JP2005157451A - 整理券発行装置及び受付整理券利用システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 受付整理券を発行後でも受付情報を消去でき、さらにその受付情報の消去が勝手に行なわれることを防止できる整理券発行装置を得る。
【解決手段】 タッチパネル付きの液晶ディスプレイ3上で消去ボタンを操作すれば、受付整理券7を発行後でも、記憶媒体に記憶された受付情報を消去できるように構成した。これにより、受付整理券7を発行後でも受付情報を消去できる。また、液晶ディスプレイ3上で受付処理がなされる場合には前記消去ボタンは操作できないように構成した。このため、受付処理をしている客は勝手に消去ボタンを操作することができない。これにより、受付情報が勝手に消去されることを防止できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 タッチパネル付きの液晶ディスプレイ3上で消去ボタンを操作すれば、受付整理券7を発行後でも、記憶媒体に記憶された受付情報を消去できるように構成した。これにより、受付整理券7を発行後でも受付情報を消去できる。また、液晶ディスプレイ3上で受付処理がなされる場合には前記消去ボタンは操作できないように構成した。このため、受付処理をしている客は勝手に消去ボタンを操作することができない。これにより、受付情報が勝手に消去されることを防止できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、整理券発行装置及び受付整理券利用システムに関するものである。
飲食店等の各種店舗においては、多数の来客があった場合の対応を混乱することなく行なうため、来客した順番にまず受付を行ない、その受付順に業務を進めていくことが一般的に行なわれている。この場合、店舗等の入口付近には手書きで記入する受付表が設けられる。この受付表に記入されるのは、客に関する情報(例えば、氏名や人数等)である。かかる受付情報をもとに、店員が順に受付した客の氏名を呼び、その者を案内していた。
しかしながら、かかる方式では客同士が同姓の場合に間違いが生じ、混乱や順番飛ばしの原因になってしまうという問題がある。また、案内の際には氏名が呼ばれるために、客にとってはどのくらい待てば自分の順番がきて案内してもらえるのかを把握しにくいという問題もある。
そこで、従来、受付番号を記載した受付整理券を発行する装置を設け、現在受付中の番号を表示するようにした受付整理券の発行システムが一般的に知られている(特許文献1参照)。かかる受付整理券の発行システムによれば、前述した問題点については解消することができる。
しかしながら、従来の整理券発行装置では、いったん受付整理券を発行したあとは受付情報を消去することができない。このため、受付整理券を得た後、待っている途中で帰ってしまう客も中にはいることから、実際に待っている客を正確に把握することができないという問題もあった。
特開平5−197883号公報
本発明は、受付業務を円滑に遂行することのできる整理券発行装置及び受付整理券利用システムを提供することを目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお以下では、理解を容易にするため、発明の実施の形態において対応する構成を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
手段1.受付時に客に関する情報を入力する受付情報入力手段(テンキー部122等)と、
受付情報入力手段により入力された客ごとの受付情報を、当該客に付与される受付番号と関連付けて記憶する記憶手段(外部記憶装置16)と、
前記受付情報を受付番号とともに用紙に印字して受付整理券を発行する発行手段(プリント部4)と、
記憶手段により記憶された前記受付情報のうち、所定の客に関する受付情報を消去する消去手段(選択消去ボタン166等)とを備え、
前記受付情報入力手段の操作時には、前記消去手段の操作が不能となるように構成したことを特徴とする整理券発行装置。
受付情報入力手段により入力された客ごとの受付情報を、当該客に付与される受付番号と関連付けて記憶する記憶手段(外部記憶装置16)と、
前記受付情報を受付番号とともに用紙に印字して受付整理券を発行する発行手段(プリント部4)と、
記憶手段により記憶された前記受付情報のうち、所定の客に関する受付情報を消去する消去手段(選択消去ボタン166等)とを備え、
前記受付情報入力手段の操作時には、前記消去手段の操作が不能となるように構成したことを特徴とする整理券発行装置。
この構成によれば、受付情報入力手段の操作によって入力される客ごとの受付情報が、当該客に付与される受付番号ごとに記憶手段に記憶される。また、その受付情報が受付番号とともに用紙に印字されて受付整理券が発行される。ここに、受付情報とは、客(一人又はグループ)ごとの人数等の情報をいい、例えば飲食店では、人数以外に煙草(禁煙・喫煙)、座席の種類(カウンター席・テーブル席)等がある。そして、受付整理券を得た後、順番を待っている途中で店舗の利用をやめて帰る客があった場合、消去手段を操作することにより、このような客の受付情報だけを記憶手段から消去することが可能となる。これにより、この整理券発行装置を設置した店は、受付整理券を発行後でも実際に順番を待っている客だけを把握することができる。特に、飲食店では、実際に順番を待っている客に関する情報をもとに店内の座席状況を管理することができる点で、メリットが大きい。しかも、この消去手段は受付情報入力手段の操作時には操作が不能となるように構成されている。このため、受付時に客が受付情報入力手段を操作する際、心無い者によって消去手段が悪用されたり、誤って消去手段が操作されたりして、他の客の受付情報が勝手に消去されるということを防止できる。
手段2.前記受付情報入力手段と前記消去手段をボタンとして画像表示する、タッチパネル付きの表示手段(液晶ディスプレイ3)を設けたことを特徴とする手段1に記載の整理券発行装置。
この構成によれば、客に関する情報を入力する際にはその入力に必要なボタンを表示手段に表示し、受付情報を消去する際にはその消去に必要なボタンを表示させることが可能となる。これにより、操作とは無関係なボタンをできるだけ排除した形で、受付情報入力手段及び消去手段を構成することができ、それらを操作性に優れたものとすることができる。
手段3.受付時に客に関する情報を入力する受付情報入力手段(テンキー部122等)と、
受付情報入力手段により入力された客ごとの受付情報を、当該客に付与される受付番号と関連付けて記憶する記憶手段(外部記憶装置16)と、
前記受付情報を受付番号とともに用紙に印字して受付整理券を発行する発行手段(プリント部4)と、
記憶手段により記憶された前記受付情報のうち、所定の客に関する受付情報を消去する消去手段(選択消去ボタン166等)と、
前記受付情報入力手段と前記消去手段をボタンとして画像表示するとともに、受付情報入力手段を操作可能な受付処理画面と、前記消去手段を操作可能な設定処理画面とを表示する、タッチパネル付きの表示手段(液晶ディスプレイ3)と、
前記両処理画面を別々に表示させるとともに、切替手段(画面切替スイッチ9)の操作により両処理画面を切替表示させる表示制御手段(CPU11)と
を設けたことを特徴とする整理券発行装置。
受付情報入力手段により入力された客ごとの受付情報を、当該客に付与される受付番号と関連付けて記憶する記憶手段(外部記憶装置16)と、
前記受付情報を受付番号とともに用紙に印字して受付整理券を発行する発行手段(プリント部4)と、
記憶手段により記憶された前記受付情報のうち、所定の客に関する受付情報を消去する消去手段(選択消去ボタン166等)と、
前記受付情報入力手段と前記消去手段をボタンとして画像表示するとともに、受付情報入力手段を操作可能な受付処理画面と、前記消去手段を操作可能な設定処理画面とを表示する、タッチパネル付きの表示手段(液晶ディスプレイ3)と、
前記両処理画面を別々に表示させるとともに、切替手段(画面切替スイッチ9)の操作により両処理画面を切替表示させる表示制御手段(CPU11)と
を設けたことを特徴とする整理券発行装置。
