JP6477271B2 - 永久磁石電動機 - Google Patents

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Description

本発明は、永久磁石電動機に関する。
近年、コンプレッサー等に用いられる永久磁石電動機には、ロータコア内部に永久磁石を埋め込んだIPM(Interior Permanent Magnet)モータ、あるいは、ロータコアの表面に永久磁石を配設したSPM(Surface Permanent Magnet)モータなどがある。この永久磁石電動機のロータコアは、永久磁石を埋め込んだ後、両端を非磁性材料からなる端板等で塞ぐことで、永久磁石の飛び出しを防いでいる。
例えば、特許文献1の永久磁石式回転子は、SPMモータに用いられ、端板の外周付近を周方向に所定間隔毎に切り起こし、永久磁石を押圧するための突起部を形成し、この突起部が形成された端板を回転子の片側端面に配置することにより、突起部が永久磁石に押圧力を加えることで永久磁石を固定規制している。
特開平4−165933号公報
しかしながら、上記特許文献1によれば、永久磁石を押圧する突起部は、端板を周方向に切り起こして形成されているため、永久磁石の厚み(t2)、幅(W)、高さ(L)を図10のように定義すると、特許文献1の突起部が永久磁石を押さえる面積が小さく、厚み(t2)方向に点で押圧するため、永久磁石に対して局所的な力が加わり、磁石が破損するおそれがある。また、磁石を押さえる力を分散するためには、1つの永久磁石に対して幅(W)方向に複数の突起部を形成する必要がある。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ロータコア内部に配設する永久磁石を端板により局所的な力が加えられることなく安全かつ確実に固定支持することが可能な永久磁石電動機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ステータコア内に円柱状のロータコアと、同ロータコアの中央部に設けられる回転軸とを配置し、該回転軸に沿って該ロータコアに形成した孔に永久磁石を埋め込み、該ロータコアの両端に端板を配置して前記永久磁石を押さえる永久磁石電動機であって、前記端板は、前記回転軸から離れ、前記端板に径方向に延びる突起部を形成し、前記突起部は、前記端板を前記ロータコアに固定する複数のリベットの間に設けられ、先端側に前記永久磁石を押さえる磁石押さえ部を備えると共に、根元側に該磁石押さえ部を弾性的に支持する支持部を備えていることを特徴とする。
また、本発明は、前記磁石押さえ部は、前記突起部の先端側を前記孔に向かうように曲げて形成されていることが好ましい。
また、本発明は、前記端板は、前記永久磁石電動機に埋め込まれた複数の永久磁石のうちの一部の永久磁石を押さえる突起部を設けた第1端板と、前記複数の永久磁石のうち残りの永久磁石を押さえる突起部を設けた第2端板とからなり、前記第1端板と前記第2端板は突起部同士が向い合わないようにずらして両端に配置することが好ましい。
本発明によれば、ロータコアに埋め込んだ永久磁石を押圧する磁石押さえ部を周方向に長く形成できるため、永久磁石に加わる力を分散させることができ、磁石押さえ部の根元側に支持部を備えているため、永久磁石を安全かつ確実に固定支持可能な永久磁石電動機が得られるという効果を奏する。
図1は、本実施例にかかる特徴的な端板を両端に配置したロータコアをステータコア内に配置した永久磁石電動機の構成を示す平面図である。 図2−1は、永久磁石電動機に埋め込まれた全ての永久磁石を押さえる突起部が設けられた端板の構成を示す平面図である。 図2−2は、図2−1の端板の右側面図である。 図3−1は、永久磁石電動機に埋め込まれた永久磁石の半数の永久磁石を押さえる突起部が設けられた端板の構成を示す平面図である。 図3−2は、図3−1の端板の右側面図である。 図4は、突起部が設けられていない端板の構成を示す平面図である。 図5は、図3−1のA−A線断面図である。 