JP6475148B2

JP6475148B2 - 画像形成ユニットの誤装着防止装置、画像形成ユニット及び画像形成装置

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Description

本発明は、画像形成ユニットの誤装着防止装置、画像形成ユニット及び画像形成装置に関するものである。

従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置、例えば、電子写真式のカラーのプリンタは、複数の色の画像形成ユニットを備え、該各画像形成ユニットにおいて、感光体ドラムの表面に各色のトナー像が形成され、該トナー像が転写ローラによって順次用紙に転写されてカラーのトナー像が形成され、該カラーのトナー像が定着器において用紙に定着させられるようになっている。

ところで、前記各画像形成ユニットは、機能的、構造的及びコスト的な要因で同じ形状に形成されるので、プリンタの本体、すなわち、装置本体におけるトナーの色ごとに決められた位置に装着する必要がある。

そこで、画像形成ユニット及び装置本体にそれぞれ係合部材及び被係合部材を配設し、係合部材と被係合部材とが一致しない場合は、画像形成ユニットを装置本体に装着することができないようにしている（例えば、特許文献１参照。）。

特開２００７−３３４２５２号公報

しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、各画像形成ユニットごとに係合部材を形成し、画像形成ユニットを管理する必要があるので、プリンタのコストが高くなってしまう。

本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、複数の画像形成ユニットを装置本体における現像剤の色ごとに決められた位置に正確に装着することができ、コストを低くすることができる画像形成ユニットの誤装着防止装置、画像形成ユニット及び画像形成装置を提供することを目的とする。

そのために、本発明の画像形成ユニットの誤装着防止装置においては、各色の現像剤を収容する複数の現像剤収容部と、該各現像剤収容部に対してそれぞれ共用され、現像剤収容部が取り付けられて、各色の画像形成ユニットを形成するプロセス部とを有する。

そして、該プロセス部は、前記現像剤収容部と対向する箇所に中間係止部材案内部を備える。

また、該中間係止部材案内部は、各現像剤収容部に形成された係止部と係止させられて中間係止部材案内部から装置本体側に突出させられ、装置本体に形成された被係止部と係止させられる中間係止部材を備える。
そして、前記係止部は、レバーを保持するレバー保持部に形成され、現像剤収容部を下方に移動させることによって中間係止部材と係止させられる。

本発明によれば、画像形成ユニットの誤装着防止装置においては、各色の現像剤を収容する複数の現像剤収容部と、該各現像剤収容部に対してそれぞれ共用され、現像剤収容部が取り付けられて、各色の画像形成ユニットを形成するプロセス部とを有する。

この場合、各現像剤収容部に対してそれぞれ共用されるプロセス部が、現像剤収容部と対向する箇所に中間係止部材案内部を備え、該中間係止部材案内部が、各現像剤収容部に形成された係止部と係止させられて中間係止部材案内部から装置本体側に突出させられる中間係止部材を備えるので、中間係止部材と、装置本体に形成された被係止部とを係止させることによって、画像形成ユニットを装置本体における現像剤の色ごとに決められた位置に正確に装着することができる。

そして、複数の現像剤収容部に対して各プロセス部を共用することができるので、各画像形成ユニットごとにプロセス部を形成する必要がなく、画像形成ユニットを管理する必要がないので、画像形成装置のコストを低くすることができる。

本発明の第１の実施の形態におけるイエローのトナーカートリッジがプロセス部に取り付けられたときのポストの状態を説明するための図である。本発明の第１の実施の形態におけるプリンタの概念図である。本発明の第１の実施の形態における画像形成ユニットの斜視図である。本発明の第１の実施の形態における画像形成ユニットの分解斜視図である。本発明の第１の実施の形態における各色のトナーカートリッジの要部斜視図である。本発明の第１の実施の形態におけるプロセス部の要部拡大図である。本発明の第１の実施の形態における嵌合凸部と嵌合凹部との関係を説明するための図である。本発明の第１の実施の形態におけるブラックのトナーカートリッジがプロセス部に取り付けられたときの係止突起とポストとの係止状態を説明するための図である。本発明の第１の実施の形態におけるシアンのトナーカートリッジがプロセス部に取り付けられたときの係止突起とポストとの係止状態を説明するための図である。本発明の第１の実施の形態におけるマゼンタのトナーカートリッジがプロセス部に取り付けられたときの係止突起とポストとの係止状態を説明するための図である。本発明の第１の実施の形態におけるイエローのトナーカートリッジがプロセス部に取り付けられたときの係止突起とポストとの係止状態を説明するための図である。本発明の第１の実施の形態における各画像形成ユニットが装置本体におけるトナーの色ごとに決められた位置に装着された状態を示す図である。本発明の第１の実施の形態における画像形成ユニットが装置本体におけるトナーの色ごとに決められた位置に装着されていない状態を示す図である。本発明の第１の実施の形態におけるポストの斜視図である。本発明の第１の実施の形態におけるポストが初期位置に置かれた状態を示す第１の図である。本発明の第１の実施の形態におけるポストが突出させられる過程を説明するための図である。本発明の第１の実施の形態におけるポストが最大量突出させられた状態を示す第１の図である。本発明の第１の実施の形態におけるポストが初期位置に置かれた状態を示す第２の図である。本発明の第１の実施の形態におけるポストが最大量突出させられた状態を示す第２の図である。本発明の第２の実施の形態におけるブラックのトナーカートリッジの斜視図である。本発明の第２の実施の形態におけるシアンのトナーカートリッジの斜視図である。本発明の第２の実施の形態におけるマゼンタのナーカートリッジの斜視図である。本発明の第２の実施の形態におけるイエローのナーカートリッジの斜視図である。本発明の第２の実施の形態におけるプロセス部の要部斜視図である。本発明の第２の実施の形態におけるブラックのトナーカートリッジがプロセス部に取り付けられたときの状態を示す図である。本発明の第２の実施の形態におけるポストが突出させられる過程を説明するための第１の図である。本発明の第２の実施の形態におけるポストが突出させられる過程を説明するための第２の図である。