この構成によれば、受付情報入力手段の操作によって入力される客ごとの受付情報が、当該客に付与される受付番号ごとに記憶手段に記憶される。また、その受付情報が受付番号とともに用紙に印字されて受付整理券が発行される。そして、受付整理券を得た後、順番を待っている途中で店舗の利用をやめて帰る客があった場合、消去手段を操作することにより、このような客の受付情報だけを記憶手段から消去することが可能となる。これにより、この整理券発行装置を設置した店は受付整理券を発行後でも実際に順番を待っている客だけを把握することができる。
また、切替手段が操作されると、表示手段に表示される表示画面が表示制御手段により受付処理画面と設定処理画面とのいずれかに切り替えられる。このため、受付情報入力手段を操作する際には消去手段を操作することができず、逆に、消去手段を操作する際には受付情報入力手段を操作することができない。すなわち、受付時に受付情報入力手段を操作する客は、同手段の操作中に消去手段を操作することができない。これにより、心無い者によって消去手段が悪用されたり、誤って消去手段が操作されたりして、他の客の受付情報が勝手に消去されるということを防止できる。
手段4.前記切替手段を有接点スイッチ又は無接点スイッチにより構成して装置本体の側面又は背後に設けたことを特徴とする手段3に記載の整理券発行装置。
この構成によれば、有接点スイッチ又は無接点スイッチにより構成された切替手段を手動で操作すれば受付処理画面と設定処理画面とのいずれかに切り替えることが可能となる。そして、切替手段が装置本体の側面又は背後という受付情報入力手段を操作する客の目に付きにくい箇所に設けられるため、心無い客によって勝手に切替手段が操作されて設定処理画面に切り替えられた後、消去手段により受付情報が消去されてしまうということを防止できる。
手段5.受付整理券を取得した客の中から特定の当選客を抽選すべく、受付番号とは別に整理券ごとに付与される抽選番号(ラッキーナンバー7c)を付与する抽選番号付与手段(CPU11)を設け、前記発行手段を、その抽選番号を前記受付情報及び前記受付番号とともに用紙に印字する構成としたことを特徴とする手段1乃至4のいずれかに記載の整理券発行装置。
この構成によれば、抽選番号付与手段により付与された抽選番号が、発行手段により用紙に印字され、その抽選番号を表示する受付整理券が発行される。抽選番号は数字、文字、記号等からなる。このような抽選番号が付与されることにより、受付整理券を得た客に対して、ただ順番が来るのを待つだけでなく、自分が当選しているのではないかという期待を抱きながら、当選番号の表示(例えば、店内に掲示される)を見るという楽しみを提供できる。これにより、その待ち時間での楽しみを期待した客を呼び込むことができ、店舗の集客率を高めることができる。
なお、ここで、前記受付整理券には、前記抽選番号の他にも、広告、客に提供する特別サービスの内容、又は、抽選で客に提供される特別サービスへの応募用紙等が表示可能となるように受付整理券発行装置を構成することが好ましい。抽選番号を表示した場合のように、待ち時間中の楽しみを客に提供し集客率を高めることができるからである。すなわち、広告や特別サービスの内容が記載されれば、待ち時間中に新たな情報を知ることができるし、特別サービスを受けるか否かを検討する機会を提供できる。さらに、応募用紙を記載した場合には、当選の期待を抱きながら応募用紙に所定事項を記入する楽しみを提供できる。
手段6.手段5に記載の整理券発行装置と、
情報通信網を介してウェブページを配信するウェブサーバと、
前記サーバから配信されたウェブページを受信し、同ページを閲覧可能な携帯端末(携帯電話端末20)とを備え、
前記ウェブページに少なくとも当選番号と広告を掲載すべく、前記ウェブサーバは、その当選番号を予め格納した当選番号データ記憶部と、広告を格納した広告データ記憶部を備えたことを特徴とする受付整理券利用システム。
情報通信網を介してウェブページを配信するウェブサーバと、
前記サーバから配信されたウェブページを受信し、同ページを閲覧可能な携帯端末(携帯電話端末20)とを備え、
前記ウェブページに少なくとも当選番号と広告を掲載すべく、前記ウェブサーバは、その当選番号を予め格納した当選番号データ記憶部と、広告を格納した広告データ記憶部を備えたことを特徴とする受付整理券利用システム。
この受付整理券利用システムによれば、抽選番号の表示された受付整理券を取得した客は、各自の携帯端末を利用して当選番号が掲載されているウェブページを閲覧することにより、各自の抽選番号が当選番号であるか否かをその場でチェックすることが可能となる。そして、かかるウェブページには広告データ記憶部に格納された広告も表示されることになる。このため、受付整理券利用システムの設置者は、その広告を提供する広告主から広告料を得ることが可能となる。その得られた広告料によって整理券発行装置やウェブサーバ等、受付整理券利用システムの導入に必要な費用をまかなえば、その導入コストを抑えることができる。
手段7.携帯端末からの電子メールの受信に基づき、当該携帯端末に前記ウェブサーバの存在するウェブサイト(当選発表サイト30)のURLを電子メールにより通知する電子メールサーバを設けたことを特徴とする手段6に記載の受付整理券利用システム。
この受付整理券利用システムによれば、受付整理券を取得した客は、各自の携帯端末から電子メールサーバに電子メールを送ると、電子メールサーバから前記ウェブサーバの存在するウェブサイトのURL(uniform resource locator)が通知される。これにより、客は携帯端末においてそのURLを簡単に知ることができ、前記ウェブサーバへのアクセスが容易となる。なお、前記受付整理券には電子メールサーバのアドレスを記載することが好ましい。その記載をみれば、電子メールの送信先を簡単に知ることができるからである。
なお、上述した整理券発行装置や受付整理券利用システムは、飲食店等の店舗だけでなく、銀行、旅行会社その他の店舗や、病院、ゴルフ練習場その他の施設など、多数の人が集まるために順番待ちが生ずるような場所に設置することが考えられる。本明細書の説明では便宜上、飲食店に設置されたものとし、「店舗」や「客」という名称を用いているが、この「店舗」には店舗以外の施設や場所も含まれ、「客」にはその施設や場所で受付を行なう者も含まれるものとする。
(第1実施形態)
以下、整理券発行装置に関する一実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は整理券発行装置の斜視図、図2は受付整理券の説明図であり、図3乃至図11は液晶ディスプレイに表示される画面の説明図であり、図12は整理券発行装置の制御ブロック図である。なお、この整理券発行装置は飲食店に設置された場合について説明する。
以下、整理券発行装置に関する一実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は整理券発行装置の斜視図、図2は受付整理券の説明図であり、図3乃至図11は液晶ディスプレイに表示される画面の説明図であり、図12は整理券発行装置の制御ブロック図である。なお、この整理券発行装置は飲食店に設置された場合について説明する。
整理券発行装置1は飲食店の入口付近に設置される。図1に示すように、この整理券発行装置1は、箱型の装置本体2を備えている。その装置本体2にはその上面部2aに液晶ディスプレイ3が設けられるとともに、プリント部4を内蔵している。
液晶ディスプレイ3は客が受付処理を行なう受付処理画面と店員が各種設定処理を行なう設定処理画面を表示するものであり、表示手段を構成している。これら各処理画面の詳細については後述する。液晶ディスプレイ3の表面にはタッチパネル(図示略)が装着されており、液晶ディスプレイ3に表示された表示画像がタッチパネルの表面から見えるようになっている。そして、タッチパネルの表面のうち、ボタン等の表示画像に対応する箇所を指やペン等で触れたり押圧したりして操作すると、前記タッチパネルがこの位置を検出しその操作位置に対応する表示画像が反転表示され、それとともに表示画像の内容が実行される。ここで、画像が反転表示されるのは、当該画像が操作されたことを報知するためである。このようにタッチパネルを利用することでボタンスイッチとしての機能をもたせることができる。以下ではボタンを表示した画像に対して行なう操作を、単にボタンを押すと表現して説明する。そして、このタッチパネル付き液晶ディスプレイ3に表示された各種ボタンの操作により後述する受付処理やデータの消去その他の店員による設定処理が行われる。このため、液晶ディスプレイ3に表示される各種ボタンは受付情報入力手段及び消去手段を構成している。
