JP5322072B1 - Webアクセス用整理券発行システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザからのWebアクセスが集中しないようにする。
【解決手段】メールサーバ20が、複数のユーザ端末10からのWebサイトアクセス申込メールを受信しWebサイトアクセス申込メールを受信する度にメール毎に一意の識別子を生成してその送信元のメールアドレスと関連付けてデータベース404に記憶し、Web整理券管理サーバ40が識別子を含む固有なURLであって所定のアクセス用Webページに接続可能な接続先URLを生成し、メールサーバ20が接続先URLを記したWebアクセス用整理券メールを作成しWebサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信し、Webサーバ30が接続先URLへアクセスしたユーザ端末10にアクセス用Webページを表示させる方法で、Webサイトアクセス申込メールを受付した順に送信時間間隔をおいてWebアクセス用整理券メールを送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、Webアクセス用整理券発行方法及びWebアクセス用整理券発行システムに関する。
近年、スマートフォンを含む携帯電話の普及がすすみ、いまや一人に一台とまで言われるようになり、タブレット端末を含むパソコン(PC)のみならず携帯電話等、様々な端末で、気軽にメールの送受信やインターネットアクセスをするユーザの数は伸びている。以前は電話や窓口で申し込んでいたチケット、会場や電話や電報で確認していた受験結果、テレビで確認していた選挙結果などについても、インターネットで申込や確認をする人が多くなっている。したがって、チケット等の申込サイトや、受験結果や選挙結果などの速報サイトへ、処理能力の早いPCだけでなく携帯電話からもアクセスする人が増えている。Webサイトへのアクセス数が予想以上に増加すると、Webサイトの応答が遅くなったり、接続がしにくくなったり、また繋がりにくくなることで同じ人が何度もアクセスしようとしてさらにトラフィックが増え、輻輳状態に陥り、ついにはサイトの機能が著しく低下しまうことがある。携帯電話等、処理能力が比較的遅い端末では、Webサイトへのアクセスに時間がかかることがあり、その場合、ユーザが短時間の間に何度もアクセスを試みることになり、さらなるアクセス集中につながりやすい。上記のようなWebサイトの問題発生を防止するために、アクセス増加にフレキシブルに対応する拡張性(スケーラビリティ)が必要とされている。
従来、Webアクセスの集中を回避する方法として、ロードバランサーを使用するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。図1は、ロードバランサーを使用する従来方法を示す図である。ユーザ端末10に接続先としてひとつのURL(Uniform Resource Locator)を示してアクセスさせ、そのURL宛のアクセスをロードバランサー6が受けて、ロードバランサー6が、ロードバランサー6に接続された複数のWebサーバ3a〜3eに上記アクセスを分散させることによってそれぞれのWebサーバへの負荷分散することができる。また、Webアクセスの集中を回避する別の方法として、DNS(Domain Name System)でラウンドロビンを使用するシステムがある。図2は、DNSサーバを使用する従来方法を示す図である。同じドメインにアクセスしようとした複数のユーザ端末10に、接続先としてDNSサーバ7が複数のWebサーバ3f〜3jのうち順次別々のIPアドレスを回答し、それぞれ別のWebサーバにアクセスさせることによって負荷分散することができる。
特開2002−024424号公報
しかし、ロードバランサーによるものでは、ロードバランサーにユーザ端末からのアクセスが集中し、ロードバランサーの許容量を超えるといずれのWebサーバにもアクセスできなくなるという問題があるし、ロードバランサーはWebサーバの10倍のコストがかかるため、コスト面で問題がある。また、DNSラウンドロビンによるものでは、同一のネットワーク機器がキャッシュを保存し、同じ環境からのアクセスで、同じIPアドレスを使用すれば、同じWebサーバにアクセスされてしまうという問題があり、また、ユーザからのアクセスが集中するとアクセスが集中している旨のメッセージも流せなくなり、まっ白な画面が出るばかりでアクセス不能となってしまうという問題がある。したがって、ユーザにとって、何度もアクセスする煩わしさとそれでもつながらない苛立ちとでサイトへの不満の原因となるという問題がある。
サイトアクセスについては、同一サーバあたり、同時にアクセスできるユーザ数は、数百程度に限られ、チケットの申込サイトや、受験結果や選挙結果などの速報サイト等の場合、同時刻にアクセスが集中しやすいため、接続は極めて困難となるという問題があった。
一方、メール送受信は、サイトアクセスで一度にアクセスできるユーザ数と比較すると、飛躍的に大量の送受信を一度に処理することができる。
本発明は、上述したような課題を解決するためになされたものであり、ユーザからのアクセスが一つのWebサーバに集中しないようにしてアクセス不能に陥ることを防止する方法及びシステムを得ることを目的としている。
本願発明者は、上記目的を達成するため、Webサイトにアクセスするために整理券(Webアクセス用整理券)を発行することに思い至り、試行錯誤の上、低コストでユーザからのアクセスが短時間に一つのWebサーバに集中しないようにでき、アクセス不能に陥ることを防止し、かつ、接続しようとするユーザのストレスを緩和することができるWebアクセス用整理券発行方法及びWebアクセス用整理券発行システムを発明した。
本発明の第1の態様は、メールサーバと、Webサーバと、前記メールサーバと前記Webサーバとに相互に接続してWebページにアクセスするための整理券の発行管理を行うWeb整理券管理サーバと、データベースとを含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群が、前記整理券を発行する方法であって、
前記メールサーバが、複数のユーザ端末からのWebサイトアクセス申込メールを受信するメール受信工程と、
前記メールサーバが、前記メール受信工程でWebサイトアクセス申込メールを受信する度に、受信したWebサイトアクセス申込メール毎に一意の識別子を生成して前記Webサイトアクセス申込メールの送信元のメールアドレスと関連付けて前記データベースに記憶する識別子生成工程と、
前記Web整理券管理サーバが、前記識別子を含む固有なURLであって所定のアクセス用Webページに接続可能な接続先URLを生成するアクセス用URL生成工程と、
前記メールサーバが、前記接続先URLを記したWebアクセス用整理券メールを作成するWebアクセス用整理券メール作成工程と、
前記メールサーバが、前記Webアクセス用整理券メールを前記Webサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信するWebアクセス用整理券メール送信工程と、
前記Webサーバが、前記接続先URLへアクセスしたユーザ端末にアクセス用Webページを表示させるWebページ表示工程と、
を含み、
前記Webアクセス用整理券メール送信工程において、前記メールサーバが、前記メール受信工程で受付した順に送信時間間隔をおいて前記Webアクセス用整理券メールを送信することを特徴とするWebアクセス用整理券発行方法を提供する。「サーバ群」には、複数のサーバの組み合わせのみならず、複数種類のサーバ機能を有する1つのサーバをも含む。各サーバは物理的に独立したサーバであっても、複数種類のサーバが物理的に同じサーバであっても、1つのサーバが物理的に複数のサーバで構成されていてもよい。データベースはいずれかのサーバ内にあってもよいし、独立したサーバにあってもよいし、複数のサーバに分散して存在してもよい。
本発明の第1の態様によれば、接続先URLをユーザが知ることができるタイミングをずらすことができるので、サイトへのアクセスが全く同じ時刻に集中することを防止でき、アクセスを希望するユーザの誰もがサイトへのアクセスを一刻も早く行いたい場面において、低コストでユーザからのアクセスが短時間に一つのWebサーバに集中しないようにでき、アクセス不能に陥ることを防止し、かつ、接続しようとするユーザのストレスを緩和することができる。
前記アクセス用URL生成工程において、前記接続先URLが、前記識別子をサブドメイン又はディレクトリ名のいずれかに含むことが好ましい。効率的にアクセスを分散することができ、コストを削減できる。
本発明において、「一意の」には、一意的な、一義的なという意味を含む。「一意の識別子」には、例えば、受信したメール毎に別々の識別子であることを含む。「識別子」には、種々の形式の識別子を含み、例えば、アルファベットその他の文字や記号、英数字等のいずれでもよく、また、これらの複数種類を組み合わせてもよい。また、識別子の文字長は特に制限されない。
接続用URLは、静的URLの他、動的URLでもよく、URLの中に「?」や「&」等の記号を含むパラメータを有するものでもよい。
また、前記サーバ群が、さらにDNSサーバをも有し、
前記識別子生成工程において、受信したWebサイトアクセス申込メール毎に一意の識別子とする代わりに、前記Webサイトアクセス申込メールの受付順に所定のメール数ずつ同じ一意の識別子とし、
前記アクセス用URL生成工程において、前記接続先URLが、前記識別子がサブドメインに含まれ、かつ、所定の受付時間でアクセスを受付する期間限定のURLであって、
前記Webアクセス用整理券メール作成工程において、前記Webアクセス用整理券メールが、前記受付時間も記載されているものであって、
