JP2018018218A - 制御装置、判定方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】メールを送信する度に、送信者に宛先の確認を要求することを抑止することが可能な技術を提供すること。【解決手段】メールのアドレスが所定の条件を満たすか否かを判定することで、メール送信確認画面を表示させるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、メール送信確認画面を表示させると判定された場合に、メール送信確認画面を表示させる制御手段とを有し、前記判定手段は、返信メールの送信先アドレス、同報先アドレス及び隠し同報先アドレスが、前記返信メールの返信元のメールの送信元アドレス、送信先アドレス及び同報先アドレスに含まれていないと判定した場合に、メール送信確認画面を表示させると判定する、制御装置を提供する。【選択図】図7

Description

本発明は、制御装置、判定方法及びプログラムに関する。
メールの誤送信を防止するための技術として、メール送信前に送信者によって宛先の正当性を確認し、確認結果として宛先毎にチェックを入れないと送信できない技術がある(特許文献1参照)。
この従来技術では、メールを送信する際に、メールの送信先のリストを含むメール送信確認画面が送信者のクライアント端末に表示され、送信者が宛先のメールアドレスを確認し、チェックを入れる。全ての宛先がチェックされると、送信の実行が可能となる。
特開2007−87327号公報
しかしながら、送信者による宛先確認とチェックが日常化してしまうと、宛先の正当性を確認しないままメール送信確認画面にチェックを入れるようになってしまうことが懸念される。このような状況において、宛先が実際に誤っている場合でも宛先の正当性を見落としたままチェックをしてしまい、結果として意図しない宛先にメールを送信(メール誤送信)してしまうことが起こり得る。
開示の技術は上記に鑑みてなされたものであって、メールを送信する度に、送信者に宛先の確認を要求することを抑止することが可能な技術を提供することを目的とする。
開示の技術の制御装置は、メールのアドレスが所定の条件を満たすか否かを判定することで、メール送信確認画面を表示させるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、メール送信確認画面を表示させると判定された場合に、メール送信確認画面を表示させる制御手段とを有し、前記判定手段は、返信メールの送信先アドレス、同報先アドレス及び隠し同報先アドレスが、前記返信メールの返信元のメールの送信元アドレス、送信先アドレス及び同報先アドレスに含まれていないと判定した場合に、メール送信確認画面を表示させると判定する。
開示の技術によれば、メールを送信する度に、送信者に宛先の確認を要求することを抑止することが可能な技術が提供される。
実施の形態に係るメール制御システムのシステム構成例を示す図である。 実施の形態に係るメールサーバの機能構成例を示す図である。 メール履歴の一例を示す図である。 実施の形態に係る端末の機能構成例を示す図である。 実施の形態に係るメール制御システムの処理手順を示すシーケンス図である。 実施の形態に係るメール制御システムの処理手順を示すシーケンス図である。 誤送信チェック処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
<システム構成>
図1は、実施の形態に係るメール制御システムのシステム構成例を示す図である。図1に示すように、実施の形態に係るメール制御システムは、メールサーバ10及び複数の端末(20〜20)を有する。図1には4つの端末20〜端末20が示されているが、端末の数に制約はない。以下、端末20〜端末20のうち任意の端末を示す場合、「端末20」と記載する。
メールサーバ10は、メールサーバ機能を含み、端末20間でのメール送受信を実現すると共に、端末20間で送受信されるメールの履歴を記録する機能を有する。また、メールサーバ10は、メール送信時に、メールの送信先のリストを含むメール送信確認画面を送信者の端末20に表示させる機能を有しており、本実施の形態では、所定の条件を満たす場合にメール送信確認画面を送信者の端末20に表示させないように制御することで、メール送信の度に、送信者に宛先の確認を要求することを抑止する。
