JP2008022210A - 電子メール転送システムおよびメールサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送帯域が狭い環境においても、より効率よく電子メールに記載された情報を取得することができると共に、ファイルが添付された電子メールが転送された場合に、転送先において、添付ファイルを容易に取得することができる電子メール転送システム10を提供する。
【解決手段】本発明の電子メール転送システム10は、電子メールの本文と添付ファイルとを分離する際に両者に共通の識別情報を割り当て、当該識別情報を本文に追記して、当該電子メールの宛先のモバイルコンピュータ40へ送信し、当該識別情報を含む電子メールを受信した場合に、当該識別情報に対応する添付ファイルを当該電子メールに添付して転送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データファイルが添付された電子メールを転送する技術に関する。
特許文献1〜4には、ファイルが添付された電子メールを電子メール本文と添付ファイルとに分離し、分離した添付ファイルをファイルサーバに格納し、格納場所を示す情報を当該電子メール本文に追記して、当該電子メール本文のみを端末へ送信する技術が開示されている。このような技術を用いることにより、比較的伝送帯域が狭いモバイル通信のような環境においても、よりストレス無く電子メールに記載された情報を取得することができる。
特開2001−005751号公報 特開2001−237874号公報 特開2005−135404号公報 特開2005−228337号公報
ところで、上記特許文献1〜4において、電子メール本文を受信した後に、添付ファイルを取得する場合、端末のユーザは、当該電子メールの本文に追記されている情報に基づいて、添付ファイルが格納されているファイルサーバへアクセスして当該添付ファイルを取得する。このとき、当該添付ファイルを格納しているファイルサーバは、セキュリティの観点から、当該添付ファイルを取得してもよいユーザか否かの認証を行う場合がある。
ファイルサーバは、例えば、電子メールアドレスと認証情報とを対応付けて予め登録しており、添付ファイルの格納場所を示す情報が追記された電子メール本文を当該電子メールアドレスへ送信する。そして、ファイルサーバは、当該添付ファイルの格納場所へアクセスされた場合に認証情報の入力を求め、入力された認証情報が当該格納場所を通知した電子メールアドレスに対応する認証情報と一致する場合に、格納されている添付ファイルをアクセスしてきた端末へ送信する。
また、予め内容のわかっているファイルが添付された電子メールを転送する場合、ユーザは、添付ファイルの中身を閲覧することなく、電子メール本文のみを必要に応じて編集して、当該ファイルを添付したまま、所望の宛先へ送信する場合がある。このような場合、上記の特許文献1〜4では、ユーザは、添付ファイルの格納場所を示す情報が追記された電子メール本文を必要に応じて編集して、所望の宛先へ送信することになる。当該電子メール本文を受信したユーザは、当該電子メールの本文に追記されている情報に基づいて、添付ファイルが格納されているファイルサーバへアクセスする。
しかし、転送された電子メール本文の受信者は、当該電子メール本文に添付されるべき添付ファイルの取得に必要な認証情報を知っているとは限らない。そのため、当該受信者は、わざわざ送信者から認証情報を取得する必要があった。また、電子メールを送る可能性のある全ての受信者に認証情報を予め通知しておくことも考えられるが、受信者が多くなると、認証情報の秘匿性が低くなる場合があった。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、伝送帯域が比較的狭い通信環境においても、より効率よく電子メールに記載された情報を取得することができると共に、ファイルが添付された電子メールが転送された場合に、転送先において、添付ファイルを容易に取得することができるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の電子メール転送システムは、電子メールの本文と添付ファイルとを分離する際に両者に共通の識別情報を割り当て、当該識別情報を電子メール本文に追記して、当該電子メールの宛先のユーザ端末へ送信し、当該識別情報を含む電子メールを受信した場合に、当該識別情報に対応する添付ファイルを当該電子メールに添付して転送する。
例えば、本発明の第1の態様は、データファイルが添付された電子メールを転送する電子メール転送システムであって、ファイルが添付された電子メールを電子メール本文と添付ファイルとに分離して、電子メール本文をユーザ端末へ送信すると共に、ユーザ端末から受信した電子メール本文に、添付ファイルを添付して転送するメールサーバと、メールサーバによって電子メールから分離された添付ファイルを格納するファイルサーバとを備え、メールサーバは、ファイルが添付された電子メールを、電子メール本文と添付ファイルとに分離し、分離した電子メール本文と添付ファイルとに共通の識別情報を割り当て、分離した添付ファイルを、当該添付ファイルに割り当てた識別情報と共に前記ファイルサーバへ送信するメール分離手段と、メール分離手段によって分離された電子メール本文に、当該電子メール本文に割り当てられた識別情報を追記して保持し、ユーザ端末からの要求に応じて、保持している電子メール本文を送信するメール送信手段と、識別情報が追記された電子メール本文を受信した場合に、当該識別情報に対応する添付ファイルをファイルサーバから取得し、取得した添付ファイルを、当該電子メール本文に添付して転送するメール転送手段とを有することを特徴とする電子メール転送システムを提供する。