前記プリント部4には図示しない印字部が設けられている。前記受付処理を完了させるボタンが押されると、この印字部によって受付番号等が用紙6に印字され、図示しない用紙送り部によって発行口5から用紙6が排紙される。この排紙された用紙6が受付整理券7となる。従って、このプリント部4は発行手段を構成している。
図2(a)に示すように、受付整理券7には受付番号7aとともに、受付情報7bが表示されている。本実施形態における受付情報7bは、人数、煙草(禁煙席・喫煙席)、座席の種類(テーブル席・カウンター席)に関する情報である。また、受付整理券7には所定の桁数(本実施形態では7桁)の数字からなるラッキーナンバー7c、本日の運勢・おすすめ情報7d、応募マーク7e、応募記入欄7fが併せて表示されている。これ以外には、「当たり」の表示を行なうこともできる。ラッキーナンバー7cは、受付整理券7を取得した客の中から特定の当選客を抽選すべく、受付番号7aとは別に整理券ごとに付与される抽選番号である。これらの情報の表示・非表示は整理券発行装置1の設定により決められ、表示設定されている場合に限り用紙6に印字される。このようにして、整理券発行装置1は受付整理券7に対して様々な趣向を凝らした表示ができるように構成されている。
なお、本実施形態の整理券発行装置1では、前述した本日の運勢・おすすめ情報7d、応募マーク7e、応募記入欄7fの表示・非表示は、整理券発行装置1の製造段階で予め設定されており、店員はその設定を変更する操作ができないものとなっている。また、ラッキーナンバー7cは数字だけでなく、アルファベット等の文字やその他の記号によって構成することも可能である。
前記装置本体2の背面側には表示板8が立設されており、表示板8にはこの装置本体2が整理券発行装置1であることを客に示すべく「受付」という文字や、店舗の名称(図示略)等が表示されている。
また、装置本体2の側面において、その下部背面側にはボタン状の画面切替スイッチ9が設けられている。これは、液晶ディスプレイ3で受付処理を行なう客からはその存在が見えにくい位置に設置されているといえる。画面切替スイッチ9は前記液晶ディスプレイ3に表示される画面を切り替えるスイッチであり、切替手段を構成している。この画面切替スイッチ9は押しボタンスイッチであり、一度押されると、液晶ディスプレイ3の表示画面が受付処理画面から設定処理画面に切り替わるように構成されている。なお、画面切替スイッチ9はシーソー式のスイッチとする等、押しボタンスイッチ以外の有接点スイッチ又は無接点スイッチでもよい。
ここで、前記液晶ディスプレイ3に表示される処理画面について、図3乃至図11を参照して説明する。前述した通り、処理画面には受付処理画面と設定処理画面とがある。受付処理画面は、図3に示す一般初期画面110、図4に示す人数設定画面120、図5に示す喫煙・禁煙選択画面130、図6に示す座席選択画面140、図7に示す最終確認画面150とから構成されている。また、設定処理画面は、店員によってのみ操作されることを目的とした画面であり、図8に示す消去処理画面160、図9に示す全消去確認画面170、図10に示す選択消去確認画面180、図11に示す確率設定画面190とから構成されている。
図3に示される一般初期画面110は、受付処理を行っていない通常時に表示される画面である。この一般初期画面110には受付ボタン111が表示されている。受付ボタン111は来客者が受付処理を開始するために最初に押されるボタンである。このように最初に押されるボタンである以上、受付ボタンはその位置を直ちに発見できるように、背景色を考慮してわかり易い色で表示するのが好ましい。
前記受付ボタン111の画面下側には受付情報表示部112が表示されている。ここでは、受付番号(整理番号)、受付時間、すでに受付処理が完了し、座席への案内を待っている客ごとの受付情報、すなわち人数、煙草、座席の種類に関する情報が受付番号順に表形式で表示されている。
前記受付ボタン111の画面左側には待ち組数表示窓113が表示されている。この待ち組数表示窓113には現段階における受付情報の数が表示される。他方、前記受付ボタン111の画面右側にはページ移動ボタン114が表示されている。一つの画面では表示しきれない程の受付情報(本実施形態では11組以上の受付情報)がある場合、受付情報表示部112における受付情報の表示は複数のページにわたる。このため、各ページ間を移動する場合に、ページ移動ボタン114が押される。総ページ数のうち現在表示されているページが何ページにあたるかが、ページ移動ボタン114近傍に分数で表示されている。
図4に示される人数設定画面120は、人数を入力するために表示される画面である。この人数設定画面120には人数入力部121が表示されている。人数入力部121では受付処理を行なう客に対して人数の入力を促すため、「お客様の人数をお入れください。」と表示される。その表示の画面下側には、「0」〜「9」の数字ボタンからなるテンキー部122と、人数表示部123と、訂正ボタン124と、受付ボタン125とが表示されている。テンキー部122において数字ボタンが押されると、その入力された人数が人数表示部127に表示される。受付ボタン125は人数入力を完了し、次の受付処理に移動するためのボタンである。また、訂正ボタン124は誤った人数を入力した場合に、その数を消去するためのボタンである。また、人数入力部121の画面上側には、現在受付中の客に割り当てられる受付番号が表示される受付番号表示窓126と、一つ前の画面(人数設定画面120の場合は一般初期画面110)に戻るための前ページ移動ボタン127が表示されている。
図5に示される喫煙・禁煙選択画面130は、煙草を吸うか吸わないか、すなわち喫煙席か禁煙席かそのどちらでもよいかを選択するために表示される画面である。この喫煙・禁煙選択画面130には喫煙・禁煙選択部131が表示されている。喫煙・禁煙選択部131では受付処理を行なう客に対して喫煙席か禁煙席の選択を促すため、「喫煙席か禁煙席かお選びください。」と表示される。その表示の画面下側には、文字とマークを用いて表示された禁煙席ボタン132、喫煙席ボタン133、「どちらでも良い」ボタン」134という3つのボタンが設けられている。受付処理を行っている客により、この3つのボタンのうちから所望するボタンが押される。これらボタンの一つが押されることで喫煙・禁煙の選択が完了するようになっている。また、喫煙・禁煙選択部131の画面上側には、前記人数設定画面120と同様、受付番号表示窓135、前ページ移動ボタン136が表示されている。
図6に示される座席選択画面140は、座席の種類につき、カウンター席かテーブル席かそのどちらでもよいかを選択するために表示される画面である。この座席選択画面140には座席選択部141が表示されている。座席選択部141では受付処理を行なう客に対して座席の選択を促すため、「ご希望のお席をお選びください。」と表示される。その表示の画面下側には、文字と画像を用いて表示されたカウンター席ボタン142、テーブル席ボタン143、「どちらでも良い」ボタン144という3つのボタンが設けられている。受付処理を行っている客により、この3つのボタンのうちから所望するボタンが押される。これらボタンのうち一つが押されることで座席の選択が完了するようになっている。また、座席選択部141の画面上側には、前記人数設定画面120等と同様、受付番号表示窓145、前ページ移動ボタン146が表示されている。
図7に示される最終確認画面150は、その最終確認画面150に至るまでに入力された受付情報、すなわち人数、煙草、座席の種類に関する情報を再度確認して受付処理を完了させるために表示される画面である。この最終確認画面150には最終確認部151が表示されている。最終確認部151では受付処理を行なう客に対して入力した受付情報の確認を促すため、「下記の内容で受け付けてよろしいでしょうか?」と表示される。その表示の画面下側には、入力された受付情報を受付番号及び受付時刻とともに表示する入力情報確認部152が設けられている。さらに、受付ボタン153とキャンセルボタン154も表示されている。受付ボタン153は入力された受付情報を確定し、受付処理を完了するためのボタンであり、この受付ボタン153が押されると当初の一般初期画面110が表示されることになる。また、キャンセルボタン154は入力された受付情報が誤っていた場合に再度入力し直すためのボタンであり、このキャンセルボタン154が押されると前記人数設定画面120が表示されることになる。最終確認部151の画面上側には、前記人数設定画面120等と同様、受付番号表示窓155、前ページ移動ボタン156等が表示されている。