図6−1は、図3−1の突起部の磁石押さえ部を端板の外周付近に配置する場合の端板の構成を示す平面図である。 図6−2は、図6−1の端板の右側面図である。 図7−1は、ロータコアに永久磁石を埋め込んで図2−1の端板をロータコアの両端に配置したロータコアの構成を示す平面図である。 図7−2は、図7−1のB−B線断面図である。 図8−1は、ロータコアに永久磁石を埋め込んで図3−1の端板をロータコアの両端に突起部同士が向い合わないようにずらして配置したロータコアの構成を示す平面図である。 図8−2は、図8−1のC−C線断面図である。 図8−3は、図8−1のロータコアを反対方向から見たロータコアの構成を示す平面図である。 図9−1は、ロータコアに永久磁石を埋め込んで図4の端板をロータコアの両端に配置したロータコアの構成を示す平面図である。 図9−2は、図9−1のD−D線断面図である。 図10は、図7−1のロータコアに埋め込まれた永久磁石の寸法と磁石面積との関係を説明する斜視図である。
以下に、本発明にかかる永久磁石電動機の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例にかかる特徴的な端板を両端に配置したロータコアをステータコア内に配置した永久磁石電動機の構成を示す平面図であり、図2−1は、永久磁石電動機に埋め込まれた全ての永久磁石を押さえる突起部が設けられた端板の構成を示す平面図であり、図2−2は、図2−1の端板の右側面図であり、図3−1は、永久磁石電動機に埋め込まれた永久磁石の半数の永久磁石を押さえる突起部が設けられた端板の構成を示す平面図であり、図3−2は、図3−1の端板の右側面図であり、図4は、突起部が設けられていない端板の構成を示す平面図であり、図5は、図3−1のA−A線断面図であり、図6−1は、図3−1の突起部の磁石押さえ部を端板の外周付近に配置する場合の端板の構成を示す平面図であり、図6−2は、図6−1の端板の右側面図である。
本実施例にかかる永久磁石電動機40は、図1に示すように、軟磁性体の鋼板であるけい素鋼板を複数枚積層して円柱状に形成した回転子鉄心にそれぞれ磁石埋め込み孔が周方向に沿って環状に形成される。その磁石埋め込み孔の中に永久磁石11a、11b、11c、11d、11e、11fを埋め込んだ後、その両端14、15(図7−2参照)に端板20を配置して、3本のリベット12で挟持固定することによりロータコア10を構成している。ロータコア10の中心には、回転軸13が設けられている。ロータコア10の外側にはロータコア10の外周部から所定のエアギャップを隔ててステータコア30が配置される。ステータコア30は、環状のヨーク部31とヨーク部31から内方に延びる9本のティース部32が40度(機械角)間隔で形成され、ティース部32の先端から周方向に先端エッジ部33が突出している。
本実施例にかかる永久磁石電動機40の特徴は、ロータコア10の両端14、15に配置される端板20の構造にある。端板20は、磁束の漏れを防止するため非磁性材料(例えば、SUS304など)により構成されている。端板20は、円板状の非磁性材料を、永久磁石11a〜11fを径方向に跨ぐ位置でコ字状に切り欠くことによって、図1に示すように、径方向に延びる突起部24a、24b、24c、24d、24e、24fを形成する。そして、この突起部24a〜24fの先端側を図1の紙面奥行き方向に折り曲げることにより、永久磁石11a〜11fの幅(W)方向(後述する図7−1及び図10に示すW方向参照)に所定の長さを持つ磁石押さえ部25a、25b、25c、25d、25e、25fを形成することができる。このように、本実施例に係る磁石押さえ部25a〜25fは、上記特許文献1のように周方向に切り起こした突起部と異なり、径方向に延びる突起部24a〜24fとしたことで、ロータコア10に埋め込んだ永久磁石11a〜11fを押圧する磁石押さえ部25a〜25fが永久磁石11a〜11fの幅(W)方向に長く形成できることから、永久磁石に加わる力を分散させることができる。