また、本発明の第2の態様は、データファイルが添付された電子メールを転送するメールサーバであって、ファイルが添付された電子メールを、電子メール本文と添付ファイルとに分離し、分離した電子メール本文と添付ファイルとに共通の識別情報を割り当て、分離した添付ファイルを、当該添付ファイルに割り当てた識別情報と共にファイルサーバへ送信するメール分離手段と、メール分離手段によって分離された電子メール本文に、当該電子メール本文に割り当てられた識別情報を追記して保持し、ユーザ端末からの要求に応じて、保持している電子メール本文を送信するメール送信手段と、識別情報が追記された電子メール本文を受信した場合に、当該識別情報に対応する添付ファイルをファイルサーバから取得し、取得した添付ファイルを、当該電子メール本文に添付して転送するメール転送手段とを備えることを特徴とするメールサーバを提供する。
本発明の電子メール転送システムによれば、伝送帯域が比較的狭い通信環境においても、より効率よく電子メールに記載された情報を取得することができると共に、ファイルが添付された電子メールが転送された場合に、転送先において、添付ファイルを容易に取得することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子メール転送システム10の構成を例示するシステム構成図である。電子メール転送システム10は、メールサーバ20、ファイルサーバ30、およびモバイルコンピュータ40を備える。
メールサーバ20およびファイルサーバ30は、インターネットやLAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク11に接続されている。なお、本実施形態において、メールサーバ20とファイルサーバ30とはそれぞれ別個の装置として説明するが、他の形態として、メールサーバ20とファイルサーバ30とは、1つの装置として一体に構成されていてもよい。
メールサーバ20は、他のメールサーバ13や情報通信機器から転送された電子メールを受信し、受信した電子メールの宛先が自装置内のメールボックスである場合に、受信した電子メールを当該メールボックスに格納し、受信した電子メールの宛先が他のメールサーバ13のメールボックスである場合に、受信した電子メールを当該他のメールサーバ13へ転送する。
また、メールサーバ20は、受信した電子メールを、自装置が有するメールボックスに格納する場合に、受信した電子メールにファイルが添付されているか否かを判定し、ファイルが添付されている場合に、当該電子メールを、電子メール本文と添付ファイルとに分離する。このとき、メールサーバ20は、分離した電子メール本文と添付ファイルとに共通の識別情報(以下IDと称する)を割り当てる。
そして、メールサーバ20は、分離した添付ファイルを、当該添付ファイルに割り当てたIDと共に通信ネットワーク11を介してファイルサーバ30へ送信する。また、メールサーバ20は、分離した電子メール本文に、当該添付ファイルの格納場所を示すアクセス情報および割り当てたIDを追記して宛先のメールボックスに格納する。
ファイルサーバ30は、メールサーバ20から通信ネットワーク11を介して送信されたファイルを、当該ファイルと共に送信されたIDに対応付けて格納する。また、ファイルサーバ30は、通信ネットワーク11を介してモバイルコンピュータ40から、IDと共にファイルの取得要求を受信した場合に、当該モバイルコンピュータ40を認証し、認証に成功した場合に、要求されたファイルを通信ネットワーク11を介して当該モバイルコンピュータ40へ送信する。ファイルサーバ30は、例えばFTP(File Transfer Protocol)サーバである。
モバイルコンピュータ40は、例えばノート型のコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance)等であり、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)等の無線通信装置41に接続される。モバイルコンピュータ40は、電子メールを無線通信装置41を介して送受信する機能を有する。無線通信装置41は、携帯電話やPHS等の無線通信規格に基づいて、最寄りの基地局12と無線通信を行うことにより、当該基地局12を介して、通信ネットワーク11に接続された通信機器と通信する。
なお、本実施形態において、モバイルコンピュータ40は、無線通信装置41を介して無線通信を行うが、他の形態として、モバイルコンピュータ40と無線通信装置41とは一体に構成されていてもよく、無線通信装置41自体がモバイルコンピュータ40の機能を有していてもよい。