図8に示される消去処理画面160は、店員が受付情報の消去を行なう際に表示される画面である。また、設定処理画面の初期画面でもある。この消去処理画面160では、店員により操作されること目的とした画面であることを示すべく、画面上側には「店員専用」と表示されるとともに、店員に対して消去処理を促すべく「消し込み専用画面です。ボタンを選択してください。」と表示されている。また、消去処理画面160には前記文字表示の下に、現時点情報表示部161が設けられている。現時点情報表示部161には現時点での受付情報が受付番号順に表形式で表示されている。この表のうちで、所定の受付番号の表示に対応する行の部分を押すと、その受付番号に関連する受付情報が選択されたことを示すべく、当該受付番号の行全体が反転表示される。
現時点情報表示部161の画面左側には、ページ移動ボタン162、終了ボタン163、設定画面ボタン164、全消去ボタン165、選択消去ボタン166、キャンセルボタン167が表示されている。ページ移動ボタン162は現時点の受付情報が複数のページにわたる場合に、各ページ間を移動するために押されるボタンである。終了ボタン163は消去処理画面160を終了して、図3に示す一般初期画面110に戻すためのボタンである。設定画面ボタン164は後述する確率設定画面190(図11参照)に移動するためのボタンである。全消去ボタン165は現時点におけるすべての受付情報を消去するためのボタンである。選択消去ボタン166は、予め選択されて表の中で反転表示されている受付情報のみを消去するためのボタンである。キャンセルボタン167はいくつかの受付情報を選択した場合にその選択をキャンセルして、どの受付情報も選択されていない初期状態に戻すためのボタンである。
図9に示される全消去確認画面170は、前記全消去ボタン165が押された後に、すべての受付情報を消去してもよいか確認するために表示される画面である。また、図10に示される選択消去確認画面180は、前記選択消去ボタン166が押された後に、選択された受付情報を消去してもよいかを確認するために表示される画面である。消去ボタン165,166は誤って押される場合もあるから、念のためにもう一度確認が行なわれるようになっている。これら全消去確認画面170、選択消去確認画面180では、確認を促すために「すべてのデータを削除します。よろしいですか?」、「選択されたデータを削除します。よろしいですか?」と表示される。その表示の画面下側には、「はい」ボタン171,181と「いいえ」ボタン172,182とが表示されている。「はい」ボタン171,181は消去処理を実行するためのボタンであり、この「はい」ボタン171,181が押されると、消去処理が実行されて図8に示す前記消去処理画面160に戻る。また、「いいえ」ボタン172,182は消去処理をやめるためのボタンであり、この「いいえ」ボタン172,182が押されると消去処理が実行されることなく消去処理画面160に戻る。
図11に示される確率設定画面190は、店員が各種設定を行なうために表示される画面である。本実施形態では、すべての受付整理券7にラッキーナンバー7cを表示するか否か、所定の確率で受付整理券7に「当たり」の表示を行なうか否かが設定される。この確率設定画面190では、店員により操作されることを目的とした画面であることを示すべく「店員専用」と表示されるとともに、店員に設定処理を促すべく「確率を設定してください。」と表示されている。
これらの文字表示の画面下側には、ラッキーナンバー表示設定ボタン191が表示されている。ラッキーナンバー表示設定ボタン191は、すべての受付整理券7に対してラッキーナンバー7cを表示するか否かを設定するボタンであり、「ラッキーNOを発行する」と文字表示されている。そして、このボタン191を押すことにより受付整理券7にはラッキーナンバー7cが表示されるように設定される。このとき、同ボタン191の画面左側に表示されたチェック欄192には、図11に示すようにチェック表示がなされる。なお、再度ラッキーナンバー表示設定ボタン191を押すとラッキーナンバー7cは非表示に設定され、チェック欄192は空欄表示される。
また、アタリ券設定ボタン193も表示されている。アタリ券設定ボタン193は、受付整理券7に「当たり」を表示するか否かを設定するボタンであり、「アタリ券を発行する」と文字表示されている。そして、このボタン193を押すことにより受付整理券7には所定の確率で「当たり」表示されるよう設定される。なお、確率は店員によって予め設定される。アタリ券設定ボタン193を押す操作を繰り返すことにより表示設定と非表示設定とが繰り返され、表示設定時にはチェック欄194にチェック表示、非表示設定時には空欄表示されるのは前記ラッキーナンバー表示設定ボタン191の場合と同様である。
アタリ券設定ボタン193の下には確率確認欄195が表示され、同欄195に続いて「枚に1枚当たり券を発行」と表示されている。また、アタリ券設定ボタン193の左側にはテンキー部196が表示されている。このテンキー部196で所望の数字を入力することにより、その入力された数字は確率確認欄195に表示される。これにより、当たり表示が設定された場合に、その当たり表示を、発行される受付整理券7のうち、何枚に1枚の確率で行なうかが設定される。
さらに、訂正ボタン197と完了ボタン198が表示されている。訂正ボタン197は入力した数字が誤っていた場合に、再度入力し直すためのボタンであり、訂正ボタン197が押されると確率確認欄195の数字が消去される。完了ボタン198は、ラッキーナンバー表示設定や当たり表示設定を完了するためのボタンである。そして、この完了ボタン198が押されると、前記一般初期画面110が表示されることになる。
次に、整理券発行装置1の電気的構成について、図12のブロック図に基づいて説明する。
整理券発行装置1は、演算装置であるCPU11を備えている。CPU11には、整理券発行装置1で行なわれる受付処理等の各種処理を行なうべくCPU11により実行される制御プログラムや固定値データを記憶したROM12と、そのROM12内に記憶される制御プログラムの実行に際して各種のデータ等を一時的に記憶するためのメモリであるRAM13とが内蔵されている。そして、CPU11にはバスライン14を介して入出力ポート15が接続されている。入出力ポート15にはタッチパネル付き液晶ディスプレイ3、プリント部4、外部記憶装置16、画面切替スイッチ9がそれぞれ接続されている。なお、CPU11を初めとする各種装置には、図示しない電源回路から電源が供給されるようになっている。
タッチパネル付き液晶ディスプレイ3は、受付処理や店員による設定処理に応じてCPU11によって表示制御される。従って、CPU11は表示制御手段を構成している。そして、CPU11はタッチパネル付き液晶ディスプレイ3からの入力信号を取り込み、その入力信号に基づいて受付処理や設定処理を実行する。
プリント部4は、受付処理が完了した場合に受付整理券7を発行すべくCPU11によって駆動制御される。すなわち、最終確認画面150で受付ボタン153が押され、受付処理が完了すると、CPU11はプリント部4に発行信号を送信し、同発行信号に基づいてプリント部4が駆動される。これにより、用紙6に受付番号7a、受付情報7b、本日の運勢・おすすめ情報7d等が印字されて、その用紙6が発行口5から排紙される。ラッキーナンバー7cが表示される設定状態にあれば、CPU11は発行信号にラッキーナンバー信号を付加する。このため、CPU11は抽選番号付与手段を構成している。また、「当たり」表示される設定状態にあれば、CPU11は発行信号に、当たり信号を付加する。これらの信号に基づいてプリント部4は、ラッキーナンバー7cや「当たり」を用紙6に印字する。