以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としての電子写真式のプリンタについて説明する。

図２は本発明の第１の実施の形態におけるプリンタの概念図である。

図において、１０はプリンタ、Ｃｓは該プリンタ１０の筐体、１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙはプリンタ１０の本体、すなわち、装置本体に対して着脱自在に装着されたブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色の画像形成ユニット（ＩＤユニット）である。各画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙは、画像形成ユニット本体としてのプロセス部２１、及び該プロセス部２１に対して着脱自在に取り付けられ、各色の現像剤としてのトナーを収容する現像剤収容部としてのトナーカートリッジ１８を備え、各プロセス部２１は、像担持体としての感光体ドラム１３、及び該感光体ドラム１３の周囲に配設され、いずれも図示されない、帯電装置としての帯電ローラ、現像剤担持体としての現像ローラ、クリーニング装置等を備える。そして、前記各プロセス部２１に隣接させて、かつ、感光体ドラム１３と対向させて露光装置としてのＬＥＤヘッド１２が配設される。

なお、各色のトナーを収容する複数のトナーカートリッジ１８、及び各トナーカートリッジ１８に対してそれぞれ共用され、各トナーカートリッジ１８が取り付けられて、各色の画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙを形成する前記各プロセス部２１によって、誤装着防止装置が構成される。

また、１４は、媒体としての図示されない用紙を収納する媒体収容部としての用紙カセットであり、該用紙カセット１４の先端に、用紙カセット１４内の用紙を媒体搬送路Ｒｔ１に繰り出す給紙ローラ１０１、及び用紙を１枚ずつ分離させる分離ローラ対１０２が回転自在に配設される。そして、１０３は、前記媒体搬送路Ｒｔ１における分離ローラ対１０２より下流側に回転自在に配設され、媒体搬送路Ｒｔ１に繰り出された用紙を搬送する搬送ローラ対、１０４は、前記媒体搬送路Ｒｔ１における搬送ローラ対１０３より下流側において回転自在に配設され、一時的に停止させられることによって用紙の斜行を矯正するレジストローラ対である。

さらに、ｕ１は、前記媒体搬送路Ｒｔ１におけるレジストローラ対１０４より下流側において、各画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙと対向させて配設された転写ユニットである。

該転写ユニットｕ１は、画像形成ユニット１１Ｂｋの下方において回転自在に配設された駆動ローラＲ１、画像形成ユニット１１Ｙの下方において回転自在に配設された従動ローラＲ２、前記駆動ローラＲ１と従動ローラＲ２との間に走行自在に張設された転写ベルト１５、及び該転写ベルト１５を介して前記感光体ドラム１３と対向させて回転自在に配設された転写部材としての転写ローラ１６を備える。

また、３１は前記媒体搬送路Ｒｔ１における画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙ及び転写ユニットｕ１より下流側に配設された定着装置としての定着器であり、該定着器３１は、第１の定着部材としての加熱ローラ３２、及び第２の定着部材としての加圧ベルト３３を備える。

そして、３５は、前記媒体搬送路Ｒｔ１における定着器３１より下流側に配設され、両面印刷を行う際に用紙を反転させるための媒体反転装置としての搬送路切替え部材である。該搬送路切替え部材３５は、片面印刷を行う場合、用紙を搬送路切替え部材３５の下流側に形成された媒体搬送路Ｒｔ２に送り、両面印刷を行う場合、用紙を転写ユニットｕ１の下方に形成された媒体搬送路Ｒｔ３に送る。

前記媒体搬送路Ｒｔ２には、回転自在に配設され、用紙を搬送する搬送ローラ対１１１、及び該搬送ローラ対１１１より下流側において回転自在に配設され、用紙を装置本体外に排出する排出ローラ対１１２が配設される。

また、前記媒体搬送路Ｒｔ３には、反転させられた用紙を媒体搬送路Ｒｔ１に送るために、搬送ローラ対１１４〜１１８が回転自在に配設される。

次に、前記プリンタ１０の動作について説明する。

各画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙにおいて、感光体ドラム１３が図示されない駆動部によって回転させられ、帯電ローラが感光体ドラム１３の表面を一様に帯電させる。次に、露光プロセスにおいて、ＬＥＤヘッド１２が画像信号に対応した光を感光体ドラム１３に照射し、感光体ドラム１３上に潜像としての静電潜像を形成する。