かつ、前記DNSサーバが、前記URLを前記受付時間になると有効なURLとし、前記受付時間を過ぎると削除する名称作成・削除工程を含むことが好ましい。受付可能な受付時間を限定することにより、DOS攻撃等を防止することができ、無用なアクセス集中を防止することができ、悪意ある攻撃によるアクセス不能を回避できる。また、受付時間ごとにアクセスできるユーザ数が決まっているので、繋がらないストレスをより緩和できる。
前記接続先URLが、前記識別子をサブドメインに含むバーチャルドメインであることがより好ましい。
また、前記メール受信工程において、前記メールサーバは、前記アクセス用Webページでの総受付上限数を超えた後に受信した補欠数分のWebサイトアクセス申込メールについては、整理券発行待ちの登録を行い、前記接続先URLで前記受付時間内に受付されなかった数分だけ次の工程に進ませることがより好ましい。
なお、Webアクセス用整理券メール送信工程において、前記送信時間間隔が、0.5秒間隔以上1.0秒間隔以下の一定の時間間隔であってもよい。0.5秒の間隔があれば、Webサイト側で次のアクセスに対してのアクセス準備が整う前にアクセス待ちが生じてしまう事態を十分に回避でき、1.0秒以内であれば、返信を待つユーザに返信の遅れを全く感じさせない。Webアクセス用整理券メールにおいて、接続先URLを含める部分は、メールの本文であることが好ましい。本文を表示させてURLをクリックするだけで迅速に接続先にアクセスできる。また、送信時間間隔を、所定の時間間隔とする他、時間間隔を変化させてもよい。例えば、一定数までは時間間隔をゼロ(すなわち同時複数送信)とし、その後一定の時間、送信せず、その後一定の時間は1秒に1回所定数送信し、さらにその後一定の時間は5秒に1回所定数送信するなどとしてもよく、送信間隔を、ユーザの属性やアクセスするWebページの属性から定めてもよいし、あるいは、サーバの受付上限やメール送信開始からの時間数やメール送信数などを変数とする所定の計算式で定めてもよい。
また、前記メール受信工程の後で前記Webアクセス用整理券メール作成工程の前に、前記メールサーバが、メールを受付した旨の受付済メールを前記Webサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信する受付メール送信工程を含むことが好ましい。Webアクセス用整理券メールが届くまでに時間がかかる場合でも、予め受け付けたことがわかるメールを送ることによって、ユーザが誤って再度メール送信してしまうことを防止でき、接続しようとするユーザのストレスを緩和できる。さらに、前記受付メール送信工程が、前記メール受信工程において一定時間内に受付したWebサイトアクセス申込メール数が既定数を超えた場合、以後に受付したWebサイトアクセス申込メールに対してのみに前記受付済メールを返信するものであることが好ましい。
なお、前記メールサーバが、前記Webアクセス用整理券メールを所定時間内に所定のメール数作成したら作成を中止するWebアクセス用整理券メール作成中止工程を含むことが好ましい。
あるいは、メールサーバと、Webサーバと、前記メールサーバと前記Webサーバとに相互に接続してWebページにアクセスするための整理券の発行管理を行うWeb整理券管理サーバと、データベースとを含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群が、前記整理券を発行する方法であって、
前記メールサーバが、複数のユーザ端末からのWebサイトアクセス申込メールを受信するメール受信工程と、
前記Web整理券管理サーバが、所定のアクセス用Webページに接続可能な接続先URLを生成するアクセス用URL生成工程と、
前記メールサーバが、前記接続先URLを記したWebアクセス用整理券メールを作成するWebアクセス用整理券メール作成工程と、
前記メールサーバが、前記Webアクセス用整理券メールを所定のメール数作成したら作成を中止するWebアクセス用整理券メール作成中止工程と、
前記メールサーバが、前記Webアクセス用整理券メールを前記Webサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信するWebアクセス用整理券メール送信工程と、
前記Webサーバが、前記接続先URLへアクセスしたユーザ端末にアクセス用Webページを表示させるWebページ表示工程と、
を含み、
前記Webアクセス用整理券メール送信工程において、前記メールサーバが、前記メール受信工程で受付した順に送信時間間隔をおいて前記Webアクセス用整理券メールを送信するものでもよい。前記Webアクセス用整理券メール作成中止工程の代わりに、前記Webアクセス用整理券メール送信工程において、前記メールサーバが、所定数のWebアクセス用整理券メールを送信した後は、前記メール受信工程で受付した順に送信時間間隔をおいて前記Webアクセス用整理券メールを送信することが好ましい。
また、本発明の第2の態様は、メールサーバと、Webサーバと、前記メールサーバと前記Webサーバとに相互に接続してWebページにアクセスするための整理券の発行管理を行うWeb整理券管理サーバと、データベースとを含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群を有するWebアクセス用整理券発行システムであって、
複数のユーザ端末からのWebサイトアクセス申込メールを受信するメール受信手段と、
前記メール受信手段でWebサイトアクセス申込メールを受信する度に受信したWebサイトアクセス申込メール毎に一意の識別子を生成して前記データベースに記憶する識別子生成手段と、
前記識別子を含む固有なURLであって所定のアクセス用Webページに接続可能な接続先URLを生成するアクセス用URL生成手段と、
前記接続先URLを記したWebアクセス用整理券メールを作成するWebアクセス用整理券メール作成手段と、
前記Webアクセス用整理券メールを、前記メール受信手段で受付した順に送信時間間隔をおいて前記Webサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信するWebアクセス用整理券メール送信手段と、
前記接続先URLへアクセスしたユーザ端末にアクセス用Webページを表示させるWebページ表示手段と、を有することを特徴とするWebアクセス用整理券発行システムを提供する。
本発明の第2の態様によれば、接続先URLをユーザが知ることができるタイミングをずらすことができるので、サイトへのアクセスが全く同じ時刻に集中することを防止でき、アクセスを希望するユーザの誰もがサイトへのアクセスを一刻も早く行いたい場面において、低コストでユーザからのアクセスが短時間に一つのWebサーバに集中しないようにでき、アクセス不能に陥ることを防止し、かつ、接続しようとするユーザのストレスを緩和することができる
前記サーバ群がDNSサーバをも有するものであって、
前記識別子生成手段において、受信したWebサイトアクセス申込メール毎に一意の識別子とする代わりに、前記Webサイトアクセス申込メールの受付順に所定のメール数ずつ同じ一意の識別子とし
前記接続先URLが、前記識別子がサブドメインに含まれ、かつ、所定の受付時間でアクセスを受付する期間限定のURLであって、
前記Webアクセス用整理券メールが、前記受付時間も記載されているものであって、
前記URLを前記受付時間になると有効なURLとし、前記受付時間を過ぎると削除する名称作成・削除手段を有することが好ましい。
また、前記メールサーバが、さらに、メールを受付した旨の受付済メールを前記Webサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信する受付メール送信手段を有することが好ましい。前記受付メール送信手段が、前記メール受信手段によって一定時間内に受付したWebサイトアクセス申込メール数が既定数を超えた場合、以後に受付したWebサイトアクセス申込メールに対してのみに前記受付済メールを返信するものであることがより好ましい。
本発明によれば、低コストでユーザからのアクセスが短時間に一つのWebサーバに集中しないようにでき、アクセス不能に陥ることを防止し、かつ、接続しようとするユーザのストレスを緩和することができる。
ロードバランサーを使用する従来方法を示す図である。 DNSサーバを使用する従来方法を示す図である。 本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例1において使用されるシステム構成図である。 本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例1の手順を示す概念図である。 本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例1の手順の応用例を示す概念図である。 本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例2において使用されるシステム構成図である。 本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例2の手順を示す概念図である。 本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例3の手順を示すフロー図である。 本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例3の手順のうち、補欠の取り扱いを示すフロー図である。 本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例4において使用されるハードウェア主要部の構成と手順を示す概念図である。 本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例5において使用されるハードウェア主要部の構成と手順を示す概念図である。