モバイルコンピュータ40は、メールサーバ20によって分離された電子メール本文を受信した場合に、ユーザからの指示に応じて、当該電子メール本文に追記されている、添付ファイルの格納場所を示すアクセス情報を用いて、当該添付ファイルが格納されているファイルサーバ30へ通信ネットワーク11を介してアクセスして、当該添付ファイルを取得する。
図2は、メールサーバ20の詳細な機能構成を例示するブロック図である。メールサーバ20は、メール送信部21、メール分離部22、メール受信部23、およびメール転送部24を備える。
メール受信部23は、通信ネットワーク11を介して受信した電子メールのヘッダを参照して、自装置が有するメールボックスが当該電子メールの宛先となっているか否かを判定する。自装置が有するメールボックスが当該電子メールの宛先となっていない場合、メール受信部23は、受信した電子メールを、通信ネットワーク11を介して、当該電子メールの宛先のメールボックスを有する他のメールサーバ13へ転送する。
一方、自装置が有するメールボックスが当該電子メールの宛先となっている場合、メール受信部23は、当該電子メールのヘッダを参照して、当該ヘッダ内にメール分離部22によって作成されたフィールドが含まれているか否かを判定する。当該ヘッダ内にメール分離部22によって作成されたフィールドが含まれている場合、メール受信部23は、受信した電子メールをメール転送部24へ送る。当該ヘッダ内にメール受信部23によって作成されたフィールドが含まれていない場合、メール受信部23は、受信した電子メールをメール分離部22へ送る。
メール分離部22は、メール受信部23から受け取った電子メールのヘッダを参照して、当該電子メールにファイルが添付されているか否かを判定する。メール分離部22は、例えばファイルの添付形式を示すフィールド(例えば「MIME-Version」等)がヘッダ内に含まれている場合に、当該電子メールにファイルが添付されていると判定する。電子メールにファイルが添付されていない場合、メール分離部22は、メール受信部23から受け取った電子メールをそのままメール送信部21へ送る。
メール受信部23から受け取った電子メールにファイルが添付されている場合、メール分離部22は、当該電子メールに割り当てるIDを生成すると共に、当該電子メールを電子メールの本文と添付ファイルとに分離する。そして、メール分離部22は、分離した添付ファイルを、生成したIDおよび当該添付ファイルの宛先の電子メールアドレスと共に、通信ネットワーク11を介してファイルサーバ30へ送信する。また、メール分離部22は、分離した電子メール本文を、生成したIDおよび分離した添付ファイルの格納場所を示すアクセス情報(例えば、ファイルサーバ30内に格納された添付ファイルのURL(Uniform Resource Locator))と共にメール送信部21へ送る。
なお、電子メール本文とは、電子メールのヘッダおよびテキストで構成されるメール本文を含むものとする。また、本実施形態において、メール分離部22は、電子メール本文と添付ファイルとに共通のIDを割り当てたが、本発明はこれに限られず、添付ファイル付きの電子メールから分離された電子メール本文と添付ファイルとを紐付けることができる情報であれば、共通のIDでなくてもよい。
メール送信部21は、IDおよびアクセス情報と共に、メール分離部22から電子メール本文を受け取った場合に、当該電子メール本文内のヘッダに、当該電子メール本文と共に受け取ったIDを格納するフィールドを作成し、作成したフィールドに、当該IDを追記する。そして、メール送信部21は、当該電子メール本文に、当該電子メール本文と共に受け取ったアクセス情報を追記する。
そして、メール送信部21は、IDおよびアクセス情報が追記された電子メール本文を、当該電子メール本文の宛先に対応するメールボックスに格納する。そして、例えばPOP(Post Office Protocol)等により、通信ネットワーク11を介してモバイルコンピュータ40から電子メールの取得要求を受信した場合に、メール送信部21は、所定の手順で当該モバイルコンピュータ40を認証し、対応するメールボックスの電子メールを当該モバイルコンピュータ40へ送信する。
なお、ファイルが添付されていない通常の電子メールのみを受信した場合には、メール送信部21は、通常の電子メールの転送処理と同様に、受信した電子メールのヘッダを参照して、当該電子メールを当該電子メールの宛先のメールボックスに格納する。
メール転送部24は、メール分離部22によってIDが追記された電子メールを、メール受信部23から受け取った場合に、当該IDを含むファイル取得要求を、通信ネットワーク11を介してファイルサーバ30へ送信する。そして、当該ファイル取得要求に応答して、当該ファイル取得要求に含まれるIDに対応するファイルをファイルサーバ30から受信した場合に、メール転送部24は、受信したファイルを、メール受信部23から受信した電子メールに添付して、当該電子メールの宛先のメールサーバへ通信ネットワーク11を介して転送する。
このように、電子メール転送システム10は、添付ファイル付きの電子メールをメールボックスに格納する場合に、添付ファイルを分離して電子メール本文をメールボックスに格納し、電子メールを転送する場合には、添付ファイルを電子メールに添付した通常の添付ファイル付き電子メールの状態にして転送するので、転送先において、添付ファイルを取得するためのパスワード等の情報を送信元から入手する必要がない。従って、ファイルが添付された電子メールが転送された場合に、転送先において、添付ファイルを容易に取得することができる。
