JP6472564B1 - データ送信プログラム、データ送信システム、及び、データ送信方法 - Google Patents

データ送信プログラム、データ送信システム、及び、データ送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】データの誤送信やサーバへの不正アクセスに対して、添付ファイルからの情報漏洩を防ぐことができるデータ送信プログラム、データ送信システム、及び、データ送信方法を提供する。【解決手段】データ送信プログラム20は、送信側の情報処理装置11からインターネットを介して受信側の情報処理装置12にデータD0を送信するときに、その送信側の情報処理装置11に、データD0を単独では読み取り不可能な少なくとも二つの分割データD1、D2に分割させる手順と、次いで、一方の分割データD1をデータD0を送信する際に経由するメールサーバ13、14とは異なる配信用サーバ15に転送させて、保存させる手順と、次いで、他方の分割データD2を受信側の情報処理装置12に送信させる手順と、を実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、データ送信プログラム、データ送信システム、及び、データ送信方法に関し、より詳細には、インターネットを介して送信されるデータからの情報漏洩を防ぐデータ送信プログラム、データ送信システム、及び、データ送信方法に関する。
インターネットを介して送信されるデータに対してパスワードを付与したり、そのデータを単独では読み取り不可能に複数に分割したりして、データから秘密情報が漏洩することを防ぐ対策が行われている。インターネットを介して送信されるデータとしては、電子メールに添付された添付ファイル、ファイル転送プロトコル(FTP;File Transfer Protocol)を介して送受信されるデータが例示される。
これに関して、データを送信する経路に介在するサーバにおいて秘密分散法を用いて添付ファイルを複数の分割片に分割することで、安全に送信するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムは、メールサーバにおいて送信側のメールクライアントから送信された添付付電子メールから添付ファイルを分離して、分離した添付ファイルを、秘密分散法を用いて複数の分割片に分割し、分割した分割片を1片ずつ、タイミングを変えて受信側のメールクライアントに送信している。
特開2007−004496号公報
ところで、インターネットを介して送信されるデータから秘密情報が漏洩する場合は、送信者が誤った受信者に対してデータを送信した場合や、データの送信経路に介在するサーバへの不正アクセスが生じた場合が考えられる。
つまり、特許文献1に記載のシステムのように秘密分散法を用いてデータを複数の分割片に分割したとしても、送信者が誤った受信者に対してデータを送信していた場合に、その誤った受信者に向けてすべての分割片が送信されるおそれがある。また、メールサーバへの不正アクセスが生じた場合にも、メールサーバに保存されたすべての分割片や分割する前の添付ファイルが外部に流出するおそれがある。
本発明の目的は、データの誤送信やサーバへの不正アクセスに対して、添付ファイルからの情報漏洩を防ぐことができるデータ送信プログラム、データ送信システム、及び、データ送信方法を提供することである。
上記の目的を達成する本発明のデータ送信プログラムは、送信側の情報処理装置にインストールされるデータ送信プログラムにおいて、前記送信側の情報処理装置からインターネットを介して受信側の情報処理装置にデータを送信するときに、その送信側の情報処理装置に、前記データを単独では読み取り不可能な少なくとも二つの分割データに分割させる手順と、次いで、前記分割データのうちの一方の分割データを前記データを送信する際に経由するサーバとは異なり、自身に保存されたその一方の分割データにアクセスが生じたときに前記分割データのうちの他方の分割データが前記受信側の情報処理装置に受信されたことが確認された後に送信される通知に基づいてアクセスしてきたクライアントが前記他方の分割データを受け取った受信者であることを確認した場合にそのクライアントに対して前記一方の分割データの配信を許可する配信用サーバに転送させて、保存させる手順と、次いで、前記他方の分割データを前記受信側の情報処理装置に送信させる手順と、前記配信用サーバに保存された前記一方の分割データへのアクセスを可能にする前記通知を作成させる手順と、を実行させ、前記他方の分割データが前記受信側の情報処理装置に送信されたときに、前記通知が前記送信側の情報処理装置に一時保存された状態で留まることを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明のデータ送信システムは、インターネットを介してデータを送信するデータ送信システムにおいて、前記データを受信側の情報処理装置に送信する機能を有する送信側の情報処理装置と、前記データを送信するときに経由するサーバとは異なる配信用サーバとを備え、前記送信側の情報処理装置が、前記データを送信するときに機能する分割部、転送部、通知部、及び、送信部を有し、前記分割部が前記データを単独では読み取り不可能な少なくとも二つの分割データに分割する情報処理を行い、前記転送部が分割したそれらの分割データのうちの一方の分割データを前記配信用サーバに転送して保存する情報処理を行い、前記通知部が前記配信用サーバに保存された前記一方の分割データへのアクセスを可能にする通知を作成する情報処理を行い、前記送信部が他方の分割データを前記受信側の情報処理装置に送信する情報処理を行い、前記他方の分割データを前記受信側の情報処理装置に送信したときに、前記通知を前記送信側の情報処理装置に一時保存された状態で留まらせる構成にし、前記配信用サーバが、前記配信用サーバに保存された前記一方の分割データにアクセスが生じたときに機能する許可部を有し、前記許可部が、前記他方の分割データが前記受信側の情報処理装置に受信されたことが確認された後に送信された前記通知に基づいてアクセスしてきたクライアントが前記他方の分割データを受け取った受信者であるか否かを確認する情報処理を行い、前記クライアントが前記受信者であることを確認した場合にそのクライアントに対して前記一方の分割データの配信を許可する情報処理を行う構成にしたことを特徴とする。