端末20は、メール送受信を行うプログラムであるメーラーを有する端末である。端末20は例えば、PC、スマートフォン等である。端末20は表示部を備えており、メールサーバ10から受信したメール送信確認画面を表示する。
<機能構成>
図2は、実施の形態に係るメールサーバの機能構成例を示す図である。図2に示すように、メールサーバ10は、メールサーバ部100と、記憶部101と、誤送信判定部102と、画面制御部103とを有する。
メールサーバ部100は、メールサーバ機能を実現する機能部である。メールサーバ部100は、メールの送受信を行う際に、メールの送信元アドレス及び送信先アドレス等を含むメール履歴を記憶部101に格納する。
記憶部101は、メール履歴を格納する。図3にメール履歴の一例を示す。メール履歴には、メールの送信元を示すFromヘッダに格納されているメールアドレス、メールの送信先を示すToヘッダに格納されているメールアドレス、メールの同報先を示すCcヘッダに格納されているメールアドレス、及び、メールを一意に特定する識別子であるMessage-Idを含む。なお、メール履歴には、更に、メールが送信された日時、添付ファイル、メールヘッダ、メール本文等が含まれていてもよい。
誤送信判定部102は、メールサーバ部100に送信メールが届いた場合、メール履歴を用いて、送信するメールに含まれるアドレスが所定の条件を満たすか否かを判定する。所定の条件を満たさない場合、誤送信判定部102は、メール送信確認画面を送信者の端末20に表示するように画面制御部103に指示する。所定の条件を満たす場合、誤送信判定部102は、メール送信確認画面を送信者の端末20に表示しないように画面制御部103に指示すると共に、メールサーバ部100に対し、実際にメール送信処理を行うように指示する。
画面制御部103は、誤送信判定部102において所定の条件を満たすと判定された場合に、誤送信判定部102の指示に基づき、メール送信確認画面を表示しないように送信者の端末20に指示する。また、画面制御部103は、誤送信判定部102において所定の条件を満たさないと判定された場合に、誤送信判定部102の指示に基づき、メール送信確認画面を表示するように送信者の端末20に指示する。
メールサーバ部100と、記憶部101と、誤送信判定部102と、画面制御部103とは、1つのコンピュータを用いて実現されてもよいし、異なるコンピュータを用いて実現されていてもよいし、細かい単位でコンピュータが分散されていてもよい。すなわち、メールサーバ10は、1又は複数のコンピュータを用いて実現されていてもよい。また、当該1又は複数のコンピュータは、仮想化技術を利用した仮想サーバであってもよいし、クラウド上に実装された仮想サーバであってもよい。
メールサーバ10が有する各機能部は、これらが備えるCPU及びメモリなどのハードウェア資源を用いて、本実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行することによって実現することが可能である。また、当該プログラムは、記憶媒体に格納することができる。また、当該プログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。また、記憶部101は、メールサーバ10が備えるメモリ又はメールサーバ10にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現することができる。
実施の形態に係るメール制御システムにおいて、メールサーバ10の機能(記憶部101、誤送信判定部102及び画面制御部103)を端末20内に備える構成とし、メールサーバ10は単にメールサーバとして機能するようにしてもよい。その場合の端末20の機能構成例を図4に示す。図4に示すように、端末20は、メール処理部200と、記憶部201と、誤送信判定部202と、画面制御部203とを有する。
メール処理部200は、メールサーバ10との間でメール送受信を行う機能部であり、例えば、メーラー(メールクライアント)である。メール処理部200は、メールの送受信を行う際に、メールの送信元アドレス及び送信先アドレス等を含むメール履歴を記憶部201に格納する。
記憶部201は、図2で説明した記憶部101と同一の機能を有するため説明は省略する。