外部記憶装置16は、フロッピー(登録商標)ディスク、メモリカード等の記憶媒体17が挿入・取り出し可能に構成されている。記憶媒体17が挿入された状態で、当該記憶媒体17には、受付処理により入力された受付情報が、受付番号と関連付けられて記憶される。
画面切替スイッチ9は、店員専用の画面を表示するために操作される。CPU11はこの画面切替スイッチ9が操作されたか否かを判断し、操作された場合には液晶ディスプレイ3の表示を一般初期画面110から消去処理画面160に切り替える。
次に、この整理券発行装置1の操作及びその操作に基づく整理券発行装置1の動作ついて説明する。まず、受付処理は以下のとおりである。
通常、整理券発行装置1の液晶ディスプレイ3は図3に示す一般初期画面110を表示している。来店した客はこの一般初期画面110の受付ボタン111を押す。すると、CPU11は前回の受付処理で付与された番号に続く新たな受付番号を付与し、その受付番号における受付処理を開始する。そこで、最初に液晶ディスプレイ3の表示を図4に示す人数設定画面120に切り替える。この人数設定画面120では、客はテンキー部122を構成する数字ボタンを押して所望の人数を入力する。人数表示部123には入力された人数が表示され、CPU11は入力された人数をRAM13に記憶する。ここで入力した数を間違えた場合、訂正ボタン124を押すとCPU11は入力された人数情報を消去する。これにより、再度テンキー部122を操作して人数を入力し直すことが可能となる。人数を入力した後に客は受付ボタン125を押すと、CPU11は液晶ディスプレイ3の表示を図5に示す喫煙・禁煙選択画面130に切り替える。
喫煙・禁煙選択画面130では、客は禁煙席ボタン132、喫煙席ボタン133、「どちらでも良い」ボタン134のうち、所望する座席のボタンを押す。いずれかのボタンが押されることにより、CPU11は押されたボタンに対応する座席が選択されたものと判断してその情報をRAM13に記憶し、液晶ディスプレイ3の表示を図6に示す座席選択画面140に切り替える。
座席選択画面140では、客はカウンター席ボタン142、テーブル席ボタン143、「どちらでも良い」ボタン144のうち、所望する座席のボタンを押す。いずれかのボタンが押されることにより、CPU11は押されたボタンに対応する座席が選択されたものと判断してその情報をRAM13に記憶し、液晶ディスプレイ3の表示を図7に示す最終確認画面150に切り替える。
最終確認画面150では、CPU11はRAM13に一時的に記憶された人数、煙草、座席の種類に関する受付情報を読み出し、これらの情報を入力情報確認部152に表示する。客はそこに表示された受付情報を確認し、すべて所望のものであれば受付ボタン153を押す。仮に、誤って入力された受付情報があった場合、客はキャンセルボタン154を押す。すると、CPU11はRAM13に記憶された受付処理中の受付情報を消去し、液晶ディスプレイ3の表示を前記人数設定画面120に切り替える。これにより、客は再度人数設定から受付情報の入力を行なうことが可能となる。
客が受付ボタン153を押した場合には、CPU11はその入力された受付情報を付与された受付番号と関連付けた状態で、外部記憶装置16を介して記憶媒体17に記憶させる。さらに、CPU11は液晶ディスプレイ3の表示を一般初期画面110に切り替えるとともに、この新たな受付番号及び受付情報を記憶媒体17から読み出して受付情報表示部112に追加表示する。そして、CPU11は発行信号をプリント部4に出力する。この発行信号を受けたプリント部4は、受付番号及び受付情報を用紙6に印字して受付整理券7を発行する。
ここで、記憶媒体17に記憶された受付情報は、後述する消去処理画面160での消去操作がなされない限り消去することができない。すなわち、これまで説明してきた受付処理画面の操作では受付情報を消去することができない。
以上が客による受付処理と整理券発行装置1の動作であり、客が来店するたびにこのような受付処理操作と整理券発行装置1の動作が繰り返されることになる。
次に、店員の行なう設定処理は以下のとおりである。
整理券発行装置1の側面に設けられた画面切替スイッチ9を操作すると、同スイッチ8が操作されたことをCPU11が検知し、CPU11は液晶ディスプレイ3の表示を図8に示す消去処理画面160に切り替える。消去処理画面160では、店員は2通りの消去操作を行なうことが可能となっている。全消去ボタン165を押した場合、CPU11は確認を促すため、液晶ディスプレイ3の表示を図9に示す全消去確認画面170に切り替える。店員が「はい」ボタン171を押すと、CPU11は記憶媒体17に記憶された受付情報のデータ全てを消去し、液晶ディスプレイ3の表示を消去処理画面160に戻す。他方、店員が「いいえ」ボタン172を押すと、CPU11は消去処理を行なうことなく液晶ディスプレイ3の表示を消去処理画面160に戻す。
もう一つの消去操作を行なう場合、店員は現時点情報表示部161の表から消去したい受付番号の表示と対応する行の部分を押す。すると、CPU11はその受付番号が選択されたことを示すべく、当該受付番号の行全体を反転表示する。なお、現時点の受付情報が複数ページにわたる場合は、ページ移動ボタン162を押すことにより、CPU11は1ページで表示し切れなかった他の受付情報を表示させる。また、選択をキャンセルしたい場合、店員はキャンセルボタン167を押す。すると、CPU11はその時点での受付情報の選択をキャンセルし、液晶ディスプレイ3の表示を消去処理画面160の初期状態に戻す。消去を所望する一つ又は数個の受付番号及び受付情報を選択した後、店員は選択消去ボタン166を押す。これを受けてCPU11は確認を促すため、液晶ディスプレイ3の表示を図10に示す選択消去確認画面180に切り替える。店員が「はい」ボタン181を押すと、CPU11は記憶媒体17に記憶された受付情報のうち、選択された受付情報のデータだけを消去し、液晶ディスプレイ3の表示を消去処理画面160に戻す。他方、店員が「いいえ」ボタン182を押すと、CPU11は消去処理を実行することなく液晶ディスプレイ3の表示を消去処理画面160に切り替える。
消去処理画面160において店員が設定画面ボタン164を押すと、CPU11は液晶ディスプレイ3の表示を図11に示す確率設定画面190に切り替える。確率設定画面190では、店員がラッキーナンバー表示設定ボタン191を押すと、CPU11はチェック欄192が空欄の場合であればチェック表示をさせるとともに、用紙6にラッキーナンバーを印字する状態とする。この状態では、CPU11は受付番号ごとに異なるラッキーナンバーを付与し、プリント部4に送信される発行信号にラッキーナンバー信号を付加する。これにより、プリント部4は受付情報とともにラッキーナンバーも用紙6に印字する。他方、チェック欄192にチェック表示がなされている状態で、店員がラッキーナンバー表示設定ボタン191を押すと、CPU11はチェック欄192を空欄表示させるとともに、用紙6にラッキーナンバーを印字しない状態とする。この状態ではラッキーナンバー信号は発行信号に付加されず、プリント部4において用紙6にラッキーナンバーは印字されない。
また、チェック欄194が空欄の状態で店員がアタリ券設定ボタン193を押すと、CPU11はチェック表示をさせるとともに、用紙6に「当たり」を印字する状態とする。そして、この場合店員は「当たり」印字の確率を設定すべく、テンキー部196の数字ボタンを押して数字を入力する。ここで入力した数を間違えた場合、訂正ボタン197を押すとCPU11は入力された数字を消去する。これにより、再度テンキー部196を操作して数字を入力し直すことが可能となる。このようにして数字を入力した後に店員が完了ボタン198を押すと、CPU11は、液晶ディスプレイ3の表示を消去処理画面160に切り替えるとともに、入力した数字に従って何枚に1枚の確率で「当たり」の印字を行なう状態とする。例えば、50枚に1枚の確率で「当たり」の印字を行なう設定がなされた場合、CPU11は50枚に1枚の割合で発行信号に当たり信号を付加する。この当たり信号を受信した場合に限りプリント部4は、受付情報等とともに「当たり」を用紙6に印字する。他方、チェック欄194にチェック表示がなされている状態で、店員がアタリ券設定ボタン193を押すと、CPU11はチェック欄194を空欄表示させるとともに、用紙6に「当たり」を印字しない状態とする。この状態では、当たり信号は付加されず、プリント部4において用紙6に「当たり」は印字されない。