上記の目的を達成する本発明のデータ送信方法は、インターネットを介してデータを送信するデータ送信方法において、送信側の情報処理装置から受信側の情報処理装置にデータを送信するときに、前記送信側の情報処理装置により、前記データを単独では読み取り不可能な少なくとも二つの分割データに分割し、次いで、分割したそれらの分割データのうちの一方の分割データを、前記データを送信するときに経由するサーバとは異なる配信用サーバに転送して保存し、次いで、前記配信用サーバに保存した前記一方の分割データへのアクセスを可能にする通知を作成するとともに、他方の分割データを前記受信側の情報処理装置に送信し、前記他方の分割データを前記受信側の情報処理装置に送信したときに、前記通知を前記送信側の情報処理装置に一時保存された状態で留まらせ、前記他方の分割データが前記受信側の情報処理装置に受信されたことが確認された後に、前記送信側の情報処理装置により、前記通知を前記受信側の情報処理装置に送信し、前記配信用サーバに保存された前記一方の分割データに、前記通知に基づいたアクセスが生じたときに、前記配信用サーバにより、アクセスしてきたクライアントが前記他方の分割データを受け取った受信者であるか否かを確認し、次いで、そのクライアントが前記受信者であることが確認されると前記一方の分割データの配信を許可し、前記配信用サーバから配信された前記一方の分割データと、前記送信側の情報処理装置から送信された前記他方の分割データから前記データが復元されることを特徴とする。
本発明は、送信されるデータを分割し、分割した一方の分割データを配信用サーバに保存し、他方の分割データを直接的に受信者に向けて送信する。つまり、他方の分割データを受信しても、実際のデータを読み取るには、送信者に連絡して配信用サーバに保存された一方の分割データを取得する作業が必要になる。
このように、本発明によれば、データを分割した分割データがそれぞれ異なる場所(受信者と配信用サーバ)に送信、保存されることで、データが読み取り可能な状態で受信者に一方的に送信されることや、サーバ上に読み取り可能な状態で保存されることを回避することができる。これにより、データの誤送信やサーバへの不正アクセスが生じたとしても、データから秘密情報が漏洩することを防ぐことができる。
本発明のデータ送信プログラム及びデータ送信システムの実施形態を例示する構成図である。 図1のダイアログボックスを例示する構成図である。 図1の通知電子メールを例示する構成図である。 図1のメールアドレスを入力するウェブページを例示する構成図である。 図1のパスワードを入力するウェブページを例示する構成図である。 本発明のデータ送信方法の実施形態を例示するフロー図の一部である。 図6のAから続くフロー図である。 図7のBから続くフロー図である。 図8のCから続くフロー図である。
以下、本発明のデータ送信プログラム、データ送信システム、及びデータ送信方法の実施形態について説明する。
図1に例示するように、データ送信システム10は、送信側の情報処理装置11から受信側の情報処理装置12へデータD0を送信するシステムであり、データD0を添付ファイルとして電子メールを用いて送信するシステムである。データ送信プログラム20は、送信側の情報処理装置11にインストールされて、その情報処理装置11に電子メールを送信させるときに機能するプログラムである。
データ送信システム10は、情報処理装置11、12、各種のメールサーバ13、14、及び、配信用サーバ15を備え、各機器(11〜15)がインターネットを介して相互にデータ通信可能に接続される。
各機器(11〜15)は、各種情報処理を行うCPU、その各種情報処理を行うために用いられるプログラムや情報処理結果を読み書き可能な内部記憶装置、及び各種インターフェースなどから構成されるハードウェアである。本明細書において、「サーバ」とは、各クライアントからの要求に対して情報や処理結果を提供(返答)する機能を有する情報処理装置(サーバコンピュータ)を示す。
情報処理装置11、12としては、インターネットを介してデータD0を送受信可能な機能を有するプログラムがインストールされた装置であればよい。具体的に、この実施形態の情報処理装置11、12は、電子メールを用いてデータD0を送受信可能な機能を有するプログラムとして、データ送信プログラム20、電子メールクライアントプログラム21、40がインストールされた装置であり、受信側の情報処理装置12は、更に、ウェブサイトを表示可能なウェブブラウザ41がインストールされた装置である。情報処理装置11、12としては、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、携帯電話、及び、家電機器が例示される。
メールサーバ13、14は、POP、SMTP、IMAPなどのプロトコルを利用して、電子メールを配送、保存する機能を有するサーバである。メールサーバ13は送信者のメールアドレスA1に対して電子メールが送受信される場合に経由されるサーバであり、メールサーバ14は受信者のメールアドレスA2に対して電子メールが送受信される場合に経由されるサーバである。つまり、送信者のメールアドレスA1から受信者のメールアドレスA2に電子メールを送信する場合に、電子メールは情報処理装置11、メールサーバ13、メールサーバ14、及び受信者の情報処理装置12の順に配送され、受信者のメールアドレスA2から送信者のメールアドレスA1に電子メールを送信する場合に、その逆の順に配送される。なお、一般的なメールサーバは、電子メールの送信や配送を行う機能を有するサーバ、クライアントが電子メールを受信するための機能を有するサーバ、電子メールをサーバ上で管理する機能を有するサーバなど機能に応じて区別されるが、本明細書において、メールサーバ13、14はそれぞれの機能を有するものとして扱うこととする。
配信用サーバ15は、データD0が送信されるときに経由するサーバと異なるサーバであり、送信側の情報処理装置11及び受信側の情報処理装置12の間の経路に介在するメールサーバ13、14と異なるサーバである。配信用サーバ15は、メールサーバ13、14と少なくともグローバルIPアドレスが異なるサーバであることが好ましく、メールサーバ13、14と物理的に異なるサーバで構成されることがより好ましい。配信用サーバ15は、ウェブサーバプログラム30がインストールされたウェブサーバ(HTTPサーバともいう)で構成され、HTTPプロトコルを利用して、クライアントから送信されたリクエストに応答してレスポンスを返信する機能を有するサーバである。
データ送信プログラム20は、情報処理装置11の内部記憶装置に記憶されて、CPUにより適宜読み出されて、実行されて、情報処理装置11に電子メールを送信させるときに機能するプログラムである。データ送信プログラム20は、情報処理装置11に予めインストールされている電子メールクライアントプログラム21に対して機能を拡張するプログラム(アドインソフトウェア、アドオンソフトウェア、プラグインソフトウェアともいう)である。
電子メールクライアントプログラム21としては、電子メールの作成、送信、受信、受信した電子メールの管理、閲覧などの各種機能を有したものであればよく、情報処理装置11にインストールされるプログラムの他に、ウェブブラウザを通じて機能するものウェブアプリケーションで構成されてもよい。なお、データ送信プログラム20が電子メールクライアントプログラム21の機能を有してもよい。
データ送信プログラム20は、各機能要素として、設定部22、分割部23、転送部24、通知部25、及び、送信部26を有する。各機能要素は、それぞれが独立に実行される個別のプログラムで構成されてもよい。