そして、現像ローラが、前記静電潜像を現像し、感光体ドラム１３上にトナーを付着させ、現像剤像としてのトナー像を形成する。

用紙カセット１４に収容された用紙は、給紙ローラ１０１及び分離ローラ対１０２によって１枚ずつ分離させられて媒体搬送路Ｒｔ１に繰り出され、搬送ローラ対１０３によって搬送され、レジストローラ対１０４によって斜行が矯正され、転写ベルト１５の走行に伴って、各画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙと転写ユニットｕ１との間に送られる。そして、各感光体ドラム１３上のトナー像が用紙に順次重ねて転写され、用紙にカラーのトナー像が形成される。次に、用紙は、定着器３１に送られ、定着器３１において、加熱ローラ３２及び加圧ベルト３３によって加熱され、加圧され、これにより、カラーのトナー像が用紙に定着させられ、カラー画像が形成される。

そして、片面印刷の場合、カラー画像が形成された用紙は、搬送ローラ対１１１によって媒体搬送路Ｒｔ２を搬送され、排出ローラ対１１２によって装置本体外に排出される。

また、両面印刷の場合、カラー画像が形成された用紙は、搬送路切替え部材３５によって反転させられ、その後、媒体搬送路Ｒｔ３を搬送ローラ対１１４〜１１８によって搬送され、再び媒体搬送路Ｒｔ１に送られる。

ところで、各画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙを各色のトナーごとに形成し、管理するようにすると、プリンタ１０のコストが高くなってしまう。

そこで、本実施の形態においては、各画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙが、プロセス部２１、及び該プロセス部２１に対して着脱自在に取り付けられるトナーカートリッジ１８によって形成され、プロセス部２１が各トナーカートリッジ１８に対してそれぞれ共用され、トナーカートリッジ１８が各色のトナーごとに形成されるようになっている。

図３は本発明の第１の実施の形態における画像形成ユニットの斜視図、図４は本発明の第１の実施の形態における画像形成ユニットの分解斜視図、図５は本発明の第１の実施の形態における各色のトナーカートリッジの要部斜視図、図６は本発明の第１の実施の形態におけるプロセス部の要部拡大図、図７は本発明の第１の実施の形態における嵌合凸部と嵌合凹部との関係を説明するための図である。なお、図３及び４においては、各画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙのうちの画像形成ユニット１１Ｂｋを示す。また、説明の便宜上、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色のトナーを収容するトナーカートリッジ１８をトナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙで表す。

図において、１１Ｂｋは画像形成ユニット、２１は各画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙに対して共通の構造を有するプロセス部、１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙはトナーカートリッジである。

前記プロセス部２１は、感光体ドラム１３（図２）等を収容し、感光体ドラム１３の軸方向に延在させられるプロセス部本体１３１、該プロセス部本体１３１の一方の端部、本実施の形態においては、定着器３１に向かって右側の端部において上方に向けて立ち上げて形成されたサイドプレートＳＲ、及びプロセス部本体１３１の他方の端部、本実施の形態においては、定着器３１に向かって左側の端部において上方に向けて立ち上げて形成されたサイドプレートＳＬを備える。そして、トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙは、サイドプレートＳＲ、ＳＬ間に挿入され、プロセス部本体１３１上に載置することによって、プロセス部２１に取り付けられる。

前記プロセス部本体１３１の上面１３３には、トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙの排出口から排出されたトナーをプロセス部本体１３１内に供給するための図示されない供給口が感光体ドラム１３の軸方向に延在させて形成される。

前記トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙは、トナーを収容する外ケース１３５、該外ケース１３５内において、長手方向に延びる揺動軸を中心にして揺動自在に配設された図示されない筒状の内ケース、及び前記外ケース１３５の一方の端部、本実施の形態においては、サイドプレートＳＲ側の端部において前記内ケースと連結させて形成されたレバー保持部１３６を備え、該レバー保持部１３６に操作部としてのレバー１３７が形成される。該レバー１３７は、内ケースの揺動軸と平行な方向に延在させられ、前記レバー保持部１３６の外周面から径方向外方に突出させて形成された把持部１４３、及び該把持部１４３の端部からサイドプレートＳＲに向けて突出させて形成された腕部１４４を備える。前記内ケースには、前記プロセス部本体１３１に形成された供給口と対応させて、トナーをトナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙから排出するために、前記排出口が形成され、レバー１３７が図４及び５に示されるように初期位置に置かれると、排出口と供給口との位置がずれ、トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙ内のトナーはプロセス部２１に送られず、レバー１３７を図３に示されるように回動させると、排出口と供給口との位置が合わされ、トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙ内のトナーはプロセス部２１に送られる。

そして、前記腕部１４４におけるレバー保持部１３６の揺動軸の部分に、サイドプレートＳＲに向けて突出させて係合部としての嵌合凸部２４が形成される。

また、前記サイドプレートＳＲにおけるトナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙと対向する面Ｓａに、所定の形状を有する凹部１６１が形成され、該凹部１６１に、トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙをプロセス部２１に取り付けるために下方に移動させる際に、前記嵌合凸部２４を案内するための係合部案内部材としての嵌合凸部ガイド１６２が取り付けられる。該嵌合凸部ガイド１６２は、平坦なプレート部１６４、及び該プレート部１６４から立ち上げて形成された包囲体１６５を備え、該包囲体１６５の内側に、嵌合凸部２４を収容する被係合部としての嵌合凹部３０が形成される。