誤送信判定部202は、メール処理部200がメールを送信する場合、メール履歴を用いて、送信するメールに含まれるアドレスが所定の条件を満たすか否かを判定する。所定の条件を満たさない場合、誤送信判定部202は、メール送信確認画面を表示するように画面制御部203に指示する。所定の条件を満たす場合、誤送信判定部202は、メール送信確認画面を表示しないように画面制御部203に指示すると共に、メール処理部200に対し、実際にメール送信処理を行うように指示する。
画面制御部203は、誤送信判定部202において所定の条件を満たすと判定された場合に、誤送信判定部202の指示に基づき、メール送信確認画面を端末20自身が備えるディスプレイ等に表示しないように制御する。また、画面制御部203は、誤送信判定部102において所定の条件を満たさないと判定された場合に、誤送信判定部202の指示に基づき、メール送信確認画面を端末20自身が備えるディスプレイ等に表示するように制御する。
<動作例>
(処理シーケンス)
図5は、実施の形態に係るメール制御システムの動作例を示すシーケンス図である。図5において、端末(X)20は、ユーザXが利用する端末であり、端末(A)20は、ユーザAが利用する端末であり、端末(B)20は、ユーザBが利用する端末であり、端末(C)20は、ユーザCが利用する端末である前提とする。また、図5の動作例では、ユーザXからユーザA、B、C(ユーザB、Cは同報先)向けにメールが送信され、ユーザCが当該メールに対する返信メールをユーザX、A、B(ユーザA、Bは同報先)に送信する場合を想定している。なお、図5は、メールサーバが図2で説明した機能構成を備える場合に対応するシーケンス図である。
ステップS101で、ユーザXは、端末(X)20のメーラーを用いて、送信先アドレス(To):A、同報先(Cc):B、C宛のメールを作成し、メーラー上で送信操作を行うと、メールサーバ10のメールサーバ部100が、送信されたメールを受信する。
ステップS102で、誤送信判定部102は、受信したメールから各種アドレスを取得し、取得した各種アドレスが所定の条件を満たすか否かを判定することで、メールの誤送信チェックを行う。所定の条件については後述する。
ステップS102で所定の条件を満たさない場合、誤送信判定部102は、ステップS103で、メール送信確認画面を送信者の端末20に表示させるように画面制御部103に指示し、画面制御部103は、メール送信確認画面を端末(X)20に送信する。メール送信確認画面を参照したユーザXがメール送信を許可した場合、端末(X)20からメール送信が許可されたとの通知が送信され、画面制御部103は、メール送信が許可されたことをメールサーバ部100に通知する。
ステップS102で所定の条件を満たす場合、ステップS103の処理手順を省略してステップS104の処理手順に進む。メール送信確認画面は、例えばHTML文書であるが、これに限られるわけではなく、端末20にメール送信確認画面を表示させる情報であればどのような情報であってもよい。
ステップS104で、メールサーバ部100は、ステップS101で受信したメールに含まれるFromヘッダ、Toヘッダ、Ccヘッダに含まれるアドレス及び当該メールのMessage-Idをメール履歴に格納する。なお、Message-Idは、メールサーバ部100で付与してもよいし、予め端末20で付与されたMessage-Idであってもよい。図5の例では、メールサーバ部100がMessage-Idとして2933@mail.yy.comを付与したとする。メール履歴には、例えば図3の1行目に示す履歴が格納される。
ステップS105で、メールサーバ部100は、ステップS101で受信したメールを送信先の端末(A)20、端末(B)20、端末(C)20に送信する。図5では、メールサーバ部100から各端末20にメールが送信されるように図示されているが、例えばPOP3、IMAP等のプロトコルを用いて各端末20からメールサーバ部100にメールを問い合わせることでもよい。
ステップS106で、ユーザCは、端末(C)20のメーラーを用いて、ステップS105で受信したメールに対する返信メールとして、送信先アドレス(To):X、同報先(Cc):A、B宛のメールを作成する。なお、端末(C)20のメーラーは、当該返信メールのIn-Reply-Toヘッダに、ステップS105で受信したメールのMessage-Idを設定する。ユーザCがメーラー上で送信操作を行うと、メールサーバ10のメールサーバ部100が、送信された返信メールを受信する。