各機能要素は、情報処理装置11の電子メールクライアントプログラム21からメール本文T0に添付ファイルとしてデータD0が添付された添付付電子メールM0が送信されるときに、最初に設定部22が機能する。次いで、設定部22を介して送信者によりその他の各機能要素に対する設定が行われた後に、分割部23から符号順に順次、CPUに読み出されて予め設定された手順を情報処理装置11に実行させる。
設定部22は、電子メールクライアントプログラム21における処理結果を常時監視し、添付付電子メールM0を送信させる手順が実行されるときに機能して、送信者に対して送信される添付付電子メールM0に関する複数の事項を確認させる手順を実行させる機能要素である。同様に、設定部22は、後述する通知部25で作成されて通知電子メールM3を送信させる手順が実行されるときにも機能して、送信者に対して送信される通知電子メールM3に関する複数の事項を確認させる手順を実行させる機能要素でもある。加えて、設定部22は、添付付電子メールM0の受信者のメールアドレスA2を抽出し、転送部24に出力する機能要素でもある。
設定部22は、確認させる手順として、電子メールクライアントプログラム21における電子メールの送信ボタンが押されたときに、電子メールクライアントプログラム21に対するモーダルウィンドウであるダイアログボックス27を表示させる手順を情報処理装置11に実行させる機能要素である。ダイアログボックス27は、送信者が添付付電子メールM0のデータD0を分割するか否かを選択可能な分割確認チェックボックス27aを有する。また、ダイアログボックス27は、抽出した受信者のメールアドレスA2が誤っていないか否かを確認可能なアドレス確認チェックボックス27bを有する。
分割部23は、設定部22で表示させたダイアログボックス27において添付付電子メールM0のデータD0を分割して送信することが選択された場合に機能する。分割部23は、分割確認チェックボックス27aにチェックが入っていない場合に、添付付電子メールM0からデータD0を分離させて、分離させたデータD0を単独では読み取り不可能な少なくとも二つの分割データD1、D2に分割させる手順を情報処理装置11に実行させる機能要素である。分割部23において分割された分割データD1は、自己復元プログラムファイルF1に変換されて転送部24に出力され、分割データD2は、送信部26に出力される。
分割部23は、データとして分割データD1を含んで成る自己復元プログラムファイルF1を生成する機能要素でもある。自己復元プログラムファイルF1は、自身と分割データD2との両方が揃った状態で機能するプログラムファイルであり、実行されるとデータD0が自動的に復元されるものである。
本明細書において、単独では読み取り不可能な分割データD1、D2とは、好ましくは分割されたうちのいくつか、より好ましくは分割された全ての分割データが揃わない限りデータD0から情報を読み取ることが不可能なデータを示す。
そこで、分割部23は、秘密分散方式を用いてデータD0を分割することが好ましく、秘密分散方式のうちのAONT(All Or Nothing Transform)方式を用いてデータD0を分割することがより好ましい。秘密分散方式とは、元データを複数の分散データに分割して管理する方式であり、AONT方式以外に元データをn個の分割データに分割し、任意の分割データをk(n>k)個集めることで元データを復元可能な閾値分散方式(シャミアの秘密分散方式)が例示される。AONT方式は、元データをランダム(無意味)なビット列に変換、分割し、変換後のビット列のうちの1ビットでも欠如すると元データを復元不可能な秘密分散方式の一種である。AONT方式は、その他に、元データの容量と分割後の総データ容量とが略等しくなるという特徴と、分割後の分割データの数や容量の比率を自在に設定可能になるという特徴とを有している。
したがって、分割部23が、AONT方式を用いてデータD0を分割することで、分割した分割データD1、D2の全てが揃わないとデータD0を復元不可能になり、セキュリティの向上には有利になる。また、分割部23が、AONT方式を用いてデータD0を分割することで、分割後の分割データの数を自在に設定可能になる。但し、データD0を三つ以上の分割データに分割すると、可用性や利便性が低下することから、データD0を二つの分割データD1、D2に分割することが望ましい。加えて、分割部23が、AONT方式を用いてデータD0を分割することで、分割データD1、D2の容量の比率を自在に設定可能になり、分割データD2を分割データD1よりも小さい容量にできる。このように、分割データD2の容量を、電子メールクライアントプログラム21、メールサーバ13、14、及び情報処理装置12の電子メールクライアントプログラム40のそれぞれが扱うことが可能な容量にするには有利になる。また、後述するように電子メールに添付される分割データD2の容量を小さくすることで、メール送信システムへの負荷を軽減するには有利になる。
転送部24は、分割部23における情報処理が完了した後に機能し、配信用サーバ15の登録部31を介して、配信用サーバ15に対してリクエストを送信させる手順を情報処理装置11に実行させる機能要素である。転送部24は、分割部23で分割された分割データD1が含まれる自己復元プログラムファイルF1を配信用サーバ15に転送、保存させる手順と、受信者のメールアドレスA2を配信用サーバ15に転送して保存させるリクエストを送信させる手順を情報処理装置11に実行させる機能要素である。より具体的に、転送部24は、登録部31を介して配信用サーバ15のデータベース37(後述する)に自己復元プログラムファイルF1、及び、受信者のメールアドレスA2を互いに関連付けた状態で登録させる手順を配信用サーバ15に実行させるリクエストを送信させる手順を情報処理装置11に実行させる機能要素である。
通知部25は、転送部24における情報処理が完了した後(転送部24からのリクエストに対する配信用サーバ15からのレスポンスを受信した後)に機能し、情報処理装置11に、宛先を空欄とし、メール本文に分割データD1へのアクセスを可能にする通知が記載された通知電子メールM3を作成させる手順を実行させる機能要素である。通知部25は、電子メールクライアントプログラム21を介して、情報処理装置11に通知電子メールM3を作成させる。分割データD1へのアクセスを可能にする通知としては、配信用サーバ15における自己復元プログラムファイルF1の保存場所と受信者のメールアドレスA2との両方がパラメータとして組み込まれた動的なウェブページ36のウェブアドレス(URL:Uniform Resource Locator)U1が例示される。動的なウェブページ36は、ウェブアドレスU1に組み込まれたパラメータを元に配信用サーバ15に予め保存されたテンプレート38にデータベース37に登録されたデータを当て嵌めて表示可能にしたウェブページである。
