JP6475138B2 - 制御装置、放射線画像撮影装置、放射線画像撮影方法、及び放射線画像撮影プログラム - Google Patents

制御装置、放射線画像撮影装置、放射線画像撮影方法、及び放射線画像撮影プログラム Download PDF

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Description

本発明は、制御装置、放射線画像撮影装置、放射線画像撮影方法、及び放射線画像撮影プログラムに関する。
一般に、医療診断等を目的とした放射線撮影を行う放射線画像撮影装置が知られている。この種の放射線画像撮影装置として、被写体に対して異なる複数の入射角度から放射線を照射し、各入射角度において放射線画像(投影画像)を撮影するトモシンセシス撮影を行う技術が知られている。
トモシンセシス撮影では、放射線検出器の放射線の検出面に対する放射線の入射角度を所定範囲内で異ならせて被写体に放射線を照射して複数の投影画像を撮影し、各投影画像から、擬似的な2次元画像である合成2次元画像を生成したり、投影画像を再構成して再構成画像を生成したりすることが行われている。この技術は、例えば、特許文献1及び特許文献2に記載されている。
特表2000−515046号公報 特表2014−507250号公報
しかしながら、上記従来の技術では、投影画像から生成される合成2次元画像及び再構成画像は、生成に用いた投影画像の数に応じてノイズが積算されてしまう。そのため、例えば、生成した画像を読影した場合におけるノイズと石灰化との識別が難しくなることがある。
また、合成2次元画像及び再構成画像は一般に濃度分解能が低く、放射線の吸収が大きい異常所見(例えば、腫瘤等)の存在が分かりづらくなることがある。
さらに、合成2次元画像は一般に空間分解能が低いため、被写体が乳房である場合の石灰化のように、形状で良性か悪性かを鑑別する所見を行う場合に形状が把握しづらくなることがある。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、最終的に生成される放射線画像の画質を改善することが可能な制御装置、放射線画像撮影装置、放射線画像撮影方法、及び放射線画像撮影プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のトモシンセシス撮影用の制御装置は、軸回りに回転可能な放射線源を軸回りに移動させ放射線検出器の検出面に対して照射する放射線の放射線軸の入射角度を、入射角度を異ならせる入射角度範囲内で、検出面の法線方向となる第1角度、及び第1角度と異なる複数の第2角度を含む、複数の角度とする制御を行う線源制御部と、入射角度が第1角度とされた放射線源の位置で放射線画像を複数回撮影させ、入射角度が第2角度とされた放射線源の位置毎に複数回より少ない回数で撮影させる制御を行う撮影制御部と、撮影された複数の放射線画像に基づいて、トモシンセシスによる再構成画像及び合成2次元画像の少なくとも一方を生成する生成部と、を備え、撮影制御部は、入射角度範囲が広いほど、入射角度が第1角度の場合の撮影回数を多くする。
本発明の制御装置の生成部は合成2次元画像を生成する場合、撮影によって得られた全ての放射線画像を用いて生成するか、または、入射角度が第1角度とされた撮影によって得られた複数の放射線画像のみを用いて生成してもよい。
本発明の制御装置の撮影制御部は、入射角度が第1角度とされた放射線源の位置で放射線画像を撮影する場合、放射線源の移動を停止させて撮影を行い、入射角度が第2角度とされた放射線源の位置で放射線画像を撮影する場合、放射線源を移動させながら撮影を行ってもよい。
本発明の制御装置は、入射角度が第1角度とされた放射線源の位置、及び入射角度が第2角度とされた放射線源の位置毎の1回の撮影毎に放射線源から被写体に照射する放射線の線量は同一の線量であってもよい。
なお、同一の線量とは、同一の線量で撮影されるように予め定めた線量のことをいう。具体的には、予め定めた線量となるように管電流と照射時間とを設定したり、フォトタイマの動作条件を設定したりする。
本発明の制御装置は、入射角度が第2角度とされた放射線源の位置毎の撮影における放射線源から被写体に照射する放射線の線量と、入射角度が第1角度とされた放射線源の位置での複数回の撮影のうち、入射角度が第2角度とされた放射線源の位置毎の撮影回数と同数の撮影における放射線源から被写体に照射する放射線の線量と、が同一であってもよい。
なお、同一の線量とは、同一の線量で撮影されるように予め定めた線量のことをいう。具体的には、予め定めた線量となるように管電流と照射時間とを設定したり、フォトタイマの動作条件を設定したりする。
本発明の制御装置は、入射角度が第2角度とされた放射線源の位置毎の撮影回数は1回ずつであってもよい。
また、本発明の放射線画像撮影装置は、放射線を出射する放射線源と、検出面に入射された放射線に基づいて放射線画像を撮影する放射線検出器と、本発明の制御装置と、を備える。
また、本発明のトモシンセシス撮影用の放射線画像撮影方法は、軸回りに回転可能な放射線源を軸回りに移動させて放射線検出器の検出面に対して照射する放射線の放射線軸の入射角度を、当該入射角度を異ならせる入射角度範囲内で、検出面の法線方向となる第1角度、及び第1角度と異なる複数の第2角度を含む、複数の角度とする工程と、入射角度が第1角度とされた放射線源の位置で放射線画像を複数回撮影させ、入射角度が第2角度とされた放射線源の位置毎に複数回より少ない回数で撮影する工程と撮影された複数の放射線画像に基づいて、トモシンセシスによる再構成画像及び合成2次元画像の少なくとも一方を生成する工程と、を含み、撮影する工程は、入射角度範囲が広いほど、入射角度が第1角度の場合の撮影回数を多くするものである。
また、本発明のトモシンセシス撮影用の放射線画像撮影プログラムは、コンピュータに、軸回りに回転可能な放射線源を軸回りに移動させて放射線検出器の検出面に対して照射する放射線の放射線軸の入射角度を、当該入射角度を異ならせる入射角度範囲内で、検出面の法線方向となる第1角度、及び第1角度と異なる複数の第2角度を含む、複数の角度とさせる手順と、入射角度が第1角度とされた放射線源の位置で放射線画像を複数回撮影させ、入射角度が第2角度とされた放射線源の位置毎に複数回より少ない回数で撮影させる手順と撮影された複数の放射線画像に基づいて、トモシンセシスによる再構成画像及び合成2次元画像の少なくとも一方を生成する手順と、を実行させるためのプログラムであり、撮影させる手順は、入射角度範囲が広いほど、入射角度が第1角度の場合の撮影回数を多くする
本発明では、最終的に生成される放射線画像の画質を改善することが可能な制御装置、放射線画像撮影装置、放射線画像撮影方法、及び放射線画像撮影プログラムを提供することができる。