なお、電子メールに含まれるIDに対応するファイルを、ファイルサーバ30から取得して当該電子メールに添付した場合、メール転送部24は、当該電子メールに追記されているIDおよびそのフィールドを削除してから、当該電子メールの宛先のメールサーバへ転送することが好ましい。
図3は、ファイルサーバ30の詳細な機能構成を例示するブロック図である。ファイルサーバ30は、ファイル格納部31、認証情報格納部32、ファイル受信部33、およびファイル送信部34を備える。
ファイル受信部33は、通信ネットワーク11を介してメールサーバ20からIDおよび電子メールアドレスと共にファイルを受信した場合に、当該ファイルを、当該ファイルと共に受信したIDおよび電子メールアドレスに対応付けてファイル格納部31に格納する。ファイル格納部31は、例えば図4に示すように、メールサーバ20から受信したファイルであるファイル本体312を、当該ファイル本体312と共に受信したID310および電子メールアドレス311に対応付けて格納している。
認証情報格納部32は、例えば図5に示すように、ファイル取得要求を送信したモバイルコンピュータ40を認証するための認証情報の一例であるパスワード321を、当該モバイルコンピュータ40の電子メールアドレス320に対応付けて格納している。なお、認証情報格納部32内に格納されるデータは、予め管理者等によって設定される。また、認証情報格納部32内に格納される認証情報としては、パスワード以外に、電話番号や生体情報等であってもよい。
ファイル送信部34は、通信ネットワーク11を介してモバイルコンピュータ40から、IDを含むファイル取得要求を受信した場合に、ファイル取得要求に含まれるIDに対応する電子メールアドレスをファイル格納部31から抽出し、抽出した電子メールアドレスに対応するパスワードを認証情報格納部32から抽出する。そして、ファイル送信部34は、ファイル取得要求を送信してきたモバイルコンピュータ40に認証情報を要求する。
モバイルコンピュータ40から認証情報を受信した場合、ファイル送信部34は、モバイルコンピュータ40から受信した認証情報が、認証情報格納部32から抽出した認証情報と一致するか否かを判定する。モバイルコンピュータ40から受信した認証情報が、認証情報格納部32から抽出した認証情報と一致する場合、ファイル送信部34は、当該ファイル要求に含まれるIDに対応するファイルをファイル格納部31から抽出して、通信ネットワーク11を介してモバイルコンピュータ40へ送信する。
なお、ファイルサーバ30は、通信ネットワーク11を介してメールサーバ20から、IDを含むファイル取得要求を受信した場合に、ファイル格納部31を参照して、当該IDに対応するファイルを抽出してメールサーバ20へ送信する。このとき、ファイルサーバ30は、予め定められた認証手順に従ってファイル取得要求を送信したメールサーバ20を認証するようにしてもよい。
図6は、モバイルコンピュータ40の詳細な機能構成を例示するブロック図である。モバイルコンピュータ40は、入力部400、表示部401、および電子メール処理部402を備える。
入力部400は、例えばキーボートやマウス等の入力装置を介してユーザから受け付けた入力情報を電子メール処理部402へ送る。表示部401は、電子メール処理部402によって受信された電子メールや、作成または編集された電子メール等を、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置に表示する。
電子メール処理部402は、入力部400を介して入力されたユーザからの操作に応じて、無線通信装置41を介して電子メールを送受信する機能を有する。また、電子メール処理部402は、ユーザからの操作に応じて、電子メールを新規に作成する機能や、受信した電子メールの一部を編集して転送または返信する機能等を有する。
また、アクセス情報が追記された電子メール本文をメールサーバ20から受信した場合、電子メール処理部402は、ユーザからの操作に応じて、当該アクセス情報に基づいて、当該電子メール本文に添付されるべきファイルが格納されているファイルサーバ30へ、無線通信装置41を介してファイル取得要求を送信する。そして、電子メール処理部402は、当該ファイルサーバ30との間で認証処理を実行して、当該ファイルサーバ30からファイルを取得する。なお、ファイルサーバ30からのファイル取得は、電子メール処理部402以外にも、モバイルコンピュータ40内に別に存在するファイル受信機能部が行ってもよい。
また、受信した電子メールに対する返信メールの作成を、入力部400を介してユーザから指示された場合、電子メール処理部402は、受信した電子メールが、IDおよびアクセス情報が追記された電子メール本文である場合には、当該IDが追記されているヘッダ内のフィールドを削除する。これにより、電子メール処理部402は、メールサーバ20によって、電子メールの送信者へ添付ファイルが送信されてしまうことを防止することができる。なお、返信メールを作成する際に、IDが追記されているヘッダ内のフィールドを削除するか否かは、ユーザによって設定できるように構成されてもよい。