送信部26は、通知部25における情報処理が完了した後に機能し、情報処理装置11に、置換電子メールM1を作成させて送信させる手順を実行させる機能要素である。置換電子メールM1は、電子メールクライアントプログラム21で作成された添付付電子メールM0に基づいて作成されるメールであり、宛先を受信者のメールアドレスA2とし、メール本文T0に連絡させる指示T1が追記されたものをメール本文(T0+T1)とし、データD0が分割データD2に置き換えられた電子メールである。
連絡させる指示T1は、受信者が送信された置換電子メールM1を受信した場合に、送信者に対してその置換電子メールM1を受信したことを連絡させる指示である。連絡方法としては、電話での連絡、置換電子メールM1の開封確認メール、受信者からの返信電子メールM2が例示される。連絡方法としては、受信者から送信者への電子メールの返信作業が望ましく、連絡させる指示T1としては、受信者から送信者に対して返信電子メールM2を返信させる指示が望ましい。連絡させる指示T1を返信電子メールM2を返信させる指示とすることで、送信者の状況を問わずに返信できる、口頭確認をしないことで周囲の人間に情報が漏れることを防止できる、あるいは、返信電子メールM2のメールアドレスA2をコピーして通知電子メールM3に活用することができる。
ウェブサーバプログラム30は、各機能要素として、登録部31、表示部32、許可部33、パスワード生成部34、及び、管理部35を有する。機能要素は、それぞれが独立に実行される個別のプログラムで構成されてもよい。各機能要素は、クライアントである情報処理装置11や情報処理装置12からインターネットを介して送信されたリクエストに応答してレスポンスを返信するように機能する。
登録部31は、ウェブアプリケーションプログラミングインターフェース(以下、WebAPIという)で構成され、クライアントである情報処理装置11からのリクエストに対してレスポンスを返すように機能する機能要素である。登録部31は、情報処理装置11の転送部24から送信されたリクエストにより、転送された自己復元プログラムファイルF1を配信用サーバ15の内部記憶装置のデータベース37に保存させて登録させる手順を配信用サーバ15に実行させる機能要素である。また、登録部31は、転送部24から送信されたリクエストにより、受信者のメールアドレスA2を配信用サーバ15の内部記憶装置のデータベース37に保存させて登録させる手順を配信用サーバ15に実行させる機能要素である。データベース37に登録された自己復元プログラムファイルF1、及び、受信者のメールアドレスA2は互いに関連付けられて、配信用サーバ15から自己復元プログラムファイルF1を配信させる場合に受信者のメールアドレスA2が必要な状態となる。登録が完了したレスポンスには、動的なウェブページ36のウェブアドレスU1が含まれ、登録部31から情報処理装置11の転送部24を介して、レスポンスを返信することでデータ送信プログラム20の通知部25が機能し、通知電子メールM3にウェブアドレスU1を入力する手順が実行される。
表示部32は、クライアントである情報処理装置12のウェブブラウザ41に通知電子メールM3に記載されたウェブアドレスU1が入力されるリクエストに対して、そのウェブブラウザ41にウェブページ36を表示させるレスポンスを返信させる手順を配信用サーバ15に実行させる機能要素である。表示部32は、予めテンプレート38が用意され、このテンプレート38にデータベース37に登録されたデータが当て嵌められた動的なウェブページ36を作成、表示させる機能を有する。表示部32は、ウェブページ36に表示された入力欄に受信者のメールアドレスA2やパスワードP1が入力されることで、表示を変える機能を有する。
許可部33は、配信用サーバ15に保存された自己復元プログラムファイルF1にアクセスしてきたクライアントが受信者であるか否かを確認させる手順を配信用サーバ15に実行させる機能要素である。また、許可部33は、クライアントが受信者であることを確認した場合にそのクライアントに対して分割データD1を含む自己復元プログラムファイルF1の配信の許可を与える手順を配信用サーバ15に実行させる機能要素である。
許可部33は、確認させる手順として、受信者のメールアドレスA2の入力と、その受信者のメールアドレスA2に対して発行されたパスワードP1の入力との二段階の入力を用いることが望ましい。
具体的に、許可部33は、クライアントからのウェブブラウザ41に表示されたウェブページ36にメールアドレスAxが入力されるリクエストに対して、入力されたメールアドレスAxが受信者のメールアドレスA2であるか否かを確認させる手順を配信用サーバ15に実行させる機能要素である。また、許可部33は、入力されたメールアドレスAxが受信者のメールアドレスA2であると確認すると、入力されたそのメールアドレスA2に対してパスワードP1を発行させるレスポンスを返信させる手順を配信用サーバ15に実行させる機能要素である。つまり、許可部33は、ウェブページ36に受信者のメールアドレスA2以外のメールアドレスが入力された場合は、パスワードP1を発行しない。許可部33は、ウェブページ36に入力された受信者のメールアドレスA2を宛先とし、メール本文にパスワードP1を記載したパスワード電子メールM4を作成、送信する機能要素である。
パスワードP1は、一定時間taごとに自動的に更新され、且つ、一回限り有効なワンタイムパスワードが好ましく、更に、そのワンタイムパスワードがウェブブラウザ41に表示されたウェブページ36を閉じると(情報処理装置12及び配信用サーバ15の通信が途切れた状態になると)無効になることがより好ましい。そこで、ウェブサーバプログラム30がパスワード生成部34を有することが好ましい。このパスワード生成部34は、タイマーにより一定時間taをカウントして、一定時間taごとにワンタイムパスワードとしてパスワードP1を生成し、生成したパスワードP1を許可部33に出力する機能要素である。
このように、パスワードP1をワンタイムパスワードにすることで、セキュリティが向上して、受信者以外の第三者に対する分割データD1の流出を防止するには有利になる。なお、許可部33としては、ウェブページ36に受信者の携帯電話の電話番号を入力して、入力されたその電話番号宛にショートメッセージサービスや拡張メッセージサービスを利用してパスワードP1を発行させる手順を配信用サーバ15に実行させる機能要素としてもよい。また、許可部33を、パスワードP1として時刻同期型ワンタイムパスワードを発行する配信用サーバ15で機能するプログラムと、そのパスワードP1を予め受信者に対して生成するハードウエアトークンとで構成してもよい。
許可部33は、クライアントからのウェブブラウザ41に表示されたウェブページ36にパスワードPxが入力されるリクエストに対して、入力されたパスワードPxが有効なパスワードP1であるか否かを確認させる手順を配信用サーバ15に実行させる機能要素である。また、許可部33は、入力されたパスワードPxが有効なパスワードP1であると確認すると、そのクライアントに対して分割データD1を含む自己復元プログラムファイルF1の配信の許可を与える手順を配信用サーバ15に実行させる機能要素である。配信の許可としては、ウェブページ36を介したダウンロードが例示される。