また、磁石押さえ部25a〜25fの根元側には、磁石押さえ部25a〜25fを弾性的に支持する支持部26a、26b、26c、26d、26e、26fを備えている。この支持部26a〜26fは、端板20をコ字状に切り欠いて、径方向に延びる突起部24a〜24fを形成し、その突起部24a〜24fの先端側の磁石押さえ部25a〜25fを片持ち支持する構造とすることで、弾性的に支持可能としている。このため、磁石押さえ部25a〜25fによって押さえられる永久磁石11a〜11fの寸法(ここでは、高さ(L))やロータコア10の積厚に多少ばらつきがあったとしても、支持部26a〜26fによって吸収することが可能となり、永久磁石11a〜11fを確実に固定支持することができる。
(端板の構成例)
本実施例に係る端板20は、図2−1に示すように、1つの端板にロータコア10に埋め込まれた全ての永久磁石11a〜11fを押さえる突起部24a〜24fに磁石押さえ部25a〜25fが形成され、その根元側には支持部26a〜26fを備えている。弾性を持たせた突起部24a〜24fの形状例としては、図2−1に示すように、磁石押さえ部25a〜25fの周方向の長さをaとし、突起部24a〜24fの径方向の長さをbとし、図2−2に示すように、端板20の厚みをt1とし、磁石押さえ部25a〜25fの高さをhとし、これらの寸法(a,b,h)や板厚(t1)を変えることによって、弾性の強さを自由に設計することが可能である。これらの各寸法については、次に説明する図3−1の端板21の場合も同様である。
本実施例に係る端板21は、図3−1に示すように、1つの端板にロータコア10に埋め込まれた全ての永久磁石11a〜11fの半数の永久磁石を押さえる突起部24g、24h、24iに磁石押さえ部25g、25h、25iが形成され、その根元側には支持部26g、26h、26iを備えている。図3−1の端板21の場合は、永久磁石11a〜11fに対して突起部24g、24h、24iが1つ置きに設けられている。なお、本実施例に係る端板21は、図2−1に示す端板20を製作する金型(不図示)を用いて製作することが可能である。具体的には、端板20の突起部24a〜24fを形成する金型のパンチを24a、24c、24eだけを形成するように動作させればよい。
また、本実施例で用いられる端板22は、図4に示すように、本実施例に特徴的な突起部を備えていないが、後述するように本実施例に係る端板20、21との使い分けによって、永久磁石の寸法(高さ(L))を変更することが可能となり、それに伴ってモータ出力を調整することができる。なお、端板22も、端板21と同様に、図2−1に示す端板20を製作する金型(不図示)を用いて製作することが可能である。具体的には、端板20の突起部24a〜24fを形成する金型のパンチを動作させないようにして、端板22を形成すればよい。
突起部の断面形状は、例えば、図3−1のA−A線断面を示す図5のようになっている。端板21をコ字状に切り欠くことにより、径方向に延びる突起部24gを形成し、その突起部24gの先端側を高さh分だけ折り曲げることにより、永久磁石を押さえるための磁石押さえ部25gを形成する。そして、磁石押さえ部25gの根元側には、磁石押さえ部25gを弾性的に支持する支持部26gを備えている。このため、磁石押さえ部25gは、図5の矢印方向に撓むことで、永久磁石の寸法が規定より長い場合であっても支持部26gで吸収することができる。
本実施例に係る永久磁石電動機40は、IPMモータを例にあげて説明しているが、本発明は、SPMモータにも適用可能である。例えば、SPMモータの永久磁石は、端板の外周に配置されているため、図3−1に示す磁石押さえ部25g、25h、25iの位置では押圧することができない。このため、図6−1及び図6−2に示すように、突起部24j、24k、24lを端板23の外周付近に形成して、その先端側を折り曲げることにより、SPMモータの永久磁石に対しても押圧可能な磁石押さえ部25j、25k、25lを形成することができる。
(ロータコアの両端に配置する端板の組み合わせ例)