図7は、メールサーバ20の動作を例示するフローチャートである。例えば電源投入等の所定のタイミングで、メールサーバ20は、本フローチャートに示す動作を開始する。なお、本フローチャートにおいて、他のメールサーバ内のメールボックス宛の電子メールを転送する処理については、従来のメールサーバにおける処理と同様であるため説明を省略している。
まず、メール受信部23は、通信ネットワーク11を介して電子メールを受信したか否かを判定する(S100)電子メールを受信した場合(S100:Y)、メール受信部23は、受信した電子メールのヘッダを参照して、当該ヘッダ内にメール分離部22によって作成されたフィールドおよびIDが含まれているか否かを判定する(S101)。
当該ヘッダ内にメール分離部22によって作成されたフィールドおよびIDが含まれている場合(S101:Y)、メール受信部23は、受信した電子メールをメール転送部24へ送る。メール転送部24は、当該電子メールのヘッダに含まれるIDを含むファイル取得要求を、通信ネットワーク11を介して送信して、当該IDに対応するファイルをファイルサーバ30から取得する(S102)。
次に、メール転送部24は、ファイルサーバ30から受信したファイルを、メール受信部23から受信した電子メールに添付して、当該電子メールの宛先のメールサーバへ通信ネットワーク11を介して転送し(S103)、メール受信部23は、再びステップS100に示した処理を実行する。
一方、電子メールのヘッダ内にメール分離部22によって作成されたフィールドおよびIDが含まれていない場合(S101:N)、メール受信部23は、受信した電子メールをメール分離部22へ送る。そして、メール分離部22は、メール受信部23から受け取った電子メールのヘッダを参照して、当該電子メールにファイルが添付されているか否かを判定する(S104)。
電子メールにファイルが添付されていない場合(S104:N)、メール分離部22は、メール受信部23から受け取った電子メールをそのままメール送信部21へ送る。そして、メール送信部21は、メール分離部22から受け取った電子メールのヘッダを参照して、当該電子メールを当該電子メールの宛先のメールボックスに格納し(S109)、メール受信部23は、再びステップS100に示した処理を実行する。
一方、電子メールにファイルが添付されている場合(S104:Y)、メール分離部22は、当該電子メールに割り当てるIDを生成し(S105)、当該電子メールを電子メールの本文と添付ファイルとに分離する(S106)。そして、メール分離部22は、分離した添付ファイルを、生成したIDおよび当該添付ファイルの宛先の電子メールアドレスと共に、通信ネットワーク11を介してファイルサーバ30へ送信する(S107)。
次に、メール分離部22は、分離した電子メール本文を、生成したIDおよび分離した添付ファイルのアクセス情報と共にメール送信部21へ送る。そして、メール送信部21は、メール分離部22から受信した電子メール本文内のヘッダに、当該電子メール本文と共に受け取ったIDを格納するフィールドを作成し、作成したフィールドに、当該IDを追記すると共に、当該電子メール本文に、当該電子メール本文と共に受け取ったアクセス情報を追記する。そして、メール送信部21は、メール分離部22から受け取った電子メールのヘッダを参照して、当該電子メールを当該電子メールの宛先のメールボックスに格納し(S108)、メール受信部23は、再びステップS100に示した処理を実行する。
ステップ100において、電子メールを受信していない場合(S100:N)、メール送信部21は、モバイルコンピュータ40から電子メールの取得要求を受信したか否かを判定する(S110)。電子メールの取得要求を受信していない場合(S110:N)、メール受信部23は、再びステップS100に示した処理を実行する。
電子メールの取得要求を受信した場合(S110:Y)、メール送信部21は、当該取得要求を送信したモバイルコンピュータ40との間で所定の認証処理を実行した後に、当該取得要求を送信したモバイルコンピュータ40のメールボックス内の電子メールを、当該モバイルコンピュータ40へ送信し(S111)、メール受信部23は、再びステップS100に示した処理を実行する。
図8は、ファイルサーバ30の動作を例示するフローチャートである。例えば電源投入等の所定のタイミングで、ファイルサーバ30は、本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、ファイル受信部33は、通信ネットワーク11を介してメールサーバ20からIDおよび電子メールアドレスと共にファイルを受信したか否かを判定する(S200)。IDおよび電子メールアドレスと共にファイルを受信した場合(S200:Y)、ファイル受信部33は、受信したファイルを、当該ファイルと共に受信したIDおよび電子メールアドレスに対応付けてファイル格納部31に格納し(S201)、再びステップS200に示した処理を実行する。
IDおよび電子メールアドレスと共にファイルを受信していない場合(S200:N)、ファイル送信部34は、通信ネットワーク11を介して、IDを含むファイル取得要求を受信したか否かを判定する(S202)。ファイル取得要求を受信していない場合(S202:N)、ファイル受信部33は、再びステップS200に示した処理を実行する。