消去処理画面160において、店員が終了ボタン163を押すと、CPU11は液晶ディスプレイ3の表示を一般初期画面110に切り替える。これにより、液晶ディスプレイ3の表示は受付処理が可能な状態に戻されることになる。
なお、受付整理券7にラッキーナンバー7cを表示した場合、店内に当選番号を表示しておき、当選番号に該当するラッキーナンバー7cを表示した受付整理券7をもつ客に対してのみ特別なサービスを提供するようにする(例えば、プレゼントの提供など)。これにより、受付整理券7を持って順番が来るのをただ待つだけではなく、自分が当選しているのではないかという期待を抱きながら、当選番号の表示を見るという楽しみを客に対して提供できる。しかも、当選すれば特別なサービスの提供を受けられるという特典もある。このような楽しみを客に提供できることで、その待ち時間での楽しみを期待した客を呼び込むことができ、店舗の集客率を高めることができる。
また、受付整理券7に「当たり」の表示をした場合、その「当たり」の表示がなされた受付整理券7をもつ客に対してのみ特別なサービスを提供するようにする。これにより、「当たり」表示のなされた受付整理券7を得れば特別なサービスの提供を受けられるという特典を期待した客を呼び込むことができ、店舗の集客率を高めることができる。
以上詳述した本実施の形態によれば、客が受付処理を完了した後でも、店員が画面切替スイッチ9を押して消去処理画面160を呼び出し、その画面160において消去操作を行なえば、記憶媒体17に記憶された受付情報を消去することができる。このため、店は受付整理券7を発行後でも実際に順番を待っている客だけを把握することができる。飲食店の場合、実際に順番を待っている客に関する情報をもとに店内の座席状況を管理することができる点で、メリットが大きい。
しかも、客が行なう受付処理画面の操作では、記憶媒体17に記憶された受付情報を消去することができず、画面切替スイッチ9を操作して液晶ディスプレイ3に表示された消去処理画面160でのみ受付情報を消去することができる。すなわち。受付処理画面から画面を切り替えない限り、受付情報を消去することができない。しかも、画面を切り替えるための画面切替スイッチ9は、装置本体2の側面において、下部背面側という受付処理を行なう客からはその存在が見えにくい位置に設置されている。このため、受付処理時に心無い者によって、他の客の受付情報が勝手に消去されるということを防止できる。
また、受付情報が記憶された記憶媒体17は外部記憶装置16から取り出すことが可能となっている。このため、この取り出した記憶媒体17を整理券発行装置1とは別のコンピュータの記憶装置に挿入し、同コンピュータにより受付情報を活用して店舗の管理に活用することができる。
さらに、受付整理券7にはラッキーナンバー7c、本日の運勢・おすすめ情報7d、応募マーク7e、応募記入欄7fが併せて表示され、「当たり」の表示を行なうことも可能となっている。このため、受付整理券7はそれを様々な形で活用することができる。すなわち、ラッキーナンバー7cの表示は、当選すれば特別なサービスの提供を受けられるという楽しみを提供することができる。また、本日の運勢・おすすめ情報7dの表示によれば、待ち時間中に運勢を知ることができるし、特別サービスを受けるか否かを検討する機会を提供することもできる。さらに、応募用紙の表示は、当選の期待を抱きながら応募用紙に所定事項を記入する楽しみを提供することができる。これにより、待ち時間での楽しみを期待した客を呼び込むことができ、店舗の集客率を高めることができる。
(第2実施形態)
次に、受付整理券利用システムに関する一実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図13は受付整理券利用システムのシステム構成図、図14は外部記憶装置に格納されたデータの説明図、図15,16は受付整理券利用システムの処理手順の説明図、図17は携帯電話端末のディスプレイに表示された画面の説明図である。なお、この受付整理券利用システムは、第1実施形態の整理券発行装置1と同様、飲食店に設置された場合について説明する。
次に、受付整理券利用システムに関する一実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図13は受付整理券利用システムのシステム構成図、図14は外部記憶装置に格納されたデータの説明図、図15,16は受付整理券利用システムの処理手順の説明図、図17は携帯電話端末のディスプレイに表示された画面の説明図である。なお、この受付整理券利用システムは、第1実施形態の整理券発行装置1と同様、飲食店に設置された場合について説明する。
図13では図示しないものの、受付整理券利用システムSは前記第1実施形態の整理券発行装置1を備えている。図2(b)に示すように、受付整理券利用システムSで利用される受付整理券7には、受付番号7aや人数等の受付情報7bとともにラッキーナンバー7cが表示されている。これは、整理券発行装置1の液晶ディスプレイ3に表示された前記確率設定画面190(図11参照)において、ラッキーナンバー表示設定ボタン191の操作により、受付整理券7にはラッキーナンバー7cが表示されるよう設定されているからである。本実施形態ではラッキーナンバー7cは7桁の数字からなり、客が認識しやすいよう比較的大きな文字で表示されている。ラッキーナンバー7cの下には、後述する電子メールサーバのメールアドレス7gが表示されている。このメールアドレス7gに付随して、同メールアドレス7gに空メールを送ることを促す表示がなされている。ここで、空メールとはメール本文の内容を編集することなく白紙の状態で送られる電子メールのことである。
また、受付整理券利用システムSには、受付整理券7をもつ客が有する携帯電話端末20が用いられる。この携帯電話端末20は、インターネット等の情報通信網Nを介して文字や画像のデータ通信が可能なものであり、携帯情報端末を構成する。携帯電話端末20はディスプレイ21を備えており、ウェブページ等の各種データを受信した場合にはディスプレイ21にそれらが表示される。加えて、携帯電話端末20はディスプレイ21に表示された複数の項目を選択する図示しない選択ボタンを備えている。
さらに、受付整理券利用システムSは、情報通信網Nを介して前記携帯電話端末20と接続される当選発表サイト30を備えている。当選発表サイト30は、情報通信網Nを介してウェブページを配信するウェブサーバ31と、電子メールの送受信を行なう電子メールサーバ32とを備えている。両サーバ31,32は、図示しない制御手段(CPU)、記憶手段(ROM、RAM、ハードディスク等)等を有するコンピュータであり、各種プログラムを実行することにより、後述するデータの管理や送受信、電子メールの送受信等の制御が行なわれる。
ウェブサーバ31には前記記憶手段の他に外部記憶装置33が接続されている。この外部記憶装置33内にはトップページ等のウェブページが格納されているとともに、データ記憶部34が構築されている。図14に示すように、そのデータ記憶部34の中には、当選番号データ記憶部34a、プレゼントデータ記憶部34b、広告データ記憶部34cがある。当選番号データ記憶部34aには、本日の当選番号、週間当選番号、月間当選番号、年間当選番号に関するデータが格納されている。プレゼントデータ記憶部34bには、例えば、「美容・健康」、「食品・飲料」、「日用品・生活雑貨」等、当選によって獲得できる賞品(プレゼント)の種類ごとに分類された複数のデータが格納されている。広告データ記憶部34cには広告主から提供された広告に関するデータがウェブページごとに関連付けられて格納されている。広告は画像として表示するだけのものでも、バナー広告でもよい。バナー広告によれば、利用者が画像を選択することで、広告主の意図する他の情報も提供できる。例えば、広告主のホームページにジャンプしたり、映像や音声によって広告情報を提供したりすることなどである。そして、これらのデータの送信が前記携帯電話端末20から要求されると、外部記憶装置33からその要求の合ったデータがウェブサーバ31により読み出され、携帯電話端末20に配信される。