第1実施形態に係る放射線画像撮影装置の構成例を示す側面図である。 図1に示した放射線画像撮影装置の構成例を示す前面図である。 第1実施形態に係る放射線画像撮影装置におけるトモシンセシス撮影を説明するための図である。 第1実施形態に係る放射線画像撮影システムの構成例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る放射線画像撮影装置で行われる撮影処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るトモシンセシス撮影を説明するための前面図である。 第1実施形態に係る放射線画像撮影装置で行われる生成処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る放射線画像撮影装置で行われる生成処理の他の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る放射線画像撮影装置で行われる撮影処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るトモシンセシス撮影を説明するための前面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本実施形態は本発明を限定するものではない。また、以下では「同一」という場合は、誤差とみなせる範囲も含んで同一であることをいう。
[第1実施形態]
まず、本実施形態の放射線画像撮影装置について説明する。図1〜図3に示すように、本実施形態の放射線画像撮影装置10は、被検者Wが立った立位状態において、被検者Wの乳房Nを被写体として放射線R(例えば、X線)により撮影する装置である。放射線画像撮影装置10の具体例としては、マンモグラフィが挙げられる。なお、以下では、撮影の際に放射線画像撮影装置10に被検者Wが対面した場合の被検者Wに近い側を放射線画像撮影装置10の装置前方側とし、放射線画像撮影装置10に被検者Wが対面した場合の被検者Wから離れた側を放射線画像撮影装置10の装置後方側とし、放射線画像撮影装置10に被検者Wが対面した場合の被検者Wの左右方向を放射線画像撮影装置10の装置左右方向として説明する(図1及び図2の各矢印参照)。
なお、放射線画像撮影装置10としては、被検者Wがイス(車イスを含む)等に座った座位状態において、その被検者Wの乳房Nを撮影する装置であってもよい。
放射線画像撮影装置10は、図1に示すように、装置前方側に設けられた側面視略C字状の測定部12と、測定部12を装置後方側から支える基台部14と、を備える。
測定部12は、立位状態にある被検者Wの乳房Nと接する平面状の撮影面20が形成された撮影台22と、乳房Nを撮影台22の撮影面20との間で圧迫するための圧迫板26と、撮影台22及び圧迫板26を支持する保持部28と、を備える。なお、圧迫板26には、放射線Rを透過する部材が用いられる。
また、測定部12は、管球等を含み、乳房Nに対して放射線Rを照射する放射線源24と、保持部28とは分離され、放射線源24を支持する支持部29と、を備えている。
また、測定部12には軸16が設けられており、測定部12が基台部14に対して回転をすることが可能である。軸16は、支持部29に対して固定されており、軸16と支持部29とが一体となって回転する。
軸16及び保持部28にそれぞれギアが設けられ、このギア同士の噛合状態・非噛合状態を切替えることにより、保持部28と軸16とが連結されて一体に回転する状態と、軸16が保持部28と分離されて空転する状態とに切り替えることができる。なお、軸16の動力の伝達・非伝達の切り替えは、上記ギアに限らず、種々の機械要素を用いることができる。
保持部28は、撮影面20と放射線源24とを所定間隔離して撮影台22と放射線源24とを支持する。また、保持部28は、圧迫板26も保持しており、圧迫板26が保持部28をスライド移動することにより、圧迫板26と撮影面20との間隔が変化する。
乳房Nが接する撮影面20は、放射線透過性や強度の観点から、例えば、カーボンで形成されている。撮影台22の内部には、乳房N及び撮影面20を通過した放射線Rを検出する放射線検出器30が配置されている。放射線検出器30が検出した放射線Rに基づいて放射線画像が生成される。本実施形態の放射線検出器30の種類は、特に限定されず、例えば、放射線Rを光に変換し、変換した光を電荷に変換する間接変換方式の放射線検出器であってもよいし、放射線Rを直接電荷に変換する直接変換方式の放射線検出器であってもよい。
本実施形態の放射線画像撮影装置10は、図2及び図3に示すように、放射線Rの入射角度を所定範囲内で異ならせて放射線源24から放射線Rを照射し、異なる入射角度毎の撮影(いわゆるトモシンセシス撮影)を行うことができる。ここで、「入射角度」とは、放射線検出器30の検出面31の法線と放射線軸とがなす角度をいう。従って、法線と放射線軸とが同一の場合、入射角度が0度となる。また、ここでは、放射線検出器30の検出面31は、撮影面20に略平行な面とする。なお、入射角度における本発明の第1角度の一例が0度であり、第2角度の一例が0度以外の複数の角度である。
以下では、1回のトモシンセシス撮影における入射角度を異ならせる範囲を「入射角度範囲」という。入射角度範囲の具体例としては、放射線検出器30の検出面31の法線に対して±10度や±20度の範囲等が挙げられる。また、トモシンセシス撮影により撮影された各放射線画像を「投影画像」という。
なお、本実施形態では、図3に示すように角度αから所定角度θずつ放射線源24の位置を移動させて、放射線源24の位置がPからPのn箇所の位置(撮影位置)で撮影が行われる。
本実施形態の放射線画像撮影装置10では、入射角度が0度の場合以外は、放射線源24を連続的に移動させながら各撮影位置での撮影を行う。放射線源24を連続的に移動させての撮影方法としては、例えば、放射線源24を移動させながら、停止することなく、各撮影位置に達した場合に、放射線源24が乳房Nに対して放射線Rを出射し、この出射のタイミングに同期して放射線検出器30により撮影すればよい。
次に、本実施形態の放射線画像撮影システム1の構成について説明する。
図4には、本実施形態の放射線画像撮影システム1の構成の一例を表すブロック図を示す。図4に示すように本実施形態の放射線画像撮影システム1は、放射線画像撮影装置10及びコンソール50を備える。
コンソール50は、無線通信LAN(Local Area Network)等を介して外部システム等から取得した撮影メニューや、その他の各種情報等を用いて、放射線画像撮影装置10の制御を行う。
本実施形態のコンソール50は、サーバー・コンピュータである。図4に示すように、コンソール50は、制御部60、記憶部62、I/F(InterFace)部64、表示部駆動部66、表示部68、操作入力検出部70、及び操作部72を備えている。制御部60、記憶部62、I/F部64、表示部駆動部66、及び操作入力検出部70はシステムバスやコントロールバス等のバス73を介して相互に各種情報の授受が可能に接続されている。