管理部35は、登録部31により自己復元プログラムファイルF1が配信用サーバ15に保存されてから所定の有効期間tbが経過した有効期限E1に達したときに、自己復元プログラムファイルF1を削除させる手順を配信用サーバ15に実行させる機能要素である。また、管理部35に、配信用サーバ15に保存された自己復元プログラムファイルF1がダウンロードされた場合に、その自己復元プログラムファイルF1を削除させる手順を配信用サーバ15に実行させる機能を追加してもよい。
図2に例示するように、設定部22により表示されるダイアログボックス27は、分割確認チェックボックス27a、アドレス確認チェックボックス27bの他に、電子メールに関する各事項が記載された各欄27c〜27f、それらの各欄に対するチェックボックス27g、27h、警告欄27i、送信ボタン27j、及び送信中止ボタン27kを有する。
送信者によりダイアログボックス27の分割確認チェックボックス27aにチェックが入力されていない状態で、アドレス確認チェックボックス27b、及び各チェックボックス27g、27hにチェックが入力されると、設定部22により、送信ボタン27jが有効な状態になる。次いで、送信者により送信ボタン27jが押下されると、設定部22により、分割部23、転送部24、通知部25、及び、送信部26が順次機能する。
一方、送信者によりダイアログボックス27の全てにチェックが入力されると、設定部22により、警告欄27iにデータD0が分割されない状態で送信される警告を表示させて、送信ボタン27jが有効な状態になる。次いで、送信者により送信ボタン27jが押されると、分割部23、転送部24、通知部25、及び、送信部26が機能せずに、電子メールクライアントプログラム21により添付付電子メールM0が送信される。なお、送信者により送信中止ボタン27kが押下されると、再度、メール本文T0やメールアドレスA2が修正可能になる。
図3に例示するように、通知部25により作成される通知電子メールM3は、宛先(CC、BCCを含む)を空欄とし、メール本文に配信用サーバ15に保存された自己復元プログラムファイルF1(分割データD1)へのアクセスを可能にする通知が記載された電子メールである。その通知は、配信用サーバ15のデータベース37に登録された自己復元プログラムファイルF1の保存場所及び受信者のメールアドレスA2がパラメータとして含まれる動的なウェブページ36のウェブアドレスU1と自己復元プログラムファイルF1の有効期限E1とを含んで構成される。通知部25により作成された通知電子メールM3は、電子メールクライアントプログラム21に一時保存された状態で留まり、送信者により宛先が入力されて、送信ボタンが押されるまで送信されない。このように、通知電子メールM3の宛先を空欄とすることで、送信者に受信者のメールアドレスA2を入力させる手操作の処理を行わせて、再度、メールアドレスA2が正しいか否かを確認させることが可能になり、誤送信の防止に有利になる。また、通知電子メールM3が自動で生成されることで、誤ったウェブアドレスU1が送信されることを回避するには有利になる。なお、通知電子メールM3を送信するときにも、データ送信プログラム20の設定部22が機能して、図2に例示するダイアログボックス27を表示させることで、再度、送信者に確認を促すことで誤送信の防止には有利になる。
図4及び図5に例示するように、表示部32により情報処理装置12のウェブブラウザ41に表示されるウェブページ36は、動的なウェブページであり、予め設定されたテンプレート38にデータを当て嵌めて表示させることで、表示される内容が異なる。つまり、ウェブページ36は、情報処理装置12のウェブブラウザ41を介して送信されるリクエストごとに表示が変わる。
図4に例示するように、ウェブページ36は、ウェブブラウザ41に自己復元プログラムファイルF1の保存場所及び受信者のメールアドレスA2がパラメータとして含まれるウェブアドレスU1が入力されると、ページ内にメールアドレス入力欄36a及び送信ボタン36bが表示される。次いで、受信者により、メールアドレス入力欄36aに受信者のメールアドレスA2が正しく入力されて、送信ボタン36bが押下されると許可部33が機能する。次いで、許可部33により正しい受信者のメールアドレスA2が入力されたことが確認されると、有効なパスワードP1が記載されたパスワード電子メールM4が発行される。なお、メールアドレス入力欄36aに受信者のメールアドレスA2以外のメールアドレスが入力されて、送信ボタン36bが押下されると許可部33により、不正を知らせる警告のダイアログボックスが表示され、パスワード電子メールM4の発行が中止される。
図5に例示するように、ウェブページ36は、許可部33によりパスワード電子メールM4が発行されると、ページ内にパスワード入力欄36c及びダウンロードボタン36dが表示される。次いで、受信者により、パスワード入力欄36cに有効なパスワードP1が入力されて、ダウンロードボタン36dが押下されると、許可部33が機能する。次いで、許可部33により有効なパスワードP1が入力されたことが確認されると、配信用サーバ15から受信者の情報処理装置12への自己復元プログラムファイルF1のダウンロードが開始される。なお、パスワード入力欄36cに無効なパスワードが入力されて、ダウンロードボタン36dが押下されると許可部33により、不正を知らせる警告のダイアログボックスが表示され、自己復元プログラムファイルF1のダウンロードが中止される。
図6〜図9に例示するように、データ送信システム10を用いたデータ送信方法は、送信者により添付付電子メールM0が送信されるときに開始され、送信者により置換電子メールM1が受信者に受信されたことが確認された場合にのみ、受信者が添付付電子メールM0に添付されたデータD0を復元可能にする方法である。
なお、フロー図では、データ送信システム10が行う情報処理を長方形の囲いで示し、送信者及び受信者が行う手操作の処理を長方形以外の平行四辺形の囲いで示す。
図6に例示するように、まず、送信者が電子メールクライアントプログラム21を用いて、宛先を受信者のメールアドレスA2として、メール本文T0にデータD0が添付された添付付電子メールM0を作成して、送信する(電子メールクライアントプログラム21の送信ボタンを押下する)。
この添付付電子メールM0を送信する手操作の処理が行われると、データ送信プログラム20の設定部22により、ダイアログボックス27を表示させる情報処理を情報処理装置11に行わせる(S110)。
次いで、送信者が表示されたダイアログボックス27を確認して、分割確認チェックボックス27aにチェックをしない状態で、アドレス確認チェックボックス27b、チェックボックス27g、27hにチェックを入力して、送信ボタン27jを押下する。