本発明のWebアクセス用整理券発行システムは、CPUなどの演算処理装置、RAMやハードディスクなどの記憶装置を有するコンピュータ端末(サーバも含む)上でその処理が実現される。本実施例のWebアクセス用整理券発行システムを実現するプログラムは、当該コンピュータ端末のハードディスクに記憶されており、かかるプログラムは、所定の操作をされることによってRAM等などに読み込まれ、その機能(手段)を演算処理装置で実行し、もって、所定の処理が行われる。そして、かかる処理に用いる記憶手段として記憶する情報は、データベースやデータファイルなどの各種のファイル保存形式でRAMやハードディスクなどの記憶装置に記憶されており、その処理の際に適宜読み出されることで、所定の処理が行われる。また、処理した結果も、RAMやハードディスクなどの記憶装置に書き出され、適宜記憶される。本発明に於ける各手段は、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上は同一の領域を構成するものであってもよい。
以下、本発明のWebアクセス用整理券発行方法及びWebアクセス用整理券発行システムについて、添付図面を参照して実施例を用いて本発明の好適な実施の形態を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本実施例は、ユーザ端末に所定のWebページにアクセスしようとするユーザ端末に、アクセスするための整理券の役割を果たす接続先URLを記載したメールを、時間差を設けて発行するものである。
{構成}
本実施例では、Webアクセス用整理券発行システムは、1又は複数のサーバから構成されるサーバ群を有し、上記サーバ群は、メールサーバと、Webサーバと、前記メールサーバと前記Webサーバとに相互に接続してWebページにアクセスするための整理券の発行管理を行うWeb整理券管理サーバと、データベースとを有する。各サーバは、それぞれ、物理的に1又は複数のサーバから構成されて1種類のサーバとして機能するものであってもよく、また、複数種類のサーバとしての機能が物理的に1つのサーバから構成されていてもよい。例えば、データベースがWeb整理券管理サーバ内にあってもメールサーバ内にあってもよく、Web整理券管理サーバがメールサーバ内にあってもよく、Webサーバが多数あってもよい。また、データベースは、他のサーバとは別のデータベースサーバ内にあってもよいし、メールサーバ内にあってもWebサーバ内にあっても、また複数サーバに分散して存在していてもよい。本実施例では、メールサーバとWebサーバとWeb整理券管理サーバとはネットワークを介して相互に接続されているが、物理的に同じサーバ内にあって相互にアクセスできるものであってもよい。
本実施例のWebアクセス用整理券発行システムは、メールサーバと、Webサーバと、Web整理券管理サーバと、データベースとを含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群を有するWebアクセス用整理券発行システムであって、前記Web整理券管理サーバは、前記メールサーバと前記Webサーバとに相互に接続してWebページにアクセスするための整理券の発行管理を行うものであって、(1)複数のユーザ端末からのWebサイトアクセス申込メールを受信するメール受信手段と、(2)メール受信手段でWebサイトアクセス申込メールを受信する度に受信したWebサイトアクセス申込メール毎に一意の識別子を生成してデータベースに記憶する識別子生成手段と、(3)識別子を含む固有なURLであって所定のアクセス用Webページに接続可能な接続先URLを生成するアクセス用URL生成手段と、(4)接続先URLを記したWebアクセス用整理券メールを作成するWebアクセス用整理券メール作成手段と、(5)Webアクセス用整理券メールを、メール受信手段で受付した順に送信時間間隔をおいてWebサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信するWebアクセス用整理券メール送信手段と、(6)接続先URLへアクセスしたユーザ端末にアクセス用Webページを表示させるWebページ表示手段と、(7)メールを受付した旨の受付済メールをWebサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信する受付メール送信手段とを有するものである。また、データの通信を行う手段を通信手段として総称し、通信手段には、メール受信手段とWebアクセス用整理券メール送信手段と受付メール送信手段とを含み、また、電話回線を介しての通信やインターネット等のネットワークを介しての通信を行う手段を含み、メールサーバとWebサーバとデータベースとを相互に接続する手段を含む。
本実施例においては、通信手段及び表示手段がユーザの端末内にあり、通信手段及び、識別子作成手段、URL作成手段、メール作成手段、また、記憶蓄積手段としてのデータベース、Webページ作成手段、Webページ表示手段が、相互に接続されたメールサーバとWebサーバとWeb整理券管理サーバとを有する複数のサーバによって構成されたサーバ群内にある。識別子照合判定手段やURL照合判定手段もサーバ群内にあってもよい。本実施例においては、メールアドレスデータと識別子データと送信メール内容データとURLデータと受信時刻データと受付時間データを記憶し蓄積するデータベースを有しWebページのURLの作成を行いWebページにアクセスするための整理券の発行管理を行うWeb整理券管理サーバと、識別子の作成並びにメールの送信及び受信を行うメールサーバと、Webページの内容を記憶し蓄積するとともにWebページ作成やWebページ表示を行うWebサーバとが、互いにLAN等で接続され1つのサーバ群を形成しているが、上記のようなデータベースとメール送受信機能とWebページ作成表示機能とを有した1つのサーバであってもよい。また、データベースは、本実施例においてはWeb整理券管理サーバ内にあるが、データベースサーバとして独立したサーバに存するものでも、例えばメールサーバ内あるいはWebサーバ内にあってもよい。上記メールサーバ、Webサーバ、Web整理券管理サーバ、データベースは複数あってもよい。また、メール送受信サーバがメール送信サーバとメール受信サーバに分かれていてもよい。また、メールサーバあるいはWebサーバあるいはWeb整理券管理サーバが、データベースの全て又は一部の複製を保持していてもよい。
図3は、本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例1において使用されるシステム構成図である。Web整理券管理サーバ40は、Web整理券管理プログラムを有するWeb整理券管理部405とデータベース404とを有する。Web整理券管理部405は、メールサーバ20内にフロント部であるWeb整理券管理フロント部(メールサーバ内)202を有し、Webサーバ30内にフロント部であるWeb整理券管理フロント部(Webサーバ内)302を有する。Web整理券管理フロント部(メールサーバ内)202は、Web整理券管理部405のフロントとしてメールサーバ20内のメール受付部201にアクセスして、メール送受信等の制御を行う。Web整理券管理フロント部(Webサーバ内)302は、Web整理券管理部405のフロントとしてWebサーバ30でWebアクセスチェック等の制御を行う。メールサーバ20もWebサーバ30も、Web整理券管理部405がどのサーバに存在するかを意識しないために、それぞれのフロント部を介する。各フロント部は、各サーバ内で実行するプログラムを有し、処理の連携を行う。
本実施例においては、データベース404を有するWeb整理券管理サーバ40と、メールサーバ20と、Webサーバ30とは、インターネットやLAN、WAN等の通信ネットワークを介して又は直接に互いに接続され、サーバ群50を構成し、相互に情報の送受信が可能である。メールサーバ20とWebサーバ30とWeb整理券管理サーバ40とを含むサーバ群50は、ユーザ端末10と、インターネットやLAN、WAN等の通信ネットワークを介して相互に情報の送受信が可能である。
ユーザ端末10は、例えば、ノートPCやタブレットPCを含むパーソナルコンピュータ(PC)や、スマートフォンを含む携帯電話、PDA等、メールの送受信による通信手段を有する端末である。メールサーバ20は、メール送信及びメール受信による通信手段を含むメール受付部201を有するサーバであって、識別子作成手段、メール作成手段を有する。メールサーバ20は、保有しているメールアドレスに送信されたメールは自動的に受信する。メール受付部201は、Web整理券管理フロント部(メールサーバ内)202によって制御される。Webサーバ30は、Webページを提供するサーバであって、Webページ作成手段、Webページ記憶手段、Webページ表示手段を有する。Webサーバ30は、Web整理券管理フロント部(Webサーバ内)302によってフォーム入口でチェック依頼を出し、Webアクセスチェックを行う。Webサーバ30は、さらに、識別子照合判定手段、URL照合判定手段を有していてもよい。Web整理券管理サーバ40は、URL作成手段を有する。Web整理券管理サーバ40は、Web整理券管理部405でWeb整理券の発行やアクセスチェックなどの要求を受け付けて、実際に要求を処理するデータベース404にアクセスして連携し、Web整理券管理部405を通じ、Web整理券管理フロント部(メールサーバ内)202、Web整理券管理フロント部(Webサーバ内)302にアクセスする。メールサーバ20内の各手段は、Web整理券管理フロント部(メールサーバ内)202によって制御され、Webサーバ30内の各手段は、Web整理券管理フロント部(Webサーバ内)302によって制御される。
Web整理券管理サーバ40のWeb整理券管理部405には、Webアクセス用整理券管理プログラムが搭載されている。
上記Webアクセス用整理券管理プログラムは、コンピュータに、生成された識別子を含む接続先URLを作成する機能、Web整理券管理フロント部(メールサーバ内)202にWebアクセス用整理券発行プログラムを実行させる機能Web整理券管理フロント部(Webサーバ内)302にWebアクセス用整理券受付プログラムを実行させる機能を実現させるためのプログラムである。