本実施形態の制御部60は、コンソール50の全体の動作を制御する。本実施形態の制御部60は、CPU(Central Processing Unit)60A、ROM(Read Only Memory)60B、及びRAM(Random Access Memory)60Cを備える。ROM60Bには、CPU60Aで実行される各種の処理プログラム等が予め記憶されている。RAM60Cは、各種データを一時的に記憶する。
記憶部62には、放射線画像撮影装置10で撮影された放射線画像の画像データや、その他の各種情報等が記憶される。記憶部62の具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等が挙げられる。
I/F部64は、無線通信または有線通信により、放射線画像撮影装置10や外部のシステム(RIS(Radiology Information System)等)との間で各種情報の通信を行う。
表示部68は、各種情報を表示する。表示部駆動部66は、表示部68への各種情報の表示を制御する。
操作部72は、放射線Rの曝射指示を含む放射線画像の撮影等に関する指示や各種情報等をユーザが入力するために用いられる。なお、本実施形態では、放射線画像撮影システム1(放射線画像撮影装置10)により撮影を行う技師や医師等を「ユーザ」という。
操作部72は特に限定されるものではなく、例えば、各種スイッチ、タッチパネル、タッチペン、及びマウス等が挙げられる。なお、操作部72と表示部68とを一体化してタッチパネルディスプレイとしてもよい。操作入力検出部70は、操作部72に対する操作状態を検出する。
一方、本実施形態の放射線画像撮影装置10は、放射線源24、放射線検出器30、制御部40、記憶部42、I/F部44、線源駆動部46、及び操作パネル48を備える。本実施形態では、一例として、放射線画像撮影装置10が本発明の制御装置の機能を備えている。
放射線源24、放射線検出器30、制御部40、記憶部42、I/F部44、線源駆動部46、及び操作パネル48は、システムバスやコントロールバス等のバス49を介して相互に各種情報の授受が可能に接続されている。
本実施形態の制御部40は、放射線画像撮影装置10の全体の動作を制御する。また、本実施形態の制御部40は、放射線画像の撮影を行う場合に、放射線源24及び放射線検出器30を制御する。本実施形態の制御部40は、CPU40A、ROM40B、及びRAM40Cを備える。ROM40Bには、CPU40Aで実行される、後述する撮影処理プログラム及び生成処理プログラムを含む各種のプログラム等が予め記憶されている。RAM40Cは、各種データを一時的に記憶する。本実施形態の放射線画像撮影システム1では、CPU40AがROM40Bに記憶されている撮影処理プログラムを実行することにより、制御部40が線源制御部及び撮影制御部として機能する。本実施形態の撮影処理プログラムが本発明の放射線画像撮影プログラムの一例である。
記憶部42には、放射線検出器30により撮影された放射線画像の画像データや、その他の各種情報等が記憶される。記憶部42の具体例としては、HDDやSSD等が挙げられる。
I/F部44は、無線通信または有線通信により、コンソール50との間で各種情報の通信を行う。
なお、本実施の形態では、放射線画像撮影装置10の制御部40及びコンソール50の制御部60に格納される各種プログラムは、予め制御部40及び制御部60のROM(40B、60B)に格納されているがこれに限らない。各種プログラムは、例えば、プログラムをCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)やリムーバブルディスク等の記録媒体に記憶しておき、この記録媒体からROM(40B、60B)等にインストールしてもよい。また、インターネット等の通信回線を介して外部装置からROM(40B、60B)等にインストールしてもよい。
線源駆動部46は、上記軸16を回転させることにより、放射線源24を入射角度に応じた位置に移動させる。
操作パネル48には、ユーザが被検者Wの乳房Nを挟みながら圧迫板26を上下させるための圧迫指示を受け付ける機能が設けられている。操作パネル48は、例えば、放射線画像撮影装置10の撮影台22に複数のスイッチとして設けられている。なお、操作パネル48は、タッチパネルとして設けられてもよい。
次に、本実施形態の放射線画像撮影装置10の作用について、図面を参照して説明する。
まず、本実施形態の放射線画像撮影システム1の放射線画像撮影装置10で行われる撮影処理について説明する。
本実施形態の放射線画像撮影システム1では、被検者Wの乳房Nの撮影を開始する場合、ユーザはコンソール50の操作部72を用いて撮影の開始を指示する。操作部72により入力された撮影開始の指示は、操作入力検出部70で検出され、I/F部64を介して放射線画像撮影装置10に送信される。また、ユーザは、放射線画像撮影装置10の撮影台22の撮影面20上に被検者Wの乳房Nをポジショニングする。
本実施形態の放射線画像撮影装置10では、コンソール50から放射線画像の撮影開始の指示をI/F部44を介して受信した場合に、撮影処理を実行する。図5には、本実施形態の放射線画像撮影装置10の制御部40によって実行される撮影処理の一例を表したフローチャートが示されている。本実施形態の放射線画像撮影装置10では、制御部40のCPU40AがROM40Bに記憶されている撮影処理プログラムを実行することにより、撮影処理を実行する。
ステップS100で制御部40は、撮影条件を取得する。撮影条件には、撮影の種類がトモシンセシス撮影か通常撮影(詳細後述)かを表す情報、管電圧、管電流、照射時間、及び線量等を含む放射線源24による放射線Rの曝射条件と、姿勢情報等の放射線画像の撮影に関する情報と、が含まれている。本実施形態において姿勢情報とは、放射線源24の姿勢に関する情報であり、乳房Nに対してトモシンセシス撮影を行う場合の放射線源24の撮影位置(入射角度及び入射角度範囲を含む)を表す情報が含まれている。
撮影条件は、被検者Wや乳房Nに関する被写体情報と共に撮影メニューに含まれている。そのため、コンソール50がRIS等から撮影メニューを取得した場合は、制御部40は、I/F部44を介してコンソール50から撮影条件を取得する。また、コンソール50の操作部72等を用いてユーザが撮影条件を設定した場合も、制御部40は、I/F部44を介してコンソール50から撮影条件を取得する。
なお、撮影条件が放射線画像撮影装置10の記憶部42内に予め記憶されている場合は、制御部40は、記憶部42から撮影条件を取得すればよい。