前記各嵌合凸部２４は、レバー１３７が初期位置に置かれた状態で上下に位置させられた二つの円弧状の辺２４ａ、２４ｂ、及び各辺２４ａ、２４ｂの端部間を結び、左右に位置させられた二つ平坦状の辺２４ｃ、２４ｄを備えた矩形の筒状体から成り、各辺２４ａ〜２４ｄの、トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙごとに異なる位置に、係止部としての係止突起２５Ｂｋ、２５Ｃ、２５Ｍ、２５Ｙが突出させて形成される。

すなわち、トナーカートリッジ１８Ｂｋにおいては、辺２４ａのサイドプレートＳＲ側から見て左側の縁部に係止突起２５Ｂｋが、トナーカートリッジ１８Ｃにおいては、辺２４ｂの右側の縁部に係止突起２５Ｃが、トナーカートリッジ１８Ｍにおいては、辺２４ｃの下側の縁部に係止突起２５Ｍが、トナーカートリッジ１８Ｙにおいては、辺２４ｄの上側の縁部に係止突起２５Ｙが形成される。

また、前記嵌合凹部３０は、包囲体１６５の上端に臨ませて形成され、トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙをプロセス部２１に取り付けるために下方に移動させたときに、前記嵌合凸部２４を受ける導入部１５１、及び該導入部１５１より下方に形成され、前記嵌合凸部２４を収容し、レバー１３７と共に前記嵌合凸部２４を揺動自在に支持する嵌合凸部収容部１５２を備える。

そして、プロセス部２１におけるトナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙと対向する箇所、本実施の形態においては、前記サイドプレートＳＲにおける装置本体と対向する面Ｓｂに、中間係止部材案内部としてのポストガイドユニットＧｕが配設される。該ポストガイドユニットＧｕは、トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙに対応させて、装置本体に向けて突出させて形成された筒状のガイド２７Ｂｋ、２７Ｃ、２７Ｍ、２７Ｙから成り、該各ガイド２７Ｂｋ、２７Ｃ、２７Ｍ、２７Ｙに、面Ｓａ側から面Ｓｂ側にかけて貫通する穴２９が形成され、該各穴２９内に、後述される中間係止部材としてのポスト２６（図１）が進退自在に配設される。

該ポスト２６は、トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙがプロセス部２１に取り付けられると、装置本体に向けて突出させられる。

次に、各トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙをプロセス部２１に取り付けたときの嵌合凸部２４の動作について説明する。

図１は本発明の第１の実施の形態におけるイエローのトナーカートリッジがプロセス部に取り付けられたときのポストの状態を説明するための図、図８は本発明の第１の実施の形態におけるブラックのトナーカートリッジがプロセス部に取り付けられたときの係止突起とポストとの係止状態を説明するための図、図９は本発明の第１の実施の形態におけるシアンのトナーカートリッジがプロセス部に取り付けられたときの係止突起とポストとの係止状態を説明するための図、図１０は本発明の第１の実施の形態におけるマゼンタのトナーカートリッジがプロセス部に取り付けられたときの係止突起とポストとの係止状態を説明するための図、図１１は本発明の第１の実施の形態におけるイエローのトナーカートリッジがプロセス部に取り付けられたときの係止突起とポストとの係止状態を説明するための図、図１２は本発明の第１の実施の形態における各画像形成ユニットが装置本体におけるトナーの色ごとに決められた位置に装着された状態を示す図、図１３は本発明の第１の実施の形態における画像形成ユニットが装置本体におけるトナーの色ごとに決められた位置に装着されていない状態を示す図である。

図において、１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙはトナーカートリッジ、２１はプロセス部、２７Ｂｋ、２７Ｃ、２７Ｍ、２７Ｙはガイド、１３７はレバー、１４４は腕部、２４は嵌合凸部、２６はポスト、２９は穴、３０は嵌合凹部、１６２は嵌合凸部ガイドである。

前記ポスト２６は、穴２９にセットされた後、円周方向において回転することがないように、また、装置本体Ｂｄ側に抜け落ちることがないように、所定の部分に、断面をＤ字状にするためのカット部Ｐ１が形成される。また、穴２９の内周面に、前記カット部Ｐ１と対向させて平坦部分Ｑ１が形成される。

トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙをプロセス部２１に取り付けるに当たり、トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙを下方に移動させ、嵌合凸部２４を嵌合凹部３０内に進入させると、図８に示されるように、トナーカートリッジ１８Ｂｋにおいて、係止突起２５Ｂｋとガイド２７Ｂｋ内のポスト２６とが係止させられ、ポスト２６がガイド２７Ｂｋから突出させられ、図９に示されるように、トナーカートリッジ１８Ｃにおいて、係止突起２５Ｃとガイド２７Ｃ内のポスト２６とが係止させられ、ポスト２６がガイド２７Ｃから突出させられる。

このとき、トナーカートリッジ１８Ｍ、１８Ｙにおいて、係止突起２５Ｍ、２５Ｙは、ポスト２６と係止させられず、トナーカートリッジ１８Ｍ、１８Ｙを下方に移動させ、嵌合凸部２４を嵌合凹部３０内に進入させた後、レバー１３７を回動させたときにポスト２６と係止させられる。すなわち、レバー１３７を回動させると、嵌合凸部２４は辺２４ａ、２４ｂの外周面を嵌合凸部収容部１５２の内周面と摺動させて回動させられ、図１０に示されるように、トナーカートリッジ１８Ｍにおいて、係止突起２５Ｍとガイド２７Ｍのポスト２６とが係止させられる。その結果、ポスト２６がガイド２７Ｍから突出させられ、図１１に示されるように、トナーカートリッジ１８Ｙにおいて、係止突起２５Ｙとガイド２７Ｙ内のポスト２６とが係止させられ、図１に示されるように、ポスト２６がガイド２７Ｙから突出させられる。