ステップS107で、誤送信判定部102は、受信したメール(ここでは返信メール)から各種アドレスを取得し、取得した各種アドレスが所定の条件を満たすか否かを判定することで、メールの誤送信チェックを行う。
ステップS107で所定の条件を満たさない場合、誤送信判定部102は、ステップS108で、メール送信確認画面を送信者の端末20に表示させるように画面制御部103に指示し、画面制御部103は、メール送信確認画面を端末(C)20に送信する。メール送信確認画面を参照したユーザCがメール送信を許可した場合、端末(C)20からメール送信が許可されたとの通知が送信され、画面制御部103は、メール送信が許可されたことをメールサーバ部100に通知する。
ステップS107で所定の条件を満たす場合、ステップS108の処理手順を省略してステップS109の処理手順に進む。
ステップS109で、メールサーバ部100は、ステップS106で受信したメールに含まれるFromヘッダ、Toヘッダ、Ccヘッダに含まれるアドレス及び当該メールのMessage-Idをメール履歴に格納する。図5の例では、メールサーバ部100がMessage-Idとして2934@mail.yy.comを設定したとする。メール履歴には、例えば図3の2行目に示す履歴が格納される。
ステップS110、ステップS111で、メールサーバ部100は、ステップS106で受信したメールを送信先の端末(X)20、端末(A)20、端末(B)20に送信する。
図6は、実施の形態に係るメール制御システムの動作例を示すシーケンス図である。図6は、端末20が図4で説明した機能構成を備える場合に対応するシーケンス図である。特に言及しない点は図5と同一でよい。
ステップS201で、端末(X)20の誤送信判定部202は、メール処理部200が送信するメールから各種アドレスを取得し、取得した各種アドレスが所定の条件を満たすか否かを判定することで、メールの誤送信チェックを行う。所定の条件については後述する。
ステップS202で所定の条件を満たさない場合、誤送信判定部202は、ステップS203で、メール送信確認画面を表示させるように画面制御部203に指示し、画面制御部203は、メール送信確認画面を端末(X)20自身の画面に表示する。メール送信確認画面を参照したユーザXがメール送信を許可した場合、画面制御部103は、メール送信が許可されたことをメール処理部200に通知する。
ステップS201で所定の条件を満たす場合、ステップS202の処理手順を省略してステップS203の処理手順に進む。ステップS203で、メール処理部200は、メールサーバ10にメールを送信する。
ステップS204、ステップS206、及び、ステップS208で、メールサーバ10のメールサーバ部100は、ステップS203で受信したメールを送信先の端末(A)20、端末(B)20、端末(C)20に送信する。
ステップS205、ステップS207、及び、ステップS209で、端末(A)20、端末(B)20、及び、端末(C)20のメール処理部200は、それぞれ、ステップS204、ステップS206、及び、ステップS208で受信したメールに含まれるFromヘッダ、Toヘッダ、Ccヘッダに含まれるアドレス及び当該メールのMessage-Idをメール履歴に格納する。
ステップS210で、ユーザCは、端末(C)20のメーラーを用いて、ステップS208で受信したメールに対する返信メールとして、送信先アドレス(To):X、同報先(Cc):A、B宛のメールを作成する。なお、端末(C)20のメーラーは、当該返信メールのIn-Reply-Toヘッダに、ステップS208で受信したメールのMessage-Idを設定する。
続いて、誤送信判定部202は、メール処理部200が送信するメールから各種アドレスを取得し、取得した各種アドレスが所定の条件を満たすか否かを判定することで、メールの誤送信チェックを行う。所定の条件については後述する。
ステップS210で所定の条件を満たさない場合、誤送信判定部202は、ステップS211で、メール送信確認画面を表示させるように画面制御部203に指示し、画面制御部203は、メール送信確認画面を端末(C)20自身の画面に表示する。メール送信確認画面を参照したユーザCがメール送信を許可した場合、画面制御部203は、メール送信が許可されたことをメール処理部200に通知する。