次のステップS102で制御部40は、撮影条件に基づいてトモシンセシス撮影を行うか否かを判定する。トモシンセシス撮影を行わない場合は通常撮影を行うため、否定判定となりステップS104へ移行する。
ステップS104で制御部40は、通常撮影を行った後、撮影処理を終了する。本実施形態において通常撮影とは、トモシンセシス撮影と異なり、撮影中に放射線源24を移動させず、入射角度を固定した状態で放射線源24から乳房Nに放射線Rを照射して放射線画像の撮影を行うことをいう。通常撮影の例としては、CC(Cranio-Caudal)撮影やMLO(Medio-Lateral Oblique)撮影等が挙げられる。
通常撮影については詳細な記載を省略するが、圧迫板26により乳房Nを圧迫し、撮影条件に基づいて放射線源24から乳房Nに対して放射線Rを照射して放射線検出器30により放射線画像を撮影した後、乳房Nの圧迫を解除することで行われる。
一方、ステップS102でトモシンセシス撮影を行うと判定した場合は肯定判定となり、ステップS106へ移行する。
ステップS106で制御部40は、1枚の投影画像を撮影するために放射線源24から出射する放射線Rの線量(以下、「1回の撮影における線量」という)と、入射角度が0度の撮影位置での撮影に要する放射線Rの全線量(以下、「0度の全線量」という)とから、入射角度が0度での撮影回数kを決定する。
本実施形態では、トモシンセシス撮影において、1回の撮影における線量は、乳房Nの厚み等に応じて予め定められており、撮影位置によらず同一である。また、0度の全線量は、詳細を後述する合成2次元画像に要求される画質等に応じて予め定められている。
そこで制御部40は、0度の全線量を1回の撮影における線量で除算して得られた値に基づいて、0度での撮影回数kを決定する(k=0度の全線量/1回の撮影における線量、但しkは整数)。なお、撮影回数kは整数であるため、0度の全線量が1回の撮影における線量で割り切れない場合は、余りを切り上げまたは切り捨てる。余りを切り上げるか切り捨てるかについては、放射線画像の画質や、被検者Wの被曝量等の観点に基づいて予め定めておけばよい。この場合、被検者Wの被曝量は、(撮影位置の数+(k−1))×1回の撮影における線量、となる。
次のステップS108で制御部40は、ユーザが操作パネル48を用いて行った圧迫指示に応じて圧迫板26を撮影面20に向けて移動させて乳房Nを圧迫する。なお、ステップS100〜S102の処理は、乳房Nを圧迫した後に行ってもよいが、本実施形態のように乳房Nの圧迫前に行う方が、乳房Nを圧迫している時間を短縮することができる。
ステップS108の処理により乳房Nが圧迫されると、ユーザは、コンソール50から操作部72を用いて曝射指示を行う。
そこで、次のステップS110で制御部40は、曝射指示が有ったか否かを判定する。曝射指示が有るまで否定判定となり、待機状態となる。一方、曝射指示が有った場合は肯定判定となり、ステップS112へ移行する。
ステップS112で制御部40は、線源駆動部46により放射線源24の移動を開始させる。図6には、本実施形態のトモシンセシス撮影を説明するための前面図を示す。図6に示した例では、全撮影回数が18回であり撮影位置P〜P18において投影画像を撮影する場合を示している。なお、この例では、入射角度が0度の撮影位置で4回(撮影回数k=4)、投影画像を撮影する場合を示している。そのため、撮影位置P〜P11は同じ位置である。
この場合、まず、最初の撮影位置に向けて放射線源24の移動を開始させる。図6に示した具体例では、撮影位置Pに向け放射線源24の移動を開始させる。
次にステップS114で制御部40は、最初の撮影位置まで放射線源24が移動したか否かを判定する。放射線源24が未だ最初の撮影位置まで移動していない場合は否定判定となり、待機状態となる。一方、放射線源24が最初の撮影位置まで移動した場合は肯定判定となり、ステップS116へ移行する。
ステップS116で制御部40は、現在の放射線源24による放射線Rの入射角度が0度の撮影位置であるか否かを判定する。入射角度が0度の撮影位置ではない場合は、否定判定となりステップS124へ移行する。図6に示した具体例では、トモシンセシス撮影の開始後、撮影位置がPからPまでの間は否定判定となる。
ステップS124で制御部40は、投影画像を撮影させる。具体的には、制御部40は、放射線源24から乳房Nに向けて放射線Rを出射させる制御、及び放射線検出器30により投影画像を撮影させる制御を行う。放射線検出器30による撮影により生成された投影画像は、制御部40により、ゲイン補正、オフセット補正、及び欠陥画素補正等の必要な処理が行われた後、放射線Rの入射角度と対応付けて記憶部42に記憶される。なお、ここで生成される投影画像のフォーマットは、例えば、RAW画像フォーマット(Raw image format)が適用される。
投影画像が撮影されると、次のステップS126で制御部40は、撮影(トモシンセシス撮影)を終了するか否かを判定する。未だ、全ての撮影位置において投影画像の撮影が行われていない場合は否定判定となり、ステップS114に戻る。なお、これ以降、ステップS114の処理を繰り返し実行する場合、撮影位置P以降の各撮影位置まで放射線源24が移動したか否かを撮影位置毎に判定する。
このようにして、トモシンセシス撮影が開始されると、まず、撮影開始位置(最初の撮影位置P)から、放射線Rの入射角度が0度の直前の撮影位置(撮影位置P)まで、ステップS114、S116、S124、S126の処理が繰り返される。
一方、入射角度が0度の撮影位置(撮影位置P)の場合は、上記ステップS116で肯定判定となりステップS118へ移行する。
ステップS118で制御部40は、線源駆動部46により放射線源24の移動を停止させる。
次のステップS120で制御部40は、上記ステップS124と同様に投影画像を撮影させる。そして投影画像の撮影が終了するとステップS122へ移行する。
ステップS122で制御部40は、入射角度が0度の撮影位置でk(図6に示した例では、k=4)回の投影画像の撮影を行ったか否かを判定する。未だ、撮影回数がk回に達していない場合は否定判定となって、ステップS120に戻り、投影画像の撮影を繰り返す。一方、撮影回数がk回に達した場合は、肯定判定となってステップS112に戻る。
この場合、ステップS112で制御部40は、線源駆動部46により放射線源24の移動を再開させ、再びステップS114〜S126の処理を繰り返して、入射角度が0度より後の撮影位置における投影画像の撮影を行う。図6に示した具体例では、入射角度が0度の投影画像の撮影後、撮影位置が撮影位置P12からP18までの間はステップS126が否定判定となる。
そして全ての撮影位置において投影画像の撮影が行われると、上記ステップS126で肯定判定となり、ステップS128へ移行する。