そして、装置本体Ｂｄにおける各画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙと対向する面Ｓｃには、図１２に示されるように、画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙごとに決められた位置に被係止部としての係止溝５２Ｂｋ、５２Ｃ、５２Ｍ、５２Ｙが形成される。

したがって、各トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙをプロセス部２１に取り付けると、プロセス部２１における各ガイド２７Ｂｋ、２７Ｃ、２７Ｍ、２７Ｙの穴２９からポスト２６が、突出させられ、係止溝５２Ｂｋ、５２Ｃ、５２Ｍ、５２Ｙと係止させられるので、画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙを、装置本体Ｂｄにおける各色ごとに決められた位置に装着することができる。

すなわち、図１３に示されるように、各画像形成ユニットのうちの、例えば、画像形成ユニット１１Ｃにおいて、トナーカートリッジ１８Ｃが取り付けられたプロセス部２１のガイド２７Ｃの穴２９から突出させられたポスト２６と、装置本体Ｂｄにおける面Ｓｃとが干渉する場合、画像形成ユニット１１Ｃが、装置本体Ｂｄにおける決められた位置に装着されていないことが分かる。

次に、ポスト２６がガイド２７Ｂｋ、２７Ｃ、２７Ｍ、２７Ｙの穴２９から突出させられるときのポスト２６の状態について説明する。

図１４は本発明の第１の実施の形態におけるポストの斜視図、図１５は本発明の第１の実施の形態におけるポストが初期位置に置かれた状態を示す第１の図、図１６は本発明の第１の実施の形態におけるポストが突出させられる過程を説明するための図、図１７は本発明の第１の実施の形態におけるポストが最大量突出させられた状態を示す第１の図、図１８は本発明の第１の実施の形態におけるポストが初期位置に置かれた状態を示す第２の図、図１９は本発明の第１の実施の形態におけるポストが最大量突出させられた状態を示す第２の図である。なお、図１５〜１９においては、ガイド２７Ｂｋ内のポスト２６の状態が示される。

図において、２６はポストであり、該ポスト２６は、中実の棒状体から成り、一方の端部に、ほぼ球状の凸面から成り、係止突起２５Ｂｋ、２５Ｃ、２５Ｍ、２５Ｙとポスト２６とを係止させるための係止面Ｓｅが形成され、他方の端部に、平坦面から成り、装置本体Ｂｄに形成された前記係止溝５２Ｂｋ、５２Ｃ、５２Ｍ、５２Ｙ（図１２）とポスト２６とを係止させるための係止面Ｓｆが形成される。

また、ポスト２６の所定の部分に、係止面Ｓｆから所定の距離にわたって前記カット部Ｐ１が形成され、穴２９の内周面の装置本体Ｂｄ側の端部に前記平坦部分Ｑ１が形成される。そして、前記カット部Ｐ１のトナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙ側の端部に、円柱状部分Ｐ２との段差によって、ポスト２６側の第１の抜落防止部としての抜止め部４４が形成され、前記平坦部分Ｑ１のトナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙ側の端部に、穴２９側の第１の抜落防止部としての抜止め部ｑ１が形成される。

また、前記カット部Ｐ１における抜止め部４４より係止面Ｓｆ側の所定の箇所に、ポスト２６が穴２９から所定の量だけ突出したときに、ポスト２６を軸方向において位置決めし、穴２９内に戻るのを防止するための位置決め部としての爪部４５が形成される。該爪部４５は、平坦面Ｓｇから突出させて先端に向けて薄くなるように形成され、先端がカットされ、平坦面Ｓｇと平行な端面Ｓｈを備える。なお、爪部４５の平坦面Ｓｇからの高さは、抜止め部４４より低くされる。

さらに、前記ポスト２６が、穴２９にセットされた後、トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙ側に抜け落ちることがないように、ポスト２６の所定の部分に、係止面Ｓｅから所定の距離にわたって、断面をＤ字状にするためのカット部Ｐ３が形成される。また、穴２９の内周面のトナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙ側の端部に、前記カット部Ｐ３と対向させて平坦部分Ｑ２が形成される。そして、前記カット部Ｐ３の装置本体Ｂｄ側の端部に、円柱状部分Ｐ４との段差によって、ポスト２６側の第２の抜落防止部としての抜止め部５４が形成され、前記平坦部分Ｑ２の装置本体Ｂｄ側の端部に、穴２９側の第２の抜落防止部としての抜止め部ｑ２が形成される。

また、前記カット部Ｐ１、Ｐ３は、円周方向において互いにほぼ９０〔°〕を成すように、かつ、軸方向において所定の量オーバラップさせて形成され、オーバラップする部分におけるカット部Ｐ１、Ｐ３間に、弧状の形状を有する切欠き部Ｐ５が形成される。

前記ポスト２６は、カット部Ｐ１を平坦部分Ｑ２と対向させて穴２９内に挿入し、軸方向において切欠き部Ｐ５が平坦部分Ｑ２と同じ位置に到達したときにほぼ９０〔°〕回転させ、カット部Ｐ３を平坦部分Ｑ２と対向させることによって、穴２９にセットし、初期位置に置くことができる。