ファイル取得要求を受信した場合(S202:Y)、ファイル送信部34は、当該ファイル取得要求がメールサーバ20から送信されたものであるか否かを判定する(S203)。ステップS203において、ファイル送信部34は、例えばパスワード等を用いて認証することにより、当該ファイル取得要求がメールサーバ20から送信されたものであるか否かを判定する。
当該ファイル取得要求がメールサーバ20からのものである場合(S203:Y)、ファイル送信部34は、当該ファイル取得要求に含まれるIDに対応するファイルをファイル格納部31から抽出して、メールサーバ20へ送信し(S204)、ファイル受信部33は、再びステップS200に示した処理を実行する。
当該ファイル取得要求がメールサーバ20からのものでない場合(S203:N)、ファイル送信部34は、当該ファイル取得要求に含まれるIDに対応する電子メールアドレスをファイル格納部31から抽出し、抽出した電子メールアドレスに対応するパスワードを認証情報格納部32から抽出する。そして、ファイル送信部34は、当該ファイル取得要求を送信してきた通信機器にパスワードを要求する(S205)。そして、ファイル送信部34は、当該通信機器から送信されたパスワードと、認証情報格納部32から抽出したパスワードとが一致するか否かを判定する(S206)。
当該通信機器から送信されたパスワードと、認証情報格納部32から抽出したパスワードとが一致する場合(S206:Y)、ファイル送信部34は、当該ファイル取得要求に含まれるIDに対応するファイルをファイル格納部31から抽出して、当該通信機器へ送信し(S207)、ファイル受信部33は、再びステップS200に示した処理を実行する。一方、当該通信機器から送信されたパスワードと、認証情報格納部32から抽出したパスワードとが一致しない場合(S206:N)、ファイル送信部34は、当該通信機器へエラーを通知し(S208)、ファイル受信部33は、再びステップS200に示した処理を実行する。
図9は、モバイルコンピュータ40の動作を例示するフローチャートである。例えば電子メールを処理するためのソフトウェアが起動される等の所定のタイミングで、モバイルコンピュータ40は、本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、電子メール処理部402は、入力部400を介してユーザから電子メールの受信指示を受け付けたか否かを判定する(S300)。電子メールの受信指示を受け付けた場合(S300:Y)、電子メール処理部402は、無線通信装置41を介して、電子メールの取得要求を送信する(S301)。そして、電子メール処理部402は、メールサーバ20との間で認証等の所定の処理を行って、メールサーバ20内に未受信の電子メールが存在する場合には、メールサーバ20から電子メールを受信し、受信した電子メールを表示部401を介して表示装置に表示し(S302)、再びステップS300に示した処理を実行する。
電子メールの受信指示を受け付けていない場合(S300:N)、電子メール処理部402は、入力部400を介してユーザから電子メールの返信指示を受け付けたか否かを判定する(S303)。電子メールの返信指示を受け付けた場合(S303:Y)、電子メール処理部402は、返信対象の電子メールのヘッダ内に、メールサーバ20内のメール分離部22によって割り当てられたIDが記載されているか否かを判定する(S304)。返信対象の電子メールのヘッダ内に当該IDが記載されていない場合(S304:N)、電子メール処理部402は、ステップS306に示す処理を実行する。
返信対象の電子メールのヘッダ内に当該IDが記載されている場合(S304:Y)、電子メール処理部402は、当該IDを削除する(S305)。そして、電子メール処理部402は、ユーザからの指示に応じて電子メールを編集し、電子メールの作成が終了したか否かを判定する(S306)。電子メールの作成が終了した場合(S306:Y)、電子メール処理部402は、作成された電子メールを、無線通信装置41を介してメールサーバ20へ送信し(S307)、再びステップS300に示した処理を実行する。
ステップ303において、電子メールの返信指示を受け付けていない場合(S303:N)、電子メール処理部402は、入力部400を介してユーザから電子メールの転送または新規作成の指示を受け付けたか否かを判定する(S308)。電子メールの転送または新規作成の指示を受け付けた場合(S308:Y)、電子メール処理部402は、ステップS306に示した処理を実行する。一方、電子メールの転送または新規作成の指示を受け付けていない場合(S308:N)、再びステップS300に示した処理を実行する。
上記説明から明らかなように、本実施形態の電子メール転送システム10によれば、伝送帯域が狭い環境においても、より効率よく電子メールに記載された情報を取得することができると共に、ファイルが添付された電子メールが転送された場合に、転送先において、添付ファイルを容易に取得することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、図10は、メールサーバ20の他の形態を例示するブロック図である。メールサーバ20は、メール送信部21、メール分離部22、メール受信部23、およびメール転送部24を備える。なお、以下に説明する点を除き、図10において、図2と同じ符号を付した構成は、図2における構成と同一または同様の機能を有するため説明を省略する。