前記電子メールサーバ32は前記ウェブサーバ31に接続されるとともに、情報通信網Nを介して前記携帯電話端末20と接続されている。そして、電子メールサーバ32が携帯電話端末20から送信された電子メールを受信すると、電子メールサーバ32によりその電子メールを送信した携帯電話端末20のメールアドレスに対して電子メールが返信される。この電子メールには前記当選発表サイト30のURL(uniform resource locator)が表示されるようになっている。このため、携帯電話端末20において、図示しない選択ボタンの操作によりURLの表示を選択すれば当選発表サイト30のウェブサーバ31にアクセスすることが可能となっている。
次に、上記のように構成された受付整理券利用システムSにおいて、受付整理券7を得た客が当選番号を照会する手順を、図15に従って説明する。なお、これ以降の説明において、電子メールや各種データの送受信は情報通信網Nを介して行なわれる。
まず、客は自身の携帯電話端末20を利用し、受付整理券7に表示されている電子メールアドレス7gをあて先とした空メールを送信する(ステップS1−1)。電子メールアドレス7gは電子メールサーバ32のアドレスであるから、空メールは電子メールサーバ32に送信される。電子メールサーバ32はその空メールの受信に伴って、当選発表サイトのURLを内容として含んだ電子メールを、空メールを送信した携帯電話端末20に宛てて返信する(ステップS1−2)。この電子メールを受信した携帯電話端末20は、図17に示すように、そのディスプレイ21にメール表示画面210を表示する。このメール表示画面210において、図示しない選択ボタンの操作によりURLの表示部分を選択すると、携帯電話端末20は当選番号サイト30のウェブサーバ31にアクセスする(ステップS1−3)。このアクセスを受けたウェブサーバ31は外部記憶装置33からウェブページのうちのトップページを読み出すとともに、広告データ記憶部34cからトップページと関連付けられた広告データを読み出し、これらを携帯電話端末20に向けて送信する(ステップS1−4)。それを受信した携帯電話端末20は、図17に示すように、そのディスプレイ21にトップページ220を表示する(ステップS1−5)。このトップページ220には、本日の当選者発表、週間当選者発表、月間当選者発表、年間当選者発表、プレゼントコーナー等の各メニュータイトル、及び広告Kが表示されている。
ここでは、本日の当選者発表を照会する場合を想定する。そこで、客は図示しない選択ボタンにより、本日の当選者発表を選択することにより、携帯電話端末20はウェブサーバ31に対して本日の当選者発表メニューの要求を行なう(ステップS1−6)。この要求を受信したウェブサーバ31は外部記憶装置33から本日の当選者発表メニューのページ、当選番号データ記憶部34aから本日の当選番号データ、広告データ記憶部34cから当選発表メニューのページと関連付けられた広告データを読み出し、携帯電話端末20に向けて送信する(ステップS1−7)。それを受信した携帯電話端末20は、図17に示すように、そのディスプレイ21に本日の当選者発表メニュー230を表示する(ステップS1−8)。この当選者発表メニュー230には、当選番号と広告Kが表示されている。
そして、受付整理券7を有する客は、携帯電話端末20のディスプレイ21に表示された当選番号と自己の受付整理券7に表示されたラッキーナンバー7cとを照合し、当選したか否かを判断する。
次に、受付整理券7に表示されたラッキーナンバー7cと当選番号とが一致し、当選していた場合に、プレゼントの内容を照会する手順を図16に従って説明する。
まず、前述したトップページ220を携帯電話端末20のディスプレイ21に表示させる。この状態で選択ボタンにより大プレゼントコーナーを選択することにより、携帯電話端末20はウェブサーバ31に対してプレゼントメニューの要求を行なう(ステップS2−1)。この要求を受信したウェブサーバ31は外部記憶装置33からプレゼントメニューのページを読み出すとともに、広告データ記憶部34cからプレゼントメニューのページと関連付けられた広告Kを読み出し、これらを携帯電話端末20に向けて送信する(ステップS2−2)。それを受信した携帯電話端末20は、図17に示すように、そのディスプレイ21にプレゼントメニュー240を表示する(ステップS2−3)。このプレゼントメニュー240には、「美容・健康」、「食品・飲料」、「日用品・生活雑貨」等の各メニュータイトル、及び広告Kが表示されている。
ここでは、「食品・飲料」を選択する場合を想定する。そこで、客は選択ボタンにより、「食品・飲料」を選択することにより、携帯電話端末20はウェブサーバ31に対して「食品・飲料」メニューの要求を行なう(ステップS2−4)。この要求を受信したウェブサーバ31は外部記憶装置33のプレゼントデータ記憶部34bから食品・飲料データを読み出し、広告データ記憶部34cから「食品・飲料」メニューに関連付けられた広告Kを読み出し、これらを携帯電話端末20に向けて送信する(ステップS2−5)。それを受信した携帯電話端末20は、図17に示すように、そのディスプレイ21に「食品・飲料」メニュー250を表示する(ステップS2−6)。この「食品・飲料」メニュー250には、獲得できるプレゼントの内容(お米、ウーロン茶など)と広告Kが表示されている。かかる表示をみて、客は獲得できるプレゼントの内容を確認することができる。そして、受付整理券7を係りの店員に見せて所望のプレゼントを得ることができる。
以上詳述した本実施形態によれば、受付整理券7を取得した客は、各自が有する携帯電話端末20を利用して当選者発表のメニューページを閲覧することにより、受付整理券7のラッキーナンバー7cが当選番号であるか否かをチェックできる。このため、空席待ちとなった客は受付整理券7を得たその場でラッキーナンバー7cが当選番号であるか否かを確認できる。これにより、空席待ちの客が退屈しないように、待ち時間中の楽しみを提供することができる。
また、トップページを初めとして各種ウェブページには、広告データ記憶部34cに格納された広告Kも表示されている。このため、受付整理券利用システムSの設置者は、広告Kを提供する広告主から広告料を得ることが可能となる。得られた広告料によって整理券発行装置1やウェブサーバ31等、受付整理券利用システムSの導入に必要な費用をまかなえば、その導入コストを抑えることができる。その結果、空席待ちの客に対するサービス提供を考えている店舗に対して、この受付整理券利用システムSの導入を進めやすくすることができる。
なお、上記第1実施形態及び第2実施形態は上記した内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。
(a)上記実施の形態では、受付情報は人数、煙草、座席の種類に関する情報とされているが、いずれかの情報だけに限定してもよいし、他の種類の情報、例えば座席位置(窓側席か否か)等の情報を加えてもよい。また、飲食店以外の店舗やその他の施設・場所に用いられるのであれば、受付情報はその店舗や施設・場所ごとに異なる。例えば、銀行であれば、サービス内容に関する情報(振込処理とか、ローンの申し込みなど)が受付情報として考えられる。
(b)上記第1実施形態では、受付処理画面は、一般初期画面110、人数設定画面120、喫煙・禁煙選択画面130、座席選択画面140、最終確認画面150とから構成されているが、これは受付情報が人数、煙草、座席の種類に関する情報とされているからである。すなわち、受付情報に合わせて画面が設けられる。このため、例えば、受付情報として他の情報が加わる場合はその情報を入力するための画面も受付処理画面を構成する画面の一つとされる。同様に、設定処理画面についても上記実施形態で説明した画面以外の処理画面を設けてもよい。
(c)上記実施の形態では、受付整理券7の表示項目である、本日の運勢・おすすめ情報7d、応募マーク7e、応募記入欄7f(図2(a)参照)の表示・非表示は店員がその設定を変更できない構成とされているが、変更可能な構成としてもよい。この場合、新たに別の設定画面を設けてもよいし、確率設定画面190中に設定ボタンを追加して表示してもよい。
(d)上記実施形態の整理券発行装置1において、一定時間、受付ボタン111が押されないと液晶ディスプレイ3の画面表示が消えたスタンバイ状態となるように構成してもよい。この場合、整理券発行装置1には人の接近を感知するセンサを設け、同センサからの検知信号に基づき、スタンバイ状態から再び画面表示を行なう構成とする。これにより、整理券発行装置1の消費電力を抑えることができる。