例えば、トナーカートリッジ１８Ｂｋにおいて、図１５及び１８に示されるように、ポスト２６は、初期位置において、係止突起２５Ｂｋと係止させられておらず、装置本体Ｂｄ側に突出させられず、嵌合凸部収容部１５２内に突出させられる。なお、ポスト２６が更に嵌合凸部収容部１５２内に突出させられると、抜止め部５４と抜止め部ｑ２とが当接させられるので、ポスト２６がトナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙ側に抜け落ちるのが防止される。

そして、トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙを下方に移動させると、例えば、トナーカートリッジ１８Ｂｋにおいて、図１６に示されるように、ポスト２６は、係止突起２５Ｂｋと係止させられ、前進させられ、装置本体Ｂｄ側に突出させられる。なお、係止突起２５Ｂｋには所定のテーパ面Ｓｉが形成され、テーパ面Ｓｉと係止面Ｓｅとが当接すると、係止突起２５Ｂｋを下方に移動させる力が、ポスト２６を前進させる力に変換される。

トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙを更に下方に移動させると、例えば、トナーカートリッジ１８Ｂｋにおいては、図１７及び１９に示されるように、係止突起２５Ｂｋの端面Ｓｊとポスト２６の係止面Ｓｅとが当接させられ、ポスト２６は装置本体Ｂｄ側に最大量突出させられる。このとき、前述されたように、爪部４５は、カット部Ｐ１の平坦面Ｓｇから突出させて先端に向けて薄くなるように形成され、先端がカットされているので、変形させられて穴２９の平坦部分Ｑ１を通過し、装置本体Ｂｄ側に突出させられて復元させられる。これにより、ポスト２６が穴２９内に戻るのが防止される。また、抜止め部４４が抜止め部ｑ１と当接させられ、ポスト２６が穴２９から抜け落ちるのが防止される。

なお、平坦部分Ｑ１の抜止め部ｑ１はテーパ面によって形成されるので、爪部４５は、変形させられて抜止め部ｑ１を乗り越えるが、抜止め部４４は、爪部４５より高く形成されるので、抜止め部ｑ１を乗り越えることはない。

このように、本実施の形態においては、各トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙに対してそれぞれ共用されるプロセス部２１が、トナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙと対向する箇所にポストガイドユニットＧｕを備え、該ポストガイドユニットＧｕが、係止突起２５Ｂｋ、２５Ｃ、２５Ｍ、２５Ｙと係止させられてポストガイドユニットＧｕから装置本体Ｂｄ側に突出させられるポスト２６を備えるので、ポスト２６と、装置本体Ｂｄに形成された係止溝５２Ｂｋ、５２Ｃ、５２Ｍ、５２Ｙとを係止させることによって、画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙを装置本体Ｂｄにおける色ごとに決められた位置に正確に装着することができる。

そして、複数のトナーカートリッジ１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙに対して各プロセス部２１を共用することができるので、各画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙごとにプロセス部２１を形成する必要がなく、画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙを管理する必要がないので、プリンタ１０のコストを低くすることができる。

次に、トナーカートリッジを横方向に移動させることによってプロセス部２１に取り付けるようにした本発明の第２の実施の形態について説明する。なお、第１の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。

図２０は本発明の第２の実施の形態におけるブラックのトナーカートリッジの斜視図、図２１は本発明の第２の実施の形態におけるシアンのトナーカートリッジの斜視図、図２２は本発明の第２の実施の形態におけるマゼンタのナーカートリッジの斜視図、図２３は本発明の第２の実施の形態におけるイエローのナーカートリッジの斜視図、図２４は本発明の第２の実施の形態におけるプロセス部の要部斜視図、図２５は本発明の第２の実施の形態におけるブラックのトナーカートリッジがプロセス部に取り付けられたときの状態を示す図である。

図において、８１はプロセス部、７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙはプロセス部８１に対して着脱自在に取り付けられ、各色の現像剤としてのトナーを収容するための現像剤収容部としてのトナーカートリッジ、ＳＲはプロセス部８１のプロセス部本体１３１の一方の端部、本実施の形態においては、定着装置としての定着器３１（図２）に向かって右側の端部において上方に向けて立ち上げて形成されたサイドプレートである。前記プロセス部８１は、各トナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙに対してそれぞれ共用される。

各トナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙをプロセス部８１に取り付けることによって、画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙが形成される。そのために、各トナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙにおいて、サイドプレートＳＲと対向する側面Ｓｍの上端の近傍のそれぞれ異なる位置に、係止部としての係止突起７５Ｂｋ、７５Ｃ、７５Ｍ、７５Ｙが突出させて形成される。

また、プロセス部８１におけるトナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙと対向する箇所、本実施の形態においては、前記サイドプレートＳＲの上端の近傍に、前記側面Ｓｍと対向させて中間係止部材案内部としてのポストガイドユニットＧｖが配設される。該ポストガイドユニットＧｖは、「Ｌ」字状の形状を有するブロックから成り、前記側面Ｓｍと対向する面Ｓｎ側から装置本体Ｂｄ（図１２）と対向する面Ｓｐ側にかけて貫通させて、かつ、係止突起７５Ｂｋ、７５Ｃ、７５Ｍ、７５Ｙに対応させて四つの穴８５が形成され、各穴８５内に中間係止部材としてのポスト８６が進退自在に配設される。