データベース404は、送信元メールアドレスデータと識別子のデータとが互いに関連付けられたテーブルを有する。前記接続先URLで表示するWebページの内容は、本実施例では、Webサーバ30内のWebページ記憶手段に記憶されているが、データベース404内に記憶されていてもよい。
メールサーバ20のWeb整理券管理フロント部(メールサーバ内)202には、Webアクセス用整理券メール発行プログラムが搭載されている。
上記Webアクセス用整理券メール発行プログラムは、コンピュータに、メール受信機能、メールを受信する度に受信したメール毎に一意の識別子を生成してデータベースに記憶させる機能、受信したメールの送信元メールアドレス宛てであって本文に上記識別子を含むURLを記載した返信メールを作成する機能、作成した返信メールを受信したメールの送信元メールアドレスに対しメールを受信した順に送信時間間隔をおいて返信する機能を実現させるためのプログラムである。上記返信メールには、本実施例では、Webアクセス用整理券メールのほか、受付済メールを含むが、受付済みメールではURLは入れない。
Webサーバ30のWeb整理券管理フロント部(Webサーバ内)302には、Webアクセス用整理券受付プログラムが搭載されている。
上記Webアクセス用整理券受付プログラムは、コンピュータに、所定のアクセス用Webページを作成して前記接続先URLと関連付けてデータベースに記憶する機能、データベースに登録された識別子がアクセスされた接続先URLの所定の箇所に含まれているかを確認する識別子照合判定機能、所定の識別子が含まれていることを確認されたURLと関連付けて記憶されているアクセス用Webページを検索するURL照合判定機能、前記接続先URLにアクセスしたユーザ端末に前記アクセス用Webページを送信して表示させる機能を実現させるためのプログラムである。作成された接続先URLは、仮想Webサーバ内のWebページである。さらに、仮想サーバの特定のWebページを表示させるのに、仮想ディレクトリを含むURLを接続先URLとしてもよい。所定のアクセス用Webページを作成する際に、既存のアクセス用Webページを複製してもよい。
メールサーバ20、Webサーバ30、Web整理券管理サーバ40は、それぞれ、CPU、メモリ、オペレーティングシステム、デバイスドライバ等で構成される制御装置と、磁気ディスク等の二次記憶、LANボード等の通信制御装置を備えている。データベース404は、磁気ディスク等の二次記憶を備えているが、メールサーバ20、Webサーバ30と同様にサーバ機能を有していてもよい。メールサーバ20、Webサーバ30、Web整理券管理サーバ40とは、互いにLANやインターネット等で接続されており、メールサーバ20又はWebサーバ30からの操作命令に基づき、互いに協働して本発明のWebアクセス用整理券メール発行処理及びWebアクセス用整理券受付処理を行う。
Web整理券管理サーバ40の磁気ディスクには、Webアクセス用整理券管理プログラムが格納されている。メールサーバ20の磁気ディスクには、Webアクセス用整理券メール発行プログラムが格納されている。Webサーバ30の磁気ディスクには、Webアクセス用整理券受付プログラムやWebページ内容が格納されている。データベースには、メールアドレス、識別子、URL、受付時間、受信時刻、送信メール内容が記憶し蓄積されている。データベースにWebページ内容が格納されていてもよい。メールサーバ20、Webサーバ30、Web整理券管理サーバ40は、通常のサーバが有するクロック機能等を備えている。
Web整理券管理サーバ40は、Web整理券管理サーバ40のCPUが、Web整理券管理サーバ40のWebアクセス用整理券管理プログラムをWeb整理券管理サーバ40のメモリにロードして実行することにより本発明のWebアクセス用整理券メール管理処理が可能なコンピュータの機能を実現する。メールサーバ20は、メールサーバ20のCPUが、メールサーバ20のWebアクセス用整理券メール発行プログラムをメールサーバ20のメモリにロードして実行することにより本発明のWebアクセス用整理券メール発行処理が可能なコンピュータの機能を実現する。Webサーバ30は、Webサーバ30のCPUが、Webサーバ30のWebアクセス用整理券受付プログラムをWebサーバ30のメモリにロードして実行することにより本発明のWebアクセス用整理券受付処理が可能なコンピュータの機能を実現する。各サーバのCPUは、通常のコンピュータに搭載する演算処理装置であり、各種プログラムを実行し、各種制御等を行うことができる。メールサーバ20は複数のメールアカウントを有することができるが、本実施例では1つのメールアドレスで代表して説明する。
Webサーバ30は、1又は複数の物理マシンからなり、各物理マシンは複数のOSとハードウェアを稼働させて複数の仮想サーバとして機能させることができる。IPアドレスとポート番号が同じでもHTTPのプロトコルヘッダを変えて複数の名前ベースの仮想サーバにできる。Webサーバ30は、本実施例では、1つで複数のドメインを有し、複数の仮想Webサーバを含む。また、Webサーバ30が、別々のドメインを有する複数のWebサーバからなるものでもよい。
識別子作成手段は、メールサーバ20のクロック機能を利用して、システムタイムをベースに識別子を作成する。例えば、「{LAwg6nT}」、「0627su1i2xqu」のような、記号や英数字の組み合わせで作成する。日付データと、メールサーバ20のシステムタイムをベースに生成した一意のキーとを組み合わせるなどにより、データベース404内に記憶されている他の識別子と重ならないように自動作成される。本実施例では、識別子の文字長には制限がない。
URL作成手段は、作成された識別子を、所定の文字データと組み合わせてURLを作成する。図4は、本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例1の手順を示す概念図である。例えば、それぞれ別の仮想サーバにアクセスさせる場合、作成された識別子が「w1」、「w2」であれば、URLとしてサブドメインに識別子を入れて、例えば「http://w1.ckip.jp」「http://w2.ckip.jp」を自動作成する。同一サーバの別々の仮想ディレクトリにアクセスさせる場合、作成された識別子が「abc234」、「sjw383」であれば、URLとしてパス名に識別子を入れて、例えば「http://w1.xx.xx/yyy/zzzzz?abc234」「http://w1.xx.xx/yyy/zzzzz?sjw383」を自動作成する。作成されるURLは静的URLでも動的URLでもよい。所定のURLにアクセスしたユーザ端末に表示するWebページのURLを複数自動作成してもよい。例えば、「http://w1.xx.xx/yyy/zzzzz?abc234」へ最初にアクセスしたユーザ端末に「http://x1.xx.xx/?n=abc234」で特定されるWebページを表示し、次にアクセスしたユーザ端末に「http://x1.xx.xx/?n=sjw383」で特定されるWebページを表示するものであってもよい。URLは、全く異なるドメインでも良いが、同一ドメインのサブドメインであっても良い。すなわち、「http://a1.a2.jp」「http://b1.b2.jp」「http://c1.c2.jp」のようなアドレスでも良いし、「http://a1.xx.jp」「http://a2.xx.jp」「http://a3.xx.jp」のようアドレスでも良い
識別子照合判定手段は、データベース404にアクセスして、ユーザ端末からアクセスされたURLに含まれる所定位置の文字データを、データベース404内に記憶されている識別子全てと照らし合わせ、一致するかを判定する。
メール作成手段は、URL作成手段によって作成された接続先URLを本文に含めたWebアクセス用整理券メールを作成する。本実施例では、メール作成手段は、かかるメール以外に、接続先URLを含まないが受付した旨を伝える受付済メールも作成する。
本実施例では、Webサーバ30は、前述のハードウェア構成とWebアクセス用整理券管理プログラムによって、上述した(3)アクセス用URL生成手段として機能する。また、メールサーバ20は、前述のハードウェア構成とWebアクセス用整理券メール発行プログラムによって、上述した(1)メール受信手段、(2)識別子生成手段、(4)Webアクセス用整理券メール作成手段、(5)Webアクセス用整理券メール送信手段、(7)受付メール送信手段として機能する。また、Webサーバ30は、前述のハードウェア構成とWebアクセス用整理券受付プログラムによって、上述した(6)Webページ表示手段として機能する。
{処理プロセス}
本実施例のWebアクセス用整理券発行方法は、メールサーバと、Webサーバと、前記メールサーバと前記Webサーバとに相互に接続してWebページにアクセスするための整理券の発行管理を行うWeb整理券管理サーバと、データベースとを含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群が、前記整理券を発行する方法であって、(1)前記メールサーバが、複数のユーザ端末からのWebサイトアクセス申込メールを受信するメール受信工程と、
前記メールサーバが、前記メール受信工程でWebサイトアクセス申込メールを受信する度に、受信したWebサイトアクセス申込メール毎に一意の識別子を生成して前記データベースに記憶する識別子生成工程と、(2)前記Web整理券管理サーバが、前記識別子を含む固有なURLであって所定のアクセス用Webページに接続可能な接続先URLを生成するアクセス用URL生成工程と、(3)前記メールサーバが前記接続先URLを記したWebアクセス用整理券メールを作成するWebアクセス用整理券メール作成工程と、(4)前記メールサーバが前記Webアクセス用整理券メールを前記Webサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信するWebアクセス用整理券メール送信工程と、(5)前記Webサーバが前記接続先URLへアクセスしたユーザ端末にアクセス用Webページを表示させるWebページ表示工程とを含み、前記Webアクセス用整理券メール送信工程(4)において、前記メールサーバが、前記メール受信工程(1)で受付した順に送信時間間隔をおいて前記Webアクセス用整理券メールを送信するものである。Webアクセス用整理券管理プログラムとWebアクセス用整理券メール発行プログラムとWebアクセス用整理券受付プログラムとは、以下に示すステップをコンピュータに実行させるものである。