本実施例に係る永久磁石電動機40は、ロータコアの両端14、15に配置する端板を変えるだけで、永久磁石の寸法(高さ(L))を3通りに変えることができ、これにより容易にモータ出力を調整することができる。
図7−1は、ロータコアに永久磁石を埋め込んで図2−1の端板20をロータコアの両端に配置したロータコアの構成を示す平面図であり、図7−2は、図7−1のB−B線断面図であり、図8−1は、ロータコアに永久磁石を埋め込んで図3−1の端板21をロータコアの両端に突起部同士が向い合わないようにずらして配置したロータコアの構成を示す平面図であり、図8−2は、図8−1のC−C線断面図であり、図8−3は、図8−1のロータコアを反対方向から見たロータコアの構成を示す平面図であり、図9−1は、ロータコアに永久磁石を埋め込んで図4の端板22をロータコアの両端に配置したロータコアの構成を示す平面図であり、図9−2は、図9−1のD−D線断面図であり、図10は、図7−1のロータコアに埋め込まれた永久磁石の寸法と磁石面積との関係を説明する斜視図である。
まず、図7−1に示すように、全ての永久磁石11a〜11fを押さえる突起部24a〜24fが設けられた2枚の端板20、20同士をロータコア10の両端14、15にそれぞれ配置する場合は、図7−2に示すように、ロータコアの積厚Lに対して、端板20の磁石押さえ部25a〜25fが高さh分だけ磁石埋め込み孔の両端14、15から入り込む。このため、埋め込まれる永久磁石11a〜11fの高さは、L−2h分の高さがあれば良い。
次に、図8−1及び図8−3に示すように、半数の永久磁石を押さえる突起部24g〜24iが設けられた2枚の端板21、21同士(一方を第1端板、他方を第2端板ともいう)を突起部24g〜24i同士が向い合わないようにずらして、一方の端板21と他方の端板21をロータコア10の両端14、15にそれぞれ配置する場合は、図8−2に示すように、ロータコアの積厚Lに対して、何れか一方の端板21の磁石押さえ部25g〜25iが高さh分だけ磁石埋め込み孔に入り込む。このため、埋め込まれる全ての永久磁石11a〜11fの高さは、L−h分の高さがあれば良い。図8−1及び図8−3に示すように、2枚の端板21、21の突起部24g〜24iが向い合わない様に端板21、21同士を配置すると、永久磁石のセンター(磁石の高さ方向の中間)16は1つ置きに異なる位置となるが、磁石の数は偶数であるので、永久磁石11a〜11fの平均のセンター(全ての永久磁石11a〜11fを一つの永久磁石としたときの高さ方向のセンター)17は、端板21の間に挟まれるロータコア10のセンター(ロータコアの高さ方向の中間)18と一致させることができる(図8−2参照)。また、図8−2に示すように、永久磁石のセンターを1つ置きに左右に振り分けていることから、永久磁石のセンターを左右対称とすることができる。
さらに、図9−1に示すように、突起部が設けられていない2枚の端板22、22同士をロータコア10の両端14、15にそれぞれ配置する場合は、図9−2に示すように、永久磁石11a〜11fの高さがロータコア10の積厚Lと等しくなる。このため、埋め込まれる全ての永久磁石11a〜11fの高さは、L分の高さがあれば良い。この場合、図9−2に示すように、永久磁石11a〜11fのセンター16と、永久磁石11a〜11fの平均のセンター17と、ロータコア10のセンター18とは、全て一致している。
このように、本実施例に係る永久磁石電動機40に用いられる端板の形状は、全ての永久磁石11a〜11fと同数の突起部24a〜24fが設けられた端板20(図7−1及び図7−2参照)と、1つ置きに突起部24g〜24iが設けられた端板21(図8−1〜図8−3参照)と、突起部が設けられていない端板22(図9−1及び図9−2参照)の3種類の形状とすることにより、共通のロータコア10を、軸方向の長さ(高さ(L))が異なる3種類の永久磁石に対応させることが可能となり、磁束の強さを微調整できるので、これを用いてモータ特性を調整することができる。
そして、何れの場合も永久磁石の平均のセンター17は、ロータコアのセンター18と一致することになるので、永久磁石の軸方向の長さに合わせてロータコア10の固定位置(ステータコア30に対する固定位置)を調整する必要が無くなる。