このダイアログボックス27における送信の手操作の処理が行われると、分割部23により、添付付電子メールM0からデータD0を分離させて、AONT方式を用いてそのデータD0を二つの分割データD1、D2に分割させる情報処理を情報処理装置11に行わせる(S120)。次いで、分割部23により、分割データD1を含んで成る自己復元プログラムファイルF1を生成させる情報処理を情報処理装置11に行わせる(S130)。次いで、転送部24により、配信用サーバ15のWebAPIである登録部31に対して自己復元プログラムファイルF1、及び、受信者のメールアドレスA2をデータベース37に登録するリクエストを送信させる情報処理を情報処理装置11に行わせる(S140)。
次いで、ウェブサーバプログラム30の登録部31により、リクエストに基づいて、データベース37に自己復元プログラムファイルF1、及び、受信者のメールアドレスA2を登録させる情報処理を配信用サーバ15に行わせる(S210)。次いで、管理部35により、予め設定された有効期間tbに基づいて有効期限E1を設定させる情報処理を配信用サーバ15に行わせる(S220)。次いで、登録部31により、ウェブページ36のウェブアドレスU1及び有効期限E1を含むレスポンスを情報処理装置11の転送部24に向けて返信させる情報処理を配信用サーバ15に行わせる(S230)。
次いで、図7に例示するように、データ送信プログラム20の転送部24により、レスポンスを受信させる情報処理を情報処理装置11に行わせる(S150)。次いで、通知部25により、ウェブアドレスU1が記載された通知電子メールM3を作成させて、電子メールクライアントプログラム21に対して一時保存させる情報処理を情報処理装置11に行わせる(S160)。次いで、送信部26により、置換電子メールM1を作成させて、送信させる情報処理を情報処理装置11に行わせる(S170)。このステップでは、添付付電子メールM0の本文T0に連絡させる指示T1が追記されるとともに、データD0の代わりに分割データD2が添付された置換電子メールM1を作成させる情報処理を情報処理装置11に行わせる。
次いで、受信者が、情報処理装置12の電子メールクライアントプログラム40を用いて置換電子メールM1を受信して、置換電子メールM1の連絡させる指示T1を確認すると、置換電子メールM1に添付された分割データD2を情報処理装置12の内部記憶装置に保存する。次いで、受信者が、返信電子メールM2を作成して、送信する。
次いで、送信者が、電子メールクライアントプログラム21を用いて返信電子メールM2を受信して、返信電子メールM2の差出人のメールアドレスA2を確認する。次いで、送信者が、電子メールクライアントプログラム21に一時保存されていた通知電子メールM3の宛先に受信者のメールアドレスA2を入力して、送信する。
次いで、図8に例示するように、受信者が、情報処理装置12の電子メールクライアントプログラム40を用いて通知電子メールM3を受信して、通知電子メールM3に記載されたウェブアドレスU1を押下すると、ウェブブラウザ41にウェブアドレスU1が入力される。
ウェブブラウザ41にウェブアドレスU1が入力される手操作の処理が行われると、情報処理装置12からウェブページ36を表示させるリクエストが送信されて、ウェブサーバプログラム30の表示部32により、メールアドレス入力欄36a及び送信ボタン36bが設定されたウェブページ36を作成させ、そのウェブページ36をウェブブラウザ41に表示させる情報処理を配信用サーバ15に行わせる(S240)。
次いで、受信者が、情報処理装置12のウェブブラウザ41を用いて、ウェブページ36のメールアドレス入力欄36aに、メールアドレスAxを入力して、送信ボタン36bを押下する。
メールアドレスAxが入力されるとともに送信ボタン36bが押下される手操作の処理が行われると、ウェブサーバプログラム30の許可部33により、入力されたメールアドレスAxが登録された受信者のメールアドレスA2と等しいか否かを判定させる情報処理を配信用サーバ15に行わせる(S250)。入力されたメールアドレスAxが登録された受信者のメールアドレスA2と等しくないと判定されると、許可部33により、不正なメールアドレスAxが入力された警告が表示されたウェブページ36をウェブブラウザ41にする表示させる情報処理を配信用サーバ15に行わせる(S260)。
一方、入力されたメールアドレスAxが登録された受信者のメールアドレスA2と等しいと判定されると、許可部33により、パスワードP1が記載されたパスワード電子メールM4を作成させて、受信者のメールアドレスA2に向けてそのパスワード電子メールM4を送信させる情報処理を配信用サーバ15に行わせる(S270)。次いで、表示部32により、パスワード入力欄36c及びダウンロードボタン36dが設定されたウェブページ36を作成させ、そのウェブページ36をウェブブラウザ41に表示させる情報処理を配信用サーバ15に行わせる(S280)。
次いで、図9に例示するように、受信者が、情報処理装置12の電子メールクライアントプログラム40を用いてパスワード電子メールM4を受信して、パスワードP1を確認する。次いで、受信者が、ウェブブラウザ41を用いて、ウェブページ36のパスワード入力欄36cに、パスワードPxを入力して、ダウンロードボタン36dを押下する。
パスワードPxが入力されるとともにダウンロードボタン36dが押下される手操作の処理が行われると、ウェブサーバプログラム30の許可部33により、入力されたパスワードPxが現時点で有効なパスワードP1と等しいか否かを判定させる情報処理を配信用サーバ15に行わせる(S290)。入力されたパスワードPxが有効なパスワードP1と等しくないと判定されると、許可部33により、入力されたパスワードPxの誤りの警告が表示されたウェブページ36をウェブブラウザ41にする表示させる情報処理を配信用サーバ15に行わせる(S300)。
一方、入力されたパスワードPxがパスワードP1と等しいと判定されると、許可部33により、保存された自己復元プログラムファイルF1を配信させる情報処理を配信用サーバ15に行わせる(S310)。なお、ここでの配信方法はウェブブラウザ41を介した配信用サーバ15から情報処理装置12へのダウンロードである。また、自己復元プログラムファイルF1の配信が完了した場合に、配信用サーバ15のデータベース37の自己復元プログラムファイルF1、メールアドレスA2の登録を解除させて、内部記憶装置から削除させることが望ましい。
次いで、受信者が、情報処理装置12の内部記憶装置にダウンロードされた自己復元プログラムファイルF1を実行させると、置換電子メールM1を用いて送信された分割データD2と配信用サーバ15からダウンロードされた自己復元プログラムファイルF1とからデータD0が復元される。この復元する手操作の処理が行われて、このデータ送信方法が完了する。
