인 향기발산이 가능한 음향장치
JP2006207905A (ja) 冷蔵庫
JP2009188607A (ja) 音響装置
JP7192817B2 (ja) 電子楽器、及び電子鍵盤楽器
JP2011053434A (ja) 鍵盤楽器
JPH06214569A (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP2007123290A (ja) 電子楽器のキートップスイッチ
JP2007025604A (ja) 鍵盤装置
JP7388086B2 (ja) スピーカユニット、音響機器及び電子鍵盤楽器
JP7192816B2 (ja) 電子楽器、及び電子鍵盤楽器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6478143

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150