そして、各ポスト８６は、トナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙがプロセス部８１に取り付けられると、装置本体Ｂｄに向けて突出させられる。

トナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙをプロセス部８１に取り付けるに当たり、トナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙを横方向に移動させ、側面Ｓｍと面Ｓｎとを当接させると、例えば、トナーカートリッジ７８Ｂｋにおいては、係止突起７５Ｂｋが、穴８５内に進入させられ、穴８５内のポスト８６と係止させられ、ポスト８６が穴８５から突出させられる。

このように、各トナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙをプロセス部８１に取り付けると、プロセス部８１における穴８５からポスト８６が突出させられるので、装置本体Ｂｄにおける各画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙと対向する面Ｓｃの、各画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙごとに決められた位置に係止溝５２Ｂｋ、５２Ｃ、５２Ｍ、５２Ｙを形成することによって、画像形成ユニット１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙを、装置本体Ｂｄにおける各色ごとに決められた位置に装着することができる。

次に、ポスト８６が穴８５から突出させられるときのポスト８６の状態について説明する。

図２６は本発明の第２の実施の形態におけるポストが突出させられる過程を説明するための第１の図、図２７は本発明の第２の実施の形態におけるポストが突出させられる過程を説明するための第２の図である。

この場合、ポスト８６を円周方向における所定の位置で位置決めすることができるように、ポスト８６の所定の部分に、断面をＤ字状にするためのカット部Ｐ１１が形成される。また、穴８５には、前記カット部Ｐ１１と対向させて平坦部分Ｑ１１が形成される。

そして、前記ポスト８６におけるカット部Ｐ１１のトナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙ側の端部に、円柱状部分Ｐ１２との段差によって、ポスト８６が穴８５から装置本体Ｂｄ側に突出したときに抜け落ちるのを防止するための、ポスト８６側の第１の抜落防止部としての弧状の抜止め部２４４が形成され、平坦部分Ｑ１１のトナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙ側の端部に、抜止め部２４４と係合させられる穴８５側の第１の抜落防止部としての抜止め部２４７が形成される。

また、前記抜止め部２４４より装置本体Ｂｄ側の所定の箇所に、ポスト８６が穴８５から所定の量だけ突出したときにポスト８６の位置決めを行い、穴８５内に戻るのを防止するための位置決め部としての爪部２４５が、カット部Ｐ１１の平坦面Ｓｑから突出させて形成される。前記爪部２４５は、平坦面Ｓｑから突出させて先端にかけて薄くなるように形成される。さらに、前記ポスト８６の装置本体Ｂｄ側の端部には、ポスト８６側の第２の抜落防止部としての先端凸部２４６が平坦面Ｓｑから突出させて形成される。

そして、前記平坦部分Ｑ１１の前記ポスト８６の装置本体Ｂｄ側の端部よりわずかにトナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙ側には、穴８５側の第２の抜落防止部としての爪部２４８が形成され、図２６に示されるように、先端凸部２４６と係合させられて、ポスト８６が、図２６に示される初期位置より後退し、トナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙ側に抜け落ちるのを防止する。

トナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙがプロセス部８１に取り付けられると、例えば、トナーカートリッジ７８Ｂｋにおいては、図２７に示されるように、係止突起７５Ｂｋが、穴８５内に進入し、ポスト８６を穴８５から突出させる。

このとき、爪部２４５は、変形させられて爪部２４８を乗り越え、復元させられる。したがって、ポスト８６が穴８５内に戻るのが防止される。

このように、本実施の形態においては、トナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙの側面Ｓｍに形成された係止突起７５Ｂｋ、７５Ｃ、７５Ｍ、７５Ｙと各穴８５内に配設されたポスト８６とが係止させられるようになっているので、トナーカートリッジ７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙ及びポスト８６の構造を簡素化することができる。

したがって、プリンタ１０のコストを低くすることができる。

前記各実施の形態においては、プリンタ１０について説明しているが、本発明を複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に適用することができる。

なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。

１１Ｂｋ、１１Ｃ、１１Ｍ、１１Ｙ画像形成ユニット
１８、１８Ｂｋ、１８Ｃ、１８Ｍ、１８Ｙ、７８Ｂｋ、７８Ｃ、７８Ｍ、７８Ｙトナーカートリッジ
２１、８１プロセス部
２５Ｂｋ、２５Ｃ、２５Ｍ、２５Ｙ、７５Ｂｋ、７５Ｃ、７５Ｍ、７５Ｙ係止突起
２６、８６ポスト
５２Ｂｋ、５２Ｃ、５２Ｍ、５２Ｙ係止溝
Ｂｄ装置本体
Ｇｕ、Ｇｖポストガイドユニット