以上のように、データ送信システム10及びデータ送信プログラム20によれば、データD0を復元するには、送信者から受信者にデータD0が転送される過程において、送信者が受信者からの返信電子メールM2を確認する手操作の処理を介在させることが必須になる。それ故、データD0の誤送信を回避するには有利になり、データD0から秘密情報が読み取り可能な状態で受信者に一方的に送信されることを防ぐことができる。
また、データ送信システム10及びデータ送信プログラム20によれば、分割した分割データD1を含む自己復元プログラムファイルF1と、分割データD2のそれぞれを互いに異なるサーバを経由させることで、データD0を読み取り可能な状態でインターネット上に保存されることを回避する。それ故、全てのサーバに対して不正アクセスが生じる場合を除いて、インターネット上でのデータD0の復元を不可能にして、セキュリティを高めることができる。
これにより、データ送信システム10及びデータ送信プログラム20によれば、添付付電子メールM0の誤送信やメールサーバ13、14への不正アクセスが生じたとしても、データD0から秘密情報が外部に漏洩することを防ぐことができる。
データ送信システム10及びデータ送信プログラム20によれば、データD0よりも容量が小さい分割データD2が添付された置換電子メールM1を受信者に向けて送信する。これにより、受信者の通信システムへの負荷を低減することができる。なお、配信用サーバ15のウェブサーバプログラム30がデータ送信プログラム20における分割部23と同様の機能要素を備えることで、受信者が配信用サーバ15に保存された分割データD1をダウンロードするときに、さらに、その分割データD1を分割して一つ一つのダウンロードサイズを小さくさせるようにしてもよい。
データ送信システム10及びデータ送信プログラム20によれば、宛先を空欄とした通知電子メールM3が自動で作成されて、電子メールクライアントプログラム21に一時保存される。これにより、送信者は、返信電子メールM2を確認し、確認した受信者のメールアドレスA2を通知電子メールM3に入力する手操作の処理を行う過程で、再度、受信者のメールアドレスA2が正しいか否かを判断することができる。つまり、プログラムで情報処理される過程に手操作の処理を介在させることで、送信者に対して確認作業の猶予を与えることができる。
データ送信システム10及びデータ送信プログラム20によれば、添付付電子メールM0のメール本文T0に受信者に対して置換電子メールM1を受信したことを送信者が確認可能な作業を行わせる指示T1が追記されることで、受信者に対して置換電子メールM1への返信を促すことができる。指示T1としては、置換電子メールM1に対する返信電子メールM2を返信させる指示にすることで、再度、送信者が受信者のメールアドレスA2が正しいか否かを判断することができ、誤送信を回避するには有利になる。
既述した実施形態に対して、データ送信プログラム20が、配信用サーバ15に分割データD1を保存し、分割データD2を含む自己復元プログラムファイルを置換電子メールM1に添付して受信者に送信するように構成してもよい。
また、既述した実施形態に対して、データ送信プログラム20が、ファイル転送プロトコルを利用するFTPクライアントプログラムやそのクライアントプログラムに対して機能を拡張するプログラムで構成されてもよい。この場合に、配信用サーバ15は、FTPサーバとは異なるサーバであればよい。また、データ送信プログラム20が、オンラインストレージサービスを利用するプログラム(例えば、ウェブブラウザ)やそのプログラムに対して機能を拡張するプログラムで構成されてもよい。この場合に、配信用サーバ15は、オンラインストレージサービスで使用されるサーバと異なるサーバであればよい。
データ送信システム10は、データ送信プログラム20がインストールされた情報処理装置11に加えて、配信用サーバ15により、アクセスしてきたクライアントが分割データD2を受け取った受信者か否かを確認した場合に分割データD1を含む自己復元プログラムファイルF1のダウンロードの許可を与える構成にした。このように、配信用サーバ15に保存された分割データD1や自己復元プログラムファイルF1の配信を許可制にすることで、セキュリティを向上することができる。
データ送信システム10は、ウェブブラウザ41にウェブアドレスU1が入力されることで、配信用サーバ15のデータベース37に登録された自己復元プログラムファイルF1、メールアドレスA2を元に動的なウェブページ36が作成される。この動的なウェブページ36は、自己復元プログラムファイルF1をダウンロードするために、受信者のメールアドレスA2が必須となり、受信者以外からのアクセスを防ぐことができる。
更に、この動的なウェブページ36は、自己復元プログラムファイルF1をダウンロードするために、入力された受信者のメールアドレスA2に送信されたパスワード電子メールM4に記載された有効なパスワードP1が必要となる。このように、受信者のメールアドレスA2に加えて、そのメールアドレスA2に送信されるパスワードP1が必要となる二段階の確認により、セキュリティを向上することができる。
なお、既述した実施形態では、受信者のメールアドレスA2とパスワードP1との二段階の確認を行う構成にしたが、パスワードP1の発行を任意に選択できる構成にして、受信者のメールアドレスA2の確認のみにすることもできる。
受信者のメールアドレスA2は、添付付電子メールM0の宛先(To)に限定されず、例えば、添付付電子メールM0に宛先の他に複写先(CC、BCC)が入力されている場合は、その複写先も含む。つまり、一つの添付付電子メールM0に宛先及び複写先を含む複数の受信者のメールアドレスA2が入力されている場合は、メールアドレスA2ごとに通知電子メールM3に記載されるウェブアドレスU1が異なることになる。
10 データ送信システム
11 送信側の情報処理装置
12 受信側の情報処理装置
13、14 メールサーバ
15 配信用サーバ
20 データ送信プログラム
23 分割部
24 転送部
25 通知部
26 送信部
30 ウェブサーバプログラム
31 登録部
33 許可部
D0 データ
D1、D2 分割データ
P1 パスワード

Claims (11)

  1. 送信側の情報処理装置にインストールされるデータ送信プログラムにおいて、
    前記送信側の情報処理装置からインターネットを介して受信側の情報処理装置にデータを送信するときに、その送信側の情報処理装置に、
    前記データを単独では読み取り不可能な少なくとも二つの分割データに分割させる手順と、
    次いで、前記分割データのうちの一方の分割データを前記データを送信する際に経由するサーバとは異なり、自身に保存されたその一方の分割データにアクセスが生じたときに前記分割データのうちの他方の分割データが前記受信側の情報処理装置に受信されたことが確認された後に送信される通知に基づいてアクセスしてきたクライアントが前記他方の分割データを受け取った受信者であることを確認した場合にそのクライアントに対して前記一方の分割データの配信を許可する配信用サーバに転送させて、保存させる手順と、