メール分離部22は、分離した電子メール本文を、当該電子メール本文に追記するIDおよびアクセス情報と共にメール送信部21へ送り、さらに、当該電子メール本文を分離する前の電子メールをメール送信部21へ送る。なお、電子メールにファイルが添付されていない場合、メール分離部22は、メール受信部23から受信した電子メールをそのままメール送信部21へ送る。
メール送信部21は、認証情報格納部210、メール保持部211、認証処理部212、送信制御部213、およびメール本文編集部214を有する。認証情報格納部210は、例えば図11に示すように、電子メール本文を送信するためのパスワードである第1パスワード2101および分離前の電子メールを送信するためのパスワードである第2パスワード2102を、それぞれのユーザを特定する電子メールアドレス2100に対応付けて格納している。認証情報格納部210内に格納される情報は、メールサーバ20の管理者等によって予め設定される。
メール本文編集部214は、メール分離部22からIDおよびアクセス情報と共に電子メール本文を受け取った場合に、当該電子メール本文内のヘッダに、当該電子メール本文と共に受け取ったIDを格納するフィールドを作成し、作成したフィールドに当該IDを追記する。そして、メール本文編集部214は、当該電子メール本文に、当該電子メール本文と共に受け取ったアクセス情報を追記する。
メール保持部211は、例えば図12に示すように、メール本文編集部214によって作成された電子メール本文2111およびメール分離部22から受け取った添付ファイル付き電子メール2112を、それぞれのユーザを特定する電子メールアドレス2110に対応付けて格納する。なお、ファイルが添付されていない電子メールについては、メール保持部211は、そのままの電子メールが電子メール本文2111および添付ファイル付き電子メール2112に格納される。
認証処理部212は、通信ネットワーク11を介して、例えばPOP等により、通信ネットワーク11を介してモバイルコンピュータ40から電子メールの取得要求を受信した場合に、当該モバイルコンピュータ40にパスワードを要求する。
そして、認証情報格納部210を参照して、モバイルコンピュータ40から受信したパスワードが電子メール本文を送信するための第1のパスワードと一致した場合に、認証処理部212は、当該第1のパスワードに対応付けて認証情報格納部210に格納されている電子メールアドレスと共に、電子メール本文の送信を送信制御部213に指示する。
また、モバイルコンピュータ40から受信したパスワードが分離前の電子メール送信するための第2のパスワードと一致した場合に、認証処理部212は、当該第2のパスワードに対応付けて認証情報格納部210に格納されている電子メールアドレスと共に、分離前の電子メールの送信を送信制御部213に指示する。
送信制御部213は、電子メールアドレスと共に、電子メール本文の送信指示を認証処理部212から受け取った場合に、当該電子メールアドレスに対応する電子メール本文をメール保持部211から抽出して、通信ネットワーク11を介してモバイルコンピュータ40へ送信する。また、電子メールアドレスと共に、分離前の電子メールの送信指示を認証処理部212から受け取った場合、認証処理部213は、当該電子メールアドレスに対応する添付ファイル付き電子メールをメール保持部211から抽出して、通信ネットワーク11を介してモバイルコンピュータ40へ送信する。
このように、入力されたパスワードに応じて、電子メール本文または添付ファイル付き電子メールを送信することにより、伝送帯域の比較的狭い通信環境で使用する通信機器と伝送帯域の比較的広い通信環境で使用する通信機器とで同一の電子メールアドレスを用いる場合であっても、効率よく電子メールを送受信することができる。また、同一の通信端末であっても、伝送帯域の狭い環境では、電子メール本文を受信し、伝送帯域の広い環境では、添付ファイル付き電子メールを受信することができ、より使い勝手のよいメール環境を提供することができる。
なお、本実施形態では、予め登録されている2種類のパスワードのいずれが入力されたかに応じて、送信する電子メールの形態を決定するが、さらに他の形態として、モバイルコンピュータ40は、伝送帯域を判定する判定手段を有し、当該判定手段による判定結果に応じて、自動的にいずれの形態の電子メールを取得するかを決定するようにしてもよい。このとき、判定手段は、通信方式毎に、受信する電子メールの形態を一律に決定してもよく、電子メールの受信に先立って、単位時間に受信可能なデータ量を測定し、その測定結果を用いて、受信する電子メールの形態を決定するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る電子メール転送システム10の構成を例示するシステム構成図である。 メールサーバ20の詳細な機能構成を例示するブロック図である。 ファイルサーバ30の詳細な機能構成を例示するブロック図である。 ファイル格納部31内に格納されるデータ構造を例示する図である。 認証情報格納部32内に格納されるデータ構造を例示する図である。 モバイルコンピュータ40の詳細な機能構成を例示するブロック図である。 メールサーバ20の動作を例示するフローチャートである。 ファイルサーバ30の動作を例示するフローチャートである。 モバイルコンピュータ40の動作を例示するフローチャートである。 メールサーバ20の他の形態を例示するブロック図である。 認証情報格納部210内に格納されるデータ構造を例示する図である。 メール保持部211内に格納されるデータ構造を例示する図である。