ステップS210で所定の条件を満たす場合、ステップS211の処理手順を省略してステップS212の処理手順に進む。ステップS212で、メール処理部200は、メールサーバ10に返信メールを送信する。
ステップS213、ステップS215、及び、ステップS217で、メールサーバ部100は、ステップS212で受信したメールを送信先の端末(X)20、端末(A)20、端末(B)20に送信する。ステップS214、ステップS216、及び、ステップS218で、端末(X)20、端末(A)20、端末(B)20のメール処理部200は、それぞれ、ステップS213、ステップS215、及び、ステップS217で受信したメールに含まれるFromヘッダ、Toヘッダ、Ccヘッダに含まれるアドレス及び当該メールのMessage-Idをメール履歴に格納する。
(誤送信チェック処理について)
続いて、図5のステップS102及びステップS107で誤送信判定部102が行う誤送信チェック処理、並びに、図6のステップS201及びステップS210で誤送信判定部202が行う誤送信チェック処理の具体例を説明する。
[誤送信チェック処理(その1)]
図7は、誤送信チェック処理の一例を示すフローチャートである。図7の例では、誤送信チェック処理における所定の条件として、端末20から受信した返信メールの送信先アドレス、同報先アドレス及び隠し同報先アドレスが、該返信メールの返信元の電子メールの送信元アドレス、送信先アドレス及び同報先アドレスに含まれていないと判定した場合に、メール誤送信の可能性があり、メール送信確認画面を当該端末20に表示させると判定する。
ステップS301で、誤送信判定部102(又は誤送信判定部202)は、端末20から受信したメール(又は端末20から送信するメール)が返信メールであるか否かを判定する。返信メールであるか否かは、例えば、メールにIn-Reply-Toヘッダが含まれているか否かで判定することができる。端末20から受信したメール(又は端末20から送信するメール)が返信メールではないと判定した場合はステップS303に進む。
端末20から受信したメール(又は端末20から送信するメール)が返信メールであると判定した場合、誤送信判定部102は、更に、返信メールのTo、Cc、及びBccのアドレス、並びにIn-Reply-Toの設定値を抽出する。
続いて、誤送信判定部102(又は誤送信判定部202)は、In-Reply-Toの設定値をキーにメール履歴を検索することで、返信メールの返信元メールにおけるFrom、To、及びCcのアドレスを取得する。誤送信判定部102(又は誤送信判定部202)は、返信メールのTo、Cc、及びBccのアドレスの全てが、返信元メールのFrom、To、及びCcのいずれかに含まれているか否かを判定する。いずれかに含まれている場合はステップS302に進み、それ以外の場合(つまり、返信メールのTo、Cc、及びBccのアドレスのうち、返信元メールのFrom、To、及びCcのいずれにも含まれないアドレスが1つでも存在する場合)はステップS303に進む。
ステップS302で、誤送信判定部102(又は誤送信判定部202)は、メール送信確認画面を表示させないと判定し、ステップS303で、誤送信判定部102は、メール送信確認画面を表示させると判定する。
[誤送信チェック処理(その2)]
送信者によっては、メールを送信する際に、送信者自身のアドレスを同報先(Cc)又は隠し同報先(Bcc)に追加してからメールを送信する場合がある。この場合、上述の誤送信チェック処理(その1)で説明した誤送信チェック処理では、メール誤送信の可能性があると判定されるケースが存在する。
図5を参照しつつ具体例を説明する。例えば、ステップS101で、ユーザXは、送信先アドレス(To):A、同報先(Cc):B、隠し同報先(Bcc):C宛のメールを作成した送信したとする。また、ステップS106で、ユーザCは、返信メールとして、ユーザC自身のアドレスをBccに追加することで、送信先アドレス(To):X、同報先(Cc):A、隠し同報先(Bcc):B、C宛のメールを作成して送信したとする。メール履歴にはBccのアドレスは格納されないため、誤送信判定部102は、返信メールのTo、Cc、及びBccのアドレスのうち、ユーザCのアドレスが返信元メールのFrom、To、及びCcに含まれていないと判定する(つまり、メール誤送信の可能性があると判定する)ことになる。