ステップS128で制御部40は、圧迫板26による乳房Nの圧迫を解除させる。具体的には、制御部40は、圧迫板26を撮影面20から離れる方向に移動させることにより乳房Nの圧迫を解除させた後、撮影処理を終了する。なお、本実施形態の放射線画像撮影システム1では、放射線画像撮影装置10において撮影処理が終了すると、撮影によって得られた放射線画像(記憶部42に記憶されている投影画像等)は、コンソール50へ送信され、コンソール50の記憶部62に記憶される。コンソール50に送信した後の放射線画像は、記憶部42に記憶させておいてもよいし、記憶部42から削除してもよい。
本実施形態の放射線画像撮影システム1では、上述の撮影処理により得られた投影画像に基づいて、合成2次元画像または再構成画像を生成し、表示させる。
なお、本実施形態において「合成2次元画像」とは、投影画像を合成して生成される擬似的な2次元画像のことをいう。また、「再構成画像」とは、断層画像ともいい、断層画像は、投影画像に基づいて再構成される。また、投影画像、合成2次元画像、及び再構成画像を総称する場合、以下では「放射線画像」という。
合成2次元画像または再構成画像を生成する生成処理は、放射線画像撮影装置10及びコンソール50のいずれで行ってもよいが、本実施形態では、放射線画像撮影装置10が行う場合について説明する。放射線画像撮影装置10が行う場合は、CPU40AがROM40Bに記憶されている生成処理プログラムを実行することにより、制御部40が生成部として機能する。
次に、本実施形態の放射線画像撮影装置10で行われる生成処理について説明する。なお、生成処理を行うタイミングは特に限定されず、上記撮影処理の終了後に引き続き生成処理を行ってもよいし、撮影処理の終了後、ユーザから操作パネル48や操作部72等により生成処理の実行指示を受け付けた場合等、投影画像を生成した後の何れのタイミングで生成処理を行ってもよい。
図7には、本実施形態の放射線画像撮影装置10の制御部40によって実行される生成処理の一例を表したフローチャートが示されている。
ステップS00で制御部40は、合成2次元画像を生成するか否かを判定する。合成2次元画像及び再構成画像のいずれを生成するかは、操作パネル48等によりユーザが指示を行ってもよいし、撮影メニューに含まれる情報に関する条件等に応じて、自動的に選択する形態としてもよい。合成2次元画像を生成しない(再構成画像を生成する)場合は、否定判定となりステップS206へ移行する。
ステップS206で制御部40は、記憶部42に記憶されている全ての投影画像を読み出す。
次のステップS208で制御部40は、ステップS206で読み出した全ての投影画像を用いて、再構成画像を生成した後、ステップS210へ移行する。再構成画像の生成方法は特に限定されず、公知の再構成方法を用いることができる。ここで、再構成画像の生成方法の具体例としては、シフト加算法の外、従来公知のCT(Computed Tomography)再構成法を例示することができる。例えば、CT再構成法としては、代表的な手法であるFBP(Filtered Back Projection)法を例示することができる。FBP法は、断層撮影の平行平面式断層走査をコーンビームCT走査の一部として捉え、フィルタ逆投影法を拡張した再構成手法である。更にまた、再構成方法として、特開2011−125698号公報に記載の反復再構成法を用いることもできる。この反復再構成法もCT用の再構成法ではあるが、FBP法と同様に、トモシンセシス撮影時の再構成にも適用できる。
一方、合成2次元画像を生成する場合は、上記ステップS200で肯定判定となり、ステップS202へ移行する。
ステップS202で制御部40は、記憶部42に記憶されている投影画像の内、入射角度が0度の投影画像のみを読み出す。図6に示した例の場合では、撮影位置P〜P11で撮影した4枚の投影画像を記憶部42から読み出す。
次のステップS204で制御部40は、ステップS202で読み出した投影画像を用いて、合成2次元画像を生成した後、ステップS210へ移行する。合成2次元画像の生成方法は特に限定されず、公知の合成2次元画像の生成方法を用いることができる。
ステップS210で制御部40は、生成した画像(再構成画像または合成2次元画像)をI/F部44を介してコンソール50に出力した後、生成処理を終了する。なお、再構成画像または合成2次元画像の出力先は特に限定されず、コンソール50以外であってもよいし、また、放射線画像撮影装置10の外部に出力することなく、記憶部42に記憶させてもよい。再構成画像または合成2次元画像がコンソール50に出力された場合、コンソール50は、入力された再構成画像または合成2次元画像を記憶部62に記憶させ、また、表示部68に表示させる。
なお、上記生成処理では、再構成画像及び合成2次元画像の一方を生成する場合について説明したが、再構成画像及び合成2次元画像の両方を生成してもよい。その場合は、ステップS200の処理を行うことなく、ステップS202の処理の前、またはステップS204の処理の後にステップS206、S208の処理を行い、その後、ステップS210で生成した合成2次元画像及び再構成画像を出力すればよい。
また、上記生成処理では、入射角度が0度の撮影位置で撮影された投影画像に基づいて合成2次元画像を生成していたが、全ての投影画像に基づいて合成2次元画像を生成してもよい。図8には、この場合の本実施形態の放射線画像撮影装置10の制御部40によって実行される生成処理の一例を表したフローチャートが示されている。図8に示した生成処理では、図7に示した生成処理のステップS202に代わり、ステップS203が実行される。
図8に示した生成処理では、合成2次元画像を生成する場合(ステップS200で肯定判定となった場合)、ステップS203で制御部40は、記憶部42に記憶されている全ての投影画像を読み出す。そして、次のステップS204で制御部40は、ステップS203で読み出した全ての投影画像を用いて、合成2次元画像を生成する。なお、この場合の合成2次元画像の生成方法も、図7のステップS204と同様に特に限定されない。
このように全ての投影画像に基づいて合成2次元画像を生成する場合、情報量が多くなるため、入射角度が0度の撮影位置で撮影された投影画像のみを用いて生成された合成2次元画像よりも画質が向上する。一方、入射角度が0度の撮影位置で撮影された投影画像のみに基づいて合成2次元画像を生成する場合は、生成時間を短くすることができる。また、この場合、トモシンセシス撮影の終了(全ての撮影位置での撮影の終了)を待たずに合成2次元画像を生成することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態に係る放射線画像撮影システム1及び放射線画像撮影装置10と同様の部分については、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。本実施形態の放射線画像撮影装置10では、撮影処理が、第1実施形態と異なる。