本実施例のWebアクセス用整理券発行方法の処理プロセスをより詳細に説明する。メールサーバ20及びWebサーバ30は、Web整理券管理サーバ40内のWeb整理券管理部405からアクセスされるWeb整理券管理フロント部(メールサーバ内)202及びWeb整理券管理フロント部(Webサーバ内)302によってそれぞれ制御されて下記各工程を実行する。
(ステップ110:メール受信工程)例えば、イベントの速報がある日の12時にインターネットで公開される場合において、速報アクセスを希望する者は12時以降に所定のメールアドレス(例えば、eventxx@ckip.jp)に空メールを送信すべき旨を予め周知しておく。12時になると、図4に示したように、メールサーバ20は、複数のユーザ端末10からのWebサイトアクセス申込メールを受信する。本実施例では、eventxx@ckip.jpのメールアドレスを宛先とするメールを受信する。送信元アドレスが分かればよいので、Webサイトアクセス申込メールは空メールでよい。メールサーバ20は、受信ごとに、送信元のメールアドレスと受信時刻とを関連付けてデータベース404に記憶する。
(ステップ120:識別子生成工程)メールサーバ20は、Webサイトアクセス申込メールを受信する度に、受信したWebサイトアクセス申込メール毎に一意の識別子を生成してデータベース404に記憶する。例えば、一番初めに受信したWebサイトアクセス申込メールに対しては「w1」、次のWebサイトアクセス申込メールには「w2」、その次のWebサイトアクセス申込メールには「w3」の識別子を生成して、各Webサイトアクセス申込メールの送信元アドレスと関連付けてデータベース404に記憶する。
(ステップ130:アクセス用URL生成工程)メールサーバ20は識別子を作成すると、ネットワークを介して接続されているWeb整理券管理サーバ40に作成した識別子を伝達する。Web整理券管理サーバ40が、前記識別子を含む固有なURLであって所定のアクセス用Webページに接続可能な接続先URLを生成する。例えば、識別子が「w1」であったら、対応する接続先URLとして所定のアクセス用Webページを表示するURLである「http://w1.ckip.jp」を生成する。アクセス用Webページの内容は、予めWeb整理券管理サーバ40のデータベースに記憶されているものであってもよいし、接続先URLを生成するとともにあるいは接続先URLにアクセスがあった際に1つのアクセス用Webページの内容を自動コピーして生成されるものであってもよい。図4に示した本実施例では、識別子「w1」を生成するとともに、Webサーバ30内の仮想WebサーバであるWebサーバ30aのIPアドレス及びポート番号及びサーバネームに変換可能なURL「http://w1.ckip.jp」を生成する。同様にして、識別子「w2」を生成するとともに、Webサーバ30内の仮想WebサーバであるWebサーバ30bのIPアドレス及びポート番号及びサーバネームに変換可能なURL「http://w2.ckip.jp」を生成する。識別子「w3」を生成するとともに、Webサーバ30内の仮想WebサーバであるWebサーバ30cのIPアドレス及びポート番号及びサーバネームに変換可能なURL「http://w3.ckip.jp」を生成する。前記接続先URLと前記接続先URLで接続可能なアクセス用Webページとは関連付けて前記データベースに記憶する。
(ステップ140:Webアクセス用整理券メール作成工程)Web整理券管理サーバ40は接続先URLを作成すると、ネットワークを介して接続されているメールサーバ20に作成した接続先URLを伝達する。メールサーバ20が、データベース404に記憶されているWebサイトアクセス申込メールの送信元のメールアドレスを送信先とし接続先URLを本文に記したWebアクセス用整理券メールを作成する。Webアクセス用整理券メールにおいて、接続先URLを含める部分は、メールの本文であることが好ましい。本文を表示させてURLをクリックするだけで迅速に接続先にアクセスできる。
(ステップ150:Webアクセス用整理券メール送信工程)メールサーバ20が、作成したWebアクセス用整理券メールを、送信先に指定されているWebサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信する。メールサーバ20は、データベース404に記憶されている受信時刻を参照し、クロック機能を利用して、メール受信工程で受付した順に送信時間間隔をおいて前記Webアクセス用整理券メールを送信する。前記Webアクセス用整理券メールは、X秒毎に1通ずつ送信する。秒数の「X」は任意の数であって、本実施例では、X=0.5とするが、これに限定されない。最初に受信したWebサイトアクセス申込メールの送信元にWebアクセス用整理券メールを送信したX秒後に、2番目に受信したWebサイトアクセス申込メールの送信元にWebアクセス用整理券メールを送信し、さらにX秒後(最初の送信から2X秒後)に、3番目に受信したWebサイトアクセス申込メールの送信元にWebアクセス用整理券メールを送信する。ユーザ端末10は順次Webアクセス用整理券メールを受信する。メールサーバ20は、ユーザ端末10へWebアクセス用整理券メールを送信して処理を終了する。
接続先URLをユーザが知ることができるタイミングをずらすことができるので、サイトへのアクセスが全く同じ時刻に集中することを防止でき、例えば、選挙速報のように、アクセスを希望するユーザの誰もがサイトへのアクセスを一刻も早く行いたい場面において、低コストでユーザからのアクセスが短時間に一つのWebサーバに集中しないようにでき、アクセス不能に陥ることを防止し、かつ、接続しようとするユーザのストレスを緩和することができる。本実施例では、アクセスさせる仮想Webサーバが毎回異なるため、アクセス分散ができる。同じ仮想Webサーバに対し、異なるURLでアクセスさせることもできるので、仮想Webサーバの数が少なくても、アクセスが重ならない時間間隔を十分にあければ、再び同じ仮想WebサーバにアクセスするURLを送信することができるので、コストを削減できる。
送信時間間隔は、X秒(本実施例では0.5秒)であり、かかる時間間隔をおいて返信することにより、Webサイト側で次のアクセスに対してのアクセス準備が整う前にアクセス待ちが生じてしまう事態を十分に回避できる。間隔は、0.5秒以上であっても、1.0秒以内であれば、返信を待つユーザに返信の遅れを全く感じさせないので、送信時間間隔(X)は1.0秒であってもよい。
Webアクセス用整理券メールを送信した後、データベース404に記憶したWebサイトアクセス申込メールの送信元のメールアドレスのうち送信先としたメールアドレスとその受信時刻の情報を削除してもよい。
(ステップ160:Webページ表示工程)接続先URLが記載されたWebアクセス用整理券メールを受信したユーザ10には、メール開封時に接続先URLを表示させる。ユーザ端末10は接続先URLを選択すること等により接続先URLへアクセスすることができる。Webサーバ30が、前記接続先URLへアクセスしたユーザ端末10にアクセス用Webページを表示させる。Webサーバ30は、ユーザ端末10へアクセス用Webページを表示させて処理を終了する。
図4に示した例では、「http://w1.ckip.jp」、「http://w2.ckip.jp」、「http://w3.ckip.jp」をURLとする仮想Webサーバ30a、30b、30cにそれぞれアクセスさせてアクセス用Webページを表示する。接続先URL中での識別子を入れる場所によって、IPアドレスが異なる仮想Webサーバにアクセスさせることもできるし、IPアドレスは同じであるがポート番号が異なる仮想Webサーバにアクセスさせることもできるし、HTTPのプロトコルヘッダに識別子を入れれば、名前ベースの仮想サーバで別々の仮想Webサーバにアクセスさせることもできる。
また、パス名に識別子を入れることにより、同じWebサーバ内の異なる仮想ディレクトリにアクセスさせることもできる。図5は、本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例1の手順の応用例を示す概念図である。図5では、クエリを含むURL「http://w1.xx.xx/yyy/zzzzz?abc234」のうち、同じメールアドレスでのWebサイトアクセス申込メールを受信したものは「http://w1.xx.xx/yyy/」の部分が共通し、パス名を「/zzzzz?abc234」、「/zzzzz?sjw383」のように変えることによって、同じ仮想Webサーバ(「http://w1.xx.xx/yyy」)内の異なる仮想ディレクトリ(「/zzzzz?abc234」、「/zzzzz?sjw383」)にアクセスを分散させることができる。接続先URLが、前記識別子をサブドメイン又はディレクトリ名のいずれかに含むことが好ましい。物理的マシンが少なくても、仮想Webサーバ及び仮想ディレクトリで多数の平行処理が可能となる。
一度使用された接続先URLは、繰り返し使われないように破棄してもよい。これにより、使用済みの接続先URLを手に入れたユーザによる不正アクセスを防止できる。