符号の説明
10・・・電子メール転送システム、11・・・通信ネットワーク、12・・・基地局、13・・・メールサーバ、20・・・メールサーバ、21・・・メール送信部、210・・・認証情報格納部、211・・・メール保持部、212・・・認証処理部、213・・・送信制御部、214・・・メール本文編集部、2100・・・電子メールアドレス、2101・・・第1パスワード、2102・・・第2パスワード、2110・・・電子メールアドレス、2111・・・電子メール本文、2112・・・添付ファイル付き電子メール、22・・・メール分離部、23・・・メール受信部、24・・・メール転送部、30・・・ファイルサーバ、31・・・ファイル格納部、310・・・ID、311・・・電子メールアドレス、312・・・ファイル本体、32・・・認証情報格納部、320・・・電子メールアドレス、321・・・パスワード、33・・・ファイル受信部、34・・・ファイル送信部、40・・・モバイルコンピュータ、400・・・入力部、401・・・表示部、402・・・電子メール処理部、41・・・無線通信装置

Claims (4)

  1. データファイルが添付された電子メールを転送する電子メール転送システムであって、
    ファイルが添付された電子メールを電子メール本文と添付ファイルとに分離して、前記電子メール本文をユーザ端末へ送信すると共に、前記ユーザ端末から受信した電子メール本文に、前記添付ファイルを添付して転送するメールサーバと、
    前記メールサーバによって電子メールから分離された添付ファイルを格納するファイルサーバと
    を備え、
    前記メールサーバは、
    ファイルが添付された電子メールを、電子メール本文と添付ファイルとに分離し、分離した電子メール本文と添付ファイルとに共通の識別情報を割り当て、分離した添付ファイルを、当該添付ファイルに割り当てた識別情報と共に前記ファイルサーバへ送信するメール分離手段と、
    前記メール分離手段によって分離された電子メール本文に、当該電子メール本文に割り当てられた識別情報を追記して保持し、前記ユーザ端末からの要求に応じて、保持している電子メール本文を送信するメール送信手段と、
    前記識別情報が追記された電子メール本文を受信した場合に、当該識別情報に対応する添付ファイルを前記ファイルサーバから取得し、取得した添付ファイルを、当該電子メール本文に添付して転送するメール転送手段と
    を有することを特徴とする電子メール転送システム。
  2. 請求項1に記載の電子メール転送システムであって、
    前記メールサーバは、
    前記識別情報が追記された電子メール本文と共に、当該電子メール本文が分離される前の電子メールである添付ファイル付き電子メールを保持するメール保持手段と、
    2種類の認証情報のいずれかを用いて前記ユーザ端末を認証する認証手段と、
    前記2種類の認証情報のうち、予め定められた一方を用いて前記ユーザ端末が認証された場合に、前記識別情報が追記された電子メール本文を当該ユーザ端末へ送信し、他方を用いて前記ユーザ端末が認証された場合に、前記添付ファイル付き電子メールを当該ユーザ端末へ送信する送信制御手段と
    をさらに有することを特徴とする電子メール転送システム。
  3. 請求項1または2に記載の電子メール転送システムであって、
    電子メールを受信して表示すると共に、電子メールを作成して送信するユーザ端末をさらに備え、
    前記ユーザ端末は、
    前記電子メール本文を返信として送信する場合に、当該電子メール本文に追記された前記識別情報を削除し、前記電子メール本文を転送として送信する場合に、当該電子メール本文に追記された前記識別情報を削除しないことを特徴とする電子メール転送システム。
  4. データファイルが添付された電子メールを転送するメールサーバであって、
    ファイルが添付された電子メールを、電子メール本文と添付ファイルとに分離し、分離した電子メール本文と添付ファイルとに共通の識別情報を割り当て、分離した添付ファイルを、当該添付ファイルに割り当てた識別情報と共にファイルサーバへ送信するメール分離手段と、
    前記メール分離手段によって分離された電子メール本文に、当該電子メール本文に割り当てられた識別情報を追記して保持し、ユーザ端末からの要求に応じて、保持している電子メール本文を送信するメール送信手段と、
    前記識別情報が追記された電子メール本文を受信した場合に、当該識別情報に対応する添付ファイルを前記ファイルサーバから取得し、取得した添付ファイルを、当該電子メール本文に添付して転送するメール転送手段と
    を備えることを特徴とするメールサーバ。
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