放射線画像撮影システム1及び放射線画像撮影装置10の構成は、第1実施形態の放射線画像撮影システム1及び放射線画像撮影装置10(図1〜図4参照)と同様のため、説明を省略する。
本実施形態では、放射線画像撮影装置10が行う撮影処理の一部が異なっているため、異なる処理について説明する。
本実施形態の放射線画像撮影装置10では、トモシンセシス撮影を行う場合入射角度範囲の大きさに応じて、入射角度が0度の撮影位置における撮影回数kが異なる。具体的には、入射角度範囲が大きく(広く)なるほど、撮影回数kが増加する。
トモシンセシス撮影では入射角度範囲に応じて、投影画像を用いて生成される再構成画像の分解能が異なる。なお、本実施形態において「分解能」とは、再構成画像の法線方向(深さ方向)における分解能であり、放射線検出器30の検出面31の法線方向の分解能のことをいう。入射角度範囲が大きいほうが、再構成画像の分解能が高くなる。
そのため、入射角度範囲が大きいトモシンセシス撮影は、精密検査を行う場合等に行われ、高画質な放射線画像(合成2次元画像及び再構成画像を含む)が望まれている。そこで、本実施形態の放射線画像撮影装置10では、入射角度範囲が大きく(広く)なるほど、撮影回数kを増加させることにより、トモシンセシス撮影における総線量に占める0度の全線量の割合を、より多くすることができ、ノイズを低減できるため、合成2次元画像や再構成画像の画質が向上する。
本実施形態の放射線画像撮影装置10の撮影処理について説明する。図9には、本実施形態の放射線画像撮影装置10の制御部40によって実行される撮影処理の流れの一例を表したフローチャートが示されている。
図9に示した本実施形態の撮影処理では、第1実施形態の撮影処理(図5参照)のステップS100とS102との間に、ステップS101が加わっている。
ステップS101で制御部40は、入射角度範囲に基づいて0度の全線量を決定する。本実施形態の放射線画像撮影システム1では、入射角度範囲と0度の全線量との対応関係が予め定められており、記憶部42または記憶部62に記憶されている。そのため、制御部40は、記憶部42または記憶部62から上記対応関係に基づいて、ステップS100で取得した撮影条件に含まれる入射角度範囲に対応する0度の全線量を決定する。なお、撮影条件に0度の全線量が含まれている場合、本ステップS101を省略してもよい。
このように0度の全線量を決定することにより、ステップS106で決定される入射角度が0度の撮影位置での撮影回数kが、入射角度範囲の大きさに応じた回数になる。
図10には、入射角度範囲が大きい(第1実施形態(図6参照)よりも大きい)場合のトモシンセシス撮影を説明するための前面図を示す。図10に示した具体例では、全撮影回数が20回であり、撮影位置PからP20において投影画像を撮影する場合を示している。図10は、入射角度が0度の撮影位置で6回(撮影回数k=6)、投影画像を撮影する場合を示している。そのため、撮影位置PからP13は同じ位置である。
本実施形態では、放射線源24を移動させる所定角度θ(図3参照)は入射角度範囲に応じて異なるが、異なる撮影位置の数(入射角度が0度の撮影位置の重複回数を除いた撮影回数)は入射角度範囲にかかわらず同一である。
上記撮影処理の実行により複数の投影画像が撮影され、記憶部42に記憶された状態になる。投影画像により合成2次元画像または再構成画像を生成する生成処理は第1実施形態の生成処理(図7、8参照)と同様なため、説明を省略する。
以上説明したように上記各実施形態の放射線画像撮影装置10は、制御部40が、放射線源24を移動させて、放射線検出器30の検出面31に対する放射線Rの入射角度を、検出面31に対する放射線Rの入射方向が検出面31の法線方向となる第1角度(0度)、及び第1角度と異なる複数の第2角度を含む、複数の角度とする制御を行う。また、制御部40は、入射角度が第1角度(0度)とされた放射線源24の位置で放射線画像を複数回(k回)撮影させ、入射角度が第2角度とされた放射線源24の位置毎にk回より少ない回数で撮影させる制御を行う。
このように上記各実施形態の放射線画像撮影装置10では、トモシンセシス撮影における総線量に占める0度の全線量の割合を多くすることができ、ノイズを低減することができるため、最終的に生成される放射線画像(合成2次元画像や再構成画像)の画質が向上する。また、総線量に占める0度の全線量の割合を自由に設定することができる。
また、0度の全線量が多くなるため、0度の放射線画像(0度の投影画像の総合)のSN比(Signal/Noise ratio、シグナルの強さ)を高くすることができる。これにより、石灰化等の淡い信号が見易くなり、形状で良性か悪性かを鑑別する所見を行う場合に形状の識別が容易になる。
また、上記各実施形態では、放射線Rの入射角度が0度の位置で撮影を行う場合は、放射線源24を移動させながら放射線Rを出射して撮影を行うのではなく、放射線源24の移動を停止した状態で放射線Rを出射して撮影を行っている。そのため、放射線Rの出射中に放射線源24が移動することがないので、投影画像がぶれる(画像が流れる)ことがなく、放射線画像の画質を向上させることができる。また、放射線Rの入射角度が0度の位置以外では、放射線源24を移動させながら放射線Rを出射して撮影を行うため、撮影位置において放射線源24を停止させる場合よりも高速にトモシンセシス撮影を行うことができる。
また、上記各実施形態では、1回のトモシンセシス撮影により得られた投影画像を用いて、合成2次元画像及び再構成画像の両方を生成することができる。そのため、合成2次元画像及び再構成画像の各々を生成するための放射線画像(投影画像)の撮影を個別に行う場合に比べて、被検者Wの被曝量を低減することができる。
なお、上記各実施形態では、放射線源24を連続的に移動させてトモシンセシス撮影を行う場合について説明したが、これに限らず、放射線源24を断続的に移動させながらトモシンセシス撮影を行ってもよい。断続的に移動させる撮影方法としては、例えば、放射線源24を各撮影位置まで移動させた後、一旦停止し、放射線源24から放射線Rを出射するのを繰り返せばよい。また、放射線源24を移動させながら各撮影位置に達した際に、放射線源24から放射線Rを出射し、一旦停止後、再び放射線源24を移動させるのを繰り返してもよい。
なお、上記各実施形態では、0度の全線量に応じて入射角度が0度での撮影回数kを決定していたが、撮影回数kを入射角度範囲に応じて予め定めておき、撮影条件に含めておいてもよい。
なお、上記各実施形態では、撮影位置にかかわらず1回の撮影における線量を同一としたが、入射角度が0度の撮影位置における1回の撮影における線量は、他の入射角度とされた撮影位置における線量と異なっていてもよい。なお、入射角度が0度の撮影位置における撮影のうち、少なくとも1回は、他の入射角度とされた撮影位置における線量と同一であることが好ましく、特に上記各実施形態のように、全ての撮影における線量を同一とすることにより、再構成画像を生成するアルゴリズムを容易にすることができる。