さらに、チケットの申し込み等のサイトであれば、図5に示したように、発行するURLのうち一定数を同じ「http://w1.xx.xx/yyy/zzzzz?abc234」とし、同じURLで発行したものは、個別の識別子に基づく整理番号(abc234、jw383等)をデータベースに記憶しておき、このURLで最初にアクセスしたユーザ端末にひとつの整理番号に基づくURL「http://x1.xx.xx/?n=abc234」で特定されるWebページ(図5において受付フォームページ)を表示し、次にこのURLでアクセスしたユーザ端末に別の整理番号に基づくURL「http://x1.xx.xx/?n=sjw383」で特定されるWebページ(図5において受付フォームページ)を表示するようにしてもよい。これにより、同時進行で多数の受付が可能となる。したがって、繋がりにくいサイトでユーザが何度も同じページにアクセスしてWebサーバに負荷をかけすぎてしまうことを防止できる。
また、Webページ表示工程において、Webサーバ30にユーザ端末10からのアクセスがあった際に、データベースを検索して、データベースに登録された識別子がアクセスされた接続先URLの所定の箇所に含まれているかを確認する識別子照合判定工程を含んでもよい。また、さらに、所定の識別子が含まれていることを確認されたURLと関連付けて記憶されているアクセス用Webページを検索するURL照合判定工程を含んでもよい。
(ステップ112:受付メール送信工程)上述したステップ110:メール受信工程の後であって、上述したステップ150:Webアクセス用整理券メール送信工程までの間に、メールサーバ20が、メールを受付した旨の受付済メールを前記Webサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信するものであってもよい。例えば、図5に示したように、受付済メールとして、まずは、メール受信ごとに「×××への申込を受付けました。整理券発行までお待ち下さい。」という内容の受付済メールを返信しておいてから、後で、「×××への整理券を発行します。以下のURLをクリックして、アクセス下さい。http://w1.xx.xx/yyy/zzzzz?abc234」という内容のWebアクセス用整理券メールを送信する。特に、メール受信工程で一定時間内に受付したWebサイトアクセス申込メール数が既定数を超えた場合に、以後に受付したWebサイトアクセス申込メールに対してのみに前記受付済メールを返信するものであることが好ましい。メールの受信順に送信時間をずらしてWebアクセス用整理券メールを送信するため、短時間で莫大な数のWebサイトアクセス申込メールがあった場合、Webアクセス用整理券メールの送信が遅くなり、ユーザが申込が受け付けられなかったと勘違いして再度Webサイトアクセス申込メールを送信してしまうおそれが生じるが、一旦、受付済メールを送信することにより、ユーザは安心してWebアクセス用整理券メールを待つことができる。メールの受付処理は、Webアクセス処理の100倍以上こなすことができるが、受付済メールを送信することで、二重三重の申込を防止でき、ユーザのストレスを緩和しながら、アクセス集中を効率よく回避することができ、トラフィックの混雑を避けることができる。
{効果}
本実施例によれば、一つのサイトにアクセスされる時刻をずらすことができ、ずらす時間がごく僅かでも、アクセス集中によるサーバダウンを飛躍的に減らせるので、低コストでユーザからのアクセスが短時間に一つのWebサーバに集中しないようにでき、アクセス不能に陥ることを防止し、かつ、接続しようとするユーザのストレスを緩和することができる。本実施例においては、機能に特化したサーバを組み合わせてあるので、全体として処理能力の高いサーバ群を実現でき、Webサイトアクセス申込メールの数が多量であっても、Webアクセス用整理券メールの送信やWebサイトの表示はスムーズに行うことができる。
本実施例によれば、従来必要とされてきたロードバランサーやDNSラウンドロビンが不要となり、コスト削減につながるのみならず、より快適なアクセスが可能となり、繋がらないストレスから解放される。また、本実施例によれば、一度に処理できる受付数が、最初からサイトアクセスを必要とする従来の方法と比べると飛躍的に増すことが期待できる。そのため、コンサート等のチケットをはじめとする各種申込や選挙速報や受験結果速報等の各種速報、あるいは、地震などの災害情報、投票や一斉クイズの回答等、短時間の間にアクセスが集中する可能性のあるサイトにも利用できる。
本実施例は、ユーザ端末に所定のWebページにアクセスしようとするユーザ端末に、アクセスするための整理券であって接続先URLを記載したメールを、時間差を設けて発行するだけでなく、接続先URLがアクセス可能な時間すなわち受付時間が限定されているURLであって、上記メールに前記受付時間を併記してあるものである。
{構成}
図6は、本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例2において使用されるシステム構成図である。本実施例のWebアクセス用整理券発行システムは、基本的には上述した実施例1と同様の構成であるが、下記に述べる点が異なる。サーバ群50にDNSサーバ70をも有し、DNSサーバ70はWeb整理券管理部405からアクセスされて実行されるDNS設定ファイル書き換えプログラム708を有し、DNS設定ファイル書き換えプログラム708をじっこうすることにより、DNS設定ファイル709は書き換えられる。また、Webサーバ30内に、Web整理券管理フロント部(Webサーバ内)302によって実行されるWeb設定ファイル書き換えプログラム306を有し、Web設定ファイル書き換えプログラム306を実行することによりWeb設定ファイル307は書き換えられる。図7は、本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例2の手順を示す概念図である。
本実施例のWebアクセス用整理券発行システムは、名称作成・削除手段もサーバ群50内に有するものであって、サーバ群50には、URLにIPアドレスやポート番号等を割り振ったり、名前ベースの仮想Webサーバにおけるドメイン名称の作成・削除を行ったりするDNSサーバ(図7において図示なし)をも有する。なお、互いにネットワークを介して相互に接続された複数のサーバで構成させるサーバ群であってもよいし、データベースとメール送受信機能とWebページ作成表示機能とDNSサーバ機能とを有する1台のサーバでもよい。DNSサーバは、一般的DNSサーバの機能を備えており、(7)IPアドレスの割振りやドメイン名称の作成や削除を行う名称作成・削除手段を有する。名称作成・削除手段は、本実施例では、所定のURLに対応する名前ベースの仮想Webサーバを受付時間になると有効なURLとするために名称を作成し、受付時間を過ぎると削除するものである。DNSサーバは、セカンダリDNSが同一のことはあるが、少なくともプライマリーDNSサーバは別のサーバとなり、プライマリーDNSサーバを書き換えるために、DNSサーバへのアクセス情報はWeb整理券管理サーバのみが持つため、DNSサーバ内にWeb整理券管理部のフロント部はないことが好ましい。DNSサーバについては、Web整理券管理サーバから、一方向の、DNSの設定ファイル書き換え要求のみとなり、DNS設定ファイル書き換えプログラムはWeb整理券管理サーバからの書き換え要求のみに応じて書き換えを行う。
DNSサーバには、名称作成・削除プログラムが搭載されている。上記名称作成・削除プログラムは、コンピュータに、URLの照合判定機能、IPアドレス割振機能、名称作成機能、名称削除機能を実現させるためのプログラムである。DNSサーバは、CPU、メモリ、オペレーティングシステム、デバイスドライバ等で構成される制御装置と、磁気ディスク等の二次記憶、LANボード等の通信制御装置を備えている。DNSサーバは、前述のハードウェア構成と名称作成・削除プログラムによって、上述した(7)名称作成・削除手段として機能する。
{手順}
本実施例のWebアクセス用整理券発行方法では、実施例1で示した、ステップ110:メール受信工程、ステップ112:受付メール送信工程、ステップ120:識別子生成工程、ステップ130:アクセス用URL生成工程、ステップ140:Webアクセス用整理券メール作成工程、ステップ150:Webアクセス用整理券メール送信工程、ステップ160:Webページ表示工程を含むが、下記に示した部分が相違する。本実施例は例えばチケットの申込など、予め表示するアクセス用Webページが決定されている場合に適する。
ステップ120:識別子生成工程において、受信したWebサイトアクセス申込メール毎に一意の識別子とする代わりに、前記Webサイトアクセス申込メールの受付順に所定のメール数ずつ同じ一意の識別子とする。
ステップ130:アクセス用URL生成工程において、接続先URLは、前記識別子がサブドメインに含まれ、かつ、所定の受付時間でアクセスを受付する期間限定のURLとする。すなわち、Webサーバ30は、DNSサーバに作成した接続先URLと受付時間を伝達し、DNSサーバが、接続先URLを、受付時間中だけ有効なIPアドレス及びポート番号及びサーバネームに変換する。アクセスするWebサーバのURLにおいて、サブドメイン名に対する名称を時間とともに、DNSを変更し、一定時間内のみ有効なサブドメイン名を使う。Web整理券管理部がサブドメインを動的に作成し、作成したサブドメインをDNS設定ファイル書き換えプログラムに伝えて書き換えると同時に、該当するWebサーバのWeb設定ファイル書き換えプログラムを起動させ、Webサーバの設定ファイルをREROAD(リロード)する。REROADにより、現在稼働中のWebサービスのプロセスが終了次第、新しい設定ファイルが読み込まれ、新規の動的サブドメインが有効になる。
ステップ140:Webアクセス用整理券メール作成工程において、例えば、「×××への申込整理券を発行します。以下のURLに、受付時間内にアクセス下さい。受付時間:×月×日×1時〜×2時 http://xx.xx.xx/yyy/zzz?abc234」というように、予め定めた受付時間も記載されているWebアクセス用整理券メールとする。