(e)上記実施の形態では、画面切替スイッチ9は装置本体2の側面に設けたが、装置本体2の背後に設けてもよい。同スイッチ9が客によって簡単に操作されるのを避けるため、要は、液晶ディスプレイ3で受付処理を行なう客の目に付きにくい箇所に設けるのが好ましい。
(f)上記実施形態の整理券発行装置1では、受付処理画面から設定処理画面への切り替えは装置本体2の外面に設けられた画面切替スイッチ9により行なうように構成されているが、これを、タッチパネル付き液晶ディスプレイ3を利用して行なうように構成してもよい。例えば、液晶ディスプレイ3に表示される画面として、受付処理画面から設定処理画面に切り替えるための切替確認画面を設け、かつパスワード等を設定して、そのパスワードが切替確認画面において正確に入力されたことを条件として設定処理画面への切り替えを許容するように構成する。かかる構成によれば、心無い客によって受付情報が勝手に消去されることを確実に防止できる。
(g)上記実施形態では、液晶ディスプレイ3は装置本体2の上面部2aに設けられているが、図18に示すように、装置本体2の前面部2bに設けてもよい。この場合、装置本体2の外形も図1の形状とは異なり、奥行きよりも高さが大きい形状を採用することも可能である。
(h)上記実施形態の整理券発行装置1では、客による受付処理及び店員による設定処理を、タッチパネル付き液晶ディスプレイ3を用いて行なうようにしたが、押しボタンスイッチを複数設けて、その押しボタンスイッチによって各種処理を行なうように構成してもよい。この場合、受付情報を消去するために設けられた押しボタンスイッチ(消去スイッチ)につき、その操作の有効・無効を切り替える切替スイッチを設ければ、勝手に消去スイッチが操作されるのを防止できる。
(i)上記実施の形態では、一般初期画面110において受付ボタン111が押されると受付処理が開始されるように構成したが、ページ移動ボタン114以外であれば、画面上のどの部分が押されても受付処理が開始されるように構成してもよい。
1…整理券発行装置、3…表示手段としての液晶ディスプレイ、4…発行手段としてのプリント部、7…受付整理券、7a…受付番号、7b…受付情報、7c…抽選番号としてのラッキーナンバー、9…切替手段としての画面切替スイッチ、11…表示制御手段及び抽選番号付与手段としてのCPU、16…外部記憶装置、30…当選発表サイト、31…ウェブサーバ、32…電子メールサーバ、34a…当選番号データ記憶部、34c…広告データ記憶部、S…受付整理券利用システム、K…広告。
Claims (7)
- 受付時に客に関する情報を入力する受付情報入力手段と、
受付情報入力手段により入力された客ごとの受付情報を、当該客に付与される受付番号と関連付けて記憶する記憶手段と、
前記受付情報を受付番号とともに用紙に印字して受付整理券を発行する発行手段と、
受付整理券を発行後、記憶手段により記憶された前記受付情報のうち、所定の客に関する受付情報を消去する消去手段とを備え、
前記受付情報入力手段の操作時には、前記消去手段の操作が不能となるように構成したことを特徴とする整理券発行装置。 - 前記受付情報入力手段と前記消去手段をボタンとして画像表示する、タッチパネル付きの表示手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の整理券発行装置。
- 受付時に客に関する情報を入力する受付情報入力手段と、
受付情報入力手段により入力された客ごとの受付情報を、当該客に付与される受付番号と関連付けて記憶する記憶手段と、
前記受付情報を受付番号とともに用紙に印字して受付整理券を発行する発行手段と、
受付整理券を発行後、記憶手段により記憶された前記受付情報のうち、所定の客に関する受付情報を消去する消去手段と、
前記受付情報入力手段と前記消去手段をボタンとして画像表示するとともに、受付情報入力手段を操作可能な受付処理画面と、前記消去手段を操作可能な設定処理画面とを表示する、タッチパネル付きの表示手段と、
前記両処理画面を別々に表示させるとともに、切替手段の操作により両処理画面を切替表示させる表示制御手段と
を設けたことを特徴とする整理券発行装置。 - 前記切替手段を有接点スイッチ又は無接点スイッチにより構成して装置本体の側面又は背後に設けたことを特徴とする請求項3に記載の整理券発行装置。
- 受付整理券を取得した客の中から特定の当選客を抽選すべく、受付番号とは別に整理券ごとに付与される抽選番号を付与する抽選番号付与手段を設け、前記発行手段を、その抽選番号を前記受付情報及び前記受付番号とともに用紙に印字する構成としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の整理券発行装置。
- 請求項5に記載の整理券発行装置と、
情報通信網を介してウェブページを配信するウェブサーバと、
前記サーバから配信されたウェブページを受信し、同ページを閲覧可能な携帯端末とを備え、
前記ウェブページに少なくとも当選番号と広告を掲載すべく、前記ウェブサーバは、その当選番号を予め格納した当選番号データ記憶部と、広告を格納した広告データ記憶部を備えたことを特徴とする受付整理券利用システム。 - 携帯端末からの電子メールの受信に基づき、当該携帯端末に前記ウェブサーバの存在するウェブサイトのURLを電子メールにより通知する電子メールサーバを設けたことを特徴とする請求項6に記載の受付整理券利用システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003390756A JP2005157451A (ja) | 2003-11-20 | 2003-11-20 | 整理券発行装置及び受付整理券利用システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005157451A true JP2005157451A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34718029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003390756A Pending JP2005157451A (ja) | 2003-11-20 | 2003-11-20 | 整理券発行装置及び受付整理券利用システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005157451A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006129586A1 (ja) | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | パケット中継装置、マルチキャストパケット通信システム及びマルチキャストパケット通信方法 |
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US8390845B2 (en) | 2007-01-19 | 2013-03-05 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image processing apparatus, image processing system, cooperation method for the image processing apparatus, and computer-readable medium |
JP5322072B1 (ja) * | 2013-01-31 | 2013-10-23 | 株式会社アットシステム | Webアクセス用整理券発行システム |
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-
2003
- 2003-11-20 JP JP2003390756A patent/JP2005157451A/ja active Pending
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