なお、上記第2実施形態では、入射角度範囲にかかわらず、異なる撮影位置の数(入射角度が0度の撮影位置の重複回数を除いた撮影回数)が同一の場合について説明したが、入射角度範囲に応じて異なる撮影位置の数を変更してもよい。例えば、入射角度範囲にかかわらず、撮影位置(放射線源24の移動)の基準となる上記所定角度θを同一とすることにより、入射角度範囲が大きくなるほど、異なる撮影位置の数は多くなる。また、この場合、異なる撮影位置の数に応じて、0度での撮影回数kを変化(例えば、異なる撮影位置の数が多くなるほど、撮影回数kを多くする)させてもよい。
なお、上記各実施形態では、入射角度が0度の撮影位置以外の撮影位置では、1回(1枚)づつ投影画像を撮影していたが、撮影回数は1回に限らず、0度での撮影回数kよりも少ない回数であれば、複数回であってもよい。
なお、上記各実施形態では、放射線画像撮影装置10が線源制御部、撮影制御部、及び生成部としての機能を備える場合について説明したが、コンソール50または、放射線画像撮影装置10及びコンソール50と異なる外部の制御装置が各部の機能の一部または全部を備えていてもよい。
なお、上記各実施形態の放射線画像撮影装置10では、被検者Wの乳房Nを被写体としたが、被写体は、乳房Nに限られず、例えば、人体の他の部位や、人間以外の生物や物体(無機物)であってもよい。
なお、上記各実施形態における放射線Rは、特に限定されるものではなく、X線やγ線等を適用することができる。
その他、上記各実施形態で説明した放射線画像撮影システム1、放射線画像撮影装置10、及びコンソール50等の構成及び動作等は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることはいうまでもない。
1 放射線画像撮影システム
10 放射線画像撮影装置
24 放射線源
30 放射線検出器
31 検出面
40、60 制御部
50 コンソール
N 乳房

Claims (18)

  1. 軸回りに回転可能な放射線源を軸回りに移動させて放射線検出器の検出面に対して照射する放射線の放射線軸の入射角度を、当該入射角度を異ならせる入射角度範囲内で、前記検出面の法線方向となる第1角度、及び前記第1角度と異なる複数の第2角度を含む、複数の角度とする制御を行う線源制御部と、
    前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置で放射線画像を複数回撮影させ、前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎に前記複数回より少ない回数で撮影させる制御を行う撮影制御部と、
    撮影された複数の放射線画像に基づいて、トモシンセシスによる再構成画像及び合成2次元画像の少なくとも一方を生成する生成部と、を備え、
    前記撮影制御部は、前記入射角度範囲が広いほど、前記入射角度が前記第1角度の場合の撮影回数を多くする、
    トモシンセシス撮影用の制御装置。
  2. 前記生成部は前記合成2次元画像を生成する場合、前記撮影によって得られた全ての放射線画像を用いて生成するか、または、前記入射角度が前記第1角度とされた撮影によって得られた複数の放射線画像のみを用いて生成する、
    請求項に記載の制御装置。
  3. 前記撮影制御部は、前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置で前記放射線画像を撮影する場合、前記放射線源の移動を停止させて撮影を行い、前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置で前記放射線画像を撮影する場合、前記放射線源を移動させながら撮影を行う、
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置、及び前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎の1回の撮影毎に前記放射線源から被写体に照射する前記放射線の線量は同一の線量である、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎の撮影における前記放射線源から被写体に照射する前記放射線の線量と、
    前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置での複数回の撮影のうち、前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎の撮影回数と同数の撮影における前記放射線源から前記被写体に照射する前記放射線の線量と、が同一である、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎の撮影回数は1回ずつである、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 放射線を出射する放射線源と、
    検出面に入射された放射線に基づいて放射線画像を撮影する放射線検出器と、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の制御装置と、
    を備えた放射線画像撮影装置。
  8. 軸回りに回転可能な放射線源を軸回りに移動させて放射線検出器の検出面に対して照射する放射線の放射線軸の入射角度を、当該入射角度を異ならせる入射角度範囲内で、前記検出面の法線方向となる第1角度、及び前記第1角度と異なる複数の第2角度を含む、複数の角度とする工程と
    前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置で放射線画像を複数回撮影させ、前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎に前記複数回より少ない回数で撮影する工程と
    撮影された複数の放射線画像に基づいて、トモシンセシスによる再構成画像及び合成2次元画像の少なくとも一方を生成する工程と、を含み
    前記撮影する工程は、前記入射角度範囲が広いほど、前記入射角度が前記第1角度の場合の撮影回数を多くする、
    トモシンセシス撮影用の放射線画像撮影方法。
  9. コンピュータに、
    軸回りに回転可能な放射線源を軸回りに移動させて放射線検出器の検出面に対して照射する放射線の放射線軸の入射角度を、当該入射角度を異ならせる入射角度範囲内で、前記検出面の法線方向となる第1角度、及び前記第1角度と異なる複数の第2角度を含む、複数の角度とさせる手順と