ステップ160:Webページ表示工程において、DNSサーバが、URLを前記受付時間になると有効なURLとし、前記受付時間を過ぎると削除する名称作成・削除工程を含む。具体的には、DNSサーバにおいて、DNSの時間による名前追加、削除を行い、例えば、×月×日×1時〜×2時までの「a1.xx.jp」のドメインは存在することとし、×月×日×3時〜×4時までのみ「a2.xx.jp」のドメインは存在することとする。したがって、各URLともそれぞれの受付時間外にアクセスしたユーザ端末はWebページにアクセスできない。
{効果}
本実施例によれば、上述した実施例1において奏する効果の他に、接続先URLが漏えいした際のDOS攻撃も防止できる。
本実施例は、ユーザ端末に所定のWebページにアクセスしようとするユーザ端末に、アクセスするための整理券であって接続先URLを記載したメールを、時間差を設けて発行するだけでなく、接続先URLがアクセス可能な時間すなわち受付時間が限定されているURLであって、上記メールに前記受付時間を併記してあるものであり、アクセス用Webページでの総受付上限数までは上記整理券を発行し、さらに一定数までは補欠として、整理券発行待ちの登録を行い、接続先URLで受付時間内に受付されなかった数の分だけ、繰り上げてWebアクセス用整理券メールを発行するものである。なお、前記アクセス用Webページでの総受付上限数に補欠数を加えた数を超えて受信したWebサイトアクセス申込メールについては、受付終了メールを送信して終了する。
{構成}
本実施例のWebアクセス用整理券発行システムは、基本的には上述した実施例2と同様の構成であるが、下記に述べる点が異なる。
本実施例のWebアクセス用整理券発行システムは、データベース404に、受信メール中、補欠として登録するメールアドレスとメール受付時間を関連付けて記憶する。本実施例のWebアクセス用整理券発行システムは、(8)予めアクセス用Webページでの総受付上限数と補欠数を設定して、前記受信メール数が前記総受付上限数を超えた後、補欠数分までの受信メールについては、データベース404に受信メールの受信時間とメールアドレスを記憶させる際、補欠として登録する補欠登録手段と、(9)各接続先URLでの受付数をカウントし、所定の接続先URL及び受付時間を記載したWebアクセス用整理券メールの送信数から当該受付時間内に当該URLで受付された数を差し引いた数を算出する繰上数算出手段と、(10)データベースに補欠として登録されていたメールアドレス中、Webアクセス用整理券メールが発行されたものを補欠としての登録から削除する補欠削除手段、(11)アクセス用Webページでの総受付数が総受付上限数に達した後、補欠として保留されていたWebサイトアクセス申込メールのメールアドレス及び補欠にも入らなかったWebサイトアクセス申込メールのメールアドレスに対し、受付は終了した旨を伝える受付終了メールを作成し、送信する受付終了メール送信手段を有する。
本実施例では、Webアクセス用整理券メール発行プログラムは、上述した機能の他、補欠登録機能及び繰上数算出機能、補欠削除機能、受付終了メール送信機能をも実現させるプログラムである。
{手順}
図8は、本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例3の手順を示すフロー図である。また、図9は、本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例3の手順のうち、補欠の取り扱いを示すフロー図である。本実施例のWebアクセス用整理券発行方法では、実施例2で示した、ステップ110:メール受信工程、ステップ112:受付メール送信工程、ステップ120:識別子生成工程、ステップ130:アクセス用URL生成工程、ステップ140:Webアクセス用整理券メール作成工程、ステップ150:Webアクセス用整理券メール送信工程、ステップ160:Webページ表示工程を含むが、下記に示した部分が相違する。本実施例は例えばチケットの申込など、予め表示するアクセス用Webページが決定されていて発行チケット総数が決まっている場合に適する。
ステップ110:メール受信工程において、メールサーバ20は、受信ごとに、送信元のメールアドレスと受信時刻とを関連付けてデータベース404に記憶するが、受信メール数が、予め設定したアクセス用Webページでの総受付上限数を超えた後、予め設定した補欠数分までは、補欠として登録しておき、一方で、各接続先URLでの受付数を、そのURLでの受付時間を過ぎた時点でカウントし、その接続先URL及び受付時間を記載したWebアクセス用整理券メールの送信数から当該受付時間内に当該URLで受付された数を差し引いた数、すなわち繰上数を算出し、次のステップ120には、前記繰上数分だけ進ませる。ステップ120に進んだ場合、そのメールアドレスについては補欠としての登録を解除する。そして、上記補欠数分を超えたら、その後に受け付けたWebサイトアクセス申込メールは補欠とせず、ステップ120ではなく、ステップ170へ進む。そして、受付時間の異なるアクセス用Webページでの受付数の合計、すなわち前記アクセス用Webページでの総受付数が、前記アクセス用Webページでの総受付上限数に達したら、ステップ120ではなく、ステップ170へ進む。
(ステップ170:受付終了メール送信工程)メールサーバ20が、データベース404にまだ補欠として記憶されているWebサイトアクセス申込メールの送信元のメールアドレス及び補欠数分を超えて受け付けたWebサイトアクセス申込メールの送信元のメールアドレスを送信先をとし、受付は終了した旨を伝える受付終了メールを作成し、送信する。
本実施例によれば、一つのサイトにアクセスされる時刻をずらすことができ、ずらす時間がごく僅かでも、アクセス集中によるサーバダウンを減らせるので、低コストでユーザからのアクセスが短時間に一つのWebサーバに集中しないようにでき、アクセス不能に陥ることを防止し、かつ、接続しようとするユーザのストレスを緩和することができる。さらに、アクセス申込をして整理券メールを発行したもののWebページへのアクセスが所定時間になかった場合、一定程度補欠としておき順次繰り上げることにより、効率よく即座に補充ができるため、無駄がない。
実施例1では、異なるURLを返信するが、同じURLを返信するものとしてもよい。実施例4では、一つのWebサーバ30dにアクセスさせるものの、そのWebサーバのURLを記載したメールは時間差を設けて発行することによって、短時間内にアクセスが集中してしまう事態を回避する。
図10は、本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例4において使用されるハードウェア主要部の構成と手順を示す概念図である。本実施例においては、Webサーバが異なるURLである複数のWebサーバからなるのではなく、同じURLでアクセス可能な1つのWebサーバ30dである。ステップ120の識別子生成工程において、受信したWebサイトアクセス申込メール毎に一意の識別子とする代わりに、同じWebページへアクセスさせるためのWebサイトアクセス申込メールの全てで同じ一意の識別子とする。その他は実施例1と同じである。
本実施例によれば、サイトにアクセスされる時刻をずらすことができ、ずらす時間がごく僅かでも、アクセス集中によるサーバダウンを飛躍的に減らせるので、低コストでユーザからのアクセスが短時間に一つのWebサーバに集中しないようにでき、アクセス不能に陥ることを防止し、かつ、接続しようとするユーザのストレスを緩和することができる。本実施例によれば、従来必要とされてきたロードバランサーやDNSラウンドロビンが不要となり、コスト削減につながるのみならず、より快適なアクセスが可能となり、繋がらないストレスから解放される。また、本実施例によれば、一度に処理できる受付数が、最初からサイトアクセスを必要とする従来の方法と比べると増すことが期待できる。1つのWebサーバで済むのでコストが安く済む。
実施例4では、全ての返信について、時間差を設けて返信するが、同じURLを、一定数までは時間差を設けないで返信するものとしてもよい。容量の大きいWebサーバでは、多量であっても所定の数までは一度の処理が可能である。本実施例では、Webサーバが処理可能な量の8割程度までで処理が完了する分については、返信を一度に行い、全体の返信時間差を緩和する。
図11は、本発明のWebアクセス用整理券発行方法の実施例5において使用されるハードウェア主要部の構成と手順を示す概念図である。本実施例においては、一定数、本実施例ではWebサーバ30eが処理可能な量の8割程度までで処理が完了する分、については時間差を設けずに返信するが、その他は実施例4と同じである。
本実施例によれば、サイトにアクセスされる時刻をずらすことができ、ずらす時間がごく僅かでも、アクセス集中によるサーバダウンを減らせるので、低コストでユーザからのアクセスが短時間に一つのWebサーバに集中しないようにでき、アクセス不能に陥ることを防止し、かつ、接続しようとするユーザのストレスを緩和することができる。本実施例によれば、従来必要とされてきたロードバランサーやDNSラウンドロビンが不要となり、コスト削減につながるのみならず、より快適なアクセスが可能となり、繋がらないストレスから解放される。また、本実施例によれば、一度に処理できる受付数が、最初からサイトアクセスを必要とする従来の方法と比べると増すことが期待できる。1つのWebサーバで済むのでコストが安く済む。さらに、一定量のアクセス申込について処理完了までの時間が短縮できる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、その発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々と変形実施が可能である。また、上記各実施の形態の構成要素を発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に組み合わせることができる。
10 ユーザ端末
20 メールサーバ
201 メール受付部
202 Web整理券管理フロント部(メールサーバ内)
3、30 Webサーバ
302 Web整理券管理フロント部(Webサーバ内)