    次いで、前記他方の分割データを前記受信側の情報処理装置に送信させる手順と、前記配信用サーバに保存された前記一方の分割データへのアクセスを可能にする前記通知を作成させる手順と、を実行させ、
    前記他方の分割データが前記受信側の情報処理装置に送信されたときに、前記通知が前記送信側の情報処理装置に一時保存された状態で留まることを特徴とするデータ送信プログラム。
  2. 前記データが、送信者のメールアドレスからメールサーバを経由させて受信者のメールアドレスに向けて送信される添付付電子メールのメール本文に添付された添付ファイルであり、
    前記添付付電子メールが送信されるときに、前記送信側の情報処理装置に、前記分割させる手順と前記保存させる手順と前記送信させる手順とを実行させ、
    前記保存させる手順が、前記一方の分割データを、前記メールサーバとは異なる前記配信用サーバに転送させて、保存させる手順であり、
    前記送信させる手順が、前記添付付電子メールに添付された前記データを前記他方の分割データに置き換えた置換電子メールを前記添付付電子メールの代わりに前記メールサーバを経由させて前記受信者のメールアドレスに向けて送信させる手順である請求項1に記載のデータ送信プログラム。
  3. 前記送信させる手順が、前記添付付電子メールのメール本文に、前記受信者が前記置換電子メールを受信した場合に、前記送信者に対してその置換電子メールを受信したことを連絡させる指示を追記させる手順を含む請求項2に記載のデータ送信プログラム。
  4. 前記作成させる手順が、宛先を空欄とし、メール本文に前記通知が記載された通知電子メールを作成させる手順である請求項2又は3に記載のデータ送信プログラム。
  5. 前記保存させる手順が、前記一方の分割データと前記受信者のメールアドレスとを関連付けて前記配信用サーバに保存させる手順であり、
    前記通知は、前記配信用サーバにおける前記一方の分割データの保存場所と、前記受信者のメールアドレスとをパラメータとして含む動的なウェブページのウェブアドレスである請求項2〜4のいずれか1項に記載のデータ送信プログラム。
  6. 前記分割させる手順は、前記送信側の情報処理装置に、AONT(All Or Nothing Transform)方式を用いて前記データを分割させる手順である請求項1〜5のいずれか1項に記載のデータ送信プログラム。
  7. 前記他方の分割データの容量は、前記一方の分割データの容量よりも小さい容量に設定される請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータ送信プログラム。
  8. インターネットを介してデータを送信するデータ送信システムにおいて、
    前記データを受信側の情報処理装置に送信する機能を有する送信側の情報処理装置と、前記データを送信するときに経由するサーバとは異なる配信用サーバとを備え、
    前記送信側の情報処理装置が、前記データを送信するときに機能する分割部、転送部、通知部、及び、送信部を有し、前記分割部が前記データを単独では読み取り不可能な少なくとも二つの分割データに分割する情報処理を行い、前記転送部が分割したそれらの分割データのうちの一方の分割データを前記配信用サーバに転送して保存する情報処理を行い、前記通知部が前記配信用サーバに保存された前記一方の分割データへのアクセスを可能にする通知を作成する情報処理を行い、前記送信部が他方の分割データを前記受信側の情報処理装置に送信する情報処理を行い、前記他方の分割データを前記受信側の情報処理装置に送信したときに、前記通知を前記送信側の情報処理装置に一時保存された状態で留まらせる構成にし、
    前記配信用サーバが、前記配信用サーバに保存された前記一方の分割データにアクセスが生じたときに機能する許可部を有し、前記許可部が、前記他方の分割データが前記受信側の情報処理装置に受信されたことが確認された後に送信された前記通知に基づいてアクセスしてきたクライアントが前記他方の分割データを受け取った受信者であるか否かを確認する情報処理を行い、前記クライアントが前記受信者であることを確認した場合にそのクライアントに対して前記一方の分割データの配信を許可する情報処理を行う構成にしたことを特徴とするデータ送信システム。
  9. 前記転送部が、前記保存する情報処理として、前記一方の分割データと前記受信者のメールアドレスとを関連付けて前記配信用サーバに保存する情報処理を行い、
    前記許可部が、前記確認する情報処理として、前記配信用サーバにおける前記一方の分割データの保存場所と前記受信者のメールアドレスとをパラメータとして含む動的なウェブページに前記クライアントにより入力されたメールアドレスが前記受信者のメールアドレスか否かを確認する情報処理を行う構成にした請求項8に記載のデータ送信システム。
  10. 前記許可部が、前記確認する情報処理として、前記ウェブページに前記受信者のメールアドレスが入力されると、入力されたその受信者のメールアドレスに向けてメール本文に有効なパスワードが記載されたパスワード電子メールを送信し、前記ウェブページにそのパスワード電子メールを受信した前記クライアントにより入力されたパスワードが前記有効なパスワードか否かを確認する情報処理を行う請求項9に記載のデータ送信システム。
  11. インターネットを介してデータを送信するデータ送信方法において、
    送信側の情報処理装置から受信側の情報処理装置にデータを送信するときに、
    前記送信側の情報処理装置により、前記データを単独では読み取り不可能な少なくとも二つの分割データに分割し、次いで、分割したそれらの分割データのうちの一方の分割データを、前記データを送信するときに経由するサーバとは異なる配信用サーバに転送して保存し、次いで、前記配信用サーバに保存した前記一方の分割データへのアクセスを可能にする通知を作成するとともに、他方の分割データを前記受信側の情報処理装置に送信し、前記他方の分割データを前記受信側の情報処理装置に送信したときに、前記通知を前記送信側の情報処理装置に一時保存された状態で留まらせ、
    前記他方の分割データが前記受信側の情報処理装置に受信されたことが確認された後に、前記送信側の情報処理装置により、前記通知を前記受信側の情報処理装置に送信し、
    前記配信用サーバに保存された前記一方の分割データに、前記通知に基づいたアクセスが生じたときに、前記配信用サーバにより、アクセスしてきたクライアントが前記他方の分割データを受け取った受信者であるか否かを確認し、次いで、そのクライアントが前記受信者であることが確認されると前記一方の分割データの配信を許可し、
    前記配信用サーバから配信された前記一方の分割データと、前記送信側の情報処理装置から送信された前記他方の分割データから前記データが復元されることを特徴とするデータ送信方法。
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