    前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置で放射線画像を複数回撮影させ、前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎に前記複数回より少ない回数で撮影させる手順と
    撮影された複数の放射線画像に基づいて、トモシンセシスによる再構成画像及び合成2次元画像の少なくとも一方を生成する手順と、を実行させ、
    前記撮影させる手順は、前記入射角度範囲が広いほど、前記入射角度が前記第1角度の場合の撮影回数を多くする、
    トモシンセシス撮影用の放射線画像撮影プログラム。
  10. 軸回りに回転可能な放射線源を軸回りに移動させて放射線検出器の検出面に対して照射する放射線の放射線軸の入射角度を、当該入射角度を異ならせる入射角度範囲内で、前記検出面の法線方向となる第1角度、及び前記第1角度と異なる複数の第2角度を含む、複数の角度とする制御を行う線源制御部と、
    前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置で放射線画像を複数回撮影させ、前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎に前記複数回より少ない回数で撮影させる制御を行う撮影制御部と、
    撮影された複数の放射線画像に基づいて、トモシンセシスによる再構成画像及び合成2次元画像の少なくとも一方を生成する生成部と、を備え
    前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置、及び前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎の1回の撮影毎に前記放射線源から被写体に照射する前記放射線の線量は同一の線量である、
    トモシンセシス撮影用の制御装置。
  11. 前記生成部は前記合成2次元画像を生成する場合、前記撮影によって得られた全ての放射線画像を用いて生成するか、または、前記入射角度が前記第1角度とされた撮影によって得られた複数の放射線画像のみを用いて生成する、
    請求項10に記載の制御装置。
  12. 前記撮影制御部は、前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置で前記放射線画像を撮影する場合、前記放射線源の移動を停止させて撮影を行い、前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置で前記放射線画像を撮影する場合、前記放射線源を移動させながら撮影を行う、
    請求項10又は11に記載の制御装置。
  13. 軸回りに回転可能な放射線源を軸回りに移動させて放射線検出器の検出面に対して照射する放射線の放射線軸の入射角度を、当該入射角度を異ならせる入射角度範囲内で、前記検出面の法線方向となる第1角度、及び前記第1角度と異なる複数の第2角度を含む、複数の角度とする制御を行う線源制御部と、
    前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置で放射線画像を複数回撮影させ、前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎に前記複数回より少ない回数で撮影させる制御を行う撮影制御部と、
    撮影された複数の放射線画像に基づいて、トモシンセシスによる再構成画像及び合成2次元画像の少なくとも一方を生成する生成部と、を備え
    前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎の撮影における前記放射線源から被写体に照射する前記放射線の線量と、
    前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置での複数回の撮影のうち、前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎の撮影回数と同数の撮影における前記放射線源から前記被写体に照射する前記放射線の線量と、が同一である、
    トモシンセシス撮影用の制御装置。
  14. 前記生成部は前記合成2次元画像を生成する場合、前記撮影によって得られた全ての放射線画像を用いて生成するか、または、前記入射角度が前記第1角度とされた撮影によって得られた複数の放射線画像のみを用いて生成する、
    請求項13に記載の制御装置。
  15. 前記撮影制御部は、前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置で前記放射線画像を撮影する場合、前記放射線源の移動を停止させて撮影を行い、前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置で前記放射線画像を撮影する場合、前記放射線源を移動させながら撮影を行う、
    請求項13又は14に記載の制御装置。
  16. 軸回りに回転可能な放射線源を軸回りに移動させて放射線検出器の検出面に対して照射する放射線の放射線軸の入射角度を、当該入射角度を異ならせる入射角度範囲内で、前記検出面の法線方向となる第1角度、及び前記第1角度と異なる複数の第2角度を含む、複数の角度とする制御を行う線源制御部と、
    前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置で放射線画像を複数回撮影させ、前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎に前記複数回より少ない回数で撮影させる制御を行う撮影制御部と、
    撮影された複数の放射線画像に基づいて、トモシンセシスによる再構成画像及び合成2次元画像の少なくとも一方を生成する生成部と、を備え
    前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置毎の撮影回数は1回ずつである、
    トモシンセシス撮影用の制御装置。
  17. 前記生成部は前記合成2次元画像を生成する場合、前記撮影によって得られた全ての放射線画像を用いて生成するか、または、前記入射角度が前記第1角度とされた撮影によって得られた複数の放射線画像のみを用いて生成する、
    請求項16に記載の制御装置。
  18. 前記撮影制御部は、前記入射角度が前記第1角度とされた前記放射線源の位置で前記放射線画像を撮影する場合、前記放射線源の移動を停止させて撮影を行い、前記入射角度が前記第2角度とされた前記放射線源の位置で前記放射線画像を撮影する場合、前記放射線源を移動させながら撮影を行う、
    請求項16又は17に記載の制御装置。
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