306 Web設定ファイル書き換えプログラム
307 Web設定ファイル
40 Web整理券管理サーバ
404 データベース
405 Web整理券管理部
50 サーバ群
6 ロードバランサー
7、70 DNSサーバ
708 DNS設定ファイル書き換えプログラム
709 DNS設定ファイル

Claims (14)

  1. メールサーバと、Webサーバと、前記メールサーバと前記Webサーバとに相互に接続してWebページにアクセスするための整理券の発行管理を行うWeb整理券管理サーバと、データベースとを含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群が、前記整理券を発行する方法であって、
    前記メールサーバが、複数のユーザ端末からのWebサイトアクセス申込メールを受信するメール受信工程と、
    前記メールサーバが、前記メール受信工程でWebサイトアクセス申込メールを受信する度に、受信したWebサイトアクセス申込メール毎に一意の識別子を生成して前記Webサイトアクセス申込メールの送信元のメールアドレスと関連付けて前記データベースに記憶する識別子生成工程と、
    前記Web整理券管理サーバが、前記識別子を含む固有なURLであって所定のアクセス用Webページに接続可能な接続先URLを生成するアクセス用URL生成工程と、
    前記メールサーバが、前記接続先URLを記したWebアクセス用整理券メールを作成するWebアクセス用整理券メール作成工程と、
    前記メールサーバが、前記Webアクセス用整理券メールを前記Webサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信するWebアクセス用整理券メール送信工程と、
    前記Webサーバが、前記接続先URLへアクセスしたユーザ端末にアクセス用Webページを表示させるWebページ表示工程と、
    を含み、
    前記Webアクセス用整理券メール送信工程において、前記メールサーバが、前記メール受信工程で受付した順に送信時間間隔をおいて前記Webアクセス用整理券メールを送信することを特徴とするWebアクセス用整理券発行方法。
  2. 前記アクセス用URL生成工程において、前記接続先URLが、前記識別子をサブドメイン又はディレクトリ名のいずれかに含むことを特徴とする請求項1記載のWebアクセス用整理券発行方法。
  3. 前記サーバ群が、さらにDNSサーバをも有し、
    前記識別子生成工程において、受信したWebサイトアクセス申込メール毎に一意の識別子とする代わりに、前記Webサイトアクセス申込メールの受付順に所定のメール数ずつ同じ一意の識別子とし、
    前記アクセス用URL生成工程において、前記接続先URLが、前記識別子がサブドメインに含まれ、かつ、所定の受付時間でアクセスを受付する期間限定のURLであって、
    前記Webアクセス用整理券メール作成工程において、前記Webアクセス用整理券メールが、前記受付時間も記載されているものであって、
    かつ、前記DNSサーバが、前記URLを前記受付時間になると有効なURLとし、前記受付時間を過ぎると削除する名称作成・削除工程を含むことを特徴とする、請求項2記載のWebアクセス用整理券発行方法。
  4. 前記接続先URLが、前記識別子をサブドメインに含むバーチャルドメインであることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のWebアクセス用整理券発行方法。
  5. 前記メール受信工程において、前記メールサーバは、前記アクセス用Webページでの総受付上限数を超えた後に受信した補欠数分のWebサイトアクセス申込メールについては、整理券発行待ちの登録を行い、前記接続先URLで前記受付時間内に受付されなかった数分だけ次の工程に進ませることを特徴とする請求項3記載のWebアクセス用整理券発行方法
  6. 前記メール受信工程の後で前記Webアクセス用整理券メール作成工程の前に、前記メールサーバが、メールを受付した旨の受付済メールを前記Webサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信する受付メール送信工程を含むことを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のWebアクセス用整理券発行方法。
  7. 前記受付メール送信工程が、前記メール受信工程において一定時間内に受付したWebサイトアクセス申込メール数が既定数を超えた場合、以後に受付したWebサイトアクセス申込メールに対してのみに前記受付済メールを返信するものであることを特徴とする、請求項6に記載のWebアクセス用整理券発行方法。
  8. 前記メールサーバが、前記Webアクセス用整理券メールを所定時間内に所定のメール数作成したら作成を中止するWebアクセス用整理券メール作成中止工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載のWebアクセス用整理券発行方法。
  9. メールサーバと、Webサーバと、前記メールサーバと前記Webサーバとに相互に接続してWebページにアクセスするための整理券の発行管理を行うWeb整理券管理サーバと、データベースとを含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群が、前記整理券を発行する方法であって、
    前記メールサーバが、複数のユーザ端末からのWebサイトアクセス申込メールを受信するメール受信工程と、
    前記Web整理券管理サーバが、所定のアクセス用Webページに接続可能な接続先URLを生成するアクセス用URL生成工程と、
    前記メールサーバが、前記接続先URLを記したWebアクセス用整理券メールを作成するWebアクセス用整理券メール作成工程と、
    前記メールサーバが、前記Webアクセス用整理券メールを所定のメール数作成したら作成を中止するWebアクセス用整理券メール作成中止工程と、
    前記メールサーバが、前記Webアクセス用整理券メールを前記Webサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信するWebアクセス用整理券メール送信工程と、
    前記Webサーバが、前記接続先URLへアクセスしたユーザ端末にアクセス用Webページを表示させるWebページ表示工程と、
    を含み、
    前記Webアクセス用整理券メール送信工程において、前記メールサーバが、前記メール受信工程で受付した順に送信時間間隔をおいて前記Webアクセス用整理券メールを送信することを特徴とするWebアクセス用整理券発行方法。
  10. 前記Webアクセス用整理券メール作成中止工程の代わりに、前記Webアクセス用整理券メール送信工程において、前記メールサーバが、所定数のWebアクセス用整理券メールを送信した後は、前記メール受信工程で受付した順に送信時間間隔をおいて前記Webアクセス用整理券メールを送信することを特徴とする請求項9記載のWebアクセス用整理券発行方法。
  11. メールサーバと、Webサーバと、前記メールサーバと前記Webサーバとに相互に接続してWebページにアクセスするための整理券の発行管理を行うWeb整理券管理サーバと、データベースとを含む複数種類のサーバの機能を備えるサーバ群を有するWebアクセス用整理券発行システムであって、
    複数のユーザ端末からのWebサイトアクセス申込メールを受信するメール受信手段と、
    前記メール受信手段でWebサイトアクセス申込メールを受信する度に受信したWebサイトアクセス申込メール毎に一意の識別子を生成して前記データベースに記憶する識別子生成手段と、
    前記識別子を含む固有なURLであって所定のアクセス用Webページに接続可能な接続先URLを生成するアクセス用URL生成手段と、
    前記接続先URLを記したWebアクセス用整理券メールを作成するWebアクセス用整理券メール作成手段と、
    前記Webアクセス用整理券メールを、前記メール受信手段で受付した順に送信時間間隔をおいて前記Webサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信するWebアクセス用整理券メール送信手段と、
    前記接続先URLへアクセスしたユーザ端末にアクセス用Webページを表示させるWebページ表示手段と、を有することを特徴とするWebアクセス用整理券発行システム。
  12. 前記サーバ群がDNSサーバをも有するものであって、
    前記識別子生成手段において、受信したWebサイトアクセス申込メール毎に一意の識別子とする代わりに、前記Webサイトアクセス申込メールの受付順に所定のメール数ずつ同じ一意の識別子とし
    前記接続先URLが、前記識別子がサブドメインに含まれ、かつ、所定の受付時間でアクセスを受付する期間限定のURLであって、
    前記Webアクセス用整理券メールが、前記受付時間も記載されているものであって、
    前記URLを前記受付時間になると有効なURLとし、前記受付時間を過ぎると削除する名称作成・削除手段を有することを特徴とする請求項11記載のWebアクセス用整理券発行システム。
  13. 前記メールサーバが、さらに、メールを受付した旨の受付済メールを前記Webサイトアクセス申込メールの送信元メールアドレスに返信する受付メール送信手段を有することを特徴とする請求項11又は請求項12記載のWebアクセス用整理券発行システム。
  14. 前記受付メール送信手段が、前記メール受信手段によって一定時間内に受付したWebサイトアクセス申込メール数が既定数を超えた場合、以後に受付したWebサイトアクセス申込メールに対してのみに前記受付済メールを返信するものであることを特徴とする請求項13記載のWebアクセス用整理券発行システム。
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