また、上記したような突起部を有する端板では、突起部に弾性を持たせた形状としている。そして、上述したように、端板を作成する金型の動作を一部変更するだけで、突起部の無い端板22と、1つ置きに突起部がある端板21と、全て突起部がある端板20の3種類の端板形状を容易に製作することができ、3通りの磁石の長さ(L、L−h、L−2h)に対する対応が可能となる。
磁石の高さ(L)とモータ出力との関係については、1磁極当たりの磁石面積を増やすことができれば、磁束が増加し、誘起電圧が増えるため、モータの出力と効率を高めることができる。例えば、図10に示すように、磁石面積は幅(W)×高さ(L)で求めることができるため、永久磁石の幅(W)が一定であって、永久磁石の高さがLの場合と、L−hの場合と、L−2hの場合のようにすることで、ロータコアの積厚を変えることなく、モータ出力を段階的に低減させることができる。
また、本実施例に係る永久磁石電動機は、それ程高いモータ出力を必要としない場合であれば、永久磁石の寸法を小さくすることで、IPMモータに用いられている高価な永久磁石の使用量を減らすことができ、磁石にかかるコストを下げることができる。
なお、上記実施例では、6極の永久磁石電動機の場合を例にあげて説明したが、これに限定されず、4極あるいは8極以上の永久磁石電動機の場合であっても同様に適用することが可能である。
以上のように、本発明にかかる永久磁石電動機は、IPM構造あるいはSPM構造の永久磁石電動機に適用可能であり、共通のロータコアを用いてモータ出力の調整を行うことができると共に、磁石の省資源化を図ることでコストを大幅に低減可能なコンプレッサー用の永久磁石電動機として有用である。
10 ロータコア
11a、11b、11c、11d、11e、11f 永久磁石
12 リベット
13 回転軸
14、15 両端
16 永久磁石のセンター
17 永久磁石の平均のセンター
18 ロータコアのセンター
20、21、22、23 端板
21 端板(第1端板、第2端板)
24a、24b、24c、24d、24e、24f、24g、24h、24i、24j、24k、24l 突起部
25a、25b、25c、25d、25e、25f、25g、25h、25i、25j、25k、25l 磁石押さえ部
26a、26b、26c、26d、26e、26f、26g、26h、26i、26j、26k、26l 支持部
30 ステータコア
31 ヨーク部
32 ティース部
33 先端エッジ部
40 永久磁石電動機
t1 端板の厚み
t2 永久磁石の厚み
L 永久磁石の高さ
W 永久磁石の幅

Claims (3)

  1. ステータコア内に円柱状のロータコアと、同ロータコアの中央部に設けられる回転軸とを配置し、該回転軸に沿って該ロータコアに形成した孔に永久磁石を埋め込み、該ロータコアの両端に端板を配置して前記永久磁石を押さえる永久磁石電動機であって、
    前記端板は、前記回転軸から離れ、
    前記端板に径方向に延びる突起部を形成し、
    前記突起部は、前記端板を前記ロータコアに固定する複数のリベットの間に設けられ、先端側に前記永久磁石を押さえる磁石押さえ部を備えると共に、根元側に該磁石押さえ部を弾性的に支持する支持部を備えていることを特徴とする永久磁石電動機。
  2. 前記磁石押さえ部は、前記突起部の先端側を前記孔に向かうように曲げて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の永久磁石電動機。
  3. 前記端板は、前記永久磁石電動機に埋め込まれた複数の永久磁石のうちの一部の永久磁石を押さえる突起部を設けた第1端板と、前記複数の永久磁石のうち残りの永久磁石を押さえる突起部を設けた第2端板とからなり、前記第1端板と前記第2端板は突起部同士が向い合わないようにずらして両端に配置することを特徴とする請求項1または2に記載の永久磁石電動機。
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