しかしながら、送信者自身のアドレスを同報先(Cc)又は隠し同報先(Bcc)に追加してからメールを送信する場合、あくまで送信者自身にメールが送信されるのみであり、誤った宛先にメールが送信されるのではない。そこで、誤送信判定部102(又は誤送信判定部202)は、図7のステップS301において、送信者自身のアドレスについては誤送信チェックの対象外とするようにしてもよい。
具体的には、誤送信判定部102(又は誤送信判定部202)は、図7のステップS301において、返信メールのTo、Cc、及びBccのアドレスのうち、返信元メールのFrom、To、及びCcのいずれにも含まれないアドレスが1つでも存在すると判定した場合において、更に、返信メールのTo、Cc、及びBccのアドレスのうち(又は、返信メールのCc、及びBccのアドレスのうち)、返信元メールのFrom、To、及びCcのいずれにも含まれないアドレスが返信メールのFromに含まれている場合、メール送信確認画面を表示させないと判定する(つまり、ステップS302の処理手順に進む)ようにする。
以上、メールサーバ10が行う誤送信チェック処理について説明した。上記の通り、本実施の形態によれば、メールを送信する際に、所定の条件を満たす場合には、メール送信確認画面の表示が省略されることになるため、メール送信の度に、送信者に宛先の確認を要求することを抑止することができる。
<実施形態の補足>
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。実施の形態で述べたシーケンスは、矛盾の無い限り順序を入れ替えてもよい。メールサーバ10及び端末20は、制御装置の一例である。
10 メールサーバ
20 端末
100 メールサーバ部
101 記憶部
102 誤送信判定部
103 画面制御部
200 メール処理部
201 記憶部
202 誤送信判定部
203 画面制御部

Claims (4)

  1. メールのアドレスが所定の条件を満たすか否かを判定することで、メール送信確認画面を表示させるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、メール送信確認画面を表示させると判定された場合に、メール送信確認画面を表示させる制御手段とを有し、
    前記判定手段は、返信メールの送信先アドレス、同報先アドレス及び隠し同報先アドレスが、前記返信メールの返信元のメールの送信元アドレス、送信先アドレス及び同報先アドレスに含まれていないと判定した場合に、メール送信確認画面を表示させると判定する、
    制御装置。
  2. 前記判定手段は、前記返信メールの送信先アドレス、同報先アドレス及び隠し同報先アドレスが、前記返信メールの返信元のメールの送信元アドレス、送信先アドレス及び同報先アドレスに含まれていないと判定した場合において、前記返信メールの送信先アドレス、同報先アドレス及び隠し同報先アドレスのうち、前記返信メールの返信元のメールの送信元アドレス、送信先アドレス及び同報先アドレスに含まれていないアドレスが、前記返信メールの送信元アドレスである場合、メール送信確認画面を表示させないと判定する、請求項1に記載の制御装置。
  3. コンピュータにより実行される判定方法であって、
    メールのアドレスが所定の条件を満たすか否かを判定することで、メール送信確認画面を表示させるか否かを判定する判定ステップと、
    メール送信確認画面を表示させると判定された場合に、メール送信確認画面を表示させるステップとを有し、
    前記判定ステップは、返信メールの送信先アドレス、同報先アドレス及び隠し同報先アドレスが、前記返信メールの返信元のメールの送信元アドレス、送信先アドレス及び同報先アドレスに含まれていないと判定した場合に、メール送信確認画面を表示させると判定する、
    判定方法。
  4. コンピュータを、請求項1又は2のいずれか一項に記載の制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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