Claims

（ａ）各色の現像剤を収容する複数の現像剤収容部と、
（ｂ）該各現像剤収容部に対してそれぞれ共用され、現像剤収容部が取り付けられて、各色の画像形成ユニットを形成するプロセス部とを有するとともに、
（ｃ）該プロセス部は、前記現像剤収容部と対向する箇所に中間係止部材案内部を備え、
（ｄ）該中間係止部材案内部は、各現像剤収容部に形成された係止部と係止させられて中間係止部材案内部から装置本体側に突出させられ、装置本体に形成された被係止部と係止させられる中間係止部材を備え、
（ｅ）前記係止部は、レバーを保持するレバー保持部に形成され、現像剤収容部を下方に移動させることによって中間係止部材と係止させられることを特徴とする画像形成ユニットの誤装着防止装置。
前記係止部は、前記現像剤収容部をプロセス部に取り付けることによって中間係止部材と係止させられる請求項１に記載の画像形成ユニットの誤装着防止装置。
前記中間係止部材は、前記中間係止部材案内部に形成された穴内において進退自在に配設される請求項１又は２に記載の画像形成ユニットの誤装着防止装置。
前記プロセス部は、前記中間係止部材が穴から抜け落ちるのを防止する抜落防止部を備える請求項３に記載の画像形成ユニットの誤装着防止装置。
前記中間係止部材は、穴から抜け落ちるのを防止する抜落防止部を備える請求項３に記載の画像形成ユニットの誤装着防止装置。
前記請求項１〜５のいずれか１項に記載の画像形成ユニットの誤装着防止装置を備えた画像形成装置。
前記請求項１〜５のいずれか１項に記載の画像形成ユニットの誤装着防止装置を備えた画像形成ユニット。
（ａ）現像剤を収容する現像剤収容部と、
（ｂ）該現像剤収容部から現像剤が供給される供給位置において、現像剤収容部が取り付けられるプロセス部とを有するとともに、
（ｃ）前記現像剤収容部は、前記供給位置においてプロセス部と係止させられる係止部を備え、
（ｄ）前記プロセス部は複数の中間係止部材案内部を備え、
（ｅ）該各中間係止部材案内部は、中間係止部材案内部から突出させられる位置と、中間係止部材案内部内の位置との間で進退自在に配設された中間係止部材を備え、
（ｆ）前記現像剤収容部がプロセス部に取り付けられたときに、前記係止部は、各中間係止部材案内部のうちの一つと係止させられ、中間係止部材を中間係止部材案内部から突出させ、その後、現像剤収容部がプロセス部から取り外されたときに、前記中間係止部材は中間係止部材案内部から突出した状態を維持し、
（ｇ）前記係止部は、レバーを保持するレバー保持部に形成され、現像剤収容部を下方に移動させることによって中間係止部材と係止させられることを特徴とする画像形成ユニット。
前記係止部は、前記現像剤収容部をプロセス部に取り付けることによって、プロセス部の中間係止部材と係止させられる請求項８に記載の画像形成ユニット。
前記中間係止部材は、前記中間係止部材案内部に形成された穴内において進退自在に配設される請求項８又は９に記載の画像形成ユニット。
前記プロセス部は、前記中間係止部材が穴から抜け落ちるのを防止する抜落防止部を備える請求項１０に記載の画像形成ユニット。
前記中間係止部材は、穴から抜け落ちるのを防止する抜落防止部を備える請求項１０に記載の画像形成ユニット。
（ａ）前記請求項８〜１２のいずれか１項に記載の、複数の画像形成ユニットが着脱自在に装着される装置本体を有するとともに、
（ｂ）該装置本体は、各画像形成ユニットの中間係止部材とそれぞれ係止させられる被係止部を備えることを特徴とする画像形成装置。
前記請求項８〜１２のいずれか１項に記載の画像形成ユニットを備えた画像形成装置。
（ａ）第１の現像剤を収容する第１の現像剤収容部と、
（ｂ）前記第１の現像剤と異なる第２の現像剤を収容する第２の現像剤収容部と、
（ｃ）前記第１の現像剤収容部から第１の現像剤が供給される第１の供給位置において、第１の現像剤収容部が取り付けられる第１のプロセス部と、
（ｄ）前記第２の現像剤収容部から第２の現像剤が供給される第２の供給位置において、第２の現像剤収容部が取り付けられる第２のプロセス部と、
（ｅ）前記第１の現像剤収容部は、前記第１の供給位置において第１のプロセス部と係止させられる第１の係止部を備え、
（ｆ）前記第２の現像剤収容部は、前記第２の供給位置において第２のプロセス部と係止させられる第２の係止部を備え、
（ｇ）前記第１、第２のプロセス部は複数の中間係止部材案内部を備え、
（ｈ）前記第１の現像剤収容部が第１のプロセス部に取り付けられたときに、前記第１の係止部は、前記第１のプロセス部の中間係止部材案内部のうちの一つと係止させられ、係止させられた中間係止部材案内部から第１のプロセス部の中間係止部材を突出させ、
（ｉ）前記第２の現像剤収容部が第２のプロセス部に取り付けられたときに、前記第２の係止部は、前記第２のプロセス部の中間係止部材案内部のうちの一つと係止させられ、係止させられた中間係止部材案内部から第２のプロセス部の中間係止部材を突出させ、
（ｊ）前記第１のプロセス部の中間係止部材及び第２のプロセス部の中間係止部材は、互いに異なる位置において中間係止部材案内部から突出させられ、
（ｋ）前記第１の係止部は、レバーを保持するレバー保持部に形成され、第１の現像剤収容部を下方に移動させることによって第１のプロセス部の中間係止部材と係止させられ、
（ｌ）前記第２の係止部は、レバーを保持するレバー保持部に形成され、第２の現像剤収容部を下方に移動させることによって第２のプロセス部の中間係止部材と係止させられることを特徴とする画像形成装置。